JP2937722B2 - 熱記録装置 - Google Patents

熱記録装置

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JP2937722B2
JP2937722B2 JP32056993A JP32056993A JP2937722B2 JP 2937722 B2 JP2937722 B2 JP 2937722B2 JP 32056993 A JP32056993 A JP 32056993A JP 32056993 A JP32056993 A JP 32056993A JP 2937722 B2 JP2937722 B2 JP 2937722B2
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Toshiba TEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばファクシミリ装
置の記録部として用いられるものであり、感熱記録方式
および熱転写記録方式のいずれでも記録(印字)を行う
ことができる熱記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】サーマルヘッドを用いて記録(印字)を
行う熱記録装置では、大きく分類して感熱記録方式と熱
転写記録方式の2通りの記録方式がある。これらの2方
式は、基本的に同一な構成により実現が可能であるた
め、感熱記録方式と熱転写記録方式とを選択的に使用で
きるようにしたものが多く存在する。
【0003】すなわち例えば、ファクシミリ装置におい
ては、取扱い易さから普通紙で受信原稿を出力すること
が一般に強く望まれているが、普通紙に対して記録を行
うべく熱転写記録方式を用いると、高価なインクフィル
ムが必要となるためにランニングコストの上昇を来す。
そこで、記録用紙が特別な感熱紙であるために受信原稿
の取扱いは若干不便となるが、インクフィルムが不要で
あるためにランニングコストを低減できる感熱記録方式
を並設し、ユーザのニーズに応じた方式を適宜選択でき
るようにしたファクシミリ装置が多くなっている。
【0004】ところで感熱記録方式と熱転写記録方式と
では、用いる記録用紙の種類が上述のように異なり、い
ずれの記録方式で記録を行わせるのかに応じて、ユーザ
が記録方式に対応する記録用紙を選んでセットするもの
となっている。さらに感熱記録方式および熱転写記録方
式のどちらを用いるかは、ユーザがキースイッチなどを
操作して手動的に設定するものとなってる。
【0005】また、感熱記録方式と熱転写記録方式とで
は、良好な印字を行うために必要な熱量が異なるため、
どちらの方式においても良好な印字を行うためには、そ
れぞれでサーマルプリンタに供給するエネルギー量を変
化させることを行う。このサーマルヘッドへの供給エネ
ルギー量も、従来はユーザによりどちらの方式が選択さ
れているかに応じて決定するものとなっている。
【0006】このため、ユーザが、設定した記録方式に
対応するものとは異なる種類の記録用紙をセットしてし
まった場合、サーマルプリンタに供給されるエネルギー
量が最適ではなくなり、良好な印字が行えなかったり、
あるいは全く印字が行えなくなってしまったりするとい
う不具合があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来の熱
記録装置は、感熱記録方式および熱転写記録方式のどち
らを用いるかをユーザが手動的に設定するものとなって
いるために、セットした記録用紙に対応する方式とは異
なる方式が誤って設定される場合があり、この場合に正
常な記録が行えなくなってしまうという不具合があっ
た。
【0008】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、その目的とするところは、セットされた
記録用紙の種類から用いる記録方式を自動決定し、さら
にサーマルヘッドに供給するエネルギー量を記録方式に
応じた最適な値に自動設定することが可能で、これによ
り常に最適な条件で記録を行うことができる熱記録装置
を提供することにある。
【0009】
【0010】
【0011】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに本発明は、セットされた記録用紙の所定位置に、感
熱記録方式および熱転写記録方式のいずれか一方(例え
ば熱転写記録方式)においてのみ記録可能な所定のエネ
ルギー量で所定のマークの記録を行うようにサーマルヘ
ッドを駆動する例えばテスト印字制御手段などのマーク
形成制御手段と、このマーク形成制御手段により前記サ
ーマルヘッドの駆動が行われたのちに前記記録用紙の前
記所定位置において前記マークの検出を行う例えばマー
クセンサなどのマーク検出手段と、例えば記録テーブル
選択手段などの処理手段とを設け、この処理手段によ
り、前記マーク検出手段による検出状況に基づいて、セ
ットされている記録用紙が感熱記録用紙および熱転写記
録用紙のいずれであるかを判断し、この判断結果に応
てサーマルヘッドの駆動条件を変更設定するようにし
た。
