JP2920876B2 - 竪型ローラミルによるセメントクリンカの粉砕装置および方法 - Google Patents

竪型ローラミルによるセメントクリンカの粉砕装置および方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セメントクリンカ
を粉砕して製品として取出す工程を、竪型ローラミルに
よって行う竪型ローラミルによるセメントクリンカの粉
砕装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、図5に示すように竪型ローラ
ミルのみを用いてセメントクリンカの粉砕を行う方法が
試みられている。
【0003】図5において、セパレータ内蔵竪型ローラ
ミル1は、ハウジング2内に鉛直軸線2aまわりに回転
可能なテーブル3を有し、モータ4によって回転駆動さ
れる。テーブル3上には複数のローラ5が押付けられ、
内蔵セパレータ6の上方から供給される原料7をローラ
5とテーブル3との間で粉砕する。粉砕された原料7
は、エアースエプトのためにハウジング2内に吹込まれ
る冷風8によって吹上げられ、内蔵セパレータ6で粒径
に従って分級される。粒径が大きい粗粉は再びハウジン
グ2内のテーブル3上に戻る。冷風8によって吹上げる
ことができなかったような粒径が大きい原料7は、バケ
ットエレベータ9によって上方に輸送され、新たに供給
される原料とともにテーブル3上に戻される。内蔵セパ
レータ6によって分離された精粉は、気流搬送されてバ
グフィルタなどによって実現される製品捕集機10に輸
送される。製品捕集機10では精粉と空気とが分離され
る。セパレータ内蔵型ローラミル1に供給される冷風8
は、製品捕集機10の出側に設けられる吸引ファン11
による吸引力によって発生される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図5に示すように、セ
パレータ内蔵竪型ローラミル1を用いてセメントクリン
カを粉砕する先行技術では、ハウジング2の上部の内蔵
セパレータ6によって分級を行わせるために、テーブル
3とローラ5との間で粉砕された粉砕品に対しては、テ
ーブル3の下部から大容量の冷風8を導入し、粉砕品を
吹上げて気流搬送させることが必要となる。このため竪
型ローラミル1内の圧力損失が大きくなり、吸引ファン
11の消費電力が非常に大きくなる。
【0005】また、竪型ローラミル1で得られる製品
は、たとえば特開平4−338244や特開平5−11
1643などに開示されているようなこれまでのチュー
ブミルによる製品に比べて、粒度分布の幅が狭い製品と
なってしまう傾向があり、製品の品質上問題が生じやす
くなる。
【0006】また、従来のセパレータ内蔵竪型ローラミ
ル1では、粉砕品をエアースエプトして上部の内蔵セパ
レータ6に気流搬送するために、冷風8を多く取入れる
構造を有している。冷風8が多く取入れられるので、冷
却能力が非常に大きくなって、粉砕製品の温度が低くな
ってしまう。このため石膏の水分によるセメント偽凝結
の問題が生じる可能性がある。偽凝結防止のため、外部
から熱風を取込む設備が必要となり、設備コストが高く
なってしまう。
【0007】本発明の目的は、消費電力を低減し、製品
品質を向上することができる竪型ローラミルによるセメ
ントクリンカの粉砕装置および方法を提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、セメントクリ
ンカを粉砕するための竪型ローラミルと、竪型ローラミ
ルによって粉砕されたセメントクリンカを上方に輸送す
る上方輸送手段と、上方に輸送されたセメントクリンカ
を分割し、分割されたセメントクリンカの一部を竪型ロ
ーラミルに戻す分配手段と、鉛直軸線を有し、鉛直軸線
まわりに回転駆動される選別翼を含む分級手段と、分級
手段のケーシング上端で分級手段内に連通し、分級手段
の周囲に配置される複数のサイクロンとを備え、分配手
段によって分割されたセメントクリンカの残部を、セメ
ントクリンカの粒径に従って精粉と粗粉とに分級し、粗
粉を竪型ローラミルに戻すセパレータと、セパレータで
分級された精粉を吸引して捕集する集塵機と、分級手段
およびサイクロンに供給する空気を循環させる循環手段
とを含むことを特徴とする竪型ローラミルによるセメン
トクリンカの粉砕装置である。本発明に従えば、竪型ロ
ーラミルの外部にセパレータが設けられ、竪型ローラミ
ルとセパレータとの間は上方輸送手段によって粉砕され
たセメントクリンカの輸送を行う。上方に輸送されたセ
