JP2951988B2 - ディジタル―アナログ変換器 - Google Patents

ディジタル―アナログ変換器

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ディジタル−アナログ変換装置に関する。
[従来の技術] この型式の装置においては、変換は次3つの段階にお
いて実施される。すなわち、 ・ディジタル標本のビット数は、過標本化と変調(デ
ルタ−シグマ変調)とによって1に減少させられる。
・1ビット標本は、簡単な1ビットのディジタル−ア
ナログ変換器によってアナログ信号に変換される。
・アナログ信号のフィルタ処理又は平滑化が遂行され
る。
この装置の欠点は、アナログ信号のスペクトルに含ま
れる帯域外周波雑音にある。
さらに、平滑化フィルタは、正確な遮断周波数及びそ
の帯域外周波の高度の排除という厳しい条件を満足しな
ければならない。
[発明の解決しようとする問題点] 本発明の目的は、向上された帯域外周波排除性能を有
する上述の型式のディジタル−アナログ変換装置を提供
することにある。
本発明の他の目的は、最小分解能が12ビットであり、
かつ電話応用に対する仕様に適合する相補形金属酸化物
半導体(CMOS)ディジタル回路の形に集積化されること
が可能なディジタル−アナログ変換装置を提供すること
にある。
[問題を解決するための手段] したがって、本発明の目的であるディジタル−アナロ
グ変換器は、次のような特徴を有する、すなわち、この
ディジタル−アナログ変換器は演算増幅器を含み、この
増幅器の入力に第1コンデンサが第1群スイッチによっ
て接続され、これらの第1コンデンサは第2群スイッチ
によって参照電圧源のいずれか又は接地電位にさらに接
続され、この演算増幅器の入力は第2コンデンサを経由
してこの演算増幅器の出力にさらに接続され、これらの
第1群スイッチ及び第2群スイッチは被変換ディジタル
信号によって制御されその結果、変換段階の第1区間中
に参照電圧から第1コンデンサを予充電することを保証
し、かつ変換段階の第2区間又は再分配段階中に演算増
幅器の出力に被変換ディジタル信号に相当するいくつか
のアナログ電圧レベルを得るようにこの演算増幅器と第
2コンデンサを含む回路へ第1コンデンサを接続するこ
とを保証し、この変換は Vs(nT)= (C2/C1)VR[1−2Q×1(nT)][1+Q×0(nT)] なる式によって定義され、ここに、Vsはアナログ出力信
号電圧、Vs(nT)は時刻nTにおける電圧Vs、Tは標本化
周期、及びnは無次元整数である。
本発明の他の目的であるディジタル−アナログ変換器
とスイッチコンデンサフィルタとの集合体は、次のよう
な特徴を有する、すなわち、この集合体は上に定義され
たようなディジタル−アナログ変換器を含む第1段とス
イッチコンデンサフィルタを有する第2段を含み、第2
段は積分コンデンサを有する増幅器を含み第2段の入力
はコンデンサと第3群スイッチ、第4群スイッチとを経
由して第1段の演算増幅器の出力に接続され、第2段の
出力は帰還コンデンサを経由して第1段の演算増幅器の
入力に閉回路状に帰還し、帰還コンデンサを第2段の増
幅器の出力と第1段の演算増幅器の入力とに接続する回
路にスイッチが挿入され、これらのスイッチは第1段の
ディジタル−アナログ変換器に対する制御信号を発生す
るために被変換ディジタル信号と組み合わせて使用され
るクロック信号によって制御される。
本発明の他の目的であるディジタル−アナログ変換装
置は、いくつかの量子化レベルを有しかつ上に定義され
たディジタル−アナログ変換器とスイッチコンデンサフ
ィルタとの集合体に関連するディジタル変調器を含むこ
とを特徴とする。
本発明は、実施例によりかつ付図を参照して全面的に
行われる次の説明を援用して一層深く理解されるであろ
う。
[実施例] 第1図はディジタル−アナログ変換器を示し、この変
換器に含まれるディジタル変調器1はその入力にnビッ
ト、入力周波数Fiの入力ディジタル信号を受信しかつそ
の出力からpビット、周波数Fsの出力標本化信号を送出
する。
変調器1はその出力を集合体2に接続され、この集合
体は低減フィルタと関連するディジタル−アナログ変換
器を含み、アナログ出力を供給する。
第2図に示されるディジタル−アナログ変換器はディ
ジタル変調器1を含み、この変調器は二次デルタ−シグ
マ変調器であり、その入力にディジタル標本を受信しか
つ周波数Fsの出力標本化信号によって制御される。
