JP2933063B2 - 携帯電話装置 - Google Patents

携帯電話装置

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JP2933063B2
JP2933063B2 JP15127597A JP15127597A JP2933063B2 JP 2933063 B2 JP2933063 B2 JP 2933063B2 JP 15127597 A JP15127597 A JP 15127597A JP 15127597 A JP15127597 A JP 15127597A JP 2933063 B2 JP2933063 B2 JP 2933063B2
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宏 安武
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話装置に関
し、特に、携帯電話による身障者の有した電波送信器か
らの電波の受信、及び電波送信器の送信を有した携帯電
話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯電話装置の構成を図4に示
す。従来、この種の携帯電話装置は、携帯する性質上、
動き回る携帯端末として使用する携帯電話401と、そ
の電波の通信相手となる無線基地局402と、通常の電
話回線である統括局404、あるいは他の携帯電話交換
機と接続する携帯電話交換局403とによって構成され
ている。
【0003】次に、身障者に対して携帯電話の発する電
気的ノイズ、電磁波の影響についての概念図を図5に示
す。
【0004】携帯端末としての携帯電話501、その電
波の通信相手となる無線基地局502、そして、携帯電
話501の発する電波通信信号505以外に発信される
電波や電気的ノイズ503、心臓ペースメーカー等を有
しており、それが電波や電気的ノイズ503によって誤
動作を起こす恐れのある身障者504を示す。
【0005】この種の携帯電話装置は、携帯する性質
上、携帯電話501の使用者は、携帯電話501を使用
してもよい場所が否か等、注意を払う必要がある。電車
内や病院等、携帯電話501の使用者があらかじめ、携
帯電話501を使用すべきでないと判断できる場合は、
携帯電話501の使用者は、携帯電話501の使用を控
えるかもしくは、携帯電話501の電源を切ることで解
決できる。
【0006】しかし、携帯電話501の発する電波や電
気的ノイズ503によって悪影響を受ける恐れのある心
臓ペースメーカー等を有した身障者504が、携帯電話
501の使用者の付近に存在するかしないかを携帯電話
501の使用者が判断することは、従来の技術では対処
されていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
携帯電話装置は、携帯電話の使用者がその付近に携帯電
話の発する電気的ノイズ、電磁波によって心臓ペースメ
ーカーの誤動作により心身に悪影響を及ぼす恐れのある
身障者が存在するか、しないかを判断できない。そのた
め、身障者は、身障者の有する心臓ペースメーカーが、
携帯電話の発する電気的ノイズ、電磁波等によって誤動
作を起こし、心身への悪影響の恐れがあった。
【0008】よって、本発明の目的は、身障者を携帯電
話の発する電気的ノイズ、電磁波による心身の悪影響か
ら保護するための携帯電話装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記問題を解決するた
め、本発明による携帯電話装置は、携帯電話に対し、身
障者の存在を知らせるための電波送信手段と、その電波
送信手段からの電波を受信したとき、通話回線による電
波送信を不可能とする機能を持つ携帯電話とを含み、前
記電波送信手段が携帯用である構成とした。ここで、携
帯電話は、通話回線による電波を受信したとき、あるい
は通話中である場合、身障者の存在を知らせる電波の受
信に基づいて、通話回線を強制的に切断する通話回線遮
断回路を有する構成とすることもできる。また、携帯電
話は、身障者の存在を知らせる電波送信手段からの電波
の受信に基づいて、携帯電話の振動、音、液晶パネルへ
の表示等によって携帯電話の使用者に知らせる機能を有
する構成とすることもできる。また、携帯電話は、身障
者の存在を知らせる電波送信手段からの電波を受信する
ための電波受信回路部と、電波送手段からの電波が受信
された場合に通話回線を遮断する通話回線遮断回路部
と、通常の通話回線の通話送受信回路部と、通話回線が
通話回線遮断回路部によって強制的に遮断されたときの
結果を携帯電話の使用者に知らせる手段とを含む構成と
することもできる。また、電波送信手段は電波送受信部
を有し、その電波送受信部で携帯電話からの送信電波を
受信したときに、その携帯電話に対して身障者の存在を
知らせる電波を送信する機能を有する構成とすることも
できる。
【0010】本発明によれば、身障者は、携帯電話を有
した所有者へ携帯電話使用の制限を知らせるための電波
送信器を外出時等、常に携帯する。そのことにより、携
帯電話の使用者は、携帯電話の使用者の付近に電波送信
器を有した身障者がいた場合、その電波送信器により発
せられた電波を、携帯電話に内蔵された電波受信回路に
より受信し、通話回線遮断回路によって、携帯電話の使
用を不可能とする。または、携帯電話の使用者が通話中
であった場合、携帯電話に内蔵されている通話回線遮断
回路によって、その通話回線を強制的に切断し、身障者
が付近にいることを、携帯電話の振動、音、液晶パネル
等によって、携帯電話の使用者に知らせる。
【0011】このように、本発明の携帯電話装置は、身
障者の有する電波送信器からの電波を携帯電話が受信し
て携帯電話の使用に制限を加えることにより、身障者の
心身を保護することが可能になる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について添付の図1〜図3を参照して説明する。 (実施の形態1)図1は実施の形態1に係る携帯電話装
置のブロック構成図であり、図2はその動作を示したフ
ロー図である。
【0013】本実施の形態による携帯電話装置は、身障
者の所有する電波送信器101と、携帯電話103とを
含む。身障者の所有する電波送信器101は、電波を送
信するための電波送信回路部102を有する。
【0014】携帯電話103は、その内部に、身障者の
所有する電波送信器101からの電波を受信するための
電波受信回路部104と、電波送信器101からの電波
が受信された場合に通話回線を遮断するための通話回線
遮断回路部105と、通常の通話回線の通話送受信回路
部107と、通話回線が通話回線遮断回路部105によ
って強制的に遮断された場合、携帯電話の使用者に身障
者が付近にいるため現在、通話はできないことを知らせ
るための液晶パネル106とを有する構成としている。
【0015】身障者の有する電波送信器101の電波送
信回路部102は、携帯電話103の発する電波、ある
いは電気的ノイズによって、心臓ペースメーカーの誤動
作等、身障者が悪影響を受ける恐れのある範囲におい
て、常に携帯電話103の電波受信回路部104に対し
て、その使用を不可能とするための電波を送信してい
る。
【0016】携帯電話103の電波受信回路部104
は、身障者の有する電波送信器101の電波送信回路部
102からの電波を常に監視している。そして、電波受
信回路部104に電波が受信された場合は、通話回線遮
断回路部105によって通話送受信回路部107がOF
Fとなり、携帯電話103は使用できない。
【0017】また、通話中の場合においても、同様に電
波受信回路部104に電波が受信された場合には、通話
回線遮断回路部105によって通話送受信回路部107
がOFFとなり、その通話回線は強制的に切断され、携
帯電話103は使用できなくなる。
【0018】そして、携帯電話103の使用者へ、携帯
電話103の液晶パネル106、あるいは、音、振動に
よって使用者へ、身障者が付近にいるため携帯電話10
3の使用はできないことを知らせる機能も有している。
【0019】次に、本実施の形態の動作について、図2
のフロー図を参照して説明する。携帯電話103の使用
者は携帯電話103の電源をONにしている(20
1)。身障者は、電波送信器101の電源をONにする
(202)。携帯電話103は、常に身障者の有する電
波送信器101から送信する電波が受信されるか否かを
監視している(203)。
【0020】そして、身障者の有する電波送信器101
から発せられた電波を受信した場合、携帯電話103
は、自動的に通話使用不可能となる。
【0021】また、通話中であった場合においても、そ
の通話回線は自動的に切断される(204)。その際、
身障者が近くにおり、安全のため、通話使用ができない
ことを携帯電話103の液晶パネル106、音、振動等
により、携帯電話103の使用者へ知らせる(20
6)。
【0022】身障者の有する電波送信器101から発せ
られた電波が受信されない場合は、携帯電話103の使
用者の付近に身障者がいないとみなされ、携帯電話10
3の通話は可能となる(205)
【0023】携帯電話103は常に身障者の有する電波
送信器101から発せられる電波を監視しているため、
場所を移動、あるいは、一定時間経過したのち、携帯電
話103の使用が可能、あるいは不可能となる場合があ
る(207)。
【0024】このように身障者は、近くに携帯電話10
3を有した者がいても、その携帯電話103は使用され
ないため安全である。また、携帯電話103の使用者
も、安心して携帯電話103を使用することができるよ
うになる。
【0025】なお、身障者の携帯する電波送信器101
は、その送信する電波、また電波送信器101の発する
電気的ノイズが身障者自身に悪影響のないものである必
要がある。
【0026】(実施の形態2)図1で示した実施の形態
は、身障者が有する電波送信器101から常に携帯電話
103に対して電波を送信する方式であるが、他の実施
の形態として、図3を参照して説明する。
【0027】携帯電話で電話をかける、あるいは電話を
受ける前に、携帯電話301の電波送受信部302が、
付近に身障者がいるか、いないかを確認するために身障
者の有する電波送信器303の電波送受信部304へ電
波を送信して、その電波を身障者の有する電波送信器3
03の電波送受信部304が受信したら、携帯電話30
1の電波送受信部302へ電波を返し、携帯電話301
の通話遮断回路部305によって使用を不可とする方式
も考えられる。
【0028】この方式では、身障者の有する電波送信器
303は、携帯電話301の電波送信部302からの電
波を受信した場合のみ、その携帯電話301への電波を
返信するという動作であるため、図1で説明した常に電
波を送信している方式と比較するとバッテリライフの点
で有利となる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の携帯電話
装置を導入することにより外出等において携帯電話の
発する電波、あるいは電気的ノイズから身障者の安全を
守ることができる。また、携帯電話の使用者も付近に身
障者がいるかいないか自動的に携帯電話が判断し、それ
を確認できるため、安心して携帯電話を使用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る携帯電話装置のブ
ロック構成図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る携帯電話装置の動
作フロー図である。
【図3】本発明の実施の形態2に係る携帯電話装置のブ
ロック構成図である。
【図4】従来の携帯電話装置の構成図である。
【図5】従来携帯電話装置の身障者への影響を示す概念
図である。
【符号の説明】
101 電波送信器 102 電波送信回路部 103 携帯電話 104 電波受信回路部 105 通信回線遮断回路部 106 液晶パネル 107 通話送受信回路部 301 携帯電話 302 電波送受信部 303 電波送信器 304 電波送受信部 305 通話回線遮断回路部 401 携帯電話 402 無線基地局 403 携帯電話交換局 404 統括局 501 携帯電話 502 無線基地局 503 電波、電気的ノイズ 504 身障者 505 電波通信信号

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯電話に対し、身障者の存在を知らせ
    るための電波送信手段と、その電波送信手段からの電波
    を受信したとき、通話回線による電波送信を不可能とす
    る機能を持つ携帯電話とを含み、前記電波送信手段が携
    帯用であることを特徴とする、携帯電話装置。
  2. 【請求項2】 前記携帯電話は、通話回線による電波を
    受信したとき、あるいは通話中である場合、身障者の存
    在を知らせる電波の受信に基づいて、通話回線を強制的
    に切断する通話回線遮断回路を有することを特徴とす
    る、請求項1に記載の携帯電話装置。
  3. 【請求項3】 前記携帯電話は、身障者の存在を知らせ
    る電波送信手段からの電波の受信に基づいて、携帯電話
    の振動、音、液晶パネルへの表示等によって携帯電話の
    使用者に知らせる機能を有することを特徴とする、請求
    項1又は2の何れかに記載の携帯電話装置
  4. 【請求項4】 前記携帯電話は、身障者の存在を知らせ
    る電波送手段からの電波を受信するための電波受信回路
    部と、電波送信手段からの電波が受信された場合に通話
    回線を遮断する通話回線遮断回路部と、通常の通話回線
    の通話送受信回路部と、通話回線が通話回線遮断回路部
    によって強制的に遮断されたときの結果を携帯電話の使
    用者に知らせる手段とを含むことを特徴とする請求項1
    〜3の何れかに記載の携帯電話装置。
  5. 【請求項5】 前記電波送信手段は電波送受信部を有
    し、その電波送受信部で携帯電話からの送信電波を受信
    したときに、その携帯電話に対して身障者の存在を知ら
    せる電波を送信する機能を有することを特徴とする、請
    求項1〜4の何れかに記載の携帯電話装置。
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