JP2918776B2 - 自動ライティング装置及び該装置を用いたライティング方法 - Google Patents
自動ライティング装置及び該装置を用いたライティング方法Info
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- JP2918776B2 JP2918776B2 JP5330929A JP33092993A JP2918776B2 JP 2918776 B2 JP2918776 B2 JP 2918776B2 JP 5330929 A JP5330929 A JP 5330929A JP 33092993 A JP33092993 A JP 33092993A JP 2918776 B2 JP2918776 B2 JP 2918776B2
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- Japan
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- lighting
- lighting device
- link
- guide rail
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21V—FUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F21V21/00—Supporting, suspending, or attaching arrangements for lighting devices; Hand grips
- F21V21/34—Supporting elements displaceable along a guiding element
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21V—FUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F21V21/00—Supporting, suspending, or attaching arrangements for lighting devices; Hand grips
- F21V21/14—Adjustable mountings
- F21V21/22—Adjustable mountings telescopic
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B15/00—Special procedures for taking photographs; Apparatus therefor
- G03B15/02—Illuminating scene
- G03B15/06—Special arrangements of screening, diffusing, or reflecting devices, e.g. in studio
- G03B15/07—Arrangements of lamps in studios
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Studio Devices (AREA)
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、スタジオ内での写真
撮影に於けるライティング作業（照明作業）を効果的か
つ迅速に行うものであって、あらかじめ設定されたプロ
カメラマンのライティング技術をコンピュ−タによって
記憶させておき、通常行っているプロカメラマンのライ
ティングに準じた高い品質の写真を得ることができるラ
イティングシステム及びこのシステムを実施する自動ラ
イティング装置に関するものである。
撮影に於けるライティング作業（照明作業）を効果的か
つ迅速に行うものであって、あらかじめ設定されたプロ
カメラマンのライティング技術をコンピュ−タによって
記憶させておき、通常行っているプロカメラマンのライ
