JP2944379B2 - 光ディスクプレーヤ - Google Patents
光ディスクプレーヤInfo
- Publication number
- JP2944379B2 JP2944379B2 JP5234925A JP23492593A JP2944379B2 JP 2944379 B2 JP2944379 B2 JP 2944379B2 JP 5234925 A JP5234925 A JP 5234925A JP 23492593 A JP23492593 A JP 23492593A JP 2944379 B2 JP2944379 B2 JP 2944379B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical disk
- optical
- cartridge
- motor
- pickup
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
- Optical Head (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、カートリッジに内蔵さ
れた光ディスクと光ディスク単体を光学ピックアップで
走査することにより記録情報を再生する光ディスクプレ
ーヤに関する。
れた光ディスクと光ディスク単体を光学ピックアップで
走査することにより記録情報を再生する光ディスクプレ
ーヤに関する。
【０００２】
【従来の技術】異なった規格の光ディスクから情報を光
学ピックアップで走査することにより記録情報を再生す
る光ディスクプレーヤとして、例えばレーザビデオディ
スク（ＬＶＤ）とコンパクトディスク（ＣＤ）とから選
択的に情報再生を可能にしたコンパチブルプレーヤは、
特開昭６３−１７３２６４号に開示されている。しかし
ながら、前記コンパチブル光ディスクプレーヤに装着可
能な異なった規格の光ディスクは、ともにカートリッジ
に内蔵されたものではなかった。
学ピックアップで走査することにより記録情報を再生す
る光ディスクプレーヤとして、例えばレーザビデオディ
スク（ＬＶＤ）とコンパクトディスク（ＣＤ）とから選
択的に情報再生を可能にしたコンパチブルプレーヤは、
特開昭６３−１７３２６４号に開示されている。しかし
ながら、前記コンパチブル光ディスクプレーヤに装着可
能な異なった規格の光ディスクは、ともにカートリッジ
に内蔵されたものではなかった。
【０００３】また、ディスク径が大きな光ディスクを収
容するカートリッジを装着可能にし、該カートリッジと
同様な変換用カートリッジを介してディスク径が小さな
光ディスクを装着可能にし、異種の光ディスクをカート
リッジを介して装着可能にする光ディスクプレーヤは特
開平２−１２１１７４号に開示されている。しかし、こ
の兼用カートリッジによる方法では、例えばミニディス
ク（ＭＤ）などのようにカートリッジに内蔵された光デ
ィスクでは２重のカートリッジ構成となり、装着操作が
繁雑で、カートリッジ構造も複雑で、装置も大型、高価
になる問題があった。
容するカートリッジを装着可能にし、該カートリッジと
同様な変換用カートリッジを介してディスク径が小さな
光ディスクを装着可能にし、異種の光ディスクをカート
リッジを介して装着可能にする光ディスクプレーヤは特
開平２−１２１１７４号に開示されている。しかし、こ
の兼用カートリッジによる方法では、例えばミニディス
ク（ＭＤ）などのようにカートリッジに内蔵された光デ
ィスクでは２重のカートリッジ構成となり、装着操作が
繁雑で、カートリッジ構造も複雑で、装置も大型、高価
になる問題があった。
【０００４】また、カートリッジに内蔵された光ディス
ク、例えばミニディスク（ＭＤ）と、前記カートリッジ
より大きな直径の光ディスク単体、例えばコンパクトデ
ィスク（ＣＤ）を装着し、異種の光ディスクから情報を
光学ピックアップで走査することにより記録情報を再生
する光ディスクプレーヤの場合には、ＭＤを装着するた
めのカートリッジ挿入、位置決めガイド等は、ＣＤの装
着領域内に設置され、該カートリッジより直径の大きな
ＣＤは容易に装着できない欠点があり、コンパチブル光
ディスクプレーヤは実現されていない。
ク、例えばミニディスク（ＭＤ）と、前記カートリッジ
より大きな直径の光ディスク単体、例えばコンパクトデ
ィスク（ＣＤ）を装着し、異種の光ディスクから情報を
光学ピックアップで走査することにより記録情報を再生
する光ディスクプレーヤの場合には、ＭＤを装着するた
めのカートリッジ挿入、位置決めガイド等は、ＣＤの装
着領域内に設置され、該カートリッジより直径の大きな
ＣＤは容易に装着できない欠点があり、コンパチブル光
ディスクプレーヤは実現されていない。
