JP2929254B2 - 希薄混合気燃焼式エンジンの燃料供給装置 - Google Patents
希薄混合気燃焼式エンジンの燃料供給装置Info
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- JP2929254B2 JP2929254B2 JP5522893A JP5522893A JP2929254B2 JP 2929254 B2 JP2929254 B2 JP 2929254B2 JP 5522893 A JP5522893 A JP 5522893A JP 5522893 A JP5522893 A JP 5522893A JP 2929254 B2 JP2929254 B2 JP 2929254B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、エンジンの排気規制
対策として採用される希薄混合気燃焼式エンジンの燃料
供給装置に関する。
対策として採用される希薄混合気燃焼式エンジンの燃料
供給装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の排気規制対策に係るエンジンと
しては、従来より例えば刊行物「パワー社発行／小町弘
著／内燃機関」に開示されたものが知られている。それ
は、図３で示すように、主燃焼室２と副燃焼室３とを備
え、ガソリンをベンチュリー部（図示せず）に供給して
吸気ポート６から希薄混合気Ｂ０を主燃焼室２に導入
し、他方では予めガソリンによる着火し易い濃い混合気
Ｂ１を準備しておき、その濃い混合気Ｂ１をエンジンの
後半圧縮行程で開閉弁１５を介して副燃焼室３に加圧供
給し、副燃焼室３内で点火プラグ１２により濃い混合気
Ｂ１に着火させ、着火したその火炎を主燃焼室２の希薄
混合気Ｂ０に伝播させるように構成されている。この従
来技術によれば、主燃焼室２の希薄混合気Ｂ０と副燃焼
室３内の濃い混合気Ｂ１との混合による希薄化が抑制さ
れ、副燃焼室３内での着火が容易で失火しにくくなる。
これにより、ＨＣ％が低く、主燃焼室２内では希薄混合
気Ｂ０のためＣＯ％が低く、かつ、燃焼温度が低いため
ＮＯＸ％が低くなる。
しては、従来より例えば刊行物「パワー社発行／小町弘
著／内燃機関」に開示されたものが知られている。それ
は、図３で示すように、主燃焼室２と副燃焼室３とを備
え、ガソリンをベンチュリー部（図示せず）に供給して
吸気ポート６から希薄混合気Ｂ０を主燃焼室２に導入
し、他方では予めガソリンによる着火し易い濃い混合気
Ｂ１を準備しておき、その濃い混合気Ｂ１をエンジンの
後半圧縮行程で開閉弁１５を介して副燃焼室３に加圧供
給し、副燃焼室３内で点火プラグ１２により濃い混合気
Ｂ１に着火させ、着火したその火炎を主燃焼室２の希薄
混合気Ｂ０に伝播させるように構成されている。この従
来技術によれば、主燃焼室２の希薄混合気Ｂ０と副燃焼
室３内の濃い混合気Ｂ１との混合による希薄化が抑制さ
れ、副燃焼室３内での着火が容易で失火しにくくなる。
これにより、ＨＣ％が低く、主燃焼室２内では希薄混合
気Ｂ０のためＣＯ％が低く、かつ、燃焼温度が低いため
ＮＯＸ％が低くなる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、希
薄混合気Ｂ０と異なる空燃混合比の濃い混合気Ｂ１をエ
ンジンの後半圧縮行程で加圧供給する必要があるため、
濃い混合気Ｂ１を作る手段と加圧供給装置などを必要と
し、構造が複雑で製造コストが高くつく。本発明はこの
ような事情を考慮してなされたもので、排気ガス規制を
クリアーしながらも、構造が簡素で安価に製造できる燃
料供給装置を提供することを技術課題とする。
薄混合気Ｂ０と異なる空燃混合比の濃い混合気Ｂ１をエ
ンジンの後半圧縮行程で加圧供給する必要があるため、
濃い混合気Ｂ１を作る手段と加圧供給装置などを必要と
