JP2927310B2 - カップ式飲料自動販売機の味加減調節装置 - Google Patents

カップ式飲料自動販売機の味加減調節装置

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JP2927310B2
JP2927310B2 JP3278125A JP27812591A JP2927310B2 JP 2927310 B2 JP2927310 B2 JP 2927310B2 JP 3278125 A JP3278125 A JP 3278125A JP 27812591 A JP27812591 A JP 27812591A JP 2927310 B2 JP2927310 B2 JP 2927310B2
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cooking
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cup
beverage
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幸司 北嶋
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カップ式飲料自動販売
機、特に飲料の味加減を調節する機能を有するカップ式
飲料自動販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】コーヒー飲料などのカップ式飲料自動販
売機では、接客パネルに、砂糖やクリームなどの副原料
による飲料の味加減を調節する調理形態調節選択釦が備
えられている。すなわち従来は、各コーヒー銘柄ごとに
たとえばブラック、クリーム入り、砂糖入り、クリーム
および砂糖入り、クリーム増量釦、砂糖増量釦などの調
理形態調節選択釦が設けられ、所望の調理形態調節選択
釦を押すことにより、砂糖やクリームの投入量が調節さ
れて味加減を変化させたコーヒー飲料が製造されてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のカップ式飲料自動販売機では、調理形態毎にその副
原料の投入量が異なるため、一部の副原料だけが長期間
にわたって自動販売機本体のタンクに残って不衛生とな
るおそれがあった。
【0004】また、例えば、まろやかなコーヒーや甘い
コーヒーを好む人であっても、クリームや砂糖を増量さ
せると摂取カロリー量も増加するため、摂取カロリー量
を所定量に抑えたい人は購入を控えたり、クリームや砂
糖を増量しなかったりすることがあった。
【0005】本発明は上記問題を解決するもので、副原
料の投入量を変化させることなく味加減を調節できるカ
ップ式飲料自動販売機を提供することを目的とするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明のカップ式飲料自動販売機の味加減調節装置
は、液体と主原料と副原料とを混合室で混合攪拌させて
飲料の味加減を調節して販売するカップ式飲料自動販売
機において、液体が供給されている混合室または液体が
供給されつつある混合室への主原料と副原料との投入タ
イミングが異なる複数種類の調理パターンを記憶する記
憶手段と、調理パターンを選択する選択手段と、選択さ
れた調理パターンで販売飲料を調理するように主原料お
よび副原料の投入タイミングを制御する制御部とを設け
たものである。また、この構成に加えて、記憶手段が記
憶している複数種類の調理パターンは、攪拌時間が互い
に異なったものも設けられ、制御部は、選択された調理
パターンで販売飲料を調理するように主原料および副原
料の攪拌時間も制御するものである。ここで、例えば、
選択手段としては、接客パネルに設けられて味加減を調
節するための複数の調理形態調節選択釦で構成する。
【0007】
【作用】上記構成において、液体が供給されている混合
室または液体が供給されつつある混合室への主原料と副
原料との投入タイミングを調整することにより、副原料
の投入量を変えることなく販売飲料の味加減を調節する
ことができる。また、主原料および副原料の攪拌時間も
調整することにより、さらに販売飲料の味加減を細かく
調節することができる。したがって、同じ販売数分だけ
タンクなどに溜めておくことにより、ほぼ同時期に副原
料、もしくは主原料も含めて消費させることができ、一
部の副原料だけが長期間にわたって残って不衛生となる
ことはない。
【0008】また、たとえば主原料であるコーヒー原料
と副原料であるミルクとを、混合室に供給された湯に遅
目に投入することにより、まろやかで、酸味を抑えたコ
ーヒー飲料を製造でき、また、攪拌時間を従来より多目