【０００５】そのため、カートリッジに内蔵された光デ
ィスクのプレーヤユニットおよびディスク単体のプレー
ヤユニットをそれぞれ並設し、それぞれの光ディスクか
らの情報を入出力可能にした兼用光ディスクプレーヤが
一般的には提供されている（特開平４−１０５２８３
号）。しかしこの構成では、それぞれのユニットが独立
して並設されているため、装置が大型、高価になるとい
う問題があった。
ィスクのプレーヤユニットおよびディスク単体のプレー
ヤユニットをそれぞれ並設し、それぞれの光ディスクか
らの情報を入出力可能にした兼用光ディスクプレーヤが
一般的には提供されている（特開平４−１０５２８３
号）。しかしこの構成では、それぞれのユニットが独立
して並設されているため、装置が大型、高価になるとい
う問題があった。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】カートリッジに内蔵さ
れた光ディスクと光ディスク単体を装着可能にし、装着
された光ディスク及び光ディスク単体に対し情報を光学
ピックアップで走査することにより記録情報を再生する
従来の光ディスクプレーヤでは、操作も繁雑であった
り、装置が大型、高価になるなどの問題があった。
れた光ディスクと光ディスク単体を装着可能にし、装着
された光ディスク及び光ディスク単体に対し情報を光学
ピックアップで走査することにより記録情報を再生する
従来の光ディスクプレーヤでは、操作も繁雑であった
り、装置が大型、高価になるなどの問題があった。
【０００７】
【課題を解決するための手段】光ディスクを内蔵するカ
ートリッジと光ディスク単体を装着可能にし、装着され
た前記カートリッジ内の光ディスクと前記光ディスク単
体を光学ピックアップで走査することにより記録情報を
再生する光ディスクプレーヤにおいて、１．光ディスク
を回転駆動させる両軸モータの一方の軸に前記カートリ
ッジ内の光ディスクに係合する第１のチャッキング部を
設け、前記両軸モータの他方の軸に前記光ディスク単体
に係合する第２のチャッキング部を設ける。２．前記カ
ートリッジ内の光ディスクと前記光ディスク単体の情報
を再生する前記光学ピックアップは少なくとも一部の光
学部品を共用させる。３．光ディスクを回転駆動させる
光ディスク用モータの軸に前記カートリッジ内の光ディ
スクに係合する第１のチャッキング部を設け、前記光デ
ィスク単体を回転駆動させ前記光ディスク用モータに対
して並立しかつ軸が反対側にある光ディスク単体用モー
タの軸に前記光ディスク単体に係合する第２のチャッキ
ング部を設ける。
ートリッジと光ディスク単体を装着可能にし、装着され
た前記カートリッジ内の光ディスクと前記光ディスク単
体を光学ピックアップで走査することにより記録情報を
再生する光ディスクプレーヤにおいて、１．光ディスク
を回転駆動させる両軸モータの一方の軸に前記カートリ
ッジ内の光ディスクに係合する第１のチャッキング部を
設け、前記両軸モータの他方の軸に前記光ディスク単体
に係合する第２のチャッキング部を設ける。２．前記カ
ートリッジ内の光ディスクと前記光ディスク単体の情報
を再生する前記光学ピックアップは少なくとも一部の光
学部品を共用させる。３．光ディスクを回転駆動させる
光ディスク用モータの軸に前記カートリッジ内の光ディ
スクに係合する第１のチャッキング部を設け、前記光デ
ィスク単体を回転駆動させ前記光ディスク用モータに対
して並立しかつ軸が反対側にある光ディスク単体用モー
タの軸に前記光ディスク単体に係合する第２のチャッキ
ング部を設ける。
【０００８】
【作用】本発明は、上記のように構成したので、カート
リッジに内蔵された光ディスクと光ディスク単体の装着
が容易で、操作も簡単であり、機構も簡単で小型、安価
なディスクプレーヤが提供できる。
リッジに内蔵された光ディスクと光ディスク単体の装着
が容易で、操作も簡単であり、機構も簡単で小型、安価
なディスクプレーヤが提供できる。
【０００９】
【実施例】本発明を実施例と共に説明する。図１は本発
明の第１の実施例の光ディスクプレーヤ分解斜視図であ
る。図１において、１は光ディスクを回転駆動する両軸
モータであり、該両軸モータ１はその回転軸２がモータ
１に対し、両方向に延長された両軸モータである。該回
転軸それぞれにはミニディスク（以後ＭＤと記載する）
用ターンテーブル３とコンパクトディスク（以後ＣＤと
記載する）用ターンテーブル４がそれぞれ固着されてい
る。５はＭＤ用ピックアップであり、光ディスクを内蔵
したカートリッジ即ちＭＤ用カートリッジ６の挿入方向
と直角方向にモータ１６により駆動制御され、ＭＤ６Ａ
に対して情報の入出力を行う。また、５ＡはＭＤ用ピッ
クアップに装着されたＭＤ用対物レンズである。７は同
様にＣＤ用ピックアップであり、前記ＭＤ用ピックアッ