メントクリンカは、分配手段によって一部が分割され、
竪型ローラミルにそのまま戻される。分配手段によって
分割されたセメントクリンカの残部は、セパレータによ
って粒径に従って精粉と粗粉とに分級され、精粉を集塵
機に吸引して製品として取出す一方で、粗粉を竪型ロー
ラミルに戻して閉回路を構成する。セパレータを竪型ロ
ーラミルの外部に設置し、上方輸送手段によって粉砕品
の輸送を行うので、粉砕品を気流搬送する必要がなく、
粉砕品の輸送に要するエネルギを低減することができ
る。竪型ローラミルに戻されるセメントクリンカの一部
は、分配手段によって分割され、セパレータを介さない
で直接戻されるので、セパレータを介す場合には精粉と
して取出されてしまうような粒径の小さい成分も含ま
れ、さらに竪型ローラミルによって粉砕されて粒径を微
細にすることができる。微細な粒子が混じる状態で、最
終的に集塵機から製品として取出すことができるので、
製品の粒度分布の範囲が広くなる。したがって、このセ
パレータを介さないで直接ローラミルに戻す量をコント
ロールすることにより、製品の粒度分布を任意に調整す
ることができ、最適な品質をもつセメント製品を得るこ
とができる。また、分級手段およびサイクロンに供給す
る空気を循環して使用するので、分級するために冷風を
あまり取込む必要がなくなり、製品温度を製品品質上最
適な温度に保つことができる。
【0009】さらに本発明は、セパレータを内蔵しない
竪型ローラミルと、竪型ローラミルの上方に配置され、
粉砕されたセメントクリンカを分級して粗粉を竪型ロー
ラミルに戻すセパレータと、竪型ローラミルによって粉
砕されたセメントクリンカをセパレータに輸送する輸送
手段とを含む閉回路を構成し、輸送手段によって輸送さ
れる粉砕されたセメントクリンカの一部を、セパレータ
を介さずに、竪型ローラミルに直接戻しながら、セパレ
ータで分級された精粉を集塵して製品を取り出すことを
特徴とする竪型ローラミルによるセメントクリンカの粉
砕方法である。本発明に従えば、竪型ローラミル、セパ
レータおよび輸送手段とによる閉回路で、セメントクリ
ンカの粉砕を、気流搬送を使用せずに効率的に行うこと
ができる。輸送手段によって輸送される粉砕されたセメ
ントクリンカの一部は、直接竪型ローラミルに戻される
ので、セパレータを介す場合には精粉として取出されて
しまうような粒径の小さい成分も含まれ、さらに竪型ロ
ーラミルによって粉砕されて粒径を微細にすることがで
きる。微細な粒子が混じる状態で、最終的にセパレータ
から分級された精粉を集塵して製品として取出すことが
できるので、製品の粒度分布が広くなり、セパレータを
介さないで直接ローラミルに戻す量をコントロールする
ことにより、製品の粒度分布を任意に調整することがで
き、最適な品質をもつセメント製品を得ることができ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態に
よるセメントクリンカの粉砕装置の概略的な構成を示
す。セパレータを内蔵していない竪型ローラミル21の
ハウジング22の下方には、テーブル23が鉛直軸線2
2aまわりに回転可能に設置される。テーブル23はモ
ータ24によって回転駆動され、その表面はローラ25
によって押圧される。テーブル23とローラ25との間
には、原料シュート26を介してセメントクリンカ等の
原料27が供給される。原料27は、テーブル23上で
ローラ25によって押しつぶされ、粉砕される。粉砕さ
れた原料は、実質的に全量テーブル23の下方より機外
に排出され、上方輸送手段であるバケットエレベータ2
9によってセパレータ28まで輸送される。ローラミル
では粉砕品の輸送に気流を用いないので、気流搬送のた
めに冷風を多く取入れる必要はなくなる。セパレータ2
8によって分級された精粉は、バグフィルタなどによっ
て実現される集塵機30で捕集され、空気は吸引ファン
31によって吸引される。吸引ファン31は、ローラミ
ルでの気流搬送のために多くの冷風を取入れる必要がな
いので、消費エネルギを低減することができる。
【0011】バケットエレベータ29によって輸送され
たセメントクリンカの粉砕品の一部は、分配ダンパ32
によって分割され、直接竪型ローラミル21内に戻され
る。分配ダンパ32は、バケットエレベータ29の上端
から落下する粉砕品を、角度が可変なダンパで振り分け
る簡単な構造のものでよい。
【0012】図2は、図1のセメントクリンカの粉砕装
置の構成を機能ブロックを用いて示す。本実施形態で
は、セパレータを内蔵しない竪型ローラミル21と、外
部セパレータ28とで閉回路を構成し、セメントクリン
カ等の粉砕を行うことを特徴とする。図5に示す従来の
セパレータ内蔵竪型ローラミル1では、大容量エアーの
導入に加えて粉砕品を内蔵セパレータに気流搬送してい
たため、竪型ローラミル1内の圧力損失が非常に大き
く、このため吸引ファン11の動力が非常に大きなもの
となっている。本実施形態においては、竪型ローラミル
21の粉砕品をバケットエレベータ29によってセパレ
ータ28へ輸送するため、竪型ローラミル21は発塵を
防止する程度の抽気量でよい。また外部セパレータ28
の製品分級気流の圧力損失は、約120mmH2O程度
で、従来のセパレータ内蔵竪型ローラミル1での約70
0mmH2Oと比較して小さくなり、吸引ファン31の
動力が大幅に低減されることになる。
【0013】また、一般に従来の竪型ローラミルによる
製品は、チューブミルに比べて粒度分布が狭くなる。す
なわちR−R(ローゼン・ラムラー)線図におけるn値
が大きくなる傾向があり、この粒度分布を自由にコント
ロールすることが困難である。セメントでは、粒度分布
が製品品質に重要なウエイトを占めるので、従来の竪型
ローラミル1による製品の粒度分布を広げることは重要
な課題となっている。
【0014】本実施形態では、竪型ローラミル21の粉
砕品の一部を分配ダンパ32で分割し、直接竪型ローラ
ミル21に戻すようにしている。すなわち、竪型ローラ
ミル21での粉砕品を全量セパレータ28を通して微粉
と粗細粉とに分級するのではなく、一部、たとえばセパ
レータ28に送る量の30%程度をそのまま竪型ローラ
ミル21に戻すことによって微粉の生成量を増やし、製
品の粒度分布をセメントとしての品質上好適なものとす
ることが可能になる。この竪型ローラミル21へ直接戻
す量は、分配ダンパ32のダンパ角度の変化によって自
由に調整可能となるので、製品の粒度分布をより幅広く
自由にコントロール可能とすることができる。
【0015】従来の竪型ローラミル1では、全量冷風を
取入れる構造であるため、冷却性能が大きくなりすぎ、
セメントクリンカの温度が低い場合にはセメントクリン
カと同時に粉砕する石膏が二水石膏のままセメント製品
に残り、二水石膏によるセメント偽凝結の問題が発生す
る可能性がある。セメントクリンカの温度が高ければ、
石膏の結晶水は粉砕過程で半水石膏または無水石膏とな
るので問題は生じない。これを防ぐために熱風を取入れ
る方式や、あるいは排気ファンの排気を循環させる等の
設備を設けると、多大な設備投資が必要となる。
【0016】本実施形態では、セパレータ28が独立し
ているので、冷風を取入れる形式を選択することもでき
る。図1の構成では、冷風33によってセパレータ28
内の冷却を行うことができる。
【0017】図3は、本発明の実施の他の形態によるセ
メントクリンカの粉砕装置の構成を示す。本実施形態で
図1の実施形態に対応する部分には同一の参照符を付
し、説明を省略する。本実施形態では、セパレータ34
として、分級機35の周囲に複数のサイクロン36を取
付け、製品の一部をサイクロン36によって捕集すると
ともに、分級用の空気はファン37によって循環して使
用する。空気を循環して使用するので、冷風をあまり取
込む必要がなく、粉砕製品温度を高く保つことができ
る。このようにセパレータ34で製品を捕集すると、集
塵機30としてバグフィルタなどによって処理する風量
は、従来の約10%程度でよくなり、設備コストを大幅
に低減することができる。
【0018】図4は、図3のセパレータ34の構成を示
す。ケーシング40は鉛直軸線41まわりに回転駆動さ
れる選別翼42を収納する分級室を有する。ケーシング
の上端からは接線方向に排出管43が連通し、外部のサ
イクロン36に連結する。ケーシング40内に上方から
送込まれる粉砕品は、選別翼42によって粗粉が弾き飛
ばされて下方に落下し、精粉は排出管43を通過してサ
イクロン34内に導かれる。サイクロン36内では、精
粉が空気流から分離して製品として取出される。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、竪型ロー
ラミルの外部にセパレータを設け、粉砕品の輸送を気流
搬送によらないで閉回路を構成したので、エネルギ消費
を抑えることができる。さらにローラミルの粉砕品の一
部をセパレータを介さず直接ローラミルに戻し、この量
をコントロールすることを可能とした結果、製品中の微
粉生成量を任意に調整することができ、セメントとして
の品質を向上させることができる。