ティングに準じた高い品質の写真を得ることができるラ
イティングシステム及びこのシステムを実施する自動ラ
イティング装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】写真撮影特に商業写真の品質と作業時間
にもっとも大きな影響をもつのはライティング作業であ
る。しかし、このライティング作業には一般に複数個の
ライトを前後左右に動かして、撮影者が最適と思われる
照明状態を見出し、その位置で撮影を行っていた。しか
し、この最適と思われる照明位置を見出す作業は容易で
なく、従来１〜２時間をも要していた。
にもっとも大きな影響をもつのはライティング作業であ
る。しかし、このライティング作業には一般に複数個の
ライトを前後左右に動かして、撮影者が最適と思われる
照明状態を見出し、その位置で撮影を行っていた。しか
し、この最適と思われる照明位置を見出す作業は容易で
なく、従来１〜２時間をも要していた。
【０００３】
(１)写真撮影におけるライティング（照明）作業が、専
門的技術をもたないものでも、プロカメラマンが持つラ
イティング技術に限りなく近い照明状態をごく簡単に作
ることができるようにすること、及び(２)撮影時間の大
幅短縮と作品ごとにバラツキのない均一なライティング
を可能にするライティング装置及びこの装置を使用した
ライティングシステムを提供することを目的とする。
門的技術をもたないものでも、プロカメラマンが持つラ
イティング技術に限りなく近い照明状態をごく簡単に作
ることができるようにすること、及び(２)撮影時間の大
幅短縮と作品ごとにバラツキのない均一なライティング
を可能にするライティング装置及びこの装置を使用した
ライティングシステムを提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】架台４と、該架台上又は
架台と切離して設け、架台の前後方向に移動可能な円弧
状ガイドレ−ル６に沿って左右にスライド可能かつ円弧
状ガイドレ−ル６上で前後方向に首振り可能なトップ照
明器具１と、架台４の両側に対をなして設けられ、架台
４の中心を中心とする円弧状保持金具７と８に沿って上
下にスライド可能、かつ架台中心に向って中心線振り分
けで約−１０°〜＋３５°の範囲で回転可能な下部照明
器具２と３とでライティング装置を構成した。又架台中
心に半球形センサ−を設け、これによって光量の自動チ
ェック可能にした。又円弧状保持金具７と８をリンク機
構と入れ子機構の組合せ、又は互に直交する入れ子機構
の組合せで構成した。
架台と切離して設け、架台の前後方向に移動可能な円弧
状ガイドレ−ル６に沿って左右にスライド可能かつ円弧
状ガイドレ−ル６上で前後方向に首振り可能なトップ照
明器具１と、架台４の両側に対をなして設けられ、架台
４の中心を中心とする円弧状保持金具７と８に沿って上
下にスライド可能、かつ架台中心に向って中心線振り分
けで約−１０°〜＋３５°の範囲で回転可能な下部照明
器具２と３とでライティング装置を構成した。又架台中
心に半球形センサ−を設け、これによって光量の自動チ
ェック可能にした。又円弧状保持金具７と８をリンク機
構と入れ子機構の組合せ、又は互に直交する入れ子機構
の組合せで構成した。
【０００５】そしてこのような装置を用い、撮影頻度の
高い基本的なサイズおよび形状の模擬被写体を架台上に
置き、専門的技術を有するカメラマンが理想的なライテ
ィング位置と光量の調整を行い、該状態を位置読み取り
装置と光電センサにより電気信号に変換し、被写体の各
部に受ける光量を測定し、これらをコンピュ−タに取り
込んでメモリし、本番撮影に際しあらかじめプログラム
されたサンプルデ−タに最も近いものを自動的に選択
し、該デ−タに基づいたライティング作業を自動的に実
行可能にした。
高い基本的なサイズおよび形状の模擬被写体を架台上に
置き、専門的技術を有するカメラマンが理想的なライテ
ィング位置と光量の調整を行い、該状態を位置読み取り
装置と光電センサにより電気信号に変換し、被写体の各
部に受ける光量を測定し、これらをコンピュ−タに取り
