JP2935788B2 - テレビ受像機および映像音響システム - Google Patents

テレビ受像機および映像音響システム

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JP2935788B2
JP2935788B2 JP5143469A JP14346993A JP2935788B2 JP 2935788 B2 JP2935788 B2 JP 2935788B2 JP 5143469 A JP5143469 A JP 5143469A JP 14346993 A JP14346993 A JP 14346993A JP 2935788 B2 JP2935788 B2 JP 2935788B2
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賢司 城下
雅人 長沢
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は映像および音声情報を処
理するテレビ受像機および映像音響システムに関し、特
に放送されている番組の受信をしながら、該放送されて
いる番組の一時的な停止、遅延、逆戻り、圧縮、編集等
を行ない得るシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】映像および音声信号の記録再生には、ビ
デオテープレコーダー、オーディオテープレコーダー等
が知られており、また広く用いられている。しかしテー
プレコーダは、同じテープ上に記録を行ないながら、同
時にテープの任意の位置から再生を行なうことができな
い。
【0003】例えば、テレビ番組を視聴している途中
で、他の用事、例えば電話のために短時間(例えば数
分)視聴を中断しなければならないことがある。ビデオ
テープレコーダーを用いれば、番組の残りを記録して後
で見ることができる。しかし、この場合番組が終わるま
で待たなければならない。これは、番組の残り時間が長
い場合に特に不便である。また、視聴者が一連の番組を
放送される順序で、かつできるだけ短い遅れで見たい場
合にも不都合である。
【0004】視聴者がテレビ番組の放送が始まる時刻に
短時間(数分)だけ遅れる場合にも同様の問題が起こ
る。これは、例えばニュース番組のように、できるだけ
早く見たい番組である場合に特に問題である。
【0005】ビデオテープレコーダーに関する他の問題
は、番組の受信中に、ある特定の場面を何等かの理由で
(例えば良く見えなかったとき、あるいは他の理由で再
度見たいとき)の理由で再生し、しかる後放送されてい
る番組の視聴を継続することができないことである。
【0006】放送局用の動画遅延装置としては、テレビ
ジョン学会技術報告、Vol. 12, No.39, p. 7 - 12,
「光磁気ディスクによるランダム動画遅延装置」に記載
されたものがある。
【0007】図1は、この従来の動画記録再生装置を示
している。この動画記録再生装置は、記録処理回路1
と、動画遅延装置用の制御回路2と、第1および第2の
記録再生ディスク装置4aおよび4bおよび切換器5を
含む記録再生装置3と、再生処理回路6とを有する。記
録再生ディスク装置4aの詳細は図2に示されている。
図示のように、記録再生ディスク装置4aは、記録増幅
器7と、記録光ヘッド8と、記録トラック10を有する
光ディスク9と、再生光ヘッド11と、再生増幅器12
と、ディスク/ピックアップサーボ回路13とを備えて
いる。
【0008】再び図1において、入力映像信号Vinおよ
び入力音声信号Ainは記録処理回路1で図3に示す信号
スペクトルを有する記録信号RECに変換される。この信
号スペクトルは光映像ディスク(レーザーディスクとも
呼ばれるもの)の記録に用いられるものと同様である。
記録信号RECは、制御回路2からの制御信号に応じて、
記録再生装置3の記録再生ディスク装置4aおよび4b
の一方又は双方で記録される。ディスク装置4aおよび
4bで記録された信号は、制御回路2からの制御信号に
応じて、再生信号PBaおよびPBbとして再生され、選択回
路5により選択され、再生信号PBとして再生される。こ
れらは、再生処理回路6で再生処理を受けて、出力映像
信号Voutおよび出力音声信号Aoutとして出力される。
【0009】図2を参照して、記録および再生中の記録
再生ディスク装置4aの動作を詳細に説明する。記録信
号RECは記録増幅器7で増幅され、記録光ヘッド9によ
って光ディスク9に記録されて、渦巻き状の記録トラッ
ク10を形成する。記録トラック10に記録された信号
は、再生光ヘッド11で検出され、再生増幅器12で増
幅され、再生信号PBとして出力される。ディスク/ピッ
クアップサーボ回路13は光ディスク9の回転、記録光
ヘッド8の位置および再生光ヘッド11の制御を行な
う。
【0010】光映像ディスクに記録される信号と同様の
信号が光ディスクに記録されるものと仮定しよう。渦巻
状のトラックは、光ディスク9の内周側から始まり、外
周側に向かって延びる。トラックは複数のターンからな
る。各ターンもまた、トラックと呼ばれる。トラック
(ターン)は内側のものから順に連続番号例えば、No.1
からNo. 12,000を付される。さらに、各トラックは各ト
ラックの半分からなるセグメントに分けられる。セグメ
ントはA, Bの添え字で識別される。従って、トラック1
0は、図4に示すように、1A, 1B, 2A, 2B, 3A, 3B,...
