JP2936528B2 - 孔版印刷用w/o型エマルションインキ - Google Patents

孔版印刷用w/o型エマルションインキ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、孔版印刷用W/O型エ
マルションインキに関するものである。更に詳しくは、
印刷物の画像におけるインキの定着性を改善し、更に画
像濃度を上げることができる、孔版印刷用輪転印刷機用
として適したW/O型エマルションインキに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】最近の印刷工学は、技術の進歩が目ざま
しいものがあり、ますます、良好な印刷物を得る事がで
きるようになってきた。更に、その印刷物の画像を良好
のままに保存できることが要求されている。しかしなが
ら、従来の孔版印刷機の画像においては、印刷後の紙と
紙の摩擦や手で扱う際に画像に触れることにより、非画
線部を汚してしまったり、あるいは紙を扱う作業者の手
を汚してしまい、衛生的にも問題があった。これは、従
来、エマルションインキの着色剤として使用されている
顔料の内、紙の表面上の孔より径が大きいものや、ある
いは油その他のビヒクルの紙中への浸透が速く、紙上に
残されたものが、紙と紙や作業者の手などとの摩擦によ
り剥離し、非画線部や手などに付着してしまうことによ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これまで、上記のよう
な不都合を改善するために、インキにワニスを添加し、
顔料と紙との固着性を上げ、定着性を上げる方策が取ら
れてきた。ところが、これでも前述のような問題が起こ
っており、更なる定着性の改善が求められている。
【0004】従って、本発明の目的は、前述の欠点を解
消し、孔版用印刷輪転印刷機における良好な印刷物画像
を保ち、且つ、印刷物画像により手が汚れない孔版印刷
用W/O型エマルションインキを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、W/O型エ
マルションインキの安全性、保存安定性を損なうこと無
く、定着性を改善し、摩擦による非画線部や手への汚れ
を無くすため鋭意研究を重ねた結果、油溶染料を着色剤
として使用することにより、前記目的を達成することを
見い出し、また画像濃度を上げることができることを発
見した。
【0006】即ち、本発明によれば、着色剤として油溶
染料を含有することを特徴とする孔版印刷用W/O型エ
マルションインキが提供され、また着色剤として油溶染
料/顔料混合物を含有することを特徴とする孔版印刷用
W/O型エマルションインキが提供される。
【0007】油溶染料は、溶剤中に溶解しているあるい
は分散している場合においても、顔料の径よりもその径
が著しく小さいものである。従って、油溶染料は紙の微
細な孔へも溶剤と共に浸透していき、顔料のように紙上
には残らず、摩擦による剥離はない。そのため、W/O
型エマルションインキの油相に油溶染料を着色剤として
使用することで、定着性を大幅に改善することができ
る。また、画像濃度が上がるのは、染料の長所である着
色力の強さによると考えられる。
【0008】なお、本発明においては、着色剤として油
溶染料/顔料混合物を使用してもよい。特に、顔料に対
して1〜40重量%の油溶染料を併用すると、顔料の優
れた耐水性及び耐光性を損なうことなく、また画像にお
ける裏ぬけ、透き通し、にじみなどの他の画像特性上の
欠点を有することなく、定着性を改善することができ、
非常に好ましい。
【0009】また、本発明のエマルションインクは、油
相5〜50重量%で水相50〜95重量%であることが
好ましい。使用する油溶染料を、顔料と併用する場合、
油溶染料の色は、使用する顔料の色と同一であるとは限
らない。前記油相としては、油溶染料、顔料、樹脂、
油、分散剤、乳化剤、ゲル化剤等からなり、また前記水
相は、水、水溶性樹脂、防腐剤、水蒸発抑制剤、凍結防
止剤、pH調整剤、酸化防止剤、電解質等からなってい
る。
【0010】油溶染料としては、ブターイエロー、スダ
ンオレンジRR、スダンブラウンR、スダンレッドB
B、スダンブラックB、スダンレッド3R、スダンバイ
オレットR、スダンブルーGL、スダングリーンBBの
公知の油溶染料が挙げられる。これらは、単独あるいは
複数でも使用可能である。使用量はインキに対して0.
01〜5.00重量%が好ましい。
【0011】油溶染料と顔料を併用する場合、顔料とし
ては、アゾ系顔料、フタロシアニン系顔料、ニトロソ系
顔料、ニトロ系顔料、建染染料系顔料、媒染染料系顔
料、塩基性染料系顔料、酸性染料系顔料及び天然染料系
顔料等の公知の顔料が挙げられる。これらは、単独ある
いは複数でも使用できる。この場合の油溶染料の使用量
は、顔料使用量の1〜40重量%が好ましい。また、顔
料使用量は、インキに対して1〜20重量%が好まし
い。
【0012】顔料分散剤、あるいはW/O型エマルショ
ンを構成するための乳化剤には、グリセリン脂肪酸エス
テル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリ
コール脂肪酸エステル、ペンタエリスリトール脂肪酸エ
ステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポ
リオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリエチ
レングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンア
ルキルエーテル、ポリオキシエチレンフィトステロー
ル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキル
エーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテ
ル、ポリオキシエチレンひまし油、ポリオキシエチレン
硬化ひまし油、ポリオキシエチレンラノリン、ポリオキ
シエチレンラノリンアルコール、ポリオキシエチレンア
ルキルアミン、ポリオキシエチレン脂肪酸アミド、ポリ
オキシエチレンアルキルフェニルホルムアルデヒド縮合
物等のノニオン系界面活性剤が挙げられる。これらは、
単独あるいは複数でも使用できる。界面活性剤の使用量
は、インキに対して1〜20重量%が好ましい。
【0013】油には、公知の鉱物油、植物油、炭化水素
系合成油を単独あるいは複数で使用できる。鉱物油に
は、石油系溶剤、スピンドル油、流動パラフィン、モー
ター油、ギヤー油、マシン油などが、また植物油として
は、あまに油、トール油、とうもろこし油、大豆油、ひ
まし油、脱水ひまし油などが挙げられる。これらは、単
独あるいは複数でも使用できる。油の使用量は、インキ
に対して5〜30重量%が好ましい。
【0014】インキと紙との固着性、顔料の分散性、イ
ンキの経時安定性等の向上を目的として樹脂を使用する
が、その例としてはロジン、重合ロジン、水素化ロジ
ン、ロジンエステル、水素化ロジンエステル、ロジン変
性フェノール、アルキッド樹脂、重合ひまし油等が挙げ
られる。これらは、単独あるいは複数でも使用できる。
樹脂の使用量は、インキ中1〜15重量%が好ましい。
その他に、油相には、インキ安定性、顔料分散性の向上
のために、アルミニウムキレート等の顔料分散剤、ゲル
化剤を適宜、選択して使用することができる。
【0015】水相に使用される水は、水道水、精製水、
イオン交換水のいずれでもよく、使用量は、インキに対
して、20〜70重量%が好ましい。補湿あるいは増粘
のために使用される水溶性樹脂としては、アクリル酸樹
脂、アラビアゴム等が使用される。その使用量はインキ
に対して1〜15重量%が好ましい。
【0016】水蒸発抑制あるいは凍結防止のために、水
溶性有機溶剤を水相中に用いてもよく、その例として
は、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロ
ピレングリコール等のグリコール類、メタノール、エタ
ノール、イソプロパノール、ブタノール、イソブタノー
ル等のアルコール類、グリセリン等が挙げられる。これ
らの有機溶剤は、単独あるいは複数で使用できる。その
使用量はインキに対して、0.5〜10重量%が好まし
い。
【0017】その他、水相には防腐剤、pH調整剤、酸
化防止剤、エマルション安定のための電解質、金属部品
の腐食防止のための防錆剤、消泡剤等を、単独あるいは
複数で適宜選択し使用できる。
【0018】油相は、通常公知の分散機で顔料を分散さ
せ、それを油あるいはその他の油相組成物で希釈する。
希釈には通常、公知の撹拌機が使用される。水相には、
水相組成物が通常、撹拌機により混合される。出来上が
った油相、水相は、通常公知の乳化機を使用し、容易に
乳化される。分散、希釈、乳化等の製造方法、手段は適
宜変更できる。
【0019】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳細に説明
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。な
お、以下に示す部はいずれも重量基準である。
【0020】実施例1 スダンブラックB(着色剤) 3.0部 スピンドル油(溶剤) 15.0部 ロジン変性フェノール樹脂(樹脂) 5.0部 ソルビタンセスキオレエート(界面活性剤) 3.7部 ポリオキシソルビタンモノオレエート(界面活性剤) 2.3部 ジブチルヒドロキシトルエン(酸化防止剤) 0.1部 水 70.8部 パラオキシ安息香酸メチル(防腐剤) 0.1部
【0021】上記ロジン変性フェノール樹脂をスピンド
ル油に150℃で加熱溶解したものとスダンブラック
B、ソルビタンセスキオレエート及びソルビタンモノオ
レエートとを三本ロールで分散処理を行ない、油相を得
た。この油相にパラオキシ安息香酸メチルが溶解してい
る水溶液を徐々に加えていきながら、従来公知の乳化機
で撹拌し、上記組成のエマルションインキを得た。この
エマルションインキを使用し、リコー社製VT3500
機で印刷した。その印刷画像のI.D.をマクベス濃度
計(マクベス社製)で計測し、更にクロックメーター
(東洋精機社製)使用後の薄くなった画像のI.D.を
計測し、両者の比を算出した。以後この比を定着率と呼
ぶ。
【0022】実施例2 ファーネスカーボンブラック 2.7部 スダンブラックB 0.3部 スピンドル油 15.0部 ロジン変性フェノール樹脂 5.0部 ソルビタンセスキオレエート 3.7部 ソルビタンモノオレエート 2.3部 ジブチルヒドロキシトルエン 0.1部 水 70.8部 パラオキシ安息香酸メチル 0.1部
【0023】上記配合物を実施例1と同様にして乳化
し、エマルションインキを得た。これを使用してVT3
500にて印刷を行ない、実施例1と同様にしてI.D
及び定着率を測定した。
【0024】実施例3 ファーネスカーボンブラック 2.8部 スダンブルーGL 0.2部 スピンドル油 15.0部 ロジン変性フェノール樹脂 5.0部 ソルビタンセスキオレエート 3.7部 ソルビタンモノオレエート 2.3部 ジブチルヒドロキシトルエン 0.1部 水 70.8部 パラオキシ安息香酸メチル 0.1部
【0025】上記配合物を実施例1と同様にして乳化
し、エマルションインキを得た。これを使用してVT3
500にて印刷を行ない、実施例1と同様にしてI.D
及び定着率を測定した。
【0026】比較例1 ファーネスカーボンブラック 3.0部 スピンドル油 15.0部 ロジン変性フェノール樹脂 5.0部 ソルビタンセスキオレエート 3.7部 ソルビタンモノオレエート 2.3部 ジブチルヒドロキシトルエン 0.1部 水 70.8部 パラオキシ安息香酸メチル 0.1部
【0027】上記配合物を実施例1と同様にして乳化
し、エマルションインキを得た。これを使用してVT3
500にて印刷を行ない、実施例1と同様にしてI.D
及び定着率を測定した。
【0028】実施例4 フタロシアニングリーン 4.0部 スダングリーンBB 0.5部 石油系溶剤 25.0部 アルキッド樹脂 5.0部 ソルビタンセスキオレエート 5.0部 ジブチルヒドロキシトルエン 0.1部 水 55.7部 パラオキシ安息香酸メチル 0.1部 グリセリン(水蒸発抑制剤) 4.6部
【0029】上記配合物を実施例1と同様にして乳化
し、エマルションインキを得た。これを使用してVT3
500にて印刷を行ない、実施例1と同様にしてI.D
及び定着率を測定した。
【0030】実施例5 フタロシアニングリーン 4.2部 ブターイエロー 0.3部 石油系溶剤 25.0部 アルキッド樹脂 5.0部 ソルビタンセスキオレエート 5.0部 ジブチルヒドロキシトルエン 0.1部 水 55.7部 パラオキシ安息香酸メチル 0.1部 グリセリン 4.6部
【0031】上記配合物を実施例1と同様にして乳化
し、エマルションインキを得た。これを使用してVT3
500にて印刷を行ない、実施例1と同様にしてI.D
及び定着率を測定した。
【0032】比較例2 フタロシアニングリーン 4.5部 石油系溶剤 25.0部 アルキッド樹脂 5.0部 ソルビタンセスキオレエート 5.0部 ジブチルヒドロキシトルエン 0.1部 水 55.7部 パラオキシ安息香酸メチル 0.1部 グリセリン 4.6部
【0033】上記配合物を実施例1と同様にして乳化
し、エマルションインキを得た。これを使用してVT3
500にて印刷を行ない、実施例1と同様にしてI.D
及び定着率を測定した。
【0034】実施例6 フタロシアニンブルー 4.0部 スダンブルーGL 0.5部 石油系溶剤 25.0部 アルキッド樹脂 5.0部 ソルビタンセスキオレエート 5.0部 ジブチルヒドロキシトルエン 0.1部 水 55.7部 パラオキシ安息香酸メチル 0.1部 グリセリン 4.6部
【0035】上記配合物を実施例1と同様にして乳化
し、エマルションインキを得た。これを使用してVT3
500にて印刷を行ない、実施例1と同様にしてI.D
及び定着率を測定した。
【0036】実施例7 フタロシアニンブルー 4.2部 ブターイエロー 0.3部 石油系溶剤 25.0部 アルキッド樹脂 5.0部 ソルビタンセスキオレエート 5.0部 ジブチルヒドロキシトルエン 0.1部 水 55.7部 パラオキシ安息香酸メチル 0.1部 グリセリン 4.6部
【0037】上記配合物を実施例1と同様にして乳化
し、エマルションインキを得た。これを使用してVT3
500にて印刷を行ない、実施例1と同様にしてI.D
及び定着率を測定した。
【0038】比較例3 フタロシアニンブルー 4.5部 石油系溶剤 25.0部 アルキッド樹脂 5.0部 ソルビタンセスキオレエート 5.0部 ジブチルヒドロキシトルエン 0.1部 水 55.7部 パラオキシ安息香酸メチル 0.1部 グリセリン 4.6部
【0039】上記配合物を実施例1と同様にして乳化
し、エマルションインキを得た。これを使用してVT3
500にて印刷を行ない、実施例1と同様にしてI.D
及び定着率を測定した。
【0040】実施例8 スチロンチウムレッド 3.5部 スダンレッドBB 0.5部 石油系溶剤 15.0部 アルキッド樹脂 5.0部 ソルビタンセスキオレエート 4.5部 ジブチルヒドロキシトルエン 0.1部 水 66.7部 パラオキシ安息香酸メチル 0.1部 グリセリン 4.6部
【0041】上記配合物を実施例1と同様にして乳化
し、エマルションインキを得た。これを使用してVT3
500にて印刷を行ない、実施例1と同様にしてI.D
及び定着率を測定した。
【0042】実施例9 スチロンチウムレッド 3.7部 ブターイエロー 0.3部 石油系溶剤 15.0部 アルキッド樹脂 5.0部 ソルビタンセスキオレエート 4.5部 ジブチルヒドロキシトルエン 0.1部 水 66.7部 パラオキシ安息香酸メチル 0.1部 グリセリン 4.6部
【0043】上記配合物を実施例1と同様にして乳化
し、エマルションインキを得た。これを使用してVT3
500にて印刷を行ない、実施例1と同様にしてI.D
及び定着率を測定した。
【0044】比較例4 ストロンチウムレッド 4.0部 石油系溶剤 15.0部 アルキッド樹脂 5.0部 ソルビタンセスキオレエート 4.5部 ジブチルヒドロキシトルエン 0.1部 水 66.7部 パラオキシ安息香酸メチル 0.1部 グリセリン 4.6部
【0045】上記配合物を実施例1と同様にして乳化
し、エマルションインキを得た。これを使用してVT3
500にて印刷を行ない、実施例1と同様にしてI.D
及び定着率を測定した。
【0046】実施例1、2、3と比較例1、実施例4、
5と比較例2、実施例6、7と比較例3、実施例8、9
と比較例4の結果をそれぞれ表1〜4に示す。
【0047】
【表1】
【0048】
【表2】
【0049】
【表3】
【0050】
【表4】
【0051】表1〜4の結果から、本発明のエマルショ
ンインキによると、画像の定着性が改善され、その上画
像濃度も向上することが分かる。
【0052】
【発明の効果】本発明の孔版印刷用エマルションインキ
は、着色剤として油溶染料又は油溶染料/顔料混合物を
含有するという構成としたことから、インキの保存安定
性、安全性及び画像特性を損なうことなしに、インキの
紙への定着性が改善されるものとなる。このことによっ
て、画像の摩擦により、印刷物や作業者の手が汚れてし
まうことが防止される。更に、本発明のエマルションイ
ンキによると、画像濃度を上げることができる。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着色剤として油溶染料を含有することを
    特徴とする孔版印刷用W/O型エマルションインキ。
  2. 【請求項2】 着色剤として油溶染料/顔料混合物を含
    有することを特徴とする孔版印刷用W/O型エマルショ
    ンインキ。
  3. 【請求項3】 樹脂を含有することを特徴する前記請求
    項1または請求項2記載の孔版印刷用W/O型エマルシ
    ョンインキ。
  4. 【請求項4】 油相5〜50重量%と水相50〜95重
    量%とからなることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    か1項に記載の孔版印刷用W/O型エマルションイン
    キ。
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