プ５と一体化され、光ディスク単体であるＣＤ８より記
録情報を再生する。また、７ＡはＣＤ用ピックアップに
装着されたＣＤ用対物レンズである。９は前記両軸モー
タ１が固着され、ＭＤ用カートリッジ６を位置決めする
ピン１０等が配植されたシャーシである。１１は該シャ
ーシ９に対し開閉自在で、該ＭＤ用カートリッジ６を挿
入排出し、ＭＤ用カートリッジ６を保持するための装着
ガイドであり、ＭＤ用カートリッジ６に設けられたシャ
ッター１２の開閉、ＭＤ用カートリッジ６に設けられた
種類識別起伏の検知手段等を備えている。これら部材の
詳細については従来のＭＤプレーヤと同様であり、それ
ぞれの各部品の動作は従来と同じであるので説明は省略
する。１３は装置外へスライド自在であり、ＣＤ８をセ
ットするスライドテーブルである。尚、スライドテーブ
ル１３の駆動は図示省略したモータにより実行される。
１３Ａは装置内にスライドされたスライドテーブルの状
態を示している。１４はＣＤ８をＣＤ用ターンテーブル
４に装着、固定するクランパーであり、クランパー支持
部材１５に回転自在に保持されている。尚、ＣＤ用ター
ンテーブル４とクランパー支持部材１５により第２のチ
ャッキング部が構成されている。該クランパー支持部材
１５は、図示省略したソレノイド等によって、クランパ
ー１４をＣＤ用ターンテーブル４から着脱自在に移動さ
せられ、前記スライドテーブル１３にセットされたＣＤ
８をＣＤ用ターンテーブル４に着脱自在にしている。
尚、本実施例に於て、前記両ピックアップはスライドシ
ャフトに螺合しており、スライドシャフトをモータ１６
により回転させて、移動を可能にしている。
明の第１の実施例の光ディスクプレーヤ分解斜視図であ
る。図１において、１は光ディスクを回転駆動する両軸
モータであり、該両軸モータ１はその回転軸２がモータ
１に対し、両方向に延長された両軸モータである。該回
転軸それぞれにはミニディスク（以後ＭＤと記載する）
用ターンテーブル３とコンパクトディスク（以後ＣＤと
記載する）用ターンテーブル４がそれぞれ固着されてい
る。５はＭＤ用ピックアップであり、光ディスクを内蔵
したカートリッジ即ちＭＤ用カートリッジ６の挿入方向
と直角方向にモータ１６により駆動制御され、ＭＤ６Ａ
に対して情報の入出力を行う。また、５ＡはＭＤ用ピッ
クアップに装着されたＭＤ用対物レンズである。７は同
様にＣＤ用ピックアップであり、前記ＭＤ用ピックアッ
プ５と一体化され、光ディスク単体であるＣＤ８より記
録情報を再生する。また、７ＡはＣＤ用ピックアップに
装着されたＣＤ用対物レンズである。９は前記両軸モー
タ１が固着され、ＭＤ用カートリッジ６を位置決めする
ピン１０等が配植されたシャーシである。１１は該シャ
ーシ９に対し開閉自在で、該ＭＤ用カートリッジ６を挿
入排出し、ＭＤ用カートリッジ６を保持するための装着
ガイドであり、ＭＤ用カートリッジ６に設けられたシャ
ッター１２の開閉、ＭＤ用カートリッジ６に設けられた
種類識別起伏の検知手段等を備えている。これら部材の
詳細については従来のＭＤプレーヤと同様であり、それ
ぞれの各部品の動作は従来と同じであるので説明は省略
する。１３は装置外へスライド自在であり、ＣＤ８をセ
ットするスライドテーブルである。尚、スライドテーブ
ル１３の駆動は図示省略したモータにより実行される。
１３Ａは装置内にスライドされたスライドテーブルの状
態を示している。１４はＣＤ８をＣＤ用ターンテーブル
４に装着、固定するクランパーであり、クランパー支持
部材１５に回転自在に保持されている。尚、ＣＤ用ター
ンテーブル４とクランパー支持部材１５により第２のチ
ャッキング部が構成されている。該クランパー支持部材
１５は、図示省略したソレノイド等によって、クランパ
ー１４をＣＤ用ターンテーブル４から着脱自在に移動さ
せられ、前記スライドテーブル１３にセットされたＣＤ
８をＣＤ用ターンテーブル４に着脱自在にしている。
尚、本実施例に於て、前記両ピックアップはスライドシ
ャフトに螺合しており、スライドシャフトをモータ１６
により回転させて、移動を可能にしている。
【００１０】図２は本発明の第１の実施例の光ディスク
プレーヤ断面図である。図において、図１と同一構成要
素については符号を共通にして説明を割愛する。尚、３
ＡはＭＤ用ターンテーブル３に装着されたマグネット、
６Ｂはカートリッジに装着された磁性部材である。尚、
ＭＤ用ターンテーブル３と磁性部材６Ｂにより第１のチ
ャッキング部が構成されている。
プレーヤ断面図である。図において、図１と同一構成要
素については符号を共通にして説明を割愛する。尚、３
ＡはＭＤ用ターンテーブル３に装着されたマグネット、
６Ｂはカートリッジに装着された磁性部材である。尚、
ＭＤ用ターンテーブル３と磁性部材６Ｂにより第１のチ
ャッキング部が構成されている。
【００１１】図３は本発明の第１の実施例の光ディスク
プレーヤ外観図である。即ち、図１及び図２に示された
光ディスクプレーヤの外観図である。また、この図も同
様に図１と同一構成要素については符号を共通にして説
明を割愛する。尚、１７は各種制御用のスイッチであ
る。また、ＣＤは記録面を上にして前面からスライドテ
ーブル１３に挿入排出し、ＭＤは記録面を下にして装着
ガイド１１に挿入排出する。
プレーヤ外観図である。即ち、図１及び図２に示された
光ディスクプレーヤの外観図である。また、この図も同
様に図１と同一構成要素については符号を共通にして説
明を割愛する。尚、１７は各種制御用のスイッチであ
る。また、ＣＤは記録面を上にして前面からスライドテ
ーブル１３に挿入排出し、ＭＤは記録面を下にして装着
ガイド１１に挿入排出する。
【００１２】図４は本発明の第２の実施例の光ディスク
プレーヤ外観図である。図３に示す実施例においては、
ＣＤ装着部をスライドテーブルによる装着構成とした
が、図４はＭＤ側と同様な開閉方式で実現したものであ
る。この場合、携帯型に適した小型、薄型、簡易な光デ
ィスクプレーヤが提供できる。図５は本発明によるピッ
クアップ部の第１の実施例の構成を示す斜視図である。
図において、レーザダイオード２１から出射された光ビ
ーム３９はコリメータレンズ２２で集光されて平行光と
なり、グレーティング２３を通過し、プリズム２４で９
０°方向転換され、ガルバノミラー２５で更に９０°方
向転換される。続いて光ビーム３９はＭＤ用対物レンズ
２６を通過し、更に図示していないＭＤに至り、ＭＤ上
の情報を読み取った光ビーム３９は反射され、再びガル
バノミラー２５からプリズム２４の偏光面２７に至り、
９０°方向転換され、１／４波長板２８、集束レンズ２
９、シリンドリカルレンズ３０を通過し、偏光ビームス
プリッタ３１に至る。ここで直進した光ビーム３９はフ
ォーカス制御用のホトダイオード３３に至り、その信号
はフォーカス制御に供される。一方偏光ビームスプリッ
タ３１の偏光面３２で反射された光ビーム３９は９０°
方向転換されトラッキング制御用のホトダイオード３４
に至り、その信号はトラッキング制御に供される。
プレーヤ外観図である。図３に示す実施例においては、
ＣＤ装着部をスライドテーブルによる装着構成とした
が、図４はＭＤ側と同様な開閉方式で実現したものであ
る。この場合、携帯型に適した小型、薄型、簡易な光デ
ィスクプレーヤが提供できる。図５は本発明によるピッ
クアップ部の第１の実施例の構成を示す斜視図である。
図において、レーザダイオード２１から出射された光ビ
ーム３９はコリメータレンズ２２で集光されて平行光と
なり、グレーティング２３を通過し、プリズム２４で９
０°方向転換され、ガルバノミラー２５で更に９０°方
向転換される。続いて光ビーム３９はＭＤ用対物レンズ
２６を通過し、更に図示していないＭＤに至り、ＭＤ上
の情報を読み取った光ビーム３９は反射され、再びガル
バノミラー２５からプリズム２４の偏光面２７に至り、
９０°方向転換され、１／４波長板２８、集束レンズ２
９、シリンドリカルレンズ３０を通過し、偏光ビームス
プリッタ３１に至る。ここで直進した光ビーム３９はフ
ォーカス制御用のホトダイオード３３に至り、その信号
はフォーカス制御に供される。一方偏光ビームスプリッ
タ３１の偏光面３２で反射された光ビーム３９は９０°
方向転換されトラッキング制御用のホトダイオード３４
に至り、その信号はトラッキング制御に供される。
【００１３】また、図における右上に図示されたＣＤ用
の光学系であり左下の光学系と全く対称なものであるの
で説明を省略する。尚、ここで３５はＣＤ用対物レン
ズ、３６はガルバノミラーである。以上のように、第１
の実施例は２つの光学系即ちＭＤ光学系とＣＤ光学系を
１つのピックアップ内に内包している。
の光学系であり左下の光学系と全く対称なものであるの
で説明を省略する。尚、ここで３５はＣＤ用対物レン
ズ、３６はガルバノミラーである。以上のように、第１
の実施例は２つの光学系即ちＭＤ光学系とＣＤ光学系を
１つのピックアップ内に内包している。
【００１４】図６は本発明によるピックアップ部の第２
の実施例の構成を示す斜視図である。ここで２４Ａはプ
リズム２４が図示しない駆動源によりＥ方向にスライド
された状態であり、光軸を変換することによって、ＭＤ
用ピックアップとＣＤ用ピックアップの切換を行ってい
る。また、本実施例の場合はガルバノミラー２５、３６
とＭＤ用対物レンズ２６、ＣＤ用対物レンズ３５以外は
光学部品を共用している。
の実施例の構成を示す斜視図である。ここで２４Ａはプ
リズム２４が図示しない駆動源によりＥ方向にスライド
された状態であり、光軸を変換することによって、ＭＤ
用ピックアップとＣＤ用ピックアップの切換を行ってい
る。また、本実施例の場合はガルバノミラー２５、３６
とＭＤ用対物レンズ２６、ＣＤ用対物レンズ３５以外は
光学部品を共用している。
【００１５】図７は本発明によるピックアップ部の第３
の実施例の構成を示す斜視図である。本実施例の特徴は
ガルバノミラー２５を図示しない駆動源によりＦ方向に
回転制御させることによって光軸を１８０°変換し、Ｍ
Ｄ用ピックアップとＣＤ用ピックアップの切り替えを行
っている。またこの場合、ＭＤ用対物レンズ２６とＣＤ
用レンズ３５以外は光学部品を共用している。
の実施例の構成を示す斜視図である。本実施例の特徴は
ガルバノミラー２５を図示しない駆動源によりＦ方向に
回転制御させることによって光軸を１８０°変換し、Ｍ
Ｄ用ピックアップとＣＤ用ピックアップの切り替えを行
っている。またこの場合、ＭＤ用対物レンズ２６とＣＤ
用レンズ３５以外は光学部品を共用している。
【００１６】図８は本発明の第３の実施例の光ディスク
プレーヤ上面図である。そして、本実施例は図１の第１
の実施例の両軸モータを２個のモータに置換えたもので
ある。図において１８はＣＤ用モータ、１９はＭＤ用モ
ータであり、ＧはＣＤ用ピックアップ７、ＭＤ用ピック
アップ５の移動方向を示す。尚、他は図１と同一構成要
素については符号を共通にして説明を割愛する。図にお
いて、ＣＤ用モータ１８の軸は紙面の奥側に位置するＣ
Ｄ８を駆動する構成になっており、またＭＤ用モータ１
９の軸は紙面の手前側に位置するＭＤ用カートリッジ６
内のＭＤ６Ａを駆動する構成になっている。またＣＤ用
モータ１８とＭＤ用モータ１９は並立している。またＣ
Ｄ用ピックアップ７、ＭＤ用ピックアップ５、ＣＤ用モ
ータ１８、ＭＤ用モータ１９はＭＤ用カートリッジ６と
ＣＤ８の間に位置している。この場合ＣＤ、ＭＤを駆動
するＣＤ用モータ１８、ＭＤ用モータ１９を分離するこ
とによって、ＭＤを挿入側外装近傍に移動させ、ＭＤ用
カートリッジ移動量を少なくすることすることができ
る。
プレーヤ上面図である。そして、本実施例は図１の第１
の実施例の両軸モータを２個のモータに置換えたもので
ある。図において１８はＣＤ用モータ、１９はＭＤ用モ
ータであり、ＧはＣＤ用ピックアップ７、ＭＤ用ピック
アップ５の移動方向を示す。尚、他は図１と同一構成要
素については符号を共通にして説明を割愛する。図にお
いて、ＣＤ用モータ１８の軸は紙面の奥側に位置するＣ
Ｄ８を駆動する構成になっており、またＭＤ用モータ１
９の軸は紙面の手前側に位置するＭＤ用カートリッジ６
内のＭＤ６Ａを駆動する構成になっている。またＣＤ用
モータ１８とＭＤ用モータ１９は並立している。またＣ
Ｄ用ピックアップ７、ＭＤ用ピックアップ５、ＣＤ用モ
ータ１８、ＭＤ用モータ１９はＭＤ用カートリッジ６と
ＣＤ８の間に位置している。この場合ＣＤ、ＭＤを駆動
するＣＤ用モータ１８、ＭＤ用モータ１９を分離するこ
とによって、ＭＤを挿入側外装近傍に移動させ、ＭＤ用
カートリッジ移動量を少なくすることすることができ
る。
【００１７】次に、本発明の光ディスクプレーヤを動作
と共に詳しく説明する。図１において、ＭＤ用カートリ
ッジ６を装着する場合には、スイッチを操作して装着ガ
イド１１を矢印Ａ方向に回転させ開状態にする。次にＭ
Ｄ用カートリッジ６を装着ガイド１１に沿って挿入す
る。この時、装着ガイド１１に配置された機構によりＭ
Ｄ用カートリッジ６に設けられたシャッター１２は開状
態にされ、所定位置に保持される。次に、該装着ガイド
１１が閉状態にされると、ＭＤ用カートリッジ６は前記
ピン１０と嵌合し、内蔵されたＭＤ６ＡはＭＤ用ターン
テーブル３によって、中心位置決めと固定保持され、Ｍ
Ｄ６ＡはＭＤ用カートリッジ６に接触しない位置に保持
される。この時の保持力は、図２に示すＭＤ用ターンテ
ーブル３内に配設されたマグネット３ＡとＭＤ６Ａに設
けられた磁性部材６Ｂとから得られるようになってい
る。再び図１において、図３に示すスイッチ１７が操作
されると、モータ１によってＭＤ６Ａが回転させられ、
ＭＤ用ピックアップ５を移動させることによって光ディ
スクに情報が再生される。この時、レンズ等のフォーカ
ス制御、トラック走査の制御、情報の入出力方法等につ
いては従来の装置と同様にして行われるので、説明は省
略する。動作を終え、該ＭＤ用カートリッジ６を取り出
す場合には、前記装着ガイド１１を開状態にし、装着ガ
イド１１からＭＤ用カートリッジ６を抜き取ることで取
り出すことができる。
と共に詳しく説明する。図１において、ＭＤ用カートリ
ッジ６を装着する場合には、スイッチを操作して装着ガ
イド１１を矢印Ａ方向に回転させ開状態にする。次にＭ
Ｄ用カートリッジ６を装着ガイド１１に沿って挿入す
る。この時、装着ガイド１１に配置された機構によりＭ
Ｄ用カートリッジ６に設けられたシャッター１２は開状
態にされ、所定位置に保持される。次に、該装着ガイド
１１が閉状態にされると、ＭＤ用カートリッジ６は前記
ピン１０と嵌合し、内蔵されたＭＤ６ＡはＭＤ用ターン
テーブル３によって、中心位置決めと固定保持され、Ｍ
Ｄ６ＡはＭＤ用カートリッジ６に接触しない位置に保持
される。この時の保持力は、図２に示すＭＤ用ターンテ
ーブル３内に配設されたマグネット３ＡとＭＤ６Ａに設
けられた磁性部材６Ｂとから得られるようになってい
る。再び図１において、図３に示すスイッチ１７が操作
されると、モータ１によってＭＤ６Ａが回転させられ、
ＭＤ用ピックアップ５を移動させることによって光ディ
スクに情報が再生される。この時、レンズ等のフォーカ
ス制御、トラック走査の制御、情報の入出力方法等につ
いては従来の装置と同様にして行われるので、説明は省
略する。動作を終え、該ＭＤ用カートリッジ６を取り出
す場合には、前記装着ガイド１１を開状態にし、装着ガ
イド１１からＭＤ用カートリッジ６を抜き取ることで取
り出すことができる。
【００１８】次に、ＣＤ８を装着するには、図に示すＭ
Ｄ用のスイッチとは別のスイッチを操作し、スライドテ
ーブル１３を装置外に排出させ、はぼＣＤ外形の凹部形
状のスライドテーブル１３上に載置し、前記スイッチを
再度操作すると、図示していない駆動源によって該スラ
イドテーブル１３は装置内に挿入され、クランパー支持
部材１５によってクランパー１４は上昇し、ＣＤ８は上
昇、保持させられ、ＣＤ用ターンテーブル４にＣＤ８を
回転自在に保持される。この時、クランパー１４はクラ
ンパー保持部材１５に接触することなく回転自在な位置
に保持される。また、クランパー１４とＣＤ用ターンテ
ーブル４の保持力は、ＭＤ６Ａと同様にマグネットによ
る磁気力を利用している。次に、前記両軸モータはＭＤ
６Ａ動作時と逆方向に回転制御がなされる。ＣＤ８の取
り出しには、前記スイッチ１７を操作すると、前記ソレ
ノイドによって、クランパー支持部材１５を介し、クラ
ンパー１４はＣＤ用ターンテーブル４から離脱させれら
れ、ＣＤ８もＣＤ用ターンテーブル４からスライドテー
ブル１３上に離脱させられる。その後、該スライドテー
ブル１３は装置外にスライドし、ＣＤ８を装脱自在な状
態になる。尚、ＣＤ用ピックアップ７を使用してＣＤ８
を再生する際には、ＭＤ用ピックアップ５のＭＤ用対物
レンズ５ＡはそのフォーカスコイルにＤＣオフセット電
圧が印加されＭＤ用対物レンズ５ＡがＭＤ用ピックアッ
プ５の内部に収納されるようにするので、ＭＤ用対物レ
ンズ５ＡがＭＤカートリッジ６に当接することはない。
Ｄ用のスイッチとは別のスイッチを操作し、スライドテ
ーブル１３を装置外に排出させ、はぼＣＤ外形の凹部形
状のスライドテーブル１３上に載置し、前記スイッチを
再度操作すると、図示していない駆動源によって該スラ
イドテーブル１３は装置内に挿入され、クランパー支持
部材１５によってクランパー１４は上昇し、ＣＤ８は上
昇、保持させられ、ＣＤ用ターンテーブル４にＣＤ８を
回転自在に保持される。この時、クランパー１４はクラ
ンパー保持部材１５に接触することなく回転自在な位置
に保持される。また、クランパー１４とＣＤ用ターンテ
ーブル４の保持力は、ＭＤ６Ａと同様にマグネットによ
る磁気力を利用している。次に、前記両軸モータはＭＤ
６Ａ動作時と逆方向に回転制御がなされる。ＣＤ８の取
り出しには、前記スイッチ１７を操作すると、前記ソレ
ノイドによって、クランパー支持部材１５を介し、クラ
ンパー１４はＣＤ用ターンテーブル４から離脱させれら
れ、ＣＤ８もＣＤ用ターンテーブル４からスライドテー
ブル１３上に離脱させられる。その後、該スライドテー
ブル１３は装置外にスライドし、ＣＤ８を装脱自在な状
態になる。尚、ＣＤ用ピックアップ７を使用してＣＤ８
を再生する際には、ＭＤ用ピックアップ５のＭＤ用対物
レンズ５ＡはそのフォーカスコイルにＤＣオフセット電
圧が印加されＭＤ用対物レンズ５ＡがＭＤ用ピックアッ
プ５の内部に収納されるようにするので、ＭＤ用対物レ
ンズ５ＡがＭＤカートリッジ６に当接することはない。
【００１９】又、図３および図４で示す方式と異なり、
ＣＤ、ＭＤの両方をスライドさせて装置内に装脱させる
方式の装置も容易である。図５ではＭＤ用ピックアップ
５とＣＤ用ピックアップ７を共通のピックアップ構造内
に装着し、一体化することによってＭＤ用ピックアップ
５、ＣＤ用ピックアップ７の移動を１モータで可能とし
ているが、それぞれのピックアップを分割して配置する
ことは可能である。同様に、分離型のピックアップを利
用し、固定部での光軸変換手段を用いて、その一部を共
有させるなど、分離型ピックアップにおいても、その一
部を共用するピックアップを採用することは可能であ
