JP2931287B1 - 海苔運搬船に設置する海苔搬送装置 - Google Patents
海苔運搬船に設置する海苔搬送装置Info
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- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01C—ROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
- F01C1/00—Rotary-piston machines or engines
- F01C1/08—Rotary-piston machines or engines of intermeshing engagement type, i.e. with engagement of co- operating members similar to that of toothed gearing
- F01C1/12—Rotary-piston machines or engines of intermeshing engagement type, i.e. with engagement of co- operating members similar to that of toothed gearing of other than internal-axis type
- F01C1/126—Rotary-piston machines or engines of intermeshing engagement type, i.e. with engagement of co- operating members similar to that of toothed gearing of other than internal-axis type with elements extending radially from the rotor body not necessarily cooperating with corresponding recesses in the other rotor, e.g. lobes, Roots type
Landscapes
- Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
Abstract
こすことなく海苔を迅速に連続搬送することができ、ま
た、従来のそれより駆動源となる主機負担を軽減できる
とともに、コンパクトでかつ重量を大幅に軽減すること
ができる小型で軽量の海苔運搬船の海苔搬送装置の提
供。 【解決手段】海苔運搬船にルーツ型の海苔移送ポンプ
2、海水ポンプ3及び三方弁14を配置して海苔移送ポ
ンプ2で海苔積み角船から海苔運搬船へ、及び海苔運搬
船から海苔タンクへ海苔を連続搬送する海苔搬送装置で
あって、海苔移送ポンプ2は海苔の吸入口6、海苔の吐
出口7及び加水口15を備え、海水ポンプ3は吸水口1
1及び吐水口13を備え、海苔移送ポンプ2の加水口1
5と海水ポンプ3の吐水口13とを三方弁14を介して
配管で接続する。
Description
船から海苔運搬船へ、及び海苔運搬船から陸上の海苔タ
ンクへ海苔を搬送するための海苔運搬船の海苔搬送装置
に関する。
れた海苔は、海苔積み角船から海苔運搬船を経て陸上の
海苔タンクへ搬送されている。
送は、次のとおりである。
明図である。
海苔積み角船10を搭載して、海苔畑で海苔積み角船1
0を海面に下ろす。海苔畑の海苔網28の下に海苔積み
角船10を入れ、ロータリーカッターを備えた海苔摘み
機29に海苔網28を載せ、海苔積み角船10を海苔網
28の下を船外機で海苔網28に沿って移動させなが
ら、回転するロータリーカッターにより海苔網28の下
に垂下している海苔を摘み取って行く。
に入るのを防止したり、ゴミ等の異物を除去するため、
水切りパイプ30が海苔摘み機29の前方に配置され、
海苔網28は、海苔積み角船10の移動にともなって水
切りパイプ30の上を移動し、その後、海苔摘み機29
に移動するようになっている。
苔の移し替えの説明図で、摘み取られた海苔は、海苔積
み角船10に溜まり、満杯になると、海苔運搬船1の所
に移動し、海苔を海苔積み角船10から海苔移送ポンプ
2により海苔運搬船1へ搬送する。
移送ポンプ2により海苔を移す場合、海苔運搬船1に並
べた網かごへ海水を排出しながら自然脱水状態にした
後、船倉1a,1b,1c,1d,1eに移したり、あ
るいは海苔運搬船1の甲板下に設けた複数の船倉1a,
1b,1c,1d,1eに海水と共に投入するが、海水
共では積載量がオーバーする場合があるので、脱水機経
由で船倉に投入している。
の海苔の移送の説明図で、海苔積み角船10から海苔運
搬船1への海苔の移し替えが終わると、海苔運搬船1は
港に帰り、海苔移送ポンプ2により各船倉1a〜1eに
順次サクションホース31を差し込み替えてポンプアッ
プを行って、陸上の海苔タンク32に移送する。船倉内
での流動性を高め、また、サクションブレークを防止す
るため、海水ポンプ3による加水を行う。
の一例を示す説明図で、水切りパイプ30を利用した
り、摘採回数が多い海苔の場合、摘み取った海苔は、含
有水分が少ないため、流動性が悪く、ポンプアップしに
くく、空気を吸い込んでポンプケース内は空に近い状態
になり、ポンプ搬送できなくなる、いわゆるサクション
ブレークを起こす。そのため、海苔の中に差し込んだ海
苔移送ポンプ2のサクションホース31の筒先部へ海水
ポンプ3を用いて水を供給して、海苔を誘導吸引する必
要がある。
ース内に残留する海苔を洗滌するため、船倉内より船外
水中へサクションホースを差し替えて、海苔ポンプによ
る洗滌を行うが、この際にも空気を吸い込んでサクショ
ンブレークを起こし、連続送水が不可能となる場合があ
る。
海苔運搬船の船倉が複数ある場合は、船倉から次の船倉
に移る際にサクションブレークを起こすことが多い。
ポンプが利用されているが、据付価格が移送距離に対し
高価な上、併設される大型油圧発生装置を介しての駆動
の際、ポンプの構造上、大きな駆動トルクが必要で、5
00〜800rpm程度の回転域で使用するディーゼル
主機に対する負担が多大なため、エンジンフロントや電
磁クラッチ等にトラブルが発生したり、あるいは起動で
きずエンジンストップするといったトラブルが頻発して
いる。
0kg、全装備量で約300kgと重量が大きいだけで
なく、長大で据付占有面積が大きく、海苔運搬船の船体
の前後左右の重心配分に悪影響を与えるだけでなく、走
航性能をも阻害している。そのため、港内の廃船等に据
え付けることが行われているが、この方法では、海苔運
搬船にインペラーポンプが別に必要となり、設備費がか
かる。
海苔がケース内のユニバーサルジョイント部に巻き付い
て、送水洗滌しても残留し、変質したものが後日の新鮮
な海苔に混入するという問題も生じている。
ションブレークを起こすことなく海苔を迅速に連続搬送
することができ、また、従来のそれより駆動源となる主
機負担を軽減できるとともに、コンパクトでかつ重量を
大幅に軽減することができる小型で軽量の海苔搬送装置
を提供するものである。
ルーツ型の海苔移送ポンプ、海水ポンプ及び三方弁を配
置して海苔移送ポンプで海苔積み角船から海苔運搬船
へ、及び海苔運搬船から海苔タンクへ海苔を連続搬送す
る海苔搬送装置であって、海苔移送ポンプの前記ケース
本体には海苔の吸入口、海苔の吐出口、及び前記ケース
本体内の前記海苔の吸入口側に加水する加水口をそれぞ
れ設け、海水ポンプは吸水口及び吐水口を備え、海苔移
送ポンプの加水口と海水ポンプの吐水口とを三方弁を介
して配管で接続したことを特徴とする。ルーツ型の海苔
移送ポンプは、上面及び両側面にそれぞれ開口が形成さ
れたボックス型のケース本体、及び 各開口を密閉する
蓋で構成され、蓋のうち、上面の開口を覆う蓋には、同
一面に吸入口、吐出口及び加水口を設けた構成とするこ
とができる。
銅鋳物とすることにより耐食性を向上させることができ
る。
搬送装置の配管系統図、図2は海苔移送ポンプ及び海水
ポンプとの配管の接続を示す斜視図である。
水ポンプ3が配設され、海苔移送ポンプ2及び海水ポン
プ3はディーゼルエンジン4によりベルト5を介して回
転駆動される。
にそれぞれフレキシブルホース8,9が接続される。吸
入口6に接続したフレキシブルホース8の先端を海苔積
み角船10に溜まっている海苔の中に漬けて海苔積み角
船10から海苔移送ポンプ2により海苔を吐出口7に接
続されたフレキシブルホース9から海苔運搬船1へ移
す。また、吸入口6に接続したフレキシブルホース8の
先端を海苔運搬船1の船倉1a内の海苔の中に漬けて海
苔運搬船1から海苔移送ポンプ2により海苔を吐出口7
に接続されたフレキシブルホース9の先端から陸上の海
苔タンク等に移送する。さらに、吸入口6に接続したフ
レキシブルホース8の先端を水に漬けて海苔移送ポンプ
2により吐出口7に接続されたフレキシブルホース9の
先端から吐水して船倉1a、フレキシブルホース8,9
及び海苔移送ポンプ2内を洗滌する。
ブルホース12が接続され、フレキシブルホース12の
先端から吸水し、吐水口13は三方弁14を介して海苔
移送ポンプ2の加水口15にフレキシブルホース16で
接続されている。なお、海水ポンプとして水中ポンプを
使用してもよい。
る。三方弁14の海水ポンプ3の吐水口側13aは常に
開放状態にあり、図3(b)に示す弁体18の状態で
は、吐水口13からの水は、海苔移送ポンプ2の加水口
側15aにのみ流れ、反対側の出口17には流れない。
図3(a)に示す弁体18の状態では、図3(b)と逆
に吐水口側13aからの海水は、海苔移送ポンプ2の加
水口側15aには流れず、その反対側の出口17のみに
流れる。図3(c)に示す弁体18の状態では、海苔移
送ポンプ2の加水口側15a及びその反対側の出口17
にそれぞれ半分づつに分配されて流れる。
とにより、海苔移送ポンプ2の加水口側15aに海水を
流すことができ、また、同時にその反対側の出口17に
も流して海苔に加水ができ、これにより海苔移送ポンプ
2がサクションブレークを起こすことがない。
で、図5は同正面図である。
は、まゆ型の断面をもつ2個のルーツローター20a,
20bをケース本体21内で互いに反対方向に同角速度
で回転させるルーツ型ポンプである。ルーツ型ポンプ自
体は公知である(例えば、株式会社アンレット製 アン
レットルーツ型ポンプ PH型)。2個のルーツロータ
ー20a,20bが配置されるケース本体21は、ボッ
クス型をしており、上面及び両側面にはそれぞれ開口2
2,23,24が形成されており、各開口22,23,
24はガスケットを介して蓋25,26,27で密閉さ
れる。上面の開口22を覆う蓋25には、同一面に吸入
口6、吐出口7及び加水口15が設けらる。開口23,
24は、保守点検用に使用する。
は、耐食性を増加させるために、材質をリン青銅鋳物
(例えば、JIS H5133 リン青銅鋳物 PBC
−2)を使用する。耐食性及び耐摩耗性を向上させるこ
とにより、通常、5〜6年寿命のルーツローター交換時
においても新品時のケースクリアランスに近いものを維
持することができ、ポンプ性能の低下も少なくすること
ができる。
運搬船への海苔の移し替えの説明図である。
苔が溜まった海苔積み角船10が海苔運搬船1にくる
と、海苔運搬船1では海苔移送ポンプ2の吐出口7に接
続されたフレキシブルホース9の先端を海苔運搬船1の
所定の船倉1aに入れ、海苔積み角船10では、溜まっ
た海苔の中に海苔移送ポンプ2の吸入口6に接続したフ
レキシブルホース8の先端を漬ける。その後、海苔移送
ポンプ2を始動すると、海苔積み角船10の海苔は海苔
移送ポンプ2により吸い取られ、海苔運搬船1の船倉1
aへ移送される。
海苔のポンプアップ能力が落ち、サクションブレークを
起こしやすくなるので、三方弁14を図3(a)に示す
弁体18の状態に調整して海水ポンプ3により、三方弁
14の出口17から海苔積み角船10の海苔内に海水を
供給して、海苔のポンプアップをよくする。
態にしておけば、水が海苔移送ポンプ2の加水口15a
側及びその反対側に半分づつに分配されて流れているの
で、海苔のポンプアップを行うと同時に、ポンプアップ
中、あるいは船倉1aが満杯になって、吐出口7に接続
されたフレキシブルホース9の先端を船倉1aから取り
出し次の船倉1bに入れ替える際にもサクションブレー
クは起こらない。
苔の移し替えが終わると、この移し替えの手順と同じ手
順によって海苔運搬船1から陸上の海苔タンク等に海苔
を移送する。
サクションブレークを起こすことなく、海苔積み角船か
ら海苔運搬船へ、及び海苔運搬船から陸上の海苔タンク
へ海苔を迅速に連続搬送することができる。
るので、ポンプ運転負荷が軽減し、他の1軸ポンプのよ
うにケースとのヘスリを要しない2ルーツローター式本
来の長所と併せ搬送物である海苔の細胞保護に対しても
有効であり、軸封部の耐用も水切れによる焼付きがない
ので、大幅に延長することができる。
洗滌後、ケース内に海苔が残留しないので腐敗すること
がない。
ーツ型ポンプを使用するので、海苔移送ポンプは従来の
スクリューポンプより駆動源となる主機負担を軽減でき
るとともに、コンパクトにかつ重量を大幅に軽減するこ
とができ、また、従来のスクリューポンプを用いた海苔
搬送装置に比べて、設備費が大幅に安くなる。
両側面を設けた開口により、据付、やルーツローター交
換時等の労力や作業精度を大幅に改善することができ、
また、海苔移送ポンプ内の異物をユーザーが蓋を外して
簡単に除去することができる。
性を向上させることができるので、海苔移送ポンプ性能
の低下を少なくすることができるとともに、寿命を長く
することができる。
図である。
を示す斜視図である。
である。
面図である。
海苔の移し替えの説明図である。
る。
移し替えの説明図である。
送の説明図である。
す説明図である。
倉 2:海苔移送ポンプ 3:海水ポンプ 4:ディー
ゼルエンジン 5:ベルト 6:吸入口 7:吐出口 8,9:
フレキシブルホース 10:海苔積み角船 11:吸水口 12:フレキ
シブルホース 13:吐水口 13a:吐水口側 14:三方弁
15:加水口 15a:加水口側 16:フレキシブルホース 1
7:出口 18:弁体 20a,20b:ルーツローター 2
1:ケース本体 22,23,24:開口 25,26,27:蓋
28:海苔網 29:海苔摘み機 30:水切りパイプ 31:サ
クションホース 32:海苔タンク
Claims (3)
- 【請求項1】 海苔運搬船に2個のルーツローターをケ
ース本体内で互いに反対方向に同角速度で回転させるル
ーツ型の海苔移送ポンプ、海水ポンプ及び三方弁を備
え、海苔移送ポンプで海苔積み角船から海苔運搬船へ、
及び海苔運搬船から海苔タンクへ海苔を連続搬送する海
苔搬送装置であって、海苔移送ポンプの前記ケース本体
には海苔の吸入口、海苔の吐出口、及び前記ケース本体
内の前記海苔の吸入口側に加水する加水口をそれぞれ設
け、海水ポンプは吸水口及び吐水口を備え、海苔移送ポ
ンプの加水口と海水ポンプの吐水口とを三方弁を介して
配管で接続したことを特徴とする海苔運搬船に設置する
海苔搬送装置。 - 【請求項2】 ルーツ型の海苔移送ポンプは、上面及び
両側面にそれぞれ開口が形成されたボックス型のケース
本体、及び各開口を密閉する蓋で構成され、蓋のうち、
上面の開口を覆う蓋には、同一面に吸入口、吐出口及び
加水口が設けられていることを特徴とする請求項1記載
の海苔運搬船に設置する海苔搬送装置。 - 【請求項3】 ケース本体及び各蓋の材質がリン青銅鋳
物であることを特徴とする請求項1又は2記載の海苔運
搬船に設置する海苔搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4754298A JP2931287B1 (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | 海苔運搬船に設置する海苔搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4754298A JP2931287B1 (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | 海苔運搬船に設置する海苔搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2931287B1 true JP2931287B1 (ja) | 1999-08-09 |
JPH11245883A JPH11245883A (ja) | 1999-09-14 |
Family
ID=12778043
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4754298A Expired - Fee Related JP2931287B1 (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | 海苔運搬船に設置する海苔搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2931287B1 (ja) |
-
1998
- 1998-02-27 JP JP4754298A patent/JP2931287B1/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11245883A (ja) | 1999-09-14 |
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