し、構造が複雑で製造コストが高くつく。本発明はこの
ような事情を考慮してなされたもので、排気ガス規制を
クリアーしながらも、構造が簡素で安価に製造できる燃
料供給装置を提供することを技術課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項１に記載した発明が採用した手段は、上記従
来例と同様の希薄混合気燃焼式エンジンの燃料供給装置
において、上記希薄混合気Ｂ0は、ゼロガバナ８からの
燃料ガスＧをガスレギュレータ９を介してベンチュリー
部４に供給するように構成し、上記濃い混合気Ｂ1は、
エンジンの吸気行程の後半部分だけ開弁する開閉弁１５
を介して燃料ガスＧを吸気負圧で副燃焼室３に供給する
ように構成したことを特徴とするものである。また、請
求項２に記載した発明は、請求項１に記載した希薄混合
気燃焼式エンジンの燃料供給装置において、上記希薄混
合気Ｂ 0 の燃料ガスＧとして、都市ガスＧをベンチュリ
ー部４に供給するように構成し、上記濃い混合気Ｂ 1 の
燃料ガスＧとして、ＬＰガスボンベ１３から都市ガスＧ
よりも高圧の加圧燃料ガスＧをガスレギュレータ１４を
介してエンジンの後半吸気行程の終了直前に副燃焼室３
に供給するように構成したことを特徴とするものであ
る。
に、請求項１に記載した発明が採用した手段は、上記従
来例と同様の希薄混合気燃焼式エンジンの燃料供給装置
において、上記希薄混合気Ｂ0は、ゼロガバナ８からの
燃料ガスＧをガスレギュレータ９を介してベンチュリー
部４に供給するように構成し、上記濃い混合気Ｂ1は、
エンジンの吸気行程の後半部分だけ開弁する開閉弁１５
を介して燃料ガスＧを吸気負圧で副燃焼室３に供給する
ように構成したことを特徴とするものである。また、請
求項２に記載した発明は、請求項１に記載した希薄混合
気燃焼式エンジンの燃料供給装置において、上記希薄混
合気Ｂ 0 の燃料ガスＧとして、都市ガスＧをベンチュリ
ー部４に供給するように構成し、上記濃い混合気Ｂ 1 の
燃料ガスＧとして、ＬＰガスボンベ１３から都市ガスＧ
よりも高圧の加圧燃料ガスＧをガスレギュレータ１４を
介してエンジンの後半吸気行程の終了直前に副燃焼室３
に供給するように構成したことを特徴とするものであ
る。
【０００５】
【発明の作用】請求項１に記載した発明では、ゼロガバ
ナ８からの燃料ガスＧをベンチュリー部４に供給する際
に、あらかじめガス流量をガスレギュレータ９で所定値
に調節することにより、ベンチュリー部４でエアーＡと
混合して所要の希薄混合気Ｂ0となる。この希薄混合気
Ｂ0は、吸気ポート６から主燃焼室２に導入される。一
方では、濃い混合気Ｂ1として、燃料ガスＧ自体を吸気
行程の後半部分（後半吸気行程と同義）で副燃焼室３に
供給することで着火が確実になる。つまり、エンジンの
吸気行程の後半部分だけ開弁する開閉弁１５を介して燃
料ガスＧを吸気負圧で副燃焼室３に吸い込ませることに
より、主燃焼室２の希薄混合気Ｂ0と副燃焼室３内の濃
い混合気Ｂ1との混合による希薄化を抑制して着火を確
実にするのである。これにより、ＨＣ％、ＣＯ％、ＮＯ
X％は低くなる。また、請求項２に記載した発明では、
濃い混合気Ｂ 1 の燃料ガスＧとして、ＬＰガスボンベ１
３から都市ガスよりも高圧の加圧燃料ガスＧを副燃焼室
３に供給するように構成したので、加圧供給装置は不要
で、エンジンの後半吸気行程の終了直前に開閉弁１５を
短時間だけ開弁するだけで着火に必要な燃料ガスＧを副
燃焼室３に供給することができる。
ナ８からの燃料ガスＧをベンチュリー部４に供給する際
に、あらかじめガス流量をガスレギュレータ９で所定値
に調節することにより、ベンチュリー部４でエアーＡと
混合して所要の希薄混合気Ｂ0となる。この希薄混合気
Ｂ0は、吸気ポート６から主燃焼室２に導入される。一
方では、濃い混合気Ｂ1として、燃料ガスＧ自体を吸気
行程の後半部分（後半吸気行程と同義）で副燃焼室３に
供給することで着火が確実になる。つまり、エンジンの
吸気行程の後半部分だけ開弁する開閉弁１５を介して燃
料ガスＧを吸気負圧で副燃焼室３に吸い込ませることに
より、主燃焼室２の希薄混合気Ｂ0と副燃焼室３内の濃
い混合気Ｂ1との混合による希薄化を抑制して着火を確
実にするのである。これにより、ＨＣ％、ＣＯ％、ＮＯ
X％は低くなる。また、請求項２に記載した発明では、
濃い混合気Ｂ 1 の燃料ガスＧとして、ＬＰガスボンベ１
３から都市ガスよりも高圧の加圧燃料ガスＧを副燃焼室
３に供給するように構成したので、加圧供給装置は不要
で、エンジンの後半吸気行程の終了直前に開閉弁１５を
短時間だけ開弁するだけで着火に必要な燃料ガスＧを副
燃焼室３に供給することができる。
【０００６】
【発明の効果】請求項１に記載した発明では、濃い混合
気Ｂ 1 を、エンジンの吸気行程の後半部分だけ開弁する
開閉弁１５を介して吸気負圧で副燃焼室３に吸い込ませ
るように構成したので、濃い混合気を副燃焼室３に供給
するための加圧供給装置は不要となり、構造が簡素で安
価に実施できる。また、請求項２に記載した発明では、
濃い混合気Ｂ 1 の燃料ガスＧとして、都市ガスよりも高
圧のＬＰ加圧燃料ガスＧを副燃焼室３に供給することか
ら、エンジンの後半吸気行程の終了直前に開閉弁１５を
短時間だけ開弁するだけで着火に必要な燃料ガスＧを副
燃焼室３に供給することができるので、濃い混合気が希
薄混合気と混合して希薄化するのを防止して、着火をよ
り一層確実にすることができる。
気Ｂ 1 を、エンジンの吸気行程の後半部分だけ開弁する
開閉弁１５を介して吸気負圧で副燃焼室３に吸い込ませ
るように構成したので、濃い混合気を副燃焼室３に供給
するための加圧供給装置は不要となり、構造が簡素で安
価に実施できる。また、請求項２に記載した発明では、
濃い混合気Ｂ 1 の燃料ガスＧとして、都市ガスよりも高
圧のＬＰ加圧燃料ガスＧを副燃焼室３に供給することか
ら、エンジンの後半吸気行程の終了直前に開閉弁１５を
短時間だけ開弁するだけで着火に必要な燃料ガスＧを副
燃焼室３に供給することができるので、濃い混合気が希
薄混合気と混合して希薄化するのを防止して、着火をよ
り一層確実にすることができる。
【０００７】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいてさらに
詳しく説明する。図１は本発明の実施例に係る希薄混合
気燃焼式エンジンの概略構成図、図２は燃料ガスＧを副
燃焼室３に供給するタイミングを示すタイムチャートで
ある。
詳しく説明する。図１は本発明の実施例に係る希薄混合
気燃焼式エンジンの概略構成図、図２は燃料ガスＧを副
燃焼室３に供給するタイミングを示すタイムチャートで
ある。
【０００８】この実施例に係る希薄混合気燃焼式エンジ
ンの燃料供給装置は、図１で示すように、燃料として低
圧で供給される都市ガスＧを利用するとともに、電子制
御方式によるもので、ガバナコントローラ２５と、イグ
ナイター２６と、ＥＣＵ（燃料コントローラ）２７とを
備えている。また、ＥＧＲ（排気ガス戻し管）２８によ
り、排気マニホールド２２からの排気ガスの一部をベン
チュリー部４に還流させ、これを不活性ガスとして利用
することにより、ＮＯXの排出を低減させるようにして
ある。
ンの燃料供給装置は、図１で示すように、燃料として低
圧で供給される都市ガスＧを利用するとともに、電子制
御方式によるもので、ガバナコントローラ２５と、イグ
ナイター２６と、ＥＣＵ（燃料コントローラ）２７とを
備えている。また、ＥＧＲ（排気ガス戻し管）２８によ
り、排気マニホールド２２からの排気ガスの一部をベン
チュリー部４に還流させ、これを不活性ガスとして利用
することにより、ＮＯXの排出を低減させるようにして
ある。
【０００９】上記ガバナコントローラ２５は、回転セン
サー２０からの回転速度信号Ｓを受けてガバナアクチュ
エータ１０をエンジンの回転速度に対応させて作動させ
るように構成されている。なお、上記回転センサー２０
は、クランク軸に連動連結したリングギアー１９に対面
して設けてある。上記イグナイター２６は、吸気路に設
けたブーストセンサー１６からの吸気圧信号Ｐと上記リ
ングギアー１９に対面して設けたパルスセンサー２１か
らのパルス信号Ｑ１とを受けて、ＥＣＵ２７へエンジン
回転信号Ｒを、点火プラグ１２のイグニッションコイル
１１へ点火信号Ｔを、ＥＧＲ（排気ガス戻し管）２８の
電磁開閉弁２９へ開閉制御信号Ｕを、それぞれ出力する
ように構成されている。
サー２０からの回転速度信号Ｓを受けてガバナアクチュ
エータ１０をエンジンの回転速度に対応させて作動させ
るように構成されている。なお、上記回転センサー２０
は、クランク軸に連動連結したリングギアー１９に対面
して設けてある。上記イグナイター２６は、吸気路に設
けたブーストセンサー１６からの吸気圧信号Ｐと上記リ
ングギアー１９に対面して設けたパルスセンサー２１か
らのパルス信号Ｑ１とを受けて、ＥＣＵ２７へエンジン
回転信号Ｒを、点火プラグ１２のイグニッションコイル
１１へ点火信号Ｔを、ＥＧＲ（排気ガス戻し管）２８の
電磁開閉弁２９へ開閉制御信号Ｕを、それぞれ出力する
ように構成されている。
【００１０】上記ＥＣＵ（燃料コントローラ）２７は、
動弁カム軸１７に対面して設けたパルスセンサー１８か
らのパルス信号Ｑ2と、上記イグナイター２６からのエ
ンジン回転信号Ｒとを受けて上記開閉弁１５を開閉制御
する。そして上記開閉弁１５は、ＥＣＵ２７が受けるパ
ルス信号Ｑ 2 を介して動弁カム軸１７の回転と連動し、
エンジンの吸気行程の後半部分（図２中の斜線部）だけ
開弁するように構成されている。即ち、本発明では、希
薄混合気Ｂ0は、ゼロガバナ８からの燃料ガスＧをガス
レギュレータ９を介してベンチュリー部４に供給するよ
うに構成し、濃い混合気Ｂ1は、開閉弁１５を介して燃
料ガスＧを供給するとともに、この燃料ガスＧをエンジ
ンの吸気行程の後半部分である後半吸気行程における吸
気負圧で副燃焼室３に供給するように構成されている。
動弁カム軸１７に対面して設けたパルスセンサー１８か
らのパルス信号Ｑ2と、上記イグナイター２６からのエ
ンジン回転信号Ｒとを受けて上記開閉弁１５を開閉制御
する。そして上記開閉弁１５は、ＥＣＵ２７が受けるパ
ルス信号Ｑ 2 を介して動弁カム軸１７の回転と連動し、
エンジンの吸気行程の後半部分（図２中の斜線部）だけ
開弁するように構成されている。即ち、本発明では、希
薄混合気Ｂ0は、ゼロガバナ８からの燃料ガスＧをガス
レギュレータ９を介してベンチュリー部４に供給するよ
うに構成し、濃い混合気Ｂ1は、開閉弁１５を介して燃
料ガスＧを供給するとともに、この燃料ガスＧをエンジ
ンの吸気行程の後半部分である後半吸気行程における吸
気負圧で副燃焼室３に供給するように構成されている。
【００１１】上記のように本燃料供給装置では、ゼロガ
バナ８からの燃料ガスＧはガスレギュレータ９で所定値
に調節することにより、ベンチュリー部４でエアーＡと
混合して所要の希薄混合気Ｂ０となる。この希薄混合気
Ｂ０は、吸気ポート６から主燃焼室２に導入される。一
方では、燃料ガスＧ自体を副燃焼室３に供給することで
着火が確実になる。つまり、エンジンの後半吸気行程に
おける吸気負圧で燃料ガスＧを副燃焼室３に吸い込ませ
ることにより、主燃焼室２の希薄混合気Ｂ０と副燃焼室
３内の濃い混合気Ｂ１との混合による希薄化を抑制して
着火を確実にするのである。これにより、従来例と同様
にＨＣ％、ＣＯ％、ＮＯＸ％は低くなる。また、燃料ガ
スＧを後半吸気行程における吸気負圧で副燃焼室３に吸
い込ませるように構成したので、濃い混合気を作る手段
や加圧供給装置などは不要となり、構造が簡素で安価に
実施できる。
バナ８からの燃料ガスＧはガスレギュレータ９で所定値
に調節することにより、ベンチュリー部４でエアーＡと
混合して所要の希薄混合気Ｂ０となる。この希薄混合気
Ｂ０は、吸気ポート６から主燃焼室２に導入される。一
方では、燃料ガスＧ自体を副燃焼室３に供給することで
着火が確実になる。つまり、エンジンの後半吸気行程に
おける吸気負圧で燃料ガスＧを副燃焼室３に吸い込ませ
ることにより、主燃焼室２の希薄混合気Ｂ０と副燃焼室
３内の濃い混合気Ｂ１との混合による希薄化を抑制して
着火を確実にするのである。これにより、従来例と同様
にＨＣ％、ＣＯ％、ＮＯＸ％は低くなる。また、燃料ガ
スＧを後半吸気行程における吸気負圧で副燃焼室３に吸
い込ませるように構成したので、濃い混合気を作る手段
や加圧供給装置などは不要となり、構造が簡素で安価に
実施できる。
【００１２】なお、上記濃い混合気Ｂ１は、仮想線で示
すように、ＬＰガスボンベ１３からの加圧燃料ガスＧを
ガスレギュレータ１４を介してエンジンの後半吸気行程
で副燃焼室３に供給するように構成してもよい。ＬＰガ
スボンベ１３からのガス吐出圧は、通常２Kg/cm２程度
と都市ガスよりも高圧であるから、燃料ガスＧを吸気負
圧で副燃焼室３に吸い込ませる際に、エンジンの後半吸
気行程の終了直前に開閉弁１５を短時間だけ開弁させて
燃料ガスＧを供給するだけで良い。つまり、エンジンの
後半吸気行程の終了直前に燃料ガスＧを供給することに
より、濃い燃料ガスＢ１が希薄燃料ガスＢ０と混合して
希薄化するのを防止し、着火をより一層確実にするので
ある。
すように、ＬＰガスボンベ１３からの加圧燃料ガスＧを
ガスレギュレータ１４を介してエンジンの後半吸気行程
で副燃焼室３に供給するように構成してもよい。ＬＰガ
スボンベ１３からのガス吐出圧は、通常２Kg/cm２程度
と都市ガスよりも高圧であるから、燃料ガスＧを吸気負
圧で副燃焼室３に吸い込ませる際に、エンジンの後半吸
気行程の終了直前に開閉弁１５を短時間だけ開弁させて
燃料ガスＧを供給するだけで良い。つまり、エンジンの
後半吸気行程の終了直前に燃料ガスＧを供給することに
より、濃い燃料ガスＢ１が希薄燃料ガスＢ０と混合して
希薄化するのを防止し、着火をより一層確実にするので
ある。
【００１３】なお、本発明は上記実施例に限るものでは
なく、ＥＧＲ（排気ガス戻し管）２８の有無は問わな
い。その他適宜変更を加えて本発明を実施し得ることは
多言を要しない。
なく、ＥＧＲ（排気ガス戻し管）２８の有無は問わな
い。その他適宜変更を加えて本発明を実施し得ることは
多言を要しない。
【図１】本発明の実施例に係る希薄混合気燃焼式エンジ
ンの概略構成図である。
ンの概略構成図である。
【図２】本発明の実施例に係る燃料ガスＧを副燃焼室３
に供給するタイミングを示すタイムチャートである。
に供給するタイミングを示すタイムチャートである。
【図３】従来例に係る希薄混合気燃焼式エンジンの要部
断面図である。
断面図である。
２…主燃焼室、 ３…副燃焼室、
４…ベンチュリー部、５…吸気ポート、 ８…ゼ
ロガバナ、 ９…ガスレギュレータ、１３…Ｌ
Ｐガスボンベ、 １４…ガスレギュレータ、 １５…開
閉弁、Ｂ０…希薄混合気、 Ｂ１…濃い混合気、
Ｇ…燃料ガス。
４…ベンチュリー部、５…吸気ポート、 ８…ゼ
ロガバナ、 ９…ガスレギュレータ、１３…Ｌ
Ｐガスボンベ、 １４…ガスレギュレータ、 １５…開
閉弁、Ｂ０…希薄混合気、 Ｂ１…濃い混合気、
Ｇ…燃料ガス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平５−156982（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−113148（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−259651（ＪＰ，Ａ) 特開 昭58−180720（ＪＰ，Ａ) 特開 昭58−18514（ＪＰ，Ａ) 実開 平５−58839（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭52−152902（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) F02M 21/02 F02B 15/00 F02B 19/10
Claims (2)
- 【請求項１】 ベンチュリー部（４）を介して吸気ポー
ト（６）から希薄混合気（Ｂ0）を主燃焼室（２）に供
給するとともに、濃い混合気（Ｂ1）を副燃焼室（３）
に供給し、上記副燃焼室（３）で着火した火炎を主燃焼
室（２）の希薄混合気（Ｂ0）に伝播させるように構成
した希薄混合気燃焼式エンジンの燃料供給装置におい
て、 上記希薄混合気（Ｂ0）は、ゼロガバナ（８）からの燃
料ガス（Ｇ）をガスレギュレータ（９）を介してベンチ
ュリー部（４）に供給するように構成し、上記濃い混合
気（Ｂ1）は、エンジンの吸気行程の後半部分だけ開弁
する開閉弁（１５）を介して燃料ガス（Ｇ）を吸気負圧
で副燃焼室（３）に供給するように構成したことを特徴
とする希薄混合気燃焼式エンジンの燃料供給装置。 - 【請求項２】 請求項１に記載した希薄混合気燃焼式エ
ンジンの燃料供給装置において、 上記希薄混合気（Ｂ0）の燃料ガス（Ｇ）として、都市
ガス（Ｇ）をベンチュリー部（４）に供給するように構
成し、上記濃い混合気（Ｂ1）の燃料ガス（Ｇ）とし
て、ＬＰガスボンベ(１３)から都市ガス（Ｇ）よりも高
圧の加圧燃料ガス（Ｇ）をガスレギュレータ(１４)を介
してエンジンの後半吸気行程の終了直前に副燃焼室
（３）に供給するように構成したことを特徴とする希薄
混合気燃焼式エンジンの燃料供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5522893A JP2929254B2 (ja) | 1993-02-19 | 1993-02-19 | 希薄混合気燃焼式エンジンの燃料供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5522893A JP2929254B2 (ja) | 1993-02-19 | 1993-02-19 | 希薄混合気燃焼式エンジンの燃料供給装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06248949A JPH06248949A (ja) | 1994-09-06 |
| JP2929254B2 true JP2929254B2 (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=12992754
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5522893A Expired - Fee Related JP2929254B2 (ja) | 1993-02-19 | 1993-02-19 | 希薄混合気燃焼式エンジンの燃料供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2929254B2 (ja) |
-
1993
- 1993-02-19 JP JP5522893A patent/JP2929254B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06248949A (ja) | 1994-09-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |