JP2934996B2 - 田植機 - Google Patents

田植機

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JP2934996B2
JP2934996B2 JP17185992A JP17185992A JP2934996B2 JP 2934996 B2 JP2934996 B2 JP 2934996B2 JP 17185992 A JP17185992 A JP 17185992A JP 17185992 A JP17185992 A JP 17185992A JP 2934996 B2 JP2934996 B2 JP 2934996B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば苗載台及び植付爪
を備えて連続的に苗植作業を行う田植機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平3−249477号公報に
示す如く、変速部材によって無段変速機構を作動させて
ベルトの伝達速度を変更する技術があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術は、変速
レバーの操作量と走行速度変化が一定になるB特性に変
速レバーの変速ポテンショメータ出力特性を設定してい
たから、高速域で変速レバーの操作量の変化率に比べて
走行速度の変化率が小さくなるので、変速レバーの操作
感度と実際の走行速度の変化に差が生じ易く、低速域と
高速域とで変速レバー操作感覚を異ならせる必要がある
等の取扱い上の問題があった。そこで、特開平2−31
080号公報、及び特開平3−204440号公報に示
す如く、運転者のフィーリングに合致した走行特性を得
る技術もあったが、無段変速機の変速制御と共にエンジ
ンのスロットル制御も行うから、エンジンの回転数及び
アクセル操作量の検出なども必要になり、検出構造及び
制御構造の簡略化並びに製造コスト低減などを容易に行
い得ないと共に、フィーリングの良い走行特性が得られ
るようにエンジン出力の変化特性カーブを設定するもの
であるから、エンジン出力を殆んど変化させることがな
い植付作業では、フィーリングの良い走行特性を容易に
得られない等の機能上の問題がある
【0004】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、植付
部を走行車に装設させる田植機において、エンジン出力
を継断する主クラッチ入切を検出させるクラッチセンサ
と、路上走行と植付走行の速度切換を行う主変速レバー
の路上走行操作を検出させる路上走行センサと、植付作
業速度を変更させる副変速レバーの変速操作を検出させ
る変速センサと、変速センサの検出結果に基づき走行速
度を変更する無段変速機構及び変速部材を設け、主クラ
ッチ切動作以外のときで、主変速レバーが路上走行操作
位置以外のとき、植付部を作業位置に下降させた後に行
う副変速レバーの変速操作量と無段変速機構の植付作業
走行速度変化率を略一定維持し乍ら、変速センサの検出
結果に基づき変速部材を自動制御すると共に、主クラッ
チ切または主変速レバーの路上走行操作によって変速セ
ンサに関係なく無段変速機構を一定変速位置に自動的に
切換えるように構成したもので、植付作業状態下の副変
速レバー操作により、全ての速度域で変速操作感覚と一
致した走行速度を容易に得られ、従来のように低速域と
高速域とで変速レバー操作感覚を異ならせる必要がな
く、変速レバー操作性の向上並びに圃場状態など植付
作業条件に適した走行速度制御などを容易に行い得ると
共に、主クラッチ切時に無段変速機構を自動的に低速に
切換え て主クラッチ入による急発進の防止などを容易に
行い得、また主変速レバーの路上走行切換によって無段
変速機構を自動的に高速に切換えて軽負荷での走行性能
の向上などを容易に行い得、走行変速制御機能の向上並
びに取扱い操作の簡略化などを容易に図り得るものであ
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1は走行変速制御回路図、図2は乗用田植機の
側面図、図3は同平面図を示し、図中(1)は作業者が
搭乗する走行車であり、エンジン(2)を搭載する車体
フレーム(3)後端をミッションケース(4)に連設さ
せ、前記ミッションケース(4)前方にアクスルケース
(5)を介して水田走行用前輪(6)を支持させると共
に、前記ミッションケース(4)の後部両側に伝動ケー
ス(7)を連設し、前記伝動ケース(7)後端部に水田
走行用後輪(8)を支持させる。そして前記エンジン
(2)等を覆うボンネット(9)両側に予備苗載台(1
0)を取付けると共に、ステップ(11)を形成する車
体カバー(12)によって前記ミッションケース(4)
等を覆い、前記車体カバー(12)上部に運転席(1
3)を取付け、その運転席(13)の前方で前記ボンネ
ット(9)後部に操向ハンドル(14)を設ける。
【0006】また、図中(15)は6条植え用の苗載台
(16)並びに複数の植付爪(17)などを具備する植
付部であり、前高後低の合成樹脂製の前傾式苗載台(1
6)を下部レール(18)及びガイドレール(19)を
介して植付ケース(20)に左右往復摺動自在に支持さ
せると共に、一方向に等速回転させるロータリケース
(21)を前記植付ケース(20)に支持させ、該ケー
ス(21)の回転軸芯を中心に対称位置に一対の植付ア
ームである爪ケース(22)(22)を配設し、その爪
ケース(22)先端に植付爪(17)(17)を取付け
る。また前記植付ケース(20)の前側にローリング支
点軸(23)を介して支持フレーム(24)を設け、ト
ップリンク(25)及びロワーリンク(26)を含む三
点リンク機構(27)を介して走行車(1)後側に支持
フレーム(24)を連結させ、前記リンク機構(27)
を介して植付部(15)を昇降させる昇降シリンダ(2
8)をロワーリンク(26)に連結させ、前記前後輪
(6)(8)を走行駆動して移動すると同時に、左右に
往復摺動させる苗載台(16)から一株分の苗を植付爪
(17)によって取出し、連続的に苗植え作業を行うよ
うに構成する。
【0007】また、図中(29)は主変速レバー、(3
0)は植付昇降兼作業走行変速用副変速レバー、(3
1)は植付け感度調節レバー、(32)は主クラッチペ
ダル、(33)(33)は左右ブレーキペダル、(3
4)は2条分均平用センターフロート、(35)は2条
分均平用サイドフロート、(36)は側条施肥機、(3
7)は薬剤散布機である。
【0008】さらに、図4、図5、図6に示す如く、操
向ハンドル(14)のステアリング軸(38)を貫挿さ
せるギヤケース(39)をエンジン(2)の後側に設
け、出入力プーリ(40)(41)及びベルト(42)
を有する無段変速機構(43)を備え、エンジン(2)
の出力軸(44)にギヤケース(39)の入力軸(4
5)を前記無段変速機構(43)を介して連結させると
共に、前記ギヤケース(39)に出力軸(46)を介し
てミッションケース(4)を連結させ、前後走行駆動軸
(47)(48)を介してミッションケース(4)に前
記各ケース(5)(7)を連結させ、植付駆動軸(4
9)を介してミッションケース(4)に植付ケース(2
0)を連結させるもので、主クラッチペダル(32)に
よって断続操作する主クラッチ(50)並びに減速ギヤ
(51)を介して入力プーリ(41)及び入力軸(4
5)及び出力軸(46)を連結させ、無段変速機構(4
3)及びギヤケース(39)を介してエンジン(2)出
力をミッションケース(4)に減速伝達させると共に、
ミッションケース(4)の主変速レバー(29)による
多段変速出力を前後輪(6)(8)及び植付部(15)
に伝達させるように構成している。
【0009】また、テンションローラ(52)と、ロッ
ド(53)によって連結する出入力用カム(54)(5
5)と、各カム(54)(55)に当接させる出入力用
ローラ(56)(57)とを備え、出力用ローラ(5
6)を設ける取付板(58)をエンジン(2)側面に固
定させると共に、入力用ローラ(57)を設ける取付板
(59)を車体フレーム(3)の支持フレーム(60)
に固定させ、アクチュエータである変速モータ(61)
のネジ軸(62)に入力用カム(55)を連結させ、車
体フレーム(3)に取付ける前記モータ(61)の正逆
転制御によってロッド(53)を介して出入力用カム
(54)(55)を回転させ、出入力プーリ(40)
(41)幅を変えてベルト(42)の巻付け径を変化さ
せ、前記プーリ(40)(41)及びベルト(42)の
変速比を無段階に変更するように構成している。
【0010】さらに、図1、図7、図8に示す如く、前
記主クラッチ(50)の切操作によってオンになる主ク
ラッチスイッチ(63)と、ボンネット(9)後部の操
作パネルに取付けて走行速度を所定速度に増速させる増
速スイッチ(64)と、主変速レバー(29)の路上走
行切換を検出する路上走行スイッチ(65)と、副変速
レバー(30)の変速位置を検出する変速ポテンショメ
ータ(66)と、変速モータ(61)による出入力用カ
ム(54)(55)の変位量を検出するフィードバック
センサであるフィードバックポテンショメータ(67)
と、エンジン(2)の発電機をバッテリに接続させるレ
ギュレータ(68)とを備えると共に、マイクロコンピ
ュータで構成する走行変速制御回路(69)を設け、各
スイッチ(63)(64)(65)、各ポテンショメー
タ(66)(67)、レギュレータ(68)を前記制御
回路(69)に接続させている。
【0011】また、増速及び減速回路(70)(71)
を介して前記制御回路(69)に変速モータ(61)を
接続させると共に、前記各回路(70)(71)に手動
スイッチ(72)を接続させ、副変速レバー(30)操
作または手動スイッチ(72)操作によって変速モータ
(61)を正逆転させ、無段変速機構(43)の変速制
御を行うもので、図9に示す如く、副変速レバー(3
0)の操作量(ストローク)に対し変速ポテンショメー
タ(66)出力がA特性の曲線(実線)になるように該
ポテンショメータ(66)を形成し、副変速レバー(3
0)の操作量と無段変速機構(43)の走行速度の変化
率を略一定に保つ出力特性を前記変速ポテンショメータ
(66)の変速モータ(61)制御信号が有するように
構成し、副変速レバー(30)操作量と走行速度の変化
率を全副変速走行速度域で略一定に保つと共に、図1の
如く、変速ポテンショメータ(66)の変速モータ(6
1)制御信号の特性を初期設定するプリセット部材であ
る無段変速感度設定器を設け、該設定器によって変速ポ
テンショメータ(66)の出力特性(B特性の常数な
ど)を初期設定し、圃場など作業条件または作業者の熟
練度などに合せて副変速レバー(30)の操作感度を選
定するように構成している。
【0012】上記から明らかなように、植付部(15)
を走行車(1)に装設させる田植機において、エンジン
(2)出力を継断する主クラッチ(50)入切を検出さ
せるクラッチセンサである主クラッチスイッチ(63)
と、路上走行と植付走行の速度切換を行う主変速レバー
(29)の路上走行操作を検出させる路上走行センサで
ある路上走行スイッチ(65)と、植付作業速度を変更
させる副変速レバー(30)の変速操作を検出させる変
速センサである変速ポテンショメータ(66)と、変速
ポテンショメータ(66)の検出結果に基づき走行速度
を変更する無段変速機構(43)及び変速部材である変
速モータ(61)を設け、主クラッチ(50)切動作以
外のときで、主変速レバー(29)が路上走行操作位置
以外のとき、植付部(15)を作業位置に下降させた後
に行う副変速レバー(30)の変速操作量と無段変速機
構(43)の植付作業走行速度変化率を略一定維持し乍
ら、変速ポテンショメータ(66)の検出結果に基づき
変速モータ(61)を自動制御すると共に、主クラッチ
(50)切または主変速レバー(29)の路上走行操作
によって変速ポテンショメータ(66)に関係なく無段
変速機構(43)を一定変速位置に自動的に切換える。
そして、植付作業状態下の副変速レバー(30)操作に
より、全ての速度域で変速操作感覚と一致した走行速度
を容易に得られ、従来のように低速域と高速域とで
速レバー(30)操作感覚を異ならせる必要がなく、
変速レバー(30)操作性の向上並びに圃場状態など植
付作業条件に適した走行速度制御などを容易に行い得る
と共に、主クラッチ(50)切時に無段変速機構(4
3)を自動的に低速に切換えて主クラッチ(50)入に
よる急発進の防止などを行い、また主変速レバー(2
9)の路上走行切換によって 無段変速機構(43)を自
動的に高速に切換えて軽負荷での走行性能の向上などを
行い、走行変速制御機能の向上並びに取扱い操作の簡略
化などを図るように構成している。
【0013】本実施例は上記の如く構成しており、図7
に示す如く、路上走行(高速前進)、作業走行である植
付走行(低速前進)、苗継(一時停止)、後進の切換を
主変速レバー(29)操作によって行うと共に、図8に
示す如く、植付部(15)の上昇及び下降(植付クラッ
チ切)、左右マーカの作用位置移動並びに植付クラッチ
入動作、低速乃至高速(前進)の無段変速副変速を、副
変速レバー(30)操作によって行う。
【0014】また、図10のフローチャートに示す如
く、枕地などで主クラッチ(50)を切操作し、スター
タモータに直列に設けて安全スイッチとしても作用させ
る主クラッチスイッチ(63)がオンになったとき、増
速スイッチ(64)がオフのときは所定低速度まで変速
モータ(61)を自動的に減速作動させ、所定低速度に
維持する一方、増速スイッチ(64)がオンのときは前
記のオフ状態の所定低速度よりも一定幅だけ高速側位置
に変速モータ(61)を減速作動させ、前記所定低速度
よりも一定高速側の速度に維持する。
【0015】また、主クラッチ(50)入で主クラッチ
スイッチ(63)がオフのとき、路上走行スイッチ(6
5)または増速スイッチ(64)がオンになると、所定
速度まで変速モータ(61)を自動的に増速作動させ、
所定速度で維持する。
【0016】さらに、前記各スイッチ(63)(64)
(65)がオフのとき、変速及びフィードバックの各ポ
テンショメータ(66)(67)入力を比較し、植付作
業状態での副変速レバー(30)の変速位置変更によっ
て変速モータ(61)を作動させ、無段変速機構(4
3)を制御して植付走行速度を無段階に変化させるもの
で、副変速レバー(30)の高速側操作によって増速す
るとき、パルス駆動によって大動作力で変速モータ(6
1)を作動させて増速動作を行わせる一方、前記レバー
(30)の低速側操作によって減速するとき、連続駆動
によって高速動作で変速モータ(61)を作動させて減
速動作を行わせる。
【0017】また、前記変速モータ(61)によって増
減速動作を行わせているとき、増速または減速の制御信
号が出力している状態でモータ(61)が停止してフィ
ードバックポテンショメータ(67)値が略一定になっ
たとき、前記ポテンショメータ(67)値をモータ(6
1)の最大または最小リミット位置として記憶させ、電
源オフによってリセットされるまでモータ(61)制御
のリミット値として使用し、逆方向の動作だけを行わせ
るようにモータ(61)を作動させる。
【0018】また、前記変速モータ(61)によって増
減速動作を行わせているとき、エンジン(2)運転時に
0ボルトとなり、かつエンジン(2)停止時に12ボル
トになるレギュレータ(68)の電圧変化を利用し、レ
ギュレータ(68)の12ボルト定電圧により検出する
エンジン(2)の停止によって変速モータ(61)の走
行変速制御を停止させ、手動スイッチ(72)操作など
全ての副変速動作を不可能にしているもので、前記各ス
イッチ(63)(64)(65)がオフで、エンジン
(2)運転中で、副変速レバー(30)によって変速ポ
テンショメータ(66)を作動させたとき、変速モータ
(61)による無段変速機構(43)制御が行われ、植
付走行速度が変更されるものである。
【0019】さらに、図11は上記図8の変形例を示す
もので、図8において、副変速レバー(30)の副変速
位置で変速ポテンショメータ(66)の操作アームをレ
バー(30)に直接当接させて連動させていたが、図1
1の如く、前記レバー(30)にスライド板(73)の
一端側を連結させ、変速ポテンショメータ(66)の操
作アーム(74)のピン(75)をスライド板(73)
の長孔(76)に貫挿させ、バネ(77)及びストッパ
(78)によって所定位置に支持するアーム(74)を
レバー(30)の変速動作によりスライド板(73)を
介して作動させることも行える。なお、ストッパ(7
8)を省き、レバー(30)の全体動作とアーム(7
4)を連動させ、レバー(30)の変速域だけのポテン
ショメータ(66)出力を利用することも行える。
【0020】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、植付部(15)を走行車(1)に装設させる田植機
において、エンジン(2)出力を継断する主クラッチ
(50)入切を検出させるクラッチセンサ(63)と、
路上走行と植付走行の速度切換を行う主変速レバー(2
9)の路上走行操作を検出させる路上走行センサ(6
5)と、植付作業速度を変更させる副変速レバー(3
0)の変速操作を検出させる変速センサ(66)と、変
速センサ(66)の検出結果に基づき走行速度を変更す
る無段変速機構(43)及び変速部材(61)を設け、
主クラッチ(50)切動作以外のときで、主変速レバー
(29)が路上走行操作位置以外のとき、植付部(1
5)を作業位置に下降させた後に行う副変速レバー(3
0)の変速操作量と無段変速機構(43)の植付作業走
行速度変化率を略一定維持し乍ら、変速センサ(66)
の検出結果に基づき変速部材(61)を自動制御すると
共に、主クラッチ(50)切または主変速レバー(2
9)の路上走行操作によって変速センサ(66)に関係
なく無段変速機構(43)を一定変速位置に自動的に切
換えるように構成したもので、植付作業状態下の副変速
レバー(30)操作により、全ての速度域で変速操作感
覚と一致した走行速度を容易に得られ、従来のように低
速域と高速域とで変速レバー(30)操作感覚を異な
らせる必要がなく、変速レバー(30)操作性の向上
並びに圃場状態など植付作業条件に適した走行速度制御
などを容易に行うことができると共に、主クラッチ(5
0)切時に無段変速機構(43)を自動的に低速に切換
えて主クラッチ(50)入による急発進の防止などを容
易に行うことができ、また主変速レバー(29)の路上
走行切換によって無段変速機構(43)を自動的に高速
に切換えて軽負荷での走行性能の向上などを容易に行う
ことができ、走行変速制御機能の向上並びに取扱い操作
の簡略化などを容易に図ることができるものである
【図面の簡単な説明】
【図1】走行変速制御回路図。
【図2】乗用田植機の側面図。
【図3】同平面図。
【図4】走行駆動部の平面図。
【図5】無段変速機構部の側面図。
【図6】同平面図。
【図7】主変速レバー部の平面図。
【図8】副変速レバー部の平面図。
【図9】変速ポテンショメータ出力線図。
【図10】図1のフローチャート。
【図11】副変速レバー部の側面図。
【符号の説明】(1) 走行車 (2) エンジン (15) 植付部 (29) 主変速レバー (30) 副変速レバー (43) 無段変速機構(50) 主クラッチ (61) 変速モータ(アクチュエータ)(63) 主クラッチスイッチ(クラッチセンサ) (65) 路上走行スイッチ(路上走行センサ) (66) 変速ポテンショメータ(変速センサ)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 植付部(15)を走行車(1)に装設さ
    せる田植機において、エンジン(2)出力を継断する主
    クラッチ(50)入切を検出させるクラッチセンサ(6
    3)と、路上走行と植付走行の速度切換を行う主変速レ
    バー(29)の路上走行操作を検出させる路上走行セン
    サ(65)と、植付作業速度を変更させる副変速レバー
    (30)の変速操作を検出させる変速センサ(66)
    と、変速センサ(66)の検出結果に基づき走行速度を
    変更する無段変速機構(43)及び変速部材(61)を
    設け、主クラッチ(50)切動作以外のときで、主変速
    レバー(29)が路上走行操作位置以外のとき、植付部
    (15)を作業位置に下降させた後に行う副変速レバー
    (30)の変速操作量と無段変速機構(43)の植付作
    業走行速度変化率を略一定維持し乍ら、変速センサ(6
    6)の検出結果に基づき変速部材(61)を自動制御す
    ると共に、主クラッチ(50)切または主変速レバー
    (29)の路上走行操作によって変速センサ(66)に
    関係なく無段変速機構(43)を一定変速位置に自動的
    に切換えるように構成したことを特徴とする田植機。
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