JP2921129B2 - 撮像装置の校正方法 - Google Patents

撮像装置の校正方法

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JP2921129B2
JP2921129B2 JP3003550A JP355091A JP2921129B2 JP 2921129 B2 JP2921129 B2 JP 2921129B2 JP 3003550 A JP3003550 A JP 3003550A JP 355091 A JP355091 A JP 355091A JP 2921129 B2 JP2921129 B2 JP 2921129B2
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健史 森崎
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
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  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体チップ形成用基板
の位置ずれ量測定装置における撮像装置の校正方法、特
に画像処理装置の校正方法に関する。
【0002】近年、半導体装置に要求されるパターンの
位置合わせ精度は、顕微鏡を使用した目視判定可能限界
(0.1μm 程度) を超えており、半導体チップ形成用基
板の位置ずれ量の測定CCDカメラ等の画像入力装置に
画像処理装置を組合せた撮像装置が利用されるようにな
った。
【0003】
【従来の技術】半導体チップ形成用基板位置ずれ量測定
装置において、ウエーハ(基板)の位置決めおよびウエ
ーハに形成されたチップパターンの位置検出には、CC
Dカメラ等の画像入力装置にに画像処理装置を組合せた
撮像装置が使用されるようになった。かかる撮像装置
は、温度,湿度,気圧等の環境変化によってその特性が
変化するため、定期的に校正する必要がある。
【0004】図6は従来技術による撮像装置の校正方法
の説明図である。図6(イ) において、上下動と回動およ
びX−Yの2軸方向に移動可能なステージ1の上面に、
ウエーハ(半導体チップ形成用基板)搭載用ステージ2
を固着し、ステージ2の上面には図6(ロ) に示すような
撮像装置校正用マーク3が形成された基板4を固定す
る。CCDカメラ5に画像処理装置6を接続した撮像装
置7は、ステージ2の上方に配設され、画像処理装置6
からの出力はモニター8に表示する。
【0005】校正マーク3は、例えば図6(ロ) の拡大平
面図およびその断面図(ハ) に示す如く、一対のマークパ
ターン3a,3b によって構成し、マークパターン3aと3bと
の2軸方向のずれ量δx =(a−b)/2とδy =(d
−c)/2は、撮像装置7より高精度である電子顕微鏡
等によって予め測定し、校正マーク3を撮像装置7にて
検出したとき、画像処理装置6からの出力値がδx,δy
と一致するように、毎日または毎週の如く定期的に画像
処理装置6を調整する。そして、画像処理装置6の校正
が済むと、校正用基板4をの代わりにウエーハを搭載す
ることになる。
【0006】図7はウエーハの模式平面図(イ) と、該ウ
エーハの各チップパターン内に形成したチップパターン
位置検出用マークの拡大平面図(ロ)およびその断面図(ハ)
である。図7(イ) に示す如くウエーハ9は、破線で囲
まれた多数の各チップ領域10内にチップパターンの位置
検出用マーク11を形成し、マーク11はロ字形状のマーク
パターン11a とその中心に位置する角点部11b にて構成
する。マークパターン11a はウエーハ10の上面に形成し
た凹部であり、マークパターン11b は、ウエーハ10に被
着した薄膜12の上のレジスト層13に形成したものであ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述した如く、撮像装
置(画像処理装置)において定期的に実施する従来の校
正は、校正用基板を使用するため完全な自動化が困難で
あり、校正作業に人為的ミスが誘発され易く、校正作業
が煩雑かつ熟練を要する等の問題点があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による撮像装置の
