JP2948153B2 - 操縦装置 - Google Patents

操縦装置

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JP2948153B2
JP2948153B2 JP8225427A JP22542796A JP2948153B2 JP 2948153 B2 JP2948153 B2 JP 2948153B2 JP 8225427 A JP8225427 A JP 8225427A JP 22542796 A JP22542796 A JP 22542796A JP 2948153 B2 JP2948153 B2 JP 2948153B2
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actuator
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隆司 城福
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KOMYUUTA HERIKOPUTA SENSHIN GIJUTSU KENKYUSHO KK
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    • B64C13/02Initiating means
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    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Position Input By Displaying (AREA)
  • Toys (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操縦桿による操縦
操作を電気信号に変換して航空機などの機体運動を制御
するフライ・バイ・ワイヤ用の操縦装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のフライ・バイ・ワイヤ用の操縦装
置では、操縦者による操舵量に応じたフィール(操舵
感)を人工的に作り出すために操縦桿にばねとダンパを
取付け、これによってフィールを反力として操縦桿に付
与している。このようなパッシブ型操縦装置では、ばね
とダンパの組合わせから成るので、イナーシャや固有振
動数などの影響を受けてオーバーシュートや収束遅れ、
および振動環境下では共振が生じるといった問題を有す
る。また機体応答からの操舵感、たとえば機体の動き、
舵の動きおよび空気抵抗の影響などが操縦桿にフィード
バックされないことからも適切な操作が困難であるとい
う問題があった。このようなパッシブ型操縦装置の問題
を解消するためにアクティブ型操縦装置がある。
【0003】アクティブ型操縦装置では、操縦桿に操縦
桿の変位および操縦力を検出するセンサが設けられ、検
出された操縦力および変位に基づいてフィール算出機に
よって操縦桿に与えるフィールを算出し、この算出され
たフィールをアクチュエータによって操縦桿に付与す
る。こうしたフィール算出機を用いることによって、任
意のフィール特性を計算できるため、最適なフィールを
操縦桿に容易に付与することができる。また、機体応答
に応じてフィールを変化させることによってフィードバ
ック効果を与えることができ、操作性を向上させること
ができる。しかしながらこのようなアクティブ型操縦装
置では、アクチュエータが万一故障した場合には操縦を
継続することが困難となる。
【0004】このようなパッシブ型およびアクティブ型
操縦装置に用いられる操縦桿は通常ジンバル装置によっ
て2軸に角変位自在に設けられる。
【0005】図12は従来のジンバル装置1を示す縦断
面図であり、図13はジンバル装置1の横断面図であ
り、図14は図12の切断面線A−Aから見た断面図で
ある。ジンバル装置1はインナージンバル8とアウター
ジンバル9とを有し、操縦桿2は操縦桿2の軸線5に垂
直な第1軸線6まわりに角変位自在に一対の第1軸3に
よってインナージンバル8に支持され、インナージンバ
ル8は、操縦桿2の軸線5および第1軸線6に垂直な第
2軸線7を有する一対の第2軸4によってアウタージン
バル9に第2軸線6まわりに角変位自在に支持される。
このような構成によって、操縦桿2は第1軸線7および
この第1軸線に垂直な第2軸線6まわりに角変位自在に
設けられる。
