JP2951525B2 - 面光源 - Google Patents

面光源

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JP2951525B2
JP2951525B2 JP5323214A JP32321493A JP2951525B2 JP 2951525 B2 JP2951525 B2 JP 2951525B2 JP 5323214 A JP5323214 A JP 5323214A JP 32321493 A JP32321493 A JP 32321493A JP 2951525 B2 JP2951525 B2 JP 2951525B2
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俊和 西尾
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Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】
【0001】本発明は、フィルムレンズ及びそれを用い
た面光源に関し、特に、液晶表示装置などの表示装置の
バックライト用、照明広告、交通標識などに有用なもの
である。
【0002】
【従来の技術】図4は、液晶表示装置のバックライト用
の面光源の従来例を模式的に示す斜視図である。図4の
面光源100は、導光板1と、導光板1の裏面に形成さ
れた光反射層2と、導光板1の側端部の少なくとも1箇
所に隣接して設置された線状又は点状の光源3と、導光
板1の光反射層2とは反対面に設置されたフィルムレン
ズ4と、光源光反射鏡5などから構成されていた。
【0003】導光板1は、透明な平行平板からなり、側
端面から光を入射させ、平板内部の全反射を利用して、
その光を導光板1の全域に遍く伝播させ、その伝播した
光の一部を導光板1の裏面に設けられた光散乱性の光反
射層2によって、臨界角未満の拡散反射光とし、導光板
1の表面から光を放出させる(実開昭55−16220
1)。
【0004】ただし、この構成だけでは、放出光の拡散
角が広がり過ぎるために、これを適度に集光するよう
に、導光板1の上にフィルムレンズ4を配置している。
このフィルムレンズ4は、表面に突起(微小単位レン
ズ)を有し、裏面を平滑面としたものであり、導光板1
の表面に、レンズ面を上して重ね、レンズの光収束作用
を利用して、その拡散放射光を所望の角度範囲に均一等
方的に拡散させることができる(実開平4−10720
1,特開平5−119218,特開平5−127159
等)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の面光源
は、図5に示すように、2枚のフィルムレンズ4−1,
4−2を、その稜線が直交するように組み合わせて使用
することにより、拡散角度を2方向(上下方向、左右方
向)に制御することが考えられる。
【0006】しかし、2枚のフィルムレンズ4−1,4
−2を重ねて使用した場合に、下側のフィルムレンズ4
−1の表面の単位レンズ42と、上側のフィルムレンズ
4−2の裏面の平滑面との間に等厚干渉縞(ニュートン
リング等)が発生し、画像品質を低下させる、という問
題があった。
【0007】本発明の目的は、フィルムレンズを他のフ
ィルムレンズ等と重ねて使用する場合にも、等厚干渉縞
を発生しないフィルムレンズ及びそれを用いた面光源を
提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、透光性平板からなる導光体と、
前記導光体の側端面の双方又は一方に隣接して設けられ
た光源ユニットと、前記導光体の裏面に形成された光反
射層と、前記導光体の光放出面上に積層され、微小単位
レンズを1次元的又は2次元的に配列したレンズ配列が
表面に形成された第1のフィルムレンズと、前記第1の
フィルムレンズのレンズ配列上に積層され、微小突起を
前記第1のフィルムレンズの表面側に向けて積層した第
2のフィルムレンズと、を備え、前記第2のフィルムレ
ンズは、前記レンズ面と接する面に、部分的又は全面に
微小突起を形成し、前記微小突起の高さΔhは、このフ
ィルムレンズを観察する光源の可視光スペクトルの最長
波長をλmax 、このフィルムレンズ面上の反射面を通し
て観察者から前記光源を見た場合のその光源の角半径を
Δθとしたときに、〔数1〕の条件を満たし、 〔数1〕 Δh≧λmax /2Δθ2 前記微小突起は、1次元的及び2次元的配列が非周期的
であり、その微小突起の幅Δxは、〔数2〕の条件を満
たし、 〔数2〕 Δx≦100μm かつ、相隣り合う前記各微小突起間の平均距離dが、前
記単位レンズの周期Pに対して〔数3〕の条件を満たす 〔数3〕 d<2P ことを特徴とする面光源である。
【0009】
【0010】
【作用】本発明によれば、微小単位レンズが形成された
レンズ面に重ね合わされる面に所定の条件を満たした微
小突起を設けたので、等厚干渉縞の発生を抑制すること
ができる。
【0011】
【実施例】以下、図面などを参照しながら、実施例をあ
げて、さらに詳しく説明する。図1は、本発明によるフ
ィルムレンズの一実施例を示す斜視図、図2は、本発明
によるフィルムレンズの原理を説明する模式図、図3
は、本発明によるフィルムレンズを用いた面光源の一実
施例を示す斜視図である。なお、前述した従来例と同様
な機能を果たす部分には、同一の符号を付して説明す
る。第1の実施例のフィルムレンズ4は、柱状体(図1
は、このうち楕円柱の場合を図示している)の単位レン
ズ42をその稜線方向を平行にして隣接して配列させて
なる柱状レンズ群(広義のレンチキュラーレンズ)が表
面に形成されている。
【0012】このフィルムレンズ4には、裏面に微小突
起41が形成されている。微小突起41の高さΔhは、
このフィルムレンズ4を観察する光源の可視光スペクト
ルの最長波長をλmax 、観察者からこのフィルムレンズ
面上の反射面を通して前記光源を見た場合のその光源の
角半径をΔθとしたときに、〔数1〕の条件を満たして
いる。 〔数1〕 Δh≧λmax /2Δθ2 また、この微小突起41は、1次元的及び2次元的配列
が非周期的であり、微小突起41の幅Δxは、〔数2〕
の条件を満たしている。 〔数2〕 Δx≦100μm
【0013】さらに、相隣り合う各微小突起41の平均
距離dが、単位レンズ42の周期Pに対して〔数3〕の
条件を満たしている。 〔数3〕 d<2P
【0014】本実施例では、図1に示すフィルムレンズ
4−1,4−2のように、同じ構造のものを単位レンズ
42の稜線が直交するように2枚積層して使用してお
り、図3に示すように、導光板1、反射層2、光源3、
光源光反射板5など組み合わせて、面光源100として
使用される。
【0015】つぎに、本実施例のフィルムレンズ4の裏
面に形成された微小突起41の高さと、フィルムレンズ
4、4の積層面における等厚干渉縞の消失条件について
説明する。本発明においては、図2に示すように、表面
側のフィルムレンズ4−1の裏面に微小突起41を設け
て、フィルムレンズ4−1とフィルムレンズ4−2との
間の空隙H(x) を増大させ、以って界面S1 で反射する
光線L1 と、界面S2 で反射する光線L2 との干渉によ
る等厚干渉縞(Newton環の上位概念)の発生を抑
制するものである。
【0016】このとき、等厚干渉縞としては、全等厚干
渉縞は、微小突起41の等厚干渉縞と、微小突起41以
外(周辺部)の等厚干渉縞とが重なり合ったものである
ことを考慮する必要である。これらのうち、微小突起4
1以外(周辺部)の等厚干渉縞についてであるが、その
場合の空隙層(空気層)の厚さH(x) は、微小突起41
の存在のために、フィルムレンズ4−1及び4−2を直
接接触積層させた場合の厚さh(x) と微小突起41の高
さΔhとの和になる。即ち、 〔数4〕 H(x) =h(x) +Δh ここで、Δh>0であるから、0≦h(x) であっても
(即ち、h(x) →0となり0に漸近しても) 〔数5〕 H(x) ≧Δh>0 となり、H(x) は0に漸近しなくなる。
【0017】等厚干渉縞は、空隙部の厚さHが大きくな
るに従って消失して行く。よって、Hの増大によって等
厚干渉縞の消失されるHの下限値を求め、これを〔数
5〕に代入したものが、微小突起41の周辺部の等厚干
渉縞の消失条件である。
【0018】以下、この条件を算出する。「波動光学」
(久保田広著、岩波書店発行、1975年8月30日第
4刷発行)第87〜89頁によれば、光源が空間的広が
りを有する場合に、観察者から反射面S1 ,S2 を通し
