JP2923891B2 - 連続セル受信情報転送方法および連続セル受信情報転送システム - Google Patents
連続セル受信情報転送方法および連続セル受信情報転送システムInfo
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ＡＴＭ通信におけ
るＡＴＭレイヤと物理レイヤとの間のインタフェースで
あるＵＴＯＰＩＡインタフェースにおいて、物理レイヤ
で受信セルが連続的に発生するか否かを示す情報をＡＴ
Ｍレイヤに通知することができる連続セル受信情報転送
方法および連続セル受信情報転送システムに関する。
るＡＴＭレイヤと物理レイヤとの間のインタフェースで
あるＵＴＯＰＩＡインタフェースにおいて、物理レイヤ
で受信セルが連続的に発生するか否かを示す情報をＡＴ
Ｍレイヤに通知することができる連続セル受信情報転送
方法および連続セル受信情報転送システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】ＡＴＭ通信装置内部におけるＡＴＭレイ
ヤと物理レイヤ（ＰＨＹレイヤ）との間には、ＰＨＹレ
イヤの多様性を吸収するために、ＵＴＯＰＩＡインタフ
ェースが設けられている。現在、ＵＴＯＰＩＡインタフ
ェース レベル１，Version2.01 がＡＴＭフォーラムに
おいて規定されている。
ヤと物理レイヤ（ＰＨＹレイヤ）との間には、ＰＨＹレ
イヤの多様性を吸収するために、ＵＴＯＰＩＡインタフ
ェースが設けられている。現在、ＵＴＯＰＩＡインタフ
ェース レベル１，Version2.01 がＡＴＭフォーラムに
おいて規定されている。
【０００３】図３は、ＵＴＯＰＩＡインタフェースの受
信（Ｒx ）側のタイミングを示すタイミング図である。
図において、（ａ）のＲx Ｃｌｋ信号はＡＴＭレイヤデ
バイスからの伝送用クロック信号を示し、（ｂ）のＲx
ＳＯＣ信号はハイアクティブであってＲx Ｄａｔａ（受
信データ）が有効なＡＴＭセルデータの最初の１バイト
目であることを示す。また、（ｃ）のＲx Ｅｍｐｔｙ＊
信号はローアクティブであってＰＨＹレイヤからのＲx
Ｄａｔａが無効である、すなわちＰＨＹレイヤデバイス
のＦＩＦＯに受信データがないことを示し、（ｄ）のＲ
x Ｅｎｂ＊信号はローアクティブであってＡＴＭレイヤ
が受信可能状態であることを示す。そして、（ｅ）のＲ
x Ｄａｔａは、ＰＨＹレイヤデバイスからＡＴＭレイヤ
デバイスへの８ビット受信データを示す。このように、
ＵＴＯＰＩＡインタフェースのＲx 側が定義されること
によって、ＰＨＹレイヤにどのような伝送媒体が用いら
れても、ＡＴＭレイヤは、それに依存することなくデー
タ受信が可能になる。
信（Ｒx ）側のタイミングを示すタイミング図である。
図において、（ａ）のＲx Ｃｌｋ信号はＡＴＭレイヤデ
バイスからの伝送用クロック信号を示し、（ｂ）のＲx
ＳＯＣ信号はハイアクティブであってＲx Ｄａｔａ（受
信データ）が有効なＡＴＭセルデータの最初の１バイト
目であることを示す。また、（ｃ）のＲx Ｅｍｐｔｙ＊
信号はローアクティブであってＰＨＹレイヤからのＲx
Ｄａｔａが無効である、すなわちＰＨＹレイヤデバイス
のＦＩＦＯに受信データがないことを示し、（ｄ）のＲ
x Ｅｎｂ＊信号はローアクティブであってＡＴＭレイヤ
が受信可能状態であることを示す。そして、（ｅ）のＲ
x Ｄａｔａは、ＰＨＹレイヤデバイスからＡＴＭレイヤ
デバイスへの８ビット受信データを示す。このように、
ＵＴＯＰＩＡインタフェースのＲx 側が定義されること
によって、ＰＨＹレイヤにどのような伝送媒体が用いら
れても、ＡＴＭレイヤは、それに依存することなくデー
タ受信が可能になる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このＵＴＯ
ＰＩＡインタフェースのＲx 側には、ＰＨＹレイヤにお
いて受信セルが連続的に発生するか否かを示す連続セル
受信情報が定義されていないが、連続セル受信情報があ
るとＡＴＭレイヤデバイスの側で都合がよい場合があ
る。例えば、ＡＴＭレイヤデバイス側で、ＰＨＹレイヤ
からの受信セル間に他のセルの追加を行う場合に、連続
セル受信情報がないと、１セル分のセルバッファ等を設
けなければならない。連続セル受信情報があれば、ＡＴ
Ｍレイヤデバイス側で、ＡＴＭセル受信開始時（Ｒx Ｓ
ＯＣがハイレベルのとき）にＰＨＹレイヤデバイスが次
のセルをＡＴＭネットワークから受信しているかどうか
判断できる。その結果、セルの追加が可能かどうか直ち
に判断でき、セルバッファ等を設けなくて済む。
ＰＩＡインタフェースのＲx 側には、ＰＨＹレイヤにお
いて受信セルが連続的に発生するか否かを示す連続セル
受信情報が定義されていないが、連続セル受信情報があ
るとＡＴＭレイヤデバイスの側で都合がよい場合があ
る。例えば、ＡＴＭレイヤデバイス側で、ＰＨＹレイヤ
からの受信セル間に他のセルの追加を行う場合に、連続
セル受信情報がないと、１セル分のセルバッファ等を設
けなければならない。連続セル受信情報があれば、ＡＴ
Ｍレイヤデバイス側で、ＡＴＭセル受信開始時（Ｒx Ｓ
ＯＣがハイレベルのとき）にＰＨＹレイヤデバイスが次
のセルをＡＴＭネットワークから受信しているかどうか
判断できる。その結果、セルの追加が可能かどうか直ち
に判断でき、セルバッファ等を設けなくて済む。
【０００５】しかし、上述したように、ＵＴＯＰＩＡイ
ンタフェースのＲx 側には連続セル受信情報が定義され
ていないので、セルバッファ等を節減しようとすると、
ＵＴＯＰＩＡインタフェースの信号線とは別に、連続セ
ル受信情報をＡＴＭレイヤデバイスに通知するための信
号線を設けなければならないという課題がある。
ンタフェースのＲx 側には連続セル受信情報が定義され
ていないので、セルバッファ等を節減しようとすると、
ＵＴＯＰＩＡインタフェースの信号線とは別に、連続セ
ル受信情報をＡＴＭレイヤデバイスに通知するための信
号線を設けなければならないという課題がある。
【０００６】本発明は、そのような課題を解決するため
のものであって、連続セル受信情報を通知するための信
号線を設けなくても、受信セルが連続的に発生するか否
かを示す情報をＰＨＹレイヤからＡＴＭレイヤに転送す
ることができる連続セル受信情報転送方法および連続セ
ル受信情報転送システムを提供することを目的とする。
のものであって、連続セル受信情報を通知するための信
号線を設けなくても、受信セルが連続的に発生するか否
かを示す情報をＰＨＹレイヤからＡＴＭレイヤに転送す
ることができる連続セル受信情報転送方法および連続セ
ル受信情報転送システムを提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明による連続セル受
信情報転送方法は、ＡＴＭ通信装置におけるＰＨＹレイ
ヤからＡＴＭレイヤに対して、ＰＨＹレイヤで受信セル
が連続的に発生するか否かを示す情報を転送するための
方法であって、ＵＴＯＰＩＡインタフェースにおける有
効なＡＴＭセルデータの最初の１バイト目であることを
示す信号（ＲxＳＯＣ信号）が有意なレベルを示してい
るときには、物理レイヤからの受信データが無効である
ことを示す信号（Ｒx Ｅｍｐｔｙ＊信号）を、受信セル
が連続的に発生するか否かを示す情報（Ｒx Ｃｃｅｌ＊
情報）を転送するための信号として用い、Ｒx ＳＯＣ信
号が有意なレベルを示していないときには、Ｒx Ｅｍｐ
ｔｙ＊信号をそのままＡＴＭレイヤに転送する方法であ
る。
信情報転送方法は、ＡＴＭ通信装置におけるＰＨＹレイ
ヤからＡＴＭレイヤに対して、ＰＨＹレイヤで受信セル
が連続的に発生するか否かを示す情報を転送するための
方法であって、ＵＴＯＰＩＡインタフェースにおける有
効なＡＴＭセルデータの最初の１バイト目であることを
示す信号（ＲxＳＯＣ信号）が有意なレベルを示してい
るときには、物理レイヤからの受信データが無効である
ことを示す信号（Ｒx Ｅｍｐｔｙ＊信号）を、受信セル
が連続的に発生するか否かを示す情報（Ｒx Ｃｃｅｌ＊
情報）を転送するための信号として用い、Ｒx ＳＯＣ信
号が有意なレベルを示していないときには、Ｒx Ｅｍｐ
ｔｙ＊信号をそのままＡＴＭレイヤに転送する方法であ
る。
【０００８】また、本発明による連続セル受信情報転送
システムは、ＡＴＭ通信装置におけるＰＨＹレイヤデバ
イスからＡＴＭレイヤデバイスに対して、ＰＨＹレイヤ
で受信セルが連続的に発生するか否かを示す情報を転送
するためのシステムであって、ＰＨＹレイヤデバイス
は、Ｒx Ｅｍｐｔｙ＊信号と、Ｒx Ｃｃｅｌ＊情報との
うちのいずれかを選択して出力する選択手段を含み、Ａ
ＴＭレイヤデバイスは、ＰＨＹレイヤデバイスの選択手
段の出力から、Ｒx Ｅｍｐｔｙ＊信号とＲx Ｃｃｅｌ＊
情報とを再生する再生手段を含む構成のものである。Ｐ
ＨＹレイヤデバイスの選択手段は、Ｒx ＳＯＣ信号が有
意なレベルを示しているときにはＲx Ｃｃｅｌ＊情報を
選択し、Ｒx ＳＯＣ信号が有意なレベルを示していない
ときにはＲx Ｅｍｐｔｙ＊信号を選択するように構成さ
れる。また、ＡＴＭレイヤデバイスの再生手段は、Ｒx
ＳＯＣ信号が有意なレベルを示しているときに、ＰＨＹ
レイヤデバイスにおける選択手段からの信号から、Ｒx
Ｃｃｅｌ＊情報を再生する第１の再生手段と、Ｒx ＳＯ
Ｃ信号が有意なレベルを示していないときに、選択手段
からの信号から、Ｒx Ｅｍｐｔｙ＊信号を再生する第２
の再生手段とを含むように構成される。第１の再生手段
は、伝送用クロック信号によってＰＨＹレイヤデバイス
の選択手段からの信号を取り込むフリップフロップであ
って、第２の再生手段は、ハイレベルを第１の入力端子
に入力するとともにＰＨＹレイヤデバイスの選択手段か
らの信号を第２の入力端子に入力し、Ｒx ＳＯＣ信号が
有意なレベルを示していないときに第２の入力端子の信
号を選択する選択器であってもよい。
システムは、ＡＴＭ通信装置におけるＰＨＹレイヤデバ
イスからＡＴＭレイヤデバイスに対して、ＰＨＹレイヤ
で受信セルが連続的に発生するか否かを示す情報を転送
するためのシステムであって、ＰＨＹレイヤデバイス
は、Ｒx Ｅｍｐｔｙ＊信号と、Ｒx Ｃｃｅｌ＊情報との
うちのいずれかを選択して出力する選択手段を含み、Ａ
ＴＭレイヤデバイスは、ＰＨＹレイヤデバイスの選択手
段の出力から、Ｒx Ｅｍｐｔｙ＊信号とＲx Ｃｃｅｌ＊
情報とを再生する再生手段を含む構成のものである。Ｐ
ＨＹレイヤデバイスの選択手段は、Ｒx ＳＯＣ信号が有
意なレベルを示しているときにはＲx Ｃｃｅｌ＊情報を
選択し、Ｒx ＳＯＣ信号が有意なレベルを示していない
ときにはＲx Ｅｍｐｔｙ＊信号を選択するように構成さ
れる。また、ＡＴＭレイヤデバイスの再生手段は、Ｒx
ＳＯＣ信号が有意なレベルを示しているときに、ＰＨＹ
レイヤデバイスにおける選択手段からの信号から、Ｒx
Ｃｃｅｌ＊情報を再生する第１の再生手段と、Ｒx ＳＯ
Ｃ信号が有意なレベルを示していないときに、選択手段
からの信号から、Ｒx Ｅｍｐｔｙ＊信号を再生する第２
の再生手段とを含むように構成される。第１の再生手段
は、伝送用クロック信号によってＰＨＹレイヤデバイス
の選択手段からの信号を取り込むフリップフロップであ
って、第２の再生手段は、ハイレベルを第１の入力端子
に入力するとともにＰＨＹレイヤデバイスの選択手段か
らの信号を第２の入力端子に入力し、Ｒx ＳＯＣ信号が
有意なレベルを示していないときに第２の入力端子の信
号を選択する選択器であってもよい。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図３を参照すると、Ｒx ＳＯＣ信
号がハイレベルのときには、Ｒx Ｄａｔａには必ず有効
なＡＴＭセルデータの最初の１バイト目が出現している
ので、Ｒx Ｅｍｐｔｙ＊信号は必ずハイレベルになって
いる。よって、ＰＨＹレイヤデバイスにおいて、Ｒx Ｓ
ＯＣ信号がハイレベルのときにはＲx Ｅｍｐｔｙ＊信号
を連続セル受信情報を示す信号として出力すれば、ＡＴ
Ｍレイヤにおいて、このときのＲx Ｅｍｐｔｙ＊信号に
よって受信セルが連続的に発生するか否か判断できるこ
とになる。
を参照して説明する。図３を参照すると、Ｒx ＳＯＣ信
号がハイレベルのときには、Ｒx Ｄａｔａには必ず有効
なＡＴＭセルデータの最初の１バイト目が出現している
ので、Ｒx Ｅｍｐｔｙ＊信号は必ずハイレベルになって
いる。よって、ＰＨＹレイヤデバイスにおいて、Ｒx Ｓ
ＯＣ信号がハイレベルのときにはＲx Ｅｍｐｔｙ＊信号
を連続セル受信情報を示す信号として出力すれば、ＡＴ
Ｍレイヤにおいて、このときのＲx Ｅｍｐｔｙ＊信号に
よって受信セルが連続的に発生するか否か判断できるこ
とになる。
【００１０】本発明はそのような考え方にもとづいたも
のであって、図１は、本発明によるＵＴＯＰＩＡインタ
フェースのＲx 側のタイミングを示すタイミング図であ
る。図において、（ａ）のＲx Ｃｌｋ信号はＡＴＭレイ
ヤデバイスからの伝送用クロック信号を示し、（ｂ）の
Ｒx ＳＯＣ信号はハイアクティブであってＲx Ｄａｔａ
（受信データ）が有効なＡＴＭセルデータの最初の１バ
イト目であることを示す。また、（ｃ）のＲx Ｃｃｅｌ
＊情報は、ＰＨＹレイヤデバイスにおいて、ＵＴＯＰＩ
Ａインタフェース上に出力している受信セル以外の有効
なセルをＡＴＭネットワークから受信したか否かを、す
なわり連続セル受信があるか否か示している。図１にお
いて、Ｒx Ｃｃｅｌ＊情報はローアクティブであって、
ローレベルのときには連続セル受信が有ることを示し、
ハイレベルのときには連続セル受信が無いことを示すと
する。
のであって、図１は、本発明によるＵＴＯＰＩＡインタ
フェースのＲx 側のタイミングを示すタイミング図であ
る。図において、（ａ）のＲx Ｃｌｋ信号はＡＴＭレイ
ヤデバイスからの伝送用クロック信号を示し、（ｂ）の
Ｒx ＳＯＣ信号はハイアクティブであってＲx Ｄａｔａ
（受信データ）が有効なＡＴＭセルデータの最初の１バ
イト目であることを示す。また、（ｃ）のＲx Ｃｃｅｌ
＊情報は、ＰＨＹレイヤデバイスにおいて、ＵＴＯＰＩ
Ａインタフェース上に出力している受信セル以外の有効
なセルをＡＴＭネットワークから受信したか否かを、す
なわり連続セル受信があるか否か示している。図１にお
いて、Ｒx Ｃｃｅｌ＊情報はローアクティブであって、
ローレベルのときには連続セル受信が有ることを示し、
ハイレベルのときには連続セル受信が無いことを示すと
する。
【００１１】（ｄ）の本来のＲx Ｅｍｐｔｙ＊信号は従
来のＲx Ｅｍｐｔｙ＊信号であり、ローレベルによって
ＰＨＹレイヤからのＲx Ｄａｔａが無効であることを示
す。この実施の形態では、本来のＲx Ｅｍｐｔｙ＊信号
はＵＴＯＰＩＡインタフェース上には現れない。（ｅ）
の本発明におけるＲx Ｅｍｐｔｙ＊信号は、ＵＴＯＰＩ
Ａインタフェース上に現れるＲx Ｅｍｐｔｙ＊信号であ
る。このＲx Ｅｍｐｔｙ＊信号は、Ｒx ＳＯＣ信号がハ
イレベルのときには連続セル受信情報を示す。（ｆ）の
Ｒx Ｅｎｂ＊信号はローアクティブであってＡＴＭレイ
ヤが受信可能状態であることを示し、（ｇ）のＲx Ｄａ
ｔａは、ＰＨＹレイヤデバイスからＡＴＭレイヤデバイ
スへの８ビット受信データを示す。
来のＲx Ｅｍｐｔｙ＊信号であり、ローレベルによって
ＰＨＹレイヤからのＲx Ｄａｔａが無効であることを示
す。この実施の形態では、本来のＲx Ｅｍｐｔｙ＊信号
はＵＴＯＰＩＡインタフェース上には現れない。（ｅ）
の本発明におけるＲx Ｅｍｐｔｙ＊信号は、ＵＴＯＰＩ
Ａインタフェース上に現れるＲx Ｅｍｐｔｙ＊信号であ
る。このＲx Ｅｍｐｔｙ＊信号は、Ｒx ＳＯＣ信号がハ
イレベルのときには連続セル受信情報を示す。（ｆ）の
Ｒx Ｅｎｂ＊信号はローアクティブであってＡＴＭレイ
ヤが受信可能状態であることを示し、（ｇ）のＲx Ｄａ
ｔａは、ＰＨＹレイヤデバイスからＡＴＭレイヤデバイ
スへの８ビット受信データを示す。
【００１２】次に、図２の回路例を参照して動作につい
て説明する。図２に示すように、ＰＨＹレイヤデバイス
３００には、（ｃ）のＲx Ｃｃｅｌ＊情報と（ｄ）の本
来の（従来の）Ｒx Ｅｍｐｔｙ＊信号とを切り換えて出
力する選択器４０が設けられる。選択器４０は、（ｂ）
のＲx ＳＯＣ信号がハイレベルのときには（ｃ）のＲx
Ｃｃｅｌ＊情報を選択し、Ｒx ＳＯＣ信号がローレベル
のときには（ｄ）の本来のＲx Ｅｍｐｔｙ＊信号を選択
する。選択器４０の選択出力は、（ｅ）の本発明のＲx
Ｅｍｐｔｙ＊信号としてＵＴＯＰＩＡインタフェース２
００上に送出される。従って、（ｅ）の本発明のＲx Ｅ
ｍｐｔｙ＊信号として、Ｒx ＳＯＣ信号がハイレベルの
ときにのみ（ｃ）のＲx Ｃｃｅｌ＊情報を含み、その他
の期間では（ｄ）の従来のＲx Ｅｍｐｔｙ＊信号を含む
ものが送出される。
て説明する。図２に示すように、ＰＨＹレイヤデバイス
３００には、（ｃ）のＲx Ｃｃｅｌ＊情報と（ｄ）の本
来の（従来の）Ｒx Ｅｍｐｔｙ＊信号とを切り換えて出
力する選択器４０が設けられる。選択器４０は、（ｂ）
のＲx ＳＯＣ信号がハイレベルのときには（ｃ）のＲx
Ｃｃｅｌ＊情報を選択し、Ｒx ＳＯＣ信号がローレベル
のときには（ｄ）の本来のＲx Ｅｍｐｔｙ＊信号を選択
する。選択器４０の選択出力は、（ｅ）の本発明のＲx
Ｅｍｐｔｙ＊信号としてＵＴＯＰＩＡインタフェース２
００上に送出される。従って、（ｅ）の本発明のＲx Ｅ
ｍｐｔｙ＊信号として、Ｒx ＳＯＣ信号がハイレベルの
ときにのみ（ｃ）のＲx Ｃｃｅｌ＊情報を含み、その他
の期間では（ｄ）の従来のＲx Ｅｍｐｔｙ＊信号を含む
ものが送出される。
【００１３】図１に示された最初のＲx ＳＯＣ信号がハ
イレベルの期間ｐでは、（ｃ）のＲx Ｃｃｅｌ＊情報は
ハイレベルを示しているので、（ｅ）の本発明のＲx Ｅ
ｍｐｔｙ＊信号においても、その期間ではハイレベルと
なる（図１（ｅ）参照）。しかし、２番目のＲx ＳＯＣ
信号がハイレベルの期間ｑでは、（ｃ）のＲx Ｃｃｅｌ
＊情報はローレベルを示しているので、（ｅ）の本発明
のＲx Ｅｍｐｔｙ＊信号においても、その期間ではロー
レベルを示すことになる（図１（ｅ）参照）。
イレベルの期間ｐでは、（ｃ）のＲx Ｃｃｅｌ＊情報は
ハイレベルを示しているので、（ｅ）の本発明のＲx Ｅ
ｍｐｔｙ＊信号においても、その期間ではハイレベルと
なる（図１（ｅ）参照）。しかし、２番目のＲx ＳＯＣ
信号がハイレベルの期間ｑでは、（ｃ）のＲx Ｃｃｅｌ
＊情報はローレベルを示しているので、（ｅ）の本発明
のＲx Ｅｍｐｔｙ＊信号においても、その期間ではロー
レベルを示すことになる（図１（ｅ）参照）。
【００１４】図２に示すように、ＡＴＭレイヤデバイス
１００には、（ｃ）のＲx Ｃｃｅｌ＊情報すなわち連続
セル受信があるか否か示す情報を再生するためのフリッ
プフロップ２０と、（ｄ）の本来のＲx Ｅｍｐｔｙ＊信
号を再生するための選択器３０とが設けられている。
１００には、（ｃ）のＲx Ｃｃｅｌ＊情報すなわち連続
セル受信があるか否か示す情報を再生するためのフリッ
プフロップ２０と、（ｄ）の本来のＲx Ｅｍｐｔｙ＊信
号を再生するための選択器３０とが設けられている。
【００１５】フリップフロップ２０は、（ｂ）のＲx Ｓ
ＯＣ信号をイネーブル端子（ハイアクティブ）に入力し
ている。従って、Ｒx ＳＯＣ信号がハイレベルのときに
のみ動作する。Ｒx ＳＯＣ信号がハイレベルのときに
は、フリップフロップ２０は、ＵＴＯＰＩＡインタフェ
ース２００上の（ｅ）の本発明のＲx Ｅｍｐｔｙ＊信号
を、（ａ）のＲx Ｃｌｋ信号でラッチする。Ｒx ＳＯＣ
信号がハイレベルのときには、（ｅ）の本発明のＲx Ｅ
ｍｐｔｙ＊信号は、Ｒx Ｃｃｅｌ＊情報を示す信号にな
っている。従って、フリップフロップ２０の出力は、Ｒ
x Ｃｃｅｌ＊情報を示すことになる。つまり、フリップ
フロップ２０によって、（ｃ）のＲx Ｃｃｅｌ＊情報す
なわち連続セル受信があるか否か示す情報が再生され
る。
ＯＣ信号をイネーブル端子（ハイアクティブ）に入力し
ている。従って、Ｒx ＳＯＣ信号がハイレベルのときに
のみ動作する。Ｒx ＳＯＣ信号がハイレベルのときに
は、フリップフロップ２０は、ＵＴＯＰＩＡインタフェ
ース２００上の（ｅ）の本発明のＲx Ｅｍｐｔｙ＊信号
を、（ａ）のＲx Ｃｌｋ信号でラッチする。Ｒx ＳＯＣ
信号がハイレベルのときには、（ｅ）の本発明のＲx Ｅ
ｍｐｔｙ＊信号は、Ｒx Ｃｃｅｌ＊情報を示す信号にな
っている。従って、フリップフロップ２０の出力は、Ｒ
x Ｃｃｅｌ＊情報を示すことになる。つまり、フリップ
フロップ２０によって、（ｃ）のＲx Ｃｃｅｌ＊情報す
なわち連続セル受信があるか否か示す情報が再生され
る。
【００１６】選択器３０の一方の入力端子（Ａ入力端
子）には、ハイレベルが入力されている。他方の入力端
子（Ｂ入力端子）には、ＵＴＯＰＩＡインタフェース２
００上の（ｅ）の本発明のＲx Ｅｍｐｔｙ＊信号が入力
されている。そして、選択器３０は、選択入力端子に入
力されている（ｂ）のＲx ＳＯＣ信号がハイレベルのと
きにはＡ入力端子の信号を選択出力し、Ｒx ＳＯＣ信号
がローレベルのときにはＢ入力端子の信号を選択出力す
る。従って、Ｒx ＳＯＣ信号がハイレベルのときには、
選択器３０の出力にはハイレベルが現れ、Ｒx ＳＯＣ信
号がローレベルのときには、（ｅ）の本発明のＲx Ｅｍ
ｐｔｙ＊信号が現れる。Ｒx ＳＯＣ信号がローレベルの
ときの本発明のＲx Ｅｍｐｔｙ＊信号は、上述したよう
に、（ｄ）の本来のＲx Ｅｍｐｔｙ＊信号を示すもので
ある。また、Ｒx ＳＯＣ信号がハイレベルのときには、
本来のＲx Ｅｍｐｔｙ＊信号は必ずハイレベルであっ
た。よって、選択器３０の出力には、（ｄ）の本来のＲ
x Ｅｍｐｔｙ＊信号が再生出力される。
子）には、ハイレベルが入力されている。他方の入力端
子（Ｂ入力端子）には、ＵＴＯＰＩＡインタフェース２
００上の（ｅ）の本発明のＲx Ｅｍｐｔｙ＊信号が入力
されている。そして、選択器３０は、選択入力端子に入
力されている（ｂ）のＲx ＳＯＣ信号がハイレベルのと
きにはＡ入力端子の信号を選択出力し、Ｒx ＳＯＣ信号
がローレベルのときにはＢ入力端子の信号を選択出力す
る。従って、Ｒx ＳＯＣ信号がハイレベルのときには、
選択器３０の出力にはハイレベルが現れ、Ｒx ＳＯＣ信
号がローレベルのときには、（ｅ）の本発明のＲx Ｅｍ
ｐｔｙ＊信号が現れる。Ｒx ＳＯＣ信号がローレベルの
ときの本発明のＲx Ｅｍｐｔｙ＊信号は、上述したよう
に、（ｄ）の本来のＲx Ｅｍｐｔｙ＊信号を示すもので
ある。また、Ｒx ＳＯＣ信号がハイレベルのときには、
本来のＲx Ｅｍｐｔｙ＊信号は必ずハイレベルであっ
た。よって、選択器３０の出力には、（ｄ）の本来のＲ
x Ｅｍｐｔｙ＊信号が再生出力される。
【００１７】以上のように、本発明では、Ｒx ＳＯＣ信
号がハイレベルのときにはＲx Ｅｍｐｔｙ＊信号も必ず
ハイレベルになるというＵＴＯＰＩＡインタフェースに
おける冗長性を利用して、Ｒx Ｅｍｐｔｙ＊信号を用い
てＲx Ｃｃｅｌ＊情報すなわち連続セル受信があるか否
か示す情報をＰＨＹレイヤデバイスからＡＴＭレイヤデ
バイスに伝達することができる。従って、ＵＴＯＰＩＡ
インタフェースにおける信号線以外の信号線を追加する
ことなく、簡単な回路構成によって、ＡＴＭレイヤデバ
イス側でＡＴＭセル受信開始時（Ｒx ＳＯＣ信号がハイ
レベルのとき）にＰＨＹレイヤデバイスがＡＴＭネット
ワークから次のセルを受信しているか否か判断できるよ
うになる。この結果、信号線の追加なしでセルバッファ
等を設けなくて済む環境を構築できる。
号がハイレベルのときにはＲx Ｅｍｐｔｙ＊信号も必ず
ハイレベルになるというＵＴＯＰＩＡインタフェースに
おける冗長性を利用して、Ｒx Ｅｍｐｔｙ＊信号を用い
てＲx Ｃｃｅｌ＊情報すなわち連続セル受信があるか否
か示す情報をＰＨＹレイヤデバイスからＡＴＭレイヤデ
バイスに伝達することができる。従って、ＵＴＯＰＩＡ
インタフェースにおける信号線以外の信号線を追加する
ことなく、簡単な回路構成によって、ＡＴＭレイヤデバ
イス側でＡＴＭセル受信開始時（Ｒx ＳＯＣ信号がハイ
レベルのとき）にＰＨＹレイヤデバイスがＡＴＭネット
ワークから次のセルを受信しているか否か判断できるよ
うになる。この結果、信号線の追加なしでセルバッファ
等を設けなくて済む環境を構築できる。
【００１８】
【発明の効果】本発明によれば、連続セル受信情報転送
方法を、Ｒx ＳＯＣ信号が有意なレベルを示していると
きには、Ｒx Ｅｍｐｔｙ＊信号をＲx Ｃｃｅｌ＊情報を
転送するための信号として用い、Ｒx ＳＯＣ信号が有意
なレベルを示していないときにはＲx Ｅｍｐｔｙ＊信号
をそのままＡＴＭレイヤに転送するように構成したの
で、ＵＴＯＰＩＡインタフェースにおける信号線以外の
信号線を追加することなく、ＰＨＹレイヤデバイスから
ＡＴＭレイヤデバイスに連続セル受信情報を通知するこ
とができる効果がある。
方法を、Ｒx ＳＯＣ信号が有意なレベルを示していると
きには、Ｒx Ｅｍｐｔｙ＊信号をＲx Ｃｃｅｌ＊情報を
転送するための信号として用い、Ｒx ＳＯＣ信号が有意
なレベルを示していないときにはＲx Ｅｍｐｔｙ＊信号
をそのままＡＴＭレイヤに転送するように構成したの
で、ＵＴＯＰＩＡインタフェースにおける信号線以外の
信号線を追加することなく、ＰＨＹレイヤデバイスから
ＡＴＭレイヤデバイスに連続セル受信情報を通知するこ
とができる効果がある。
【００１９】また、本発明によれば、連続セル受信情報
転送システムを、ＰＨＹレイヤデバイスはＲx Ｅｍｐｔ
ｙ＊信号とＲx Ｃｃｅｌ＊情報とのうちのいずれかを選
択して出力する選択手段を含み、ＡＴＭレイヤデバイス
はＰＨＹレイヤデバイスの選択手段の出力からＲx Ｅｍ
ｐｔｙ＊信号とＲx Ｃｃｅｌ＊情報とを再生する再生手
段を含む構成としたので、簡単な回路構成によって、Ｕ
ＴＯＰＩＡインタフェースにおける信号線以外の信号線
を追加することなく、ＰＨＹレイヤデバイスからＡＴＭ
レイヤデバイスに連続セル受信情報を通知することがで
きる効果がある。
転送システムを、ＰＨＹレイヤデバイスはＲx Ｅｍｐｔ
ｙ＊信号とＲx Ｃｃｅｌ＊情報とのうちのいずれかを選
択して出力する選択手段を含み、ＡＴＭレイヤデバイス
はＰＨＹレイヤデバイスの選択手段の出力からＲx Ｅｍ
ｐｔｙ＊信号とＲx Ｃｃｅｌ＊情報とを再生する再生手
段を含む構成としたので、簡単な回路構成によって、Ｕ
ＴＯＰＩＡインタフェースにおける信号線以外の信号線
を追加することなく、ＰＨＹレイヤデバイスからＡＴＭ
レイヤデバイスに連続セル受信情報を通知することがで
きる効果がある。
【図１】 本発明によるＵＴＯＰＩＡインタフェースの
Ｒx 側のタイミングを示すタイミング図である。
Ｒx 側のタイミングを示すタイミング図である。
【図２】 本発明による連続セル受信情報転送システム
における連続セル受信情報を通知するための回路構成を
示す構成図である。
における連続セル受信情報を通知するための回路構成を
示す構成図である。
【図３】 従来のＵＴＯＰＩＡインタフェースのＲx 側
のタイミングを示すタイミング図である。
のタイミングを示すタイミング図である。
２０ フリップフロップ ３０ 選択器 ４０ 選択器 １００ ＡＴＭレイヤデバイス ２００ ＵＴＯＰＩＡインタフェース ３００ 物理レイヤデバイス
Claims (5)
- 【請求項１】 ＡＴＭ通信装置における物理レイヤから
ＡＴＭレイヤに対して、物理レイヤで受信セルが連続的
に発生するか否かを示す情報を転送するための連続セル
受信情報転送方法であって、 ＵＴＯＰＩＡインタフェースにおける有効なＡＴＭセル
データの最初の１バイト目であることを示す信号が有意
なレベルを示しているときには、物理レイヤからの受信
データが無効であることを示す信号を、受信セルが連続
的に発生するか否かを示す情報を転送するための信号と
して用い、 有効なＡＴＭセルデータの最初の１バイト目であること
を示す信号が有意なレベルを示していないときには、物
理レイヤからの受信データが無効であることを示す信号
をそのままＡＴＭレイヤに転送することを特徴とする連
続セル受信情報転送方法。 - 【請求項２】 ＡＴＭ通信装置における物理レイヤデバ
イスからＡＴＭレイヤデバイスに対して、物理レイヤで
受信セルが連続的に発生するか否かを示す情報を転送す
るための連続セル受信情報転送システムであって、 前記物理レイヤデバイスは、ＵＴＯＰＩＡインタフェー
スにおける物理レイヤからの受信データが無効であるこ
とを示す信号と、受信セルが連続的に発生するか否かを
示す情報とのうちのいずれかを選択して出力する選択手
段を含み、 前記ＡＴＭレイヤデバイスは、前記選択手段の出力か
ら、物理レイヤからの受信データが無効であることを示
す信号と、受信セルが連続的に発生するか否かを示す情
報とを再生する再生手段を含むことを特徴とする連続セ
ル受信情報転送システム。 - 【請求項３】 選択手段は、ＵＴＯＰＩＡインタフェー
スにおける有効なＡＴＭセルデータの最初の１バイト目
であることを示す信号が有意なレベルを示しているとき
には、受信セルが連続的に発生するか否かを示す情報を
選択し、有効なＡＴＭセルデータの最初の１バイト目で
あることを示す信号が有意なレベルを示していないとき
には、物理レイヤからの受信データが無効であることを
示す信号を選択する請求項２記載の連続セル受信情報転
送システム。 - 【請求項４】 再生手段は、 有効なＡＴＭセルデータの最初の１バイト目であること
を示す信号が有意なレベルを示しているときに、物理レ
イヤデバイスにおける選択手段からの信号から、受信セ
ルが連続的に発生するか否かを示す情報を再生する第１
の再生手段と、 有効なＡＴＭセルデータの最初の１バイト目であること
を示す信号が有意なレベルを示していないときに、前記
物理レイヤデバイスにおける選択手段からの信号から、
物理レイヤからの受信データが無効であることを示す信
号を再生する第２の再生手段とを含む請求項３記載の連
続セル受信情報転送システム。 - 【請求項５】 第１の再生手段は、伝送用クロック信号
によって物理レイヤデバイスにおける選択手段からの信
号を取り込むフリップフロップであって、 第２の再生手段は、ハイレベルを第１の入力端子に入力
するとともに前記物理レイヤデバイスにおける選択手段
からの信号を第２の入力端子に入力し、有効なＡＴＭセ
ルデータの最初の１バイト目であることを示す信号が有
意なレベルを示していないときに前記第２の入力端子の
信号を選択する選択器である請求項４記載の連続セル受
信情報転送システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36254897A JP2923891B2 (ja) | 1997-12-12 | 1997-12-12 | 連続セル受信情報転送方法および連続セル受信情報転送システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36254897A JP2923891B2 (ja) | 1997-12-12 | 1997-12-12 | 連続セル受信情報転送方法および連続セル受信情報転送システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11177557A JPH11177557A (ja) | 1999-07-02 |
| JP2923891B2 true JP2923891B2 (ja) | 1999-07-26 |
Family
ID=18477139
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP36254897A Expired - Lifetime JP2923891B2 (ja) | 1997-12-12 | 1997-12-12 | 連続セル受信情報転送方法および連続セル受信情報転送システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2923891B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100452506B1 (ko) * | 2001-08-31 | 2004-10-12 | 엘지전자 주식회사 | 비동기 전송방식의 물리계층간 인터페이스 장치 및 그 방법 |
-
1997
- 1997-12-12 JP JP36254897A patent/JP2923891B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11177557A (ja) | 1999-07-02 |
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