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【作用】このような手段を講じたことにより、セットさ
れた記録用紙の所定位置に、感熱記録方式および熱転写
記録方式のいずれか一方においてのみ記録可能な所定の
エネルギー量で所定のマークの記録を行うようにサーマ
ルヘッドが駆動されるとともに、こののちに前記記録用
紙の前記所定位置に前記マークが記録できているか否か
がマーク検出手段により検出され、さらに処理手段によ
り、前記マーク検出手段による検出状況に基づいて、セ
ットされている記録用紙が感熱記録用紙および熱転写記
録用紙のいずれであるかが判断されて、この判断結果に
応じてサーマルヘッドの駆動条件の変更設定が行われ
る。
【0017】従って、セットされた記録用紙の種類が自
動的に判別され、例えば記録用紙を用いる記録方式にお
いて最適なサーマルヘッドの駆動条件が自動的に設定さ
れる。
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【実施例】
(第1実施例)以下、図面を参照して第1の発明に係る
実施例につき説明する。図1は本実施例に係る熱記録装
置の要部構成を示す図である。図中、1は多数の発熱抵
抗素子が一次元配列されたライン形のサーマルヘッドで
あり、対向してプラテンローラ2が設けられている。そ
してサーマルヘッド1は、図示しないばねによってプラ
テンローラ2に押圧されている。
【0022】3はロール状の記録用紙であり、その先端
は引き出されてサーマルヘッド1とプラテンローラ2と
の間およびカッター4に挿通されている。この記録用紙
3としては、感熱紙および普通紙の2種類が使用可能で
あり、これらが選択的にセットされる。なお本実施例で
用いる記録用紙3は、図2(a)に示すように感熱紙3
aには背面に黒いマークM(図にハッチングして示すも
の)が先端から終端まで連続的に形成されている。なお
図2(b)に示すように普通紙3bにはマークは形成さ
れていない。
【0023】カッター4は、制御部5の制御のもとに、
記録用紙3を任意の位置で切断する。6はロール状のイ
ンクフィルムであり、送りスプロケット7に取り付けら
れている。このインクフィルム6の先端は、引き出され
て巻取りスプロケット8に固定され、巻取りスプロケッ
ト8の回転にともなって巻取りスプロケット8に巻き取
られて行く。またインクフィルム6は、送りスプロケッ
ト7から巻取りスプロケット8に至る途中で、サーマル
ヘッド1とプラテンローラ2との間に記録用紙3に重ね
た状態で挿通されている。なおインクフィルム6は、着
脱が自在である。
【0024】9は、インクフィルム6のサーマルヘッド
1に対する状態を所定状態(図示の状態)に保つための
ガイドシャフトである。10はヘッドコントローラであ
り、制御部5の制御のもとに、外部から与えられる画像
データに基づいてサーマルヘッド1を駆動する。
【0025】11はマークセンサであり、記録用紙3の
背面の所定の位置に対向して配置されている。このマー
クセンサ11は例えば反射型の光センサによりなり、記
録用紙3の背面の所定の位置の黒/白を検出する。すな
わちマークセンサ11は、記録用紙3の背面にマークM
が形成されているか否かを検出する。このマークセンサ
11は、制御部5に接続されており、検出信号を制御部
5に与える。
【0026】12は主メモリ部であり、制御部5に接続
されている。この主メモリ部12は、制御部5が各種の
処理を行う上で使用する各種の情報が記憶されている
が、そのうちに感熱用記録テーブル12aと熱転写用記
録テーブル12bとが含まれている。感熱用記録テーブ
ル12aは、感熱記録方式にて記録を行う場合における
サーマルヘッド10の駆動条件(供給するエネルギー量
等)が登録されたものである。また熱転写用記録テーブ
ル12bは、熱転写記録方式にて記録を行う場合におけ
るサーマルヘッド10の駆動条件(供給するエネルギー
量等)が登録されたものである。
【0027】13は操作パネルであり、制御部5に接続
されている。この操作パネル13は、ユーザが制御部5
に対して各種の指示入力を行うための例えばキースイッ
チ群などの入力部13aと、ユーザに対する各種の情報
表示を行うための例えばLCDなどの表示部13bとか
らなる。
【0028】ところで制御部5は、マイクロコンピュー
タを主制御回路として有するものであり、熱記録装置に
おける周知の一般的な制御手段に加えて、マークセンサ
11の検出信号の状態に応じて感熱用記録テーブル12
aおよび熱転写用記録テーブル12bのいずれかを有効
とする処理を行う記録テーブル選択手段5aを有してい
る。
【0029】次に以上のように構成された熱記録装置の
動作を、制御部5の制御手順にしたがって説明する。ま
ず制御部5は待機状態において、記録テーブル選択手段
5aによって記録テーブルの選択処理を行う。すなわち
図3に示すように制御部5はまず、マークセンサ11の
検出出力に基づいて、マークセンサ11にてマークが検
出されているか否かの判断を行う(ステップST1
1)。
【0030】ここでマークセンサ11が黒画像を検出し
ていれば、制御部5は記録用紙3の背面にマークMが形
成されていると判断して記録用紙3が感熱紙3aである
と判断し(ステップST12)、使用すべきテーブルを
感熱用記録テーブル12aに決定する(ステップST1
3)。
【0031】一方、マークセンサ11が白画像を検出し
ていれば、制御部5は記録用紙3の背面にマークMが形
成されていないと判断して記録用紙3が普通紙3bであ
ると判断し(ステップST14)、使用すべきテーブル
を熱転写用記録テーブル12bに決定する(ステップS
T15)。
【0032】以上が記録テーブルの選択処理である。こ
ののち、外部から記録動作の開始が指示されると、制御
部5はヘッドコントローラ10に対して、サーマルヘッ
ド1の駆動条件を設定する。ここで設定する駆動条件
は、待機状態において前述のようにして決定したテーブ
ルに記憶されたものである。すなわち、記録用紙3とし
て感熱紙3aがセットされていれば、ヘッドコントロー
ラ10には感熱用記録テーブル12aに記憶された感熱
記録用の駆動条件が設定され、また記録用紙3として普
通紙3bがセットされていれば、ヘッドコントローラ1
0には熱転写用記録テーブル12bに記憶された熱転写
記録用の駆動条件が設定される。さらに制御部5は、図
示しない駆動源を起動してプラテンローラ2や巻取りス
プロケット8などを回転させて記録用紙3およびインク
フィルム6の搬送を開始するとともに、ヘッドコントロ
ーラ10に対してサーマルヘッド1の駆動の開始を指示
する。
【0033】これに応じてヘッドコントローラ10は、
設定された駆動条件に従って、外部から与えられる画像
データに応じてサーマルヘッド1を駆動する。すなわ
ち、記録用紙3として感熱紙3aがセットされていれ
ば、感熱記録を行うのに最適な条件でサーマルヘッド1
を駆動し、感熱記録方式による印字を感熱紙3aに対し
て行う。また記録用紙3として普通紙3bがセットされ
ていれば、熱転写記録を行うのに最適な条件でサーマル
ヘッド1を駆動し、熱転写記録方式による印字を普通紙
3bに対して行う。
【0034】かくして本実施例によれば、感熱紙3aに
のみ背面にマークMを形成しておくとともに、セットさ
れた記録用紙3の背面の所定の位置におけるマークMの
有無をマークセンサ11により検出することにより、セ
ットされた記録用紙3が感熱紙3aおよび普通紙3bの
いずれであるかを判断する。そして記録用紙3が感熱紙
3aであるときには、サーマルヘッド1の駆動条件を感
熱用記録テーブル12aに記憶された感熱記録用の駆動
条件に、また記録用紙3が普通紙3bであるときには、
サーマルヘッド1の駆動条件を熱転写用記録テーブル1
2bに記憶された熱転写記録用の駆動条件にそれぞれ設
定するので、記録用紙3の種類に応じて感熱記録方式と
熱転写記録方式とが自動的に選択され、その方式で記録
動作がなされる。
【0035】従って、記録用紙3の種類と用いる記録方
式とが整合しなくなってしまうことはなく、常に良好な
印字が行える。また本実施例によれば、感熱記録方式と
熱転写記録方式とのいずれを用いるかをユーザがキー操
作等によって手動指定する必要がないので、ユーザの負
担が軽減され、取扱いが簡易になる。
【0036】(第2実施例)以下、第2の発明に係る実
施例につき説明する。図4は本実施例に係る熱記録装置
の要部構成を示す図である。なお、図1と同一部分には
同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0037】この熱記録装置は、サーマルヘッド1、プ
ラテンローラ2、記録用紙3、カッター4、インクフィ
ルム6、送りスプロケット7、巻取りスプロケット8、
ガイドシャフト9、ヘッドコントローラ10、主メモリ
部12、操作パネル13、制御部21およびマーク検出
センサ22から構成されている。
【0038】ここで本実施例が前記第1実施例と異なる
ところは、制御部5を制御部21に置き換えるととも
に、マークセンサ11を排除してマークセンサ22を設
けた点である。
【0039】カッター4、ヘッドコントローラ10、主
メモリ12および操作パネル13は、それぞれ制御部2
1に接続されている。マークセンサ22は、記録用紙3
の表面の所定の位置に対向して配置されている。このマ
ークセンサ22は例えば反射型の光センサによりなり、
記録用紙3の表面の所定の位置の黒/白を検出する。こ
のマークセンサ11は、制御部21に接続されており、
検出信号を制御部21に与える。
【0040】ところで制御部21は、例えばマイクロコ
ンピュータを主制御回路として有するものであり、テス
ト印字制御手段21aおよび記録テーブル選択手段21
bを有している。テスト印字制御手段21aは、記録用
紙3の交換作業が行われた場合に、新たにセットされた
記録用紙3に対して所定のマークを印字するためのテス
ト印字を行うための制御を行うものである。また記録テ
ーブル選択手段21bは、マークセンサ22の検出信号
の状態に応じて感熱用記録テーブル12aおよび熱転写
用記録テーブル12bのいずれかを有効とする処理を行
うものである。
【0041】次に以上のように構成された熱記録装置の
動作を制御部21の制御手順にしたがって説明する。ま
ず制御部21は、待機状態において記録用紙3の交換作
業が行われた場合に、テスト印字制御手段21aおよび
記録テーブル選択手段21bによって記録テーブルの選
択処理を行う。なお記録用紙3の交換作業が行われたこ
とは、例えば、記録用紙3を交換する際に開閉される装
置カバー(図示せず)が開放状態から閉じられたことを
もって、または記録用紙3が無い状態からセットされた
ことが記録用紙の有無を検出するセンサにより検出され
たことをもって、あるいは入力部13aにおける所定の
キー操作によって記録用紙3の交換を行ったことが指定
されたことをもって推定することができ、制御部21は
このような所定の状態が生じた場合に記録用紙3の交換
作業が行われたと判断して記録テーブルの選択処理を開
始する。
【0042】記録テーブルの選択処理において、図5に
示すように制御部21はまず、熱転写記録方式の際には
印字可能であるが感熱記録方式では印字することができ
ない程度の所定のエネルギー量で所定のマークを印字す
るテスト印字を行うようにヘッドコントローラ10に指
示を出し、当該テスト印字を実行する(ステップST2
1)。
【0043】続いて制御部21は、マークセンサ22の
検出出力に基づいて、テスト印字により記録されるべき
マークがマークセンサ22により検出されたか否かの判
断を行う(ステップST22)。
【0044】ここでマークセンサ22がマークを検出し
ていれば、制御部21は記録用紙3にマークが印字でき
たので記録用紙3が普通紙であると判断し(ステップS
T23)、使用すべきテーブルを熱転写用記録テーブル
12bに決定する(ステップST24)。
【0045】一方、マークセンサ22がマークを検出し
ていなければ、制御部21は記録用紙3にマークが印字
できなかったので記録用紙3が感熱紙であると判断し
(ステップST25)、使用すべきテーブルを感熱用記
録テーブル12aに決定する(ステップST26)。
【0046】以上が記録テーブルの選択処理である。な
お以上の処理のうち、ステップST21がテスト印字制
御手段21aによって、またステップST22乃至ステ
ップST26の処理が記録テーブル選択手段21bによ
ってそれぞれなされる。
【0047】こののち、外部から記録動作の開始が指示
されると、制御部21はヘッドコントローラ10に対し
て、サーマルヘッド1の駆動条件を設定する。ここで設
定する駆動条件は、待機状態において前述のようにして
決定したテーブルに記憶されたものである。すなわち、
記録用紙3として感熱紙がセットされていれば、ヘッド
コントローラ10には感熱用記録テーブル12aに記憶
された感熱記録用の駆動条件が設定され、また記録用紙
3として普通紙がセットされていれば、ヘッドコントロ
ーラ10には熱転写用記録テーブル12bに記憶された
熱転写記録用の駆動条件が設定される。さらに制御部2
1は、図示しない駆動源を起動してプラテンローラ2や
巻取りスプロケット8などを回転させて記録用紙3およ
びインクフィルム6の搬送を開始するとともに、ヘッド
コントローラ10に対してサーマルヘッド1の駆動の開
始を指示する。
【0048】これに応じてヘッドコントローラ10は、
設定された駆動条件に従って、外部から与えられる画像
データに応じてサーマルヘッド1を駆動する。すなわ
ち、記録用紙3として感熱紙がセットされていれば、感
熱記録を行うのに最適な条件でサーマルヘッド1を駆動
し、感熱記録方式による印字を感熱紙に対して行う。ま
た記録用紙3として普通紙がセットされていれば、熱転
写記録を行うのに最適な条件でサーマルヘッド1を駆動
し、熱転写記録方式による印字を普通紙に対して行う。
【0049】かくして本実施例によれば、熱転写記録方
式によってのみ印字可能なように行うテスト印字により
マークが印字できたか否かをマークセンサ22により検
出することにより、セットされた記録用紙3が感熱紙お
よび普通紙のいずれであるかを判断する。そして記録用
紙3が感熱紙であるときには、サーマルヘッド1の駆動
条件を感熱用記録テーブル12aに記憶された感熱記録
用の駆動条件に、また記録用紙3が普通紙であるときに
は、サーマルヘッド1の駆動条件を熱転写用記録テーブ
ル12bに記憶された熱転写記録用の駆動条件にそれぞ
れ設定するので、記録用紙3の種類に応じて感熱記録方
式と熱転写記録方式とが自動的に選択され、その方式で
記録動作がなされる。
【0050】従って、記録用紙3の種類と用いる記録方
式とが整合しなくなってしまうことはなく、常に良好な
印字が行える。また本実施例によれば、感熱記録方式と
熱転写記録方式とのいずれを用いるかをユーザがキー操
作等によって手動指定する必要がないので、ユーザの負
担が軽減され、取扱いが簡易になる。
【0051】(第3実施例)以下、第3の発明の実施例
につき説明する。図6は本実施例に係る熱記録装置の要
部構成を示す図である。なお、図1と同一部分には同一
符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0052】この熱記録装置は、サーマルヘッド1、プ
ラテンローラ2、記録用紙3、インクフィルム6、送り
スプロケット7、巻取りスプロケット8、ガイドシャフ
ト9、ヘッドコントローラ10、主メモリ部12、操作
