JP2925870B2 - 自動販売機の照明装置 - Google Patents

自動販売機の照明装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動販売機において前
面パネル板を背後より照射するための螢光灯の照明装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より自動販売機においては、前面パ
ネル板や商品サンプルにて自動販売機自身を目立たせる
ためには、例えば特開平4−24790号公報でも示さ
れているように、内部に螢光灯を備えてこれらを内側か
ら照射するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】最近は自動販売機の照
明装置にもインバータが用いられるようになってきてい
る。周知のごとく、インバータは商用周波数を整流し、
半導体素子にて高周波スイッチングを行って螢光灯を点
灯させているために、スイッチング周波数を高く設定す
れば発光効率に優れるばかりか、安定器を小型化でき自
動販売機の限られたスペースに有効配置できる利点があ
る。
【0004】しかして、自動販売機において照明装置は
常に駆動しているために周囲の状況に応じて照明光量を
変えるのが望ましい。そこで、本発明は、調光を行い得
る自動販売機の照明装置を提供するものである。ところ
で、自動販売機には外部のハンディー式の端末装置との
間で赤外光にて通信を行うことで、管理者が自動販売機
からのストアデータの収集及び自動販売機へのデータの
設定を行えるようにしたものがある。本発明はかかる自
動販売機において、光通信に誤動作を引き起こすことが
ない照明装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明は、自動販売機と別体に構成されるハンディ
ー式の端末装置との間でデータの送受信を行う赤外光通
信ユニットを備えた自動販売機において、該赤外光通信
ユニットの搬送周波数領域よりも広い範囲の周波数を発
振可能な発振回路を設け、該発振回路は始動時に前記搬
送周波数領域よりも高い周波数から発振を開始して以後
周波数を下げていくように構成するとともに、蛍光灯の
点灯周波数を前記赤外光通信ユニットの搬送周波数領域
よりも低い領域の複数の周波数に設定したインバータ回
路を備えた構成である。
【0006】
【作用】インバータ回路の点灯周波数の高低に応じて蛍
光灯の光量は増減する。従って、自動販売機の照明を明
るくしたい場合には点灯周波数として低周波数を選択
し、暗くしたい場合には点灯周波数として高周波数を選
択する。そして、インバータ回路の点灯周波数はいずれ
も赤外光通信ユニットの搬送周波数とは異なる低い領域
であるために、蛍光灯の光で赤外光通信ユニットが誤動
作することがない。そして、蛍光灯点灯開始の際には十
分に高い周波数から発振が開始されるので、蛍光灯を確
実に点灯させる事ができる。
【0007】
【実施例】図1はこの実施例による自動販売機1とハン
ディー式の端末装置2を示している。この図2は、本実
施例の自動販売機の照明装置の制御に関する装置の構成
を特に示しており、3は照明や端末装置2との通信を含
めた自動販売機1の全ての動作を統括する主制御部、4
は赤外光通信ユニット、5はインバータ回路、6は電源
部である。
【0008】図2に示すごとく、自動販売機1の前面接
客パネルの背後には螢光灯7が配置されており、インバ
ータ回路5の制御にて点灯する螢光灯7の照射により前
面接客パネルは発光する。また、前面接客パネルには光
の透過孔8が設けられており、赤外光通信ユニット4は
この透過孔8を通して端末装置2との間で赤外光による
通信を行う。
【0009】端末装置2は、操作面上にはキーボード9
と液晶表示器10とが設けられると共に、内部には赤外
光通信ユニット11(図3)が配置されている。そし
て、端末装置2の先端部には自動販売機1と同様な光の
透過孔12が設けられており、両方の透過孔8,12を
対向させることで光通信を行うことができる。
【0010】図3は端末装置2の構成をブロック図にて
示すもので、プログラムに従って制御動作を実行するC
PU15を制御手段として含み、このCPU15にはバ
スライン16を介して、メモリ17,I/Oインターフ
ェース18を接続している。更に、CPU15には赤外
光通信ユニット11が接続されている。そして、I/O
インターフェース18には、キーボード9と液晶表示器
10とを接続している。
【0011】図4は、赤外光通信ユニット4,11の送
信部26の構成を示すもので、発振器27と、送信信号
の入力端子28と、変調回路29と、駆動トランジスタ
Trと、赤外線を発光するダイオード30とから成る。
入力端子28は、端末装置2であればCPU15と接続
されており、また自動販売機1であれば、主制御部3と
接続される。そして、送信部26は、図5の動作波形図
に示すように、入力端子28から入力されるデータ信号
aを変調回路29にて発振器27が出力する搬送波信号
bにて変調する。搬送波信号bは70KHzの周波数に
よる信号であり、且つそのオン・オフ比が約1対1で送
信データの通信速度に比して充分速いパルスの信号とな
っている。そして、この搬送波信号bにて変調された信
号cを駆動トランジスタTrのベースに供給して発光ダ
イオード30を駆動することでデータを送信する。
【0012】図6は赤外光通信ユニット4,11の受信
部31の構成を示しており、赤外線フォトダイオード3
2のカソードは直流電源回路33の出力端子に接続され
ると共に、アノ−ドは結合トランス38の一次コイルの
一端に接続されて、一次コイルの他端は接地している。
そして、二次コイルの端子間にはキャパシタCが接続さ
れて、搬送波信号bの周波数に同調させてある。また、
二次コイルの一端は増幅回路34に接続されて、他端は
直流電源回路33の出力端子に接続されている。直流電
源回路33は、電源安定用の電解コンデンサ35を含
み、電源電圧Vを抵抗R1 と抵抗R2 とで分割して、そ
の出力端子からフォトダイオード32のバイアス電圧を
供給している。また、増幅回路34は増幅・検波・整形
の各作用を行うもので、その出力側はディレ−回路36
を介して出力端子37に接続されている。この出力端子
37は、端末装置2であればCPU15と接続され、ま
た自動販売機1であれば主制御部3と接続される。
【0013】受信部31は光信号が入力されると、フォ
トダイオード32の動作にて入力光の強弱に応じた光電
流信号d(図5)がトランス3の一次コイルに流れ、二
次コイルにはその電圧変化が現れてその中からLとCで
決められた周波数成分のみを増幅回路2へ導入する。従
って、LとCにより変調周波数に同調させているために
通過させる周波数帯域を狭くすることができ、外乱光に
よるノイズの影響を受けることがない。そして、増幅回
路2で増幅・検波・波形整形された信号eは、ディレ−
回路36により立ち上がりが遅延fされた後、インバー
タ38にて反転gされて出力端子37より出力される。
この遅延の目的は、信号を波形整形したときに立ち下が
りの部分で遅れを生じるために、その分、立ち上がり部
分で遅延することにより発信側の信号に近づけることに
ある。
【0014】送信部26は、受信部31に近づける等し
て過大な光がフォトダイオード32で受光されても、そ
れによって生じる過大な電圧は抵抗R1 ,R2 とで分割
されてカットされる。これにより入力電圧のピーク値が
固定されるために、フォトダイオード32の動作点が一
定に保たれる。
【0015】図7はインバータ回路5の構成を示してお
り、トランス20と、周波数変調回路12と、調光コン
トロール回路13と、出力回路14とから成る。周波数
変調回路12は電源部6から供給される電源電圧をトラ
ンス20にて変圧して整流・平滑回路21及び出力回路
14を通して螢光灯7のフィラメントに与える。一方、
整流・平滑回路21はその出力を整流して内部に具備し
た平滑コンデンサに与えて直流電圧に平滑し、続いて発
振回路22がこの直流電圧にて発振動作を行い、40K
Hz〜100kHzの範囲内の周波数信号を出力回路1
4に供給して、それにより出力回路14のトランジスタ
回路を駆動し交流電圧を発生させて螢光灯7を駆動する
ものである。図8に示すごとく、始動時に発振回路22
は100KHzから発振を開始して、以後周波数を段々
下げていき、発振周波数が螢光灯7の管の共振点を通過
するとき管の両端の電圧が高くなって螢光灯7が点灯
し、その後、管の両端電圧は定常状態となる。
【0016】上述した構成の自動販売機においては、赤
外光通信ユニット4,11の通信周波数は70KHzに
設定されているために、螢光灯7の点灯周波数が40K
Hz及び62kHzとなるようインバータ回路5を構成
している。そして、点灯周波数が40KHzの場合は明