【0020】また、セパレータは、分級手段とともにサ
イクロンを備え、かつ分級手段およびサイクロンに供給
する空気は循環して使用されるので、冷風を多く取込む
必要がなくなり、製品温度を低下させないで省エネルギ
を図ることができる。
【0021】さらに本発明によれば、セパレータを内蔵
しない竪型ローラミルと、外部のセパレータと、竪型ロ
ーラミルから外部のセパレータまで粉砕されたセメント
クリンカを輸送する輸送手段とを用いて閉回路を構成
し、粉砕品の一部をセパレータを通さずに直接竪型ロー
ラミルに戻して、省エネルギと粒度分布適正化による製
品品質の向上とを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態による粉砕装置の構成を
示す系統図である。
【図2】図1の粉砕装置の機能的な構成を示すブロック
図である。
【図3】本発明の実施の他の形態による粉砕装置の構成
を示す系統図である。
【図4】図3のセパレータの構成を示す断面図である。
【図5】従来のセメントクリンカの粉砕装置の構成を示
す系統図である。
【符号の説明】
21 竪型ローラミル 23 テーブル 25 ローラ 27 原料 28,34 セパレータ 29 バケットエレベータ 30 集塵機 31 吸引ファン 32 分配ダンパ 35 分級機 36 サイクロン 37 ファン 40 ケーシング 41 鉛直軸線 42 選別翼
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 植田 博 兵庫県神戸市中央区東川崎町3丁目1番 1号 川崎重工業株式会社 神戸工場内 (72)発明者 安藤 文典 兵庫県神戸市中央区東川崎町3丁目1番 1号 川崎重工業株式会社 神戸工場内 (72)発明者 須藤 勘三郎 東京都港区西新橋2丁目14番1号 秩父 小野田株式会社内 (72)発明者 村田 光明 東京都港区西新橋2丁目14番1号 秩父 小野田株式会社内 (72)発明者 高山 明彦 東京都港区西新橋2丁目14番1号 秩父 小野田株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−111643(JP,A) 特開 平7−256137(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B02C 15/04 B02C 23/22

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セメントクリンカを粉砕するための竪型
    ローラミルと、 竪型ローラミルによって粉砕されたセメントクリンカを
    上方に輸送する上方輸送手段と、 上方に輸送されたセメントクリンカを分割し、分割され
    たセメントクリンカの一部を竪型ローラミルに戻す分配
    手段と、 鉛直軸線を有し、鉛直軸線まわりに回転駆動される選別
    翼を含む分級手段と、分級手段のケーシング上端で分級
    手段内に連通し、分級手段の周囲に配置される複数のサ
    イクロンとを備え、分配手段によって分割されたセメン
    トクリンカの残部を、セメントクリンカの粒径に従って
    精粉と粗粉とに分級し、粗粉を竪型ローラミルに戻すセ
    パレータと、 セパレータで分級された精粉を吸引して捕集する集塵機
    と、 分級手段およびサイクロンに供給する空気を循環させる
    循環手段とを含むことを特徴とする竪型ローラミルによ
    るセメントクリンカの粉砕装置。
  2. 【請求項2】 セパレータを内蔵しない竪型ローラミル
    と、竪型ローラミルの上方に配置され、粉砕されたセメ
    ントクリンカを分級して粗粉を竪型ローラミルに戻すセ
    パレータと、竪型ローラミルによって粉砕されたセメン
    トクリンカをセパレータに輸送する輸送手段とを含む閉
    回路を構成し、 輸送手段によって輸送される粉砕されたセメントクリン
    カの一部を、セパレータを介さずに、竪型ローラミルに
    直接戻しながら、セパレータで分級された精粉を集塵し
    て製品を取り出すことを特徴とする竪型ローラミルによ
    るセメントクリンカの粉砕方法。
JP8096774A 1996-04-18 1996-04-18 竪型ローラミルによるセメントクリンカの粉砕装置および方法 Expired - Lifetime JP2920876B2 (ja)

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