る。
ＣＤ、ＭＤの両方をスライドさせて装置内に装脱させる
方式の装置も容易である。図５ではＭＤ用ピックアップ
５とＣＤ用ピックアップ７を共通のピックアップ構造内
に装着し、一体化することによってＭＤ用ピックアップ
５、ＣＤ用ピックアップ７の移動を１モータで可能とし
ているが、それぞれのピックアップを分割して配置する
ことは可能である。同様に、分離型のピックアップを利
用し、固定部での光軸変換手段を用いて、その一部を共
有させるなど、分離型ピックアップにおいても、その一
部を共用するピックアップを採用することは可能であ
る。
【００２０】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、カ
ートリッジに内蔵された光ディスクと、該カートリッジ
より大きな外形の光ディスク単体のそれぞれが容易に装
着可能で、小型で簡易な光ディスクプレーヤを提供する
ことができる。またＭＤを挿入側外装近傍に移動させ、
ＭＤ用カートリッジ移動量を少なくすることすることが
できる。
ートリッジに内蔵された光ディスクと、該カートリッジ
より大きな外形の光ディスク単体のそれぞれが容易に装
着可能で、小型で簡易な光ディスクプレーヤを提供する
ことができる。またＭＤを挿入側外装近傍に移動させ、
ＭＤ用カートリッジ移動量を少なくすることすることが
できる。
【図１】本発明の第１の実施例の光ディスクプレーヤ分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図２】本発明の第１の実施例の光ディスクプレーヤ断
面図である。
面図である。
【図３】本発明の第１の実施例の光ディスクプレーヤ外
観図である。
観図である。
【図４】本発明の第２の実施例の光ディスクプレーヤ外
観図である。
観図である。
【図５】本発明によるピックアップ部の第１の実施例の
構成を示す斜視図である。
構成を示す斜視図である。
【図６】本発明によるピックアップ部の第２の実施例の
構成を示す斜視図である。
構成を示す斜視図である。
【図７】本発明によるピックアップ部の第３の実施例の
構成を示す斜視図である。
構成を示す斜視図である。
【図８】本発明の第３の実施例の光ディスクプレーヤの
上面図である。
上面図である。
１ 両軸モータ ３ ＭＤ用ターンテーブル ４ ＣＤ用ターンテーブル ５ ＭＤ用ピックアップ ６ ＭＤ用カートリッジ ６Ａ ＭＤ ６Ｂ 磁性部材 ７ ＣＤ用ピックアップ ８ ＣＤ １４ クランパー １８ ＣＤ用モータ １９ ＭＤ用モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梶山 清治 大阪府守口市京阪本通２丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 志土地 正明 大阪府守口市京阪本通２丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 山田 真人 大阪府守口市京阪本通２丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平４−105283（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G11B 17/02 - 17/035 G11B 19/20 G11B 7/12 - 7/135
Claims (3)
- 【請求項１】 光ディスクを内蔵するカートリッジと光
ディスク単体を装着可能にし、装着された前記カートリ
ッジ内の光ディスクと前記光ディスク単体を光学ピック
アップで走査することにより記録情報を再生する光ディ
スクプレーヤにおいて、光ディスクを回転駆動させるモ
ータと、該モータの軸の一方に設置され前記カートリッ
ジ内の光ディスクに係合する第１のチャッキング部と、
前記モータの軸の他方に設置された前記光ディスク単体
に係合する第２のチャッキング部とを備えた光ディスク
プレーヤ。 - 【請求項２】 前記カートリッジ内の光ディスクと前記
光ディスク単体の再生に際し、前記光学ピックアップの
少なくとも一部の光学部品を共用することを特徴とする
請求項１の光ディスクプレーヤ。 - 【請求項３】 光ディスクを内蔵するカートリッジと光
ディスク単体を装着可能にし、装着された前記カートリ
ッジ内の光ディスクと前記光ディスク単体を光学ピック
アップで走査することにより記録情報を再生する光ディ
スクプレーヤにおいて、光ディスクを回転駆動させる光
ディスク用モータと、該光ディスクモータの軸に設置さ
れた前記カートリッジ内の光ディスクに係合する第１の
チャッキング部と、前記光ディスク単体を回転駆動させ
前記光ディスク用モータに対して並立しかつ前記ディス