【0006】このようなジンバル装置1をアクティブ型
操縦装置に使用する場合には、各第1軸3および第2軸
4の変位を検出するためにそれぞれ第1軸用変位センサ
11および第2軸用変位センサ12が設けられ、さらに
操縦桿2に与えられた操縦力を検出する操縦力センサ1
0が操縦桿2の一端部2aに設けられる。このような操
縦力センサ10は、操縦桿2の第1軸線6および第2軸
線7まわりの2軸の操縦力を検出するために多軸フォー
スセンサが使用される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】操縦力センサ10によ
って操縦桿2に作用する第1軸線6および第2軸線7ま
わりの操縦力を検出する場合には、操縦力センサ10は
1つであるので、クロスカップリング(相互影響)が生
じ、正確に各軸線6,7まわりの操縦力を検出すること
が困難であるという問題が生じる。
【0008】また操縦桿2に第1軸3および第2軸4ま
わりにフィールを付与するために各第1軸3および第2
軸4にそれぞれアクチュエータを設ける必要があるが、
第1軸3はインナージンバル8のみによって支持される
ため、この第1軸3にフィールを与えるアクチュエータ
はインナージンバル8に装着しなければならない。した
がってインナージンバル8の構成および重量が大きくな
ってしまい、さらに第2軸にフィールを与えるアクチュ
エータはこのように大重量となったインナージンバル8
を駆動させねばならず、これによってジンバル装置の構
成がさらに大きくなってしまうという問題が生じる。
【0009】また操縦桿2に与えるフィールは、操縦者
の操作力に耐えるだけの反力をアクチュエータに与える
必要があるので、駆動源が大きくなってしまい、これに
よって構成がさらに大きくなってしまう。
【0010】本発明の目的は、操縦力を正確に検出でき
て構成が大きくならず、アクチュエータが故障したとし
ても操縦を継続することができる操縦装置を提供するこ
とである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、操縦桿に与え
られた操縦力を検出する操縦力センサと、操縦桿の変位
を検出する変位センサと、検出された操縦力および変位
に基づいて操縦桿に与えるフィールを算出するフィール
算出手段と、算出された前記フィールを操縦桿に付与す
るアクチュエータと、操縦桿にフィールを付与するばね
手段と、前記アクチュエータからのフィールを伝達また
は遮断する断続手段とを含むことを特徴とする操縦装置
である。本発明に従えば、操縦桿に与えられた操縦力お
よび操縦桿の変位はそれぞれ操縦力センサおよび変位セ
ンサによって検出され、フィール算出手段は検出された
操縦力および変位に基づいてフィールを算出する。アク
チュエータは算出されたフィールを操縦桿に付与する。
これらの構成によってアクティブ型操縦装置が構成さ
れ、通常はこのアクティブ型操縦装置によって操縦が行
われる。また、操縦桿には操縦桿にフィールを付与する
ばね手段が設けられ、このばね手段と操縦桿とによって
パッシブ型操縦装置が構成される。したがってアクチュ
エータが故障するなどアクティブ型操縦装置による操縦
が困難となった場合には、パッシブ型操縦装置によって
継続して操縦を行うことができる。また操縦桿にはばね
手段が設けられるので、アクティブ型操縦装置で操縦を
行っている間にもばね手段によるばね力が操縦桿に作用
し、これによって操縦桿にフィールを与えるアクチュエ
ータの駆動力を軽減でき、小型化が図られる。
【0012】また、アクティブ型操縦装置で操縦してい
るときに、たとえばアクチュエータの故障などによって
適正な操縦が困難となった場合に、断続手段によってア
クチュエータからのフィールを遮断することによって、
操縦桿にはばね手段のみによってフィールが与えられ、
アクティブ型操縦装置はパッシブ型操縦装置に素早く切
換わる。これによって操縦を継続することができる。
【0013】また本発明は、アクチュエータの変位中心
と操縦桿の変位中心とが所定の距離を隔てて設けられ、
操縦桿とアクチュエータとの間には、アクチュエータか
らのフィールを操縦桿に伝達する伝達手段が設けられる
ことを特徴とする。 本発明に従えば、アクチュエータからのフィールは、た
とえばリンク機構などの伝達手段を介して操縦桿に伝達
される。したがってアクチュエータを直接操縦桿に設け
る必要がなくなり、配置の自由度が高くなり、操縦桿付
近の構成を小型化できる。
