JP2927670B2 - ストップランプ点灯回路 - Google Patents

ストップランプ点灯回路

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JP2927670B2
JP2927670B2 JP6622894A JP6622894A JP2927670B2 JP 2927670 B2 JP2927670 B2 JP 2927670B2 JP 6622894 A JP6622894 A JP 6622894A JP 6622894 A JP6622894 A JP 6622894A JP 2927670 B2 JP2927670 B2 JP 2927670B2
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JP
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stop lamp
circuit
brake
switch
exhaust brake
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操 横田
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Hino Motors Ltd
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Hino Jidosha Kogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車に利用する。本発
明は、ブレーキが作動したことを後続する車両の運転者
に表示するストップランプを点灯させるための回路に関
する。本発明はエキゾーストブレーキが作動中にもスト
ップランプを点灯させる回路の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】ストップランプは車両の後部に設けられ
た赤色灯であり、運転者が足で操作するサービスブレー
キが作動したときに自動的に点灯する。これにより、後
続する車両の運転者は先行車両が減速するであろうとい
うことをあらかじめ認識することができる。
【0003】一方、車両の主たる駆動機関である内燃機
関の排気通路にその通気を制限するための開閉弁を設
け、この開閉弁を閉じることにより内燃機関の回転速度
を下げて車両を減速させるエキゾーストブレーキの技術
が広く知られている。多くの大型車両はこのようなエキ
ゾーストブレーキを装備している。そして、近年このエ
キゾーストブレーキを作動させたときにも、ストップラ
ンプを点灯させる回路が利用者から要望されるようにな
った。すなわち、サービスブレーキおよびエキゾースト
ブレーキの少なくとも一方が作動するときにストップラ
ンプを点灯するストップランプ点灯回路を備えることが
要望されている。
【0004】このための従来技術として、実開昭53−
8884号公報、特開平4−169344号公報などが
知られている。
【0005】このようなストップランプ点灯回路では、
エキゾーストブレーキにより車両速度が減速するときに
もストップランプが点灯するから、後続車両の運転者は
より現実的に先行車両の減速を認識できる利点がある
が、実際にエキゾーストブレーキが車両の減速に利用さ
れていない状態でも、エキゾーストブレーキの操作が行
われるとストップランプが点灯してしまう不都合があ
る。例えば、寒冷期の内燃機関始動時には、機関を短時
間で温めるために始動直後に車両が停車した状態でエキ
ゾーストブレーキを操作して、内燃機関の排気通路の通
気を制限するような操作が行われる。この操作により排
気が機関内部にこもり暖機は早くなる。そうするとエキ
ゾーストブレーキと連動するストップランプは車両が走
行していないのに点灯してしまう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】減速状態でないときに
ストップランプが点灯すると、無駄に電力を消費すると
ともに周囲の者にはわずらわしく、ストップランプの寿
命を無駄に短くすることになる。
【0007】本発明はこのような背景に行われたもので
あって、エキゾーストブレーキが制動として操作された
ときに確実にストップランプが点灯し、エキゾーストブ
レーキが制動以外の目的で操作されたときにはストップ
ランプが点灯せず、しかも、サービスブレーキが操作さ
れたときには確実にストップランプが点灯する、ストッ
プランプ回路を提供することを目的とする。本発明は、
ストップランプの寿命をみだりに短くすることがなく、
無駄に電力を消費することがないストップランプ回路を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、エキゾースト
ブレーキが制動にだけ使用されたときにストップランプ
を点灯させるもので、サービスブレーキが作動中である
ときにストップランプを点灯させる第一回路手段と、エ
キゾーストブレーキが作動中であるときにストップラン
プを点灯させる第二回路手段とを備えたストップランプ
点灯回路において、変速レバーがニュートラル位置にあ
ることを示す信号により前記第二回路手段を無効にする
禁止回路を備えたことを特徴とする。
【0009】禁止回路は、前記変速レバーがニュートラ
ル位置にあるときに閉成するニュートラルスイッチと、
このスイッチが閉成されたときに前記第二回路手段をス
トップランプから切り離すリレー回路とを備えることが
望ましい。
【0010】
【作用】通常走行時において、ブレーキペダルが踏まれ
サービスブレーキが動作すると第一回路手段がストップ
ランプを点灯させる。また、エキゾーストブレーキが作
動すると第二回路手段が同様にストップランプを点灯さ
せる。車両の走行中に何らかの理由により変速レバーが
一時的にニュートラルの位置になることがあるが、ブレ
ーキペダルが踏まれている限り第一回路手段はストップ
ランプへの電源供給を遮断せず点灯を継続させる。ま
た、エキゾーストブレーキが制動を目的として動作して
いる限り第二回路手段がストップランプへの電源供給を
遮断させずに点灯を継続させる。車両が停車中に暖機運
転などのために制動以外の目的でエキゾーストブレーキ
を動作させたときには、禁止回路のニュートラルスイッ
チが閉成されてリレー回路が開放し第二回路手段をスト
ップランプから切り離し電源供給を遮断する。
【0011】これにより、エキゾーストブレーキが制動
以外の目的で操作されたときにはストップランプを点灯
させず、制動を目的として操作されたときに確実に点灯
させることができるとともに、サービスブレーキが操作
されたときにも確実にストップランプを点灯させること
ができる。また、このように制動以外でのストップラン
プの点灯をなくすことができるので、制動によるストッ
プランプの点灯であるとする誤認をなくし、併せて、フ
ィラメントの早期劣化や早期断線を少なくして寿命を延
長させることが可能となる。
【0012】
【実施例】次に、本発明実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は本発明実施例の要部の構成を示す図である。
【0013】本発明実施例は、ブレーキペダル21が踏
まれサービスブレーキが作動したときにストップランプ
スイッチ11を閉成してストップランプ12を点灯させ
る第一回路手段としてストップランプリレー3を備え
る。エキゾーストブレーキが作動中であるときにストッ
プランプ12を点灯させる第二回路手段として第二リレ
ー回路4を備える。さらに、本発明の特徴として、変速
レバー22がニュートラル位置にあることを示す信号に
より前記第二回路手段を無効にする禁止回路(1,2)
を備える。
【0014】この禁止回路は、変速レバー22がニュー
トラル位置にあるときに閉成するニュートラルスイッチ
1と、このニュートラルスイッチ1が開放されたときに
前記第二回路手段(リレー4)をストップランプ12か
ら切り離す第一リレー回路2とを備える。
【0015】さらに、エキゾーストブレーキを作動状態
にするスイッチに連動して閉成されるエキゾーストブレ
ーキスイッチ13と、アクセルスイッチ14と、クラッ
チスイッチ15と、エキゾーストブレーキを動作させる
マグネチックバルブ17とが電気的に直列接続されてい
る。アクセルスイッチ14およびクラッチスイッチ15
は、それぞれアクセルペダル24およびクラッチペダル
25が踏まれたときに開放状態となる。
【0016】第二リレー回路4の励磁コイルはマグネチ
ックバルブ17と並列に接続される。キースイッチ20
と第一リレー回路2および第二リレー回路4の接点電位
との間には逆流防止ダイオード5が接続される。
【0017】次に、このように構成された本発明実施例
の動作について説明する。
【0018】まず、通常走行時における動作について説
明する。ブレーキペダル21が踏まれサービスブレーキ
がかけられると、ストップランプスイッチ11が閉成
し、ストップランプリレー3が閉状態となってストップ
ランプ12が点灯する。ブレーキペダル21から足を離
せばストップランプスイッチ11は開放し、ストップラ
ンプリレー3が開放状態となってストップランプ12は
消灯する。この動作は変速レバー22の位置に関係なく
行われる。
【0019】エキゾーストブレーキを動作させるために
エキゾーストブレーキスイッチが閉成されると、アクセ
ルペダル24およびクラッチペダル25は踏み込まれて
いない状態で、マグネチックバルブ17に電流が供給さ
れて、エキゾーストブレーキによる制動が行われる。
【0020】このとき、第二リレー回路4の巻線には、
マグネチックバルブ17と等しい電圧が印加され、第二
リレー回路4の接点が閉じて、ストップランプリレー3
が閉成される。これによりストップランプ12が点灯す
る。
【0021】次に、本発明の特徴とするところのエキゾ
ーストブレーキが制動以外の目的で使用されたときの動
作について説明する。
【0022】暖機運転を行うなどの制動以外の目的でエ
キゾーストブレーキを動作する場合は、車両は停止状態
にあるので、変速レバー22はニュートラルの位置にあ
る。したがって、ニュートラルスイッチ1は開放状態に
なり、第一リレー回路2は開放される。
【0023】この状態でエキゾーストブレーキスイッチ
13が閉成されると、マグネチックバルブ17に電流が
供給されてエキゾーストブレーキが動作しても、すでに
第一リレー回路2は開放状態にあり、ストップランプリ
レー3も開放されている。したがってストップランプ1
2への電流供給はすべて遮断され、制動以外の目的でエ
キゾーストブレーキを動作させても、ストップランプ1
2は点灯されない。
【0024】かりに車両走行中に変速レバー22がニュ
ートラルに操作され、ニュートラルスイッチが開放さ
れ、これにより第一リレー回路2が開放状態になって
も、ブレーキペダル21の操作によりストップランプリ
レー3は動作する。
【0025】なお、逆流防止ダイオード5は、リレーコ
イルに生じる逆電圧による影響を小さくするために挿入
されている。すなわち、ブレーキペダル21の操作によ
り、あるいは第二リレー回路4の開閉動作にしたがっ
て、ストップランプリレー3の巻線電流が断続するが、
この巻線電流が零になった瞬間に、その巻線インダクタ
ンスにより巻線の両端間に高電圧が発生する。これが周
囲回路に影響を与えることがないように、逆流防止ダイ
オード5により、第一リレー回路2の接点電位をバッテ
リ電位に制限することができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、エ
キゾーストブレーキが制動以外の目的で操作されたとき
にはストップランプを点灯させず、制動を目的として操
作されたときに確実に点灯させるとともに、あらゆる条
件でサービスブレーキが操作されたときには確実にスト
ップランプを点灯させることができる。また、これによ
り制動以外でのストップランプの使用をなくすことがで
きるので、ストップランプの誤認がなくなるとともに、
電力が無駄にならず、フィラメントの早期劣化や早期断
線を少なくし寿命を延ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の要部の構成を示す図。
【符号の説明】
1 ニュートラルスイッチ 2 第一リレー回路 3 ストップランプリレー 4 第二リレー回路 5 逆流防止ダイオード 10 バッテリ 11 ストップランプスイッチ 12 ストップランプ 13 エキゾーストブレーキスイッチ 14 アクセルスイッチ 15 クラッチスイッチ 17 マグネチックバルブ 20 キースイッチ 21 ブレーキペダル 22 変速レバー 24 アクセルペダル 25 クラッチペダル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60Q 1/44

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サービスブレーキが作動中であるときに
    ストップランプを点灯させる第一回路手段と、エキゾー
    ストブレーキが作動中であるときにストップランプを点
    灯させる第二回路手段とを備えたストップランプ点灯回
    路において、 変速レバーがニュートラル位置にあることを示す信号に
    より前記第二回路手段を無効にする禁止回路を備えたこ
    とを特徴とするストップランプ点灯回路。
  2. 【請求項2】 禁止回路は、前記変速レバーがニュート
    ラル位置にあるときに閉成するニュートラルスイッチ
    と、このスイッチが閉成されたときに前記第二回路手段
    をストップランプから切り離すリレー回路とを備えた請
    求項1記載のストップランプ点灯回路。
JP6622894A 1994-04-04 1994-04-04 ストップランプ点灯回路 Expired - Lifetime JP2927670B2 (ja)

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