JP2920962B2 - 形成画像の転写方法 - Google Patents

形成画像の転写方法

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JP2920962B2 JP1283474A JP28347489A JP2920962B2 JP 2920962 B2 JP2920962 B2 JP 2920962B2 JP 1283474 A JP1283474 A JP 1283474A JP 28347489 A JP28347489 A JP 28347489A JP 2920962 B2 JP2920962 B2 JP 2920962B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ハガキ、普通紙、布地、プラスチックフィ
ルムなどに画像を形成する形成画像の転写法に関するも
のである。
[従来技術] 従来、染料前駆体、光硬化性樹脂及び光重合開始剤を
主内包物とするマイクロカプセルが表層に担持される感
光感圧媒体と、前記マイクロカプセルの内包物である染
料前駆物質と反応して呈色する物質、いわゆる顕色剤が
表層に担持される顕色媒体とからなり、感光感圧媒体面
に画像情報に基づき光を照射し、その照射光により光硬
化性樹脂を硬化させ、しかる後該感光感圧媒体面に顕色
媒体を重ね合わせて加圧することにより硬化しなかった
マイクロカプセルを破壊し、それによって内部の染料前
駆物質と顕色媒体の顕色剤とを反応させて顕色剤担持面
に可視画像を形成させるものが、例えば特開昭61-17398
1号公報等により既に知られている。
しかしながら、この感光感圧媒体によれば特殊加工さ
れた顕色媒体に画像を記録形成することは可能である
が、これと同品質の画像をハガキなど普通用紙,布,PET
フィルムなど任意のものに記録形成できないという問題
点があった。
そこで、顕色媒体の顕色剤面と、基シートに熱可塑性
樹脂を担持して成る熱融着性シートの熱可塑性樹脂面と
を重ね合わせて熱圧し、その後に顕色媒体のベースシー
トを剥離して熱融着性シートに可視像(画像が形成され
た顕色剤層)のみを転写し、ハガキや布地等の被画像形
成体の受像面に前記熱融着性シート上の前記可視像(画
像が形成された顕色剤層)を付着させて熱圧し、その後
に前記熱融着性シートの基シートを剥離する方法があ
る。この転写方法によれば、顕色媒体のベースシートが
可視像(画像が形成された顕色剤層)から剥離されて顕
色剤層のみが被画像形成体に転写されるため、転写後の
完成品が厚くならないので好適である。
しかしながら、上述した熱融着性シートを用いてその
熱可塑性樹脂面を顕色媒体の顕色剤面と接着させ、顕色
媒体の顕色剤層のみを剥ぎ取る方法では、顕色媒体のベ
ースシートと顕色剤層の間で分離すべきところが熱融着
性シートの基シートと熱可塑性樹脂との間で剥離してし
まうことである。
さらにまた顕色剤を剥ぎ取って熱融着シートに転写し
た後、普通紙、プラスチックフイルム、布等に、熱融着
性シートによって剥ぎ取られた顕色層を接着させ、更に
熱融着性シートの基シートを剥ぎ取ろうとしても、簡単
に剥ぎ取ることができず顕色剤層に形成された画像に悪
影響を及ぼしたりすることがしばしばあった。
そこで、他の形成画像の転写方法として、ベースシー
ト上に少なくとも染料前駆体と反応してこれを発色させ
る顕色剤層と熱可塑性樹脂層とを有する顕色剤媒体に画
像形成し、画像が形成された前記顕色剤媒体の画像面と
被画像形成体とを重ね合わせて熱圧し、その後前記顕色
剤媒体剤のベースシートのみを剥離する方法が考えられ
た。
詳細は本発明者が特願平1-109760号の願書に添付した
明細書及び図面に記載している。
前記方法は従来の顕色媒体から画像層(顕色剤層)を
剥ぎ取る際、並びに熱融着性シートの熱可塑性樹脂面を
普通紙やプラスチックフィルムに接着させた後に熱融着
性シートの基シートのみを取り去る際の前記画像層や基
シートの剥ぎ取りの煩わしさやその際の画像の剥離をな
くすことを目的とし、簡単、迅速、確実に普通紙、プラ
スチックフィルム等に顕色剤画像を一回の転写工程で形
成できる。
前記方法において、顕色剤媒体の画像面と被画像形成
体とを重ね合わせて熱圧させて接着させる方法としてヒ
ートローラ又はアイロンを利用したものが一般的であ
る。
[発明が解決しようとする課題] しかしこの方法では熱源たとえばヒートローラの温度
が顕色剤媒体の顕色剤自体またはそれに含まれるバイン
ダーの溶融温度に左右されるため、低い温度では所望の
画像を得ることができない等の問題点があった。そのた
め、異なる環境条件で常に最良の画像を得ることは難し
かった。
更に、従来の方法で作成した場合、熱源例えばヒート
ローラ等の温度が低いと、画像転写物の画像と被画像形
成体面との間で剥離が起こるといった問題があった。従
って、従来の方法で作成した画像転写物は接着性に欠
け、引っかき等、外からの力に弱く画像が剥れ易かっ
た。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされた
ものであり、第1の目的はヒートローラ等の熱源温度を
下げ、更には温度制御を簡略化し、コストダウンを計る
ことを目的とする。
また第二の目的は引っかき等外力に強く画像の剥れに
くい画像転写物を形成することにある。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するために、請求項1の形成画像の転
写方法は、ベースシート上に熱可塑性樹脂層が担持さ
れ、且つ熱可塑性樹脂層上に、染料前駆体と反応するこ
とにより発色画像が形成される顕色剤層が担持されて成
る顕色剤媒体の前記顕色剤層に、基シート上に感熱接着
性の接着剤層が担持されて成る接着シートの前記接着剤
層を重ね合わせて熱圧し、その後に前記基シートのみを
剥離し、最終的に前記発色画像が転写される被画像形成
体の受像面に、前記基シートの剥離により露出した前記
顕色剤媒体上の前記接着剤層を重ね合わせて熱圧し、そ
の後に前記ベースシートのみを剥離することを特徴とし
ている。
まず、接着シートは基シート上に感熱接着性の接着剤
層を担持した構成であるので、非加熱状態では接着力を
発揮しないものである。このため、接着シート自体の保
存性、取り扱い容易性がある。
この接着シートの前記接着剤層を顕色剤媒体の顕色剤
層に重ね合わせて熱圧することにより、接着剤層が加熱
されて溶融し顕色剤層に接着することとなる。このた
め、基シートのみの剥離が容易に行われる。
基シートのみが剥離すると、顕色剤媒体の顕色剤層に
接着剤層が接着された状態となる。次に被画像形成体の
受像面に顕色剤媒体の接着剤層を重ね合わせると、前記
受像面から順に接着剤層、顕色剤層、熱可塑性樹脂層、
ベースシートの順に並ぶこととなる。この状態で熱圧さ
れることにより、前記接着剤層は再び溶融して前記受像
面と接着して受像面上に顕色剤層を確実に接着し、一
方、熱可塑性樹脂層は溶融することにより顕色剤層とベ
ースシートとの間の接着力は弱まり、このため、ベース
シートのみを容易に剥離させることができる。
従って、従来に比べ、加圧力或いは加える熱量等が少
なくても被画像形成体の受像面に顕色剤層が強固に接着
でき、引っかき等の外力に強く接着された画像が剥がれ
にくくなるのである。
また、請求項2の形成画像の転写方法は、最終的に発
色画像が転写される被画像形成体の受像面に、基シート
上に感熱接着性の接着剤層が担持されて成る接着シート
の前記接着剤層を重ね合わせて熱圧し、その後に前記基
シートのみを剥離し、ベースシート上に熱可塑性樹脂層
が担持され且つ熱可塑性樹脂層上に染料前駆体と反応す
ることにより前記発色画像が形成される顕色剤層が担持
されて成る顕色剤媒体の前記顕色剤層に、前記基シート
の剥離により露出した前記被画像形成体上の前記接着剤
層を重ね合わせて熱圧し、その後に前記ベースシートの
みを剥離することを特徴としている。
まず、感熱接着性の接着剤層を担持した接着シートと
最終的に発色画像が転写される被画像形成体とを準備
し、被画像形成体の受像面に接着シートの接着剤層を重
ね合わせて熱圧すると、接着剤層が溶融して受像面に接
着することとなる。このため、基シートのみの剥離が容
易に行われる。
基シートのみが剥離すると、被画像形成体の受像面に
接着剤層が接着された状態となる。次に、被画像形成体
上の接着剤層に顕色剤媒体の顕色剤層を重ね合わせる
と、前記受像面から順に接着剤層、顕色剤層、熱可塑性
樹脂層、ベースシートの順に並ぶこととなる。この状態
で熱圧することにより、前記接着剤層は再び溶融して顕
色剤層と接着して受像面上に顕色剤層を確実に接着し、
一方、熱可塑性樹脂層は溶融することにより顕色剤層と
ベースシートとの間の接着力は弱まり、このため、ベー
スシートのみを容易に剥離させることができる。
従って、従来に比べ、加圧力或いは加える熱量等が少
なくても被画像形成体の受像面に顕色剤層が強固に接着
でき、引っかき等の外力に強く接着された画像が剥がれ
にくくなるのである。
[実施例] 以下、本発明を具体化した一実施例を図面を参照して
説明する。
第2図は本発明の形成画像の転写方法で用いる顕色剤
媒体の断面図である。顕色剤媒体1はベースシート2上
に熱可塑性樹脂3をまたさらに熱可塑性樹脂3上に顕色
剤層4を有する。
まず第2図〜第4図に従って顕色剤媒体1に顕色画像
を形成する方法を説明する。
第3図は感光感圧媒体10に潜像を形成する方法の説明
図である。図示するようにまず光源30からの光を原稿20
を介して照射すると原稿20の透過部分20aに対応した感
光感圧媒体10のマイクロカプセル11aのみが露光され、
これによってその部分のマイクロカプセル11aが硬化す
る。その後第4図に示す様に上記感光感圧媒体の感光面
を前記顕色剤媒体と重ねて圧力ローラ40を用いて加圧す
れば硬化していないマイクロカプセル11bのみが破壊さ
れ、内部の染料前駆物質が顕色剤4上に流出する。する
とその部分が発色し原稿20の鏡像画像を形成する。
次に顕色剤媒体1に形成された画像を被画像形成体5
に転写させる処理を第1図及び第5図乃至第6図を用い
て説明する。
第1図に示す様に、被画像形成体5と顕色剤媒体1の
顕色剤層4との間に接着層6が挿入された構造である画
像転写物9を作成するためにはいくつかの方法が考えら
れるが例えば第5図に示す様な接着シート8を用いる。
これは基シート7上に接着剤層6が担持されたものであ
る。
まず、上記方法で画像が形成された顕色剤媒体1の顕
色剤層4面と前記接着シート8の接着層6面とを重ね合
わせて熱圧する。すると接着層6が軟化し、顕色剤層4
と接着する。その後接着シート8の基シート7を剥離し
た後接着層6面と普通紙,布,プラスチックフィルム等
の被画像形成体5とを合わせ第6図に示した様に加熱ロ
ーラ51で熱圧する。すると、接着層6が軟化した被画像
形成体に接着し、その後顕色剤媒体1のベースシート2
を取り除き、被画像形成体5に顕色剤画像を転写する。
尚、ここでは加熱ローラとして130℃送り速度10mm/sの
ものを用いるが加熱可能なものであれば加熱ローラであ
る必要はなくヒートプレートなどを使用しても良い。
以上の様にして画像転写形成を行う。
次に感光感圧媒体の組成と、製造方法を簡単に説明す
る。
第3図に示す様に、感光感圧媒体10は基シート12上に
マイクロカプセル11を担持したものであり、マイクロカ
プセル11は主に光硬化性樹脂、光重合開始剤、染料前駆
体を内包する。光硬化性樹脂の代表例としては、エチレ
ングリコールジアクリレート、エチレングリコールジメ
タクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレー
ト、ジエチレングリコールジメタクリレートなどが、光
重合開始剤として、−アルコキシフェニルケント、多環
式キノン、ベンゾフェノン、置換ベンゾフェノン、キサ
ントン、チオキサントンなどが、また、染料前駆体とし
ては、ラクトン、ラクタム、スピロピラン等の構造を有
するものでたとえばトリアリールメタン化合物、ビスフ
ェニルメタン化合物、具体的にはクリスタルバイオレッ
トラクトン、ベンゾイルロイコメチレンフブルーなどが
上げられる。感光感圧媒体10のカプセル11を製造するに
は、コアセルベーション法、界面重合法等の周知の手法
にて行うことができ、このマイクロカプセル11内の液状
物質の割合は、光硬化性樹脂を50部、染料前駆体を3部
光重合開始剤を2.5〜4部必要ならば結合剤および可塑
剤をそれぞれ1部以下そして光増感剤を重合開始剤の10
重量パーセント程度に調整する。
次に顕色剤媒体1の組成と製造法を簡単に述べる。
顕色剤媒体1のベースシート2は表面が比較的平滑度
が高く離型正の適当なものが使用され、ポリエステルフ
ィルム、ポリエチレンフィルム、ホリプロピレンフィル
ムなどが任意に使用できる。ベースシート2の厚みは、
50〜200μm程度が使用でき、好ましくは100μm程度で
ある。
また、顕色剤層4の顕色剤としては従来の感光感圧媒
体に対して用いられるものは全て使用可能である。例え
ば酸性白土、活性粘度、カオリン等の無機酸性物質、P
−フェニルフェノール等のフェノール系化合物、サリチ
ル酸、没食子酸、プロビルタンニン酸等の芳香族カルボ
ン酸系化合物があり、単独又は複合によって使用でき
る。この顕色剤には、結合剤を任意の割合で混合するこ
とができる。更に熱可塑性樹脂層3を構成する樹脂に
は、加熱により軟化または溶融し、冷却すると固化する
物質を使用する。例えば、ビニールアルコール−酢酸ビ
ニル共重合体、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル、酢酸ビニ
ル共重合体等のビニル樹脂、アクリル酸エチル、アクリ
ル酸ブチル、シアノアクリル酸メチル等のアクリル樹
脂、スチレン樹脂、ポリアミド樹脂、ワックス等があげ
られる。
本実施例ではこの顕色剤媒体1のベースシート2はポ
リエチレンテレフタレートの75μmフィルムを使用し
た。熱可塑性樹脂層3には、スチレン・アクリル樹脂、
ポリエステルの混合物を使用した。
また、顕色剤層4は酸性白土、ビスフェノールA、P
−フェニルフェノールを用いた。
次に、塗布方法を説明する、熱可塑性樹脂層3とし
て、50wt%スチレンアクリル共重合体エマルション(10
00cps)と45wt%のポリエステルの溶液(500cps)を混
合して調整後ベースシートであるポリエチレンテレフタ
レート75μmに塗布し、110℃のオーブンで1分間乾燥
させた。乾燥後の膜厚は10μmである。次に顕色剤層4
として酸性白土50部、ビスフェノールA30部、P−フェ
ニルフェノール30を結合剤いであるポリビニルアルコー
ルの水溶液60部に分散させ、顕色剤分散溶液とし、乾燥
後の熱可塑性樹脂層3上に塗布する。塗布後、80℃のオ
ーブンで1分間熱風乾燥させ、乾燥後、15μmの顕色剤
層を得た。
また、接着シート8の基シート7はヒートローラ等の
熱源により変形しないものであればプラスチックフィル
ム、紙等使用することができるが特に好ましくはポリエ
チレンテレフタレートフィルムである。接着層6として
は、ビニールアルコール・酢酸ビニール共重合体、ポリ
塩化ビニール、塩化ビニール・酢酸ビニール共重合体等
のビニール樹脂、ポリアクリル酸エチル、ポリメタクリ
ル酸ブチル、ポリシアノアクリル酸メチル等のアクリル
樹脂、スチレン樹脂、ポリアミド樹脂、ワックス等が使
用できる。
本実施例では接着シート8の基シート7はシリコン処
理をしたポリエチレンテレフタレートフィルムを用い、
接着層6としては、ワックス10部エチレン−酢酸ビニル
共重合体10部、ロジンエステル2部を混合したものをホ
ットメルトアプリケーターで塗工した。
尚、本発明の方法を実現する各材料は本実施例に限定
されるものではなく、文中に示す各材料或いは他の材料
より選ぶことができる。但し、次の条件を満たすことが
望ましい。
1.接着シート8の基シート7と接着層6との接着力は、
顕色剤媒体1のベースシート2と熱可塑性樹脂層3と顕
色剤層4と接着シート8の接着層6との各材料間の接着
力のいずれよりも小さい。
2.顕色媒体1のベースシート2と熱可塑性樹脂層3との
接着力は、顕色媒体1の熱可塑性樹脂3と顕色剤層4と
接着シート8の接着層6と被画像形成体5との各材料間
の接着力のいずれよいも小さい。
尚、本実施例では、接着層6を顕色媒体1に接着させ
たが、予め被画像形成体5と接着シート8とを熱圧し、
基シート7を剥離し接着層6を担持させておいてもよ
い。
[発明の効果] 以上詳述したことから明らかなように、本発明によれ
ば、低い温度でも使用可能であり、画像形成された顕色
剤層を被画像形成体の受像面にきわめて簡単且つ強固に
接着させることができ、引っかき等の外力に強く剥がれ
にくいという大変実用的な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図から第6図までは本発明を具体化した実施例を示
すもので、第1図は画像転写物の斜視図、第2図は上記
実施例に使用された顕色媒体の断面図、第3図は感光感
圧媒体に潜像を形成する方法の説明図、第4図は顕色媒
体に可視像を形成する方法の説明図、第5図は接着シー
トの斜視図、第6図は被画像形成体に画像を転写する工
程の説明図である。 図中、1は顕色剤媒体、2はベースシート、3は熱可塑
性樹脂層、4は顕色剤層、5は被画像形成体、6は接着
層である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースシート上に熱可塑性樹脂層が担持さ
    れ、且つ熱可塑性樹脂層上に、染料前駆体と反応するこ
    とにより発色画像が形成される顕色剤層が担持されて成
    る顕色剤媒体の前記顕色剤層に、基シート上に感熱接着
    性の接着剤層が担持されて成る接着シートの前記接着剤
    層を重ね合わせて熱圧し、その後に前記基シートのみを
    剥離し、 最終的に前記発色画像が転写される被画像形成体の受像
    面に、前記基シートの剥離により露出した前記顕色剤媒
    体上の前記接着剤層を重ね合わせて熱圧し、その後に前
    記ベースシートのみを剥離すること を特徴とする形成画像の転写方法。
  2. 【請求項2】最終的に発色画像が転写される被画像形成
    体の受像面に、基シート上に感熱接着性の接着剤層が担
    持されて成る接着シートの前記接着剤層を重ね合わせて
    熱圧し、その後に前記基シートのみを剥離し、 ベースシート上に熱可塑性樹脂層が担持され且つ熱可塑
    性樹脂層上に染料前駆体と反応することにより前記発色
    画像が形成される顕色剤層が担持されて成る顕色剤媒体
    の前記顕色剤層に、前記基シートの剥離により露出した
    前記被画像形成体上の前記接着剤層を重ね合わせて熱圧
    し、その後に前記ベースシートのみを剥離すること を特徴とする形成画像の転写方法。
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