【0014】また本発明の伝達手段は操縦桿の変位軸毎
に設けられ、前記操縦力センサは、操縦桿の変位軸毎に
設けられた各伝達手段に取付けられることを特徴とす
る。本発明に従えば、操縦力センサは伝達手段に取付け
られるので、従来のように操縦桿に直接取付けることに
よって操縦桿の構成が大きくなってしまうといった問題
が防がれる。また操縦力センサは各伝達手段に取付けら
れるので、クロスカップリングが生じることなく正確に
各変位軸毎の操縦力を検出することができる。
【0015】また本発明の前記操縦桿は、同一平面上で
直交する2つの軸線まわりに独立に角変位可能に支軸さ
れる外側および内側ジンバルを有するジンバル装置に前
記2つの軸線まわりに角変位可能に支持され、外側ジン
バルと内側ジンバルとの連結部にはスライド板と一対の
ベアリングを有する連結部材とが設けられることを特徴
とする。本発明に従えば、内側ジンバルおよび外側ジン
バルにそれぞれ別個にフィール用アクチュエータを設け
ることが可能となり、内側ジンバルの小型、軽量化が図
られる。また、スライド板と一対のベアリングを使用す
ることによって、内側ジンバルと外側ジンバルとが円滑
に連結される。
【0016】また本発明の前記連結部材は、操縦桿の軸
線まわりに角変位自在に設けられることを特徴とする。 本発明に従えば、前記連結部材は操縦桿の軸線まわりに
角変位自在に連結されるので、スライド板への追従運動
が良好となる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態で
ある操縦装置20の模式図である。操縦装置20は操縦
桿21とフィール計算機24とアクチュエータ25とク
ラッチ29とリンク機構30とを含んで構成される。こ
のような操縦装置20は、たとえばフライ・バイ・ワイ
ヤ用の航空機に用いられる。
【0018】操縦桿21に与えられた操縦力は操縦力セ
ンサ22によって検出され、操縦桿21の変位は変位セ
ンサ23によって検出される。フィール計算機24は、
検出された操縦力および変位に基づいて操縦桿21に与
えるフィールを算出する。アクチュエータ25は、サー
ボモータ27と減速装置28とサーボモータ27の速度
および変位を検出するレゾルバ26とから構成され、フ
ィール算出機24によって算出されたフィールに応じて
アクチュエータにフィールを付与する。アクチュエータ
25の変位中心P1と操縦桿21の変位中心P2とは所
定の距離を隔てて設けられ、アクチュエータ25と操縦
桿21との間には、アクチュエータからのフィールを伝
達および遮断する断続手段であるクラッチ29およびア
クチュエータ25からのフィールを操縦桿21に伝達す
る伝達手段であるリンク機構30が設けられる。前述の
操縦力センサ22はこのリンク機構30に取付けられ
る。またリンク機構30にはばね手段31が設けられ、
このばね手段31はリンク機構30を介して操縦桿21
にフィールを付与する。
【0019】操縦力センサ22から検出された操縦力ま
たは変位センサ23から検出された変位は電気信号に変
換され、図示しない油圧アクチュエータなどを介して舵
を変位させて操縦装置20を備える機体の運動を制御す
る。
【0020】クラッチ29が接続され、アクチュエータ
25からのフィールが操縦桿21に付与される状態で
は、操縦装置20はアクティブ型操縦装置として機能す
る。フィール算出機24は、操縦桿21に与えられた操
縦力および操縦桿21の変位だけでなく、たとえば機体
の動き、舵の動きおよび空気抵抗の影響などの機体応答
に基づいてフィールを算出する。したがって操縦者は操
縦桿21から機体応答のフィードバック効果を受けるこ
とができ、操縦性が向上される。
【0021】サーボモータ27は、算出されたフィール
に応じて減速装置28、クラッチ29およびリンク機構
30を介して操縦桿21にフィールを与える。サーボモ
ータ27は、レゾルバ26によって速度および変位が検
出され、検出されたサーボモータ27の変位および速度
はフィール計算機24に入力される。このようにして、
サーボモータ27はフィードバック制御される。
【0022】また操縦力センサ22からの検出信号をコ
マンド信号としてフィール計算機24に入力し、変位セ
ンサ23からの検出信号をフィードバック信号としてフ
ィール算出機24に入力することによって、クローズド
ループの制御計を備えるアクティブ型操縦装置とするこ
とが可能である。
【0023】リンク機構30にはばね手段31が設けら
れ、このばね手段31はリンク機構30を介して操縦桿