て見た(フィルムレンズ4を外部から観察する)外部光
源7の角半径をΔθ〔ラジアン〕、光源光の波長をλ
〔μm〕、空隙の厚みをH〔μm〕とするときに、 〔数6〕 Δθ≪(λ/2H)1/2 であれば、等厚干渉縞が認められることが知られてい
る。よって、〔数6〕より、等厚干渉縞が目視不可能な
条件(干渉縞を生じない条件)をH(x) について求める
と、 〔数7〕 H(x) ≧λ/2Δθ2 となる。〔数7〕を〔数5〕に代入すると、微小突起4
1の高さΔhは、 〔数8〕 Δh≧λ/2Δθ2〔μm〕 であればよいことが導出される。
【0019】以上は、単色光光源の場合であるが、通常
使用される発光スペクトル分布を持つ光源については、
〔数8〕はλに正比例するために、光源スペクトル(λ
min≦λ≦λmax)のうちで、スペクトル分布の上限値λ
max が〔数8〕を満たせば、残りのλは総て〔数8〕を
満たすと言える。従って、 〔数1〕 Δh≧λmax/2Δθ2〔μm〕 がスペクトル分布を持つ光源についての微小突起41の
高さの条件となる。
【0020】いま、〔数1〕の具体的数値を求めると、
外部光源7として0.38μm≦λ≦0.78μmの白
色光を用いてフィルムレンズ4の表面を観察するとし、
また、その外部光源7の角半径を通常屋内照明又は窓か
らの自然光によって、10°≦Δθ≦120°、即ち
0.175〔rad〕≦Δθ≦2.094〔rad〕と
すると、〔数1〕より〔数1〕の右辺が最も大きい、Δ
θ=0.175〔rad〕、及びλmax=0.78〔μ
m〕に対応する値として、 〔数9〕 Δh≧12.5〔μm〕 を得る。
【0021】尚、〔数8〕、〔数1〕、〔数9〕は、最
低限の必要条件であるが、その他下記条件が付加され
る。即ち、フィルムレンズ4が完全剛体と見做せる物体
からなる場合には、最低、同一直線上にない(3角形の
頂点をなす)3点の突起で支持すれば足りる。しかし、
フィルムレンズ4が例えば合成樹脂でできた薄く可撓性
のある物体からなる場合は、微小突起41間の距離が離
れ過ぎると、微小突起41の部分でフィルムレンズ4が
撓み、h(x) 更には、H(x) が〔数8〕、〔数1〕、
〔数9〕及び〔数5〕の条件を満たさなくなる。
【0022】そこで、この場合には、撓みを生じても、
常に〔数8〕、〔数1〕、〔数9〕及び〔数5〕の条件
が満たされるように、十分な密度により裏面の微小突起
41を設ける。この微小突起41の密度の目安として
は、一般的には、下側のフィルムレンズ4−2の単位レ
ンズ42の周期Pの2倍以下、更に好ましくは1/2以
下の周期により2次元的に分布させるようにする。つま
り、相隣り合う微小突起41,41の平均距離dが、単
位レンズ42の周期Pに対して〔数3〕の条件を満たす
ようにすればよい。 〔数3〕 d<2p ここで、図16を参照して、〔数3〕の条件についてさ
らに説明する。簡単のために、微小突起41のうちで、
最寄りの3点A,B,Cが正三角形△ABCをなし、フ
ィルムレンズ4が単位レンズ42の線型(1次元)配列
だけであるとした場合には、図16(A),(B)に示
すように、2つの微小突起間の距離AB=距離BC=距
離CA=2Pのときに、微小突起A,Bが単位レンズ4
2−1,42−3に接すると、x軸方向のみに着目する
と、確かに微小突起A,Bの中間には微小突起と接しな
い単位レンズ42−2が存在するように見える。しか
し、2次元的にみれば、単位レンズ42−2はy軸方向
に離れた微小突起Cによって支持されている。このよう
にすれば、総ての単位レンズ42はもれなく微小突起4
1によって、図16(C),(D)に示すように、3点
支持の集合体により支持されるので、フィルムレンズ4
−1と4−2との撓みによる接触は最低限に抑えられ
る。また、実験的にも、d=2Pを境として、dがPを
越えると、△h、△xがそれぞれ〔数1〕,〔数2〕の
条件を満たしても、等厚干渉縞が目視され始まることが
確認されている。よって、前述した〔数3〕の条件を得
る。このようにすれば、大略総べての単位レンズ42の
2個毎に1箇所の微小突起41によって支持されること
になり、撓みの影響はなくなる。但し、平均距離dが余
り小さくなり、微小突起41が密集し過ぎると、放出光
の拡散角が広がり過ぎるために、適当な範囲を選ぶこと
が好ましい。
【0023】次に、微小突起41の等厚干渉縞について
説明する。微小突起41の近傍ではH(x) →0(収束)
するために、等厚干渉縞は不可避である。これを事実上
回避するための手段としては、微小突起41の分布に、
1次元的にも2次元的にも周期を持たせず乱雑に配置さ
せ、かつ、微小突起41の幅ΔXを目視不能な大きさに
形成することである。このようにすることにより、等厚
干渉縞が発生しても、それは微小突起41の領域内にの
み局在するために、それ自体は目視されない。
【0024】しかし、もし、微小突起41が周期的に配
列していると、微小突起41と単位レンズ42とは、必
ずある周期で接触するために、遠方から観察すると、微
小突起41の微小干渉縞が積算されて、干渉縞として目
視されることになる。微小突起41の配列は、非周期的
とすることにより、微視的な微小突起41の干渉縞は、
遠方から観察すると明暗が乱雑に積算されて零となり、
目視されなくなる。そこで、微小突起41の幅ΔXとし
ては、通常100μm以下程度とすれば、実用上目的は
達せられる。すなわち、〔数2〕を満たせばよいことに
なる。 〔数2〕 Δx≦100μm
【0025】なお、この微小突起41は、無色透明であ
ることが好ましく、その製法もフィルムレンズ4の裏面
への熱プレスによるエンボス(型押)加工、サンドブラ
スト加工などの機械的加工、透明樹脂の注型(キャステ
ィング)法、透明な微粒子を透明なバインダーに分散さ
せた塗料を、吹付け塗装、ロールコート等で塗装する方
法が用いられる。透明な微粒子としては、15〜30μ
mのアクリルビーズ,ポリカーボネートビーズ等が好ま
しく用いられる。15μm以下であると、フィルムレン
ズの透明性が失われるし、30μm以上であると、印刷
適性、塗布適性に欠けるからである。ビーズの屈折率は
1.60〜1.00程度の範囲が好ましく、また、ビー
ズの濃度はバインダー樹脂分の2〜5%が好ましい。ま
た、バインダー樹脂としては、透明で屈折率が1.60
〜1.00程度の範囲のものが用いられる。ここで、光
を屈折させることが目的でないので、バインダー樹脂の
屈折率は極力ビーズと一致させることが好ましい。この
樹脂としては、アクリル,ポリスチレン,ポリエステ
ル,ビニル重合体などがあげられる。また、アクリルビ
ーズ以外にも、炭酸カルシウム、シリカ、アクリル樹脂
等の透明な微粒子を透明バインダーに分散させた塗料を
塗工して、塗膜の表面に微粒子の凹凸を現出させる方
法、或いは特開平3−223883号、米国特許第45
76850号等に開示されるロール凹版上で紫外線又は
電子線硬化性樹脂液を表面が艶消し微小凹凸となる様に
成形する方法等を用いることもできる。
【0026】また、この微小突起41は、フィルムレン
ズ4の機能を失うことなく、等厚干渉縞の発生を抑止す
ることができるとともに、ランダムに形成することによ
り、液晶セルと組み合わせた場合に、モアレの発生を防
止できる。また、バックライト用のアクリル板に印刷さ
れる反射用ドットを見えにくくすることができる。
【0027】本発明は、以上説明した実施例に限定され
ず、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明
の範囲内である。本発明のレンズシート4は、例えば、
図6のように、柱状体の単位レンズ42をその稜線方向
を平行にして隣接して配列させてなる柱状レンズ群(広
義のレンチキュラーレンズ)、又は、図14のように、
半球面等周囲が独立した突起状の単位レンズ42を多数
2次元方向に配列してなる蝿の眼レンズが使用される。
此処で、単位レンズ42の断面形状としては、図12、
図14のように円、楕円、カージオイド、ランキンの卵
形、サイクロイド、又はインボリュート曲線等の連続で
滑らかな曲線、或いは図6の様に三角形、四角形、又は
六角形等の多角形の一部分又は全体を用いる。これら単
位レンズ42は、図12の様な凸レンズでも、図13の
様な凹レンズでも良い。これらの中でも、好ましいのは
設計、製造の容易さ、集光、光の拡散特性(半値角、サ
イドローブ光(斜め方向に出来る輝度のピーク)の少な
さ、半値角内輝度の等方性、法線方向の輝度)等の点か
ら円柱又は楕円柱である。特に面光源の法線方向が長軸
となった楕円が輝度が高く好ましい。長軸/短軸=1.