ディジタル変調器1は、ディジタル−アナログ変換器
とスイッチコンデンサフィルタとの集合体3に接続さ
れ、また周波数Fsの標本化信号によって制御されかつそ
の出力からアナログ信号を送出する。
例えば、変調器1の出力は、2ビットディジタル信号
Q×1,Q×0である。
このような変換器の主要な特性は、次の通りである。
すなわち、 ディジタル変調器1の出力は、すなわち、2ビット量
子化4つの電圧レベル+2VR,+VR,−VR,−2VR。
集合体3の平滑化フィルタ、すなわち、スイッチコン
デンサフィルタ3は、全体的に差動構造の形に設計され
ている。
2ビットのディジタル−アナログ変換は、集合体3の
第1段において実施される。
電圧参照は、全体的に差働的であり、かつ変調器1の
及び集合体3のフィルタの標本化周波数の2倍に等しい
周波数の2つのパルス電圧レベル+VR,−VRを供給す
る。
第2図の変換装置の構成に使用されるディジタル変調
器は、第3図に詳細に示される。
ディジタル変調器1は、この変換装置の論理部分を構
成する。
その機能は、アナログ変換を容易化するために、ディ
ジタル入力標本のビットの数を減少させることにある。
ビット数のこの減少は、標本化周波数の実質的増大と標
本の変調によって得られる。
第3図の例によって示された変調器は、二次デルタ−
シグマ変調器である。
この変調器の含む入力レジスタ4は、その入力に周波
数Fiの入力標本信号Diを受信し、かつ周波数Feの入力標
本化信号によって制御される。
レジスタ4の出力は、第1加算器5に接続され、この
加算器はさらに第1レジスタ6の出力に接続され、後者
は周波数Fsの出力標本化信号によって制御される。
加算器5の出力は第2加算器7に接続され、第2加算
器は、また、第2レジスタ8の出力に接続される。
第2加算器7の出力は量子化器9の入力に接続され、
この量子化器の出力は変調器の出力を構成する。
量子化器9の出力は否定回路10を経由して第3加算器
11の入力に接続され、第3加算器の他の入力は第2加算
器7の出力に接続され、第3加算器の出力は第2レジス
タ8と第4加算器12の入力に接続され、第4加算器の他
の入力は第1加算器5の出力にまた出力は第1レジスタ
6の入力に接続される。
入力標本信号Diは、数kHzの程度の低周波を13ビット
に符号化する。
この入力標本信号は、周波数Feで入力レジスタ4に装
荷されかつ変調器の動作周波数、すなわち、周波数Feで
読み出される。
ディジタル値は2の補数法によって符号化される。
量子化器9は、その出力に2ビットのディジタル信号
Q×1,Q×0を供給し、後続して使用されるディジタル
−アナログ変換器に適合する4レベルに符号化する。
量子化器9は、対応表の形に作製される。
説明された本発明の実施例に使用される量子化器は、
その真理値表によって下のように与えられる。
出力2ビットディジタル信号Q×1,Q×0=g(Vx)
の4つの状態を発生するための(Vx)の値に関する判定
しきい値を、この変調器の信号/雑音比のような性能目
標の関数として変化させることができる。
ディジタル参照値が、ディジタル−アナログ変換の際
に使用されるアナログ参照電圧に関連させられる。
本実施例においては、ディジタル参照値は212=4096
であって、これが次の表2に示される帰還値Dxを与え
る。
減算の実行を回避するために、発生されかつ入力レジ
スタ4及び加算器7の出力信号の値Ux及びVxに加算され
るのは、−Qxである。
ディジタル変調器は、第4図に示される処理装置で以
て実現される。
この処理装置は、2ビットサイクル計数器14を含みこ
の計数器は状態復号器15、計算装置16及びクロック信号
発生器17に接続され、後者は信号PHI1,PHI2を発生す
る。計算装置16及びクロック信号発生器17の出力は、論
理集合体17aに接続され、後者はその出力に信号PHI1,PH
I2及び信号PHI2,Q×0,Q×1,Q×0,Q×1の組合わせの結
果である信号PHI2(Q×0),PHI2 PHI2(Q×1),PHI2 を供給するが、これら組合わせ信号は、第6図を参照し
て説明されるディジタル−アナログ変換器及びこれを一
部として含むある集合体3(第2図)の制御を行おうと
するものである。
計数器14は、順序クロック信号(4FS)によって制
御される。
標本化周期中、4つの利用可能なサイクルが、次の表
3によって説明される変調関数の4つの操作の実行に当
たって、使用される。