るい通常点灯(図8のA)であり、62kHzの場合は
暗くなる調光点灯(図8のB)となる。この切り替えは
主制御部3の制御信号によって行うことができる。即
ち、主制御部3は時計回路を内蔵しており、自動販売機
1の周囲に人が少なくなる時間帯では調光点灯となるよ
う制御信号をOR回路24を通し調光コントロール回路
13に出力して、調光コントロール回路13の制御によ
りインバータ回路5は発振回路22の主発振周波数を6
2kHzに切り換えて調光時の点灯を行う。また、外部
に設けた切替スイッチ21の操作に点灯周波数に62k
Hzを選択することができ、これにより主制御部3の制
御とは無関係に螢光灯7を暗くすることができる。
【0017】そして、通常点灯時及び調光点灯時のいず
れの点灯周波数も赤外光通信ユニット4,11の通信周
波数とは異なるために自動販売機1と端末装置2とが互
いの赤外光通信ユニット4,11を通じて通信を行って
も螢光灯7の光で誤動作することはない。また、インバ
ータ回路5は、周波数を周期的に短時間点灯周波数まで
高くすることで、具体的には図9に示すように通常点灯
時Bには40KHzから62kHzとすることで最始動
を助け立ち消えを防止するようになっている。この場
合、発振回路22は周期的に周波数を40KHzと62
kHzとの間で切り換える切換回路を含むものである。
【0018】なお、調光点灯時Aは常に始動時の点灯周
波数領域にあるために、このように周波数を周期的に変
化させる必要はないが、本例では発振回路22に上記の
切換回路があるために、調光点灯時Aにあっても周期的
に62kHzから40KHzに切り換わる。しかしなが
ら、調光点灯時の場合の周波数の切り換えは特に動作上
の意味を持たない。
【0019】
【発明の効果】以上に詳述した如く本発明の自動販売機
の照明装置によれば、端末装置との間でのデータ送受信
に悪影響を与えることなしにインバータ回路により調光
を行うことができる。また、立ち消えを防ぐために周期
的に周波数を上下させても赤外光通信ユニットの搬送周
波数領域よりも低い領域での上下であるため、その際に
もデータの送受信に悪影響を与えることはない。さら
に、蛍光灯点灯開始の際には十分に高い周波数から発振
が開始されるので、蛍光灯を確実に点灯させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動販売機と端末装置との構成を示す図であ
る。
【図2】自動販売機と端末装置の外観を示す図である。
【図3】端末装置の構成をブロックにて示す図である。
【図4】赤外光通信ユニットの送信部の構成を示す図で
ある。
【図5】赤外光通信ユニットの動作波形図である。
【図6】赤外光通信ユニットの受信部の構成を示す図で
ある。
【図7】インバータ回路の構成を示す図である。
【図8】通常点灯時と調光点灯時の始動時におけるそれ
ぞれの発振周波数の変化とその時の螢光灯管の両端電圧
の変化を示す図である。
【図9】立ち消え防止の動作を説明する波形図である。
【符号の説明】
1 自動販売機 2 端末装置 4 赤外光通信ユニット 5 インバータ回路 7 螢光灯 11 赤外光通信ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−167689(JP,A) 特開 昭58−50837(JP,A) 特開 平3−269789(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G07F 9/02 104

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動販売機と別体に構成されるハンディ
    ー式の端末装置との間でデータの送受信を行う赤外光通
    信ユニットを備えた自動販売機において、 該赤外光通信ユニットの搬送周波数領域よりも広い範囲
    の周波数を発振可能な発振回路を設け、該発振回路は始
    動時に前記搬送周波数領域よりも高い周波数から発振を
    開始して以後周波数を下げていくように構成するととも
    に、蛍光灯の点灯周波数を前記赤外光通信ユニットの搬
    送周波数領域よりも低い領域の複数の周波数に設定した
    インバータ回路を備えたことを特徴とする自動販売機の
    照明装置。
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