21にフィールを付与する。サーボモータ27によって
操縦桿21に付与されるフィールは人間の力に耐え得る
だけの力を要するが、操縦桿21にはばね手段31によ
ってもフィールが与えられ、これによってサーボモータ
27の負担が軽くなる。したがってサーボモータ27の
小型化および消費電力の低減化を図ることができる。
【0024】クラッチ29が接続し、アクティブ型操縦
装置として機能しているときに、たとえばアクチュエー
タ25の故障などによって適正な操縦が困難となった場
合には、フィール算出機24からクラッチ29に遮断信
号を入力し、アクチュエータ25から操縦桿21に付与
されるフィールを遮断する。これによって、操縦桿21
にはばね手段31からのみフィールが与えられてパッシ
ブ型操縦装置として機能する。このようにクラッチ29
によってアクチュエータ25からのフィールを遮断する
ことによって迅速にアクティブ型操縦装置からパッシブ
型操縦装置に切換えて継続して操縦することができる。
クラッチ29が遮断したとしても、操縦力センサ22お
よび変位センサ23は操縦桿21の操縦力および変位を
検出することができるので、これらの操縦力または変位
を入力することによってフライ・バイ・ワイヤ用の操縦
装置として継続して操縦することができる。
【0025】なお、図1ではリンク機構30、ばね手段
31、クラッチ29およびアクチュエータ25はそれぞ
れ1つずつしか図示していないが、以下に述べるよう
に、これらの構成は操縦桿21の変位軸、すなわち第1
軸線43および第2軸線44の各軸毎に設けられるの
で、本形態では2つずつ設けられる。
【0026】図2は操縦装置20に備えられる操縦桿用
ジンバル装置39を示す縦断面図であり、図3は操縦桿
用ジンバル装置39の横断面図であり、図4は図2の切
断面線IV−IVから見た断面図である。操縦桿用ジン
バル装置39は、内支持体40と外支持体41と角変位
伝達部材49とを有する。内支持体40は、操縦桿21
の軸線42に垂直な第1軸線43まわりに操縦桿21を
角変位自在に支持し、外支持体41は操縦桿21の軸線
42および第1軸線43に垂直な第2軸線44まわりに
内支持体40を角変位自在に支持する。操縦桿21の軸
線42、第1軸線43および第2軸線44の交点が操縦
桿21の変位中心P2となる。
【0027】操縦桿21の中心部よりもやや一端部21
a寄りには、第1軸線43を有し、操縦桿21に固定さ
れる一対の第1軸部材45が固定され、これらの第1軸
部材45はそれぞれインナージンバル50に玉軸受51
を介して角変位自在に軸支される。これらのインナージ
ンバル50および各第1軸部材45を含んで内支持体4
0は構成される。インナージンバル50には、第2軸線
44を有する一対の第2軸部材46a,46bが固定さ
れ、これらの第2軸部材46a,46bはそれぞれ玉軸
受53を介してアウタージンバル52に第2軸線44ま
わりに角変位自在に軸支される。これらの第2軸部材4
6a,46bおよびアウタージンバル52を含んで外支
持体41は構成され、各第2軸部材46a,46bが操
縦桿21の第2軸線の変位軸を構成する。
【0028】角変位伝達部材49は、第1軸線43と同
軸に外支持体41のアウタージンバル52に角変位自在
に支持される一対の軸部材46a,46bと、各軸部材
46a,46b間にわたって設けられ、第2軸線44を
中心として円弧状に延びるスライド板48を有する角変
位伝達部材49とを含んで構成される。各軸部材47
a,47bはそれぞれ玉軸受54を介して角変位自在に
アウタージンバル52に軸支される。これらの軸部材4
7a,47bおよび前記一対の第1軸部材45が操縦桿
21の第1軸線の変位軸を構成する。スライド板48
は、両端部がそれぞれ軸部材47a,47bに一対の支
持部材55を介して支持される。操縦桿21の一端部2
1aには連結部材56が設けられ、この連結部材56は
スライド板48に装着される。
【0029】図5は連結部材56付近を示す操縦桿21
の断面図であり、図6は連結部材56の側面図である。
連結部材56は、スライド板48が挿通される一対の挿
通孔57が形成され、略短円筒状の連結部64と、連結
部64の上部に連なり、操縦桿21の一端部21aに形
成される挿入孔58に挿入される軸部65とを有する。
連結部材56の軸部65は一対のころ軸受59を介して
操縦桿21に、軸線42まわりに角変位自在に支持され
る。軸部65の上端には玉軸受60が設けられ、この玉
軸受60の内輪61は軸部65に固定され、外輪62は
操縦桿21に固定される。このようにして連結部材56
は操縦桿21の一端部21aに、操縦桿21の軸線42
まわりに角変位自在に設けられるので、操縦者は操縦桿
21を任意の向きに角変位させることができる。
【0030】連結部材56の連結部64には、スライド
板48を挟持する2対の円柱状のベアリング63が設け
られる。したがって連結部材56は、スライド板48に
沿って変位自在で、かつスライド板48に垂直な方向の
変位が拘束された状態でスライド板48に装着される。
【0031】このような操縦桿用ジンバル装置39の操
縦桿21の第1軸線43まわりの角変位は、操縦桿21
の一端部21aに設けられる前記連結部材56を介して
角変位伝達部材49に伝達される。したがって、アウタ
ージンバル52から外方に突出してアウタージンバル5
2に軸支される一方の軸部材47aによって、操縦桿2
1のアウタージンバル52に対する第1軸線43まわり
の角変位を取出すことができる。操縦桿21のアウター
ジンバル52に対する第2軸線44まわりの角変位は、
アウタージンバル52から外方に突出する一方の第2軸
部材46aによって取出すことができる。したがって操
縦桿21に第1軸線43まわりのフィールを与えるアク
チュエータ25をインナージンバル50に設ける必要が
なくなり、角変位伝達部材49の一方の軸部材47aを
介して第1軸線43まわりのフィールを外部から与える
ことができる。これによって操縦桿用ジンバル装置39
の構成を小型化することができる。操縦桿21の第2軸
線44まわりのフィールは、一方の第2軸部材46aを
介してアクチュエータ25によって与えられる。
【0032】図7は第1軸線43まわりに操縦桿21に
フィールを与える構成を示す操縦装置20内部を簡略化
して示す正面図であり、図8はその右側面図である。な
お、図7および図8では図解の便宜のため、第2軸線4
4まわりに操縦桿21にフィールを与える構成について
は省略して示している。操縦桿21に第1軸線43まわ
りのフィールを与えるアクチュエータ25a、リンク機
構30aおよびばね手段31aはハウジング70内に収
納され、このハウジング70の上部には操縦桿21を備
えるジンバル装置39が設けられる。このハウジング7
0を覆ってカバー体69が設けられる。
【0033】操縦桿21の第1軸線43まわりの角変位
を伝達する角変位伝達部材49の一方の軸部材47aに
はリンク機構30aが連結され、このリンク機構30a
を介してアクチュエータ25aから操縦桿21に第1軸
線43まわりのフィールが与えられる。リンク機構30
aは第1アーム71a、ジョイントロッド72aおよび
第2アーム73aを有し、第1アーム71aの一端は角
変位伝達部材49の一方の軸部材47aに固定され、第
1アーム71aの他端はジョイントロッド72aの一端
にピン78aを介して角変位自在に連結され、ジョイン
トロッド72aの他端は第2アーム73aの一端にピン
79aを介して角変位自在に連結される。第2アーム7
3aの他端はばね手段31aにピン80aを介して角変
位自在に連結されるとともに、第2アーム73aの中央
部はクラッチ29aの一方の軸86に固定される。クラ
ッチ29aの他方の軸にはアクチュエータ25aが連結
され、クラッチ29aはアクチュエータ25aの変位を
伝達および遮断することができる。
【0034】アクチュエータ25aの減速装置28aは
ボールねじによって構成され、このボールねじのねじ軸
74は基台91に回転自在に軸支され、カップリング8
5aを介してサーボモータ27aの出力軸に固定され
る。ねじ軸74に螺合するナット75には、ロッド76
の一端が揺動自在に連結され、このロッド76の他端部
は、クラッチ29aの他方の軸に固定されるシリンダ7
7に挿排自在に設けられる。本形態ではクラッチ29a
の他方の軸は、アクチュエータ25aの変位中心P1a
としても機能する。
【0035】ばね手段31aは内部に圧縮コイルばね8
4を備えるシリンダ83と、このシリンダ83に挿入さ
れるロッド82とから構成される。シリンダ83の一端
は、第2アーム73aの他端がピン80によって角変位
自在に連結され、シリンダ83の他端である底部にはロ
ッド82の一端部が挿入される。ロッド82の他端部は
ピン81を介してハウジング70に角変位自在に連結さ
れる。シリンダ83は長手方向中央部で段差部87を介
して小径となり、図7に示されるように操縦桿21が中
立位置にある場合には、ロッド82の一端部はシリンダ
83の中央部に配置される。このロッド82の一端部に
は、大径となる大径部88が形成される。ロッド82に
は環状の係止部材89が嵌まり込み、この係止部材89
の上面はロッド82の大径部88またはシリンダ83の
段差部87に係止され、この係止部材89とシリンダ8
3の底部との間に圧縮コイルばね84が介在される。操
縦桿21が中立位置にある場合には、圧縮コイルばね8
4のばね力によって係止部材89はロッド82の大径部
88およびシリンダ83の段差部87に係止される。
【0036】したがってばね手段31aに圧縮力が作用
した場合には、シリンダ83内にロッド82がさらに挿
入される。このとき、圧縮コイルばね84は、係止部材
89を介してシリンダ83の段差部87と、シリンダ8
3の底部との間で圧縮される。これによってばね手段3
1aは圧縮力に抗する向きにばね力を与える。
【0037】また逆に、ばね手段31に引張力が作用す
るとロッド82が排出され、圧縮コイルばね84は係止
部材89を介してロッド82の大径部88と、シリンダ
83の底部との間で圧縮される。これによって、ばね手
段31は引張力に抗する向きにばね力を与える。このよ
うにばね手段31は、引張りおよび圧縮のどちらの力が
作用したとしても、圧縮コイルばね84が圧縮されて、
引張りおよび圧縮力に抗する向きにばね力を与えるの
で、圧縮コイルばね84が伸びて塑性変形するといった
ことが防がれる。
【0038】リンク機構30aのジョイントロッド72
には操縦力センサ22aが設けられる。リンク機構30
aの第1アーム71aの軸部材47aとピン78aとの
間の長さ、および第2アーム73aの一方のクラッチの
軸86aとピン79aとの長さは互いに等しく選ばれ、
ジョイントロッド72aのピン78aとピン79aとの
間の長さ、および軸部材47aとクラッチの一方の軸8
6aとの間の長さも互いに等しく選ばれる。これによっ
て操縦桿21に作用する第1軸線43まわりの力は、リ
ンク機構30aのジョイントロッド72aに引張りおよ
び圧縮力として作用する。したがってジョイントロッド
72aに作用する引張りおよび圧縮力を操縦力センサ2
2aによって検出することによって、操縦桿21に作用
する第1軸線43まわりの操縦力を正確に検出すること
ができる。
【0039】角変位伝達部材49の他方の軸部材47b
には、変位センサ用リンク機構90aを介して変位セン
サ23aが連結され、この変位センサ23aによって操
縦桿21の第1軸線43まわりの角変位が検出される。
操縦桿用ジンバル装置39は角変位伝達部材49によっ
てアウタージンバル52に対する操縦桿21の第1軸線
43まわりの角変位を取出すことができるので、変位セ
ンサ23aをインナージンバル50に取付ける必要がな
く、図8に示されるようにジンバル装置39の外部に設
けることができる。これによってジンバル装置39の小
型化および軽量化を図ることができる。
【0040】また操縦桿用ジンバル装置39とアクチュ
エータ25aとはリンク機構30aによって連結される
ので、アクチュエータ25aと操縦桿21とを上下方向
(図7における上下方向)に配置することができ、これ
によって操縦装置20の構成が操縦桿21に垂直な平面
方向に大きくなることが防がれる。したがって操縦装置
20が他の機器の妨げとなることが防がれる。
【0041】図9は、第1軸線43まわりに操縦桿21
にフィールを付与するときの状態を説明する操縦装置2
0内部の正面図である。操縦者によって操縦桿21が矢
符B1方向(図9における時計まわり方向)に第1軸線
43まわりに操作されると、これとは逆方向、すなわち
矢符B2方向にフィールが付与される。矢符B2方向に
反力としてフィールを付与する場合には、サーボモータ
27aによってねじ軸74を回転駆動させてナット75
を矢符B3方向に変位駆動させる。このナット75に連
結されるロッド76は、シリンダ77を介してクラッチ
29aの他方の軸を矢符B4方向に角変位駆動させる。
アクティブ型操縦装置と機能している場合には、クラッ
チ29aの他方の軸と一方の軸86aとは接続され、こ
れによってクラッチ29aの一方の軸86aおよびリン
ク機構30aの第2アーム73aは矢符B4方向に角変
位駆動される。この第2アーム73aの角変位はジョイ
ントロッド72a、第1アーム71aおよび角変位伝達
部材49を介して操縦桿21に伝達され、これによって
操縦桿21には矢符B2方向にフィールが付与される。
