JP2946669B2 - チップ形アルミ電解コンデンサ - Google Patents
チップ形アルミ電解コンデンサInfo
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- JP2946669B2 JP2946669B2 JP20209490A JP20209490A JP2946669B2 JP 2946669 B2 JP2946669 B2 JP 2946669B2 JP 20209490 A JP20209490 A JP 20209490A JP 20209490 A JP20209490 A JP 20209490A JP 2946669 B2 JP2946669 B2 JP 2946669B2
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- JP
- Japan
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- electrolytic capacitor
- aluminum electrolytic
- lead terminal
- resin case
- type aluminum
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- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、樹脂製のケース内にアルミ電解コンデンサ
本体を収納したチップ形アルミ電解コンデンサに関する
ものである。
本体を収納したチップ形アルミ電解コンデンサに関する
ものである。
従来の技術 従来のこの種のチップ形アルミ電解コンデンサは、第
３図に示すような構成となっていた。すなわち、コンデ
ンサ素子の片面から導出された陽極リード端子１と陰極
リード端子２を有するアルミ電解コンデンサ本体３と、
このアルミ電解コンデンサ本体３を収納する樹脂製のケ
ース４とを備え、前記アルミ電解コンデンサ本体３は、
ケース４内に、陽極リード端子１および陰極リード端子
２がケース４の片面から導出されるように収納してい
た。
３図に示すような構成となっていた。すなわち、コンデ
ンサ素子の片面から導出された陽極リード端子１と陰極
リード端子２を有するアルミ電解コンデンサ本体３と、
このアルミ電解コンデンサ本体３を収納する樹脂製のケ
ース４とを備え、前記アルミ電解コンデンサ本体３は、
ケース４内に、陽極リード端子１および陰極リード端子
２がケース４の片面から導出されるように収納してい
た。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記した従来の構成におけるチップ形
アルミ電解コンデンサにおいては、プリント基板に半田
付けによりこのチップ形アルミ電解コンデンサを面実装
する場合、このチップ形アルミ電解コンデンサとプリン
ト基板との固定は、樹脂製のケース４の片面から導出さ
れている陽極リード端子１および陰極リード端子２の部
分で行われているため、耐振動性が悪く、したがって、
大形の外形寸法を有するチップ形アルミ電解コンデンサ
の場合は、この固定強度が不十分であるという問題点を
有していた。
アルミ電解コンデンサにおいては、プリント基板に半田
付けによりこのチップ形アルミ電解コンデンサを面実装
する場合、このチップ形アルミ電解コンデンサとプリン
ト基板との固定は、樹脂製のケース４の片面から導出さ
れている陽極リード端子１および陰極リード端子２の部
分で行われているため、耐振動性が悪く、したがって、
大形の外形寸法を有するチップ形アルミ電解コンデンサ
の場合は、この固定強度が不十分であるという問題点を
有していた。
本発明は、このような従来の問題点を解決するもの
で、プリント基板への固定強度を向上させて、耐振動性
を向上させることができるとともに、小さい外形寸法を
有するアルミ電解コンデンサ本体だけでなく、大きい外
形寸法を有するアルミ電解コンデンサ本体もチップ化す
ることができるチップ形アルミ電解コンデンサを提供す
ることを目的とするものである。
で、プリント基板への固定強度を向上させて、耐振動性
を向上させることができるとともに、小さい外形寸法を
有するアルミ電解コンデンサ本体だけでなく、大きい外
形寸法を有するアルミ電解コンデンサ本体もチップ化す
ることができるチップ形アルミ電解コンデンサを提供す
ることを目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明のチップ形アルミ電
解コンデンサは、陽極箔および陰極箔をセパレータとと
もに巻回し、かつ電極液を含浸させてなるコンデンサ素
子を収納する有底筒状の金属ケースを備えたアルミ電解
