JP2001307810A - スプリング式コネクタ - Google Patents

スプリング式コネクタ

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JP2001307810A
JP2001307810A JP2000122546A JP2000122546A JP2001307810A JP 2001307810 A JP2001307810 A JP 2001307810A JP 2000122546 A JP2000122546 A JP 2000122546A JP 2000122546 A JP2000122546 A JP 2000122546A JP 2001307810 A JP2001307810 A JP 2001307810A
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JP
Japan
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spring
insulating body
type connector
contact
insulation body
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Pending
Application number
JP2000122546A
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English (en)
Inventor
Hajime Nakada
一 中田
Koji Matsuoka
康志 松岡
Takemi Furuya
武美 古谷
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FURUYA MOLD Ltd
Hosiden Corp
Original Assignee
FURUYA MOLD Ltd
Hosiden Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低価格化を図る。 【解決手段】 貫通孔22が配列形成された絶縁ボディ
21と、貫通孔22の小径部22aと大径部22bとが
なす段部22cに当接して抜け止めされるフランジ部2
3aを有し、貫通孔22に挿入されて先端が絶縁ボディ
21の一面21aより突出されるコンタクトピン23
と、大径部22bに圧入されて一端側コンタクト部が絶
縁ボディ21の他面21bより突出される導通スリーブ
24と、導通スリーブ24内に収容されてコンタクトピ
ン23を押圧するコイルスプリング26とよりなるもの
とする。スプリングコンタクトを一本一本組み立てた後
にそれらを絶縁ボディに組み込む従来の構造と異なり、
スプリングコンタクトを構成する部品を直接絶縁ボディ
に組み込む構造のため、工数を大幅に削減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は例えば携帯電話
機、リモコン、AV機器、OA機器などの電子機器にお
ける回路基板間あるいは回路基板とバッテリー端子間な
どの電気的接続に使用するスプリング式コネクタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種のスプリング式コネクタの従来構
造例を図5に示す。この図5に示したスプリング式コネ
クタは4ピンタイプのもので合成樹脂製の絶縁ボディ1
1に4本のスプリングコンタクト12が保持されたもの
となっている。各スプリングコンタクト12は図5Cに
示したように、一端側が閉塞された導通スリーブ13と
コンタクトピン14とコイルスプリング15とによって
構成されており、これらは導通スリーブ13内にコイル
スプリング15を挿入し、さらにコンタクトピン14を
挿入して、導通スリーブ13の開放端部分を図に示した
ように内側へかしめることによって組み立てられる。
【0003】コンタクトピン14はそのフランジ部14
aが導通スリーブ13のかしめ部13aによって抜け止
めされることにより、導通スリーブ13にその軸方向に
摺動自在に保持されると共に、先端部14bがかしめ部
13aより外側に突出され、さらにコイルスプリング1
5によってかしめ部13aから突出する方向に押圧され
ている。上記のような構造とされたスプリングコンタク
ト12は絶縁ボディ11に配列形成された貫通孔16に
それぞれ圧入されることによって絶縁ボディ11に取り
付けられ、コンタクトピン14の先端部14bが絶縁ボ
ディ11の一面より突出され、導通スリーブ13の閉塞
端側が絶縁ボディ11の他面より突出されて、コンタク
ト部がそれぞれ形成されるものとなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のスプリング式コネクタにおける組み立ては、まずスプ
リングコンタクト12を一本一本組み立てた後に、それ
らを一本一本絶縁ボディ11の貫通孔16に圧入するも
のとなっており、組み立てが面倒で工数がかかり、その
分組み立てコストがかかるものとなっていた。この発明
の目的はこの問題に鑑み、組み立てが簡易で工数の削減
を図ることができ、よって安価に構成できるようにした
スプリング式コネクタを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、一面側開口部が小径とされた貫通孔が配列形成され
た絶縁ボディと、上記小径部と、それに続く大径部とが
なす段部に当接して抜け止めされるフランジ部を有し、
上記貫通孔に挿入されて先端部が上記一面より突出され
たコンタクトピンと、上記大径部に圧入されて一端側コ
ンタクト部が絶縁ボディの他面より突出された導通スリ
ーブと、その導通スリーブ内に収容されてコンタクトピ
ンを上記一面より突出する方向に押圧するコイルスプリ
ングとよりなるものとされる。
【0006】請求項2の発明では請求項1の発明におい
て、絶縁ボディの一側面に連結用突起が形成され、その
連結用突起と係合する形状とされた連結用凹部が絶縁ボ
ディの他側面に形成される。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面を参
照して実施例により説明する。図1はこの発明の一実施
例を示したものであり、図2はそれを各部に分解して示
したものである。なお、この例ではスプリング式コネク
タ20は4ピンタイプのものとなっているが、図2にお
いてはそのうちの1ピンを構成する部品と絶縁ボディと
を示し、重複するピン部品の図示は省略している。
【0008】まず、各部の構造について説明する。略直
方体状をなす絶縁ボディ21は例えばPPS樹脂等の合
成樹脂製とされ、4つの貫通孔22が図2に示したよう
に配列形成されたものとされる。各貫通孔22は図1に
示したように絶縁ボディ21の一面21a側の開口部が
小径とされ、この小径部22aと、これに続く大径部2
2bとよりなるものとされる。コンタクトピン23はそ
の径が貫通孔22の小径部22aよりわずかに小とされ
ており、一端は球面形状をなすものとされ、他端側には
フランジ部23aが設けられている。コンタクトピン2
3は例えば黄銅材によって形成され、良好な導通接触性
能を得るべく、金メッキが施されたものとされる。
【0009】導通スリーブ24は一端が開放された円筒
容器状をなし、その開放端縁は絞り加工によって生じる
カエリ24aによりわずかに拡径された状態となってい
る。導通スリーブ24も例えば黄銅材によって形成され
て金メッキが施されたものとされる。なお、メッキ時の
液残りを防止すべく、底面部分には孔25が設けられて
いる。コイルスプリング26は例えばピアノ線によって
形成され、このコイルスプリング26も金メッキが施さ
れたものとなっている。
【0010】次に、これら各部の組み立てについて、順
を追って説明する。 (1)まず、絶縁ボディ21を図2に示したように、そ
の一面21aが下側になるようにして、各貫通孔22
に、その大径部22b側からコンタクトピン23を挿入
する。コンタクトピン23はそのフランジ部23aが貫
通孔22の小径部22aと大径部22bとがなす段部2
2cに当接して抜け止めされ、先端が球面状とされた先
端側部分が絶縁ボディ21の一面21aよりそれぞれ突
出される。
【0011】(2)次に、各貫通孔22にコイルスプリ
ング26を挿入する。コイルスプリング26の内端はコ
ンタクトピン23のフランジ部23aに当接する。 (3)最後に、導通スリーブ24を各貫通孔22の大径
部22bに圧入する。導通スリーブ24はそのカエリ2
4aにより抜け止めされて図1Cに示したように大径部
22bに嵌合固定され、これによりスプリング式コネク
タ20が完成する。
【0012】コイルスプリング26は導通スリーブ24
内に収容されて、所要量圧縮され、このコイルスプリン
グ26によってコンタクトピン23は一面21aより突
出する方向に押圧されている。なお、導通スリーブ24
の一端側(底面側)は絶縁ボディ21の他面21bより
突出されてコンタクト部が形成される。このように、こ
の例によればスプリングコンタクトを構成する部品、即
ちコンタクトピン23,コイルスプリング26及び導通
スリーブ24を直接絶縁ボディ21に組み込む構造とな
っており、その点でスプリングコンタクトを予め一本一
本組み立てた後に、それらを絶縁ボディに組み込んでい
く構造の従来のスプリング式コネクタに比し、組み立て
が簡易で組み立て工数を大幅に削減できるものとなって
いる。
【0013】図3は上記のようなスプリング式コネクタ
の使用状態の一例として、携帯電話機31の電源コネク
タとして使用されている状態を示したものであり、この
例ではスプリング式コネクタ32は2ピンタイプとさ
れ、その導通スリーブ24(図示せず)の突出コンタク
ト部がプリント配線板33にハンダ付けされて表面実装
されている。図中、34はバッテリーを示す。図1及び
2ではスプリング式コネクタ20を4ピン構造として示
しているが、ピン数(極数)は用途に応じて適宜選定さ
れる。
【0014】図4はピン数を容易に増加することができ
るように、連結機構を設けた例を示したものであり、こ
の例では絶縁ボディ21の一側面に連結用突起41が形
成され、これと反対側の他側面に連結用凹部42が形成
される。これら連結用突起41と連結用凹部42とは互
いに係合する形状とされており、連結用突起41を連結
用凹部42に嵌め込んでスプリング式コネクタ20を順
次連結していくことにより、8ピン、12ピン、16ピ
ン、・・・といったピン数のものを簡単に構成できるも
のとなっている。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
コンタクトピン、コイルスプリング及び導通スリーブを
絶縁ボディに順次組み込むことによってスプリング式コ
ネクタを構成することができ、つまりスプリングコンタ
クトを構成する部品を直接絶縁ボディに組み込んでいく
構造のため、スプリングコンタクトを予め一本一本組み
立てた後に、それらを絶縁ボディに組み込んでいた従来
のスプリング式コネクタに比し、組み立てが簡易で、組
み立て工数を大幅に削減することができる。よって、そ
の分安価に構成することができる。
【0016】なお、コンタクトピン、コイルスプリング
及び導通スリーブの組み込みは絶縁ボディの貫通孔にコ
ンタクトピン及びコイルスプリングを順次落とし込み、
さらに導通スリーブを同じ方向(上方)から圧入するこ
とによって行えるため、組立の自動化を図ることがで
き、さらに低価格が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】Aはこの発明の一実施例を示す平面図、Bはそ
の正面図、Cはその断面図。
【図2】一部省略した図1の分解斜視図。
【図3】スプリング式コネクタの使用状態の一例を示す
図。
【図4】Aは請求項2の発明の一実施例を示す平面図、
Bはその正面図。
【図5】Aは従来のスプリング式コネクタを示す平面
図、Bはその部分断面図、Cはそのスプリングコンタク
トの断面図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松岡 康志 宮城県玉造郡岩出山町下山里字下真山佐野 19 ホシデン東北株式会社内 (72)発明者 古谷 武美 秋田県大曲市角間川町字中木内244−1 有限会社フルヤモールド内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一面側開口部が小径とされた貫通孔が配
    列形成された絶縁ボディと、 上記小径部と、それに続く大径部とがなす段部に当接し
    て抜け止めされるフランジ部を有し、上記貫通孔に挿入
    されて先端が上記一面より突出されたコンタクトピン
    と、 上記大径部に圧入されて一端側コンタクト部が上記絶縁
    ボディの他面より突出された導通スリーブと、 その導通スリーブ内に収容されて上記コンタクトピンを
    上記一面より突出する方向に押圧するコイルスプリング
    とよりなることを特徴とするスプリング式コネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のスプリング式コネクタに
    おいて、 上記絶縁ボディの一側面に連結用突起が形成され、 その連結用突起と係合する形状とされた連結用凹部が上
    記絶縁ボディの他側面に形成されていることを特徴とす
    るスプリング式コネクタ。
JP2000122546A 2000-04-24 2000-04-24 スプリング式コネクタ Pending JP2001307810A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012064549A (ja) * 2010-09-17 2012-03-29 Smk Corp スプリングコネクタ
CN117748221A (zh) * 2024-02-19 2024-03-22 成都航空职业技术学院 一种电子产品接口快速拆装结构

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