またこの際、第2アーム73aの他端にはばね手段31
aが設けられ、このばね手段31は操縦桿21が矢符B
1方向に変位している場合には、操縦桿21が中立位置
に変位する方向、すなわち矢符B2方向に変位する向き
にばね力を作用させる。すなわちばね手段31aのばね
力はアクチュエータ25aによって操縦桿21に与える
フィールと同じ向きに作用する。したがってアクティブ
型操縦装置として機能している場合に、ばね手段31a
はアクチュエータ25aのサーボモータ27aの負担が
軽減する向きにばね力が作用し、これによってサーボモ
ータ27の消費電力の減少および小型化を図ることがで
きる。
【0042】このようにクラッチ29aが接続されてい
る状態では、アクチュエータ25aから操縦桿21にフ
ィールが与えられ、アクティブ型操縦装置として機能す
る。アクチュエータ25aが故障するなどして適正な操
縦が行えない場合には、アクチュエータ25aから操縦
桿21に伝達されるフィールをクラッチ29aによって
遮断することによって、操縦桿21にはばね手段31a
のみからフィールが付与され、パッシブ型操縦装置とし
て機能する。これによって操縦を継続して行うことがで
きる。
【0043】矢符B2とは反対方向に操縦桿21にフィ
ールを付与する場合には、前述とは逆回転方向にサーボ
モータ27aを駆動させることによって前述と同様の作
用によって操縦桿21には第1軸線43まわりに矢符B
2とは逆方向の矢符B1方向にフィールが付与される。
【0044】図10は第2軸線44まわりに操縦桿21
にフィールを与える構成を示す操縦装置20内部を簡略
化して示す左側面図であり、図11はその正面図であ
る。なお、図10および図11では図解の便宜のため、
第1軸線43まわりに操縦桿21にフィールを与える構
成については一部省略して示している。第2軸線44ま
わりにフィールを与える構成は、前述の図7〜図8に示
される第1軸線43まわりにフィールを与える構成とほ
ぼ同様の構成を有するので、対応する構成には同一の参
照符号を付し、添字aをbに換えて説明を省略する。
【0045】第2軸線44まわりにフィールを付与する
構成では、前述のボールねじから成る減速装置28aに
代えて歯車減速装置から成る減速装置28bが用いられ
る。このような構成においてもクラッチ29bを遮断す
ることによってアクティブ型操縦装置からパッシブ型操
縦装置に素早く切換えることができる。
【0046】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、操縦装置
は操縦桿にアクチュエータによってフィールが与えられ
るアクティブ型操縦装置およびばね手段によってフィー
ルが与えられるパッシブ型操縦装置の両方の機能を備え
るので、たとえばアクチュエータの故障などによって適
正な操縦が困難となった場合には、パッシブ型操縦装置
によって操縦を継続して行うことができる。また、操縦
桿にはばね手段が設けられているので、アクティブ型操
縦装置として機能している場合にばね手段によってアク
チュエータの駆動力が軽減され、これによってアクチュ
エータの駆動力の軽減および小型化を図ることができ
る。
【0047】またアクチュエータからのフィールを伝達
および遮断する断続手段が設けられるので、アクチュエ
ータが故障した場合にはこの断続手段によってアクチュ
エータからのフィールを遮断することによってアクティ
ブ型操縦装置は素早くパッシブ型操縦装置に切換わり、
操縦を継続することができる。
【0048】操縦桿とアクチュエータとの間には伝達手
段が設けられるので、アクチュエータを直接操縦桿に取
付ける必要がなくなり操縦桿付近の構成が小型化でき
る。
【0049】また操縦力センサは前記伝達手段に取付け
られるので、操縦桿の構成が小型化し、さらに操縦力を
正確に検出することができる。
【0050】また操縦桿用ジンバル装置において、フィ
ール用のアクチュエータを内側ジンバルに設ける必要が
なくなり、これによってジンバル装置の小型化、軽量化
が図られる。
【0051】スライド板に装着される連結部材は、ベア
リングによって挟持するのでスライド板に対して変位量
を精度よく伝達できる。
【0052】また連結部材は操縦桿の一端に操縦桿の軸
線まわりに角変位自在に連結されるので、スライド板へ
の追従が良好となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である操縦装置20の模
式図である。