にすることにより、従来より甘みの強いコーヒー飲料を
製造できる。したがって、このような調理パターンを実
行させる調理形態調節選択釦を設けておくことにより、
購入者はミルクや砂糖を増加させて摂取カロリー量を増
加させることなく、まろやかなコーヒー飲料や甘いコー
ヒー飲料を得ることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明
する。図2に示すように、このカップ式飲料自動販売機
には、接客パネル(図示せず)に配設され、味加減を調
節するための第1〜第4の調理形態調節選択釦1A,1
B,1D,1Eと、温水タンク2内の温水を混合室3に
供給する温水供給装置4と、主原料であるコーヒー粉末
をコーヒータンク5から混合室3へ投入するコーヒー投
入装置6と、副原料である砂糖を砂糖タンク7から混合
室3へ一定量投入する砂糖投入装置8と、副原料である
ミルク粉末をミルクタンク9から混合室3へ一定量投入
するミルク投入装置10と、混合室3内を攪拌する攪拌
部11と、これらの温水供給装置4,コーヒー投入装置
6,砂糖投入装置8,ミルク投入装置10および攪拌部
11を制御する制御部12と、複数種類の調理パターン
を記憶している記憶部13とが備えられている。
【0010】ここで、記憶部13には、図1の(a)〜(d)
に示すタイムチャートに基づいた調理パターンが記憶
されている。まず、第1の調理形態調節選択釦1Aが押
された際に実行する標準的な味のコーヒー飲料を作成す
るための第1調理パターンとして、図1の(a) に示すよ
うな従来より用いられていた投入タイミングおよび攪拌
時間の調理パターン(以下、標準調理パターンという)
が設定されている。
【0011】第2の調理形態調節選択釦1Bが押された
際に実行する第2調理パターンは、図1の(b) に示すよ
うに、標準調理パターンと比べて、コーヒー粉末とミル
ク粉末との投入タイミングを遅く、攪拌時間を短く設定
している。この第2調理パターンを実行すると、標準調
理パターンのコーヒー飲料と比べてまろやかで酸味が抑
えられた味のものが製造される。
【0012】第3の調理形態調節選択釦1Cが押された
際に実行する第3調理パターンは、図1の(c) に示すよ
うに、標準調理パターンと比べて、砂糖の投入タイミン
グを遅く、攪拌時間を短く設定している。この第3調理
パターンを実行すると、標準調理パターンのコーヒー飲
料と比べて甘さが抑えられたコーヒー飲料が製造され
る。
【0013】第4の調理形態調節選択釦1Dが押された
際に実行する第4調理パターンは、図1の(d) に示すよ
うに、標準調理パターンと比べて、攪拌時間を長く設定
している。この第4調理パターンを実行すると、標準調
理パターンのコーヒー飲料と比べて甘さが強調されたコ
ーヒー飲料が製造される。
【0014】なお、図示しないが、第1〜第4の調理形
態調節選択釦1A〜1E自体、もしくはその近傍箇所に
は各味覚を表す記載が示されている。また、制御部12
は図3に示す制御動作を行う。
【0015】コインが投入される(ステップS1)と、
ステップS2においてどの調理形態調節選択釦1A〜1
Eが選択されたか判断し、選択された調理パターンを記
憶部14から呼び出し(ステップS31 〜S34 )てそ
の調理パターンに沿って温水供給装置4,コーヒー投入
装置6,砂糖投入装置8,ミルク投入装置10および攪
拌部12などを駆動制御し、選択された調理形態調節選
択釦1A〜1Eに応じたコーヒー飲料を製造し(ステッ
プS4)、製造されたコーヒー飲料をカップに投入する
(ステップS5)。
【0016】上記構成において、第1の調理形態調節選
択釦1Aが選択された際には、標準的な味のコーヒー飲
料が製造される。第2の調理形態調節選択釦1Bが選択
された際には、ミルク粉末などの量を増加させて摂取カ
ロリー量を増加させることなく、まろやかで酸味が抑え
られた味のコーヒー飲料が製造される。
【0017】また、第3の調理形態調節選択釦1Cが選
択された際には、砂糖の量を減らすことなく、甘さが抑
えられたコーヒー飲料が製造される。さらに、第4の調
理形態調節選択釦1Dが選択された際には、砂糖の量を
増加させて摂取カロリー量を増加させることなく、甘さ
が強調されたコーヒー飲料が製造される。
【0018】このように、何れの調理形態調節選択釦1
A〜1Eが選択された場合にも、ミルク粉末や砂糖の投
入量を変えることなくコーヒー飲料の味加減を調節でき
るため、同じ販売数分だけタンク5,7,9などに溜め
ておくことにより、ほぼ同時期にミルク粉末や砂糖、も
しくはコーヒー粉末も含めて消費させることができ、ミ
ルク粉末や砂糖の一部が長期間にわたってタンク5,