表 3 0 D1 1 Ux=Sx+Di 1 1 D2 1 Vx=Rx+Ux 1 2 D3 1 Rx=Vx−Dx 1 3 D4 1 Sx=Ux−Dx 1 計算装置を、ここで、第5図を参照してさらに詳しく
説明しよう。
計算装置に含まれる入力レジスタ18は、第3図の回路
内のレジスタ4に相当し、第3図のレジスタ6,8を、そ
れぞれ、実現する第1レジスタ(19又はA)に一方で、
第2レジスタ(20又はB)に他方で接続される。
入力レジスタ18は、入力読出し信号DINで制御され、
一方レジスタ19及び20は、読出し及び書込みを制御する
読出し、書込み信号RA1,WA1及びRB1,WB1によって、それ
ぞれ、制御される。
第1レジスタ19又はレジスタAは、その出力を第3図
に示された回路の加算器5,7,11及び12の機能を実現する
加算装置21の入力EAに接続される。第2レジスタ20又は
レジスタBは、加算装置21の入力FBに接続される。
加算装置21の入力EA,EBは、また、−Dx発生符号変換
器22の対応する出力に接続され、この符号変換器は読出
しモードにおいて信号RA2及びRB2によって制御され、か
つ計算装置の出力から到来するディジタル信号Q×1,Q
×0を受信する。
加算装置21の出力は、レジスタ(19又はA)、(20又
はB)の出力に閉回路状に帰還され、かつまた量子化器
−符号化器23の入力に接続され、後者は第3図に示され
た量子化器9を実現する。
量子化器−符号化器23の出力は、出力レジスタ24の対
応する出力に接続され、このレジスタは書込みモードに
おいて信号WQによって制御されかつその出力に信号Q×
1,Q×0を供給する。
この処理装置は、2つのクロック段階によって制御さ
れる。これらは、すなわち、第9図に示す様に − 読出し段階Lであって、この段階中制御信号がセッ
トされ及びデータが読み出されかつ加算器21の入力に印
加される。
− 書込み段階Eであって、この段階中に計算結果が書
込みモードにおいて選択レジスタ内へ装荷される。
この処理装置は、3つの情報経路レベルを含み、その
1つは計数器14用であり、別の1つは状態複号器15用で
あり、残りの1つは計算装置16(第4図)内のサイクル
実行用である。
計算装置の機能は、8つの信号によって制御される。
これらの信号は、すなわち、 5つの読出し信号RA1,RA2,RB1,RB2,DIN、これらは読
出し段階中に能動性であり、かつバスBS上に基準面を置
き、これを次の読出し段階Lまで維持する。
3つの書込み信号WA1,WA2,WQ、これらは、書込み段階
E中に、バスBS上に存在する値の装荷を可能とする。
これら8つの信号は、状態復号器15(第4図)によっ
て、これがサイクル計数器14から受信した信号から発生
される。
量子化器−符号化器23の真理値表は、前掲の表1に与
えられている。
ディジタル信号Q×1は、最上位桁ビット(V×15
(符号ビット))に等しい。
ディジタル信号(Q×0)は、上位桁(V×15,V×1
4,V×13,V×12,V×11)の論理組合わせによって得られ
る。すなわち、Q×0=AND(OR(V×15,V×14,V×13,
V×12,V×11),NAND(V×15,V×14,V×13,V×12,V×1
1))。
符号変換器22は、ハード書込みによって信号(Q×1,
Q×0)から、表2に従って帰還値(−Dx)を発生す
る。
表3によって与えられる変調器の4つの操作は、次の
4つのサイクルによって実行される。すなわち、 * サイクル1 A+Di→ A − 段階L中に承認された信号RA1の動作の下でのレジ
スタAの内容の読出し。
− 段階L中に承認された信号DINの動作の下での入力
レジスタ18の内容の読出し。
− 段階E中に活性な信号WA1の動作の下でのバスBS上
に置かれかつレジスタA内へ書き込まれた加算の結果。
* サイクル2 B+A→ B − 段階L中に承認された信号RA1の動作の下でのレジ
スタAの内容の読出し。
− 段階L中に承認された信号RB1の動作の下での入力
レジスタBの内容の読出し。
− 段階E中に活性な信号WB1の動作の下でのバスBS上
に置かれかつレジスタB内へ書き込まれた加算の結果。
− 段階E中に活性な信号WQの動作の下での出力レジス
タ24内に記憶された量子化の結果。
* サイクル3 B−Dx→ B − 段階L中に承認された信号RB1の動作の下でのレジ
スタBの内容の読出し。
− 段階L中に承認された信号RA2の動作の下での符号
変換器22によって供給される信号−Dxの読出し。
− 段階E中に活性な信号WB1の動作の下でのバスBS上
に置かれかつレジスタB内へ書き込まれた加算の結果。
* サイクル4 A−Dx→ A − 段階L中に承認された信号RA1の動作の下でのレジ
スタAの内容の読出し。
− 段階L中に承認された信号RB2の動作の下での−Dx
読出し。
− 段階E中に活性な信号WA1の動作の下でのバスBS上
に置かれかつレジスタA内へ書き込まれた加算の結果。
制御信号は、次の表4に従うサイクル番号から状態複
号器15によって発生される。
第2図に示された回路の集合体3の部分であるディジ
タル−アナログ変換器について、第6図を参照して、こ
れから説明しよう。
この変換装置は演算増幅器25を含みこの増幅器の入力
は第1群スイッチ28−1から28−6によって容量C1の第
1コンデンサ26,27に接続され、コンデンサ26,27は、さ
らに、第1群スイッチの端子と反対端のこれらコンデン
サの端子を第2群スイッチ29−1から19−6のみによっ
て2つの参照電圧源VRP,VRMに接続される。
演算増幅器25の負入力は、容器C2のコンデンサ30によ
って同増幅器の対応する出力に接続される。
演算増幅器25の正入力は、容量C2のコンデンサ31によ
って同増幅器の対応する出力に接続される。
コンデンサ30,31を零リセットするスイッチ32,33は、
それぞれ、これらのコンデンサの端子に接続される。
ディジタル−アナログ変換の原理は、次の変換表に基
づいている。
信号電圧レベル+Vr及び−Vrが利用可能に存在する差
働装置の採用によって、この変換装置の4つのアナログ
信号電圧レベルの発生を、スイッチコンデンサ技術を使
用して容量(これらの容量はその不正確性のゆえに容量
比に基づく従来の変換器内に非直線性を導入する)に無
関係な仕方で、実行することができる。
第6図の回路を使用するディジタル−アナログ変換は
次のように実施される。
変換段階の第1区間(予充電段階)は、発生しようと
するレベルがどのようであろうと、同じである。容量C1
のコンデンサ26,27は充電されるが、そのうち1つは電
圧レベル+Vrに、他は電圧レベル−Vrに充電され、一
方、容量C2のコンデンサ30,31は放電される。
変化段階の第2区間(再分配段階)は、コンデンサ2
6,27を演算増幅器25とコンデンサ30,31を含む回路に接
続するこによって、実施される。コンデンサ26,27の電
荷は、したがって、コンデンサ30,31内へ転送される。
この接続を行う方法は、ディジタル変調器によって発
生される符号に依存し、かつ4つのアナログ出力信号電
圧レベルの1つの、演算増幅器25の出力における、発生
に対応する。
変換法則は、次の式によって定義される。
Vs(nT)= (C2/C1)Vr[1−2Q×1(nT)][1+Q×0(nT)] ここに、Vsはアナログ出力信号電圧、 Vs(nT)は時刻nTにおける電圧Vsの値を表示し、Tは標
本化周期、及びnは無次元整数である。
使用される構成要素は発生されたアナログ信号電圧レ
ベルがなんであろうと同じであるから、これら異なるレ
ベルの間の数列の法則は、これらの構成要素の絶対値の
みならずそれらの相対値にも無関係である。コンデンサ
の容量C1とC2比は、この回路の利得になんら影響しな
い。
第7図に示されるように、このようにして発生された
出力信号は、このディジタル変調器によって符号化され
た信号のデータ及びこの変調器によって発生された高周
波量子化雑音を含む校正されたレベル(4レベル)のパ
ルス列を含む。この信号の低減フィルタ処理は、高周波
量子化雑音から有効信号を分離するために必要である。
このように、ディジタル信号00は、一方でスイッチ29
−3及び29−4を閉じることによって、予充電段階中に
電圧VRP及びVRMに接続されていたコンデンサ26,27の端
子を接地電位に接続することで以て、また他方でスイッ
チ28−1及び28−6を閉じることによってコンデンサ26
及び27の他の端子を、それぞれ、演算増幅器25の負入力
及び正入力に接続することで以て、電圧レベルVrの、演
算増幅器25の出力端子における発生に、立ち上がりを与
える。
ディジタル信号00に相当する電圧レベルVrは、演算増
幅器の出力に現れる。
同様に、スイッチ28−1から28−6及び29−1から29
−6の適当な操作によって、ディジタル信号10,01,11
に、それぞれ、相当する3つの他のレベル−Ve,+2Vr,
−2Vrを有するアナログ出力信号電圧が得られる。
各種接続を行う方法は、ディジタル変調器1によって
