JP2940615B1 - Cdma無線データ通信システムにおけるハンドオフ選択方法 - Google Patents

Cdma無線データ通信システムにおけるハンドオフ選択方法

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JP2940615B1
JP2940615B1 JP22980798A JP22980798A JP2940615B1 JP 2940615 B1 JP2940615 B1 JP 2940615B1 JP 22980798 A JP22980798 A JP 22980798A JP 22980798 A JP22980798 A JP 22980798A JP 2940615 B1 JP2940615 B1 JP 2940615B1
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
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Abstract

【要約】 【課題】 通信が途中で途切れてもモバイルエージェン
トの機能により通信の継続が可能である通信に対するハ
ンドオフ制御を、ハードハンドオフ制御とする。 【解決手段】 移動局50は通信に使用するアプリケー
ション用のエージェントを自局にて保有しているか判別
し、呼接続要求時に無線基地局制御装置10へエージェ
ントの有無および通信に使用するアプリケーション用の
エージェントの種別を通知する。無線基地局制御装置1
0は呼接続要求信号中のエージェント種別を認識し、エ
ージェントサーバー20に該当するアプリケーション用
のエージェントがあるか否かを確認する。移動局50が
通信にエージェントを使用できるか判別してハンドオフ
方式を決定しても良いし、無線基地局制御装置10が通
信にエージェントを使用できるか判別してハンドオフ方
式を決定しても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CDMA無線デー
タ通信システムに関し、特に、ハンドオフ選択方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】周知のように多元接続(MA)方式とし
ては、時分割多重多元接続(TDMA)方式、周波数分
割多重多元接続(FDMA)方式、および符号分割多元
接続(CDMA)方式が知られている。これらMA方式
の中でもCDMA方式は、雑音に強く、秘匿性に優れて
いるなどの観点から、移動通信システムに採用されてい
る。そして、CDMA方式の移動通信システムでは、移
動局があるセル(サービスエリア)から他のセル(サー
ビスエリア)へ移動する際に、これらセルをカバーして
いる両方の無線基地局との間で通信を行うことが可能で
ある。何故なら、移動局がセル間を移動する際に、受信
周波数あるいは送信周波数を変更する必要がないからで
ある。これは、この技術分野で、ソフトハンドオフ或い
はソフトハンドオーバと呼ばれている。
【0003】これに対して、TDMA方式やFDMA方
式では、所謂ハードハンドオフ(ハードハンドオーバ)
しかできない。尚、CDMA方式は、ソフトハンドオフ
しかできない訳ではなく、ソフトハンドオフとハードハ
ンドオフの両方が行えることに注意されたい。
【0004】上述したように、CDMA方式の移動通信
システムでは、移動局がセル間を移動しても、少なくと
も1つの無線基地局との間で瞬断なく常時通信を行え
る。このことから、CDMA方式の移動通信システム
は、音声通信ばかりでなくデータ通信をも行えるという
利点がある。本明細書では、データ通信をも扱えるCD
MA方式の移動無線システムを「CDMA無線データ通
信システム」と呼ぶことにする。
【0005】従来、この種のCDMA無線データ通信シ
ステムは、交換局(MSC)に接続された無線基地局制
御装置(BSC)と、この無線基地局制御装置に接続さ
れた複数の無線基地局(BTS)と、これら無線基地局
でカバーされるセル(基地局エリア)を移動して、無線
基地局との間でデータ通信を行う移動局(MS)とを備
えている。尚、無線基地局制御装置は基地局制御装置や
無線制御基地局とも呼ばれる。
【0006】図10を参照して、CDMA方式のハード
ハンドオフ制御時の動作について説明する。ここでは、
移動局が、ある無線基地局(以下「旧無線基地局」と呼
ぶ)との間でデータ通信を行っている状態から、別の無
線基地局(以下「新無線基地局」と呼ぶ)との間のデー
タ通信に切り替わる場合の動作について説明する。
【0007】まず、移動局は旧無線基地局との間でデー
タ通信を行っており、旧無線基地局は基地局制御装置と
の間でデータ通信を行っている。この状態において、旧
無線基地局がカバーしているセルの境界近傍まで移動局
が移動することにより、旧無線基地局から送出されたパ
イロット信号の移動局での受信電界強度が相対的に弱く
なると共に、新無線基地局がカバーしているセルの境界
に移動局が近づくことにより、新無線基地局から送出さ
れたパイロット信号の移動局での受信電界強度が相対的
に強くなったとする。この場合、移動局は旧無線基地局
に対してハードハンドオフ要求信号を送出する。旧無線
基地局は受信したハードハンドオフ要求信号を基地局制
御装置に送る。
【0008】ハードハンドオフ要求信号に応答して、基
地局制御装置は新無線基地局に対してチャネルアサイン
を行う。チャネルアサインを確認できたとき、新無線基
地局はチャネルアサイン確認信号を基地局制御装置へ送
出する。このチャネルアサイン確認信号に応答して、基
地局制御装置は旧無線基地局を介して移動局にハンドオ
フメッセージを送る。
【0009】ハンドオフメッセージに応答して、移動局
は、旧無線基地局を介してハンドオフメッセージ応答信
号を基地局制御装置へ返す。その後、移動局は新無線基
地局へプリアンブル信号を送出する。このプリアンブル
信号に応答して、新無線基地局は同期確立した旨を基地
局制御装置に送る。この同期確立した旨に応答して、基
地局制御装置は、新無線基地局を介して移動局へ基地局
確認要求信号を送る。この基地局確認要求信号に応答し
て、移動局は新無線基地局へ基地局確認応答信号を返
す。
【0010】その後、基地局制御装置は旧無線基地局に
チャネルリリースを通知する。そして、移動局は新無線
基地局との間でデータ通信を行い、新無線基地局は基地
局制御装置との間でデータ通信を行う。
【0011】次に、図11を参照して、CDMA方式の
ソフトハンドオフ制御時の動作について説明する。ここ
でも、移動局が、旧無線基地局との間でデータ通信を行
っている状態から、新無線基地局と間のデータ通信に切
り替わる場合の動作について説明する。
【0012】まず、移動局は旧無線基地局との間でデー
タ通信を行っており、旧無線基地局は基地局制御装置と
の間でデータ通信を行っている。この状態において、旧
無線基地局がカバーしているセルの境界近傍まで移動局
が移動することにより、旧無線基地局から送出されたパ
イロット信号の移動局での受信電界強度が相対的に弱く
なると共に、新無線基地局がカバーしているセルの境界
に移動局が近づくことにより、新無線基地局から送出さ
れたパイロット信号の移動局での受信電界強度が相対的
に強くなったとする。この場合、移動局は旧無線基地局
に対して第1のソフトハンドオフ要求信号を送出する。
旧無線基地局は受信した第1のソフトハンドオフ要求信
号を基地局制御装置に送る。この第1のソフトハンドオ
フ要求信号は、通信使用中のチャネルの電波が弱くなっ
てきたために、別のチャネルをアサインするための要求
信号である。
【0013】第1のソフトハンドオフ要求信号に応答し
て、基地局制御装置は新無線基地局に対してチャネルア
サインを行う。チャネルアサインを確認できたとき、新
無線基地局はチャネルアサイン確認信号を基地局制御装
置へ送出する。このチャネルアサイン確認信号に応答し
て、基地局制御装置は旧無線基地局を介して移動局にハ
ンドオフメッセージを送る。
【0014】ハンドオフメッセージに応答して、移動局
は、旧無線基地局を介してハンドオフメッセージ応答信
号を基地局制御装置へ返す。これにより、点線の四角で
囲んだ「ソフトハンドオフ状態」となる。すなわち、移
動局は旧無線基地局及び新無線基地局の両方との間でデ
ータ通信を行い、旧無線基地局及び新無線基地局は、基
地局制御装置との間でデータ通信を行う。換言すれば、
このソフトハンドオフ状態とは2つのチャネルで通信を
行っている状態である。
【0015】その後、移動局と旧無線基地局と間のデー
タ通信が困難になる程度にまで、旧無線基地局から送出
されたパイロット信号の移動局での受信電界強度が弱く
なったとする。この場合、移動局は、旧無線基地局及び
新無線基地局の両方を介して基地局制御装置へ第2のソ
フトハンドオフ要求信号を送出する。この第2のソフト
ハンドオフ要求信号は、1つのチャネルの電波が必要な
レベルに達したため、一方のチャネルをリリースするた
めの要求信号である。これら第2のソフトハンドオフ要
求信号に応答して、基地局制御装置は旧無線基地局及び
新無線基地局の両方を介して移動局へハンドオフメッセ
ージを送る。
【0016】ハンドオフメッセージに応答して、移動局
は旧無線基地局及び新無線基地局の両方にハンドオフメ
ッセージ応答信号を返す。この時点で、移動局は旧無線
基地局がカバーしているセルの境界上或いは圏外にあ
り、旧無線基地局は上記ハンドオフメッセージ応答信号
を受信することができない。これに対して、移動局は新
無線基地局がカバーしているセルの圏内に入っているの
で、新無線基地局は上記ハンドオフメッセージ応答信号
を受信することができ、新無線基地局はその受信したハ
ンドオフメッセージ応答信号を基地局制御装置へ送る。
【0017】新無線基地局からのハンドオフメッセージ
応答信号に応答して、基地局制御装置は、チャネルリリ
ースを旧無線基地局へ通知する。このチャネルリリース
の通知に応答して、旧無線基地局はチャネルリリース応
答信号を基地局制御装置へ返す。そして、移動局は新無
線基地局との間でデータ通信を行い、新無線基地局は基
地局制御装置との間でデータ通信を行う。
【0018】図12を参照して、上述した構成の従来の
CDMA無線データ通信システムのデータ通信(ハンド
オフ選択方法)について説明する。
【0019】従来のCDMA無線データ通信システムに
おいてデータ通信を行う場合、移動局は、まず、無線基
地局を介して無線基地局制御装置(無線制御基地局)に
呼接続要求を行う(ステップE1)。続いて、移動局は
ハンドオフ方式(ソフトハンドオフ)を無線制御基地局
へ通知する(ステップE2)。
【0020】すなわち、従来のCDMA無線データ通信
システムでは、通常、ハンドオフ方式としてソフトハン
ドオフ方式(図11)を使用してデータ通信を行ってい
る。ハードハンドオフ方式(図12)を使用するのは、
無線基地局が故障しているなどの特別の場合である。
【0021】一方、CDMA無線データ通信システムで
はないが、エージェントを使用して通信を行う無線デー
タ通信システムも提案されている。ここで、「エージェ
ント」とは、次世代のマン・マシン・インタフェースと
して提案されている概念であって、ある特定の指示を実
行する上で必要なすべての作業をマシン側で人の手を介
さずに自律的に行うものをいう。換言すれば、「エージ
ェント」とは、何を処理すべきかを自ら判断し、実行で
きるソフトウエア・モジュールのことをいう。
【0022】尚、移動通信システムで使用されるエージ
ェントは「モバイルエージェント」と呼ばれる。すなわ
ち、モバイルエージェントは、移動通信環境特有の問題
を解決するためのエージェントである。また、本発明で
使用するエージェントは、通信アプリケーションに対応
した(に用いられる)ものがほとんどであり、通信中に
発生した呼切断によるデータ再送等のような無駄な通信
をなくすためのものである。ここで、各アプリケーショ
ンにはそれに対応した(それに用いられる)エージェン
トが1つ存在することに注意されたい。
【0023】例えば、特開平9−231149号公報
(以下、先行技術1と呼ぶ)は、エージェントを介さな
い通信では、無線回線状態の悪化等により回線品質が悪
い場合には、再送等により伝送効率が著しく悪化すると
いう問題を解消する「無線データ通信システム」を提案
している。この先行技術1に記載された無線データ通信
システムは、第1の無線装置に作用的に接続される第1
の計算機と、第2の無線装置に作用的に接続される第2
の計算機とが無線回線を通してデータを通信する。第1
の計算機と第1の無線装置の間及び、第2の計算機と第
2の無線装置の間に、それぞれの計算機に対しては無線
装置の対計算機インタフェースを有し、無線装置に対し
ては計算機の対無線装置インタフェース機能を備え、且
つ与えられた状況に応じて自律的に動作可能な第1、第
2のエージェントを配置して構成される。
【0024】また、特開平9−214516号公報(以
下、先行技術2と呼ぶ)には、ホームエージェントさえ
存在すれば、カレントエージェントが存在しないサブネ
ットワークにも移動できる「移動端末」が記載されてい
る。この先行技術2に記載された移動端末は、位置登録
機能と、位置管理機能と、パケット変換機能とを有して
いる。位置登録機能は、移動して異なるサブネットワー
クに接続され、自己の位置情報をホームエージェントに
通知して登録手続を行い、周期的に接続されたサブネッ
トワークに報知する。また、位置管理機能は、同じサブ
ネットワークに接続される移動端末から報知される位置
情報を管理する。さらに、パケット変換機能は、送信先
が移動端末か固定端末かを検出して、パケットを適切な
形式に変換する。移動端末は、自己の移動に必要な情報
を管理して、エージェントが存在しないサブネットワー
クへ移動できる。
【0025】更に、ソフトハンドオーバ(ソフトハンド
オフ)を用いるCDMA方式の移動通信システムに係
る、本発明に関連する先行技術も種々知られている。
【0026】例えば、特開平9−312869号公報
(先行技術3と呼ぶ)には、上り回線と下り回線と両回
線で無線区間容量を最適化することができる「ソフトハ
ンドオーバ開始/終了処理実行方法および基地局装置と
移動局装置」が開示されている。すなわち、先行技術3
では、移動局の移動に伴い現在通信を行っている第1の
基地局から第2の基地局に暫時通信を切り替えるソフト
ハンドオーバを行う際に、移動局から基地局への上り通
信回線に対するソフトハンドオーバの開始/終了契機
と、基地局から移動局への下り通信回線に対するソフト
ハンドオーバの開始/終了契機とをそれぞれ独立して設
定される契機としている。
【0027】また、特開平10−13907号公報(以
下、先行技術4と呼ぶ)には、複数種類のハンドオーバ
から最適なハンドオーバ種別を判定し得る「CDMA移
動通信システムにおけるハンドオーバ種別判定方法およ
びCDMA移動通信システム」が開示されている。すな
わち、先行技術4では、移動局は複数種類のハンドオー
バのうちその開始条件が最も緩い種類の開始条件の判定
を行い、その判定が満たされたとき、その旨を基地局に
通知する。また、移動局は、実行できない特定種類のハ
ンドオーバ以外で、開始条件が最も緩い種類のハンドオ
ーバの開始条件の判定を行い、その判定が満たされたと
き、その旨を基地局に通知する。
【0028】尚、CDMA方式の移動通信システムでは
ないが、特開平10−4580号公報(以下、先行技術
5と呼ぶ)には、システム構成が簡単なハードハンドオ
フを採用しても、従来のソフトハンドオフ程度の音声品
質が得られる「ハンドオフ通信システム」が開示されて
いる。すなわち、この先行技術5において、基地局は、
基地局の無音区間を検出する無音区間検出手段と、無音
区間の検出により無音符号データを発生する無音符号デ
ータ発生手段と、無音区間検出に制御され、無音区間の
先頭区間に音声データの代わりに無音符号データを選択
し送信機へ供給する送信データ選択手段とを備えてい
る。一方、移動局は、基地局から送信された無音符号デ
ータに基づき、基地局の切り換えに必要な受信信号電力
の閾値を下げてハンドオフ条件を緩和するハンドオフ条
件緩和手段を備えている。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のCDMA無線データ通信システムにおいては、
次のような課題がある。すなわち、移動局は、呼接続要
求時に、周辺の回線に障害等の異常がない限り、ハンド
オフ方式としてソフトハンドオフ方式を指定する。その
ためハンドオフ時に複数の回線を使用してしまうことで
ある。その為、回線を使用できる移動局の数が限られて
しまう。
【0030】尚、上述した先行技術1〜5は、本発明と
は多少関連はあるものの、それぞれ、以下に説明するよ
うに、本発明が対象としているものとは全く異なる技術
思想を開示しているに過ぎない。
【0031】すなわち、先行技術1は、エージェントを
介した無線データ通信システムに関する技術思想を開示
しているだけであって、CDMA無線データ通信システ
ムに特有なハンドオフ制御(選択)については何ら開示
していない。また、先行技術2は、カレントエージェン
トが存在しないサブネットワークにも移動できる移動端
末に関する技術思想を開示しているだけであって、上記
先行技術1と同様に、CDMA無線データ通信システム
に特有なハンドオフ制御(選択)については何ら開示し
ていない。
【0032】一方、先行技術3、4のいずれも、CDM
A方式の移動通信システムに関する技術思想を開示して
いるとはいうものの、エージェントを使用して通信を行
う際のハンドオフ制御(選択)については何ら開示して
いない。すなわち、先行技術3は、ソフトハンドオーバ
の開始/終了契機を、上り通信回線と下り通信回線に対
して、それぞれ独立して設定するようにした技術思想を
開示しているに過ぎない。また、先行技術4は、エージ
ェントの有無とは無関係に複数種類のハンドオーバから
最適なハンドオーバ種別を判定する技術思想を開示して
いるに過ぎない。
【0033】さらに、先行技術5は、システム構成が簡
単なハードハンドオフを採用したハンドオフ通信システ
ムを開示しているだけであって、ハンドオフ制御(選
択)については何ら開示していない。
【0034】本発明の目的は、通信が途中で切れても
(モバイル)エージェントの機能により通信の継続が可
能である通信に対するハンドオフ制御をハードハンドオ
フ制御としたCDMA無線データ通信システムを提供す
ることにある。
【0035】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために次のような技術的構成を採用する。すな
わち、本発明によれば、データ通信のハンドオフ方式と
してハードハンドオフ方式とソフトハンドオフ方式のい
ずれをも採用することができるCDMA無線データ通信
システムにおけるハンドオフ選択方法において、ハード
ハンドオフが可能なときは、前記データ通信のハンドオ
フ方式を前記ハードハンドオフ方式に設定することを特
徴とするCDMA無線データ通信システムにおけるハン
ドオフ選択方法が得られる。
【0036】より具体的には、本発明によれば、データ
通信のハンドオフ方式としてハードハンドオフ方式とソ
フトハンドオフ方式のいずれをも採用することができる
CDMA無線データ通信システムにおけるハンドオフ選
択方法において、エージェント機能を使用して行う前記
データ通信のハンドオフ方式を前記ハードハンドオフ方
式に設定することを特徴とするCDMA無線データ通信
システムにおけるハンドオフ選択方法が得られる。
【0037】さらに、より具体的に述べると、本発明に
よれば、データ通信のハンドオフ方式としてハードハン
ドオフ方式とソフトハンドオフ方式のいずれをも採用す
ることができるCDMA無線データ通信システムにおけ
るハンドオフ選択方法において、エージェント機能を使
用して行う前記データ通信のハンドオフ方式を前記ハー
ドハンドオフ方式に設定し、前記モバイルエージェント
機能を使用しない又は使用できない前記データ通信のハ
ンドオフ方式を前記ソフトハンドオフ方式に設定するこ
とを特徴とするCDMA無線データ通信システムにおけ
るハンドオフ選択方法が得られる。
【0038】また、本発明によれば、各々が無線回線に
よりサービスエリアをカバーする複数の無線基地局と、
該複数の無線基地局に接続されて、前記複数の無線基地
局の制御を行う無線基地局制御装置と、該無線基地局制
御装置に接続されて、各種アプリケーションに対応する
サーバー側エージェントを収容するエージェントサーバ
ーと、前記サービスエリア内を移動しながら前記無線基
地局との間で通信を行う移動局とを備えたCDMA無線
データ通信システムにおける、ハンドオフ方式としてハ
ードハンドオフ方式とソフトハンドオフ方式のいずれを
も採用することができる前記CDMA無線データ通信シ
ステムにおけるデータ通信方法であって、前記移動局
が、呼接続要求時(又はデータ送信時)に、通信に使用
するアプリケーションに対応するクライアント側エージ
ェントを自局にて保有しているか否かを判別し、前記移
動局が、前記無線基地局の少なくとも1つを介して前記
無線基地局制御装置へ、前記クライアント側エージェン
トの有無と、前記通信に使用するアプリケーションに対
応するクライアント側エージェントの種類を示すエージ
ェント種別とを含む呼接続要求信号(又はエージェント
要求信号)を送信するステップを含むこと、を特徴とす
るCDMA無線データ通信システムにおけるデータ通信
方法が得られる。
【0039】上記データ通信方法において、前記無線基
地局制御装置が、前記呼接続要求信号(又はエージェン
ト要求信号)の中から前記エージェント種別を認識し、
前記無線基地局制御装置が、前記エージェントサーバー
に、該認識したエージェント種別に該当するサーバー側
エージェントがあるか否かを確認するステップを更に含
むことが好ましい。
【0040】また、前記移動局が、前記確認の応答に基
づいて、通信にエージェントを使用できるか否かを判別
し、前記移動局が、該判別結果に基づいて、使用するハ
ンドオフ方式を決定するステップを更に含むことが望ま
しい。
【0041】その代わりに、前記無線基地局制御装置
が、前記確認の応答に基づいて、通信にエージェントを
使用できるか否かを判別し、前記無線基地局制御装置
が、該判別結果に基づいて、使用するハンドオフ方式を
決定するステップを更に含んでも良い。
【0042】尚、前記ハンドオフ方式を決定するステッ
プは、前記判別結果が通信にエージェントを使用できる
ことを示しているときには、前記使用するハンドオフ方
式として前記ハードハンドオフ方式を決定し、前記判別
結果が通信にエージェントを使用できないことを示して
いるときには、前記使用するハンドオフ方式として前記
ソフトハンドオフ方式を決定する。
【0043】
【作用】移動局は、データ通信の発呼(又はデータ送
信)の際に、あらかじめ自局にてエージェント機能の有
無を検出して、無線基地局制御装置へ呼接続要求(又は
エージェント要求)とともにエージェントの有無と、使
用するアプリケーション用のエージェントの種別とを通
知する。無線基地局制御装置はエージェントサーバーに
対応するアプリケーション用のエージェントがあるかを
検出して、その検出結果を移動局に通知する。これによ
り、移動局は、エージェントの使用が可能である場合
は、無線基地局制御装置へハードハンドオフ方式で通信
することを通知し、エージェントが使用できない場合
は、ソフトハンドオフ方式で通信することを通知する。
【0044】このようにして、本発明では、呼が切断さ
れてもエージェントにより通信の継続が可能であるデー
タ通信の場合に、ハンドオフ方式としてハードハンドオ
フ方式を使用しているので、回線を有効に活用すること
ができる。何故なら、呼が途中で切断された時、サーバ
ー(基地局側)とクライアント(移動局側)との間で、
どこからどこ宛てへのデータをどこまで送ったかという
情報をお互いに持っているので、移動局から再接続して
続きのデータから送ることが可能になるからである。
【0045】また、呼が切断されると通信を最初からや
り直さなければならないときのように通信継続が困難な
場合に、ハンドオフ方式としてソフトハンドオフ方式を
使用しているので、呼損を防止することができる。
【0046】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0047】まず、図1を参照して、本発明の一実施の
形態に係るハンドオフ選択方法が適用されるCDMA無
線データ通信システムについて説明する。
【0048】図示のCDMA無線データ通信システム
は、交換局(図示せず)に接続された無線基地局制御装
置10と、エージェントサーバー20と、第1および第
2の無線基地局30,31と、移動局50とを有する。
【0049】無線基地局制御装置10は、第1および第
2の無線基地局30,31と、エージェントサーバー2
0とに接続されている。第1および第2の無線基地局3
0,31は、それぞれ、第1及び第2の無線回線40,
41により第1及び第2の基地局エリア(セル)60,
61をカバーしている。図示の例では、移動局50は第
1の基地局エリア60の圏内にいる。
【0050】無線基地局制御装置10は、第1および第
2の無線基地局30,31、および第1および第2の無
線回線40,41の制御を行う。また、無線基地局制御
装置10は、移動局50の呼制御を行う。
【0051】エージェントサーバー20は、各種アプリ
ケーション用のエージェントを収容し、収容しているエ
ージェント全体のうち通信で使用するエージェントと、
移動局50内のエージェントとの間でサーバー、クライ
アントの関係を構築するものである。すなわち、基地局
側がサーバーとして働き、移動局側がクライアントとし
て働く。
【0052】ここでは、エージェントサーバー20が収
容しているエージェントを「サーバー側エージェント」
と呼ぶことにする。また、移動局50が収容しているエ
ージェントを「クライアント側エージェント」と呼ぶこ
とにする。
【0053】ここで注意してもらいたいのは、移動局が
収容しているクライアント側エージェントとエージェン
トサーバー20が収容しているサーバー側エージェント
とは、同じものもあるし、移動局50にはあるがエージ
ェントサーバー20にはなく、逆に、エージェントサー
バー20にはあるが移動局50にはない、ということも
あり得るということである。但し、一般には、エージェ
ントサーバー20はあらゆる(ほとんど全ての)種類の
サーバー側エージェントを収容しているのに対して、移
動局50は少ない種類のクライアント側エージェントを
収容している。また、移動局50は、1つのクライアン
ト側エージェントも収容しない場合もあるが、本発明は
この場合には適用されない。すなわち、本発明は、移動
局50は少なくとも1つのクライアント側エージェント
を収容していることを前提として成り立つものである。
さらに、エージェントを使用してデータ通信を行うに
は、基地局側(サーバー)と移動局側(クライアント)
との両方に、そのデータ通信に使用できる同一のエージ
ェントが存在しなければならないことにも注意された
い。
【0054】図4に、エージェントサーバー20の構成
を示す。図4に示すように、エージェントサーバー20
は、エージェント種別毎にサーバー側エージェントを収
容しているサーバー側エージェント格納部210と、該
当のアプリケーションに対応するサーバー側エージェン
トがサーバー側エージェント格納部210に存在するか
否かを判別するサーバー判別部202とを有する。
【0055】図1に戻って、第1および第2の無線基地
局30,31は、それぞれがカバーする第1および第2
の基地局エリア60,61内の移動局と第1および第2
の無線回線40,41により通信を行う。
【0056】移動局50は移動端末、アダプタ、パーソ
ナルコンピューター等の入出力装置からなり、後述する
ように、エージェントの判別、ハンドオフ方式の制御、
呼接続処理を行う。
【0057】後で詳述するように、移動局50は、デー
タ通信の発呼の際又はデータ送信を行う際に、あらかじ
め自局にてエージェント機能の有無を検出して、無線基
地局制御装置10へ呼接続要求又はエージェント要求と
ともに、エージェントの有無と、使用するアプリケーシ
ョン用のエージェントの種別(識別子)とを通知する。
【0058】すなわち、呼接続要求時、移動局50は呼
接続要求信号を送信するが、その呼接続要求信号中に
は、エージェントの有無と、使用するアプリケーション
用のエージェントの種別とを示す情報がある。以下で
は、エージェントが有ることを示す情報を含む呼接続要
求信号を「呼接続要求(エージェント有)」と記し、エ
ージェントが無いことを示す情報を含む呼接続要求信号
を「呼接続要求(エージェント無)」と記すことにす
る。又、データ送信時、移動局50はエージェント要求
信号を送信するが、そのエージェント要求信号中には、
使用するアプリケーション用のエージェントの種別を示
す情報がある。
【0059】無線基地局制御装置10は、呼接続要求信
号(又はエージェント要求信号)中のエージェント種別
に基づいて、エージェントサーバー20に対応するアプ
リケーション用のサーバー側エージェントがあるか否か
を検出して、その検出結果を移動局50に通知する。こ
の検出結果に基づいて、移動局50はエージェントの使
用が可能である場合には無線基地局制御装置10へハー
ドハンドオフ方式で通信することを通知し、エージェン
トが使用できない場合にはソフトハンドオフ方式で通信
することを通知する。
【0060】このようにして、本発明では、呼が切断さ
れてもエージェントにより通信の継続が可能であるデー
タ通信の場合に、ハンドオフ方式としてハードハンドオ
フ方式を使用しているので、回線の有効活用が可能であ
る。
【0061】また、呼が切断されると通信を最初からや
り直さなければならないときのように通信継続が困難な
場合に、ハンドオフ方式としてソフトハンドオフ方式を
使用しているので、呼損を防止することができる。
【0062】次に、無線基地局制御装置10のハンドオ
フ制御、エージェント制御ブロックについて説明する。
【0063】図2は、図1に示した無線基地局制御装置
10の構成例を示すブロック図である。無線基地局制御
装置10は、基地局インタフェース100と、多重分離
部110と、主制御部120と、無線基地局切替制御部
130と、エージェント制御部140とを備えている。
【0064】基地局インタフェース100は無線基地局
30,31(図1参照)と接続されている。多重分離部
110は基地局インタフェース100に接続されてお
り、無線基地局との入出力信号を多重分離する。制御部
120は多重分離部110に接続されており、呼処理等
に必要な制御信号を処理する。無線基地局切替制御部1
30は主制御部120に接続されており、ハードハンド
オフ(図10)およびソフトハンドオフ(図11)のハ
ンドオフ制御を行う。エージェント制御部140は主制
御部120とエージェントサーバー20(図1)とに接
