JP2921438B2 - ヒューズホルダ - Google Patents

ヒューズホルダ

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JP2921438B2 JP15288495A JP15288495A JP2921438B2 JP 2921438 B2 JP2921438 B2 JP 2921438B2 JP 15288495 A JP15288495 A JP 15288495A JP 15288495 A JP15288495 A JP 15288495A JP 2921438 B2 JP2921438 B2 JP 2921438B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器に直流又は交
流を供給するコードの中間に設けられるヒューズホルダ
に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のヒューズホルダの構成を示
す断面図である。図4において、この例は、電子機器の
直流(DC)供給端とDC電源直流出力端との間を接続
するためのコード1a,1bの端部にヒューズホルダ2
が配置されている。このヒューズホルダ2には管ヒュー
ズ3が内蔵される。ヒューズホルダ2は、例えば、透明
のプラスチック成形で作成され、ねじ又は凹凸嵌め込み
によって着脱可能に構成される筒状かつ袋状のホルダ部
材2a,2bを有している。ホルダ部材2aの端部に貫
通孔4aが形成されており、この貫通孔4aにコード1
aに挿通されている。そしてコード1aに押圧に対して
弾性を有するコイルスプリング5が挿通され、かつ、コ
ード1aの端部に金属円盤の接触端子6aが半田付けさ
れている。この場合、接触端子6aの直径がコイルスプ
リング5の直径より大きく、コイルスプリング5が接触
端子6aが抜け出ないようになっていると共に、接触端
子6aで管ヒューズ3の端部(電極)に接触かつ押圧す
るようになっている。ホルダ部材2bにも、その端部に
貫通孔4bが形成されており、この貫通孔4bにコード
1bが挿通されている。そしてコード1bの端部に金属
円盤の接触端子6bが半田付けされている。
【0003】以上のように構成されたヒューズホルダに
ついて、以下にその機能について説明する。
【0004】ホルダ部材2a内にコイルスプリング5及
び接触端子6aを収納する。さらに、ホルダ部材2b内
にも接触端子6bを収納する。そして、ホルダ部材2a
内に管ヒューズ3を内蔵し、ホルダ部材2a,2bを図
示しないねじ又は凹凸嵌め込みによって接続(固定)す
る。これによってヒューズホルダ2内の接触端子6a,
6b間に管ヒューズ3が配置される。この場合、管ヒュ
ーズ3の電極に接触端子6a,6bが接触し、かつ、コ
イルスプリング5の弾性で押圧されて、管ヒューズ3の
電極に接触端子6a,6bが確実かつ安定に電気的接触
して保持される。このように上記従来例のヒューズホル
ダでもヒューズホルダ2内に管ヒューズ3を安定かつ確
実に保持できるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
のヒューズホルダでは、ホルダ部材2a,2bを離間さ
せた状態では、ホルダ部材2aからコード1a、コイル
スプリング5及び接触端子6aが飛び出してしまう。同
様にホルダ部材2bからもコード2b及び接触端子6b
が飛び出してしまい、接触端子6a,6bが、当該ヒュ
ーズホルダを設ける電子機器の金属部分に接触して、短
絡が生じてしまうことがある。換言すれば管ヒューズ3
を内蔵する際の作業性が悪いという欠点がある。
【0006】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、内部のコード、コイルスプリング及び接
触端子などが飛び出すことなく、管ヒューズの未内蔵時
に短絡が発生せずに、その作業性が向上する優れたヒュ
ーズホルダの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のヒューズホルダは、着脱可能に構成
される第1及び第2ホルダ部材内に管ヒューズを内蔵す
るヒューズホルダであり、第1のホルダ部材は、貫通孔
から挿通されたコードに管ヒューズを押圧するためのコ
イルスプリングが挿通され、かつ、コード端部に第1の
接触端子が接続されると共に、管ヒューズが自在に挿通
し、かつ、第1の接触端子が抜け出ないように当接する
第1の突起が設けられると共に、第2のホルダ部材は貫
通孔から挿通されたコードに第2の接触端子が接続さ
れ、かつ、第2の接触端子が抜け出ないよう当接する第
2の突起が設けられる構成である。
【0008】請求項2記載のヒューズホルダは、前記第
1及び第2ホルダ部材がプラスチック成形で作成される
と共に、第1及び第2の突起が第1及び第2ホルダ部材
をプラスチック成形する際に一体的に設けられる構成で
ある。
【0009】請求項3記載のヒューズホルダは、前記第
1及び第2の突起としてリング部材を用い、このリング
部材を第1及び第2ホルダ部材の内部に挿入かつ固定す
る構成としている。
【0010】
【作用】したがって、本発明によれば、第1及び第2の
ホルダ部材を接続し、かつ、第1及び第2の接触端子間
に管ヒューズ13を配置する。第1及び第2のホルダ部
材を離間した状態では、第1及び第2ホルダ部材をプラ
スチック成形する際に一体的に設けた第1及び第2の突
起に第1及び第2の接触端子が当接する。又は、リング
部材を第1及び第2ホルダ部材の内部に固定した第1及
び第2の突起に第1及び第2の接触端子が当接し、コー
ド、コイルスプリング及び第1及び第2の接触端子が第
1及び第2のホルダ部材から飛び出さなくなる。したが
って、管ヒューズの未内蔵時に、飛び出した第1及び第
2の接触端子が当該ヒューズホルダを設ける電子機器の
金属部分に接触しなくなり、短絡が生じることなく、管
ヒューズを内蔵する際の作業性が向上する。
【0011】
【実施例】以下、本発明のヒューズホルダの実施例を図
面を参照して詳細に説明する。
【0012】図1は本発明のヒューズホルダの実施例に
おける構成を示す断面図である。図1において、電子機
器の直流(DC)供給端とDC電源の直流出力端との間
を接続するためのコード11a,11bの端部にヒュー
ズホルダ12が配置されている。このヒューズホルダ1
2には管ヒューズ13が内蔵される。ヒューズホルダ1
2は、例えば、透明のプラスチック成形で作成され、ね
じ又は凹凸嵌め込みによって着脱可能に構成される筒状
かつ袋状のホルダ部材12a,12bを有している。ホ
ルダ部材12aは端部に貫通孔14aが形成されてお
り、この貫通孔14aにコード11aに挿通されてい
る。そしてコード11aに押圧に対して弾性を有するコ
イルスプリング15が挿通され、かつ、コード11aの
端部に金属円盤である接触端子16aが半田付けされて
いる。この場合、接触端子16aの直径がコイルスプリ
ング15の直径より大きく、コイルスプリング15が接
触端子16aから抜け出ないようになっていると共に、
以降で説明するように接触端子16aが管ヒューズ13
の端部(電極)に接触かつ押圧するようになっている。
ホルダ部材12bにも、その端部に貫通孔14bが形成
されており、この貫通孔14aにコード11bが挿通さ
れている。そしてコード11bの端部に金属円盤の接触
端子16bが半田付けされている。また、ホルダ部材1
2aの内部には、管ヒューズ13が自在に通過し、か
つ、接触端子16aが管ヒューズ13を挿入する開口部
方向に飛び出さないようにするための三角形状の突起部
18a,18bが設けられている。同様にホルダ部材1
2bの内部にも、管ヒューズ13が自在に通過し、か
つ、接触端子16bが管ヒューズ13を挿入する開口部
方向に飛び出さないようにするための三角形状の突起部
19a,19bが設けられている。このホルダ部材12
aの内部に設けられる突起部18a,18bは、図に示
すように対向する位置に二つを設けるようにしても良い
し、リング状に設けても良い。この突起部18a,18
bは二つを設けた場合には、ホルダ部材12aをプラス
チック成形する際に一体的に形成する。
【0013】この場合、後加工でコイルスプリング15
をホルダ部材12aにおける、管ヒューズ13を挿入す
る開口部から突起部18a,18bの奥(貫通孔14a
方向)に挿入し、さらに、コード11aを貫通孔14a
からコイルスプリング15を通して内部に引き込んで開
口部から突出させる。この後、コード11a端に接触端
子16aを半田付けする。そして、接触端子16aを斜
めに倒して、突起部18a,18b間を挿通させて、そ
の組み立てを行う。なお、ホルダ部材12bも同様にし
て組み立てる。
【0014】なお、突起部18a,18bをリング状に
設けた場合は、接触端子16aを斜めに倒して、突起部
18a,18b間を挿通させることが出来ない。したが
って、ホルダ部材12a,12bを、それぞれ半円状に
二分割してプラスチック成形し、この中にコイルスプリ
ング15、コード11a及び接触端子16aを収納した
後に、高周波溶着などで完成させる。また、なお、ホル
ダ部材12bも同様にして組み立てる。他の方法とし
て、ホルダ部材12a,12bを二つの筒状体に構成
し、高周波溶着又はねじ又は凹凸嵌め込みで、一つずつ
のホルダ部材12a,12bを完成させるようにしても
良い。
【0015】図2はホルダ部材12aの他の構成例を示
す断面図である。図2において、この例では、ホルダ部
材12aに突起部18a,18bを設けず、ホルダ部材
12a内にコイルスプリング15、コード11a及び接
触端子16aを収納した後に、管ヒューズ13が自在に
通過するオーリング部材20を圧入、接着剤による接
着、高周波溶着等によって固定している。
【0016】次に、この実施例の構成における機能につ
いて説明する。図3は、ヒューズホルダ12に管ヒュー
ズ13を内蔵した状態を示す断面図である。図3におい
て、ホルダ部材12a内にコイルスプリング15及び接
触端子16aを収納する。さらに、ホルダ部材12b内
にも接触端子16bを収納する。そして、ホルダ部材1
2a内に管ヒューズ13を内蔵し、ホルダ部材12a,
12bを図示しないねじ又は凹凸嵌め込みによって接続
(固定)する。これによってヒューズホルダ12内の接
触端子16a,16b間に管ヒューズ13が配置され
る。この場合、管ヒューズ13の両端電極に接触端子1
6a,16bがそれぞれに接触し、かつ、コイルスプリ
ング15の弾性で押圧されて、管ヒューズ13の電極に
接触端子16a,16bが確実かつ安定に電気的接触し
て保持される。そして、ヒューズホルダ12に管ヒュー
ズ13を内蔵していない場合、すなわち、ホルダ部材1
2a,12bが離間した状態では、ホルダ部材12aの
突起部18a,18bに接触端子16aが当接している
ため、ホルダ部材12a内のコード11a、コイルスプ
リング15及び接触端子16aが飛び出さなくなる。同
様にホルダ部材12bからもコード11b及び接触端子
16bが飛び出さなくなる。したがって、接触端子16
a,16bが、当該ヒューズホルダ12を設ける電子機
器の金属部分に接触しなくなり、短絡が生じなくなる。
すなわち、管ヒューズ13を内蔵する際の作業性が向上
する。
【0017】
【発明の効果】本発明は、上記実施例より明らかなよう
に、第1及び第2のホルダ部材を離間した状態では、第
1及び第2ホルダ部材内の第1及び第2の突起に第1及
び第2の接触端子が当接して、コード、コイルスプリン
グ及び第1及び第2の接触端子が第1及び第2のホルダ
部材から飛び出さなくなるため、管ヒューズの未内蔵時
に、飛び出した第1及び第2の接触端子が当該ヒューズ
ホルダを設ける電子機器の金属部分に接触しなくなり、
短絡が生じなくなる。換言すれば、管ヒューズを内蔵す
る際の作業性が向上するという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のヒューズホルダの実施例における構成
を示す断面図
【図2】実施例にあってホルダ部材の他の構成例を示す
断面図
【図3】実施例にあってヒューズホルダに管ヒューズを
内蔵した状態を示す断面図
【図4】従来のヒューズホルダの構成を示す断面図
【符号の説明】 11a,11b コード 12 ヒューズホルダ 13 管ヒューズ 12a,12b ホルダ部材 14a,14b 貫通孔 15 コイルスプリング 16a,16b 接触端子 18a,18b,19a,19b 突起部 20 オーリング部材

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着脱可能に構成される第1及び第2ホル
    ダ部材内に管ヒューズを内蔵するヒューズホルダであ
    り、前記第1のホルダ部材は、貫通孔から挿通されたコ
    ードに前記管ヒューズを押圧するためのコイルスプリン
    グが挿通され、かつ、コード端部に第1の接触端子が接
    続されると共に、前記管ヒューズが自在に挿通し、か
    つ、前記第1の接触端子が抜け出ないように当接する第
    1の突起が設けられると共に、前記第2のホルダ部材は
    貫通孔から挿通されたコードに第2の接触端子が接続さ
    れ、かつ、前記第2の接触端子が抜け出ないよう当接す
    る第2の突起が設けられることを特徴とするヒューズホ
    ルダ。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2ホルダ部材がプラスチ
    ック成形で作成されると共に、第1及び第2の突起が第
    1及び第2ホルダ部材をプラスチック成形する際に一体
    的に設けられることを特徴とする請求項1記載のヒュー
    ズホルダ。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2の突起としてリング部
    材を用い、このリング部材を第1及び第2ホルダ部材の
    内部に挿入かつ固定することを特徴とする請求項1記載
    のヒューズホルダ。
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