7,9などに残って不衛生となることはない。
【0019】なお、上記実施例においては、全くミルク
粉末や砂糖の投入量を変えることなく、コーヒー飲料の
味加減を調節する場合について述べたが、従来より行わ
れているミルク粉末や砂糖の投入量を増減させるものに
上記構成を付加することにより、さらにその味覚を強調
させたり、微妙に変えたりすることも可能である。ま
た、コーヒー飲料に限ることなく、紅茶やココアなどの
カップ飲料にも適用できることは申すまでもない。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、液体が供
給されている混合室または液体が供給されつつある混合
室への主原料と副原料との投入タイミングが異なる複数
種類の調理パターンを記憶手段により記憶し、選択手段
にて選択された調理パターンで販売飲料を調理するよう
に主原料および副原料の投入タイミングを調整しながら
販売飲料を調理することにより、副原料の投入量を変え
ることなく販売飲料の味加減を調節することができる。
また、主原料および副原料の攪拌時間も調整することに
より、さらに販売飲料の味加減を細かく調節することが
できる。したがって、一部の副原料だけがタンクなどに
長期間にわたって残って不衛生となるようなことを防止
できるとともに、購入者はミルクや砂糖を増加させて摂
取カロリー量を増加させることなく、まろやかなコーヒ
ー飲料や甘いコーヒー飲料を得ることができるため、購
入を控えたり、意に反してクリームや砂糖を増量しない
他の調理形態調節選択釦を選択したりすることがなくな
り、売り上げが向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るカップ式飲料自動販売
機のコーヒー粉末やミルク粉末や砂糖などの混合室への
投入タイミングおよび攪拌時間を示すタイムチャートで
ある。
【図2】同カップ式飲料自動販売機における味加減の調
節を行う箇所のブロック図である。
【図3】同カップ式飲料自動販売機における味加減調節
を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1A〜1E 調理形態調節選択釦 3 混合室 4 温水供給装置 6 コーヒー投入装置 8 砂糖投入装置 10 ミルク投入装置 11 攪拌部 12 制御部 13 記憶部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 体と主原料と副原料とを混合室で混合
    攪拌させて飲料の味加減を調節して販売するカップ式飲
    料自動販売機において、液体が供給されている混合室ま
    たは液体が供給されつつある混合室への主原料と副原料
    との投入タイミングが異なる複数種類の調理パターン
    記憶する記憶手段と、調理パターンを選択する選択手段
    と、選択された調理パターンで販売飲料を調理するよう
    に主原料および副原料の投入タイミングを制御する制御
    部とを設けたカップ式飲料自動販売機の味加減調節装
    置。
  2. 【請求項2】 記憶手段が記憶している複数種類の調理
    パターンは、攪拌時間が互いに異なったものも設けら
    れ、制御部は、選択された調理パターンで販売飲料を調
    理するように主原料および副原料の攪拌時間も制御する
    請求項1記載のカップ式飲料自動販売機の味加減調節装
    置。
  3. 【請求項3】 選択手段は、接客パネルに設けられて味
    加減を調節するための複数の調理形態調節選択釦である
    請求項1または2に記載のカップ式飲料自動販売機の味
    加減調節装置。
JP3278125A 1991-10-25 1991-10-25 カップ式飲料自動販売機の味加減調節装置 Expired - Lifetime JP2927310B2 (ja)

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JPH05120548A JPH05120548A (ja) 1993-05-18
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US8490829B2 (en) 2009-11-24 2013-07-23 Pepsico, Inc. Personalized beverage dispensing device
US9754437B2 (en) * 2009-11-24 2017-09-05 Pepsico, Inc. Automated beverage formulation
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