発生された符号及び4つのアナログ出力信号電圧レベル
の1つの、演算増幅器25の出力における、発生に相当す
る。
容量C1のコンデンサのスイッチ28−1から28−6及び
29−1から29−6との関連は、アナログ出力信号電圧レ
ベルの発生に必要な様々な構成の実現を可能にする。
信号Q×1及びQ×0の状態に従い実行される各種ス
イッチのスイッチングは、第7図のタイミング波形線図
に示される4つのアナログ信号電圧レベルの発生を可能
にする。
第6図の回路図では、コンデンサ、スイッチ、及び増
幅器のみを含むので、スイッチコンデンサ技術を使用し
て製造し及び電子回路内に集積化するのが容易である。
上に言及したように、第6図の回路によって発生された
信号は、有効信号と量子化雑音の両方を含む。
第7図は、第6図のディジタル−アナログ変換器の各
種制御信号を示し、これらの信号は、ディジタル変調器
1によって、さらに正確に云えば、第4図に示された回
路の計算装置16によって発生された信号Q×1,Q×0と
同じくクロック信号発生器17によって供給されたクロッ
ク信号PHI1,PHI2とから論理集合体17aによって、供給さ
れる。
第7図の最下の波形は、第6図のディジタル−アナロ
グ変換器のアナログ出力信号を示し、この信号は4つの
アナログ信号電圧レベルを含む。
スイッチコンデンサ技術は能動フィルタの製造にとっ
て適しているので、第6図の回路を、次の機能を同時に
実行可能にする一層複雑なスイッチコンデンサとの集合
体の構成に含ませると、有利である。
− アナログ−ディジタル変換 − 高周波雑音を除去する低域フィルタ処理 − アナログ信号再生のための標本及び保持 この回路は、したがって、ディージタル変調器によっ
て発生されたビット列から低域周波信号の直接再生を可
能にする。上述の3つの機能を与える回路を製造する1
つの方法は、第8図に示される。
第8図の回路図に示される集合体は、ディジタル−ア
ナログ変換器とスイッチコンデンサフィルタとの集合体
であって、これに第6図に示されたディジタル−アナロ
グ変換器が組み込まれ、後者は、事実上、この集合体の
第1段を構成する。
さらに、この集合体は第2段を含み、第2段は、フィ
ルタ処理及び第1段によって供給される4つのアナログ
出力信号電圧レベルを組み合わせることによって、準連
続アナログ出力信号電圧を再生するためのものである。
第1段は、次の事実を除いて、第6図に示された回路
と同等である、すなわち、この第1段は演算増幅器25に
関連する積分コンデンサ30,31の零セット用スイッチ23
及び32をもはや含んでいない、ということ。
ディジタル−アナログ変換器の演算増幅器25の出力
は、第3群スイッチ35−1から35−4を経由してコンデ
ンサ36,37の対応する第1端子に接続され、後者の反対
側第2端子は第4群スイッチ39−1から39−4によって
増幅器38のそれぞれの入力に接続される。
積分コンデンサ40,41は、増幅器38に関連する。
増幅器38の出力は、帰還コンデンサ42,43によって増
幅器25の対応する入力に閉回路状に帰還される。コンデ
ンサ44及び45は、それぞれ、スイッチによって、積分コ
ンデンサ40,41に並列に接続され、コンデンサ44及び45
の各々の1つの端子はコンデンサ42及び43の対応する端
子に接続される。
スイッチ46−1及び46−2は、それぞれ、コンデンサ
42と44の共通接続点、及び43と45の共通接続点を接地電
位へ接続するように働き、かつ増幅器38の出力を帰還コ
ンデンサ42及び43へ接続するように働く。
帰還コンデンサ42,43の各々と増幅器25の対応する入
力との間に、スイッチ47−1,47−2及び47−3,47−4が
コンデンサ42,43を予充電するためにスイッチ47−2,47
−4を閉じ、かつスイッチ47−1,47−3を開いた状態で
接続される。
スイッチ35−1から35−4,39−1から39−4,46−1か
ら46−4,及び27−1から47−4は、クロック信号発生器
からの信号PHI1及びPHI2によって制御される。
第8図の回路図もまた、容量C1のコンデンサ及び関連
するスイッチを有する回路を含み、この回路はディジタ
ル−アナログ変換機能を保証する。容量C1を有するコン
デンサの電荷は、この場合、2つの増幅器25と38及び容
量C1からC6を有し、それぞれのスイッチに関連させられ
たコンデンサ30,31,42,43,36,37,40,41,44,45によって
構成される回路内へ注入される。この回路は、低減フィ