コンデンサ本体と、前記コンデンサ素子に接続された陽
極リード端子および陰極リード端子と、前記アルミ電解
コンデンサ本体を収納する樹脂製のケースとを有し、前
記樹脂製のケース内に偶数個のアルミ電解コンデンサ本
体を、陽極リード端子および陰極リード端子が樹脂製ケ
ースの両端に位置するように収納したものである。
解コンデンサは、陽極箔および陰極箔をセパレータとと
もに巻回し、かつ電極液を含浸させてなるコンデンサ素
子を収納する有底筒状の金属ケースを備えたアルミ電解
コンデンサ本体と、前記コンデンサ素子に接続された陽
極リード端子および陰極リード端子と、前記アルミ電解
コンデンサ本体を収納する樹脂製のケースとを有し、前
記樹脂製のケース内に偶数個のアルミ電解コンデンサ本
体を、陽極リード端子および陰極リード端子が樹脂製ケ
ースの両端に位置するように収納したものである。
作用 上記構成のチップ形アルミ電解コンデンサによれば、
偶数個のアルミ電解コンデンサ本体を樹脂製のケース内
に収納すると、樹脂製のケースの両端から陽極リード端
子および陰極リード端子が導出することになるため、従
来のように樹脂製のケースの片面から陽極リード端子お
よび陰極リード端子が導出されているものに比べ、安定
した状態でチップ形アルミ電解コンデンサをプリント基
板状に固定することができ、これにより、振動試験を行
ってもリード端子が曲がってしまったり、あるいは切断
されたりするということはないため、正しく実装するこ
とができる。また１個の樹脂製のケースの中に偶数個の
アルミ電解コンデンサ本体を収納するようにしているた
め、大容量で、かつ多素子のチップ形アルミ電解コンデ
ンサも容易に作ることができるものである。
偶数個のアルミ電解コンデンサ本体を樹脂製のケース内
に収納すると、樹脂製のケースの両端から陽極リード端
子および陰極リード端子が導出することになるため、従
来のように樹脂製のケースの片面から陽極リード端子お
よび陰極リード端子が導出されているものに比べ、安定
した状態でチップ形アルミ電解コンデンサをプリント基
板状に固定することができ、これにより、振動試験を行
ってもリード端子が曲がってしまったり、あるいは切断
されたりするということはないため、正しく実装するこ
とができる。また１個の樹脂製のケースの中に偶数個の
アルミ電解コンデンサ本体を収納するようにしているた
め、大容量で、かつ多素子のチップ形アルミ電解コンデ
ンサも容易に作ることができるものである。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
る。
第１図は本発明の一実施例におけるチップ形アルミ電
解コンデンサの斜視図を示したものであり、また第２図
は同アルミ電解コンデンサの断面図を示したもので、こ
の第１図および第２図において、11,12はアルミ電解コ
ンデンサ本体で、このアルミ電解コンデンサ本体11,12
は、陽極箔および陰極箔をセパレータとともに巻回し、
かつ電解液を含浸させてなるコンデンサ素子（図示せ
ず）を内部に収納した有底円筒状のアルミニウムよりな
る金属ケース13,14を備えており、そしてこの金属ケー
ス13,14の一端開口部からは、前記コンデンサ素子に接
続された陽極リード端子15a,16aおよび陰極リード端子1
5b,16bをそれぞれ導出している。17は樹脂製のケース
で、このケース15内には前記２個のアルミ電解コンデン
サ本体11,12を向きが反対となるように収納するもの
で、この場合、２個のアルミ電解コンデンサ本体11,12
の間には隙間18を設けて、金属ケース13,14の有底部13
a,14aに設けた防爆弁（図示せず）が正常に作動するよ
うにしている。そして前記樹脂製のケース17には、前記
防爆弁が作動した時に放出される電解液のガスにより、
樹脂製のケース17が割れたりしないようにガス抜き穴19
を設けている。また前記２個のアルミ電解コンデンサ本
体11,12を、向きが反対となる、すなわち、金属ケース1
3,14の有底部13a,14aが隙間18をおいて対向するよう
に、樹脂製のケース17内に収納すると、金属ケース13,1
4の一端開口部からそれぞれ導出された陽極リード端子1
5a,16aおよび陰極リード端子15b,16bは樹脂製のケース1
7の両端に位置するもので、そしてこの陽極リード端子1
5a,16aおよび陰極リード端子15b,16bの先端部は樹脂製
のケース17の底面17aと面一になるように折り曲げ、か
つ樹脂製のケース17の側面より外方に突出させている。
このような構成とすることにより、本発明の一実施例に
おけるチップ形アルミ電解コンデンサをプリント基板上
に固定した場合は、樹脂製のケース17の両端に位置する
陽極リード端子15a,16aおよび陰極リード端子15b,16bの
部分で半田付けされることになるため、チップ形アルミ