パネル13、制御部31およびカッター32から構成さ
れている。
【0053】ここで本実施例が前記第1実施例と異なる
ところは、制御部5を制御部31に、またカッター4を
カッター32にそれぞれ置き換えた点である。ヘッドコ
ントローラ10、主メモリ12および操作パネル13
は、それぞれ制御部31に接続されている。
【0054】制御部31は例えばマイクロコンピュータ
を主制御回路として有するものであり、熱記録装置にお
ける周知の一般的な制御手段に加えて、カッター32を
テスト動作させるとともにその際のカッター32の動作
状態に基づいて、感熱用記録テーブル12aおよび熱転
写用記録テーブル12bのいずれかを有効とする制御を
行う記録テーブル選択手段31aを有している。
【0055】図7はカッター32の構造を示す図であ
り、(a)は正面図、(b)は(a)中のA−A線で筐
体のみを破断して示す矢視断面図である。図中、41は
筐体である。この筐体41の内部には、回転刃42がキ
ャリッジ43に支持されて配置されている。キャリッジ
43は、図示しない支持・搬送機構によって支持される
とともに、必要に応じて筐体41内を図中の矢印Bで示
す方向に往復搬送される。
【0056】筐体41の一側端には、待機側センサ44
が設けられている。この待機側センサ44は、回転刃4
2が所定の待機位置にあるときにキャリッジ43により
OFFされる。また筐体41の他側端には、反復側セン
サ45が設けられている。この反復側センサ45は、回
転刃42が所定の反復位置にあるときにキャリッジ43
によりOFFされる。この待機側センサ44および反復
側センサ45は、ON/OFFの状態を示す信号を制御
部31へと与えている。
【0057】次に以上のように構成された熱記録装置の
動作を制御部31の制御手順にしたがって説明する。ま
ず制御部31は、待機状態において記録用紙3の交換作
業が行われた場合に、記録テーブル選択手段31aによ
って記録テーブルの選択処理を行う。なお記録用紙3の
交換作業が行われたことは、例えば、記録用紙3を交換
する際に開閉される装置カバー(図示せず)が開放状態
から閉じられたことをもって、または記録用紙3が無い
状態からセットされたことが記録用紙の有無を検出する
センサにより検出されたことをもって、あるいは入力部
13aにおける所定のキー操作によって記録用紙3の交
換を行ったことが指定されたことをもって推定すること
ができ、制御部31はこのような所定の状態が生じた場
合に記録用紙3の交換作業が行われたと判断して記録テ
ーブルの選択処理を開始する。
【0058】記録テーブルの選択処理において、図8に
示すように制御部31はまず、記録用紙3をカッター3
2に到達させるべく、所定量(例えば数十mm)だけフィ
ードさせ(ステップST31)、カッター32を起動す
る(ステップST32)。
【0059】これに応じてカッター32では、回転刃4
2が回転されながら、待機位置から反復位置に向けて搬
送される。従って、図7(b)に示すように筐体41内
に挿通されている記録用紙3は、回転刃42によって切
断される。
【0060】さて制御部31は、ステップST32にお
いてカッター32を起動したのち、カッティング時間t
の計時を開始し(ステップST33)、反復側センサ4
5がOFFとなるのを待つ(ステップST34)。
【0061】この状態で回転刃42が反復位置まで到達
し、キャリッジ43によって反復側センサ45がOFF
されると、制御部31はカッティング時間tの計時を終
了し(ステップST35)、カッティング時間tが所定
時間Tよりも大きいか否かの判断を行う。
【0062】ところで、感熱紙と普通紙とは剛性や厚さ
が異なるため、回転刃42の移動に対する負荷が異な
る。このため、回転刃42が待機位置から反復位置に到
達するまでに要する時間(カッティング時間)は記録用
紙3が感熱紙である場合と普通紙である場合とで異な
る。
【0063】図9は待機側センサ44および反復側セン
サ45のそれぞれの状態の変化を示す図であり、(a)
は記録用紙3が感熱紙であるとき、また(b)は記録用
紙3が普通紙であるときをそれぞれ示す。この図から分
かるように、待機側センサ44がONになってから反復
側センサ45がOFFになるまでの時間は、記録用紙3
が感熱紙である場合のt1に比較して記録用紙3が普通
紙である場合のt2のほうが短い。
【0064】かくして、所定時間Tをt1とt2との中
間的な値に設定しておくことにより、カッティング時間
tと所定時間Tとの大小関係により記録用紙3の種類を
推定できる。制御部31はステップST36においてカ
ッティング時間tが所定時間Tよりも大きいと判断する
と、記録用紙3が感熱紙であると判断し(ステップST
37)、使用すべきテーブルを感熱用記録テーブル12
aに決定する(ステップST38)。
【0065】一方、ステップST36においてカッティ
ング時間tが所定時間T以下である判断すると、制御部
31は記録用紙3が普通紙であると判断し(ステップS
T39)、使用すべきテーブルを熱転写用記録テーブル
12bに決定する(ステップST40)。
【0066】以上が記録テーブルの選択処理である。こ
ののち、外部から記録動作の開始が指示されると、制御
部31はヘッドコントローラ10に対して、サーマルヘ
ッド1の駆動条件を設定する。ここで設定する駆動条件
は、待機状態において前述のようにして決定したテーブ
ルに記憶されたものである。すなわち、記録用紙3とし
て感熱紙がセットされていれば、ヘッドコントローラ1
0には感熱用記録テーブル12aに記憶された感熱記録
用の駆動条件が設定され、また記録用紙3として普通紙
がセットされていれば、ヘッドコントローラ10には熱
転写用記録テーブル12bに記憶された熱転写記録用の
駆動条件が設定される。さらに制御部31は、図示しな
い駆動源を起動してプラテンローラ2や巻取りスプロケ
ット8などを回転させて記録用紙3およびインクフィル
ム6の搬送を開始するとともに、ヘッドコントローラ1
0に対してサーマルヘッド1の駆動の開始を指示する。
【0067】これに応じてヘッドコントローラ10は、
設定された駆動条件に従って、外部から与えられる画像
データに応じてサーマルヘッド1を駆動する。すなわ
ち、記録用紙3として感熱紙がセットされていれば、感
熱記録を行うのに最適な条件でサーマルヘッド1を駆動
し、感熱記録方式による印字を感熱紙に対して行う。ま
た記録用紙3として普通紙がセットされていれば、熱転
写記録を行うのに最適な条件でサーマルヘッド1を駆動
し、熱転写記録方式による印字を普通紙に対して行う。
【0068】かくして本実施例によれば、カッター32
により記録用紙3を切断する際における回転刃42の待
機位置から反復位置までの移動時間をカッティング時間
tとして検出し、このカッティング時間tが所定時間T
よりも大きいか否かを判断することによって、セットさ
れた記録用紙3が感熱紙および普通紙のいずれであるか
を判断する。そして記録用紙3が感熱紙であるときに
は、サーマルヘッド1の駆動条件を感熱用記録テーブル
12aに記憶された感熱記録用の駆動条件に、また記録
用紙3が普通紙であるときには、サーマルヘッド1の駆
動条件を熱転写用記録テーブル12bに記憶された熱転
写記録用の駆動条件にそれぞれ設定するので、記録用紙
3の種類に応じて感熱記録方式と熱転写記録方式とが自
動的に選択され、その方式で記録動作がなされる。
【0069】従って、記録用紙3の種類と用いる記録方
式とが整合しなくなってしまうことはなく、常に良好な
印字が行える。また本実施例によれば、感熱記録方式と
熱転写記録方式とのいずれを用いるかをユーザがキー操
作等によって手動指定する必要がないので、ユーザの負
担が軽減され、取扱いが簡易になる。
【0070】(第4実施例)以下、第4の発明に係る実
施例につき説明する。図10は本実施例に係る熱記録装
置の要部構成を示す図である。なお、図1および図4と
同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略す
る。
【0071】この熱記録装置は、サーマルヘッド1、プ
ラテンローラ2、記録用紙3、カッター4、インクフィ
ルム6、送りスプロケット7、巻取りスプロケット8、
ガイドシャフト9、ヘッドコントローラ10、主メモリ
部12、操作パネル13、マーク検出センサ22および
制御部51から構成されている。
【0072】ここで本実施例が前記第2実施例と異なる
ところは、制御部21を制御部51に置き換えた点であ
る。カッター4、ヘッドコントローラ10、主メモリ1
2、操作パネル13およびマーク検出センサ22は、そ
れぞれ制御部51に接続されている。
【0073】制御部51は、例えばマイクロコンピュー
タを主制御回路として有するものであり、熱記録装置に
おける周知の一般的な制御手段に加えて、テスト印字制
御手段51aおよびエラー表示制御手段51bを有して
いる。テスト印字制御手段51aは、記録用紙3の交換
作業が行われた場合に、新たにセットされた記録用紙3
に対して所定のマークを印字するためのテスト印字を行
うための制御を行うものである。またエラー表示制御手
段51bは、マークセンサ22の検出信号の状態に応じ
て記録用紙3およびインクフィルム6のセット状態の正
否を監視し、必要に応じてエラー表示を行うための制御
を行うものである。
【0074】次に以上のように構成された熱記録装置の
動作を制御部51の制御手順にしたがって説明する。ま
ず制御部51は、待機状態において記録用紙3またはイ
ンクフィルム6の交換作業が行われた場合に、テスト印
字制御手段51aおよびエラー表示制御手段51bによ
って、セッティングエラーの検出・表示処理を行う。な
お記録用紙3またはインクフィルム6の交換作業が行わ
れたことは、例えば、記録用紙3およびインクフィルム
6を交換する際に開閉される装置カバー(図示せず)が
開放状態から閉じられたことをもって、または記録用紙
3およびインクフィルム6が無い状態からセットされた
ことが記録用紙の有無を検出するセンサおよびインクフ
ィルムの有無を検出するセンサにより検出されたことを
もって、あるいは入力部13aにおける所定のキー操作
によって記録用紙3またはインクフィルム6の交換を行
ったことが指定されたことをもって推定することがで
き、制御部51はこのような所定の状態が生じた場合に
記録用紙3の交換作業が行われたと判断して記録テーブ
ルの選択処理を開始する。
【0075】セッティングエラー検出・表示処理におい
て、図11に示すように制御部51はまず、感熱記録方
式および熱転写記録方式のいずれでも印字可能な程度の
所定のエネルギー量で所定のマークを印字するテスト印
字を行うようにヘッドコントローラ10に指示を出し、
当該テスト印字を実行する(ステップST41)。
【0076】続いて制御部51は、マークセンサ22の
検出出力に基づいて、テスト印字により記録されるべき
マークがマークセンサ22により検出されたか否かの判
断を行う(ステップST42)。
【0077】ここでマークセンサ22がマークを検出し
ていれば、記録用紙3およびインクフィルム6が印字可
能な状態でセットされていることが分かるので、制御部
51はセッティングエラーは無いと判断し、そのままセ
ッティングエラー検出・表示処理を終了する。
【0078】一方、マークセンサ22がマークを検出し
ていなければ、記録用紙3およびインクフィルム6が印
字が不可能な状態にセットされていることが分かるの
で、制御部51はセッティングエラーがあると判断し、
表示部13bに所定のエラーメッセージの表示を行う
(ステップST43)。具体的には、例えばまず図12
(a)に示すように記録用紙3またはインクフィルム6
のセット状態に誤りがある旨を示すメッセージを表示
し、5秒後に記録用紙3またはインクフィルム6を正し
くセットすることを促すメッセージを表示する。
【0079】そして制御部51は、表示部13bにエラ
ーメッセージを表示した状態で、所定のエラー解消作業
が実行されるのを待つ(ステップST44)。ここでエ
ラー解消作業とは、記録用紙3を感熱紙に交換するか、
またはインクフィルム6をセットするかのいずれかの作
業であるが、前述の記録用紙3またはインクフィルム6
の交換作業が行われたことをもって何等かのエラー解消
作業がなされたものと見なす。そしてエラー解消作業が
なされたら、ステップST41以降の処理を繰り返す。
【0080】なお以上の処理のうち、ステップST41
の処理がテスト印字制御手段51aによって、またステ
ップST42乃至ステップST44の処理がエラー表示
制御手段51bによってそれぞれ行われる。
【0081】かくして本実施例によれば、テスト印字に
よりマークが印字できたか否かをマークセンサ22によ
り検出することにより、記録用紙3およびインクフィル
ム6が印字を行うことができるように正確にセットされ
ているか否かを判断し、セッティングエラーがあれば、
その旨を表示部13bに表示する。
【0082】従って、ユーザはセッティングを誤ったこ
とを知ることができ、セッティングエラーを迅速に解消
することができる。なお本発明は上記各実施例に限定さ
れるものではなく、次のような種々の変形実施が可能で
ある。
【0083】(1) 上記第1実施例における感熱紙3aに
形成しておくマークMの形態は、上記第1実施例に挙げ
たものには限定されない。 (2) 上記第1実施例では感熱紙3aにのみマークMを形
成しているが、普通紙3bにのみマークを設けたり、あ
るいは互いに異なるマークを感熱紙3aおよび普通紙3
bの双方に設けても良い。
【0084】(3) 上記第1実施例における記録用紙3に
形成するマークは、黒画像によるマークには限定され
ず、他の色の画像によるマークや、光の反射率が記録用
紙3とは異なる材質を塗布した不可視のマークなどであ
っても良い。
【0085】(4) 上記第1実施例におけるマークセンサ
11は、光学的なものには限らず、磁気的なものなどを
用いても良い。ただしこの場合には、記録用紙3に形成
するマークを対応する材質(例えば磁性体など)により
形成しておく必要がある。
【0086】(5) 上記第3実施例におけるカッター32
は、上記第3実施例に示した構成のものには限定されな
い。 (6) 上記第3実施例においては、カッティング時間tが
所定時間Tよりも大きいか否かに基づいて記録用紙3の
種類を判断しているが、例えば一方の記録用紙を切断す
る際のカッティング時間を標準時間として設定してお
き、この標準時間と計測したカッティング時間との差Δ
tが一定時間よりも大きいか否かに基づいて記録用紙3
の種類を判断することもできる。
【0087】(7) 上記第1実施例乃至第3実施例では、
記録用紙3の種類に応じて行う処理として、記録テーブ
ルの選択処理を行っているが、その他の任意の処理であ
って良い。例えば、インクフィルム6の有無を検出する
センサを別途設け、このセンサの検出結果と記録用紙の
種類とを総合的に評価して記録用紙3およびインクフィ
ルム6が正しくセットされているか否かを監視し、必要
に応じてエラー表示を行う処理などを行うこともでき
る。
【0088】(8) 上記第4実施例においては、エラー表
示として表示部13bでメッセージの可視表示を行って
いるが、例えばLEDの転倒などによる可視表示を行っ
ても良いし、あるいは音声や警報音により可聴表示や振
動表示などを行っても良い。またこれらの複数の表示方
法を組み合わせて行っても良い。 (9) このほか、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の
変形実施が可能である。
【0089】
【0090】
【発明の効果】発明によれば、セットされた記録用紙
の所定位置に、感熱記録方式および熱転写記録方式のい
ずれか一方(例えば熱転写記録方式)においてのみ記録
可能な所定のエネルギー量で所定のマークの記録を行う
ようにサーマルヘッドを駆動する例えばテスト印字制御
手段などのマーク形成制御手段と、このマーク形成制御
手段により前記サーマルヘッドの駆動が行われたのちに
前記記録用紙の前記所定位置において前記マークの検出
を行う例えばマークセンサなどのマーク検出手段と、例
えば記録テーブル選択手段などの処理手段とを設け、こ
の処理手段により、前記マーク検出手段による検出状況
に基づいて、セットされている記録用紙が感熱記録用紙
および熱転写記録用紙のいずれであるかを判断し、この
判断結果に応じてサーマルヘッドの駆動条件を変更設定
するようにしたので、セットされた記録用紙の種類から
用いる記録方式を自動決定することができ、その決定し
た記録方式に応じた最適なエネルギー量でサーマルヘッ
ドが駆動されることで、常に最適な条件で記録を行うこ
とができる熱記録装置となる。
【0091】
【0092】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明に係る実施例(第1実施例)におけ
る熱記録装置の要部構成を示す図。
【図2】第1実施例における感熱紙3aおよび普通紙3
bの外観を示す斜視図。
【図3】図1中の制御部5の記録テーブル選択処理に係
る制御手順を示すフローチャート。
【図4】第2の発明に係る実施例(第2実施例)におけ
る熱記録装置の要部構成を示す図。
【図5】図4中の制御部21の記録テーブル選択処理に
係る制御手順を示すフローチャート。
【図6】第3の発明に係る実施例(第3実施例)におけ
る熱記録装置の要部構成を示す図。
【図7】図6中のカッター32の具体的な構成例を一部
破断して示す図。
【図8】図6中の制御部31の記録テーブル選択処理に
係る制御手順を示すフローチャート。
【図9】図7中の待機側センサ44および反復側センサ
45のそれぞれの状態の変化を示す図であり、(a)は
記録用紙3が感熱紙であるときを示す図、(b)は記録
用紙3が普通紙であるときを示す図。
【図10】第4の発明に係る実施例(第4実施例)にお
ける熱記録装置の要部構成を示す図。
【図11】図10中の制御部51のセッティングエラー
検出・表示処理に係る制御手順を示すフローチャート。
【図12】図10中の表示部13bでのエラー表示の表
示例を示す図。
【符号の説明】
1…サーマルヘッド 2…プラテンローラ 3…記録用紙 3a…感熱紙 3b…普通紙 4,32…カッター 5,21,31,51…制御部 5a,21b,31a…記録テーブル選択手段 21a,51a…テスト印字制御手段 51…エラー表示制御手段 6…インクフィルム 7…送りスプロケット 8…巻取りスプロケット 9…ガイドシャフト 10…ヘッドコントローラ 11,22…マークセンサ 12…主メモリ部 12a…感熱用記録テーブル 12b…熱転写用記録テーブル 13…操作パネル 13a…入力部 13b…表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 伸也 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株式会社東芝日野工場内 (56)参考文献 特開 平5−185620(JP,A) 特開 平2−274564(JP,A) 実開 平3−36864(JP,U) 実開 平4−87255(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/32 - 2/325 B41J 11/42 B41J 11/70

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーマルヘッドを有し、感熱記録用紙が
    セットされるとともにインクフィルムがセットされない
    状態で感熱記録方式による記録を、また熱転写記録用紙
    がセットされるとともにインクフィルムがセットされた
    状態で熱転写方式による記録をそれぞれ行うことができ
    る熱記録装置において、 セットされた記録用紙の所定位置に、感熱記録方式およ
    び熱転写記録方式のいずれか一方においてのみ記録可能
    な所定のエネルギー量で所定のマークの記録を行うよう
    に前記サーマルヘッドを駆動するマーク形成制御手段
    と、 このマーク形成制御手段により前記サーマルヘッドの駆
    動が行われたのちに前記記録用紙の前記所定位置におい
    て前記マークの検出を行うマーク検出手段と、 このマーク検出手段による検出状況に基づいて、セット
    されている記録用紙が感熱記録用紙および熱転写記録用
    紙のいずれであるかを判断し、この判断結果に応じて前
    記サーマルヘッドの駆動条件を変更設定する処理手段と
    を具備したことを特徴とする熱記録装置。
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