27〜1.85の範囲が特に良好である。
【0028】これらのフィルムレンズ4は、1枚構成で
用いることもできるが、柱状レンズを用いて2方向(上
下方向、左右方向)の光拡散角を制御するためには、図
3、図15のように2枚のフィルムレンズ4−1,4−
2を、その稜線が直交するように積層しても良い。この
場合レンズ面の向きは、図15のように2枚とも同じ向
きにするのが、光の透過性が高く最も良好であるが、勿
論各フィルムレンズ4のレンズが対抗して向き合う(レ
ンズ面は2枚のフィルムレンズ4の間に挟まれるので、
微小突起41は、いずれかのレンズ面の表面に形成され
る)又そのフィルムレンズ4は図6のように透光性基材
を一体成形して得ても良いし、又図10のように透光性
平板(又はシート)44の上に単位レンズ42を形成し
たものでも良い。
【0029】このフィルムレンズ4は、透光性基材から
形成される。此処で透光性基材としては、ポリメタアク
リル酸メチル、ポリアクリル酸メチル等のアクリル酸エ
ステル又はメタアクリル酸エステルの単独若しくは共重
合体、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレ
フタレート等のポリエステル、ポリカーボネート、ポリ
スチレン、ポリメチルペンテン等熱可塑性樹脂、或いは
紫外線又は電子線で架橋した、多官能のウレタンアクリ
レート、ポリエステルアクリレート等のアクリレート、
不飽和ポリエステル等透明な樹脂、透明な硝子等、透明
なセラミックス等が用いられる。
【0030】この透光性基材は、フィルムレンズ4とし
て用いる場合には、通常総厚みが20〜1000μm程
度とする。
【0031】レンズ形状を形成する方法としては、例え
ば、公知の熱プレス法(特開昭56−157310号公
報記載)、紫外線硬化性の熱可塑性樹脂フィルムにロー
ルエンボス版によってエンボス加工したのちに、紫外線
を照射してそのフィルムを硬化させる方法(特開昭61
−156273号公報記載)、レンズ形状を刻設した回
転するロール凹版上に紫外線又は電子線硬化性樹脂液を
塗布し凹部に充填後、樹脂液を介してロール凹版上に透
明基材フィルムを被覆したまま紫外線又は電子線を照射
し硬化させた樹脂と、それに接着した基材フィルムとを
ロール凹版から離型し、ロール凹版のレンズ形状を硬化
樹脂層に賦型する方法(特開平3−223883号、米
国特許第4576850号等)等を用いる。もちろん、
これらの方法は、微小突起41を形成する場合にも適用
できる。
【0032】透光性基材に要求される透光性は、各用途
の使用に支障のない程度に、拡散光を最低限透過するよ
うに選定する必要があり、無色透明が一番望ましいが、
用途によっては着色透明又は艶消半透明であってもよ
い。ここで、艶消透明とは、透過光を半立体角内のあら
ゆる方向にほぼ均一等方的に拡散透過させる性質をい
い、光等方拡散性と同義語に用いられる。つまり、艶消
透明とは、透明性基材の表面の法線方向とのなす角をθ
とした場合に、平行光束を裏面から入射させたとき(入
射角i=0°)における透過光強度の角度分布I
0 (θ)がcos分布〔I0 (θ)=I0 mDcosθ、
−90°≦θ≦90°〕、θは法線Nとのなす角、I0
mDは法線方向の透過光強度又はそれに類似する分布とな
ることを云う。
【0033】この微小突起41は、図1のようにフィル
ムレンズ4−1の単位レンズ42とフィルムレンズ4−
2の裏面との間にできる等厚干渉縞の発生を抑止するこ
とが目的である。
【0034】この目的が達せられれば、この微小突起4
1はいかなる凹凸形状でも良いが、所望の拡散角内での
均一な輝度の角度分布と光源面内での均一な輝度分布と
を得る点から、最も好ましい態様は、図1、図6、図
9、図10のようにフィルムレンズ4の裏面にランダム
な凹凸形状(例えば砂目模様、梨地模様等)を全面に形
成したものである。
【0035】また、図11のように、微小突起41は、
網点等の互いに隔たった点状パターンが平面内に分布配
列したものを用いる事もできる。但し、この様にすると
パターン41が目立つ為、艶消し剤をフィルムレンズ4
に分散させる等の工夫が必要となる。さらに、微小突起
41と隣接する微小突起41との間は、図2,図11の
ように平滑面でもよいが、特に、放出光の均一な拡散を
目的とする場合には、この微小突起41によりも高さの
低い微小突起又は粗面(図示せず)にすることもでき
る。もちろん、このような低い微小突起又は粗面の高さ
は〔数1〕を満たすから等厚干渉縞が発生することはな
い。
【0036】本発明の面光源は、図3、図7又は図8の
斜視図で示される構成となっている。導光板1、その側
端部の少なくとも1箇所に隣接して設置された線状又は
点状光源3、導光板の裏面の光反射層2、導光板の光反
射層とは反対面に設置されたフィルムレンズ4、とを最
低限の構成となすものである。通常これらに、光源光反
射鏡5、全体を収納し、光放出面を窓とした収納筐体
(図示せず)、電源(図示せず)等も付随する。
【0037】導光板1の光反射層の反対面は平面であ
り、表面粗さ(JIS−B−0601の十点平均粗さR
z等で計測される)は、光源光の波長以下に仕上げる。
通常光源は可視光線であり、その波長は0.4〜0.8
μmであるから、表面粗さは0.4μm以下とする。こ
の程度の粗さに仕上げる方法としては公知の手法、例え
ば鏡面板での熱プレス、鏡面性の形を用いた射出成形、
注型(キャスティング)成形、光学レンズ等で行われて
いる精密研磨等を用いれば良い。
【0038】導光板1の材料としては、前記のフィルム
レンズの材料と同様の透光性材料の中から選択する。通
常は、アクリル又はポリカーボネートの樹脂が用いられ
る。導光板の厚みは、通常1〜10mm程度のものが用
いられる。
【0039】光源3としては、蛍光燈等の線光源が全面
均一の輝度を売る上で好ましいが、白熱電球等の点光源
を用いる事も可能である。この光源3は、図示した様に
導光板の側端部の外に隔離して設ける以外に、導光板1
の側端部を一部切り欠いて、一部又は全部を導光板の中
に埋設する事も可能である。高輝度と輝度の面内での均
一性向上の点から、光源3を導光板1のもう片方の側端
部にも設置する事もできる。光源光反射鏡5としては公
知のもの、例えば放物面柱、双曲線柱、楕円柱等の形状
をした板の内面に金属蒸着をしたものが用いられる。
【0040】導光板1の平滑平面上には、フィルムレン
ズ4−2を載置する。その際フィルムレンズ4−2のレ
ンズ面を外側(平面の反対面)に、微小突起41が内側
(平面側)を向くようにして載せる。この場合には、導
光板1上に載せるフィルムレンズ4−2と導光板1の平
滑面10との間の微小突起は、高さ△hが面光源の光源
3の光源光スペクトルの最長波長Λmaxよりも高くす
ることが必要となる。 〔数10〕 △h≧Λmax その理由は、光源光の波長A以上の空隙9が少なくとも
一部分はできるようにすることにより、導光板1とフィ
ルムレンズ4の裏面の間には、光の波長以上の空気層
(屈折率は導光板1よりも低い)が部分的に形成され
る。そして、この空気層と平滑な導光板1の表面との界
面では、光の全反射が起こり、光はその場所では放出さ
れずに、導光板1のより遠方(光源3に対して)へ分配
される。また、導光板1とフィルムレンズ4の裏面の微
小突起41とが直接接する部分では、光は外部へ透過し
て放出される。よって、導光板1の表面から出力される
光量と、導光板1の全体に分配される光量とがバランス
し、全面均一な輝度の面光源が得られる。なお、〔数
1〕からわかるように、通常の屋内使用条件において
は、〔数1〕の条件と〔数10〕の条件とは共通部を有
するために、もし、フィルムレンズ4−2にも本発明の
フィルムレンズを用いる場合には、〔数1〕と〔数1
0〕の両方を満たすものを用いる。次いで、フィルムレ
ンズ4−2の上に本発明のフィルムレンズ4−1を、図
2のように載置する。
【0041】光反射層2は、光を拡散反射させる性能を
持つ層であって、以下のように構成することができる。 導光板層の片面に、高隠蔽性かつ白色度の高い顔
料、例えば、二酸化チタン、アルミニウム等の粉末を分
散させた白色層を塗装などによって形成する。 サンドブライト加工、エンボス加工等によって艶消
微細凹凸を形成した導光板の凹凸模様面に、更に、アル
ミニウム、クロム、銀等のような金属をメッキ又は蒸着
等して、金属薄膜層を形成する。 隠蔽性が低く単にマット面を塗布で形成した白色層
に、金属薄膜層を形成する。 網点状の白色層に形成し、光源から遠ざかるに従っ
て面積率を増やして、光源の光量が減衰するのを補正す
るようにしてもよい。
【0042】なお、本発明の面光源100を透過型LC
D等の透過型表示装置のバックライト(背面光源)とし
て使用する場合の構成は、図8の通りである。即ち、本
発明の面光源100のフィルムレンズ4−1のレンズ面
(単位レンズ42のある側)の上に透過型表示装置6を
積層すれば良い。また、図3のような面光源100上に
透過型表示装置6を積層すれば良い。
【0043】面光源の光の分布状態を評価するには、拡
散角が有効である。拡散角としては例えば半値角θH
用いられる。これは、透過光輝度(又は強度)が光放出
面の法線からの角度θの減少関数I(θ)とした時に、
I(θH )=I(θ)/2となる角θH の2倍、即ち2
θH として定義される。
【0044】〔製造例〕材料 基材:透明な2軸延伸PETフィルム(膜厚100μ
m)上に、透明な接着層を約1μmになるように塗布
し、この上に、単位レンズ42のパターンを形成させる
ウレタンアクリレートのプレポリマーを主成分とする紫
外線硬化型樹脂を塗布して、樹脂塗膜を硬化(固化)後
に型を離型することにより、ピッチ110μmで、単位
レンズ形状が長軸長/短軸長=1.85の楕円柱を稜線
が互いに平行になるように、隣接して配列された図12
のようなリニアなレンズ形状を形成したフィルムレンズ
を用いる。このフィルムレンズのレンズ形成面と反対面
側に、下記の要領で微小突起を形成した。 〔組成〕 ビーズ:粒径20μmの架橋アクリル樹脂(積水化成品
工業(株)製、MBX−20) バインダー:(株)昭和インク工業所製、 化X−MD
メヂウム(塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体系とアクリ
ル系の混合物) 帯電防止剤:ヘンケル白水(株)DEHYDAT 80
【0045】製造工程 上記ビーズを上記バインダー樹脂分の3%、上記帯電防
止剤を上記バインダー樹脂分の20%を入れたインキ
を、MEK:トルエン:IPA=2:2:1の溶剤で希
釈し、粘度をザーンカップ粘度計#3で17秒とした。
このインキをグラビア方式によって上記基材の非レンズ
面に塗布した(グラビア版は電子彫刻機、ヘリオクリッ
ショグラフで製版した48線/cm角度設定ものベタ版
を用いた)。その後、溶剤を乾燥させて、塗膜を固化さ
せた。この塗膜には、高さΔh=15〜20μmの範囲
の微小突起が平均間隔d=150μmでランダムな配列
で形成されていた。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のフィルム
レンズは、裏面(レンズ面の対向する面)の所定の大き
さ分布の微小突起を設けたので、このフィルムシートの
裏面との間に等厚干渉縞の発生を抑止することができ
る、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるフィルムレンズの一実施例を示す
斜視図である。
【図2】本発明によるフィルムレンズの原理を説明する
模式図である。
【図3】本発明によるフィルムレンズを用いた面光源の
一実施例を示す斜視図である。
【図4】液晶表示装置のバックライト用の面光源の従来
例を示す斜視図である。
【図5】液晶表示装置のバックライト用の面光源の他の
従来例を示す斜視図である。
【図6】本発明のフィルムレンズの他の実施例(三角プ
リズム型レンチキュラーレンズで裏面に直接微小突起を
形成した場合)を示す斜視図である。
【図7】本発明の面光源の他の実施例を示す斜視図であ
る。
【図8】実施例に係る面光源を液晶表示装置の背面光源
として使用した場合を示す斜視図である。
【図9】本発明のフィルムレンズの他の実施例(三角プ
リズム型レンチキュラーレンズで裏面の微小突起を別の
層して形成した場合)を示す斜視図である。
【図10】本発明のフィルムレンズの他の実施例(透明
基板上に形成された場合)を示す斜視図である。
【図11】本発明のフィルムレンズの他の実施例(微小
突起が部分的に形成された場合)を示す斜視図である。
【図12】本発明のフィルムレンズの他の実施例(凸レ
ンズ状円柱型レンチキュラーレンズの場合)を示す斜視
図である。
【図13】本発明のフィルムレンズの他の実施例(凹レ
ンズ状円柱型レンチキュラーレンズの場合)を示す斜視
図である。
【図14】本発明のフィルムレンズの他の実施例(半球
面等周囲が独立した突起状の単位レンズの場合)を示す
斜視図である。
【図15】本発明のフィルムレンズの他の実施例(2枚
のフィルムレンズを軸が直交するように積層した場合)
を示す斜視図である。
【図16】微小突起と単位レンズの関係を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 導光板 2 光反射層 3 光源(ユニット) 4,4−1,4−2 フィルムレンズ 41 レンズ単位 42 微小突起 44 透明性平板 5 反射鏡 6 透過型表示装置 7 外部光源 100 面光源 200 表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−120037(JP,A) 特開 平5−313164(JP,A) 特開 平5−313004(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02B 5/02 G02B 3/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透光性平板からなる導光体と、 前記導光体の側端面の双方又は一方に隣接して設けられ
    た光源ユニットと、 前記導光体の裏面に形成された光反射層と、 前記導光体の光放出面上に積層され、微小単位レンズを
    1次元的又は2次元的に配列したレンズ配列が表面に形
    成された第1のフィルムレンズと、 前記第1のフィルムレンズのレンズ配列上に積層され、
    微小突起を前記第1のフィルムレンズの表面側に向けて
    積層した第2のフィルムレンズと、 を備え、 前記第2のフィルムレンズは、 前記レンズ面と接する面に、部分的又は全面に微小突起
    を形成し、 前記微小突起の高さΔhは、このフィルムレンズを観察
    する光源の可視光スペクトルの最長波長をλmax 、この
    フィルムレンズ面上の反射面を通して観察者から前記光
    源を見た場合のその光源の角半径をΔθとしたときに、
    〔数1〕の条件を満たし、 〔数1〕 Δh≧λmax /2Δθ2 前記微小突起は、1次元的及び2次元的配列が非周期的
    であり、その微小突起の幅Δxは、〔数2〕の条件を満
    たし、 〔数2〕 Δx≦100μm かつ、相隣り合う前記各微小突起間の平均距離dが、前
    記単位レンズの周期Pに対して〔数3〕の条件を満たす 〔数3〕 d<2P ことを特徴とする面光源。」
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