JP2921172B2 - 部品管理システム - Google Patents

部品管理システム

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JP2921172B2
JP2921172B2 JP12971191A JP12971191A JP2921172B2 JP 2921172 B2 JP2921172 B2 JP 2921172B2 JP 12971191 A JP12971191 A JP 12971191A JP 12971191 A JP12971191 A JP 12971191A JP 2921172 B2 JP2921172 B2 JP 2921172B2
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • General Factory Administration (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は製品を構成する部品を該
当製品別に効率良く収納し、迅速に搬出ができるように
した部品管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、部品を収納管理する倉庫は次の様
な手順で管理されていた。即ち、一回の生産を行う単位
が製品の機種毎である場合を例とすると、外部から別々
に納入される部品に取り付けられているバーコード等の
識別子を作業者がバーコードリーダ等で検出することに
より、その部品の種類とその部品を使用する製品の機種
を読み取り、これがコンピュータによって記憶される。
この後、部品はコンピュータによって指示された収納位
置に搬送台車によって運ばれ収納される。従ってコンピ
ュータは納入される部品の種類、使用する製品の機種、
および収納位置の3つの要素によって部品を管理してい
る。そして、工場から部品取り寄せの依頼があると、作
業者がコンピュータに製品の機種を指定する。これによ
ってコンピュータは、この製品に使用する部品を検索
し、これらの部品が収納されている収納位置を割り出
し、搬送台車によりこの収納位置から部品を搬送位置に
順次取り出す。このように順次取り出される部品を作業
者は指定製品に該当する正しい製品か否かを確認しなが
らが該当製品のキットとして1つにまとめ必要な部品が
全て揃うとこのキットを工場へ搬出する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したような部品管
理システムでは、1つの製品の機種が例えば100の部
品より成り立っている場合、100個の収納位置が必要
であるとともに100個の収納位置を記憶しなければな
らない。この様なシステムは、少ない種類の製品を多数
生産する工場では特に問題視されなかったが、今日のよ
うに多い種類の製品を少数生産する場合は、多数の製品
に対する多数の部品収納位置が必要であるばかりか、部
品収納位置の管理が煩雑になるという問題点があった。
【0004】また、従来の部品管理システムは、工場か
ら部品取り寄せの依頼があってから、部品を集めて該当
製品のキットとして1つにまとめ工場へ搬出するため、
工場への迅速な出荷を行うことができないという問題点
があった。本発明は以上の問題点を解決するためになさ
れたものであり、多品種少量生産に適合した迅速な出荷
作業が可能な部品管理システムを提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した目的を
達成する手段として、部品が納入される入荷コンベア
と、納入された部品を収納する複数の収納位置を有する
自動倉庫と、部品を出荷する出荷コンベアと、これらの
3つの要素間を巡回する搬送台車を備え、納入された部
品を順次収納管理する部品管理システムにおいて、前記
搬送台車の軌道に隣接して設けられ取り出し側コンベア
と積み増し側コンベアの少なくとも2つのコンベアが隣
接したキット化ステーションと、前記入荷コンベアから
入荷した部品がその使用製品の生産単位について初めて
納入されたものであるか否かを判別する部品判別手段
と、この部品判別手段により判別された部品が初めて納
入されたものならばその部品を直接自動倉庫へ前記搬送
台車によって搬送し2度目以降の納入部品ならば前記キ
ット化ステーションの前記取り出し側コンベアへ前記搬
送台車によって搬送する搬送選別手段と、前記自動倉庫
に搬送された部品の使用製品の生産単位名、部品の種
類、および部品の前記自動倉庫における収納位置の3つ
の情報を1組として記憶する部品記憶手段と、前記部品
判別手段により2度目以降の納入部品と判別された部品
の使用製品の生産単位名から部品記憶手段に記憶されて
いる同一使用製品の生産単位名の部品が収納されている
収納位置を割り出しこの部品を前記自動倉庫から取り出
して搬送台車により前記キット化ステーションの前記積
み増し側コンベアに搬送する積み増し部品搬送手段と、
前記キット化ステーションの前記取り出し側コンベアと
前記積み増し側コンベアに搬送されたそれぞれの部品を
1つにまとめて箱づめした後このまとめられた部品を前
記部品記憶手段が記憶した収納位置に再び収納する部品
再収納手段とを備えたものである。
【0006】
【作用】入荷コンベアに入荷した部品は、部品判別手段
によりこの部品が使用製品の生産単位について初めて納
入されたものであるか否かを判別され、搬送選別手段は
この部品が初めて納入されたものならば直接自動倉庫へ
収納し、2度目以降の納入部品ならばキット化ステーシ
ョンの取り出し側コンベアに搬送する。自動倉庫に搬送
された部品は部品記憶手段によって、使用製品の生産単
位名、部品の種類、およびこの部品の前記自動倉庫にお
ける収納位置の3つの情報を1組として記憶される。一
方、2度目以降の部品が納入された場合には、積み増し
部品搬送手段がこの情報を基に以前に収納された同一使
用製品の部品を自動倉庫から取り出して搬送台車により
キット化ステーションの積み増し側コンベアに搬送す
る。こうして現在納入された2度目以降の納入部品は取
り出し側コンベアに搬送され、以前に納入された同一生
産単位名の部品は積み増し側コンベアに搬送される。こ
こで2つの部品は作業者によって1つにまとめられ、部
品再収納手段により再び自動倉庫に収納される。
【0007】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。図1、図2に示すように本実施例の部品管理シス
テムは主に入荷ステーション1、キット化ステーション
5、出荷ステーション8、部品収納ステーション7(自
動倉庫)およびこれらの要素間を巡回する搬送台車4か
らなっている。以下これらの主要部それぞれについて説
明する。
【0008】入荷ステーション1は3個の入荷コンベア
1a、検査部1bとこれらを連結するとともに部品を搬
送台車4に載置する搬送コンベア1cからなっている。
検査部1bには部品検査用のパーソナルコンピュータ6
0と、これに接続された磁気カード読み取り機61とバ
ーコードリーダ62からなっている。キット化ステーシ
ョン5は図3にも詳細が示されるようにコの字に連結さ
れた取り出し側コンベア70と積み増し側コンベア71
が隣接して構成され、この2つのコンベアは、それぞれ
矢印72,73に示されるように、各コンベアの搬入端
70a,71aから搬入された2つの部品がキット化ス
テーション5の中央で出会うように、搬出端70b,7
1bがキット化ステーション5の中央に配置されてい
る。このキット化ステーション5の中央近傍には、確認
用パーソナルコンピュータ79と、これに接続された磁
気カード読み取り機78とバーコードリーダ74が設置
されている。
【0009】出荷ステーション8は搬入用コンベア80
と、これに連結される3つの出荷用コンベア81と、キ
ット化ステーション5近傍より搬入用コンベア80に接
続される個別出荷用コンベア82から成っている。部品
収納ステーション7は、複数の収納位置を有し、この収
納位置それぞれに対して収納位置番号が付与されたラッ
ク90と、フォーク92を有しラック90へ部品の収納
を行うスタッカクレーン91から成っている。
【0010】搬送台車4はレール40上に複数台配置さ
れており、このレール40は上述した入荷ステーション
1の検査部1b、キット化ステーション5の搬入端70
a,71aと搬出端70b,71b、出荷ステーション
8の搬入用コンベア80およびスタッカクレーン91の
搬入搬出位置を経由する周回軌道を形成している。次に
本実施例の制御装置の構成について説明する。
【0011】本実施例の制御装置は、主にミニコンピュ
ータ20、ホストコンピュータ22、およびシステムコ
ントローラ24から成る。ミニコンピュータ20は、
データ入力端末として上述した入荷ステーション1、キ
ット化ステーション5に配置された2台のパーソナルコ
ンピュータ60,79と、外部の工場等から連絡される
部品発注用のバーコードリーダ28を有するパーソナル
コンピュータ27の計3台のパーソナルコンピュータか
らの情報を入力するとともにホストコンピュータ22、
システムコントローラ24とのデータの授受を行う。ま
た、このミニコンピュータ20には、ラック90の収納
位置を管理する棚管理プログラムや収納位置データを記
憶する記憶装置21が設けられている。
【0012】ホストコンピュータ22は、ミニコンピュ
ータ20から送られてきた部品データに基づき部品の入
荷出荷期限の管理等を行い、これらに必要な管理プログ
ラム、納入部品データ等を記憶する記憶装置23を有す
る。システムコントローラ24は、ミニコンピュータ2
0から送られてきた部品の入荷出荷情報やラック90へ
の納入搬出情報に基づいて上述した各コンベア、搬送台
車4、およびスタッカクレーン91の制御を行う。この
システムコントローラ24には各コンベア、搬送台車
4、およびスタッカクレーン91の制御盤26,41,
93が接続されるとともに、これらの制御プログラムが
記憶された記憶装置25が設けられている。
【0013】次に以上の構成に基づき本実施例の作用を
説明する。尚、本実施例において生産単位は製品一台単
位とし、生産単位名を号機と呼ぶことにする。図4、図
5のフローチャートは外部から納入された部品をラック
90に収納する過程を説明したものである。外部から納
入された部品は作業者によって所定の部品バケットに入
れられた後、入荷コンベア1a上に載置され(ステップ
100)、この入荷作業が完了すると作業者は図略の入
荷完了スイッチを入れる(ステップ102)。この入荷
完了スイッチを入力した制御装置は、入荷コンベア1a
と搬送コンベア1cを起動させ、部品バケットを検査部
1bに搬送する(ステップ104)。
【0014】検査部1bでは作業者が搬送されてきた部
品に付けられているバーコードまたは磁気カードをバー
コードリーダ62または磁気カード読み取り機61で読
み取り、部品検査用のパーソナルコンピュータ60に入
力する。この時入力されるバーコードデータ(または磁
気カードデータ)は、ミニコンピュータ20を介してホ
ストコンピュータ22に転送される。そしてホストコン
ピュータ22は、このバーコードデータ(または磁気カ
ードデータ)から、記憶装置23に記憶される記憶済の
納入部品データよりこの部品の種類を示す品番、この部
品が使用される製品の機種、およびこの部品の個数の3
つの情報を呼び出す(ステップ106)。そしてこれら
の3つの情報は、パーソナルコンピュータ60のディス
プレイ上に表示され、作業者は部品の品番と個数が一致
するか目視により確認した上、検査完了スイッチをオン
にする(ステップ108)。
【0015】この検査完了スイッチを入力した制御装置
は、搬送コンベア1cを起動させ、部品バケットを搬送
台車4に載置する。尚、以上のステップ100〜108
までの過程において部品バケットは入荷ステーション1
上にある。搬送台車4に載置された部品バケットは、制
御装置により以下のように分類されて搬送される。即
ち、記憶装置23の納入部品データより検査部1bにお
いてホストコンピュータ22から呼び出された部品の号
機と同じ号機の部品が以前に納入された実績があるか否
かを判断する(ステップ110)。この結果、現在納入
された部品がその号機について初めて納入された部品な
らば(YES)、ミニコンピュータ20はこの部品をラ
ック90に直接収納する指示と、ラック90の収納位置
のうち空いている位置を検索し、この空いている位置を
システムコントローラ24に指示する。この指示に従い
システムコントローラ24は搬送台車4とスタッカクレ
ーン91を制御し、指示された収納位置に部品を収納す
る(ステップ112)。これによって制御装置の納入部
品データは、記憶装置21に記憶した部品を収納したラ
ック90の収納位置番号と、記憶装置23に記憶したこ
の収納位置に収納した号機、およびこの号機の納入され
た部品が対応づけられて構成されていることになる。
【0016】一方、ステップ110の結果、現在納入さ
れた部品がその使用号機について以前に納入された部品
ならば(NO)、ミニコンピュータ20はこの部品をキ
ット化ステーション5の取り出し側コンベア70に搬送
する指示をするとともに(ステップ118)、以前に納
入されたこの号機の部品の収納位置番号を検索し、この
位置をシステムコントローラ24に指示し、以前に納入
さた部品をラック90より取り出してキット化ステーシ
ョン5の積み増し側コンベア71に搬送する(ステップ
114)。
【0017】このようにして現在納入さた部品と以前に
納入さた部品がキット化ステーション5へ搬送される
と、取り出し側コンベア70と積み増し側コンベア71
は起動され、それぞれ矢印72,73に示されるように
中央のキット化位置Kまで搬送される。ここで作業者は
取り出し側コンベア70に搬送された部品に付けられて
いるバーコードまたは磁気カードをバーコードリーダ7
4または磁気カード読み取り機78で読み取り、バーコ
ードデータ(または磁気カードデータ)を確認用パーソ
ナルコンピュータ79に入力する(ステップ120)。
この時入力されたデータにより取り出し側コンベア70
に搬送された部品の号機が再び記憶装置23から呼び出
され、制御装置が今積み増し側コンベア71に搬送した
部品の号機と一致するか確認する。(ステップ12
2)。この時、号機が一致したならば(YES)、正し
い部品の搬送が行われことを示すブザー(快音)が確認
用パーソナルコンピュータ79より発せられ、これを確
認した作業者は後述する積み増し作業が行われる(ステ
ップ126)。また、号機が一致しないならば(N
O)、異常であることを示すブザー(不快音)が発せら
れ、これを確認した作業者は所定の異常処理作業を行う
(ステップ124)。
【0018】ステップ126の積み増し作業では、図3
に示すように取り出し側コンベア70上にある現在納入
された部品55を部品バケット56より取り出して積み
増し側コンベア71上にある以前に納入された部品57
の部品バケット58内に入れ、同じ号機の部品は同じ部
品バケット内に収納されるようにする。この作業が完了
すると、作業者は図略の積み増し作業完了スイッチをオ
ンにする(ステップ128)。この積み増し作業完了ス
イッチがオンとなると、積み増し側コンベア71が起動
されるとともに搬送台車4は、積み増し側コンベアの搬
出端71bに停止し、積み増された部品バケット58は
搬送台車4上に載置される。また、空いた部品バケット
56は作業者により図略の空バケット回収位置上に載置
される。そして、積み増された部品バケット58はラッ
ク90に搬送され、スタッカクレーン91により、先程
この部品バケットが取り出された収納位置と同じ位置に
再び収納される。
【0019】このようにして一度でも納入された実績の
ある号機の部品については、キット化ステーション5に
おいて1つの部品バケットにまとめられて収納されるた
め、ラック90の収納位置番号は1つの号機に対して1
つで済み効率の良い部品管理が行える。また、キット化
ステーション5においては、以前に納入された部品と現
在納入された部品が同一の号機であるかを確認用パーソ
ナルコンピュータ72内蔵のブザーにより耳で確認でき
るため、作業者は自分の作業に集中すれば良く、ディス
プレイ等の他の装置に気を取られること無く迅速な作業
が行える。
【0020】次に上記のようにして収納された部品の出
荷作業について図6を基に説明する。外部の工場から部
品発注の依頼が行われる際には、工場に備え付けられて
いる部品発注用のパーソナルコンピュータ27のバーコ
ードリーダ28からミニコンピュータ20を介してホス
トコンピュータ22に号機、この号機を構成する取り寄
せ部品の番号、その部品の数量、およびこの号機につい
ての部品納入期日が伝えられる(ステップ200)。
【0021】この連絡により部品管理工場では依頼部品
の取り寄せ作業が開始され(ステップ202)、納入さ
れた部品は上記した収納過程により号機別に納入されて
いく。ホストコンピュータ22は、この収納作業によっ
て依頼のあった号機について納入された部品の番号を順
次チェックしていく。そして納入期日の所定日前、例え
ば3日前になると、依頼のあった号機の全ての部品が納
入されているか否かを確認する(ステップ206)。こ
の時、全ての部品が納入されているならば(YES)、
納入期日になると、ラック90からこの号機の部品を取
り出して、搬送台車4を経て、出荷ステーション8の搬
入用コンベア80上に載置され、矢印83のように搬送
されて出荷用コンベア81から自動出荷される。一方、
まだ納入されていない部品があるならば(NO)、その
旨をミニコンピュータ20から出力し、作業者は依頼の
あった工場に納入実績不備があることと、現在納入され
ている部品の実績リストを送付するとともに、所定の異
常処理を行う。
【0022】以上、納入された部品が出荷されるまでの
通常の過程を説明したが、もし納入期日より前に特別に
部品の出荷が必要になった場合は、作業者はキット化ス
テーション5の確認用パーソナルコンピュータ72より
必要とする号機を入力することにより、その号機の部品
をラック90よりキット化ステーション5に搬送し、こ
れを作業者が出荷テーション8の個別出荷用コンベア8
2に載置して矢印84,83の経路で個別出荷する。
【0023】上述した過程は全て1つの号機に関する固
有の部品を収納する過程を示したものであるが、号機を
構成する部品の中には各種の号機に共通する共通部品が
ある。このような共通部品も号機固有の部品と同様に必
要な共通部品のみを選択して号機別に収納することが望
ましい。このような作業を共通部品積み増し作業と呼
び、以下この作業の説明を行う。
【0024】共通部品積み増し作業は、作業者が定期的
に行うものであり、確認用パーソナルコンピュータ79
よりこの作業を行う指示を制御装置に伝える。この作業
が開始されるとホストコンピュータ22は、共通部品積
み増し作業を行うべき号機を検索する。これは専用部品
の納入が終了し、出荷待ち状態となっているものを最優
先号機とし、以下部品の納入状況が良好なものから順に
検索されていく。
【0025】作業者が検索された号機に対し、共通部品
積み増し作業を行う指示をすると、ホストコンピュータ
22はその号機の部品が収納されている収納位置を検索
し、ラック90より取り出してキット化ステーション5
の積み増し側コンベア71に搬送する。次に、この号機
に必要な共通部品を全て検索し、これらの共通部品が収
納されている収納位置を検索し、順次ラック90より取
り出してキット化ステーション5の取り出し側コンベア
70に搬送する。このようにしてキット化ステーション
5に集められた号機の専用部品と共通部品は上記したス
テップ126の積み増し作業と同様の作業が行われた
後、1つの部品バケットにまとめられて先程の専用部品
が収納されていた収納位置に返送され、共通部品積み増
し作業が完了する。
【0026】上述したように本実施例の部品管理システ
ムは、納入された部品を号機毎に一度納入された実績が
あるものとそうでないものに分類し、納入された実績が
あるものについては、キット化ステーション5において
同一号機で一つにまとめるようにし、同時に号機毎の納
入実績管理を行うようにしたために効率のよい収納と、
迅速な出荷作業を実現することができる。
【0027】尚、本実施例のステップ126の積み増し
作業において、空いた部品バケット56を作業者が図略
の空バケット回収位置上に載置する構成としたが、図1
に示すように搬送台車4の軌道に隣接して空バケット回
収コンベア50を設け、空いた部品バケット56も積み
増した部品バケット58と同様に取り出し側コンベア7
0の搬出端70bより搬出し、搬送台車4によって空バ
ケット回収コンベア50へ搬送する構成としても良い。
【0028】また、本実施例において生産単位は製品一
台単位(号機単位)としたが、製品数台単位等、生産シ
ステムに対応して種々に変化応用することができる。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように本発明の部品管理シス
テムは、納入された部品を製品の生産単位毎に一度納入
された実績があるものとそうでないものに分類し、納入
された実績があるものについては、キット化ステーショ
ンにおいて同一生産単位で一つにまとめるようにして、
生産単位毎の納入実績管理を行うようにしたために効率
のよい収納が行える。また全ての部品が揃った時には、
生産単位毎に1つのキットしてまとめられているので迅
速な出荷作業が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の部品管理システムの全体構成を示す
図である。
【図2】本実施例の部品管理システムの制御装置を示す
図である。
【図3】本実施例のキット化ステーションの構成を示す
図である。
【図4】本実施例の部品収納作業を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図5】本実施例の部品収納作業を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図6】本実施例の部品出荷作業を説明するためのフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 入荷ステーション 4 搬送台車 5 キット化ステーション 7 部品収納ステーション 8 出荷ステーション 70 取り出し側コンベア 71 積み増し側コンベア 20 ミニコンピュータ 22 ホストコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−257802(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65G 1/00 - 1/20 G06F 17/60

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品が納入される入荷コンベアと、納入
    された部品を収納する複数の収納位置を有する自動倉庫
    と、部品を出荷する出荷コンベアと、これらの3つの要
    素間を巡回する搬送台車を備え、納入された部品を順次
    収納管理する部品管理システムにおいて、前記搬送台車
    の軌道に隣接して設けられ取り出し側コンベアと積み増
    し側コンベアの少なくとも2つのコンベアが隣接したキ
    ット化ステーションと、前記入荷コンベアから入荷した
    部品がその使用製品の生産単位について初めて納入され
    たものであるか否かを判別する部品判別手段と、この部
    品判別手段により判別された部品が初めて納入されたも
    のならばその部品を直接自動倉庫へ前記搬送台車によっ
    て搬送し2度目以降の納入部品ならば前記キット化ステ
    ーションの前記取り出し側コンベアへ前記搬送台車によ
    って搬送する搬送選別手段と、前記自動倉庫に搬送され
    た部品の使用製品の生産単位名、部品の種類、および部
    品の前記自動倉庫における収納位置の3つの情報を1組
    として記憶する部品記憶手段と、前記部品判別手段によ
    り2度目以降の納入部品と判別された部品の使用製品の
    生産単位名から部品記憶手段に記憶されている同一使用
    製品の生産単位名の部品が収納されている収納位置を割
    り出しこの部品を前記自動倉庫から取り出して搬送台車
    により前記キット化ステーションの前記積み増し側コン
    ベアに搬送する積み増し部品搬送手段と、前記キット化
    ステーションの前記取り出し側コンベアと前記積み増し
    側コンベアに搬送されたそれぞれの部品を1つにまとめ
    て箱づめした後このまとめられた部品を前記部品記憶手
    段が記憶した収納位置に再び収納する部品再収納手段と
    を備えたことを特徴とする部品管理システム。
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