電解コンデンサを安定した状態でプリント基板上に固定
することができ、これによりプリント基板への固定強度
を向上させることができる。またこの構成とすることに
より、振動試験を行っても陽極リード端子15a,16aおよ
び陰極リード端子15b,16bが曲がってしまったり、ある
いは切断されたりするということはないため、正しく実
装することができるものである。
解コンデンサの斜視図を示したものであり、また第２図
は同アルミ電解コンデンサの断面図を示したもので、こ
の第１図および第２図において、11,12はアルミ電解コ
ンデンサ本体で、このアルミ電解コンデンサ本体11,12
は、陽極箔および陰極箔をセパレータとともに巻回し、
かつ電解液を含浸させてなるコンデンサ素子（図示せ
ず）を内部に収納した有底円筒状のアルミニウムよりな
る金属ケース13,14を備えており、そしてこの金属ケー
ス13,14の一端開口部からは、前記コンデンサ素子に接
続された陽極リード端子15a,16aおよび陰極リード端子1
5b,16bをそれぞれ導出している。17は樹脂製のケース
で、このケース15内には前記２個のアルミ電解コンデン
サ本体11,12を向きが反対となるように収納するもの
で、この場合、２個のアルミ電解コンデンサ本体11,12
の間には隙間18を設けて、金属ケース13,14の有底部13
a,14aに設けた防爆弁（図示せず）が正常に作動するよ
うにしている。そして前記樹脂製のケース17には、前記
防爆弁が作動した時に放出される電解液のガスにより、
樹脂製のケース17が割れたりしないようにガス抜き穴19
を設けている。また前記２個のアルミ電解コンデンサ本
体11,12を、向きが反対となる、すなわち、金属ケース1
3,14の有底部13a,14aが隙間18をおいて対向するよう
に、樹脂製のケース17内に収納すると、金属ケース13,1
4の一端開口部からそれぞれ導出された陽極リード端子1
5a,16aおよび陰極リード端子15b,16bは樹脂製のケース1
7の両端に位置するもので、そしてこの陽極リード端子1
5a,16aおよび陰極リード端子15b,16bの先端部は樹脂製
のケース17の底面17aと面一になるように折り曲げ、か
つ樹脂製のケース17の側面より外方に突出させている。
このような構成とすることにより、本発明の一実施例に
おけるチップ形アルミ電解コンデンサをプリント基板上
に固定した場合は、樹脂製のケース17の両端に位置する
陽極リード端子15a,16aおよび陰極リード端子15b,16bの
部分で半田付けされることになるため、チップ形アルミ
電解コンデンサを安定した状態でプリント基板上に固定
することができ、これによりプリント基板への固定強度
を向上させることができる。またこの構成とすることに
より、振動試験を行っても陽極リード端子15a,16aおよ
び陰極リード端子15b,16bが曲がってしまったり、ある
いは切断されたりするということはないため、正しく実
装することができるものである。
発明の効果 上記実施例の説明から明らかなように、本発明のチッ
プ形アルミ電解コンデンサは、陽極箔および陰極箔をセ
パレータとともに巻回し、かつ電解液を含浸させてなる
コンデンサ素子を収納する有底筒状の金属ケースを備え
たアルミ電解コンデンサ本体と、前記コンデンサ素子に
接続された陽極リード端子および陰極リード端子と、前
記アルミ電解コンデンサ本体を収納する樹脂製のケース
とを有し、前記樹脂製のケース内に偶数個のアルミ電解
コンデンサ本体を、陽極リード端子および陰極リード端
子が樹脂製のケースの両端に位置するように収納した構
成となっているため、陽極リード端子および陰極リード
端子は樹脂製のケースの両端から導出されることにな
り、したがって、従来のように樹脂製のケースの片面か
ら陽極リード端子および陰極リード端子導出されている
ものに比べ、安定した状態でチップ形アルミ電解コンデ
ンサをプリント基板上に固定することができる。またこ
れにより、振動試験を行ってもリード端子が曲がってし
またり、あるいは切断されたりするということはないた
め、正しく実装することができる。
プ形アルミ電解コンデンサは、陽極箔および陰極箔をセ
パレータとともに巻回し、かつ電解液を含浸させてなる
コンデンサ素子を収納する有底筒状の金属ケースを備え
たアルミ電解コンデンサ本体と、前記コンデンサ素子に
接続された陽極リード端子および陰極リード端子と、前
記アルミ電解コンデンサ本体を収納する樹脂製のケース
とを有し、前記樹脂製のケース内に偶数個のアルミ電解
コンデンサ本体を、陽極リード端子および陰極リード端
子が樹脂製のケースの両端に位置するように収納した構
成となっているため、陽極リード端子および陰極リード
端子は樹脂製のケースの両端から導出されることにな
り、したがって、従来のように樹脂製のケースの片面か
ら陽極リード端子および陰極リード端子導出されている
ものに比べ、安定した状態でチップ形アルミ電解コンデ
ンサをプリント基板上に固定することができる。またこ
れにより、振動試験を行ってもリード端子が曲がってし
またり、あるいは切断されたりするということはないた
め、正しく実装することができる。
そしてまた１個の樹脂製のケースの中に偶数個のアル
ミ電解コンデンサ本体を収納するようにしているため、
大容量で、かつ多素子のチップ形アルミ電解コンデンサ
も容易に作ることができるものである。
ミ電解コンデンサ本体を収納するようにしているため、
大容量で、かつ多素子のチップ形アルミ電解コンデンサ
も容易に作ることができるものである。
第１図は本発明の一実施例を示すチップ形アルミ電解コ
ンデンサの斜視図、第２図は同チップ形アルミ電解コン
デンサの断面図、第３図は従来のチップ形アルミ電解コ
ンデンサの斜視図である。 11,12……アルミ電解コンデンサ本体、13,14……金属ケ
ース、15a,16a……陽極リード端子、15b,16b……陰極リ
ード端子、17樹脂製のケース。
ンデンサの斜視図、第２図は同チップ形アルミ電解コン
デンサの断面図、第３図は従来のチップ形アルミ電解コ
ンデンサの斜視図である。 11,12……アルミ電解コンデンサ本体、13,14……金属ケ
ース、15a,16a……陽極リード端子、15b,16b……陰極リ
ード端子、17樹脂製のケース。
Claims (1)
- 【請求項１】陽極箔および陰極箔をセパレータとともに
巻回し、かつ電解液を含浸させてなるコンデンサの素子
を収納する有底筒状の金属ケースを備えたアルミ電解コ
ンデンサ本体と、前記コンデンサ素子に接続された陽極
リード端子および陰極リード端子と、前記アルミ電解コ
ンデンサ本体を収納する樹脂製のケースとを有し、前記
樹脂製のケース内に、偶数個のアルミ電解コンデンサ本
体を、陽極リード端子および陰極リード端子が樹脂製の
ケースの両端に位置するように収納したことを特徴とす
るチップ形アルミ電解コンデンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20209490A JP2946669B2 (ja) | 1990-07-30 | 1990-07-30 | チップ形アルミ電解コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20209490A JP2946669B2 (ja) | 1990-07-30 | 1990-07-30 | チップ形アルミ電解コンデンサ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0485916A JPH0485916A (ja) | 1992-03-18 |
| JP2946669B2 true JP2946669B2 (ja) | 1999-09-06 |
Family
ID=16451871
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20209490A Expired - Fee Related JP2946669B2 (ja) | 1990-07-30 | 1990-07-30 | チップ形アルミ電解コンデンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2946669B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20160020331A (ko) * | 2014-08-13 | 2016-02-23 | 상-무 메카트로닉스 테크놀로지 (상하이) 씨오., 엘티디 광저우 브랜치 | 커패시터 모듈 기구 |
-
1990
- 1990-07-30 JP JP20209490A patent/JP2946669B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20160020331A (ko) * | 2014-08-13 | 2016-02-23 | 상-무 메카트로닉스 테크놀로지 (상하이) 씨오., 엘티디 광저우 브랜치 | 커패시터 모듈 기구 |
| KR101635280B1 (ko) * | 2014-08-13 | 2016-06-30 | 상-무 메카트로닉스 테크놀로지 (상하이) 씨오., 엘티디 광저우 브랜치 | 커패시터 모듈 기구 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0485916A (ja) | 1992-03-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |