JP2923622B2 - 電池式電子錠装置 - Google Patents

電池式電子錠装置

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JP2923622B2 JP18217395A JP18217395A JP2923622B2 JP 2923622 B2 JP2923622 B2 JP 2923622B2 JP 18217395 A JP18217395 A JP 18217395A JP 18217395 A JP18217395 A JP 18217395A JP 2923622 B2 JP2923622 B2 JP 2923622B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴルフ場やスポーツク
ラブ等におけるロッカーや、事務机などの被施錠体にあ
って、その扉や引出し等につき、暗証番号等による符号
を入力させることにより施錠したり、これを解錠したり
することのできる特に視力障害者用として好適な電池式
電子錠装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の電子錠装置によるときは、符号
入力手段として操作パネル(キーボード)のテンキー
(0から9までの番号が表示されたキー)を操作して、
所要桁数の暗証番号を登録することで施錠を行い、この
暗証番号と合致した番号を別途入力させることで解錠す
ることができるのであるが、当該キーの数としては2個
とか3個を備えたもの、さらに、図6に例示の如く、操
作パネルaにワンキーbと呼ばれる1個だけのキーを設
け、これを所要回数宛、何度か押圧操作することで、施
解錠を行えるようにしたものも既に知られている。
【0003】そして、テンキーなどでは、利用者がキー
に付された数字を見て、暗証番号をキー操作で入力する
ようにしており、また、ワンキーbの場合には、一個の
キーを3回押動操作すれば、「3」なる符号が一桁目に
登録されるといった具合に構成されており、この場合に
も、3回の押当操作であることを、図6のようにワンキ
ーbの近傍等に設け表示器cに表われる数字「3」を目
視して、これを確認しながら順次3桁まで入力して「3
25」などによる所望の暗証番号を登録するようにして
いる。
【0004】すなわち、従来の電子錠装置では、何れの
場合でも、目視による確認を前提として符号の入力操作
を行うようになっており、このため、視力障害者の場合
には、この目視確認が極めて難事となることから、ロッ
カーの扉や、机の引出しを施錠したり解錠しようとして
も、そのキー操作に難渋するのが現状である。
【0005】さらに、この種従来の電池式電子錠装置に
あっては、図7に例示の如くロッカーdに露設した符号
入力部である操作パネルeにつき、その図示されていな
いキーを操作すると、任意に選定した暗証番号が登録済
みの状態になると共に、扉等fの錠前部KYは施錠状態
となり、次いで、当該暗証番号と合致する符号をキーの
操作で入力すれば、当該扉等fが解錠状態となるよう構
成されている。そして、このような施錠状態にあるロッ
カーdにつき、その管理者がロッカー内の掃除をしよう
とするような場合には、別途マスターキーgを用いた
り、操作パネルeの操作によりマスター番号を入力させ
ることによって、強制解錠させ、さらに、必要に応じ登
録済みの暗証番号を消去して電池式電子錠装置を初期化
してしまうことになる。
【0006】しかし、上記の初期化を行うため、これま
でのものにあっては、前記強制解錠後に扉等fを開き、
上記操作パネルeの裏側にあって設けられているリセッ
ト用孔e′に、同図7(A)の如くマスターキーgと
か、(B)のように所定の治具g′を差し込むことで、
その奥に設けられた図示しないリセットスイッチを押動
し、これにより初めて登録済み暗証番号が消去される構
成となっている。
【0007】けれども、上記のような消去作業によると
きは、ゴルフ場のロッカーなど、その数が数百台もある
ような場合、特に作業員に大変な労力を強いることにな
り、このために多大な時間を費さねばならないことにな
る。
【0008】これに対し、登録済み暗証番号を消去する
のに、マスターキーを用いて解錠操作を施すことによ
り、リセットスイッチが作動されて当該消去がなされる
ようにしたもの(特開平6−129144号)も提案さ
れている。しかし、このような暗証番号消去手段による
ときは、ゴルフ場のメンバー用ロッカーなどを、前記の
ように管理者が開扉して掃除したり、その他何等かの都
合により、マスターキーによって強制解錠しなければな
らない際、当該マスターキーの操作だけで登録済み暗証
番号が消去されてしまうことになる。
【0009】従って、当該ロッカーを使用しているメン
バーが再度暗証番号の登録をし直さねばならないだけで
なく、メンバー不在時であれば、当該暗証番号は当該メ
ンバーでなければ不知なのであるから、強制解錠はした
ものの、当該メンバーが出頭して来なければ、別途新規
な暗証番号を勝手に選定して登録してしまい、施錠する
といったこともできないことになる。
【0010】さらに、当該従来装置にあっても、施錠さ
れたのかどうか、そして解錠状態となったのかどうかを
確認するための錠状態検出部と、被施錠体の扉等が、果
して閉成または開成されているか否かを確認するための
扉等状態検出部が設けられているのであるが、これらは
図8の錠状態検出部hにより例示する通り、一接点スイ
ッチiを用い、その可動接点jをマイクロコンピュータ
kの電源電位mに抵抗nを介して結線すると共に、当該
マイクロコンピュータkの検出用入力pに接続し、かつ
固定接点qは接地rするようにしている。
【0011】従って、上記の構成によるときは、一接点
スイッチiが開成しているとき、マイクロコンピュータ
kの検出用入力pはハイレベルにあり、次に当該一接点
スイッチiが閉じたときには、ロウレベルとなるが、こ
の際、当該抵抗nには継続的に電流が流れることとな
り、この結果、マイクロコンピュータkに用いられてい
る電池寿命が、可成り短いものとなっている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の従来例
がもつ問題点につき検討し、請求項1にあっては、ワン
キーによる符号入力部と、その出力信号が入力されるマ
イクロコンピュータ等による制御回路部と、これに接続
される錠前機構部とを有する電池式電子錠装置にあっ
て、上記の制御回路部に、符号読込手段、ワンキー信号
の入力回数に係る計回数手段、当該入力回数により決ま
る符号の桁計数手段、一時的記憶手段、登録用記憶手
段、計時手段、比較判断手段、施解錠信号発生手段そし
て報知音制御手段を適切に具備させ、この報知音制御手
段に接続されて各種の報知音を発する報知音発生部が設
けられ、かつ前記錠前機構部に設けられた錠作動部と錠
状態検出部および扉等状態検出部とを、これまた適切に
上記の制御回路部と接続するのである。
【0013】上記の通り構成することで、請求項1の電
池式電子錠装置によるときは、ワンキーの操作だけです
むので視力障害者にも使い勝手がよいだけでなく、ワン
キーを所望回数だけ最初に操作し、所定の桁送り時間だ
け待てば、報知音発生部から桁送り報知音が聴取でき、
これに次いで、ワンキーを所望回数だけ操作し、所定の
桁送り時間だけ待てば、2番目の桁につき当該ワンキー
の操作回数で決まる符号が入力されると共に報知音発生
部からの桁送り報知音が聴取でき、かくして所要桁数の
暗証番号等を、耳により確認しながら操作でき、しか
も、所定時間内に所定桁数の符号入力が完了しないよう
なときにも、タイムアウト消去報知音が、当該報知音発
生部から発せられるようにし、かくして、視力障害者に
も安心して利用できるようにするのが第1の目的であ
る。
【0014】さらに、同上請求項1にあっては、上記の
如き報知音だけでなく、さらに、暗証番号と同じ符号を
入力したつもりで、両者が合致していないような場合に
は、符号不一致報知音も発音されると共に、施解錠エラ
ー報知音をも聴取可能としたので、施錠操作や解錠操作
が行われても、施錠されていなかったり、解錠されてい
ないといったことをも音により確認でき、これにより、
さらに視力障害者にとって利用し易い電池式電子錠装置
を提供しようとしている。
【0015】次に請求項2によるときは、上記の請求項
1の構成に加えて、符号消去手段を適切に制御回路部に
内設することにより、前記の如くマスターキーにより強
制解錠しようとするとき、符号入力部のワンキー操作を
行いながらマスターキーを使用すれば、同時に登録用記
憶手段における暗証番号を前記の符号消去手段により消
去してしまうことができ、暗証番号の消去なしに強制解
錠したいときは、前記のワンキー操作を併用しなければ
よい構成とし、このことで、暗証番号の消去を伴う強制
解錠を、軽徴な労力だけで短時間内に行い得るように
し、かつ、当該消去を行いたくないときは、ワンキー操
作の不作為だけで、当該要求を満足させようとするの
が、その目的である。
【0016】次に、請求項3では、上記請求項1におけ
る構成にあって、その前記した錠状態検出部と扉等状態
検出部に二点スイッチを導入すると共に、これと制御回
路部における比較判断手段とを適切に接続することによ
って、当該二点スイッチが施錠または解錠により、ある
いは開扉等または閉扉等により夫々切換作動がなされた
際、制御回路部における電源電池が消費されないように
して、その寿命を長期化してメンテナンスについても、
その省力化を図ろうとしている。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、被施錠体に露設され、ワンキーの手動操
作により、所望操作回数だけ出力自在とした符号入力部
と、これに結線の制御回路部と、この制御回路部に結線
され外部からマスターキーにより機械的に強制解錠可能
な錠作動部と、その施解錠状態を検出する錠状態検出部
そして被施錠体の扉等につき、その開閉状態を検出する
扉等状態検出部とを備えた錠前機構部とからなり、上記
の制御回路部には、前記符号入力部の操作により起動さ
れて、その出力であるワンキー信号を読み込む符号読込
手段と、この符号読込手段からの上記ワンキー信号につ
き、その入力回数を計数する計回数手段と、上記符号読
込手段の起動により動作を開始して、上記ワンキー信号
の入力回数により決められる入力符号が、何度入力され
たかの桁数を計数、当該桁数が所定桁値に達したとき制
御信号を出力する桁計数手段と、前記計回数手段の入力
符号を各桁毎に記憶する一時的記憶手段と、上記桁計数
手段からの制御信号により、一時的記憶手段の記憶符号
が転送されて、無記憶状態の下で記憶登録される登録用
記憶手段と、前記符号読込手段の起動により動作を開始
して、所定の桁送り時間毎に計回数手段に入力されたワ
ンキー信号の回数を、当該各桁における入力符号として
一時的記憶手段に記憶させる記憶指示信号を送信すると
共に、当該一時的記憶手段の記憶符号内容がタイムアウ
ト時間内に、所定桁数に達しないか、前記桁送り時間の
経過後に初めてワンキーの手動操作がなされたとき、前
記計回数手段の計回数内容と一時的記憶手段の記憶内容
を消去させるための記憶消去指示信号を送信する計時手
段と、前記桁計数手段の制御信号により施錠信号を送出
して、前記錠前機構部における錠作動部を施錠する施解
錠信号発生手段と、同上桁計数手段の制御信号により、
一時的記憶手段の記憶符号と登録用記憶手段の記憶登録
符号との比較による両者合致の判断信号を、前記施解錠
信号発生手段に入力させ、これにより施解錠信号発生手
段から出力する解錠信号により、前記錠作動部を解錠さ
せ、かつ錠前機構部における前記の錠状態検出部と扉等
状態検出部から夫々送出される施解錠検出信号と扉等開
閉検出信号が入力されて、錠作動部の施解錠作動と扉等
の開閉状態とを判断する比較判断手段と、計時手段から
は前記桁送り時間の経過によるワンキー信号の入力回数
確定信号と、前記タイムアウト時間の経過か、桁送り時
間経過後のワンキー手動操作によるタイムアウト消去信
号とが入力され、前記比較判断手段からは、施解錠エラ
ー信号、前記の一時的記憶手段の記憶符号と登録用記憶
手段の記憶登録符号との比較による当該両者各桁の不一
致による符号違い確認信号が夫々入力される報知音制御
手段とを具備し、この報知音制御手段には、前記入力回
数確定信号による桁送り報知音と、前記タイムアウト消
去信号によるタイムアウト消去報告音と、前記施解錠エ
ラー信号による施解錠エラー報知音と、前記符号違い確
認信号による符号不一致報知音を発する報知音発生部が
接続されていることを特徴とする電池式電子錠装置を提
供しようとしている。
【0018】請求項2にあっては、上記請求項1の構成
に加えて、登録用記憶手段に記憶登録符号が登録済みで
あると共に扉等が閉成かつ施錠の状態にあって、錠作動
部がマスターキーにより強制解錠され、これによる錠状
態検出部からの強制解錠検出信号を受けた比較判断手段
より、強制解錠信号が入力する符号消去手段とを具備
し、当該符号消去手段が、上記強制解錠信号を受け、か
つ符号入力手段のワンキー操作による符号入力の存在を
符号読込手段によって確認することにより、登録用記憶
手段に登録符号消去信号を入力させると共に、上記符号
入力の不存在により登録用記憶手段の登録符号が消去さ
れなかったとき、扉等状態検出部から扉等閉成検出信号
が比較判断手段に送出されることで、当該比較判断手段
が自動制御信号を施解錠信号発生手段に送信し、当該施
解錠信号発生手段からの施錠信号により、錠作動部が施
錠状態となるようにしたことを、その内容としている。
【0019】さらに、請求項3では、上記請求項1の構
成に加えて、錠状態検出手段と扉等状態検出手段とが、
夫々錠用可動接片と解錠位置固定接点および施錠位置固
定接点とによる錠用二点スイッチと、扉等用可動接片と
扉等開成位置固定接点および扉等閉成位置固定接点とに
よる扉等用二点スイッチにより構成され、上記の錠用可
動接片と扉等用可動接片は前記制御回路部の比較判断手
段に接続され、錠用二点スイッチと扉等用二点スイッチ
における一方の上記各一方の固定接点は接地され、各他
方の固定接点は制御回路部の電池による電源電位ライン
に接続されていることを、その内容としている。
【0020】
【作用】先ず暗証番号等による符号を登録すると共に、
それまで解錠状態であった被施錠体の扉等につき、これ
を施錠する際の作用につき説示すると、符号入力部のワ
ンキーを操作すると、当該ワンキー信号が符号読込手段
に読み込まれて、計回数手段、計時手段、桁計数手段が
動作を開始するが、今例えば暗証番号として「321」
なる3桁の番号を入力しようとすれば、ワンキー信号
を、計時手段により規制される所定の桁送り時間内にあ
る。3回送信するのであり、この3回が計回数手段によ
り計数され、これによる符号内容が一時的記憶手段に1
桁目の「3」なる符号として記憶されるが、この際、計
時手段から入力回数が「3」に確定されたことを知らせ
る入力回数確定信号が、報知音制御手段に送られること
で、報知音発生部が桁送り報知音を発し、このことで利
用者は1桁目の「3」なる符号が、入力されたことを音
により確認することができる。
【0021】上記の桁送り報知音を聴取したならば、次
に2桁目の「2」を、前同様にして一時的記憶手段に記
憶させ、ここでも桁送り報知音を聞いてから、3桁目の
「1」を、これまた一時的記憶手段に記憶させるのであ
る。かくして、当該一時的記憶手段の記憶内容が、計時
手段により規制されるタイムアウト時間内にて、所定桁
数である上記の3桁目まで達すれば、桁回数手段からの
制御信号によって、一時的記憶手段の記憶符号「32
1」が、登録用記憶手段に転送されて記憶登録符号とし
て登録されると共に、同上桁計数手段の制御信号によっ
て、施解錠信号発生手段から施錠信号が発信される。
【0022】この結果、上記の施錠信号を受けた錠前機
構部における錠作動部が作動して、ロッカーや机の扉や
引出しを施錠状態とするのが、この際、何等かの原因で
施錠されなかった時には、施解錠検出信号が比較判断回
路に入力され、これにより施解錠確認信号が報知音制御
手段に入力されて、報知音発生部から施錠エラー報知音
が発音され、利用者は特定された当該報知音を聴取する
ことで、施錠されていないことを知り得ることになる。
【0023】また、前記の如き符号入力手段の操作がな
されたが、計時手段によるタイムアウト時間内に、一時
的記憶手段の記憶内容が所定の桁数に達しないとき、ま
たは前記の桁送り時間内にワンキーの手動操作がなされ
ず、その後にワンキー信号の入力があったようなときに
は、計時手段から記憶消去指示信号が、計回数手段と一
時的記憶手段とに入力されることで、夫々の計回数内容
と記憶内容とが消去されて初期状態に復帰する。そして
計時手段は、このことをタイムアウト消去信号の発信に
より報知音制御手段に伝達し、この結果、報知音発生部
はタイムアウト消去報知音を発することになる。
【0024】次に、解錠手順は次のようにして実施され
ることになる。すなわち、前記暗証番号の入力と同じよ
うに、符号入力部によるワンキー信号を出力して、計回
数手段の計数と計時手段の計時と桁計数手段の計数とを
開始して、当該暗証番号に対する被照合番号である「3
21」なる3桁番号を入力させるのであり、この場合に
あっても、順次所定の桁送り時間内に「3」「2」
「1」を一時的記憶手段に記憶させることになる。この
際、桁送り時間の経過により、計時手段から報知音制御
手段に入力回数確定信号が入力され、報知音発生部が桁
送り報知音を発したり、タイムアウト消去信号の入力に
よりタイムアウト消去報知音は発音されると共に、計回
数手段の計数内容と、一時的記憶手段の記憶内容とが消
去されるのも、前述の通りである。
【0025】このようにして、タイムアウト時間内に所
定桁数に達するよう符号入力部のワンキー信号を入力さ
せれば、前記した桁計数手段からの制御信号によって、
一時的記憶手段に記憶されていた記憶内容と、登録用記
録手段に登録されている記憶登録符号としての暗証番号
とが、次段の比較判断手段により比較され、双方の記憶
内容である「321」が合致したときのみ、当該合致の
判断信号が入力されることになる施解錠信号発生手段か
ら解錠信号が出力される。
【0026】かくして、上記解錠信号により錠作動部の
施錠状態が解かれるが、この際、錠状態検出部が施解錠
検出信号を比較判断手段に入力し、解錠状態にならなか
った場合には、施解錠エラー信号を報知音制御手段に入
力させ、これにより、解錠エラー報知音を報知音発生部
から発音させることになり、また、一時的記憶手段の記
憶符号と登録用記憶手段の記憶登録符号とが不一致とな
ったときは、比較的判断手段から、符号違い確認信号が
報知音発生部に送られ、報知発生部は符号不一致報告音
を発音することになる。
【0027】また、解錠操作に際しても、前記の暗証番
号を登録して施錠状態とする場合と同じく、一時的記憶
手段の記憶符号内容がタイムアウト時間内に、所定桁数
に達しないか、前記桁送り時間の経過後に初めてワンキ
ーの手動操作がなされたとき、計回数手段の計回数内容
と一時的記憶手段の記憶内容が計時手段により消去され
て初期状態となる。
【0028】次に、請求項2の場合には、請求項1の作
用のみでなく、ロッカーなどの管理者が各種の事情によ
って扉等を開成する必要が生じたときは、所謂強制解錠
を実施することになるが、これには既知の如く別途用意
されているマスターキーを用いて、前記の錠作動部に設
けられたシリンダ錠等を用いて解錠状態とするが、この
際登録用記憶手段における登録済みの暗証番号などをも
消去したい場合には、単にマスターキーを操作するだけ
でなく、当該鍵操作と符号入力部のワンキー操作とを併
用するのである。
【0029】すなわち、上記の如き強制解錠は、もちろ
ん、暗証番号等が登録済みで、扉等が閉成かつ施錠状態
にあるが、上記マスターキーにより強制解錠されること
で、錠状態検出部から強制解錠検出信号が比較判断手段
に入力され、これにより強制解錠信号が符号消去手段に
入力される。この際、管理者側の作業員が符号入力部に
おけるキー操作を適宜行うようにしていれば、符号消去
手段は上記の強制解除信号だけでなく、符号読込手段か
ら符号入力のあったことを確認し得ることになり、この
ことで符号消去手段は登録用記憶手段へ、登録符号消去
信号を入力させ、これにより記憶登録符号が消去される
ことになる。
【0030】また、符号入力部が操作されず、従って暗
証符号などの消去がなされなかった際には、扉等状態検
出部から扉等閉成検出信号が比較判断手段に送信される
ことによって、これより自動制御信号が施解錠信号手段
に送り出され、これにより施錠信号が錠作動部に送信さ
れて、施錠状態となり、ロッカーのメンバーなどが、再
度暗証番号を登録したりする必要なく、かつ別途人為的
に施錠操作をしなければならないといったこともない。
【0031】次に請求項3の場合には、上記請求項1の
構成だけでなく錠用二点スイッチと扉等用二点スイッチ
を夫々錠状態検出器と扉等状態検出器とに採択してある
ので、図示の実施例によって説示すれば、解錠状態、扉
等開成状態となって夫々錠用可動接片が解錠位置固定接
点に、扉等用可動接片が扉等開成位置固定接点に導通し
たときには、制御回路部の電源電池は、比較判断手段に
ハイの状態を送信でき、施錠状態、扉等閉成状態となっ
た際には、夫々錠用可動接片が施錠位置固定接点に、扉
等用可動接片が扉等閉成位置固定接点に導通したときに
は比較判断手段は接地状態となってロウの状態となるか
ら、何れの場合にも上記電源電池がアースされることな
く、このため当該電池を不本意に消費してしまうことが
阻止されることになる。
【0032】
【実施例】本発明を図示の実施例によって以下詳記する
と、先ず請求項1の場合には図1に示す如く符号入力部
1と、マイクロコンピュータなどを用いることのできる
制御回路部2と、錠前機構部3および報知音発生部4と
によって構成されており、上記符号入力部1は、既知の
如くロッカーとか机などの図4に示されている被施錠体
1aに露設されており、同上図と図3に明示のワンキー
1bをもつ操作パネル1cの手動操作によりワンキー信
号1dが、上記制御回路部2における符号読込手段2a
に入力されるよう結線されている。
【0033】ここで、前記の錠前機構部3は制御回路部
2と後述の如く結線され、かつ、外部からマスターキー
3aによって機械的に強制解錠可能に構成され錠作動部
3bと、この錠作動部3bを制御回路部2によって施錠
状態としたり解錠状態とした際、当該施解錠状態を検出
することのできる錠状態検出部3cと、さらに、前記被
施錠体1aの扉とか引出しといった扉等1eについて、
その開成状態と閉成状態とを検出する扉等状態検出部3
dとを備えている。
【0034】上記制御回路部2につき、これをCPUに
おける作業につき機能ブロック化した図1によって以下
詳記すると、前記の符号読込手段2aは符号入力部1の
前記ワンキー1bの入力操作により起動されて、ワンキ
ー信号1dを読み込み、当該符号読込手段2aの起動に
よりワンキー信号1dの入力回数を計数することになる
計回数手段2bと、桁計数手段2cと計時手段2dとが
動作を開始する。ここで、上記の計回数手段2bは、ワ
ンキー1bを例えば断続的に3回操作すれば、「3」を
計数し、当該ワンキー信号1dの入力回数によって
「3」なる番号としての符号が決定されることになる。
【0035】次に、上記桁計数手段2cは、上記の入力
符号が何度入力されて来たかの桁数を計数し、当該桁数
が所定桁値に達したとき、後述の通りの制御信号2e、
2f、2gを送信することになる。すなわち、前記の如
くワンキー1bを3回操作した後、2回操作し、さらに
1回操作すると、「321」なる三桁の符号が入力され
ることになる。
【0036】さらに、制御回路部2にあっては、前記計
回数手段2bの上記した入力符号を、各桁毎に記憶して
行く一時的記憶手段2hが備えられている。ここに記憶
された記憶符号は、上記した桁計数手段2cから送信さ
れる制御信号2eが入力されることによって転送される
ことになる。登録用記憶手段2iに送り込まれ、これに
記憶登録符号としての暗証番号(「321」)が登録さ
れることになるが、もちろん、この登録用記憶手段2i
に記憶登録符号が登録済みとなっていれば、当該転送に
よる登録はない。
【0037】次に、前記のようにして始動した計時手段
2dにつき説示すると、始動してからの時間経過が計時
され、所定の桁送り時間毎に計回数手段2bに入力され
たワンキー信号1dの回数を、当該各桁における入力符
号として、前記の如く一時的記憶手段2hに記憶させる
記憶指示信号2jを送信することになる。さらに、当該
計時手段2dは、これにより定められたタイムアウト時
間内に、ワンキー1bの操作が所定桁数に達しないか、
上記の桁送り時間経過後に初めてワンキー1bの操作が
なされたような場合には、計回数手段2bにおける計回
数内容と、一時的記憶手段2hの記憶内容を消去させる
記憶消去指示信号2kが送信され、制御回路部2を初期
化することになる。
【0038】さらに、計時手段2dからは続けて説示さ
れる各種の信号が、報知音制御手段2mに送信されるの
であり、これに前記の報知音発生部4が接続されてい
る。ここで、以上の構成をより理解し易くするため、ワ
ンキー1bによる入力操作の具体例を示すと、ワンキー
1bを前記の桁送り時間内に3回操作してしまい、当該
桁送り時間の経過を待つと、この時、計時手段2dから
入力回数確定信号2nが報知音制御手段2mに送信さ
れ、このことで、上記の報知音発生部4から桁送り報知
音が発せられる。これにより視力障害者にも、1桁目に
「3」なる符号が入力されたことを知ることができ、こ
の「3」は前記の如く計回数手段2bから一時的記憶手
段2hに1桁目として記憶されることになる。
【0039】次に、ワンキー1bを上記の如く2回操作
し、所定の桁送り時間の経過をまてば、2桁目の桁送り
報知音が聴取され一時的記憶手段に「2」が記憶され、
さらに、1回のワンキー操作を行うことで、同様に最終
桁目の完了を桁送り報知音で知り、一時的記憶手段2h
に所望の記憶符号を記憶することができる。
【0040】ところが、「321」を上記の如く入力さ
せたいのであるが、計時手段2dが予め定められたタイ
ムアウト時間内に、3桁までのワンキー操作が完結しな
かったときは、初期化するため、当該計時手段2dから
の記憶消去指示信号2kが、計回数手段2bと一時的記
憶手段2hに送信されるだけでなく、この際には、計時
手段2dから報知音制御手段2mに入力されるタイムア
ウト消去信号2pにより、報知音発生部4によるタイム
アウト消去報知音が鳴動し、所望の符号入力ができなか
ったことを、利用者に確知させることになる。
【0041】また、上記の場合にあって、例えば、
「3」のワンキー操作は完了して一時的記憶手段2hに
記憶されたが、次の2桁目にワンキー操作がなされず、
当該桁送り時間が徒過してしまった後、ワンキー操作が
なされたといった場合にも、計時手段からのタイムアウ
ト消去信号2pにより、タイムアウト報知音が発せられ
て初期化されることになる。
【0042】従って、前記した桁計数手段2cからの制
御信号2e、2f、2gは、前記の如き所定計時時間内
に所定桁値の符号が入力し終ったとき発信されるのであ
り、当該制御信号2fは次段の施解錠信号発生手段2q
に入力され、これにより施錠信号2rが、前記錠前機構
部3における錠作動部3bを、後説するソレノイドなど
により作動させる施錠することになり、かくして、暗証
番号等を登録用記憶手段2iに登録すると同時に錠作動
部3bを施錠して、被施錠体1aの扉等1eをロック状
態とすることになる。
【0043】さらに、制御回路部2には比較判断手段2
sが具備されており、この比較判断手段2sの一役割
は、扉等1eを解錠するため、前記の暗証番号登録時と
同様のワンキー操作で符号入力部1より、登録済である
暗証番号である記憶登録番号と同番号が入力され、これ
が一時的記憶手段2hにより記憶された際、当該記憶符
号と登録用記憶符号とが、この比較判断手段2sに入力
されて、両者が比較判断され、これらが合致したときの
判断信号2tを前記の施解錠信号発生手段2qに送信す
ることである。かくして、この施解錠信号発生手段2q
からの解錠信号2uにより、錠作動部3bが解錠される
ことになる。
【0044】また、比較判断手段2sは、前記の錠前機
構部3における錠状態検出部3cと、扉等状態検出部3
dから送信される施解錠検出信号3e、扉等開閉検出信
号3fを受信することによって、夫々錠作動部3bが施
錠状態であるのか解錠状態なのかを判断し、また被施錠
体1aの扉等1eが、開成状態なのか閉成状態なのかを
判断し、これにより、必要に応じ正常に作動していると
きは、施解錠確認信号、扉等開閉確認信号を、前記の報
知音制御手段2mに入力することで、報知音発生部4か
ら施解錠確認報知音を発音させる。
【0045】視力障害者にとっては、もちろん上記の如
き施解錠確認報知音を聴取することが望ましいが、何等
かの原因で施錠されなかったり、解錠されなかったりし
たとき、比較判断手段2sから報知音制御手段2mに施
解錠エラー信号が入力されて、これによる施解錠エラー
報知音を、報知音発生部4から聴取できることの方が必
要である。そして、さらに扉等状態検出部3dによって
扉や引出しなどが閉成しなかったり、開成しないことを
検じ、これに基づいて比較判断手段2sから扉等開閉エ
ラー信号が報知音制御手段2mに入力されて、報知音発
生部4により扉等開閉エラー信号を確認できることも望
ましい。
【0046】また、視力障害者にとって重要なことは、
前記の如く解錠のためのワンキー操作を行い、これによ
り入力された符号が登録済みの暗証番号と合致しなかっ
た場合の対応がなされているか否かである。本発明では
このような際にあって、比較判断手段が両者の不一致を
判断して符号違い確認信号を、報知音制御手段2mに送
信し、これにより報知音発生部4から符号不一致報知音
が発せられるようにしてある。そして、上記の解錠に際
して、実施されるワンキー1bの操作から始まる操作手
順は、前記した暗証番号等による符号入力時の内容と同
じであり、従って、前同様にして適時桁送り報知音、タ
イムアウト消去報知音が報知音発生部4から発せられる
ことになる。
【0047】尚、ここで、既知の如くマスターキー3a
を用いて扉等1eを強制解錠させた場合には、錠作動部
3bが解錠され、これにより錠状態検出部3cから強制
解錠検出信号3gが比較判断手段2sに入力され、当該
強制解錠状態が確認されることになる。
【0048】さらに、本願の請求項2にあっては、上記
の請求項1における構成に加えて、制御回路2の前記比
較判断手段2sを介して、符号消去手段2vが具備さ
れ、これには符号読込手段2aと登録用記憶手段2iと
が、以下のように関連して装設されている。すなわち、
ロッカー等の管理者がマスターキー3aによって、被施
錠体1aの所定箇所に設置したシリンダ錠などを操作
し、これにより錠作動部3bを強制解錠した場合には、
これを検知した錠状態検出部3cから強制解錠検出信号
3gが上記の比較判断手段2sに入力され、これによ
り、前記の符号消去手段2vに当該比較判断手段2sか
ら強制解錠信号2wが入力される。
【0049】しかし、この際符号消去手段2vに強制解
錠信号2wのみが送信されているだけであれば、符号消
去手段2vからの出力はなく、従って、登録用記憶手段
2iの登録済みである記情登録符号は消去されることは
ない。ところが、強制解錠信号2wだけでなく、前記符
号入力部1のワンキー1bを操作し、これにより当該任
意のワンキー符号1dが符号読込手段2aに読み込まれ
ているときは、当該符号入力を確認した符号消去手段2
vから登録符号消去手段2xが送信され、これにより、
登録用記憶手段2iの登録済みである暗証番号等は消去
される。
【0050】このように、マスターキー3aによる強制
解錠により、ワンキー1bを操作するか否かだけの簡易
な選択により、暗証番号等を選択的に消去し得ることに
なるが、何れにせよ強制解錠後にあって開成した扉等1
eを閉成してやれば、扉等状態検出部3dからの扉等開
閉検出信号3fが比較判断手段2sに入力され、これに
より自動制御信号2t′を受信した施解錠信号発生手段
2qから、施錠信号2rが送信されることで錠作動部3
bが施錠状態となる。
【0051】次に、図2によって請求項3に係る電池式
電子装置につき説示すると、ここでは、図1に示されて
いる錠状態検出部3cと扉等状態検出部3dとが、次の
如く構成されている。すなわち、錠状態検出部3cに
は、錠用二点スイッチ3iが用いられ、その3j、3
k、3mは、夫々錠用可動接片、解錠位置固定接点そし
て施錠位置固定接点を示しており、扉等状態検出部3d
の扉等用二点スイッチ3nは、扉等用可動接片3pと扉
等開成位置固定接点3qと扉等閉成位置固定接点3rと
を具備している。
【0052】そして、錠用可動接片3jと扉等用可動接
片3pは、何れもマイクロコンピュータ等のポートであ
る比較判断手段2sに接続されていると共に、一方の固
定接点、すなわち図示例にあっては、解錠位置固定接点
3kと扉等開成位置固定接点3qとは、前記制御回路2
における電池電源が抵抗Rを介して電源電位ライン3s
を介して、何れも接続されており、他方の固定接点、す
なわち図示例では、施錠位置固定接点3mと扉等閉成位
置固定接点3rとが、何れもアース3wによって接地さ
れている。
【0053】従って、上記の構成によるときは、錠作動
部3bに解錠信号2uが入力されることで解錠状態にな
った際、錠用可動接片3jが解錠位置固定接点3kに接
触すれば、電源電池が抵抗Rを介して電源電位ライン3
sより比較判断手段2sに印加され、このことで、解錠
されたことが確認されると共に、扉等1eが開成された
ときは、扉等用可動接片3pが扉等開成位置固定接点3
qに接触することで、比較判断手段2sに電池電源が抵
抗Rを介して印加されることとなり、扉等1eの開成が
確認される。
【0054】そして、上記とは逆に錠作動部3bに施錠
信号2rが入力されて施錠状態となったときには、錠用
可動接片3jが施錠位置固定接点3mに当接し、従っ
て、比較判断手段2sのポートはロウ電位となり、施錠
状態を確認することができると共に、扉等1eが閉扉状
態となったときには、扉等用可動接片3pが扉等閉成位
置固定接点3rに当接し、これまた比較判断手段2sの
ポートはロウ電位となって、扉等の閉成状態を確認する
ことができる。従って、上記の如き解錠、施錠そして扉
等の開成、閉成何れの場合にあっても、電池電源が抵抗
Rを介して接地されてしまい、これにより当該電池の寿
命が短くなったり、頻繁なメンテナンスを要するといっ
たことがなくなる。
【0055】上記の錠前機構部3としては、どのような
機械的構成のものを用いてもよいが、本発明の構成を理
解し易くするため、その一例を図5によって説示すると
以下の通りである。すなわち、扉等1eの裏側などに、
この錠前機構部3が固設されるが、今、当該扉等1eを
閉成させると、扉等閉成作動杆10が、図5(A)に示
す位置から、被施錠体1aに当接することにより、同上
図(A)のように矢印10Aの方向に、扉等復動スプリ
ング11の弾力に抗して変動する。
【0056】さらに、扉等1eから露呈された図示しな
いノブの操作で、回動自在としたロック回動板12が設
けられており、その一部にロック片13が、ピン12a
によって枢着されていると共に、当該ロック片13にお
ける先端部は、上記の扉等閉成作動杆10に設けられた
凹溝10Bに対して、ロック回動板12のピン12b
と、錠前機構部3の基盤3Aに設けられた固定ピン14
との間に張設されている回動用スプリング15の復原力
により、押当係止されている。
【0057】ここで、前記の如く扉等閉成作動杆10
が、矢印10Aの方向に変動することで、図5(A)に
おける扉等1eの開成状態から、図5(B)に示した閉
成状態となるのであるが、当該閉成により、ロック片1
3が扉等閉成作動杆10における通孔10Cの位置に配
装されることとなる。この結果回動用スプリング15の
発条力により、ロック回動板12が回動するから、ロッ
ク片13は上記通孔10Cを貫通して下動し、これによ
り前記の扉等状態検出部3dにおける扉等用二点スイッ
チ3nの扉等用可動接片3pを押動することになり、こ
のことで、扉等1eの閉成が確認し得る。
【0058】図5(B)は、上記のようにして扉等1e
が閉成され、かつ解錠状態にある場合を示しており、当
該状態にあっては、上記のロック回動板12に欠設され
ているロック溝12cに欠設されているロック溝12c
に対し、施錠プランジャー16の係止端16bが非係止
状態にあり、従って、ロック回動板12は、図示しない
ノブ操作により、自由に回動できる状態にある。すなわ
ち、当該解錠状態では、図示のソレノイド17が励磁さ
れていることから、施錠プランジャー16は、これに連
結されているソレノイドプランジャー17aによって、
下動状態に保持しているのであり、この際、当該ソレノ
イドプランジャー17aに被嵌した復帰用スプリング1
8は、停止ピン17bに押当して圧縮されている。
【0059】また、上記した図5(B)の扉等は閉成、
かつ解錠状態にあるときは、上記のソレノイドプランジ
ャー17aが、前記のように引き下げられているので、
その下端に曲成した作動端部16aが、前記した錠状態
検出部3cにおける錠用二点スイッチ3iの錠用可動接
片3jを押動しており、これによって解錠状態であるこ
とを確認し得ることとなる。なお、図中19は、前記の
ロック回動板12が、図5(A)の状態から同図(B)
の状態となった際、当該ロック回動板12に対するスト
ッパであり、これは、基盤3Aから突設されており、2
0は基盤3Aに固設された電池用収納ケースを示し、こ
れにより突設のガイド腕板16cによって、前記施錠プ
ランジャー16が、上下動自在に案内される。
【0060】次に、前記の如く施錠信号2rが錠作動部
3bに入力されることで、上記のソレノイド17に対す
る励磁が解かれると、復帰用スプリング18の復原力に
よって、ソレノイドプランジャー17aが復動し、これ
により施錠プランジャー16が上動するから、このこと
で、その係止端16bが、ロック溝12cに係止され、
ロック回動板12は、ノブの操作によって回動し得ない
図5(C)に示す如き施錠状態となる。このようにして
施錠状態となれば、施錠プランジャー16の作動端部1
6aが、錠用二点スイッチ3iから離間することになる
から、当該施錠状態となったことを、前記のように確認
し得ることになる。
【0061】また、前記の如くマスターキー3aの操作
で強制解錠を行いたいときは、図5に示す通り、これを
シリンダ錠21に差し込んで回動操作すれば、その強制
解錠ピン21aが回動することで、これが、施錠プラン
ジャー16の作動端部16aに押当して、これを引き下
すから、その係止端16bがロック溝12cから離脱し
て解錠状態となり、このことは錠用二点スイッチ3iが
検知することになる。扉等1eを開成させようとすると
きは、前記の図示しないノブの操作をすることで、ロッ
ク片13がロック回動板12の回動により引き上げら
れ、扉等復動スプリング11により、扉等閉成作動杆1
0が、図面にあって左方向へ復帰し、ロック片13は図
5(A)の如く前記の凹溝10Bに係止され、扉等1e
は開成状態となる。
【0062】
【発明の効果】本発明は以上のようにして構成されてい
るものであるから、請求項1によるときは、ワンキー操
作による符号入力部と、特に計回数手段、計時手段、桁
計数手段を設定するだけでなく、報知音制御手段等を具
備した制御回路部と、これに接続した報知音発生部と錠
前機構部とを設けるようにしたことにより、ワンキーを
何回か押動するといった簡易な手動操作を行うことで、
その都度暗証番号等の符号を登録したり解錠する際、桁
送り報知音とか、タイムアウト消去報知音、さらに、施
解錠エラー報知音、そして符号不一致報知音を、利用者
に聴取させることができ、このため視力障害者にも、上
記の如き各種の報知音を聞きわけることによって、安心
して施解錠の操作手順を、迅速に行うことができる。
【0063】次に請求項2の電子錠装置によるときは、
上記請求項1の効果に加えて、マスターキーによる強制
解錠を行うとき、当該強制解錠のみを行うことも、これ
と一緒に暗証番号等を消去して初期化することをも、選
択的に実施でき、しかも、初期化しようとするときに
は、マスターキーによる強制解錠操作時に、符号入力部
のワンキー操作を行うようにすればよいので、その操作
が簡易にして迅速に実施でき、数多くのロッカーなどに
つき、これを行う作業員の労力と時間とを、大幅に軽減
することが可能となる。
【0064】請求項3の電子錠装置では、その錠状態検
出部と扉等状態検出部とを、何れも二点スイッチを用い
て適切な回路構成としたので、施解錠や扉等の開閉状態
何れを検出する場合にも、制御回路部における電源電池
を、抵抗を介してアースに流すことがないので、電源電
池の寿命を長くでき、その交換作業に費す労力をも大幅
に削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る請求項1〜請求項2の電池式電子
錠装置を示した電気系ブロック図である。
【図2】同上請求項3の電池式電子錠装置を示す電気系
ブロック図である。
【図3】同上電子錠装置に用いられる符号入力部の操作
パネルにつき、その操作手順を示す正面説明図である。
【図4】同上電池式電子錠装置が用いられた机の斜視図
である。
【図5】請求項3に係る錠前機構部の参考例を示した機
械系構成を示し、(A)は扉等開成、解錠状態の平面説
明図、(B)は扉等閉成、解錠状態の平面説明図、
(C)は扉等閉成、施錠状態の平面説明図である。
【図6】従来の符号入力手段におけるワンキー操作パネ
ルの一例を示した正面略示図である。
【図7】(A)、(B)はロッカーに付された既往電子
錠装置の異種例を示した各部分側面略示図である。
【図8】従来の電子錠装置における扉状態検出部を示す
電気回路構成図である。
【符号の説明】
1 符号入力部 1a 被施錠体 1b ワンキー 1d ワンキー信号 1e 扉等 2 制御回路部 2a 符号読込手段 2b 計回数手段 2c 桁計数手段 2d 計時手段 2e 制御信号 2f 制御信号 2g 制御信号 2h 一時的記録手段 2i 登録用記憶手段 2j 記憶指示信号 2k 記憶消去指示信号 2m 報知音制御手段 2n 入力回数確定信号 2p タイムアウト消去信号 2q 施解錠信号発生手段 2r 施錠信号 2s 比較判断手段 2t 判断信号 2u 解錠信号 2v 符号消去手段 2w 強制解錠信号 2x 登録符号消去信号 3 錠前機構部 3a マスターキー 3b 錠作動部 3c 錠状態検出部 3d 扉等状態検出部 3e 施解錠検出信号 3f 扉等開閉検出信号 3g 強制解錠検出信号 3i 錠用二点スイッチ 3j 錠用可動接片 3k 解錠位置固定接点 3m 施錠位置固定接点 3n 扉等用二点スイッチ 3p 扉等用可動接片 3q 扉等開成位置固定接点 3r 扉等閉成位置固定接点 3s 電源電位ライン 4 報知音発生部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E05B 49/00 E05B 47/00 E05B 65/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被施錠体に露設され、ワンキーの手動操
    作により、所望操作回数だけ出力自在とした符号入力部
    と、これに結線の制御回路部と、この制御回路部に結線
    され外部からマスターキーにより機械的に強制解錠可能
    な錠作動部と、その施解錠状態を検出する錠状態検出部
    そして被施錠体の扉等につき、その開閉状態を検出する
    扉等状態検出部とを備えた錠前機構部とからなり、上記
    の制御回路部には、前記符号入力部の操作により起動さ
    れて、その出力であるワンキー信号を読み込む符号読込
    手段と、この符号読込手段からの上記ワンキー信号につ
    き、その入力回数を計数する計回数手段と、上記符号読
    込手段の起動により動作を開始して、上記ワンキー信号
    の入力回数により決められる入力符号が、何度入力され
    たかの桁数を計数、当該桁数が所定桁値に達したとき制
    御信号を出力する桁計数手段と、前記計回数手段の入力
    符号を各桁毎に記憶する一時的記憶手段と、上記桁計数
    手段からの制御信号により、一時的記憶手段の記憶符号
    が転送されて、無記憶状態の下で記憶登録される登録用
    記憶手段と、前記符号読込手段の起動により動作を開始
    して、所定の桁送り時間毎に計回数手段に入力されたワ
    ンキー信号の回数を、当該各桁における入力符号として
    一時的記憶手段に記憶させる記憶指示信号を送信すると
    共に、当該一時的記憶手段の記憶符号内容がタイムアウ
    ト時間内に、所定桁数に達しないか、前記桁送り時間の
    経過後に初めてワンキーの手動操作がなされたとき、前
    記計回数手段の計回数内容と一時的記憶手段の記憶内容
    を消去させるための記憶消去指示信号を送信する計時手
    段と、前記桁計数手段の制御信号により施錠信号を送出
    して、前記錠前機構部における錠作動部を施錠する施解
    錠信号発生手段と、同上桁計数手段の制御信号により、
    一時的記憶手段の記憶符号と登録用記憶手段の記憶登録
    符号との比較による両者合致の判断信号を、前記施解錠
    信号発生手段に入力させ、これにより施解錠信号発生手
    段から出力する解錠信号により、前記錠作動部を解錠さ
    せ、かつ錠前機構部における前記の錠状態検出部と扉等
    状態検出部から夫々送出される施解錠検出信号と扉等開
    閉検出信号が入力されて、錠作動部の施解錠作動と扉等
    の開閉状態とを判断する比較判断手段と、計時手段から
    は前記桁送り時間の経過によるワンキー信号の入力回数
    確定信号と、前記タイムアウト時間の経過か、桁送り時
    間経過後のワンキー手動操作によるタイムアウト消去信
    号とが入力され、前記比較判断手段からは、施解錠エラ
    ー信号、前記の一時的記憶手段の記憶符号と登録用記憶
    手段の記憶登録符号との比較による当該両者各桁の不一
    致による符号違い確認信号が夫々入力される報知音制御
    手段とを具備し、この報知音制御手段には、前記入力回
    数確定信号による桁送り報知音と、前記タイムアウト消
    去信号によるタイムアウト消去報告音と、前記施解錠エ
    ラー信号による施解錠エラー報知音と、前記符号違い確
    認信号による符号不一致報知音を発する報知音発生部が
    接続されていることを特徴とする電池式電子錠装置。
  2. 【請求項2】 被施錠体に露設され、ワンキーの手動操
    作により、所望操作回数だけ出力自在とした符号入力部
    と、これに結線の制御回路部と、この制御回路部に結線
    され外部からマスターキーにより機械的に強制解錠可能
    な錠作動部と、その施解錠状態を検出する錠状態検出部
    そして被施錠体の扉等につき、その開閉状態を検出する
    扉等状態検出部とを備えた錠前機構部とからなり、上記
    の制御回路部には、前記符号入力部の操作により起動さ
    れて、その出力であるワンキー信号を読み込む符号読込
    手段と、この符号読込手段からの上記ワンキー信号につ
    き、その入力回数を計数する計回数手段と、上記符号読
    込手段の起動により動作を開始して、上記ワンキー信号
    の入力回数により決められる入力符号が、何度入力され
    たかの桁数を計数、当該桁数が所定桁値に達したとき制
    御信号を出力する桁計数手段と、前記計回数手段の入力
    符号を各桁毎に記憶する一時的記憶手段と、上記桁計数
    手段からの制御信号により、一時的記憶手段の記憶符号
    が転送されて、無記憶状態の下で記憶登録される登録用
    記憶手段と、前記符号読込手段の起動により動作を開始
    して、所定の桁送り時間毎に計回数手段に入力されたワ
    ンキー信号の回数を、当該各桁における入力符号として
    一時的記憶手段に記憶させる記憶指示信号を送信すると
    共に、当該一時的記憶手段の記憶符号内容がタイムアウ
    ト時間内に、所定桁数に達しないか、前記桁送り時間の
    経過後に初めてワンキーの手動操作がなされたとき、前
    記計回数手段の計回数内容と一時的記憶手段の記憶内容
    を消去させるための記憶消去指示信号を送信する計時手
    段と、前記桁計数手段の制御信号により施錠信号を送出
    して、前記錠前機構部における錠作動部を施錠する施解
    錠信号発生手段と、同上桁計数手段の制御信号により、
    一時的記憶手段の記憶符号と登録用記憶手段の記憶登録
    符号との比較による両者合致の判断信号を、前記施解錠
    信号発生手段に入力させ、これにより施解錠信号発生手
    段から出力する解錠信号により、前記錠作動部を解錠さ
    せ、かつ錠前機構部における前記の錠状態検出部と扉等
    状態検出部から夫々送出される施解錠検出信号と扉等開
    閉検出信号が入力されて、錠作動部の施解錠作動と扉等
    の開閉状態とを判断する比較判断手段と、計時手段から
    は前記桁送り時間の経過によるワンキー信号の入力回数
    確定信号と、前記タイムアウト時間の経過か、桁送り時
    間経過後のワンキー手動操作によるタイムアウト消去信
    号とが入力され、前記比較判断手段からは、施解錠エラ
    ー信号、前記の一時的記憶手段の記憶符号と登録用記憶
    手段の記憶登録符号との比較による当該両者各桁の不一
    致による符号違い確認信号が夫々入力される報知音制御
    手段とを具備し、この報知音制御手段には、前記入力回
    数確定信号による桁送り報知音と、前記タイムアウト消
    去信号によるタイムアウト消去報告音と、前記施解錠エ
    ラー信号による施解錠エラー報知音と、前記符号違い確
    認信号による符号不一致報知音を発する報知音発生部が
    接続され、前記登録用記憶手段に記憶登録符号が登録済
    みであると共に扉等が閉成かつ施錠の状態にあって、錠
    作動部がマスターキーにより強制解錠され、これによる
    錠状態検出部からの強制解錠検出信号を受けた比較判断
    手段より、強制解錠信号が入力する符号消去手段とを具
    備し、当該符号消去手段が、上記強制解錠信号を受け、
    かつ符号入力手段のワンキー操作による符号入力の存在
    を符号読込手段によって確認することにより、登録用記
    憶手段に登録符号消去信号を入力させると共に、上記符
    号入力の不存在により登録用記憶手段の登録符号が消去
    されなかったとき、扉等状態検出部から扉等閉成検出信
    号が比較判断手段に送出されることで、当該比較判断手
    段が自動制御信号を施解錠信号発生手段に送信し、当該
    施解錠信号発生手段からの施錠信号により、錠作動部が
    施錠状態となるようにしたことを特徴とする電池式電子
    錠装置。
  3. 【請求項3】 被施錠体に露設され、ワンキーの手動操
    作により、所望操作回数だけ出力自在とした符号入力部
    と、これに結線の制御回路部と、この制御回路部に結線
    され外部からマスターキーにより機械的に強制解錠可能
    な錠作動部と、その施解錠状態を検出する錠状態検出部
    そして被施錠体の扉等につき、その開閉状態を検出する
    扉等状態検出部とを備えた錠前機構部とからなり、上記
    の制御回路部には、前記符号入力部の操作により起動さ
    れて、その出力であるワンキー信号を読み込む符号読込
    手段と、この符号読込手段からの上記ワンキー信号につ
    き、その入力回数を計数する計回数手段と、上記符号読
    込手段の起動により動作を開始して、上記ワンキー信号
    の入力回数により決められる入力符号が、何度入力され
    たかの桁数を計数、当該桁数が所定桁値に達したとき制
    御信号を出力する桁計数手段と、前記計回数手段の入力
    符号を各桁毎に記憶する一時的記憶手段と、上記桁計数
    手段からの制御信号により、一時的記憶手段の記憶符号
    が転送されて、無記憶状態の下で記憶登録される登録用
    記憶手段と、前記符号読込手段の起動により動作を開始
    して、所定の桁送り時間毎に計回数手段に入力されたワ
    ンキー信号の回数を、当該各桁における入力符号として
    一時的記憶手段に記憶させる記憶指示信号を送信すると
    共に、当該一時的記憶手段の記憶符号内容がタイムアウ
    ト時間内に、所定桁数に達しないか、前記桁送り時間の
    経過後に初めてワンキーの手動操作がなされたとき、前
    記計回数手段の計回数内容と一時的記憶手段の記憶内容
    を消去させるための記憶消去指示信号を送信する計時手
    段と、前記桁計数手段の制御信号により施錠信号を送出
    して、前記錠前機構部における錠作動部を施錠する施解
    錠信号発生手段と、同上桁計数手段の制御信号により、
    一時的記憶手段の記憶符号と登録用記憶手段の記憶登録
    符号との比較による両者合致の判断信号を、前記施解錠
    信号発生手段に入力させ、これにより施解錠信号発生手
    段から出力する解錠信号により、前記錠作動部を解錠さ
    せ、かつ錠前機構部における前記の錠状態検出部と扉等
    状態検出部から夫々送出される施解錠検出信号と扉等開
    閉検出信号が入力されて、錠作動部の施解錠作動と扉等
    の開閉状態とを判断する比較判断手段と、計時手段から
    は前記桁送り時間の経過によるワンキー信号の入力回数
    確定信号と、前記タイムアウト時間の経過か、桁送り時
    間経過後のワンキー手動操作によるタイムアウト消去信
    号とが入力され、前記比較判断手段からは、施解錠エラ
    ー信号、前記の一時的記憶手段の記憶符号と登録用記憶
    手段の記憶登録符号との比較による当該両者各桁の不一
    致による符号違い確認信号が夫々入力される報知音制御
    手段とを具備し、この報知音制御手段には、前記入力回
    数確定信号による桁送り報知音と、前記タイムアウト消
    去信号によるタイムアウト消去報告音と、前記施解錠エ
    ラー信号による施解錠エラー報知音と、前記符号違い確
    認信号による符号不一致報知音を発する報知音発生部が
    接続されるようにし、さらに、前記の錠状態検出手段と
    扉等状態検出手段とが、夫々錠用可動接片と解錠位置固
    定接点および施錠位置固定接点とによる錠用二点スイッ
    チと、扉等用可動接片と扉等開成位置固定接点および扉
    等閉成位置固定接点とによる扉等用二点スイッチにより
    構成され、上記の錠用可動接片と扉等用可動接片は前記
    制御回路部の比較判断手段に接続され、錠用二点スイッ
    チと扉等用二点スイッチにおける一方の上記各一方の固
    定接点は接地され、各他方の固定接点は制御回路部の電
    池による電源電位ラインに接続されていることを特徴と
    する電池式電子錠装置。
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