ルタ処理並びに標本及び保持機能を遂行する。
この場合の変換法則は、次式で定義される。
ここに、Vsはアナログ出力信号電圧、Vs(nT)は時刻
(nT)における電圧Vsの値を表示し、Tは標本化周期、
nは無次元整数、A及びBはこのフィルタの定数であ
る。
Vs(nT)は、周期Tの持続時間を通じて一定(標本及
び保持回路の関数)である。
この装置の標本化周波数は(これが過標本変換器であ
るから)非常に高いので、変調器によって符号化された
有効部(低周波数)を表示する(標本化信号に反して)
準連続信号であり、その高周波量子化雑音は低域通過機
能によって減衰させられる。標本化に起因する映像周波
数は高いので、極めて簡単な平滑化フィルタでこれらを
減衰するに充分である。
以上の説明に関して更に以下の項を開示する。
(1) ディジタル−アナログ変換器であって、第1群
スイッチ28−1から28−6によって第1コンデンサ26,2
7に接続される入力を有する演算増幅器25を包含し、前
記変換器において、前記第1コンデンサは第2スイッチ
(29−1から29−6)によって参照電圧VRP,VRMのいず
れか又は接地電位にさらに接続されることと、前記演算
増幅器の前記入力は第2コンデンサ30,31を経由して前
記演算増幅器25の対応する出力にさらに接続されること
と、前記第1群スイッチと前記第2群スイッチは変換段
階の第1区間中に前記第1コンデンサ26,27を前記参照
電圧から予充電することを保証するために、かつ変換段
階の第2区間中又は再分配段階中に前記演算増幅器の出
力に被変換ディジタル信号Q×1,Q×0に相当するいく
つかのアナログ信号電圧レベルVR,2VR,−VR,−2VRを得
るように前記演算増幅器25と前記コンデンサ30,31を含
む回路へ前記第1コンデンサ26,27を制御することを保
証するために前記被変換ディジタル信号によって制御さ
れることと、前記変換は Vs(nT)= (C2/C1)VR[1−2Q×1(nT)][1−Q×0(nT)] なる式によって定義されかつ該式においてVsはアナログ
出力信号電圧であり、Vs(nT)は時刻nTにおける電圧Vs
であり、Tは標本化周期であり、かつnは無次元整数で
あることとを特徴とする前記変換器。
(2) ディジタル−アナログ変換器とスイッチコンデ
ンサフィルタとの集合体であって、ディジタル−アナロ
グ変換器を有する第1段(25,26,27,28−1から28−6,2
9−1から29−6,30,31)と積分コンデンサ40,41であっ
て該積分コンデンサの入力がコンデンサ36,37と第3群
スイッチ(35−1から35−4)と第4群スイッチ(39−
1から39−4)とを経由して前記第1段の演算増幅器25
に接続されかつ前記積分コンデンサの出力が帰還コンデ
ンサ42,43を経由し前記第1段の前記演算増幅器25の入
力に閉回路状に帰還されている配置の前記積分コンデン
サとを含む増幅器38を包含し、前記集合体においてスイ
ッチ(46−1から46−4,47−1から47−4)が前記帰還
コンデンサを前記第2段の前記増幅器38の出力と前記第
1段の前記演算増幅器25の入力とに接続する回路に挿入
されることと、前記第3群スイッチ(35−1から35−
4)、前記第4群スイッチ(39−1から39−4)、前記
接続する回路に挿入されうスイッチ(46−1から46−4,
47−1から47−4)は前記第1段の前記ディジタル−ア
ナログ変換器に対する制御信号を発生するために被変換
ディジタル信号Q×1,Q×0と組み合わせて作用される
クロック信号PH1,PH2によって制御されることを特徴と
する前記集合体。
(3) ディジタル−アナログ変換器とスイッチコンデ
ンサフィルタとの集合体であって、変換関数及びフィル
タ処理関数は式 によって定義され前記式においてVsはアナログ出力信号
電圧であり、Vs(nT)は時刻nTにおける電圧Vsを表示
し、Tは標本化周期であり、nは無次元整数であり、及
びAとBは前記フィルタの定数であることを特徴とする
前記集合体。
(4) ディジタル−アナログ変換装置であって、いく
つかの量子化レベルを有しかつ第2項記載のディジタル
−アナログ変換器とスイッチコンデンサフィルタとの集
合体に関連するディジタル変調器1を含むことを特徴と
する前記変換装置。
(5) 第4項記載のディジタル−アナログ変換装置に
おいて、前記ディジタル変調器1は二次デルタ−シグマ
変調器であることを特徴とする前記変換装置。
(6) 第4項又は第5項記載のディジタル−アナログ
変換装置であって、前記ディジタル変調器は第1加算器
5と第2加算器7とによって量子化器9に接続された入
力レジスタ4を包含し、前記ディジタル−アナログ変換
装置において前記量子化器の出力は第3加算器11と出力
標本化信号周波数Fsによって制御される第2レジスタ8
とを経由して前記第2加算器7に接続されかつ第4加算
器12と前記周波数Fsの出力標本化によって制御される第
1レジスタ6とを経由して前記第1加算器5に接続され
ることと、前記第3加算器11は前記第1加算器5から出
力信号Uxを供給されかつ前記第4加算器12は前記第2加
算器7から出力信号Vxを供給されることを特徴とする前
記変換装置。
(7) 第6項記載のディジタル−アナログ変換装置で
あって、前記量子器9と前記第3加算器、第4加算器1
1,12の対応する入力との間に否定回路10が挿入されるこ
とを特徴とする前記変換装置。
(8) 第4項から第7項のいずれか1つに記載のディ
ジタル−アナログ変換装置であって、クロック信号発生
器17と、前記ディジタル−アナログ変換器とスイッチコ
ンデンサフィルタとの集合体の制御信号(PHI1,PHI2,PH
I2(Q×0,), PHI2(Q×1), を供給するために計算装置16の出力信号Q×1,Q×0と
前記クロック信号発生器17の出力信号PHI1,PHI2とを組
み合わせる論理集合体17aとをさらに包含し、前記変換
装置において前記ディジタル変調器は前記計算装置16を
制御する状態復号器15に接続されたサイクル計数器14を
有する処理装置を含むことを特徴とする前記変換装置。
(9) 第6項から第8項のいずれか1つに記載のディ
ジタル−アナログ変換装置であって、前記ディジタル変
調器の前記計算装置16は入力読出し信号DINによって制
御される入力レジスタ18と、前記第1加算器から前記第
4加算器までを構成する加算装置21と、前記状態復号器
15によって供給される読出し信号及び書込み信号RA1,WA
1,RB1,WB1によってそれぞれ制御されかつ前記加算装置2
1に接続された2つのレジスタ(A又は19及びB又は2
0)と、前記加算装置21の出力に接続された量子化器23
と、前記加算装置21の出力を前記2つのレジスタ(A又
は19及びB又は20A)の入力に接続するバスBSと、前記
量子化器23の出力に接続されかつアナログ信号に被変換
ディジタル信号Q×1,Q×0を供給する出力レジスタ24
と、前記出力レジスタ24の出力するディジタル信号Q×
1,Q×0を受信する入力と前記2つのレジスタ(A又は1
9及びB又は20A)の出力に接続された前記加算装置21の
入力にそれぞれ接続された出力を有する符号変換器22と
を包含することを特徴としする前記ディジタル−アナロ
グ変換装置。
(10) ディジタル−アナログ変換装置であって、二次
デルタ−シグマ変調器によって構成されておりいくつか
の量子化レベルを含むディジタル変調器と、ディジタル
−アナログ変調器とスイッチコンデンサフィルタとの集
合体3を含み、該集合体の異なるアナログ信号電圧レベ
ル間の数列法則が前記の集合体の構成要素の絶対値及び
相対値に無関係である前記ディジタル−アナログ変換装
置。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ディジタル−アナログ変換器の全体的なブロ
ック線図、 第2図は、本発明によるディジタル−アナログ変換装置
の全体的なブロック線図、 第3図は、第2図のディジタル−アナログ変換装置内に
使用されたデルタ−シグマディジタル変調器のブロック
線図、 第4図は、第3図のディジタル変調器を援用して構成さ
れる処理装置のブロック線図、 第5図は、本発明によるディジタル−アナログ変換装置
内に使用される計算装置の体系のブロック線図、 第6図は、本発明によるディジタル−アナログ変換装置
内に使用されるディジタル−アナログ変換器の全体的な
ブロック線図、 第7図は、第6図の変換装置の制御信号の波形図、 第8図は、第6図のディジタル−アナログ変換器とスイ
ッチコンデンサフィルタとの集合体の全体的ブロック線
図、第9図は処理装置のクロックを示すタイムチャート
を示す図である。 [記号の説明] 1:ディジタル変調器 3:ディジタル−アナログ変換器とスイッチコンデンサフ
ィルタとの集合体 4:入力レジスタ 5:第1加算器 6:第1レジスタ 7:第2加算器 8:第2レジスタ 9:量子化器 10:否定回路 11:第3加算器 12:第4加算器 14:サイクル計数器 15:状態復号器 16:計算装置 17:クロック信号発生器 17a:論理集合体 18:入力レジスタ 19:第1レジスタ 20:第2レジスタ 21:加算装置 22:符号変換器 23:量子化器−符号化器 24:出力レジスタ 25:演算増幅器 26,27:容量C1の(演算増幅器)入力コンデンサ 28−1〜28−6:第1群スイッチ 29−1〜29−6:第2群スイッチ 30,31:容量C2の(演算増幅器帰還)コンデンサ 32,33:零リセットスイッチ 35−1〜35−4:第3群スイッチ 36,37:(フィルタ入力)コンデンサ 38:増幅器 39−1〜39−4:第4群スイッチ 40,41:積分コンデンサ 42,43:帰還コンデンサ 44,45:(第2段内帰還)コンデンサ 47−1〜47−4:充電用スイッチ Di:入力標本信号 DIN:入力読出し信号 Fe:(出力標本化信号)周波数 Fi:(入力標本化信号)周波数 PHI1,OHI2:クロック信号 Q×1,Q×0:被変換ディジタル信号 RA1,RB1,RA2,RB2:読出し信号 VRP.VRM:参照電圧 Vs:出力信号電圧 WA1,WB1:書込み信号。
フロントページの続き (72)発明者 ポール コレイア フランス国アンティベ,シュマン デ ザメ ドュ ピュルガトワール,ジャル ダン ド ラドミラル(番地なし) (72)発明者 ピエール カルボウ フランス国ベンス,トアレッテ 1 ル ープ,リュット デ カノルギュー(番 地なし) (56)参考文献 特開 昭63−246929(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H03M 3/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディジタル入力をアナログ出力に変換する
    ディジタル−アナログ変換器であって、 相互に極性の異なる第一及び第二入力、第一及び第二出
    力を有する演算増幅器(25)と、 前記演算増幅器の第一及び第二入力にそれぞれ対応する
    一組の第一のコンデンサ(26,27)と、 前記第一のコンデンサと前記演算増幅器の第一及び第二
    入力との間に設けられると共に、前記第一のコンデンサ
    を前記演算増幅器の第一及び第二入力に選択的に接続し
    て、前記第一のコンデンサの各々が交互に前記演算増幅
    器の第一及び第二入力の一方多び他方に接続可能とす
    る、第一のスイッチ手段(28−1から28−6)と、 大きさが等しく、かつ極性の異なる第一及び第二の基準
    電圧源(VRP,VRM)と、 前記第一のコンデンサを前記各々の基準電圧源又は接地
    に選択的に接続する第2のスイッチ手段(29−1から29
    −6)と、 前記演算増幅器の第一及び第二出力を、各々前記第一及
    び第二入力に接続する帰還ラインと、 前記帰還ラインに設けられて前記演算増幅器の前記出力
    と前記入力とを各各接続する一組の第二のコンデンサ
    (30,31)とを備え、 前記第一及び第二のスイッチ手段は変換されるディジタ
    ル信号(Qx0、Qx1)で制御されて、前記第一のコンデン
    サを前記第二のスイッチ手段を介して前記基準電圧源に
    接続されて前記基準電圧源から前記第一のコンデンサを
    変換位相の第一区間でプリチャージし、前記第二のコン
    デンサと前記演算増幅器の入力との間で前記第一のコン
    デンサを前記帰還ラインに接続して前記演算増幅器の前
    記出力に、再分配段階である第二区間に変換される前記
    ディジタル信号に対応する複数のアナログ電圧レベルを
    生成し、 前記ディジタル入力信号の前記アナログ出力信号への前
    記変換は下記の式に従って行われることを特徴とするデ
    ィジタル−アナログ変換器。 Vs(nT)= (C2/C1)Vr[1−2Q×1(nT)][1+Q×0(nT)] ここに、Vsはアナログ出力信号電圧、 Tは標本化周期、 nは無次元整数、 Vs(nT)は時刻nTにおける電圧Vsの値、 Qx1は変換されるディジタル信号の第一のビット、 Qx0は変換されるディジタル信号の第二のビット、 C1は第一のコンデンサの各々のキャパシタンス、 C2は第二のコンデンサの各々のキャパシタンス、および Vrは基準電圧に対応する電圧レベルである。
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