校正方法は、その実施例を示す図1によれば、画像入力
信号を画像処理する撮像装置7を具えた半導体チップ製
造装置において、半導体チップ形成用基板9が搭載され
るステージ2または半導体チップ形成用基板9に、撮像
装置7の校正用マーク3を設け、少なくとも一対のマー
クパターン3a,3b によって構成された校正用マーク3
は、X−Y座標の2軸方向にマークパターン3a,3b の間
のずれ量を、撮像装置7より高精度の測定手段によって
測定し、該測定手段によるマークパターン3a,3b のずれ
量と撮像装置7にて検出したマークパターン3a,3b のず
れ量とが一致するように、撮像装置7の画像処理装置6
を調整することを特徴とする。
【0009】
【作用】上記手段によれば、半導体チップ形成用基板搭
載ステージまたは半導体チップ形成用基板に撮像装置の
校正マークを形成せしめ、該校正マークを利用して撮像
装置を校正するため、該校正は校正用基板を利用する従
来方法より迅速,容易かつ自動化を可能にし、校正マー
ク専用基板が不要となります。
【0010】
【実施例】図1は本発明方法の一実施例の説明図、図2
は図1に示すウエーハ搭載ステージの平面図である。図
1(イ) において、上下動と回動およびX−Yの2軸方向
に移動可能なステージ1にウエーハ搭載用ステージ2を
搭載し、ステージ2にウエーハ10を固定する。ステージ
2の上方には、CCDカメラ5と画像処理装置6からな
る撮像装置7が設けられ、撮像装置7はモニター8に接
続する。ステージ2の上面には図2に示す如く、ウエー
ハ9が搭載される位置の側方に撮像装置校正用マーク3
を形成する。校正マーク3は校正マーク基板に形成した
従来のそれと同じ形状であり、例えば図1(ロ) に示す如
く、ロ字形状のマークパターン3a とその中心に位置す
る角点形状のマークパターン3b にて構成し、マークパ
ターン3a と3b とのずれ量δx =(a−b)/2とδ
y =(d−c)/2は、マークパターン3a と3b との
間隔a,b,c,dを撮像装置7より高精度な手段、例
えば電子顕微鏡を使用して予め測定し算出する。
【0011】ステージ2に形成した校正マーク3を使用
する撮像装置7の校正は、従来と同じく、電子顕微鏡で
測定したずれ量δx ,δy と撮像装置7で測定したずれ
量δx ′,δy ′とが一致するように、画像処理装置6
を毎日あるいは週毎の定期的に調整することになる。
【0012】本発明によるかかる校正はウエーハ10を搭
載した状態で可能であり、従って、校正用基板4に校正
用マーク3を形成して行う従来方法に比べ、撮像装置7
の校正が著しく容易かつ自動化が可能となり、さらに各
半導体チップパターン毎に実施することも可能になる。
【0013】図3は本発明方法の他の実施例に係わるウ
エーハの平面図であり、ウエーハ10の上面のチップパタ
ーン形成領域外に、ステージ2に形成したものと同じよ
うな校正マーク3を形成する。このような校正マーク3
は、撮像装置7より高精度な手段でマークパターンのず
れ量δx およびδy を測定しておき、ずれ量δx ,δy
を用いる撮像装置7の校正は、ウエーハ毎または半導体
チップパターン毎に実施する。
【0014】以上説明した本発明の実施例において、校
正マーク3はステージ2またはウエーハ10の1個所に形
成し撮像装置7を校正している。しかし、撮像装置7の
特性において、例えばずれ量δx およびδy =0の校正
マーク3で校正したとき、ずれ量δx およびδy =0.2
μm の位置で0.2μm からずれるものがあるため、その
ような特性を校正する方法(傾斜特性の校正)が必要に
なる。
【0015】図4は本発明方法による撮像装置の傾斜特
性を校正するための図であり、ずれ量が異なる複数個の
校正マーク3、例えばδx1とδy1=0μm,δx2とδy2
0.15μm,δx3とδy3=0.3μm,δx2とδy2=−0.15μm
, δx3とδy3=−0.3μm とした5個の校正マーク3
-1,3-2,3-3,3-4,3-5を、同一ステージ2またはウエーハ
10に形成し撮像装置7を校正すれば、図4に示す如く、
理想特性Aに対する撮像装置7の傾斜特性Bが校正可能
となる。
【0016】図5は本発明方法に係わる他の撮像装置校
正用マークの一例を示す平面図であり、構成マーク3と
全く同様に利用される校正マーク13は、一対のL形マー
クパターン13a と13b にて構成し、マークパターン13a
と13b と間のずれ量δは、2軸方向の間隔eとfを測定
し算出される。
【0017】
【発明の効果】上記手段によれば、半導体チップ形成用
基板搭載ステージまたは半導体チップ形成用基板に撮像
装置の校正マークを形成せしめ、該校正マークを利用し
て撮像装置を校正するため、該校正は校正用基板を利用
する従来方法より迅速,容易かつ自動化を可能にし、校
正マーク専用基板が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明方法の一実施例の説明図である。
【図2】 図1に示すウエーハ搭載ステージの平面図で
ある。
【図3】 本発明方法の他の実施例に係わるウエーハの
平面図である。
【図4】 本発明方法による撮像装置の傾斜特性の校正
の説明図である。
【図5】 本発明方法に係わる他の校正マークの一例の
平面図である。
【図6】 従来技術による撮像装置の校正方法の説明図
である。
【図7】 ウエーハとチップパターンの位置検出用マー
クの説明図である。
【符号の説明】
2はウエーハ搭載ステージ 6は画像処理装置 3,13は撮像装置校正用マーク 7は撮像装置 3a,3b,13a,13b はマークパターン 9はウエーハ(半導
体チップ形成用基板) 5はCCDカメラ δx,δy,δx ′,δy ′はマー
クパターンのずれ量
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01B 11/00 - 11/30 102 G06T 7/00 H01L 21/30

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像入力信号を画像処理する撮像装置
    (7) を具えた半導体チップ形成用基板位置ずれ量測定装
    置において、半導体チップ形成用基板(9) が搭載される
    ステージ(2) に、該撮像装置(7) の校正用マーク(3) を
    設け、少なくとも一対のマークパターン(3a,3b) によっ
    て構成された該校正用マーク(3) のX−Y座標の2軸方
    向における該一対のマークパターン(3a,3b) の間のずれ
    量 (δx,δy)を、該撮像装置(7) より高精度の測定手段
    によって測定し、該測定手段による該マークパターン(3
    a,3b) のずれ量 (δx,δy)と該撮像装置(7) にて検出し
    た該マークパターン(3a,3b) のずれ量(δx ′,δy
    ′)とが一致するように、該撮像装置(7) の画像処理
    装置(6) を調整することを特徴とする撮像装置の校正方
    法。
  2. 【請求項2】 前記半導体チップ形成用基板(9) の搭載
    ステージ(2) に前記ずれ量 (δx,δy)が異なる複数個の
    画像処理装置校正用マーク(3) を設け、該複数個の校正
    用マーク(3) の各ずれ量 (δx,δy)を前記半導体チップ
    製造装置の撮像装置(7) より高精度の測定手段によって
    測定し、該ずれ量 (δx,δy)が異なる複数個の校正用マ
    ーク(3) で該撮像装置(7) の校正を行うことを特徴とす
    る前記請求項1記載の撮像装置の校正方法。
  3. 【請求項3】 画像入力信号を画像処理する撮像装置
    (7) を具えた半導体チップ形成用基板位置ずれ量測定装
    置において、半導体チップ形成用基板(9) のチップパタ
    ーン形成領域外に該撮像装置(7) の校正用マーク(3) を
    設け、少なくとも一対のマークパターン(3a,3b) によっ
    て構成された該校正用マーク(3) のX−Y座標の2軸方
    向ににおける該一対のマークパターン(3a,3b) の間のず
    れ量 (δx,δy)を、該撮像装置(7) より高精度の測定手
    段によって測定し、該測定手段による該マークパターン
    (3a,3b) のずれ量 (δx,δy)と該撮像装置(7) にて検出
    した該マークパターン(3a,3b) のずれ量(δx ′,δy
    ′)とが一致するように、該撮像装置(7) の画像処理
    装置(6) を調整することを特徴とする撮像装置の校正方
    法。
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