12,000Aおよび12,000Bに分けられる。図4は、記録光ヘ
ッド9による、トラックセグメント3Aへの記録と、再生
光ヘッド11によるトラックセグメント2Bからの再生と
が同時に開始された状態を示す。そのような再生が最も
早い、即ち記録の後最小時間遅れでの再生である。
【0011】記録ヘッド9が最も外側のトラックから、
最も内側のトラックに移動するにはある時間が掛かるの
で、二つの記録再生ディスク装置4aおよび4bとを設
け、一方のディスク装置において、ディスクの外側の縁
部の近傍で記録を行なっているときに、他方のディスク
でも記録を行なうのが有効である。そのような重複記録
により、記録信号の連続性および再生の連続性が確保さ
れる。
【0012】さらに、記録再生ディスク装置を二つ設け
ることにより、記録時間即ち再生を遅延する時間を2倍
にすることができる。各記録再生ディスク装置が1時間
記録容量を持つなら、二つの記録再生ディスク装置を備
えた記録再生装置は2時間の番組を記録することがで
き、あるいは放送されている番組の再生を2時間まで遅
らせることができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】先にも述べたように、
従来の家庭用映像音声記録装置、例えばテレビ受像機と
ビデオープレコーダの組合せでは、放送中の番組の一
時的保留、遅延、逆戻り、圧縮を行なうことができな
い。従って、用事のため、例えば電話を受けるため、視
聴者がテレビ受像機から離れなければならないときは、
ビデオテープレコーダを用いてその番組を記録すること
ができるものの、番組が終るまでは再生することができ
ない。また、従来の動画記録再生装置では、各ユニット
は二つ以上の番組を同時に記録することができない。
【0014】さらに、従来の動画記録再生装置は、放送
局で用いるためのものであり、これをテレビ受像機と接
続しただけでは上記の機能は得られない。
【0015】本発明は上記の問題を解決するためになさ
れたものである。
【0016】本発明の目的は、視聴者の都合に併せて番
組の進行を制御し得る装置を提供することである。
【0017】本発明の他の目的は、放送中の番組の一時
的保留、遅延、逆戻り、圧縮および編集を行ない得る装
置を提供することにある。
【0018】本発明の他の目的は、同時に放送される複
数の番組の記録、即ち同時に放送される複数のチャンネ
ルのテレビ信号の記録を行ない得る装置を提供すること
にある。
【0019】本発明のさらに他の目的は、複数の放送さ
れた番組を所望の順序で記録再生することのできる装置
を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明のテレビ受像機あ
るいは映像音響システムは、放送された番組の映像およ
び音響信号を含むテレビ信号を受信するテレビ受信手
上記テレビ受信手段が受信したテレビ信号をランダ
ムアクセス可能な記録媒体に記録する記録手段と該記録
手段が上記記録媒体に記録しつつあるテレビ信号を任意
の時点から再生し得る再生手段とを具備する記録再生手
段と、再生されたテレビ信号の映像信号により表わされ
る映像を表示する映像表示手段と、再生されたテレビ信
号の音声信号により表わされる音声を出力する音声出力
段と、上記記録再生装置による再生の停止および再開
を制御するための制御入力手段とを備えたものである。
【0021】記録再生装置に、常時は記録後直ちにある
いは予め定められた時間遅れで再生を行なわせ、制御入
力手段の操作により再生の態様の変更が要求された後
は、制御入力手段の操作に従って再生を行なわせるため
の制御手段を設けることが望ましい。
【0022】また、テレビ受信手段が二つ以上のチャン
ネルを同時に選択できるものであるのが望ましく、また
記録再生装置が2つ以上のチャンネルのテレビ信号を同
時の記録できるものであるのが望ましい。
【0023】
【作用】上記のテレビ装置や映像音響システムは、同時
に記録および再生する能力を有するため、放送中の番組
を受けながら、その番組の記録再生を行いまた番組の進
行を一時止めてしかる後進行を再開させることもでき
る。これにより、放送された番組の進行を使用者の都合
に併せて任意の時間シフトさせるための一時的メモリな
しバッファとして用いることができる。また、「ジャ
ンプ」を行うことにより、番組の進行を速める(即ち番
組の興味のない部分の再生を省略して先へ進む)こ
も、あるいは逆戻り(後ろ向きのジャンプ)を行なって
番組の一部を再度見ることも可能である。
【0024】
【実施例】実施例1 図5は、本発明の一実施例のテレビ受像機を示す。図示
の如く、このテレビ受像機は、記録処理回路1と、制御
回路2と、映像および音声信号を含むテレビ信号を記録
再生する記録再生装置3と、放送されたテレビ信号を受
信するためのアンテナ21と、所望のチャンネルのテレ
ビ信号を選択するテレビチューナ22と、操作部23
と、映像回路24と、テレビ受像管(CRT)25と、
音声回路26と、スピーカ27aおよび27bとを備え
ている。
【0025】記録再生装置3を図示すれば、従来のシス
テムにおける記録再生ディスク装置4aおよび4bの一
つを示す図2と同様となる。しかし、本発明で用いるデ
ィスクは直接書換(オーバライト)可能な光磁気ディス
クであるのが望ましい。そのような直接書換可能な光磁
気ディスクは例えば日経エレトロニクスNo. 506 (1990
年8月6日)の「オーバライト可能な光磁気ディスクを開
発、現行規格とほぼ同じ装置で実現可能」と題する論文
に示されている。この光磁気ディスクは、相変化を利用
したものであり、追記型光メモリと略同じ光ピックアッ
プ光学系とともに用いることができる。相変化型記録
は、記録媒体を加熱した後徐冷するか急冷するかによっ
て、異なる結晶状態を生じさせるものである。この記録
方法には、現行のCD(コンパクトディスク)との互換
性があると言う特徴がある。
【0026】本実施例で用いる制御回路2は、記録再生
装置3を第1のモード(追従再生モード)と第2のモー
ド(非追従再生モード)のいずれかで再生動作させるこ
とができる。
【0027】追従再生モードにおいては、記録したばか
りのテレビ信号の再生を行なう。例えば、常時(電源投
入時)は、記録後直ちに(最小の遅延時間で)または所
定の遅延時間で、再生を行なうこととし、操作部23の
操作により再生の態様の変更が要求された後は、操作部
の操作に従って再生を行なうよう構成することができ
る。操作部23の操作により行ない得る操作には、再生
の停止、再開、前向きのジャンプ、後ろ向きのジャンプ
が含まれる。追従再生モードにおいては、上記受信され
たテレビ信号の記録に対する再生の遅れ時間を記憶し、
該遅れ時間以上の前向きのジャンプが要求されたとき
に、受信されたテレビ信号を記録後直ちにあるいは予め
定められた時間遅れで再生を行なう状態に戻す。これに
より、直前に記録されたテレビ信号以外の信号を再生を
行なわない。
【0028】非追従再生モードにおいては(従来のVT
Rと同様)操作部の操作23に従って、あるいは後述の
スケジュール回路35の制御に従って、再生を行なう。
【0029】追従再生モードと非追従再生モードとの切
換えは操作部23により行なうことができる。通常(電
源投入時)は追従再生モードとし、操作部23の操作に
より非追従再生モードに切換えることができるように構
成することができる。
【0030】操作部23としては、例えば、図6に示す
リモコン(リモートコントロールユニット)28が用い
られる。このリモコン28は以下のキーを有する。
【0031】(a) 「TV-PAUSE」:このキーは記録された
番組の再生を停止し、または再開するために用いられ
る。再生中にこのキーが押されると、再生が停止され、
停止中にこのキーが押されると、再生が再開される。
【0032】(b) 「SKIP」:このキーは番組の再生中に
その一部を(順方向または逆方向に)飛ばす指令を与え
るために用いられる。ジャンプの時間は、他のキーを用
いて指定される。
【0033】(c) 数値キー「1」〜「12」は、数値、例
えば番組の再生中のジャンプの時間の入力のために用い
られる。
【0034】数値キーはまたチャンネル番号を指定する
ためにも用いられる。
【0035】(d) 「m」:このキーは「分」を入力する
ために用いられる。
【0036】(e) 「-」:このキーは負の記号を入力す
るために用いられる。例えば数値キー「1」〜「12」お
よび「m」キーと共に用いられ、負の時間を表す。「SKI
P」キーと共に用いられれば、逆方向へのジャンプが指
令される。
【0037】(f) 「ENTER」:このキーは他のキーに入
力された一組のデータをエンターするために用いられ
る。一組のキーが押された後にこのキーを押すことによ
りデータがエンターされる。
【0038】リモコン28は他のキーをも備えている
が、それらは公知の操作部と同じであり、説明を省略す
る。
【0039】放送されたテレビ番組はアンテナ21およ
びチューナ22で受信される。チューナ22は、操作部
23の制御キーを用いて選択されたチャンネルのテレビ
信号を選択する。選択されたチャンネル入力映像信号Vi
nおよび入力音声信号Ainは、チューナ22から出力さ
れ、記録処理回路1に入力される。入力映像信号Vinお
よび入力音声信号Ainは、光映像ディスクへに記録され
る信号と同様の信号スペクトルを有する記録信号RECに
変換される。変換された信号は記録再生装置3に記録さ
れる。
【0040】記録再生装置3に記録された信号は、再生
処理回路6によって直ちに再生され、出力映像信号Vout
および出力音声信号Aoutとして出力される。出力映像信
号Voutは映像回路24を通してCRT26に供給され、
映像に変換される。出力音声信号Aoutは音声回路26を
通してスピーカ27aおよび27bに供給され、音声に
変換される。このようにして選択されたチャンネルの番
組がCRT25およびスピーカ27aおよび27bによ
り出力される。
【0041】記録追従再生モードにおいて、最小の遅れ
時間で再生をしているときは、記録と再生との間の時間
(遅れ)は1秒の数分の1程度である。即ちチューナ2
2で受信された番組は1秒の数分の1程度の遅れ時間後
に表示される。その程の遅れは多くの場合問題とはな
らない。
【0042】テレビ番組を見ていた視聴者が、用事のた
め、例えば電話を受けるため、テレビ受像機から離れな
ければならない場合を想定しよう。説明を簡単にするた
め、操作部23が図6に示すリモコン28で構成されて
いると仮定する。テレビ受像機から離れる前に、視聴者
はリモコン28の「TV-PAUSE」キーを押す。これによ
り、番組の進行を止めることができる。用事が終って、
番組の再開を希望するときには、再び「TV-PAUSE」キー
を押す。すると、番組の再生が再開される。この再生
は、番組の進行を止めた箇所から始まる。従って視聴者
はテレビ受像機から離れていた間に放送された部分を見
損うことがない。
【0043】再開された番組の視聴中に、番組の進行を
例えば3分だけジャンプにより速めたいときは、「SKI
P」、「3」、「m」、「ENTER」の順にキーを押す。その
様なジャンプは、例えばコマーシャルメッセージ(C
M)の部分または興味のない部分があるときに行なわれ
る。もし、記録に対する再生の遅れ時間(例えば5分と
する)よりも長いジャンプ時間(例えば6分)が指定さ
れたときには、実際の遅れ時間(5分)だけ速められ
る。
【0044】「TV-PAUSE」キーが押されたときに発生さ
れる制御信号は、操作部23から制御回路2に伝えられ
る。この制御信号により、記録再生装置3のディスク/
ピックアップサーボ回路13が制御される。再生中に停
止の指令のため「TV-PAUSE」キーが押されると、記録光
ヘッド8はトラックに沿って記録信号RECの記録を続け
る一方、再生光ヘッド11は「TV-PAUSE」キーが押され
た時の場所に留まる。一例として、記録光ヘッド9がト
ラックセグメント3Aの記録を開始し、再生光ヘッド11
がトラックセグメント2Bからの再生を始めた時に「TV-P
AUSE」キーが押されたとしよう。記録光ヘッド9はトラ
ックセグメント3A, 3B, 4A, 4B,...と記録を続ける一
方、再生光ヘッド11は同じトラックセグメント2A, 2
B, 2A, 2B,...からの再生を繰返す。停止状態の解除の
ために「TV-PAUSE」キーが再び押されると、再生光ヘッ
ド11が留っていた箇所から、即ちトラックセグメント
2A, 2B, 3A, 3B,...の順に、再生が進行する。ジャンプ
のための制御信号が(ジャンプの時間を表す信号ととも
に)入力されたときには、対応する数のトラックセグメ
ントだけ飛越され、その位置から再生が続行される。
【0045】「SKIP」、「-」、「3」、「m」、「ENTE
R」の順にキーを押すことにより、番組を3分間だけ、
逆方向に飛ばす、即ち逆戻りすることができる。この機
能は視聴者が番組のある部分を見なかった、あるいは良
く見なかった、あるいは再度見たい場合に用いられる。
【0046】記録と再生を同時に行ない得る上記実施例
のテレビ受像機は下記の様な利点を持つ。例えば、一時
停止機能を利用することにより、視聴者は番組の受信中
に番組を一時的に停止させることができる。従って、用
事、例えば電話を受けるために番組の視聴を中断しなけ
ればならないときに、テレビ受像機から離れる前に番組
の進行を停止させ、テレビ受像機に戻った後で番組の進
行を再開させることができ、テレビ受像機から離れてい
た間に放送された部分を見損うことがない。視聴者はま
た、ジャンプの機能を用いることにより番組を圧縮する
ことができる。上記の実施例では、記録光ヘッドおよび
再生光ヘッドは図2に示すように対向して配置されてい
る。しかし、これとは異なる配置であっても良い。また
記録再生装置3として、書換を容易にするための消去ヘ
ッド等を備えたものであっても良い。
【0047】実施例2 図7は本発明の他の実施例を示す。図5と同じ符号は、
同一または対応する回路または部材を示す。図5のアン
テナ21、映像回路24、CRT25、音声回路26、
スピーカ27aおよび27b、制御回路2および操作部
23は省略されている。制御回路2からの制御線も省略
されている。本実施例では、切換器32aおよび32b
が付加されている。
【0048】切換器32aはチューナ22からの出力Vi
nまたは再生処理回路6からの出力Voutを選択して、映
像回路24に出力する。切換器32bはチューナ22か
らの出力Ainまたは再生処理回路6からの出力Aoutを選
択して、音声回路24に出力する。切換器32aおよび
32bは、操作部23からの手入力に応じて動作する制
御回路2に制御される。切換器32aがチューナ22の
出力Vinを選択しているときには切換器32bもチュー
ナ22の出力Ain(Vinと関連する)を選択し、切換器3
2aが再生処理回路6の出力Voutを選択しているときに
は切換器32bも再生処理回路6の出力Aout(Voutと関
連する)を選択するように、制御が行なわれる。このよ
うにして、互いに関連する映像および音声信号、Vinお
よびAinまたはVoutおよびAoutが切換器32aおよび3
2bから映像回路24および音声回路26に供給され
る。
【0049】図7に示された構成を用いると、チューナ
22の出力VinおよびAinを映像および音声回路24およ
び26に、直接、即ち記録再生装置3で記録再生するこ
となく、供給することができる。即ち、記録再生が不要
のときには、切換器32aおよび32bはチューナ22
の出力VinおよびAinを映像および音声回路24および2
6に接続する。そのような直接伝送モードにおいては、
記録処理回路1、記録再生装置3および再生処理回路6
には電力を供給する必要がない。従って、上記直接伝送
モードにおいてこれらへの電力供給を遮断する手段を設
けてもよい。
【0050】切換器32aおよび32bが再生処理回路
6の出力VoutおよびAoutを映像回路24および音声回路
26に接続するときの動作は図5を参照して説明したの
と同様である。
【0051】実施例3 図8は本発明の他の実施例を示す。図7と同じ符号は、
同一または対応する回路または部材を示す。図7と同
様、図5のアンテナ21、映像回路24、CRT25、
音声回路26、スピーカ27aおよび27b、制御回路
2および操作部23は省略されている。制御回路2から
の制御線も省略されている。
【0052】本実施例のチューナ22は複数のチャンネ
ルのテレビ信号(言換えれば、複数の番組)を選択し、
選択されたチャンネルのテレビ信号を出力することがで
きる。図示の例では、2つのチャンネルのテレビ信号が
同時に選択されており、第1の選択されたチャンネルの
映像信号Vin1および音声信号Ain1および第2の選択され
たチャンネルの映像信号Vin2および音声信号Ain2が共に
出力される。図5や図7の単一の記録処理回路1の代り
に一対の記録処理回路1aおよび1bが設けられてい
る。
【0053】本実施例の記録再生装置3は2チャンネル
のテレビ信号を記録することができる。
【0054】切換器32aはチューナ22からの出力Vi
n1およびVin2ならびに再生処理回路6の出力Voutの何れ
かを選択して映像回路24に出力する。切換器32bは
チューナ22からの出力Ain1およびAin2ならびに再生処
理回路6の出力Aoutの何れかを選択して音声回路26に
出力する。切換器32aおよび32bは制御回路2に制
御される。切換器32aがチューナ22の出力Vin1を選
択しているときには切換器32bもチューナ22の出力
Ain1(Vin1と関連する)を選択し、切換器32aがチュ
ーナ22の出力Vin2を選択しているときには切換器32
bもチューナ22の出力Ain2(Vin2と関連する)を選択
し、切換器32aが再生処理回路6の出力Voutを選択し
ているときには切換器32bも再生処理回路6の出力Ao
ut(Voutと関連する)を選択するように、制御が行
なわれる。このようにして、互いに関連する映像および
音声信号、Vin1およびAin1、Vin2およびAin2または
VoutおよびAoutが切換器32aおよび32bから映像回
路24および音声回路26に供給される。
【0055】記録処理回路1aおよび1bの各々は図5
の記録処理回路1と同様である。記録処理回路1aおよ
び1bはそれぞれ信号Vin1およびAin1、およびVin2およ
びAin2を処理し、記録信号REC1およびREC2を発生する。
【0056】本実施例の記録再生装置3は図9に示すよ
うな構成のものである。図示のようにこの記録再生装置
は図2示すのと同様の部材(同じ符号で示されてい
る)を備えている。図示のように、部材7〜13の他
に、第2の記録増幅器107および第2の記録光ヘッド
108が設けられている。これらは、記録増幅器7およ
び記録光ヘッド8と同様である。二つの記録増幅器7お
よび107、ならびに二つの記録光ヘッド8および10
8を有するので、記録処理回路1aおよび1bからの二
つの記録信号REC1およびREC2を同時に記録することがで
きる。再生光ヘッド11は記録光ヘッド8および108
で記録された信号の再生に用いられる。
【0057】再生信号PBは再生処理回路6に供給され
る。再生処理回路6はこれに基づき映像および音声信号
VoutおよびAoutを発生する。
【0058】本実施例によれば、二つのチャンネルのテ
レビ信号を同時に記録することができる。このような構
成は、同時に放送される二つの番組を共に記録する場合
に便利である。
【0059】実施例4 図10は本発明の他の実施例を示す。本実施例は図8の
実施例3と類似であるが、本実施例の記録再生装置3は
二つのチャンネルのテレビ信号を同時に再生し得る点
で、実施例3の記録再生装置3とは異なる。本実施例の
記録再生装置3は、各々図5の実施例に関して説明した
記録再生ディスク装置と同様の、二つの記録再生ディス
ク装置4aおよび4bで構成される。
【0060】記録再生装置3は二つの再生信号PB1およ
びPB2を発生する。切換器5は、再生信号PB1およびPB2
の何れかを選択して、再生処理回路6に供給する。
【0061】二つの記録再生ディスク装置4aおよび4
bを備えることにより、記録再生装置の記憶容量は増大
し、より長い番組の記録を行なうことができる。
【0062】二つの記録再生ディスク装置は二つのディ
スク駆動装置およびそれぞれの駆動装置に搭載された2
枚のディスクで構成されたものでも良く、また両面に記
録領域を有するディスクと、それぞれの面に記録再生を
行なう2組の記録および再生ヘッドとを備えたものでも
良い。また、同じディスクの同じ面に記録再生を行なう
2組の記録および再生ヘッドを備えたものでも良い。記
録再生ディスク装置の数あるいは記録再生光ヘッドの組
の数は、2つに限らず、3以上でも良い。
【0063】実施例5 図11は本発明の他の実施例の映像音響システムを示
す。この映像音響システムは、記録再生装置を内蔵した
テレビ受像機のほか、テレビ電話機30aと切換器32
aおよび32bとを備えている。図5と同じ符号は、同
一または対応する回路または部材を示す。図5のアンテ
ナ21は省略されている。テレビ受像機を構成する回路
は鎖線29で示されている。テレビ電話機30aは電話
回線31を介して他のテレビ電話機30bに接続可能で
ある。
【0064】切換器32aは再生処理回路6の出力Vout
または電話機30aの出力を選択して、映像回路24に
供給する。切換器32bは再生処理回路6の出力Aoutま
たは電話機30aの出力を選択して、音声回路26に供
給する。切換器32aおよび32bは、操作部23にお
ける手入力に応じて動作する制御回路2により制御され
る。切換器32aおよび32bは互いに独立に制御され
る。例えば、切換器32aが電話機30aの出力を選択
してCRT25に表示させ、切換器32bが再生処理回
路6の出力を選択することもある。
【0065】制御信号、例えば「呼び出し」、「発呼者
の電話番号または名前等の識別情報」等を示す信号が制
御回路2に供給され、映像信号が切換器32aに供給さ
れ、音声信号が切換器32bに供給される。再生処理回
路6の出力映像信号Voutおよび出力音声信号Aoutもまた
切換器32aおよび32bに接続される。切換器32a
は映像回路24を通してCRT25に接続される。切換
器32bは音声回路26を通してスピーカ27aおよび
27bに接続される。
【0066】図12は本実施例で用いられるリモコン2
8の他の例を示す。このリモコン28は図6のものと同
様であるが、「TELE」キーを備えている点で異なる。こ
の「TELE」キーは電話の呼出しの受信を指令し、あるい
は電話での通話を終了させるときに用いられる。
【0067】他の電話機30bから電話の呼出しがある
と、電話機30aの呼出しの鈴が鳴る。また、「呼び出
し」および「発呼者の識別情報」を示す信号が制御回路
2に送られる。制御回路2は発呼者の識別情報を映像回
路24に送る。映像回路26はこの識別情報を表示す
る。この表示は記録再生装置3で再生されている番組の
映像に重ね合わせた形(スーパーインポーズ)で行なわ
れる。発呼者の識別情報がCRT25に表示させるの
で、その識別情報に基づいて電話を受けるかどうかの判
断をすることができる。
【0068】電話を受けるには、リモコン28の「TEL
E」キーを押す。すると、電話機30aはオフフックと
なり、電話機30aと電話機30bとが繋がり、映像お
よび音声信号が電話機30bから電話機30aに送られ
る。切換器32aは、電話機30aからの映像信号を選
択し、切換器32bは、電話機30aからの音声信号を
選択する。この結果、電話機30bからの映像および音
声信号がCRT25およびスピーカ27aおよび27b
に供給される。記録再生装置3は上記した一時停止の機
能を実行する。通話が終ると、電話機の受話器(ハンド
セット)をオンフックするかあるいは「TELE」キーを押
す。すると切換器32aおよび32bは再生処理回路6
からの映像および音声信号を選択する。これにより、通
話の間記録再生装置3に記録されていた信号の再生が開
始される。
【0069】上記のように、実施例1の内蔵動画記録再
生装置3を有するテレビ受像機2に電話機30aを組合
せることにより、発呼者を特定し、またCRTやスピー
カをテレビ電話に使用する機能ならびに番組の記録や電
話による通話の間番組の進行を停止させる機能を持つ映
像音響システムが得られる。
【0070】上記したテレビ電話機の代りに、テレビ機
能を持たない電話機を用いることも可能である。また、
電話機の代りにまたは電話機に加えて、ビデオカメラを
備えたインターフォンを用いることもできる。
【0071】実施例6 図13は本発明の他の実施例の映像音響システムを示
す。この映像音響システムは、記録再生装置を内蔵した
テレビ受像機29と、電話機30aと、電話信号解読器
33と、予約記録制御器34とを備えている。図11と
同じ符号は、同一または対応する回路または部材を示
す。電話信号解読器33は、テレビ電話機30aに接続
されている。予約記録制御器34は、テレビ信号解読器
33と制御回路2に接続されている。
【0072】電話信号は話者の発した音声(スピーチ)
であってもよい。この場合、音声を、予め定めた語また
は短文に限定しておいても良い。電話信号としては、音
声の代りに押しボタン電話機のキーを操作した時に発生
されるトーン(例えばDTMF (2周波)形式のもの)
を利用しても良い。
【0073】電話信号解読器33は他の電話機30bか
ら電話回線を介し、電話機30aに送られた電話信号を
受信し、該電話信号を解読する。
【0074】予約記録制御器34は、解読の結果を受信
し、それを記憶する。この記憶内容がタイマー予約記録
のための情報であり、この情報に基づいて記録再生装置
3が番組の記録を行なう。これをなすため、チャンネル
の指定および記録の開始および終了のための信号が制御
回路2に供給される。上記のような構成とする代りに、
予約記録制御器34を記録再生装置3およびチューナ2
2に接続して上記の制御を行なうこととしても良い。予
約記録制御器34のセットは、操作部23を用いた手入
力でも行ない得る。
【0075】図13の実施例の変形として、図8および
図10の実施例で説明したように複数の番組を同時に選
択し得るチューナ22と、複数の記録処理回路1aおよ
び1bと、複数の番組を同時に記録し得る記録再生装置
3とを備えたテレビ受像機を用いても良い。この場合、
予約記録制御器34は二つの記録光ヘッドあるいは二つ
の記録再生ディスク装置による記録を制御する。
【0076】実施例7 図14は本発明の他の実施例の映像音響システムを示
す。この映像音響システムは、記録再生装置を内蔵した
テレビ受像機29と、電話機30aと、電話信号解読器
33と、予約記録制御器34と、スケジュール回路35
とを備えている。図13と同じ符号は、同一または対応
する回路または部材を示す。スケジュール回路35は、
番組の記録および再生のスケジュールを作成して記憶
し、記憶されたスケジュールに従って記録および再生を
制御する。
【0077】スケジュールの作成は、予約記録および予
約再生に関する情報に基づいて行なわれる。予約記録に
関する情報には、記録されるべき番組を示す情報(各番
組の開始および終了時間およびその番組が放送されるチ
ャンネル)が含まれる。予約再生に関する情報には、記
録された番組の再生の希望の時間や番組の再生の希望の
順序あるいは優先順序を示す情報が含まれる。再生の希
望の順序あるいは優先順位は、希望の順序あるいは優先
順序と同じ順序で番組を入力することにより入力され
る。
【0078】予約記録および予約再生に関する情報の入
力には操作部23を用いることができる。予約記録およ
び予約再生に関する情報を受けるため、スケジュール回
路35は制御回路2を介して操作部23に接続されてい
る。
【0079】記憶されたスケジュールに従っての予約記
録の制御は、直接または予約記録制御器34を介して行
なうことができる。直接制御のために、スケジュール回
路35は制御回路2を介してチューナ22と記録再生装
置3に接続されている。予約記録制御器34を介しての
制御のために、スケジュール回路35は制御回路2を介
して予約記録制御器34に接続されている。
【0080】記憶されたスケジュールに従っての予約再
生の制御は直接に行なうことができる。この制御のた
め、スケジュール回路35は制御回路2を介して記録再
生装置3および切換器32aおよび32bに接続されて
いる。
【0081】予約記録や予約再生に関する情報はCRT
25に表示可能である。このような機能があると、情報
の入力の際便利である。作成されたスケジュールもCR
T25に表示可能である。この表示のため、スケジュー
ル回路35は制御回路2を介して映像回路24に接続さ
れている。
【0082】図15は、スケジュール回路35の動作を
示す。最初に、予約記録および予約再生に関する情報が
入力される(S1)。すると、入力された情報がCRT
25に表示される(S2)。すべての情報が入力される
と(S3)、スケジュール回路35は実行可能なスケジ
ュールの作成を試みる(S4)。このスケジュールは、
記録および作成のシーケンスおよび記録再生装置の記憶
領域の割当てを定めるものである。実行可能なスケジュ
ールが作成できたときには(S5)、該スケジュールが
表示される(S6)。再生の順序および各番組の表題の
みならず、開始時間、終了時間および残り時間が表示さ
れる。
【0083】スケジュールに異存がないときには、操作
者(使用者)は操作部23を用いてスケジュールを承認
する情報を入力する(S27)。すると、このスケジュ
ールは記憶され、この記憶されたスケジュールに従って
予約記録および予約再生が行なわれる。
【0084】実行可能なスケジュールが作成できないと
きには(S5)、その旨の情報がCRT25に表示され
る。その場合、操作者は番組の中に記録または再生を省
略しても良いものがあるかどうか判断する(S8)。何
れかの番組を省略してもよい場合には、その旨の情報
(省略する番組を特定する情報)を入力する(S9)。
するとその番組が削除される(S9)。省略が許容でき
ないときには(S8)、再生の順序または時間の変更を
入力する(S10)。番組の削除または再生の順序また
は時間の変更を、優先順序に従って自動的に行なうこと
としても良い。番組の削除(S9)又は再生の順序また
は時間の変更(S10)の後、訂正された情報が表示さ
れる(S2)。そしてスケジュールの作成が再び試みら
れる(S4)。
【0085】誤入力が発見されたときには、表題等の情
報を再入力することにより入力の訂正を行ない得る。
【0086】上記の構成により、番組の再生を、記録の
順序に制約されることなく、所望の順序で再生すること
ができる。また、記録と再生との間での干渉を避け、記
録再生装置を最大限に利用することができる。
【0087】図14の実施例の変形として、図8および
図10の実施例で説明したように、複数の番組を同時に
選択することができるチューナ22と、複数の記録処理
回路1aおよび1bと、複数の番組を同時に記録するこ
とができる記録再生装置3とを備えたテレビ受像機を用
いることもできる。この場合、スケジュール回路35を
用いることによる利点が一層大きくなる。複数の記録ヘ
ッドあるいは複数の記録再生ディスク装置相互間および
記録と再生の間の干渉を回避して、記録および再生を行
なうためのスケジュールを自動的に作成することができ
る。
【0088】実施例8 図16は本発明の他の実施例の映像音響システムを示
す。この映像音響システムは、記録再生装置を内蔵した
テレビ受像機29と、電話機30aと、電話信号解読器
33と、予約記録制御器34と、スケジュール回路35
と、編集器16とを備えている。図14と同じ符号は、
同一または対応する回路または部材を示す。
【0089】編集器36はテレビ番組の編集を行なうも
のである。編集器36は再生処理回路6に接続されてい
る。編集器36は番組の一部、例えばコマーシャルメッ
セージ(CM)の部分を削除または短縮する。この機能
を用いれば、例えば、視聴者が番組の視聴を中断した
後、視聴を再開した場合において、実際の放送に追い付
くことができる。
【0090】実施例8のシステムを放送局あるいは放送
会社で用いる場合には、上記の編集器で、他の放送局ま
たは放送会社から供給された番組のコマーシャルメッセ
ージを削除し、またそのような番組に別のコマーシャル
メッセージやニュース番組を挿入することができる。
【0091】編集器の機能はスケジュール回路35の機
能と組合せて用いることができる。例えば、スケジュー
ルの作成中に番組を編集により短縮することができる。
これは、スケジュールの作成を試みる前に行なっても良
く、また作成を試みた結果実行可能なスケジュールの作
成ができないと判断されたときに行なっても良い。後者
の場合、編集の後にスケジュール作成を再試行すること
ができる。そのような、編集器36とスケジュール回路
35との間の協力を可能にするため、これらは制御回路
2を介して互いに接続されている。
【0092】スケジュール作成の試行または再試行の前
の編集は、手入力によって行なうこともできる。この場
合操作部23を用い、CRT25上のスケジュールおよ
び編集に関する情報の表示を見ながら行ない得る。
【0093】図16の実施例の変形として、図8および
図10の実施例で説明したように、複数の番組を同時に
選択することができるチューナ22と、複数の記録処理
回路1aおよび1bと、複数の番組を同時に記録するこ
とができる記録再生装置3とを備えたテレビ受像機を用
いることもできる。この場合、図17(a)に示すよう
に放送時間が互い重なる複数の番組を編集器36使
用により再配置し、または編集し、図17(b)に示す
ようなシーケンスで再生することができる。さらに、記
録された番組のうち所望のものを抽出することもでき
る。
【0094】実施例9 図18は、本発明の他の実施例を示す。この実施例で
は、記録再生装置3として半導体メモリを備えたものが
用いられている。即ち、この記録再生装置3は、アナロ
グ/ディジタル変換回路(ADC)14と、3ステート
バッファ15と、半導体メモリ16と、メモリ制御回路
17と、アドレス選択回路18と、データラッチ19
と、ディジタル/アナログ変換回路(DAC)20とを
備えている。入力映像信号Vinおよび入力音声信号Ainは
記録処理回路1で、図3に示された、光映像ディスクに
用いられるものと同じ信号スペクトルを有する記録信号
REC(パルス変調アナログ信号)に変換される。記録信
号RECはADC14でディジタルデータに変換され、3
ステートバッファ15を介して半導体メモリ16に書込
まれる。メモリ制御回路17は例えば図19に示される
制御信号を、3ステートバッファ15と、半導体メモリ
16と、アドレス選択回路18と、データラッチ19と
に供給する。半導体メモリ16への書込みおよび読出し
は記録再生ディスク装置への記録および再生に対応す
る。
【0095】半導体メモリ16への書込みおよび読出し
は図19(a)のW/R信号に従って行なわれる。書込
み中は、W/R信号により、3ステートバッファ15の
出力が図19(c)にW-DATAで示すようにデータバスDB
上で有効となる。メモリ16の出力はフローティング状
態(書込み)状態となり、アドレス選択回路18はメモ
リ16のアドレスADRとして書込みアドレスW-ADRを選択
する。実際の書込みは図19(d)のW-PLSに応じて行
なわれる。読み出し中は、W/R信号により、3ステー
トバッファ15の出力はデータバスDB上で無効となり、
メモリ16の出力は図19(c)にR-DATAで示すように
有効(読出し)となる。アドレス選択回路18はメモリ
16のアドレスとしてアドレスR-ADRを選択する。図1
9(e)に示すR-PLSに応じて、データバスDB上のデー
タはデータラッチ19に読込まれ、PB-DATAとして出力
され、DAC20でアナログ再生信号PBに変換される。
このアナログ再生信号PBは再生処理回路6に入力されて
再生処理を受け、映像および音声信号VoutおよびAoutと
なる。
【0096】上記のように半導体メモリを用いて記録再
生装置を構成しても、光磁気ディスクを用いた場合と同
様の効果が得られる。半導体メモリは制御が容易であ
る。問題点は、記憶容量が比較的少ないと言うこであ
る。しかし、例えば、画像データ圧縮技術の発展にとも
ない、あるいは一層の高集積化がさらに進むにつれ、半
導体メモリの使用が一層現実的となる。
【0097】変形例 実施例1の変形として説明した実施例2〜4と同様の変
形を実施例5〜9にも適用することができる。実施例2
〜4の何れかの教示を実施例5〜9の何れかに組込むに
当り、実施例5〜9の切換器32aおよび32bは、チ
ューナ22の出力の選択にも用いることができる。
【0098】記録される信号は光映像ディスクでの記録
に用いられる信号と同じでものであるとして説明した。
しかし、異なる形式の信号を用いても良い。例えばコン
ピュータデータを表すディジタル信号でも良く、また圧
縮画像データを表すディジタル信号であっても良い。
【0099】記録再生装置としては、光磁気ディスク装
置あるいは半導体メモリに限らず、他の形式の記録再生
装置、例えば磁気ディスク装置(例えばフロッピーディ
スク装置)を用いても良い。
【0100】上記の実施例によれば、記録再生装置はテ
レビ受像機に組込まれている。しかし、別個の記録再生
装置を、モニターテレビ受像機またはビデオプロジェク
ター、音響システム、電話機、ビデオカメラを備えたイ
ンターフォン記録再生装置等と組合せて用いることとし
てもよい。
【0101】上記の映像音響システムは放送された番組
の視聴に用いられるだけではなく、放送局において番組
の編集に用いることもでき、またセキュリティーシステ
ムで記録された画像の検査に使用することもできる。そ
のような場合、遅延、一時停止、短縮、編集の機能が有
用である。
【0102】
【発明の効果】上記のように、本発明によれば、映像お
よび音声信号が記録され、その再生を記録とは独立に行
なうことができる。従って、放送されている番組を受け
て鑑賞しながら、一時停止や短縮を行なうことができ
る。
【0103】また、記録された番組を所望の順序で再生
することもできる。また記録された番組のうち所望のも
のを抽出することもできる。
【0104】さらに、電話信号解読器を設けることによ
り、予約記録器のセットを遠隔から、電話回線を介して
行なうことができる。
【0105】複数の番組を同時に選択し得るチューナ
と、複数の番組のテレビ信号を同時に記録再生し得る記
録再生装置とを用いることにより、複数の番組を同時に
記録することができる。スケジュール回路を設けること
により、記録再生のスケジュールを自動的に作成するこ
とができる。編集器を設けることにより、番組の編集が
可能になる。編集は、再生中はまたはスケジュールの作
成中に行なわれる。
【0106】つまり、本発明のテレビ受像機および映像
音響システムは、結果として使用者の希望するスケジュ
ールに沿って映像音響情報を鑑賞し得る利便性を与える
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の記録再生装置を示すブロック図である。
【図2】従来の記録再生装置おける記録再生ディスク
装置を示す概略図である。
【図3】従来から用いられている記録信号のスペクトル
を示す図である。
【図4】記録トラックの例を示す概略図である。
【図5】本発明の一実施例の、記録再生装置を内蔵した
テレビ受像機を示すブロック図である。
【図6】リモコンの一例を示す上面図である。
【図7】本発明の他の実施例の、記録再生装置を内蔵し
たテレビ受像機を示すブロック図である。
【図8】本発明の他の実施例の、記録再生装置を内蔵し
たテレビ受像機を示すブロック図である。
【図9】図8の記録再生装置で用いられる記録再生ディ
スク装置を示す概略図である。
【図10】本発明の他の実施例の、記録再生装置を内蔵
したテレビ受像機を示すブロック図である。
【図11】本発明の他の実施例の、記録再生装置を内蔵
したテレビ受像機と電話機とを備えた映像音響システム
を示すブロック図である。
【図12】リモコンの他の例を示す上面図である。
【図13】本発明の他の実施例の、記録再生装置を内蔵
したテレビ受像機と、電話機と、電話信号解読器と、予
約記録器とを備えた映像音響システムを示すブロック図
である。
【図14】本発明の他の実施例の、記録再生装置を内蔵
したテレビ受像機と、電話機と、電話信号解読器と、予
約記録器と、スケジュール回路とを備えた映像音響シス
テムを示すブロック図である。
【図15】スケジュール回路の動作を示すフローチャー
トである。
【図16】本発明の他の実施例の、記録再生装置を内蔵
したテレビ受像機と、電話機と、電話信号解読器と、予
約記録器と、スケジュール回路と、編集器を備えた映像
音響システムを示すブロック図である。
【図17】編集器の動作を示すタイムチャートである。
【図18】本発明の他の実施例における記録再生装置の
他の例を示すブロック図である。
【図19】図18の記録再生装置への書込みおよび読出
しの動作を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
3 記録再生装置 22 チューナ 23 操作部 25 CRT 27a、27b スピーカ 31 電話回線 30a テレビ電話機 32a、32b 切換器 33 電話信号解読器 34 予約記録制御器 35 スケジュール回路 36 編集器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横山 英二 京都府長岡京市馬場図所1番地 三菱電 機株式会社 電子商品開発研究所内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 5/44,5/85,5/91

Claims (21)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放送された番組の映像および音響信号を
    含むテレビ信号を受信するテレビ受信手段と上記テレビ受信手段が受信したテレビ信号をランダムア
    クセス可能な記録媒体に記録する記録手段と該記録手段
    が上記記録媒体に記録しつつあるテレビ信号を任意の時
    点から再生し得る再生手段とを具備する 記録再生手
    、 再生されたテレビ信号の映像信号により表わされる映像
    を表示する映像表示手段と、 再生されたテレビ信号の音声信号により表わされる音声
    を出力する音声出力手段と、 上記記録再生装置による再生の停止および再開を制御す
    るための制御入力手段とを備えたテレビ受像機。
  2. 【請求項2】 さらに、上記記録再生装置に、常時は受
    信されたテレビ信号を記録後直ちにあるいは予め定めら
    れた時間遅れで再生を行なわせ、上記制御入力手段の
    作により再生の態様の変更が要求された後は、上記制御
    入力手段の操作に従って再生を行なわせる制御手段を
    えたことを特徴とする請求項1に記載のテレビ受像機。
  3. 【請求項3】 上記制御入力手段により要求し得る再生
    の態様の変更のための制御には、再生の停止、再開、前
    向きのジャンプが含まれることを特徴とする請求項2に
    記載のテレビ受像機。
  4. 【請求項4】 上記制御手段は、上記受信されたテレビ
    信号の記録に対する再生の遅れ時間を記憶し、該遅れ時
    間以上の前向きのジャンプが要求されたときに、受信さ
    れたテレビ信号を記録後直ちにあるいは予め定められた
    時間遅れで再生を行なう状態に戻すことを特徴とする請
    求項3に記載のテレビ受像機。
  5. 【請求項5】 上記テレビ受信手段が、複数のチャンネ
    ルのテレビ信号を同時に出力することができるものであ
    り、 上記記録再生手段が上記複数のチャンネルのテレビ信号
    を同時に記録することができるものであることを特徴と
    する請求項1ないし3にいずれかに記載のテレビ受像
    機。
  6. 【請求項6】 上記記録再生手段が、記録されたテレビ
    信号の内の選択されたものを再生することができるもの
    であることを特徴とする請求項5に記載のテレビ受像
    機。
  7. 【請求項7】 上記制御入力手段は、記録された番組の
    再生順序を指定する再生シーケンス情報を入力するため
    にも用いられ、 さらに、上記再生シーケンス情報に応じて、記録された
    番組を指定された順序で再生するための実行可能なスケ
    ジュールを作成し、またはそのような実行可能なスケジ
    ュールを作成することができないときには作成不能であ
    ることを示す情報を発生するスケジュール手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1に記載のテレビ受像機。
  8. 【請求項8】 放送された番組の映像および音響信号を
    含むテレビ信号を受信するテレビ受信手段と上記テレビ受信手段が受信したテレビ信号をランダムア
    クセス可能な記録媒体に記録する記録手段と該記録手段
    が上記記録媒体に記録しつつあるテレビ信号を任意の時
    点から再生し得る再生手段とを具備する 記録再生手
    、 再生されたテレビ信号の映像信号により表わされる映像
    を表示する映像表示手段と、 再生されたテレビ信号の音声信号により表わされる音声
    を出力する音声出力手段と、 上記記録再生装置による再生の停止および再開を制御す
    るための制御入力手段とを備えた映像音響システム。
  9. 【請求項9】 さらに、上記記録再生装置に、常時は受
    信されたテレビ信号を記録後直ちにあるいは予め定めら
    れた時間遅れで再生を行なわせ、上記制御入力手段の
    作により再生の態様の変更が要求された後は、上記制御
    入力手段の操作に従って再生を行なわせる制御手段を
    えたことを特徴とする請求項8に記載の映像音響システ
    ム。
  10. 【請求項10】 上記制御入力手段により要求し得る再
    生の態様の変更のための制御には、再生の停止、再開、
    前向きのジャンプが含まれることを特徴とする請求項9
    に記載の映像音響システム。
  11. 【請求項11】 上記制御手段は、上記受信されたテレ
    ビ信号の記録に対する再生の遅れ時間を記憶し、該遅れ
    時間以上の前向きのジャンプが要求されたときには、受
    信されたテレビ信号を記録後直ちにあるいは予め定めら
    れた時間遅れで再生を行なう状態に戻すことを特徴とす
    る請求項10に記載の映像音響システム。
  12. 【請求項12】 上記テレビ受信手段が、複数のチャン
    ネルのテレビ信号を同時に出力することができるもので
    あり、 上記記録再生手段が上記複数のチャンネルのテレビ信号
    を同時に記録することができるものであることを特徴と
    する請求項8ないし11のいずれかに記載の映像音響シ
    ステム。
  13. 【請求項13】 上記記録再生手段が、記録されたテレ
    ビ信号の内の選択されたものを再生することができるも
    のであることを特徴とする請求項12に記載の映像音響
    システム。
  14. 【請求項14】 さらに、電話回線を介して他の電話
    接続可能な電話機と、 再生音声信号と、上記電話機からの音声信号を受信し、
    上記再生音声信号と上記電話機からの音声信号の何れか
    を選択する音声入力切換器とを備え、 上記音声出力手段は上記音声切換器により選択された音
    声信号を受信することを特徴とする請求項8ないし11
    のいずれかに記載の映像音響システム。
  15. 【請求項15】 上記電話機がテレビ電話機であり、 さらに、 再生映像信号と、上記電話機からの映像信号を受信し、
    上記再生映像信号と上記電話機からの映像信号の何れか
    を選択する映像入力切換器とを備え、 上記映像表示手段は上記映像切換器により選択された映
    像信号を受信することを特徴とする請求項14に記載の
    映像音響システム。
  16. 【請求項16】 さらに、 上記電話機に接続可能であって、上記他の電話機から送
    られた電話信号を解読する電話信号解読器と、 解読された電話信号に応じてタイマー予約記録のための
    情報を記憶し、記憶された情報に基づいて記録上記記録
    再生手段に記録を行なわせる予約記録制御器とを備えた
    ことを特徴とする請求項14に記載の映像音響システ
    ム。
  17. 【請求項17】 上記予約記録制御器が、制御入力手
    用いて手入力されたタイマー予約記録のための情報を
    も記憶することができるものであることを特徴とする請
    求項16に記載の映像音響システム。
  18. 【請求項18】 さらに、電話機を介して送られた電話
    信号を解読する解読手段と、 解読された電話信号に応じて、テレビ番組のタイマー予
    約記録のための情報を記憶する予約記録制御器とを備え
    たことを特徴とする請求項8ないし11のいずれかに記
    載の映像音響システム。
  19. 【請求項19】 上記予約記録制御器が制御入力手段を
    用いて手入力されたタイマー予約記録のための情報をも
    記憶することができるものであることを特徴とする請求
    項18に記載の映像音響システム。
  20. 【請求項20】 上記制御入力手段は、記録された番組
    の再生順序を指定する再生シーケンス情報を入力するた
    めにも用いられ、 さらに、上記再生シーケンス情報に応じて、記録された
    番組を指定された順序で再生するための実行可能なスケ
    ジュールを作成し、またはそのような実行可能なスケジ
    ュールを作成することができないときには作成不能であ
    ることを示す情報を発生するスケジュール手段を備えた
    ことを特徴とする請求項8ないし11のいずれかに記載
    の映像音響システム。
  21. 【請求項21】 さらに、少なくとも番組の一部の削除
    および他の番組の挿入を含む編集機能を有する編集器を
    備えたことを特徴とする請求項8ないし11のいずれか
    に記載の映像音響システム。
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