続されており、エージェントサーバー20に格納されて
いるエージェントを管理・制御する。
【0065】以下、図2に示した無線基地局制御装置1
0の動作について説明する。
【0066】主制御部120は移動局50からの、エー
ジェント機能があるか否かを示す呼接続要求を、基地局
インタフェース100及び多重分離部110を介して受
信する。受信した呼接続要求がエージェント機能がある
ことを示している場合には、主制御部120はその呼接
続要求に含まれているアプリケーション用のエージェン
ト種別をエージェント制御部140に通知する。エージ
ェント制御部140は該当するアプリケーション用のサ
ーバー側エージェントがエージェントサーバー20にあ
るか要求を行う。無線基地局切替制御部130は移動局
50から通知されるハンドオフ方式を記憶し、該当する
呼について指定されたハンドオフ方式として動作する。
【0067】図3は、図1に示した移動局50の構成を
示すブロック図である。移動局50は、エージェント機
能部500と、ハンドオフ制御部510と、呼制御部5
20と、通信部530と、表示操作部540とを備えて
いる。
【0068】エージェント機能部500は、呼制御部5
20と通信部530とに接続されている。ハンドオフ制
御部510は、呼制御部520と通信部530とに接続
されている。呼制御部520は、エージェント機能部5
00とハンドオフ制御部510と通信部530とに接続
されている。通信部530は、エージェント機能部50
0とハンドオフ制御部510と呼制御部520と表示操
作部540とに接続されている。表示操作部540は通
信部530に接続されている。
【0069】エージェント機能部500は各種アプリケ
ーション用のクライアント側エージェントを収容してい
る。
【0070】図5にエージェント機能部500の構成を
示す。図5に示すように、エージェント機能部500
は、エージェント種別毎にクライアント側エージェント
を収容するクライアント側エージェント格納部501
と、該当するアプリケーション用のクライアント側エー
ジェントがクライアント側エージェント格納部501に
ある否かを判別するクライアント判別部502とを有し
ている。
【0071】図3に戻って、ハンドオフ制御部510は
ハンドオフ方式を決定し無線基地局に通知する。呼制御
部520は呼接続処理を行い、通信部530は通信デー
タの処理を行う。表示操作部540はデータを入力した
り表示するためのものであり、一般的にはキーボードや
マウスなどの入力装置やディスプレイなどの表示装置で
構成される。
【0072】以下、図3に図示した移動局50の動作に
ついて説明する。
【0073】表示操作部540によりデータ通信の接続
要求が通信部530に通知される。通信部530は呼制
御部520に接続先を通知し、使用するアプリケーショ
ンをエージェント機能部500に通知する。エージェン
ト機能部500で該当するアプリケーション用のクライ
アント側エージェントがあるか否かを判別し、その判別
結果を呼制御部520に通知する。呼制御部520は無
線基地局制御装置10に呼接続要求を行う。また、呼制
御部520は、エージェント応答の内容をエージェント
機能部500、ハンドオフ制御部510に通知する。ハ
ンドオフ制御部510は、エージェント応答の内容に基
づいて、呼制御部520を介して無線基地局制御装置1
0にハンドオフ方式を通知する。すなわち、エージェン
ト応答の内容がエージェント使用可を示している場合に
は、ハンドオフ制御部510は、呼制御部520を介し
て無線基地局制御装置10にハードハンドオフ制御を行
うことを示すハンドオフ方式を通知する。一方、エージ
ェント応答の内容がエージェント使用不可を示している
場合には、ハンドオフ制御部510は、ソフトハンドオ
フ制御を行うことを示すハンドオフ方式を通知する。
【0074】次に、図1乃至図5に加えて図6をも参照
して、図1に図示したCDMA無線データシステムの第
1の実施の形態に係るハンドオフ選択方法の動作につい
て説明する。
【0075】移動局50はデータ通信を行う際に使用す
るアプリケーション用のエージェント機能が自局にある
か否かを判別(ステップA1)する。詳述すると、表示
操作部504から通信部503に対して呼接続を行う旨
が通知される。この通知に応答して、通信部503は、
当該通信部503で使用している通信アプリケーション
の種別に対応するクライアント側エージェントが存在す
るか否かをエージェント機能部500に問い合わせる。
この問い合わせに応答して、エージェント機能部500
中のクライアント判別部502は、この通信アプリケー
ションに該当するクライアント側エージェントがクライ
アント側エージェント格納部501中に存在するか否か
を判別する。該当するクライアント側エージェントがク
ライアント側エージェント格納部501に存在する場
合、クライアント判別部502は、該当するエージェン
トが有ることとその種別を呼制御部502へ送る。
【0076】該当するエージェント機能がある場合(ス
テップA1の有)、移動局50は無線基地局制御装置1
0へ呼接続要求(エージェント有)を行う(ステップA
2)。すなわち、呼制御部502は、該当するクライア
ント側エージェントが有ることと、通信に使用するアプ
リケーションに対応するクライアント側エージェントの
種類を示すエージェント種別とを含む呼接続要求信号を
無線基地局30を介して無線基地局制御装置10へ送信
する。
【0077】無線基地局制御装置10は呼接続要求(エ
ージェント有)に含まれるアプリケーション用のエージ
ェント種別を読み出し、エージェントサーバー20に対
応するアプリケーション用のサーバー側エージェントが
あるか要求を行う(ステップA3)。詳述すると、上記
呼接続要求信号は基地局インタフェース100および多
重分離部110を介して主制御部120へ送られる。主
制御部120は、呼接続要求信号の中からエージェント
種別を抽出して、それをエージェント制御部140へ伝
える。エージェント制御部140は、エージェント種別
で表されるサーバー側エージェントがエージェントサー
バー20に存在するか否かを問い合わせる。
【0078】エージェントサーバー20は応答信号を移
動局50へ送信する(ステップA4)。詳述すると、エ
ージェントサーバー20のサーバー判別部202は、上
記問い合わせに対して、対応するアプリケーション用の
サーバー側エージェントがサーバー側エージェント格納
部201中にあるか否かを示す応答信号をエージェント
制御部140へ返す。エージェント制御部140は、こ
の応答信号を、主制御部120、多重分離部110、基
地局インタフェース100、および無線基地局30を介
して移動局50へ送信する。
【0079】移動局50は、応答信号に応答して、エー
ジェントの使用可否を検出する(ステップA5)。すな
わち、ハンドオフ制御部510は、呼制御部520を介
して受信した応答信号に基づいて、通信にエージェント
を使用できるか否かを判別する。ここで、応答信号がエ
ージェントサーバー20に対応するアプリケーション用
のサーバー側エージェントがあることを示していると
き、ハンドオフ制御部510は通信にエージェントを使
用できると判定する。逆に、応答信号がエージェントサ
ーバー20に対応するアプリケーション用のサーバー側
エージェントがないことを示しているとき、ハンドオフ
制御部510は通信にエージェントを使用できないと判
定する。
【0080】エージェント使用が可の場合、移動局50
は無線基地局30を介して無線基地局制御装置10へハ
ンドオフ方式(ハードハンドオフ)を通知する(ステッ
プA6)。すなわち、ハンドオフ制御部510は、呼制
御部520および無線基地局30を介して無線基地局制
御装置10へ、ハンドオフ方式としてハードハンドオフ
方式を使用することを通知する。
【0081】エージェント使用が否の場合、移動局50
は無線基地局30を介して無線基地局制御装置10へハ
ンドオフ方式(ソフトハンドオフ)を通知する(ステッ
プA7)。すなわち、ハンドオフ制御部510は、呼制
御部520および無線基地局30を介して無線基地局制
御装置10へ、ハンドオフ方式としてソフトハンドオフ
方式を使用することを通知する。
【0082】一方、移動局50のエージェント機能50
0が使用するアプリケーションに対応するクライアント
側エージェントを保有していないとする。この場合、移
動局50は、エージェント機能を無として無線基地局制
御装置10に呼接続要求(エージェント無)を行い(ス
テップA8)、ハンドオフ方式としてソフトハンドオフ
方式を使用することを通知する(ステップA9)。
【0083】ハンドオフ方式(ハードハンドオフ)を受
けた無線基地局制御装置10では、無線基地局切替制御
部130がハンドオフ方式(ハードハンドオフ)を記憶
し、ハードハンドオフ方式(図10)として動作する。
一方、ハンドオフ方式(ソフトハンドオフ)を受けた無
線基地局制御装置10では、無線基地局切替制御部13
0がハンドオフ方式(ソフトハンドオフ)を記憶し、ソ
フトハンドオフ方式(図11)として動作する。
【0084】次に、図1乃至図5に加えて図7をも参照
して、本発明の第2の実施の形態に係るハンドオフ選択
方法について説明する。
【0085】本発明の第2の実施の形態は、図2に示し
た無線基地局制御装置10おける基本的な部分について
は上述した本発明の第1の実施の形態と同じであるが、
ハンドオフ方式の通知を無線基地局制御装置10から移
動局50に対して行っていることが、上述した本発明の
第1の実施形態と相違している。以下では、第1の実施
の形態と類似する部分についは簡単に説明し、相違する
部分について詳細に説明する。
【0086】移動局50は、データ通信を行う際に、こ
れから使用しようとするアプリケーション用のエージェ
ント機能が自局にあるか否かを判別する(ステップB
1)。該当するエージェント機能があると判別された場
合、移動局50は、エージェント機能が有る旨とそのエ
ージェント種別とを示す情報と共に、無線基地局制御装
置10へ呼接続要求(エージェント有)を行う(ステッ
プB2)。
【0087】無線基地局制御装置10は呼接続要求(エ
ージェント有)に含まれるアプリケーション用のエージ
ェント種別を読み出し、エージェントサーバー20に対
応するアプリケーション用のサーバー用エージェントが
あるか要求を行う(ステップB3)。
【0088】エージェントサーバー20は応答信号を無
線基地局制御装置10へ送信する(ステップB4)。
【0089】無線基地局制御装置10では、エージェン
ト制御部140がエージェントサーバー20からエージ
ェント応答を受信し(ステップB4)、無線基地局制御
装置10でエージェントの使用可否を判別する(ステッ
プB5)。無線基地局制御装置10は、使用可能である
場合、移動局50にハンドオフ方式(ハードハンドオ
フ)を通知する(ステップB6)。すなわち、エージェ
ント制御部140は、主制御部120、多重分離部11
0、基地局インタフェース100、及び無線基地局30
を介して移動局50へ、ハンドオフ方式としてハードハ
ンドオフ方式を使用することを通知する。このとき、エ
ージェント制御部140は主制御部120を介して無線
基地局切替制御部130へもハンドオフ方式(ハードハ
ンドオフ)を通知する。
【0090】一方、使用不可能の場合、無線基地局制御
装置10はハンドオフ方式(ソフトハンドオフ)を通知
する(ステップB7)。すなわち、エージェント制御部
140は、主制御部120、多重分離部110、基地局
インタフェース100、及び無線基地局30を介して移
動局50へ、ハンドオフ方式としてソフトハンドオフ方
式を使用することを通知する。このとき、エージェント
制御部140は主制御部120を介して無線基地局切替
制御部130へもハンドオフ方式(ソフトハンドオフ)
を通知する。
【0091】これらハンドオフ方式の通知を受けた移動
局50のハンドオフ制御部510では、それに指定され
たハンドオフ方式でハンドオフ制御(図10又は図1
1)を行う。
【0092】移動局50が使用するアプリケーションに
対応するエージェント機能を保有しない場合(ステップ
B1の無)、移動局50はエージェント機能を無として
無線基地局制御装置10に呼接続要求(エージェント
無)を行い(ステップB8)、ハンドオフ方式(ソフト
ハンドオフ)を通知する(ステップB9)。
【0093】上述した実施の形態では、移動局50が
「発呼」する場合の動作について説明したが、移動局5
0が「データ送信」を行う場合にも以下に説明するよう
に同様に適用できる。
【0094】次に、図1乃至図5に加えて図8をも参照
して、本発明の第3の実施の形態に係るハンドオフ選択
方法の動作について説明する。
【0095】接続シーケンス(移動局発呼、着呼)が行
われた後、移動局50は、データ送信を行う際に使用す
るアプリケーション用のエージェント機能が自局にある
か否かを判別(ステップC1)する。詳述すると、表示
操作部504から通信部503に対してデータ送信を行
う旨が通知される。この通知に応答して、通信部503
は、当該通信部503で使用している通信アプリケーシ
ョンの種別に対応するクライアント側エージェントが存
在するか否かをエージェント機能部500に問い合わせ
る。この問い合わせに応答して、エージェント機能部5
00中のクライアント判別部502は、この通信アプリ
ケーションに該当するクライアント側エージェントがク
ライアント側エージェント格納部501中に存在するか
否かを判別する。該当するクライアント側エージェント
がクライアント側エージェント格納部501に存在する
場合、クライアント判別部502は、該当するエージェ
ントが有ることとその種別を呼制御部502へ送る。
【0096】該当するエージェント機能がある場合(ス
テップC1の有)、移動局50は無線基地局制御装置1
0へエージェント要求を行う(ステップC2)。すなわ
ち、呼制御部502は、通信に使用するアプリケーショ
ンに対応するクライアント側エージェントの種類を示す
エージェント種別を含むエージェント要求信号を無線基
地局30を介して無線基地局制御装置10へ送信する。
【0097】無線基地局制御装置10はエージェント要
求に含まれるアプリケーション用のエージェント種別を
読み出し、エージェントサーバー20に対応するアプリ
ケーション用のサーバー側エージェントがあるか要求を
行う(ステップC3)。詳述すると、上記エージェント
要求信号は基地局インタフェース100および多重分離
部110を介して主制御部120へ送られる。主制御部
120は、エージェント要求信号の中からエージェント
種別を抽出して、それをエージェント制御部140へ伝
える。エージェント制御部140は、エージェント種別
で表されるサーバー側エージェントがエージェントサー
バー20に存在するか否かを問い合わせる。
【0098】エージェントサーバー20は応答信号を移
動局50へ送信する(ステップC4)。詳述すると、エ
ージェントサーバー20のサーバー判別部202は、上
記問い合わせに対して、対応するアプリケーション用の
サーバー側エージェントがサーバー側エージェント格納
部201中にあるか否かを示す応答信号をエージェント
制御部140へ返す。エージェント制御部140は、こ
の応答信号を、主制御部120、多重分離部110、基
地局インタフェース100、および無線基地局30を介
して移動局50へ送信する。
【0099】移動局50は、応答信号に応答して、エー
ジェントの使用可否を検出する(ステップC5)。すな
わち、ハンドオフ制御部510は、呼制御部520を介
して受信した応答信号に基づいて、通信にエージェント
を使用できるか否かを判別する。ここで、応答信号がエ
ージェントサーバー20に対応するアプリケーション用
のサーバー側エージェントがあることを示していると
き、ハンドオフ制御部510は通信にエージェントを使
用できると判定する。逆に、応答信号がエージェントサ
ーバー20に対応するアプリケーション用のサーバー側
エージェントがないことを示しているとき、ハンドオフ
制御部510は通信にエージェントを使用できないと判
定する。
【0100】エージェント使用が可の場合、移動局50
は無線基地局30を介して無線基地局制御装置10へハ
ンドオフ方式(ハードハンドオフ)を通知する(ステッ
プC6)。すなわち、ハンドオフ制御部510は、呼制
御部520および無線基地局30を介して無線基地局制
御装置10へ、ハンドオフ方式としてハードハンドオフ
方式を使用することを通知する。
【0101】エージェント使用が否の場合、移動局50
は無線基地局30を介して無線基地局制御装置10へハ
ンドオフ方式(ソフトハンドオフ)を通知する(ステッ
プC7)。すなわち、ハンドオフ制御部510は、呼制
御部520および無線基地局30を介して無線基地局制
御装置10へ、ハンドオフ方式としてソフトハンドオフ
方式を使用することを通知する。
【0102】一方、移動局50のエージェント機能50
0が使用するアプリケーションに対応するクライアント
側エージェントを保有していないとする。この場合、移
動局50は、エージェント機能を無として無線基地局制
御装置10にエージェント無の通知を行い(ステップC
8)、ハンドオフ方式としてソフトハンドオフ方式を使
用することを通知する(ステップC9)。
【0103】ハンドオフ方式(ハードハンドオフ)を受
けた無線基地局制御装置10では、無線基地局切替制御
部130がハンドオフ方式(ハードハンドオフ)を記憶
し、ハードハンドオフ方式(図10)として動作する。
一方、ハンドオフ方式(ソフトハンドオフ)を受けた無
線基地局制御装置10では、無線基地局切替制御部13
0がハンドオフ方式(ソフトハンドオフ)を記憶し、ソ
フトハンドオフ方式(図11)として動作する。
【0104】次に、図1乃至図5に加えて図9をも参照
して、本発明の第4の実施の形態係るハンドオフ選択方
法について説明する。
【0105】本発明の第4の実施の形態は、図2に示し
た無線基地局制御装置10おける基本的な部分について
は上述した本発明の第3の実施の形態と同じであるが、
ハンドオフ方式の通知を無線基地局制御装置10から移
動局50に対して行っていることが、上述した本発明の
第3の実施形態と相違している。以下では、第3の実施
の形態と類似する部分についは簡単に説明し、相違する
部分について詳細に説明する。
【0106】接続シーケンス(移動局発呼、着呼)が行
われた後、移動局50は、データ送信を行う際に、これ
から使用しようとするアプリケーション用のエージェン
ト機能が自局にあるか否かを判別する(ステップD
1)。該当するエージェント機能があると判別された場
合、移動局50は、そのエージェント種別を示す情報と
共に、無線基地局制御装置10へエージェント要求を行
う(ステップD2)。
【0107】無線基地局制御装置10はエージェント要
求に含まれるアプリケーション用のエージェント種別を
読み出し、エージェントサーバー20に対応するアプリ
ケーション用のサーバー用エージェントがあるか要求を
行う(ステップD3)。
【0108】エージェントサーバー20は応答信号を無
線基地局制御装置10へ送信する(ステップD4)。
【0109】無線基地局制御装置10では、エージェン
ト制御部140がエージェントサーバー20からエージ
ェント応答を受信し(ステップD4)、無線基地局制御
装置10でエージェントの使用可否を判別する(ステッ
プD5)。無線基地局制御装置10は、使用可能である
場合、移動局50にハンドオフ方式(ハードハンドオ
フ)を通知する(ステップD6)。すなわち、エージェ
ント制御部140は、主制御部120、多重分離部11
0、基地局インタフェース100、及び無線基地局30
を介して移動局50へ、ハンドオフ方式としてハードハ
ンドオフ方式を使用することを通知する。このとき、エ
ージェント制御部140は主制御部120を介して無線
基地局切替制御部130へもハンドオフ方式(ハードハ
ンドオフ)を通知する。
【0110】一方、使用不可能の場合、無線基地局制御
装置10はハンドオフ方式(ソフトハンドオフ)を通知
する(ステップD7)。すなわち、エージェント制御部
140は、主制御部120、多重分離部110、基地局
インタフェース100、及び無線基地局30を介して移
動局50へ、ハンドオフ方式としてソフトハンドオフ方
式を使用することを通知する。このとき、エージェント
制御部140は主制御部120を介して無線基地局切替
制御部130へもハンドオフ方式(ソフトハンドオフ)
を通知する。
【0111】これらハンドオフ方式の通知を受けた移動
局50のハンドオフ制御部510では、それに指定され
たハンドオフ方式でハンドオフ制御(図10又は図1
1)を行う。
【0112】移動局50が使用するアプリケーションに
対応するエージェント機能を保有しない場合(ステップ
D1の無)、移動局50はエージェント機能を無として
無線基地局制御装置10にエージェント無を通知し(ス
テップD8)、ハンドオフ方式(ソフトハンドオフ)を
通知する(ステップD9)。
【0113】尚、本発明は、上述した実施の形態に限定
されず、本発明の要旨を脱逸脱しない範囲内で種々の変
更が可能なのはいうまでもない。たとえば、上述した実
施の形態では、移動局50が「発呼」する場合と「デー
タ送信」を行う場合についてのみ説明したが、移動局5
0が「着呼」する場合や「データ受信」を行う場合にも
適用可能である。
【0114】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、以下に記載するような効果を奏する。
【0115】第1の効果は回線を有効に活用できること
である。その理由は、呼が切断されてもエージェントに
より通信の継続が可能であるデータ通信の場合に、ハン
ドオフ方式としてハードハンドオフ方式を使用している
からである。
【0116】第2の効果は呼損を防止することができる
ことである。その理由は、呼が切断されると通信を最初
からやり直さなければならないときのように、通信継続
が困難な場合に、ハンドオフ方式としてソフトハンドオ
フ方式を使用しているからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るハンドオフ選択方法
が適用されるCDMA無線データシステムの構成を示す
ブロック図である。
【図2】図1に示したCDMA無線データシステムに使
用される無線基地局制御装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】図1に示したCDMA無線データシステムに使
用される移動局の構成を示すブロック図である。
【図4】図1に示したCDMA無線データシステムに使
用されるエージェントサーバーの構成を示すブロック図
である。
【図5】図3に示した移動局に使用されるエージェント
機能部の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の第1の実施形態に係るハンドオフ選択
方法を説明するためのシーケンス図である。
【図7】本発明の第2の実施形態に係るハンドオフ選択
方法を説明するためのシーケンス図である。
【図8】本発明の第3の実施形態に係るハンドオフ選択
方法を説明するためのシーケンス図である。
【図9】本発明の第4の実施形態に係るハンドオフ選択
方法を説明するためのシーケンス図である。
【図10】図1に示したCDMA無線データシステムに
おけるハードハンドオフ時の動作を説明するためのシー
ケンス図である。
【図11】図1に示したCDMA無線データシステムに
おけるソフトハンドオフ時の動作を説明するためのシー
ケンス図である。
【図12】従来のCDMA無線データシステムにおける
データ通信の動作(ハンドオフ選択方法)を説明するた
めのシーケンス図である。
【符号の説明】
10 無線基地局制御装置 20 エージェントサーバー 30,31 無線基地局 40,41 無線回線 50 移動局 60,61 サービスエリア 100 基地局インタフェース 110 多重分離部 120 主制御部 130 無線基地局切替制御部 140 エージェント制御部 201 サーバー側エージェント格納部 202 サーバー判別部 500 エージェント機能部 501 クライアント側エージェント格納部 502 クライアント判別部 510 ハンドオフ制御部 520 呼制御部 530 通信部 540 表示操作部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04L 12/00 - 12/66 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (40)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ通信のハンドオフ方式としてハー
    ドハンドオフ方式とソフトハンドオフ方式のいずれをも
    採用することができるCDMA無線データ通信システム
    におけるハンドオフ選択方法において、 ハードハンドオフが可能なときには、前記データ通信の
    ハンドオフ方式を前記ハードハンドオフ方式に設定する
    ことを特徴とするCDMA無線データ通信システムにお
    けるハンドオフ選択方法。
  2. 【請求項2】 データ通信のハンドオフ方式としてハー
    ドハンドオフ方式とソフトハンドオフ方式のいずれをも
    採用することができるCDMA無線データ通信システム
    におけるハンドオフ選択方法において、 エージェント機能を使用して行う前記データ通信のハン
    ドオフ方式を前記ハードハンドオフ方式に設定すること
    を特徴とするCDMA無線データ通信システムにおける
    ハンドオフ選択方法。
  3. 【請求項3】 データ通信のハンドオフ方式としてハー
    ドハンドオフ方式とソフトハンドオフ方式のいずれをも
    採用することができるCDMA無線データ通信システム
    におけるハンドオフ選択方法において、 エージェント機能を使用して行う前記データ通信のハン
    ドオフ方式を前記ハードハンドオフ方式に設定し、 前記エージェント機能を使用しない前記データ通信のハ
    ンドオフ方式を前記ソフトハンドオフ方式に設定するこ
    とを特徴とするCDMA無線データ通信システムにおけ
    るハンドオフ選択方法。
  4. 【請求項4】 データ通信のハンドオフ方式としてハー
    ドハンドオフ方式とソフトハンドオフ方式のいずれをも
    採用することができるCDMA無線データ通信システム
    におけるハンドオフ選択方法において、 エージェント機能を使用して行う前記データ通信のハン
    ドオフ方式を前記ハードハンドオフ方式に設定し、 前記エージェント機能を使用できない前記データ通信の
    ハンドオフ方式を前記ソフトハンドオフ方式に設定する
    ことを特徴とするCDMA無線データ通信システムにお
    けるハンドオフ選択方法。
  5. 【請求項5】 各々が無線回線によりサービスエリアを
    カバーする複数の無線基地局と、該複数の無線基地局に
    接続されて、前記複数の無線基地局の制御を行う無線基
    地局制御装置と、該無線基地局制御装置に接続されて、
    各種アプリケーションに対応するサーバー側エージェン
    トを収容するエージェントサーバーと、前記サービスエ
    リア内を移動しながら前記無線基地局との間で通信を行
    う移動局とを備えたCDMA無線データ通信システムに
    おける、データ通信のハンドオフ方式としてハードハン
    ドオフ方式とソフトハンドオフ方式のいずれをも採用す
    ることができる前記CDMA無線データ通信システムに
    おけるデータ通信方法であって、 前記移動局が、呼接続要求時に、通信に使用するアプリ
    ケーションに対応するクライアント側エージェントを自
    局にて保有しているか否かを判別し、 前記移動局が、前記無線基地局の少なくとも1つを介し
    て前記無線基地局制御装置へ、前記クライアント側エー
    ジェントの有無と、前記通信に使用するアプリケーショ
    ンに対応するクライアント側エージェントの種類を示す
    エージェント種別とを含む呼接続要求信号を送信するス
    テップを含むこと、を特徴とするCDMA無線データ通
    信システムにおけるデータ通信方法。
  6. 【請求項6】 前記無線基地局制御装置が、前記呼接続
    要求信号の中から前記エージェント種別を認識し、 前記無線基地局制御装置が、前記エージェントサーバー
    に、該認識したエージェント種別に該当するサーバー側
    エージェントがあるか否かを確認するステップを更に含
    むこと、を特徴とする請求項5に記載のCDMA無線デ
    ータ通信システムにおけるデータ通信方法。
  7. 【請求項7】 前記移動局が、前記確認の応答に基づい
    て、通信にエージェントを使用できるか否かを判別し前
    記移動局が、該判別結果に基づいて、使用するハンドオ
    フ方式を決定するステップを更に含むこと、を特徴とす
    る請求項6に記載のCDMA無線データ通信システムに
    おけるデータ通信方法。
  8. 【請求項8】 前記ハンドオフ方式を決定するステップ
    は、 前記判別結果が通信にエージェントを使用できることを
    示しているときには、前記使用するハンドオフ方式とし
    て前記ハードハンドオフ方式を決定し、 前記判別結果が通信にエージェントを使用できないこと
    を示しているときには、前記使用するハンドオフ方式と
    して前記ソフトハンドオフ方式を決定すること、を特徴
    とする請求項7に記載のCDMA無線データ通信システ
    ムにおけるデータ通信方法。
  9. 【請求項9】 前記無線基地局制御装置が、前記確認の
    応答に基づいて、通信にエージェントを使用できるか否
    かを判別し、 前記無線基地局制御装置が、該判別結果に基づいて、使
    用するハンドオフ方式を決定するステップを更に含むこ
    と、を特徴とする請求項6に記載のCDMA無線データ
    通信システムにおけるデータ通信方法。
  10. 【請求項10】 前記ハンドオフ方式を決定するステッ
    プは、 前記判別結果が通信にエージェントを使用できることを
    示しているときには、前記使用するハンドオフ方式とし
    て前記ハードハンドオフ方式を決定し、 前記判別結果が通信にエージェントを使用できないこと
    を示しているときには、前記使用するハンドオフ方式と
    して前記ソフトハンドオフ方式を決定すること、を特徴
    とする請求項9に記載のCDMA無線データ通信システ
    ムにおけデータ通信方法。
  11. 【請求項11】 各々が無線回線によりサービスエリア
    をカバーする複数の無線基地局と、該複数の無線基地局
    に接続されて、前記複数の無線基地局の制御を行う無線
    基地局制御装置と、該無線基地局制御装置に接続され
    て、各種アプリケーションに対応するサーバー側エージ
    ェントを収容するエージェントサーバーと、前記サービ
    スエリア内を移動しながら前記無線基地局との間で通信
    を行う移動局とを備えたCDMA無線データ通信システ
    ムにおける、データ通信のハンドオフ方式としてハード
    ハンドオフ方式とソフトハンドオフ方式のいずれをも採
    用することができる前記CDMA無線データ通信システ
    ムにおけるデータ通信方法であって、 前記移動局が、データ送信時に、通信に使用するアプリ
    ケーションに対応するクライアント側エージェントを自
    局にて保有しているか否かを判別し、 前記自局にて前記クライアント側エージェントを保有し
    ていると判別された場合、前記移動局が、前記無線基地
    局の少なくとも1つを介して前記無線基地局制御装置
    へ、前記通信に使用するアプリケーションに対応するク
    ライアント側エージェントの種類を示すエージェント種
    別を含むエージェント要求信号を送信するステップを含
    むこと、を特徴とするCDMA無線データ通信システム
    におけるデータ通信方法。
  12. 【請求項12】 前記無線基地局制御装置が、前記エー
    ジェント要求信号の中から前記エージェント種別を認識
    し、 前記無線基地局制御装置が、前記エージェントサーバー
    に、該認識したエージェント種別に該当するサーバー側
    エージェントがあるか否かを確認するステップを更に含
    むこと、を特徴とする請求項11に記載のCDMA無線
    データ通信システムにおけるデータ通信方法。
  13. 【請求項13】 前記移動局が、前記確認の応答に基づ
    いて、通信にエージェントを使用できるか否かを判別し
    前記移動局が、該判別結果に基づいて、使用するハンド
    オフ方式を決定するステップを更に含むこと、を特徴と
    する請求項12に記載のCDMA無線データ通信システ
    ムにおけるデータ通信方法。
  14. 【請求項14】 前記ハンドオフ方式を決定するステッ
    プは、 前記判別結果が通信にエージェントを使用できることを
    示しているときには、前記使用するハンドオフ方式とし
    て前記ハードハンドオフ方式を決定し、 前記判別結果が通信にエージェントを使用できないこと
    を示しているときには、前記使用するハンドオフ方式と
    して前記ソフトハンドオフ方式を決定すること、を特徴
    とする請求項13に記載のCDMA無線データ通信シス
    テムにおけるデータ通信方法。
  15. 【請求項15】 前記無線基地局制御装置が、前記確認
    の応答に基づいて、通信にエージェントを使用できるか
    否かを判別し、 前記無線基地局制御装置が、該判別結果に基づいて、使
    用するハンドオフ方式を決定するステップを更に含むこ
    と、を特徴とする請求項12に記載のCDMA無線デー
    タ通信システムにおけるデータ通信方法。
  16. 【請求項16】 前記ハンドオフ方式を決定するステッ
    プは、 前記判別結果が通信にエージェントを使用できることを
    示しているときには、前記使用するハンドオフ方式とし
    て前記ハードハンドオフ方式を決定し、 前記判別結果が通信にエージェントを使用できないこと
    を示しているときには、前記使用するハンドオフ方式と
    して前記ソフトハンドオフ方式を決定すること、を特徴
    とする請求項15に記載のCDMA無線データ通信シス
    テムにおけデータ通信方法。
  17. 【請求項17】 各々が無線回線によりサービスエリア
    をカバーする複数の無線基地局と、該複数の無線基地局
    に接続されて、前記複数の無線基地局の制御を行う無線
    基地局制御装置と、該無線基地局制御装置に接続され
    て、各種アプリケーションに対応するサーバー側エージ
    ェントを収容するエージェントサーバーと、前記サービ
    スエリア内を移動しながら前記無線基地局との間で通信
    を行う移動局とを備えたCDMA無線データ通信システ
    ムであって、ハンドオフ方式としてハードハンドオフ方
    式とソフトハンドオフ方式のいずれをも採用することが
    できる前記CDMA無線データ通信システムにおいて、 前記移動局は、 呼接続要求時に、通信に使用するアプリケーションに対
    応するクライアント側エージェントを自局にて保有して
    いるか否かを判別するエージェント判別手段と、 前記エージェント判別手段の判別結果に基づいて、前記
    無線基地局のいずれか1つを介して前記無線基地局制御
    装置へ、前記クライアント側エージェントの有無と、前
    記通信に使用するアプリケーションに対応するクライア
    ント側エージェントの種類を示すエージェント種別とを
    含む呼接続要求信号を送信する送信手段と、 を有すること、を特徴とするCDMA無線データ通信シ
    ステム。
  18. 【請求項18】 前記無線基地局制御装置は、 前記呼接続要求信号の中から前記エージェント種別を認
    識する認識手段と、 前記エージェントサーバーに、該認識したエージェント
    種別に該当するサーバー側エージェントがあるか否かを
    確認する確認手段と、 有すること、を特徴とする請求項17に記載のCDMA
    無線データ通信システム。
  19. 【請求項19】 前記移動局は、 前記確認の応答に基づいて、通信にエージェントを使用
    できるか否かを判別する使用可否判別手段と、 該判別結果に基づいて、使用するハンドオフ方式を決定
    するハンドオフ方式決定手段と、 を更に有すること、を特徴とする請求項18に記載のC
    DMA無線データ通信システム。
  20. 【請求項20】 前記ハンドオフ方式決定手段は、 前記判別結果が通信にエージェントを使用できることを
    示しているときには、前記使用するハンドオフ方式とし
    て前記ハードハンドオフ方式を決定し、 前記判別結果が通信にエージェントを使用できないこと
    を示しているときには、前記使用するハンドオフ方式と
    して前記ソフトハンドオフ方式を決定すること、を特徴
    とする請求項19に記載のCDMA無線データ通信シス
    テム。
  21. 【請求項21】 前記無線基地局制御装置は、 前記確認の応答に基づいて、通信にエージェントを使用
    できるか否かを判別する使用可否判別手段と、 該判別結果に基づいて、使用するハンドオフ方式を決定
    するハンドオフ方式決定手段と、 を更に有すること、を特徴とする請求項18に記載のC
    DMA無線データ通信システム。
  22. 【請求項22】 前記ハンドオフ方式決定手段は、 前記判別結果が通信にエージェントを使用できることを
    示しているときには、前記使用するハンドオフ方式とし
    て前記ハードハンドオフ方式を決定し、 前記判別結果が通信にエージェントを使用できないこと
    を示しているときには、前記使用するハンドオフ方式と
    して前記ソフトハンドオフ方式を決定すること、を特徴
    とする請求項21に記載のCDMA無線データ通信シス
    テム。
  23. 【請求項23】 各々が無線回線によりサービスエリア
    をカバーする複数の無線基地局と、該複数の無線基地局
    に接続されて、前記複数の無線基地局の制御を行う無線
    基地局制御装置と、該無線基地局制御装置に接続され
    て、各種アプリケーションに対応するサーバー側エージ
    ェントを収容するエージェントサーバーと、前記サービ
    スエリア内を移動しながら前記無線基地局との間で通信
    を行う移動局とを備えたCDMA無線データ通信システ
    ムであって、ハンドオフ方式としてハードハンドオフ方
    式とソフトハンドオフ方式のいずれをも採用することが
    できる前記CDMA無線データ通信システムにおいて、 前記移動局は、 データ送信時に、通信に使用するアプリケーションに対
    応するクライアント側エージェントを自局にて保有して
    いるか否かを判別するエージェント判別手段と、 前記エージェント判別手段によって前記自局にて前記ク
    ライアント側エージェントを保有していると判別された
    場合、前記無線基地局の少なくとも1つを介して前記無
    線基地局制御装置へ、前記通信に使用するアプリケーシ
    ョンに対応するクライアント側エージェントの種類を示
    すエージェント種別を含むエージェント要求信号を送信
    する送信手段と、 を有すること、を特徴とするCDMA無線データ通信シ
    ステム。
  24. 【請求項24】 前記無線基地局制御装置は、 前記エージェント要求信号の中から前記エージェント種
    別を認識する認識手段と、 前記エージェントサーバーに、該認識したエージェント
    種別に該当するサーバー側エージェントがあるか否かを
    確認する確認手段と、 有すること、を特徴とする請求項23に記載のCDMA
    無線データ通信システム。
  25. 【請求項25】 前記移動局は、 前記確認の応答に基づいて、通信にエージェントを使用
    できるか否かを判別する使用可否判別手段と、 該判別結果に基づいて、使用するハンドオフ方式を決定
    するハンドオフ方式決定手段と、 を更に有すること、を特徴とする請求項24に記載のC
    DMA無線データ通信システム。
  26. 【請求項26】 前記ハンドオフ方式決定手段は、 前記判別結果が通信にエージェントを使用できることを
    示しているときには、前記使用するハンドオフ方式とし
    て前記ハードハンドオフ方式を決定し、 前記判別結果が通信にエージェントを使用できないこと
    を示しているときには、前記使用するハンドオフ方式と
    して前記ソフトハンドオフ方式を決定すること、を特徴
    とする請求項25に記載のCDMA無線データ通信シス
    テム。
  27. 【請求項27】 前記無線基地局制御装置は、 前記確認の応答に基づいて、通信にエージェントを使用
    できるか否かを判別する使用可否判別手段と、 該判別結果に基づいて、使用するハンドオフ方式を決定
    するハンドオフ方式決定手段と、 を更に有すること、を特徴とする請求項24に記載のC
    DMA無線データ通信システム。
  28. 【請求項28】 前記ハンドオフ方式決定手段は、 前記判別結果が通信にエージェントを使用できることを
    示しているときには、前記使用するハンドオフ方式とし
    て前記ハードハンドオフ方式を決定し、 前記判別結果が通信にエージェントを使用できないこと
    を示しているときには、前記使用するハンドオフ方式と
    して前記ソフトハンドオフ方式を決定すること、を特徴
    とする請求項27に記載のCDMA無線データ通信シス
    テム。
  29. 【請求項29】 ハンドオフ方式としてハードハンドオ
    フ方式とソフトハンドオフ方式のいずれをも採用するこ
    とができるCDMA無線データ通信システムに使用され
    る移動局であって、前記CDMA無線データ通信システ
    ムは、各々が無線回線によりサービスエリアをカバーす
    る複数の無線基地局と、該複数の無線基地局に接続され
    て、前記複数の無線基地局の制御を行う無線基地局制御
    装置と、該無線基地局制御装置に接続されて、各種アプ
    リケーションに対応するサーバー側エージェントを収容
    するエージェントサーバーとを備え、前記移動局は前記
    サービスエリア内を移動しながら前記無線基地局との間
    で通信を行うものであり、前記移動局は、 呼接続要求時に、通信に使用するアプリケーションに対
    応するクライアント側エージェントを自局にて保有して
    いるか否かを判別するエージェント判別手段と、 前記無線基地局の少なくとも1つを介して前記無線基地
    局制御装置へ、前記クライアント側エージェントの有無
    と、前記通信に使用するアプリケーションに対応するク
    ライアント側エージェントの種類を示すエージェント種
    別とを含む呼接続要求信号を送信する送信手段と、 を有すること、を特徴とする移動局。
  30. 【請求項30】 前記移動局は、 前記無線基地局制御装置から、前記エージェントサーバ
    ーに前記エージェント種別に該当するサーバー側エージ
    ェントがあるか否かを示す確認の応答を受信する手段
    と、 前記確認の応答に基づいて、通信にエージェントを使用
    できるか否かを判別する使用可否判別手段と、 該判別結果に基づいて、使用するハンドオフ方式を決定
    するハンドオフ方式決定手段と、 を更に有すること、を特徴とする請求項29に記載の移
    動局。
  31. 【請求項31】 前記ハンドオフ方式決定手段は、 前記判別結果が通信にエージェントを使用できることを
    示しているときには、前記使用するハンドオフ方式とし
    て前記ハードハンドオフ方式を決定し、 前記判別結果が通信にエージェントを使用できないこと
    を示しているときには、前記使用するハンドオフ方式と
    して前記ソフトハンドオフ方式を決定すること、を特徴
    とする請求項30に記載の移動局。
  32. 【請求項32】 ハンドオフ方式としてハードハンドオ
    フ方式とソフトハンドオフ方式のいずれをも採用するこ
    とができるCDMA無線データ通信システムに使用され
    る移動局であって、前記CDMA無線データ通信システ
    ムは、各々が無線回線によりサービスエリアをカバーす
    る複数の無線基地局と、該複数の無線基地局に接続され
    て、前記複数の無線基地局の制御を行う無線基地局制御
    装置と、該無線基地局制御装置に接続されて、各種アプ
    リケーションに対応するサーバー側エージェントを収容
    するエージェントサーバーとを備え、前記移動局は前記
    サービスエリア内を移動しながら前記無線基地局との間
    で通信を行うものであり、前記移動局は、 データ送信時に、通信に使用するアプリケーションに対
    応するクライアント側エージェントを自局にて保有して
    いるか否かを判別するエージェント判別手段と、 前記エージェント判別手段によって前記自局にて前記ク
    ライアント側エージェントを保有していると判別された
    場合、前記無線基地局の少なくとも1つを介して前記無
    線基地局制御装置へ、前記通信に使用するアプリケーシ
    ョンに対応するクライアント側エージェントの種類を示
    すエージェント種別を含むでエージェント要求信号を送
    信する送信手段と、 を有すること、を特徴とする移動局。
  33. 【請求項33】 前記移動局は、 前記無線基地局制御装置から、前記エージェントサーバ
    ーに前記エージェント種別に該当するサーバー側エージ
    ェントがあるか否かを示す確認の応答を受信する手段
    と、 前記確認の応答に基づいて、通信にエージェントを使用
    できるか否かを判別する使用可否判別手段と、 該判別結果に基づいて、使用するハンドオフ方式を決定
    するハンドオフ方式決定手段と、 を更に有すること、を特徴とする請求項32に記載の移
    動局。
  34. 【請求項34】 前記ハンドオフ方式決定手段は、 前記判別結果が通信にエージェントを使用できることを
    示しているときには、前記使用するハンドオフ方式とし
    て前記ハードハンドオフ方式を決定し、 前記判別結果が通信にエージェントを使用できないこと
    を示しているときには、前記使用するハンドオフ方式と
    して前記ソフトハンドオフ方式を決定すること、を特徴
    とする請求項33に記載の移動局。
  35. 【請求項35】 ハンドオフ方式としてハードハンドオ
    フ方式とソフトハンドオフ方式のいずれをも採用するこ
    とができるCDMA無線データ通信システムに使用され
    る無線基地局制御装置であって、前記CDMA無線デー
    タ通信システムは、各々が無線回線によりサービスエリ
    アをカバーする複数の無線基地局と、前記サービスエリ
    ア内を移動しながら前記無線基地局との間で通信を行う
    移動局と、前記無線基地局制御装置に接続されて、各種
    アプリケーションを実行するサーバー側エージェントを
    収容するエージェントサーバーとを備え、前記無線基地
    局制御装置は、前記複数の無線基地局に接続されて、前
    記複数の無線基地局の制御を行うものであり、前記無線
    基地局制御装置は、 前記移動局の呼接続要求時に、前記移動局から、前記無
    線基地局のいずれか1つを介して、クライアント側エー
    ジェントの有無と、通信に使用するアプリケーションに
    対応するクライアント側エージェントの種類を示すエー
    ジェント種別とを含む呼接続要求信号を受信する受信手
    段と、 前記呼接続要求信号の中から前記エージェント種別を認
    識する認識手段と、 前記エージェントサーバーに、該認識したエージェント
    種別に該当するサーバー側エージェントがあるか否かを
    確認する確認手段と、 有すること、を特徴とする無線基地局制御装置。
  36. 【請求項36】 前記無線基地局制御装置は、 前記確認の応答に基づいて、通信にエージェントを使用
    できるか否かを判別する使用可否判別手段と、 該判別結果に基づいて、使用するハンドオフ方式を決定
    するハンドオフ方式決定手段と、 を更に有すること、を特徴とする請求項35に記載の無
    線基地局制御装置。
  37. 【請求項37】 前記ハンドオフ方式決定手段は、 前記判別結果が通信にエージェントを使用できることを
    示しているときには、前記使用するハンドオフ方式とし
    て前記ハードハンドオフ方式を決定し、 前記判別結果が通信にエージェントを使用できないこと
    を示しているときには、前記使用するハンドオフ方式と
    して前記ソフトハンドオフ方式を決定すること、を特徴
    とする請求項36に記載の無線基地局制御装置。
  38. 【請求項38】 ハンドオフ方式としてハードハンドオ
    フ方式とソフトハンドオフ方式のいずれをも採用するこ
    とができるCDMA無線データ通信システムに使用され
    る無線基地局制御装置であって、前記CDMA無線デー
    タ通信システムは、各々が無線回線によりサービスエリ
    アをカバーする複数の無線基地局と、前記サービスエリ
    ア内を移動しながら前記無線基地局との間で通信を行う
    移動局と、前記無線基地局制御装置に接続されて、各種
    アプリケーションを実行するサーバー側エージェントを
    収容するエージェントサーバーとを備え、前記無線基地
    局制御装置は、前記複数の無線基地局に接続されて、前
    記複数の無線基地局の制御を行うものであり、前記無線
    基地局制御装置は、 前記移動局のデータ送信時に、前記移動局から、前記無
    線基地局のいずれか1つを介して、通信に使用するアプ
    リケーションに対応するクライアント側エージェントの
    種類を示すエージェント種別を含むエージェント要求信
    号を受信する受信手段と、 前記エージェント要求信号の中から前記エージェント種
    別を認識する認識手段と、 前記エージェントサーバーに、該認識したエージェント
    種別に該当するサーバー側エージェントがあるか否かを
    確認する確認手段と、 有すること、を特徴とする無線基地局制御装置。
  39. 【請求項39】 前記無線基地局制御装置は、 前記確認の応答に基づいて、通信にエージェントを使用
    できるか否かを判別する使用可否判別手段と、 該判別結果に基づいて、使用するハンドオフ方式を決定
    するハンドオフ方式決定手段と、 を更に有すること、を特徴とする請求項38に記載の無
    線基地局制御装置。
  40. 【請求項40】 前記ハンドオフ方式決定手段は、 前記判別結果が通信にエージェントを使用できることを
    示しているときには、前記使用するハンドオフ方式とし
    て前記ハードハンドオフ方式を決定し、 前記判別結果が通信にエージェントを使用できないこと
    を示しているときには、前記使用するハンドオフ方式と
    して前記ソフトハンドオフ方式を決定すること、を特徴
    とする請求項39に記載の無線基地局制御装置。
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