JP2952190B2 - 粉末充填方法とその装置 - Google Patents

粉末充填方法とその装置

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JP2952190B2
JP2952190B2 JP8075945A JP7594596A JP2952190B2 JP 2952190 B2 JP2952190 B2 JP 2952190B2 JP 8075945 A JP8075945 A JP 8075945A JP 7594596 A JP7594596 A JP 7594596A JP 2952190 B2 JP2952190 B2 JP 2952190B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、粉末充填方法とそ
の装置に関する。
【0002】
【従来の技術】成形型のキャビティに粉末を充填する技
術の一例として、予め形成したキャビティに粉末を落と
し込み、供給された粉末の見掛け密度を安定させる実開
昭57−79119号公報が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の充填方
法では、落とし込まれる粉末とキャビティ内の空気とが
置換する際に、微粉が舞い上がり、キャビティ充填後の
粉末に粒度および成分偏析が生じ、見掛け密度のばらつ
きが生じる。これは、粉末成形後の密度の不均一につな
がり、焼結後の寸法精度が悪化する原因となる。本発明
の目的は、粉末をキャビティに均一に充填できる粉末充
填方法とその装置と、該方法により充填された粉末の充
填状態の観察方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の粉末充填方法とその装置は、つぎの通りである。 (1) 粉末を粉箱に供給するとともに、粉箱内に設け
たパイプの表面に設けてある複数のガス放出用孔から流
出するガスを粉末の中に流して粉末を浮動させる工程
と、前記粉箱をキャビティ上に移動させて粉箱内の、ガ
スの流出により浮動状態に保たれている粉末を重力によ
りキャビティ内に充填する工程と、からなる粉末充填方
法。(2) 粉箱内に流すガス量Vgを粉箱内の粉末体積V
pに対して、0.05≦Vg/Vp≦0.4s -1 とした
(1)記載の粉末充填方法。 (3) 使用するガスを、少なくとも前記粉箱が前記キ
ャビティの上方にあるときに、流す(1)記載の粉末充
填方法。 (4) さらに、キャビティに対して設けられた透明な
観察窓を通してキャビティ内の粉末を観察する工程と、
を有する(1)記載の粉末充填方法。 (5) 粉末が充填されるキャビティと、前記キャビテ
ィ上に移動可能な、底が開放した粉箱と、前記粉箱内に
設けられ、複数のガス放出用孔を有するパイプと 、前記
パイプに接続されたガス供給源と、からなる粉末充填装
置。 (6) 前記パイプの設置高さhを、粉箱の高さHに対
して、0.01≦h/H≦0.3に設定した(5)記載
の粉末充填装置。 (7) 前記キャビティを内部に構成している壁に透明
な材料からなる観察窓が設けられている(5)記載の粉
末充填装置。
【0005】上記(1)〜(3)、(5)、(6)の粉
末充填方法とその装置では、粉箱内の粉末はガスにより
浮動(粉末がガスの流出によって流動し、かつ粉箱内の
粉末の上面がガスの流出によって発泡しない程度の状態
を含む)している状態に保たれているため、ガスがない
場合に比べ、粉末とキャビティ内の空気の置換がより円
滑に行われ、充填時の粉の舞い上がりが抑制され、結果
として、短時間で、成分、粒度偏析のない、より均一で
高密度な充填が行われる。上記(4)、(7)の粉末充
填方とその装置では、キャビティに透明な観察窓が設
けられているので、それを通して、キャビティ内の粉末
の充填状態を、8ミリビテオカメラ、CCDカメラなど
により容易に検出、観察できる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1ないし図24は本発明に係る
粉末充填方法とその装置の一実施例を示している。はじ
めに、粉末充填方法を実施するための装置について説明
する。
【0007】図1において、10は粉末供給装置を示し
ている。粉末供給装置10は、粉末1が供給される粉箱
11を有している。粉末1は、たとえば鉄、銅、カーボ
ン、潤滑剤など複数種類の金属材料等の粉末が混合した
ものからなる。粉末1は、粒径がたとえば30〜150
μmの範囲にある。粉箱11の上面側は、カバー12に
よって覆われている。粉箱11の下面側は、開口してい
る。カバー12には、粉末1を粉箱11内に供給する供
給ホース13が接続されている。粉末1は、供給ホース
13により斜め上方から粉箱11内に供給される。カバ
ー12には、粉箱11内と外部とを連通する排気穴12
aが形成されている。粉箱11内には、複数のパイプ1
4が配置されている。パイプ14には、複数の噴出孔
(ガス放出用孔)14aが形成されている。パイプ14
は、一端部が粉箱11の側壁に固定されている。パイプ
14は、フレキシブルホース15を介してガス供給源1
6と接続されている。ガス供給源16から供給されるガ
ス2は、パイプ14の複数の噴出孔14aから粉箱11
内の粉末1の中に流出する。粉箱11内に流出するガス
2の流量は、流量調整弁(図示略)によって調整するこ
とができる。
【0008】粉箱11は、テーブル18の上面に配置さ
れている。テーブル18は、ダイホルダ17にボルト締
めされている。テーブル18の上面には、駆動手段19
が固定されている。駆動手段19は、たとえばエアーシ
リンダまたは油圧シリンダから構成されている。粉箱1
1は、駆動手段19により後述するキャビティ20に対
して水平方向に移動可能となっている。ダイホルダ17
には、リテーナ25を介してダイス21が取り付けられ
ている。リテーナ25は、たとえばテーブル18から水
平方向に延びる部材により構成してもよい。ダイス21
に形成された空間部には、筒状の下パンチ22、23と
柱状のコアロッド24が配置されている。下パンチ2
2、23は、コアロッド24を中心として同心円状に配
置されている。下パンチ22は、最も外周に位置してお
り、下パンチ22の内側に下パンチ23が配置されてい
る。コアロッド24は、下パンチ23の内側に配置され
ている。下パンチ23は、図示しない部材に固定されて
おり、上下方向に移動できない構造になっている。ダイ
ス21と下パンチ22とコアロッド24は、下パンチ2
3に対してそれぞれ昇降可能となっている。粉末1を充
填するキャビティ20は、ダイス21、下パンチ22、
23およびコアロッド24により形成される。
【0009】粉末供給装置10は、落とし込み充填と吸
い込み充填のいずれもを行うことができる。落とし込み
充填は、図1の形状に形成された後のキャビティ20に
向けて粉末1を落下させる方法である。吸い込み充填
は、ダイス21と下パンチ22とコアロッド24を所定
の位置まで下降させ、ダイス21と下パンチ22、23
とコアロッド24の各上面を同一の高さにした状態で、
粉箱11をコアロッド24の直上まで移動させ、その
後、ダイス21と下パンチ22とコアロッド24を図1
の位置まで上昇させる過程で形成されるキャビティ20
に粉末1を吸い込ませる方法である。なお、図1および
図2は落とし込み充填方法についての説明であり、キャ
ビティ20の上方には充填された粉末1を加圧する図示
しないパンチが配置されている。
【0010】粉箱11内に流すガス量(Vg)は、粉箱
11内の粉末体積(Vp)に対して、0.05≦Vg/
Vp≦0.4 s-1に設定されている。ここで、Vg/
Vp=0.05は、流動度の改善効果を生じる最小流量
であり、Vg/Vp=0.4は、粉箱11内の粉末1の
上面にガス2による発泡が生じない最大流量である。ガ
ス2は、ドライ空気、不活性ガス(N2 、He、Ar
等)等、粉末1を酸化させないものが使用される。ガス
2の温度は、粉末1を加熱し、また加熱された温度に粉
末1を保温することが可能な温度に設定される。
【0011】図6に示すように、パイプ14の外径D
は、1mm≦D≦3mmに設定されている。パイプ14
の噴出穴14aの間隔wは、粉箱11の幅Wに対して、
0.02≦w/W≦0.3に設定されている。パイプ1
4の設置高さhは、粉箱11の高さHに対して、0.0
1≦h/H≦0.3に設定されている。パイプ14は、
高さ方向で、並列または交互に配置されている。特に、
図15に示す交互の配置はパイプ14の間の粉末11の
流動性を改善できることから、充填時間の短縮が可能に
なる。パイプ14は、金属、樹脂等の加工が可能な材料
から構成されており、錆防止および必要強度を確保する
上からステンレス鋼から構成するのが良い。
【0012】パイプ14の断面形状は、真円、楕円、長
円または複数のパイプを組合せた形状としている。その
使い分けは、つぎの通りである。断面形状を真円とした
場合は、加工が容易で安価となる。断面形状が楕円また
は長円の場合は、粉末1の落下方向に対してパイプ14
の断面形状を流線形とすることができ、粉末1の流動性
を損なわずにガス流量を抑えることができる。図9に示
す複数のパイプの組合わせの場合は、後述するようにガ
ス2の噴出タイミングと噴出方向とを変えることができ
る。キャビティ20の平面形状が矩形の場合には、外形
がストレート形状のパイプを粉箱11の進行方向に対し
て平行または直角に配置することにより、キャビティ2
0全体に粉末1を均一に充填することが可能になる。ま
た、キャビティ20の平面形状が円形の場合には、同心
円上にパイプ14を配置することにより、粉末1を最小
限のガス量で浮動させることができる。
【0013】噴出孔14aの径dは、10μm≦d≦2
00μmとし、必要により複数の径の組合わせも可能で
ある。たとえば、パイプ14の下半分には小さめの孔
を、上半分には大きめの孔を設けることにより、充填さ
れた粉末1に上から加わる力(重力)を軽減でき、すり
切りによる密度不均一を抑制できる。すなわち、図6に
示すように、パイプ14の取り付け位置との関係から、
粉箱11内の粉末1はパイプ14に対して下方よりも上
方に多く充填されるので、パイプ14の上半分には大き
めの噴出孔14aを設けることにより、上向きのガス2
の流量が増加し充填された粉末1による上から加わる力
を軽減できる。噴出孔14aは、機械加工(ドリル)、
レーザー加工等によって加工される。パイプ14を、焼
結フィルタ、メッシュ材を絞り加工したもの(たとえば
金網をパイプ状に圧縮加工したもの)から構成すれば、
これらの材料は通気性を有するので、噴出孔14aをと
くに設ける必要がない。また、パイプ14を、合成樹脂
から構成すれば、噴出孔14aを射出成形により形成す
ることが可能である。噴出孔14aは、パイプ14の1
断面あたり1〜6個とし、設置する方向はその目的によ
りパイプ円周上の自由な方向に設定可能である。図7に
示すように、実用上はθ=30〜60°程度が適当であ
る。噴出孔14aの間隔wは、3〜10mmが適当であ
る。
【0014】図8は、粉箱11内にガス2を供給するタ
イミングを示している。ガス2を流すタイミングは、
粉末の流動性改善、ガスを流すためのコスト、すり
切り時に充填された粉末に加わる荷重の軽減、を考慮し
て変えることができる。図8のケース1では、粉箱11
の全ストロークで常時ガスを供給する。ケース2では、
上記を目的として、下向きのガス供給をなしにするた
めに、粉箱11の後退時のみガス2の供給を中止する。
ケース3では、上記を目的として粉箱11がキャビテ
ィ20の上にある時のみガス2を流すようにしている。
ケース4では、図9に示すように、上記を目的と
して、上下方向にガス2を流す2経路を持つパイプ14
を用いる構成においては、下向きに流出するガス2のみ
について粉箱11の後退時のみ供給を中止する(図8の
2点鎖線の特性)。
【0015】図10は、図6に示す設定諸条件に対する
ガス流量と粉末充填時間の関係を示す。ここで、W=1
00mm、w=5mm、h=8mm、D=1.5mm、
d=0.05mm、θ=45°、t=1mmである。ま
た、Vg/vp=0〜0.3である。図10から分かる
ように、ガス2の噴出によって粉末1の充填時間が大幅
に短縮できる。
【0016】図11ないし図14は、パイプ14の配置
についての変形例を示している。図13に示すように、
粉箱11内の複数のパイプ14は、粉箱11の進退方向
と平行に配置されている。粉箱11内には、水平方向に
延びる支持板31が配置されている。支持板31は、た
とえば粉箱11の側壁11aに固定されている。図14
に示すように、支持板31には、粉箱11の進退方向と
直角に延びるガス通路32が形成されている。ガス通路
32は、フレキシブルホース15と連通している。ガス
通路32の両端は、止めネジ(図示略)によって閉塞さ
れている。支持板31には、ガス通路32と連通し粉箱
11の進退方向と平行に延びる複数の孔33が形成され
ている。各孔33は、ガス通路32に沿って所定の間隔
をもって配置されている。各パイプ14の一端部は、孔
33に挿入されている。パイプ14の孔33への挿入部
は、ネジ、接着材等により支持板31に固定されてい
る。
【0017】図15は、パイプ14の配置についての別
の変形例を示している。パイプ14は、図13と同様に
支持板31に固定されており、粉箱11の進退方向と平
行に配置されている。各パイプ14は、図15に示すよ
うに上下方向に所定の間隔をもって交互に配置されてい
る。図16および図17は、パイプ14の配置について
のさらに別の変形例を示している。図17に示すよう
に、パイプ14は粉箱11の進退方向に対して直角方向
に延びるように配置されている。パイプ14の一端部
は、粉箱11の側壁11aに固定されている。側壁11
aには、図14と同様にパイプ14にガス2を供給する
ためのガス通路(図示略)およびパイプ14の端部が挿
入される孔(図示略)が形成されている。
【0018】図18ないし図22は、パイプ14の支持
構造の変形例を示している。粉末の充填深さが大にな
り、粉箱11内の粉末重量が増加した場合には、パイプ
14に加わる曲げ荷重が大きくなり、パイプ14の変
形、破断するおそれがあるため、パイプ14を両端で支
持することが必要となる。パイプ14を両端支持する場
合は、パイプ14の他端部に回り止めのための加工を施
すことが望ましい。図19に示すように、パイプ14の
外径が大である場合は、パイプ14自体に2面幅14b
を直接加工する。粉箱11の側壁11bには、図20に
示すように、2面幅14bを有するパイプ14の他端部
が挿入される保持穴11cが形成されている。図21に
示すように、パイプ14の外径が小である場合は、パイ
プ14自体に2面幅を直接加工することはできないの
で、2面幅34aを有する回り止め部材34をパイプ1
4の他端部に固定する。粉箱11の側壁11bには、図
22に示すように、2面幅34aを有するパイプ14の
他端部が挿入される保持穴11dが形成されている。保
持穴11c、11dは、パイプ14の他端部が軸心まわ
りに回転するのを規制する。
【0019】つぎに、粉末充填方法およびその作用につ
いて説明する。図1は、粉末充填装置10の待機状態を
示している。待機状態においては、粉末1は、ホース1
3から粉箱11内に供給される。この時、パイプ14の
噴出孔14aから一定流量のガス2が粉末1の中に流出
しており、粉箱11内に供給された粉末1はガス2の流
出により浮動した状態になる。すなわち、粉箱11内に
充填された粉末1は、ガス2の流出により上面が発泡し
ない範囲で流動する状態となる。粉箱11内に流出され
るガス2の一部は、排気穴12aから外部に排出され
る。
【0020】粉箱11内への粉末1の供給が完了する
と、駆動手段19によって粉箱11がキャビティ20に
向けて前進する。粉箱11がキャビティ20の直上に到
達すると、粉箱11内の粉末1は重力によりキャビティ
20内に充填される。この時、粉箱11内の粉末1は、
ガス2の流出により浮動状態に保たれているため、ガス
2の供給がない場合に比べ、粉末1とキャビティ20内
の空気の置換がより円滑に行われる。したがって、充填
時の粉末1の舞い上がりを抑制でき、短時間で粒度およ
び成分偏析のないより均一な充填が可能となる。
【0021】図3は、厚さ1mm、幅20mm、深さ4
0mmの矩形キャビティに粉末1を充填するために要し
た時間を示している。ガス2の供給なしの場合は、粉箱
11による1回の供給では充填しきらず、シェーキング
する必要があるため充填時間が長くなるのに対して、ガ
ス2を供給した場合(Vg/Vp=0.2)には1回で
スムースに充填でき、充填時間を短縮することができ
る。図4は、粒度の偏り防止の効果を示しており、図5
に示すT字形状のキャビティ20に粉末1を充填したと
きの部位A、B、Cの3か所での平均粒径を示す。ガス
2の供給がない場合には、A部およびB部では微粉が多
く、C部では粗粉が多く観察されるのに対し、ガス2を
供給(Vg/Vp=0.2)した場合には各部での粒度
の差は少ないことがわかる。
【0022】図23は、粉末の充填状態を観察するため
の粉末充填可視装置30を示している。粉末充填可視装
置30は、代表的な3種類の充填方法(落とし込み充
填、吸い込み充填、押上げ充填)ができる機構を有して
おり、粉箱31、充填キャビティ形成装置41、計測系
51により構成されている。押し上げ充填とは、キャビ
ティにおける粉末の充填隙間が著しく小であり、粉末が
充填しにくい場合に用いられる方法である。この押し上
げ充填については、後述する。粉箱31は、前面に透明
な観察窓33を有する本体32と、本体32を図24に
示すX−X、Y−Y方向に移動させる油圧シリンダ等か
らなる駆動手段(図示略)から構成され、後述するテー
ブル42の上面に設置してある。粉箱31内には、ガス
2を粉末1の中に流出させるためのパイプ36が配置さ
れている。パイプ36には、ガス2を供給するガスボン
ベ37が接続されている。
【0023】充填キャビティ形成装置41は、テーブル
42、パンチ43、44、透明な観察窓45により構成
される。キャビティ40の充填深さは、パンチ43、4
4の長さを変えることにより調整可能である。また、充
填深さを連続的に変化させたい場合は、パンチ43、4
4を可変ストッパを有するエアシリンダ等により任意の
位置に位置決めする構造を採用すればよい。図24は、
充填キャビティ形成装置41によるキャビティ40の形
状の一例を示している。各パンチ43、44の位置設定
により種々の充填形状、充填深さを設定することができ
る。上述の押し上げ充填とは、たとえばパンチ44が著
しく薄肉の場合は、パンチ43と観察窓45との間の隙
間が著しく小となり、この隙間に粉末1が充填されにく
くなるので、パンチ43とパンチ44とを上面を一致さ
せた状態で粉末1を充填し、その後、パンチ43のみを
上昇させて、パンチ43と観察窓45との間に粉末1を
充填させる方法である。
【0024】計測系51は、8ミリビデオカメラ52、
CCDカメラ53、静止画像記録装置54、動画像記録
装置55、画像解析装置56、モニタ装置(モニタテレ
ビ)57により構成される。8ミリビデオカメラ52
は、動画像記録装置55に接続されている。CCDカメ
ラ53は、静止画像記録装置54に接続されている。静
止画像記録装置54には、動画像記録装置55と画像解
析装置56が接続されている。モニタ装置57は、動画
像記録装置55に接続されている。8ミリビデオカメラ
52は、観察窓45を通して粉末1の充填過程を撮影す
るためのものである。CCDカメラ53(ビデオマイク
ロスコープ、倍率25〜200倍)は、キャビティ40
への粉末1の充填状態を拡大して観察、記録するもので
ある。静止画像記録装置54、動画像記録装置55、画
像解析装置56、モニタ装置57は、得られた観察デー
タを、記録、解析するものである。
【0025】つぎに、粉末充填可視装置30を用いた粉
末充填状態観察方法について説明する。充填状態の観察
は、充填条件を変更し、粉末1がキャビティ40内に充
填される様子を撮影することにより行われる。この時、
キャビティ40内の空気が粉末1に置換される粉末充填
過程は、観察窓33、45を通して8ミリビデオカメラ
にて撮影され、動画像記録装置55に記憶される。粉末
充填過程は、動画像記録装置55に接続されたモニタ装
置57により再生することができる。たとえば、粉末充
填過程をスローモーションで再生することにより、充填
時間の測定およびキャビティ40内の空気と粉末1との
置換状態の可視化が可能となる。キャビティ40に充填
された後の粉末1の粒度分布および充填率は、CCDカ
メラ53で撮影された静止画像に基づき測定することが
できる。すなわち、CCDカメラ53による画像は、適
度な大きさに拡大することができ、また判別のための画
像処理も可能であるので、粉末1の粒度分布および充填
率を正確に把握することが可能になる。粉末1は、上述
したように複数種類の金属材料等の粉末が混合したもの
であり、各粉末は特有の色を有しているので、これらの
色に基づいて粉末1の成分偏析りも判別することが可能
となる。上記の測定により得られたデータは、画像解析
装置56によって解析され、この解析データをもとに、
各種充填方法におけるキャビティ形状に最適な粉末充填
条件を決定することができる。さらに、CCDカメラ5
3を動画記録装置55に接続すれば、粉箱の移動に伴う
粉末粒子の移動、充填後の粉末移送における粉末粒子の
移動などの可視化も可能となる。これらの結果から、そ
れぞれの適正条件を決定することができる。
【0026】
【発明の効果】請求項1、2、3、5、6の粉末充填方
とその装置では、粉箱内に設けたパイプの表面に設け
てあるガス放出用孔から流出するガスを粉末の中に流し
て粉末を浮動させ、粉末をキャビティ上に前進させて粉
箱内の粉末を重力によりキャビティ内に充填させるよう
にしたので、ガスの流入がない場合に比べて粉末とキャ
ビティ内の空気の置換が円滑に行われ、充填時の粉末の
舞い上がりを抑制することができる。その結果、短時間
で粒度および成分偏析のないより均一で高密度な充填が
可能になり、見掛け密度のばらつきを抑えることができ
る。したがって、圧縮成形後および焼結後の密度の均一
化が図れ、焼結製品の寸法精度を高めることができる。
請求項4、7の粉末充填方とその装置では、キャビテ
ィに対して設けられた透明な観察窓を通してキャビティ
内の粉末の充填状態を観察するようにしたので、粉末の
充填過程および充填完了状態を撮影により可視化するこ
とができる。したがって、キャビティ形状に最適の粉末
充填条件を決定することが可能となり、形状が複雑なキ
ャビティに対してもより均一な粉末充填が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の粉末充填方法を実施するための粉末供
給装置であって粉末充填前の状態を示す断面図である。
【図2】図1の装置における粉末充填時の状態を示す断
面図である。
【図3】本発明の粉末充填方法による充填時間とガス供
給なしの場合の充填時間とを比較した特性図である。
【図4】本発明の粉末充填方法による粒度分布とガス供
給なしの場合の粒度分布とを比較した特性図である。
【図5】図4の特性に対応するキャビティの断面図であ
る。
【図6】図1の装置の各部の寸法を示す断面図である。
【図7】図6のパイプの拡大断面図である。
【図8】図1の装置におけるガスの供給タイミングを示
すタイムチャートである。
【図9】図8のケース4の特性に対応するパイプの拡大
断面図である。
【図10】図1の装置におけるガス流量と粉末充填時間
との関係を示す特性図である。
【図11】図1の装置におけるパイプの配置の変形例を
示す断面図である。
【図12】図11を別方向からみた断面図である。
【図13】図11のパイプの配置の平面図である。
【図14】図11における支持板の部分斜視図である。
【図15】図1の装置におけるパイプの配置の別の変形
例を示す断面図である。
【図16】図1の装置におけるパイプの配置のさらに別
の変形例を示す断面図である。
【図17】図16のパイプの配置の平面図である。
【図18】図1の装置におけるパイプの支持構造の一例
を示す断面図である。
【図19】図18のパイプの端部の加工例を示す拡大斜
視図である。
【図20】図19のパイプの端部が粉箱の側壁に支持さ
れた状態を示す拡大断面図である。
【図21】図18のパイプの端部の別の加工例を示す拡
大斜視図である。
【図22】図21のパイプの端部が粉箱の側壁に支持さ
れた状態を示す拡大断面図である。
【図23】本発明の粉末充填状態観察方法を実施するた
めの粉末充填可視化装置の概略構成図である。
【図24】図23の装置のキャビティ形状を示す拡大斜
視図である。
【符号の説明】
1 粉末 2 ガス 10 粉末供給装置 11 粉箱 14 パイプ 20 キャビティ 30 粉末充填可視装置 52 8ミリビデオカメラ 53 CCDカメラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近藤 幹夫 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41 番地の1 株式会社豊田中央研究所内 (56)参考文献 実開 平3−47691(JP,U) 実公 平3−18078(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B30B 11/00 B22F 3/035

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉末を粉箱に供給するとともに、粉箱内
    に設けたパイプの表面に設けてある複数のガス放出用孔
    から流出するガスを粉末の中に流して粉末を浮動させる
    工程と、 前記粉箱をキャビティ上に移動させて粉箱内の、ガスの
    流出により浮動状態に保たれている粉末を重力によりキ
    ャビティ内に充填する工程と、 からなる粉末充填方法。
  2. 【請求項2】 粉箱内に流すガス量Vgを粉箱内の粉末
    体積Vpに対して、0.05≦Vg/Vp≦0.4s -1
    とした請求項1記載の粉末充填方法。
  3. 【請求項3】 使用するガスを、少なくとも前記粉箱が
    前記キャビティの上方にあるときに、流す請求項1記載
    の粉末充填方法。
  4. 【請求項4】 さらに、キャビティに対して設けられた
    透明な観察窓を通してキャビティ内の粉末を観察する工
    程と、を有する請求項1記載の粉末充填方法。
  5. 【請求項5】 粉末が充填されるキャビティと、前記キ
    ャビティ上に移動可能な、底が開放した粉箱と、前記粉
    箱内に設けられ、複数のガス放出用孔を有するパイプ
    と、前記パイプに接続されたガス供給源と、からなる粉
    末充填装置。
  6. 【請求項6】 前記パイプの設置高さhを、粉箱の高さ
    Hに対して、0.01≦h/H≦0.3に設定した請求
    項5記載の粉末充填装置。
  7. 【請求項7】 前記キャビティを内部に構成している壁
    に透明な材料からなる観察窓が設けられている請求項5
    記載の粉末充填装置。
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