【図2】操縦桿用ジンバル装置39の縦断面図である。
【図3】操縦桿用ジンバル装置39の横断面図である。
【図4】図2の切断面線IV−IVから見た断面図であ
る。
【図5】連結部材56付近を示す操縦桿21の断面図で
ある。
【図6】連結部材56の側面図である。
【図7】第1軸線43まわりに操縦桿21にフィールを
与える構成を示す操縦装置20内部を簡略化して示す正
面図である。
【図8】第1軸線43まわりに操縦桿21にフィールを
与える構成を示す操縦装置20内部を簡略化して示す右
側面図である。
【図9】第1軸線43まわりに操縦桿21にフィールを
付与するときの状態を説明する操縦装置20内部の正面
図である。
【図10】第2軸線44まわりに操縦桿21にフィール
を与える構成を示す操縦装置20内部を簡略化して示す
左側面図である。
【図11】第2軸線44まわりに操縦桿21にフィール
を与える構成を示す操縦装置20内部の正面図である。
【図12】従来のジンバル装置1を示す縦断面図であ
る。
【図13】ジンバル装置1の横断面図である。
【図14】図1の切断面線A−Aから見た断面図であ
る。
【符号の説明】
20 操縦装置 21 操縦桿 22,22a,22b 操縦力センサ 23,23a,23b 変位センサ 24 フィール算出機 25,25a,25b アクチュエータ 26 レゾルバ 27,27a,27b サーボモータ 28,28a,28b 減速装置 29,29a,29b クラッチ 30,30a,30b リンク機構 31,31a,31b ばね手段 39 操縦桿用ジンバル装置 40 内支持体 41 外支持体 43 第1軸線 44 第2軸線 47a,47b 軸部材 48 スライド板 49 角変位伝達部材 56 連結部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上林 裕幸 岐阜県各務原市川崎町2番地 株式会社 コミュータヘリコプタ先進技術研究所内 (56)参考文献 特開 昭59−8598(JP,A) 特開 平5−282062(JP,A) 実開 平7−45038(JP,U) 実開 平7−43785(JP,U) 特表 平9−502675(JP,A) 米国特許4345195(US,A) 米国特許4607202(US,A) 米国特許4696445(US,A) 米国特許5002241(US,A) 米国特許5125602(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B64C 13/46

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操縦桿に与えられた操縦力を検出する操
    縦力センサと、 操縦桿の変位を検出する変位センサと、 検出された操縦力および変位に基づいて操縦桿に与える
    フィールを算出するフィール算出手段と、 算出された前記フィールを操縦桿に付与するアクチュエ
    ータと、 操縦桿にフィールを付与するばね手段と、 前記アクチュエータからのフィールを伝達または遮断す
    る断続手段とを含むことを特徴とする操縦装置。
  2. 【請求項2】 アクチュエータの変位中心と操縦桿の変
    位中心とが所定の距離を隔てて設けられ、 操縦桿とアクチュエータとの間には、アクチュエータか
    らのフィールを操縦桿に伝達する伝達手段が設けられる
    ことを特徴とする請求項1記載の操縦装置。
  3. 【請求項3】 伝達手段は操縦桿の変位軸毎に設けら
    れ、前記操縦力センサは、操縦桿の変位軸毎に設けられ
    た各伝達手段に取付けられることを特徴とする請求項2
    記載の操縦装置。
  4. 【請求項4】 前記操縦桿は、同一平面上で直交する2
    つの軸線まわりに独立に角変位可能に支軸される外側お
    よび内側ジンバルを有するジンバル装置に前記2つの軸
    線まわりに角変位可能に支持され、 外側ジンバルと内側ジンバルとの連結部にはスライド板
    と一対のベアリングを有する連結部材とが設けられるこ
    とを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の操縦装
    置。
  5. 【請求項5】 前記連結部材は、操縦桿の軸線まわりに
    角変位自在に設けられることを特徴とする請求項4記載
    の操縦装置。
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