ク用モータに対し軸を反対側に設ける光ディスク単体用
モータと、該光ディスク単体用モータの軸に設置された
前記光ディスク単体に係合する第２のチャッキング部と
を備えた光ディスクプレーヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5234925A JP2944379B2 (ja) | 1993-09-21 | 1993-09-21 | 光ディスクプレーヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5234925A JP2944379B2 (ja) | 1993-09-21 | 1993-09-21 | 光ディスクプレーヤ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0793860A JPH0793860A (ja) | 1995-04-07 |
| JP2944379B2 true JP2944379B2 (ja) | 1999-09-06 |
Family
ID=16978435
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5234925A Expired - Fee Related JP2944379B2 (ja) | 1993-09-21 | 1993-09-21 | 光ディスクプレーヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2944379B2 (ja) |
-
1993
- 1993-09-21 JP JP5234925A patent/JP2944379B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0793860A (ja) | 1995-04-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| RU2056647C1 (ru) | Устройство для записи и/или воспроизведения с оптического диска | |
| JP2648574B2 (ja) | 光学式データ記憶カートリッジ装置及びシステム | |
| EP0555815B1 (en) | Disc recording apparatus | |
| JPH0737259A (ja) | 光ディスク装置の構成方法 | |
| JPH09198704A (ja) | 光ヘッド装置のレンズ切替機構 | |
| JP3428030B2 (ja) | ディスク記録及び／又は再生装置 | |
| JP2944379B2 (ja) | 光ディスクプレーヤ | |
| US6993825B2 (en) | Tilt adjusting method for guide shafts in a recording medium driving apparatus | |
| JPH0927184A (ja) | ディスクプレーヤ装置 | |
| US4980880A (en) | Method and apparatus for simultaneously reading both sides of an optical storage disk | |
| JPH0512737A (ja) | 記録再生装置 | |
| US7137129B2 (en) | Disk drive apparatus | |
| JP3031007B2 (ja) | ディスクカートリッジ | |
| US7010799B2 (en) | Recording and/or reproducing apparatus | |
| JP2915207B2 (ja) | 光記録再生装置 | |
| KR100245964B1 (ko) | 기록 및 재생장치 | |
| JPH10199111A (ja) | 情報記録または記録再生装置 | |
| JPH07134836A (ja) | 光ディスク装置 | |
| JPH06139585A (ja) | 光ディスク装置 | |
| JPH0612682A (ja) | 情報処理装置及び情報処理方法 | |
| JPH0927185A (ja) | ディスクプレーヤ装置 | |
| JPH0485702A (ja) | 光磁気ディスク装置 | |
| JPH065049A (ja) | 光ディスク記録再生装置 | |
| JPH05128780A (ja) | デイスクカートリツジ | |
| JPH0927186A (ja) | ディスクプレーヤ装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |