JP2929697B2 - 電源回路装置 - Google Patents

電源回路装置

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JP2929697B2 JP2286412A JP28641290A JP2929697B2 JP 2929697 B2 JP2929697 B2 JP 2929697B2 JP 2286412 A JP2286412 A JP 2286412A JP 28641290 A JP28641290 A JP 28641290A JP 2929697 B2 JP2929697 B2 JP 2929697B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は、例えばICカード、IDデータ記憶ユニット
等に使用される電源回路装置、特に電磁誘導を利用し、
非接触で電力供給を受ける電源回路装置に関する。
(ロ)従来の技術 従来の、電磁誘導を利用し、非接触で電力供給を受け
る電源回路装置には、第7図及び第8図に示すものがあ
る。第7図の電源回路装置は、交流電源1から励磁コイ
ル(送信コイル)L1に流れる電流によって生じる磁束φ
が受信コイルL2に鎖交し、磁束φの変化で電磁誘導によ
って受信コイルL2に交流電圧が発生する。この交流電圧
がダイオードDで半波整流され、コンデンサCで平滑さ
れて、負荷2に供給される。第8図の電源回路装置は、
第7図のものが半波整流であるのに対し、ダイオード
D1、D2、D3、D4からなる全波整流回路を使用している。
他は、第7図と同様である。
(ハ)発明が解決しようとする課題 上記した従来の電源回路装置は、受信コイルの自己イ
ンダクタンスのために、常に電圧降下が発生する構造と
なっているため、受信コイルの開放電圧のピーク値以上
の電圧が得られない。負荷電流の増加にともない、出力
電圧が低下し、安定度が悪い、伝送効率が悪い、という
問題がある。
この発明は、上記問題点に着目してなされたものであ
って、受信コイルの開放電圧のピーク値以上の出力電圧
が得られ、しかも安定化された出力電圧(または電流)
が得られ、また、伝送効率の良い電源回路装置を提供す
ることを目的としている。
(ニ)課題を解決するための手段及び作用 この発明の電源回路装置は、励磁コイルによって発生
する磁束φに鎖交し、起電力を発生する受信コイルと、
この受信コイルの両端に接続され、オンされると、受信
コイルを短絡し、受信コイルに還流する電流を発生させ
ることによって前記起電力により発生する電気エネルギ
ーを前記受信コイルに蓄えさせる第1のスイッチング手
段と、前記受信コイルに蓄えられた電気エネルギーを負
荷へ供給するための第2のスイッチング手段と、前記磁
束φの位相を検出して前記第1及び第2のスイッチング
手段のオン/オフタイミングを制御するスイッチング制
御手段とから構成されている。
この電源回路装置では、受信コイルに鎖交する磁束φ
の位相検出により、スイッチング制御手段の制御の下
に、先ず第1のスイッチング手段が所定時間オンされ
る。このオンにより受信コイルが短絡され、この間発生
する電気エネルギーを受信コイルの自己インダクタンス
に蓄える。次にスイッチング制御手段は、第1のスイッ
チング手段をオフにし、第2のスイッチング手段をオン
にする。これにより受信コイルは開放され、蓄えられて
いた電気エネルギーを受信コイルの誘導起電力に重畳し
た形で負荷に電力が供給される。
(ホ)実施例 以下、実施例により、この発明をさらに詳細に説明す
る。
第1図は、この発明の一実施例を示す電源回路装置の
回路図である。同図において、交流電源1には、励磁コ
イル(送信コイル)L1が接続されている。交流電源1よ
りの電圧V1が加えられることにより、励磁コイルL1に電
流I1が流れ、この電流I1によって磁束φが発生する。こ
の磁束φが受信コイルL2に鎖交するようになっており、
また、この受信コイルL2に並列にスイッチング素子SW1
が接続されており、受信コイルL2の一端と負荷2の一端
間にスイッチング素子SW2が接続されている。スイッチ
ング素子SW2の出力側と、受信コイルL2の他方端間に、
平滑コンデンサC及び負荷2が並列に接続されている。
また、受信コイルL2の出力電圧の位相を検出する位相検
出回路3が設けられ、この出力に応答してスイッチング
制御部4が、スイッチング素子SW1、SW2のオン/オフを
制御するようになっている。
この実施例電源装置において、交流電源1より、第2
図に示す交流電圧V1が励磁コイルL1に加えられると、電
流I1が流れ、応じて磁束φが発生し、受信コイルL2に、
この磁束φが鎖交し、電磁誘導により、起電力が発生す
る。位相検出回路3では、交流電圧の零クロス点を検出
し、スイッチング制御部4が、零クロスの検出出力に応
答して、スイッチング素子SW1をオンする。このスイッ
チング素子SW1がオンしている間、受信コイルL2が短絡
され、環電流I2が流れる。この環電流I2が、流れること
により、受信コイルL2の自己インダクタンスに、電気エ
ネルギーが蓄えられる。スイッチング制御部4は、所定
時間経過後に、スイッチング素子SW1をオフしてスイッ
チング素子SW2をオンする。これにより、受信コイルL2
は開放され、自己インダクタンスに蓄えられていたエネ
ルギーと、電磁誘導によって発生した起電力が重畳して
スイッチング素子SW2を経てコンデンサCで平滑され、
負荷2に供給される。スイッチング素子SW1、SW2のオン
/オフを繰り返すことにより、単に受信コイルL2を開放
した時のピーク値以上に昇圧された電圧を負荷に与える
ことができる。
第3図は、この発明の他の実施例を示す電源回路装置
の回路図である。この実施例電源回路装置は、第1図に
示した実施例装置の出力電圧V0を電圧検出回路5で検出
し、スイッチング制御部4に加えている点で相違し、そ
の他の回路部は同様である。
この実施例電源回路装置では、電圧検出回路5で出力
電圧V0を検出し、V0が大きい場合には、スイッチング制
御部4は、スイッチング素子SW1、SW2のオン/オフのデ
ューティ比を変えて、出力電圧V0が小さくなるように制
御し、逆に出力電圧V0が小さい場合には、逆のデューテ
ィとなるようにスイッチング制御部4が制御し、出力電
圧V0が一定となるように制御している。
第4図は、さらに他の実施例を示す電源回路装置の回
路図である。この実施例電源回路装置は、出力電圧V0
電圧検出回路5で検出する点で第3図のものと同じであ
るが、スイッチング制御部4に戻すのではなく、帰還コ
イルL3、L4を介して周波数/振幅制御回路6により、交
流電源1の周波数あるいは振幅を制御して、やはり出力
電圧が一定となるように制御している。これにより出力
電圧V0を安定化することができる。
電圧検出回路5から周波数/振幅制御回路6に出力電
圧をフィードバックするのに、コイルL3、L4による電磁
結合に代えて、第5図に示す回路を用い、発光ダイオー
ドLにより、ホトトランジスタPTを介して交流電源1を
制御するようにしてもよい。
第6図は、第3図の実施例電源回路装置の具体的な回
路構成を示し、スイッチング素子SW1としてダイオードd
1と、電界効果トランジスタQが直列に接続され、電界
効果トランジスタQのゲートにスイッチング制御部を構
成する可変デューティ発振器4aが接続され、可変デュー
ティ発振器4aからのパルス幅変調(PWM)された信号に
より、電界効果トランジスタQがオン/オフするように
している。位相検出回路3としては、受信コイルL2の一
端と、アース点をコンパレータ3aに入力し、両入力が一
致した時に、可変デューティ発振器4aに零クロス点検出
信号を入力するようにしており、また、電圧検出回路5
としては、コンパレータ5aと基準電圧発生源5bを備え、
出力電圧V0が基準電圧に等しくなるように可変デューテ
ィ発振器4aに偏差電圧を入力するようにしている。
(ヘ)発明の効果 この発明によれば、受信コイルの両端に接続され、オ
ンされると、受信コイルを短絡し、受信コイルに還流す
る電流を発生させることによって前記起電力により発生
する電気エネルギーを前記受信コイルに蓄えさせる第1
のスイッチング手段と、前記受信コイルに蓄えられた電
気エネルギーを負荷へ供給するための第2のスイッチン
グ手段と、磁束φの位相を検出して前記第1及び第2の
スイッチング手段のオン/オフタイミングを制御するス
イッチング制御手段とを備えているので、受信コイルの
開放電圧のピーク値以上の昇圧された出力電圧が得られ
る、スイッチング素子のオン/オフタイミングをパルス
幅変調(PWM)制御することにより安定化された出力電
圧を得ることができる。伝送効率が向上する等の利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例を示す電源回路装置を示
す回路図、第2図は、同電源回路装置の動作を説明する
ための波形図、第3図は、この発明の他の実施例を示す
電源回路装置の回路図、第4図は、この発明のさらに他
の実施例を示す電源回路装置の回路図、第5図は、前記
第4図の実施例電源回路装置の帰還用電磁コイルに代え
て接続する光学的帰還回路の回路図、第6図は、第3図
の実施例電源回路装置をさらに具体的に示した回路図、
第7図及び第8図は、従来の電源回路装置を示す回路図
である。 1:交流電源、2:負荷、 3:位相検出回路、4:スイッチング制御部、 5:電圧検出回路、L2:受信コイル、 SW1:第1のスイッチング素子、 SW2:第2のスイッチング素子。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】励磁コイルによって発生する磁束φに鎖交
    し、起電力を発生する受信コイルと、 この受信コイルの両端に接続され、オンされると、受信
    コイルを短絡し、受信コイルに還流する電流を発生させ
    ることによって前記起電力により発生する電気エネルギ
    ーを前記受信コイルに蓄えさせる第1のスイッチング手
    段と、 前記受信コイルに蓄えられた電気エネルギーを負荷へ供
    給するための第2のスイッチング手段と、 前記磁束φの位相を検出して前記第1及び第2のスイッ
    チング手段のオン/オフタイミングを制御するスイッチ
    ング制御手段と、 を備えたことを特徴とする電源回路装置。
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