込んでメモリし、本番撮影に際しあらかじめプログラム
されたサンプルデ−タに最も近いものを自動的に選択
し、該デ−タに基づいたライティング作業を自動的に実
行可能にした。
【０００６】
【実施例】図に基いて本発明のライティング装置につい
て説明する。この装置には３個の照明器具が設置され
る。即ち架台４の上方に１個のトップ照明器具１が、又
架台４の両側に２個の下部照明器具２と３が設けられて
いる。これらの照明器具によって架台４の上面５上に載
せた商品等の被写体（図示しない）を上部と両側の三方
から照写し、最適の位置で撮影することができるように
なっている。架台４上は例えば巾５００mm×奥行き５０
０mm×高さ５００mm程度の商品を載置できる広さと強度
を持たせている。
て説明する。この装置には３個の照明器具が設置され
る。即ち架台４の上方に１個のトップ照明器具１が、又
架台４の両側に２個の下部照明器具２と３が設けられて
いる。これらの照明器具によって架台４の上面５上に載
せた商品等の被写体（図示しない）を上部と両側の三方
から照写し、最適の位置で撮影することができるように
なっている。架台４上は例えば巾５００mm×奥行き５０
０mm×高さ５００mm程度の商品を載置できる広さと強度
を持たせている。
【０００７】そして以上のような撮影装置上に被写体を
置いて撮影するのであるが、本装置は次の様なコンピュ
−タ−ソフトを使用して、精度の高い撮影をすることが
できるようになっている。即ち比較的撮影頻度の高い、
基本的なサイズ、および形状の模擬被写体を架台上に置
いて専門的なライティング技術をもつカメラマンが理想
的なライティング（ライト位置、光量）の調整を行う。
この状態を位置読み取り装置と光電センサにより電気信
号に変換し、被写体の各部に受ける光量を測定し、これ
らをコンピュ−タに取り込む。模擬被写体のサイズ、形
状を変更して同じ作業を繰返し、デ−タとして取り込
み、メモリしておく。
置いて撮影するのであるが、本装置は次の様なコンピュ
−タ−ソフトを使用して、精度の高い撮影をすることが
できるようになっている。即ち比較的撮影頻度の高い、
基本的なサイズ、および形状の模擬被写体を架台上に置
いて専門的なライティング技術をもつカメラマンが理想
的なライティング（ライト位置、光量）の調整を行う。
この状態を位置読み取り装置と光電センサにより電気信
号に変換し、被写体の各部に受ける光量を測定し、これ
らをコンピュ−タに取り込む。模擬被写体のサイズ、形
状を変更して同じ作業を繰返し、デ−タとして取り込
み、メモリしておく。
【０００８】本番撮影のときには、被写体のサイズ・形
状は、あらかじめプログラムされたサンプルデ−タに最
も近いものを自動的に選択し、そのデ−タに基づいたラ
イティング作業（ライトの位置と明るさのコントロ−
ル）を自動的に実行する。なおカメラマンの手元にコン
トロ−ルボックスを置いておき、３つの照明器具の明る
さをそれぞれ微調整できる機能をもたせておけばさらに
好適である。そしてさらに被写体の性格などにより、画
一的な撮影を避けたい場合のフォロ−ができるようにす
る。なお、プリセットスイッチの操作により、自動調整
に戻る機能をつけておくものとする。
状は、あらかじめプログラムされたサンプルデ−タに最
も近いものを自動的に選択し、そのデ−タに基づいたラ
イティング作業（ライトの位置と明るさのコントロ−
ル）を自動的に実行する。なおカメラマンの手元にコン
トロ−ルボックスを置いておき、３つの照明器具の明る
さをそれぞれ微調整できる機能をもたせておけばさらに
好適である。そしてさらに被写体の性格などにより、画
一的な撮影を避けたい場合のフォロ−ができるようにす
る。なお、プリセットスイッチの操作により、自動調整
に戻る機能をつけておくものとする。
【０００９】図２以下を参照して装置についてより詳細
に説明する。図２に示す如く、照明器具はトップ照明器
具１と、左右対をなした下部照明器具２と３の合計３個
設けている。トップ照明器具１は架台４の両側に立設し
た支柱6a，6a間に跨る半径約１６００mmの弧状ガイドレ
−ル６により支持されていて、図１に示す如く弧状ガイ
ドレ−ル６上を中心から左右に約１０００mm移動するこ
とができる。さらに図３の如く架台４の中心から前に約
５００mm，後に約４００mm架台４の両側に設けたラック
ギヤ4bに沿ってスライドできる。さらに又図１の２点鎖
線で示す如くこのスライド方向と同方向に首振りも可能
である。
に説明する。図２に示す如く、照明器具はトップ照明器
具１と、左右対をなした下部照明器具２と３の合計３個
設けている。トップ照明器具１は架台４の両側に立設し
た支柱6a，6a間に跨る半径約１６００mmの弧状ガイドレ
−ル６により支持されていて、図１に示す如く弧状ガイ
ドレ−ル６上を中心から左右に約１０００mm移動するこ
とができる。さらに図３の如く架台４の中心から前に約
５００mm，後に約４００mm架台４の両側に設けたラック
ギヤ4bに沿ってスライドできる。さらに又図１の２点鎖
線で示す如くこのスライド方向と同方向に首振りも可能
である。
【００１０】下部照明器具２と３は図１に示す如く半径
約９５０mmの保持金具７と８に設けた内向円弧状の軌道
上を架台５上の約３５０mm（図１）の位置を起点とし
て、上向に６５０mm程度スライドし、さらに図３の如く
架台中心に向って中心線振り分けで−１０°〜＋３５°
の回転移動する。架台４は基本的には固定据付け型で、
架台の上面５は合板ベニヤ材を張ってある。１２は架台
４の後部に立設したバック紙支持柱で、撮影時にはこれ
にバック紙を取付けて撮影する。
約９５０mmの保持金具７と８に設けた内向円弧状の軌道
上を架台５上の約３５０mm（図１）の位置を起点とし
て、上向に６５０mm程度スライドし、さらに図３の如く
架台中心に向って中心線振り分けで−１０°〜＋３５°
の回転移動する。架台４は基本的には固定据付け型で、
架台の上面５は合板ベニヤ材を張ってある。１２は架台
４の後部に立設したバック紙支持柱で、撮影時にはこれ
にバック紙を取付けて撮影する。
【００１１】図６と図７は下部照明器具２の保持金具７
と８の他の例を示す。前記した例では、下部照明器具２
は図１に示す如く円弧状をなした保持金具７又は８に設
けた内向円弧状の軌道上を架台４上の約３５０mm（図
１）の位置を起点として、上向に６５０mm程度スライド
し、さらに図３の如く架台中心に向って中心線振り分け
で前後に−１０°〜＋３５°の回転移動するものであっ
た。これに対し図６の保持金具７′又は８′はリンク機
構と入れ子機構を利用しさらに基部を３６０°回転でき
るようにしたものである。
と８の他の例を示す。前記した例では、下部照明器具２
は図１に示す如く円弧状をなした保持金具７又は８に設
けた内向円弧状の軌道上を架台４上の約３５０mm（図
１）の位置を起点として、上向に６５０mm程度スライド
し、さらに図３の如く架台中心に向って中心線振り分け
で前後に−１０°〜＋３５°の回転移動するものであっ
た。これに対し図６の保持金具７′又は８′はリンク機
構と入れ子機構を利用しさらに基部を３６０°回転でき
るようにしたものである。
【００１２】図６で、１３は架台４上に設けた基台であ
る。基台１３上には基台１３に対し矢印ａ方向に３６０
°回転可能な基柱１４が立設されている。基柱１４に対
し第１リンク１５がピン１６により枢支され、矢印ｂ方
向に１８０°回動し、所定角度位置で固定可能に取り付
けられている。さらに第１リンク１５に対しピン１８に
よって第２リンク１７が枢支され、矢印ｃ方向に３６０
°回動しかつ所定角度位置で固定可能に取り付けられて
いる。さらに又第２リンク１７に対しては第３リンク１
９がピン２０で枢支されている。第３リンク１９もピン
２０のまわりに矢印ｄ方向に３６０°回動可能かつ所定
回動位置で固定可能に取付けられている。第３リンク１
９に対しては第４リンク２１が入れ子式に取り付けら
れ、矢印ｅ方向に伸縮可能である。
る。基台１３上には基台１３に対し矢印ａ方向に３６０
°回転可能な基柱１４が立設されている。基柱１４に対
し第１リンク１５がピン１６により枢支され、矢印ｂ方
向に１８０°回動し、所定角度位置で固定可能に取り付
けられている。さらに第１リンク１５に対しピン１８に
よって第２リンク１７が枢支され、矢印ｃ方向に３６０
°回動しかつ所定角度位置で固定可能に取り付けられて
いる。さらに又第２リンク１７に対しては第３リンク１
９がピン２０で枢支されている。第３リンク１９もピン
２０のまわりに矢印ｄ方向に３６０°回動可能かつ所定
回動位置で固定可能に取付けられている。第３リンク１
９に対しては第４リンク２１が入れ子式に取り付けら
れ、矢印ｅ方向に伸縮可能である。
【００１３】以上の構成であるから、第４リンク２１の
先端に取り付けた下部照明器具２又は３は水平方向と上
下方向に自由自在に変化でき、しかも先端の第４リンク
２１を伸縮させることによって位置の微調整も容易であ
る。この構成により、図１に示した構成の下部照明器具
の保持金具に優るとも劣らない位置の変化が可能で、架
台４上の被写体に対し最適な照明を付与することができ
る。
先端に取り付けた下部照明器具２又は３は水平方向と上
下方向に自由自在に変化でき、しかも先端の第４リンク
２１を伸縮させることによって位置の微調整も容易であ
る。この構成により、図１に示した構成の下部照明器具
の保持金具に優るとも劣らない位置の変化が可能で、架
台４上の被写体に対し最適な照明を付与することができ
る。
【００１４】図７は縦方向と横方向に入れ子式に伸縮す
る保持金具７″又は８″の例である。図７で、基台２２
が架台４上に取り付けられ、これに対し第１入れ子管２
３が回転可能に取り付けられている。第１入れ子管２３
に対し第２入れ子管２４が伸縮自在に嵌合している。さ
らに第２入れ子管２４に対して第３入れ子管２５が伸縮
自在に嵌合している。第３入れ子管２５には方形のブロ
ック２６が固着され、これに横向きの入れ子管機構２７
が取り付けられている。そして最先端の入れ子部材に照
明器具２又は３が枢軸２８によって回動可能に取り付け
られている。
る保持金具７″又は８″の例である。図７で、基台２２
が架台４上に取り付けられ、これに対し第１入れ子管２
３が回転可能に取り付けられている。第１入れ子管２３
に対し第２入れ子管２４が伸縮自在に嵌合している。さ
らに第２入れ子管２４に対して第３入れ子管２５が伸縮
自在に嵌合している。第３入れ子管２５には方形のブロ
ック２６が固着され、これに横向きの入れ子管機構２７
が取り付けられている。そして最先端の入れ子部材に照
明器具２又は３が枢軸２８によって回動可能に取り付け
られている。
【００１５】このような構成であるから保持金具７″
（又は８″）は基台に対し回動して上下に伸縮すると共
に、横方向にも伸縮し、照明器具自体も枢軸２８のまわ
りに回動可能である。従ってこれ又第１図の機構と同様
極めて自由度の高い動作が可能となる。
（又は８″）は基台に対し回動して上下に伸縮すると共
に、横方向にも伸縮し、照明器具自体も枢軸２８のまわ
りに回動可能である。従ってこれ又第１図の機構と同様
極めて自由度の高い動作が可能となる。
【００１６】架台４上には、図４(ａ)と(ｂ)に示す如く
撮影後の照度チェックの為、フォトダイオ−ド9aが球面
上に複数個付いた半球形センサ−９を設置可能とし、光
量の自動チェックをすることも可能である。
撮影後の照度チェックの為、フォトダイオ−ド9aが球面
上に複数個付いた半球形センサ−９を設置可能とし、光
量の自動チェックをすることも可能である。
【００１７】次に本装置を使用して自動ライティング装
置の位置・角度を設定し、設定内容をパーソナルコンピ
ュータ（以下、「パソコン」という）にて処理するライ
トコントロールシステムを実施するに当り次の器材を用
意している。図５は概略ブロック図で自動ライティング
装置のトップ照明器具１、下部照明器具２，３をパソコ
ン１１に接続されたライトコントローラ１０によりモー
タ２９を制御することにより位置・角度を制御する。
又、光量（電圧レベル）を入力し、パソコン１１にて位
置・角度共にデータ処理され、必要に応じて、その内容
が出力される。この場合パソコン制御にてトップ照明器
具１〜下部照明器具２，３が自動設定される。なお、パ
ソコンとしては、例えばデスクトップコンピュータを使
用するのが望ましい。また、モータ２９の回転数はエン
コーダ３０により検出される（図１参照）。
置の位置・角度を設定し、設定内容をパーソナルコンピ
ュータ（以下、「パソコン」という）にて処理するライ
トコントロールシステムを実施するに当り次の器材を用
意している。図５は概略ブロック図で自動ライティング
装置のトップ照明器具１、下部照明器具２，３をパソコ
ン１１に接続されたライトコントローラ１０によりモー
タ２９を制御することにより位置・角度を制御する。
又、光量（電圧レベル）を入力し、パソコン１１にて位
置・角度共にデータ処理され、必要に応じて、その内容
が出力される。この場合パソコン制御にてトップ照明器
具１〜下部照明器具２，３が自動設定される。なお、パ
ソコンとしては、例えばデスクトップコンピュータを使
用するのが望ましい。また、モータ２９の回転数はエン
コーダ３０により検出される（図１参照）。
【００１８】なお図１〜図３の実施例ではトップ照明器
具１を架台４上に設けた円弧状ガイドレ−ル６にスライ
ド可能に設置した。しかし、円弧状ガイドレ−ル６を架
台４から切離し、より巾広くより背の高いガイドレ−ル
にすることも可能である。こうすることによって、被写
体と照明器具の距離を大きくできると共に、照明器具も
より多くセットできるので、より高品質の撮影ならびに
より大型の被写体の撮影に対処可能である。
具１を架台４上に設けた円弧状ガイドレ−ル６にスライ
ド可能に設置した。しかし、円弧状ガイドレ−ル６を架
台４から切離し、より巾広くより背の高いガイドレ−ル
にすることも可能である。こうすることによって、被写
体と照明器具の距離を大きくできると共に、照明器具も
より多くセットできるので、より高品質の撮影ならびに
より大型の被写体の撮影に対処可能である。
【００１９】
【効果】架台４と、該架台４上あるいは架台４と切離し
て設けられ、架台４の前後方向に移動可能な円弧状ガイ
ドレ−ル６に沿って左右にスライド可能かつ円弧状ガイ
ドレ−ル６上で前後方向に首振り可能なトップ照明器具
１と、架台４の両側に対をなして設けられ、架台４の中
心を中心とする円弧状保持金具７と８に沿ってスライド
可能かつ架台４の中心に向って中心線振り分けで両方向
に回転可能な下部照明器具２と３とでライティング装置
を構成し、撮影頻度の高い基本的なサイズおよび形状の
模擬被写体を架台上に置いて、専門的技術を有するカメ
ラマンが理想的なライティング位置と光量の調整を行
い、該状態を位置読み取り装置と光電センサにより電気
信号に変換し、被写体の各部に受ける光量を測定し、こ
れらをコンピュ−タに取り込んでメモリし、本番撮影に
際しあらかじめプログラムされたサンプルデ−タに最も
近いものを自動的に選択し、該デ−タに基づいたライテ
ィング作業を自動的に実行するようにした。又円弧状保
持金具７又は８に代えリンク機構と入れ子機構を組合せ
た保持金具７′又は８′あるいは入れ子機構の組合せに
よる保持金具７″又は８″によってより自由度を大きく
した。
て設けられ、架台４の前後方向に移動可能な円弧状ガイ
ドレ−ル６に沿って左右にスライド可能かつ円弧状ガイ
ドレ−ル６上で前後方向に首振り可能なトップ照明器具
１と、架台４の両側に対をなして設けられ、架台４の中
心を中心とする円弧状保持金具７と８に沿ってスライド
可能かつ架台４の中心に向って中心線振り分けで両方向
に回転可能な下部照明器具２と３とでライティング装置
を構成し、撮影頻度の高い基本的なサイズおよび形状の
模擬被写体を架台上に置いて、専門的技術を有するカメ
ラマンが理想的なライティング位置と光量の調整を行
い、該状態を位置読み取り装置と光電センサにより電気
信号に変換し、被写体の各部に受ける光量を測定し、こ
れらをコンピュ−タに取り込んでメモリし、本番撮影に
際しあらかじめプログラムされたサンプルデ−タに最も
近いものを自動的に選択し、該デ−タに基づいたライテ
ィング作業を自動的に実行するようにした。又円弧状保
持金具７又は８に代えリンク機構と入れ子機構を組合せ
た保持金具７′又は８′あるいは入れ子機構の組合せに
よる保持金具７″又は８″によってより自由度を大きく
した。
【００２０】このように構成したので、写真撮影の品
質と作業時間にもっとも大きな影響をもつライティング
（照明）作業が、その技術をもたないものでも、プロカ
メラマンがもつ高度のライティング技術に限りなく近い
照明を作ることができる。 撮影時間の大幅短縮と、作品ごとにバラツキのない均
一なライティングが可能となった。たとえば従来１〜２
時間のライティング作業時間を数秒に短縮させることが
できる。
質と作業時間にもっとも大きな影響をもつライティング
（照明）作業が、その技術をもたないものでも、プロカ
メラマンがもつ高度のライティング技術に限りなく近い
照明を作ることができる。 撮影時間の大幅短縮と、作品ごとにバラツキのない均
一なライティングが可能となった。たとえば従来１〜２
時間のライティング作業時間を数秒に短縮させることが
できる。
【図１】自動ライティング装置の正面図。
【図２】図１の右側面図。
【図３】図１の上面図。
【図４】半球形センサ−を示し、(ａ)は平面図、(ｂ)は
正面図。
正面図。
【図５】システムのブロック図。
【図６】円弧状保持機構に代る保持機構の別の例を示
す。
す。
【図７】円弧状保持機構に代る保持機構のさらに他の例
を示す図。
を示す図。
１ トップ照明器具 ２，３ 下部照明器
具 ４ 架台 4a ラックギヤ ５ (架台の)上面 ６ ガイドレ−ル 6a 支柱 ７,７′,７″,８,８′,８″ 保持金具 ９ 半球形センサ− 9a フォトダイオ−
ド 10 ライトコントロ−ラ 11 パソコン 12 バック紙支持柱 13 基台 14 基柱 15 第１リンク 16 ピン 17 第２リンク 18 ピン 19 第３リンク 20 ピン 21 第４リンク 22 基台 23 第１入れ子管 24 第２入れ子管 25 第３入れ子管 26 ブロック 27 入れ子管機構 28 枢軸
具 ４ 架台 4a ラックギヤ ５ (架台の)上面 ６ ガイドレ−ル 6a 支柱 ７,７′,７″,８,８′,８″ 保持金具 ９ 半球形センサ− 9a フォトダイオ−
ド 10 ライトコントロ−ラ 11 パソコン 12 バック紙支持柱 13 基台 14 基柱 15 第１リンク 16 ピン 17 第２リンク 18 ピン 19 第３リンク 20 ピン 21 第４リンク 22 基台 23 第１入れ子管 24 第２入れ子管 25 第３入れ子管 26 ブロック 27 入れ子管機構 28 枢軸
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G03B 15/02
Claims (7)
- 【請求項１】 架台（４）と、該架台（４）の両側部に
あって架台（４）の前後方向に移動可能な一対の支柱
（６ａ，６ａ）間に支持された円弧状ガイドレール
（６）に沿い左右にスライド可能、かつ円弧状ガイドレ
ール（６）上で前後方向に首振り可能なトップ照明器具
（１）と、架台（４）の両側に対をなして設けられ、架
台（４）の中心を円弧の中心とし、架台（４）上を前後
方向に回転移動可能な左右一対の円弧状保持金具（７と
８）と、各円弧状保持金具（７，８）に沿って上下にス
ライド可能、かつ架台（４）の上面中心に向って取付け
られた下部照明器具（２と３）とからなり、パーソナル
コンピュータ（１１）に接続されたライトコントローラ
（１０）によりモータ（２９）を制御することにより、
トップ照明器具（１）及び下部照明器具（２，３）を架
台（４）に置かれた被写体の最適ライティング位置に移
動可能にしたことを特徴とする自動ライティング装置。 - 【請求項２】 架台（４）と、該架台（４）の両側部に
あって架台（４）の前後方向に移動可能な一対の支柱
（６ａ，６ａ）間に支持された円弧状ガイドレール
（６）に沿い左右にスライド可能、かつ円弧状ガイドレ
ール（６）上で前後方向に首振り可能なトップ照明器具
（１）と、架台（４）の両側に対をなして設けられ、架
台（４）上に設けられた基台（１３）に対し３６０゜水
平回転可能な基柱（１４）と、基柱（１４）の上部にピ
ン（１６）により枢支され、上下に１８０゜回動し、所
定角度位置で固定可能に取り付けられた第１リンク（１
５）と、さらに第１リンク（１５）に対し上下にピン
（１８）によって枢支され、３６０゜回動しかつ所定角
度位置で固定可能に取り付けられた第２リンク（１７）
と、さらに又第２リンク（１７）に対しピン（２０）で
枢支され、ピン（２０）のまわりに３６０゜回動可能か
つ所定回動位置で固定可能に取り付けられている第３リ
ンク（１９）と、第３リンク（１９）に対して入れ子式
に取り付けられ、軸方向に伸縮可能な第４リンクとで下
部照明器具（２，３）の支持装置を構成し、パーソナル
コンピュータ（１１）に接続されたライトコントローラ
（１０）によりモータ（２９）を制御することにより、
トップ照明器具（１）及び下部照明器具（２，３）を架
台（４）に置かれた被写体の最適ライティング位置に移
動 可能にしたことを特徴とする自動ライティング装置。 - 【請求項３】 架台（４）と、該架台（４）の両側部に
あって架台（４）の前後方向に移動可能な一対の支柱
（６ａ，６ａ）間に支持された円弧状ガイドレール
（６）に沿い左右にスライド可能、かつ円弧状ガイドレ
ール（６）上で前後方向に首振り可能なトップ照明器具
（１）と、架台（４）の両側に対をなして設けられ、架
台（４）上に取り付けられた基台（２２）に対し第１入
れ子管（２３）が回転可能に取り付けられ、第１入れ子
管（２３）に対し第２入れ子管（２４）が伸縮自在に嵌
合し、さらに第２入れ子管（２４）に対して第３入れ子
管（２５）が伸縮自在に嵌合すると共に、第３入れ子管
（２５）には方形のブロック（２６）が固着され、これ
に横向きの入れ子管機構（２７）が取り付けられ、最先
端の入れ子部材に照明器具（２又は３）が枢軸（２８）
によって回動可能に取り付けられ、パーソナルコンピュ
ータ（１１）に接続されたライトコントローラ（１０）
によりモータ（２９）を制御することにより、トップ照
明器具（１）及び下部照明器具（２，３）を架台（４）
に置かれた被写体の最適ライティング位置に移動可能に
したことを特徴とする自動ライティング装置。 - 【請求項４】 トップ照明器具（１）を取り付ける円弧
状ガイドレール（６）を巾広でかつ背高とし、かつ該ガ
イドレールにトップ照明器具（１）を数多くセット可能
にした請求項１、請求項２又は請求項３記載の自動ライ
ティング装置。 - 【請求項５】 架台（４）の中心部に球面上に多数のフ
ォトダイオード（９ａ）を備えた半球形センサー（９）
を設置し、光量の自動チェックを可能にした請求項１，
請求項２，請求項３又は請求項４記載の自動ライティン
グ装置。 - 【請求項６】 撮影頻度の高い基本的なサイズおよび形
状の模擬被写体を架台（４）上に置き、専門的技術を有
するカメラマンが理想的なライティング位置と光量の調
整を行い、該状態はライティング位置については位置読
み取り装置により測定され、模擬被写体の各部に受ける
光量については光電センサにより測定されて、それぞれ
電気信号に変換され、これらをパーソナルコンピュータ
に取り込んで記憶させておき、本番撮影に際し撮影者
は、撮影しようとする被写体に対し、あらかじめ記憶さ
れたサンプルデータに最も近いトップ照明器具（１）と
下部照明器具（２，３）の位置角度及び光量をパソコン
操作により選択し、該データに基づいてパーソナルコン
ピュータに接続されたライトコントローラによりモータ
ーを制御することによりライティング作業を自動的に実
行するようにしたことを特徴とする請求項１記載の自動
ライティング装置を用いたライティング方法。 - 【請求項７】 撮影者の手元にコントロールボックスを
設け、トップ照明器具（１）及び下部照明器具（２，
３）の明るさをそれぞれ微調整できるようにした請求項
６記載のライティング方法。
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|---|---|---|---|
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