JP2918548B2 - 回転式充填機 - Google Patents
回転式充填機Info
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- B67—OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
- B67C—CLEANING, FILLING WITH LIQUIDS OR SEMILIQUIDS, OR EMPTYING, OF BOTTLES, JARS, CANS, CASKS, BARRELS, OR SIMILAR CONTAINERS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; FUNNELS
- B67C3/00—Bottling liquids or semiliquids; Filling jars or cans with liquids or semiliquids using bottling or like apparatus; Filling casks or barrels with liquids or semiliquids
- B67C3/02—Bottling liquids or semiliquids; Filling jars or cans with liquids or semiliquids using bottling or like apparatus
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- B67—OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
- B67C—CLEANING, FILLING WITH LIQUIDS OR SEMILIQUIDS, OR EMPTYING, OF BOTTLES, JARS, CANS, CASKS, BARRELS, OR SIMILAR CONTAINERS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; FUNNELS
- B67C7/00—Concurrent cleaning, filling, and closing of bottles; Processes or devices for at least two of these operations
- B67C7/0073—Sterilising, aseptic filling and closing
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B67—OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
- B67C—CLEANING, FILLING WITH LIQUIDS OR SEMILIQUIDS, OR EMPTYING, OF BOTTLES, JARS, CANS, CASKS, BARRELS, OR SIMILAR CONTAINERS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; FUNNELS
- B67C3/00—Bottling liquids or semiliquids; Filling jars or cans with liquids or semiliquids using bottling or like apparatus; Filling casks or barrels with liquids or semiliquids
- B67C3/02—Bottling liquids or semiliquids; Filling jars or cans with liquids or semiliquids using bottling or like apparatus
- B67C3/22—Details
- B67C3/26—Filling-heads; Means for engaging filling-heads with bottle necks
- B67C2003/2688—Means for filling containers in defined atmospheric conditions
- B67C2003/2691—Means for filling containers in defined atmospheric conditions by enclosing one container in a chamber
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- Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
- Vacuum Packaging (AREA)
- Materials For Medical Uses (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
- Centrifugal Separators (AREA)
- Basic Packing Technique (AREA)
Description
【０００１】本発明は、液体（特に飲料）を容器（特に
ビン）に高純度ビン詰め条件下で充填する回転式充填機
に関し、それは、ロータの周囲に配列された複数の充填
バルブと、循環中に充填バルブの下で当該容器を保持す
る保持要素と、ビンが循環する経路の領域内で、内壁、
外壁、天井壁及び底壁により区切られる超クリーンルー
ムを備え、例えば無菌エアの高純度ガスをビン詰め中に
導入することにより、前記超クリーンルームの中で高純
度環境が維持される。
ビン）に高純度ビン詰め条件下で充填する回転式充填機
に関し、それは、ロータの周囲に配列された複数の充填
バルブと、循環中に充填バルブの下で当該容器を保持す
る保持要素と、ビンが循環する経路の領域内で、内壁、
外壁、天井壁及び底壁により区切られる超クリーンルー
ムを備え、例えば無菌エアの高純度ガスをビン詰め中に
導入することにより、前記超クリーンルームの中で高純
度環境が維持される。
【０００２】一定の飲料に対して、ビン詰め処理を高純
度条件下で行い、その飲料がカビ等の厄介な物（pest
s）に接触するようになり、時間保守及び飲料の品質を
害することを避ける。これは、本質的に非アルコール飲
料及び非炭酸ガス飲料に適用され、それらのｐＨ値は
４．５未満である。このような飲料は、特に、例えばカ
ビによって生じる害（spoilage）を受けやすいこと、更
に、カビは空気汚染という形で優勢的に生じることか
ら、そのような飲料のビン詰めに適する換気技術分野に
おける追加処置が、この種のビン詰め工場施設でとられ
なければならない。
度条件下で行い、その飲料がカビ等の厄介な物（pest
s）に接触するようになり、時間保守及び飲料の品質を
害することを避ける。これは、本質的に非アルコール飲
料及び非炭酸ガス飲料に適用され、それらのｐＨ値は
４．５未満である。このような飲料は、特に、例えばカ
ビによって生じる害（spoilage）を受けやすいこと、更
に、カビは空気汚染という形で優勢的に生じることか
ら、そのような飲料のビン詰めに適する換気技術分野に
おける追加処置が、この種のビン詰め工場施設でとられ
なければならない。
【０００３】この種のビン詰め処理に用いられる充填機
は、ヨーロッパ特許出願４０５４０２に説明されてい
る。この充填機は、回転式充填機として使われている。
その充填機は、充填バルブが備えられ、それらは周囲に
分布されている。ビンは、超クリーンルームで画成され
た限定領域内で、充填バルブの下方にて充填機を循環す
る保持要素によって保持されている。超クリーンルーム
は、適切な壁、すなわち、内壁、外壁、天井壁および底
壁により区切られている。天井壁は上部充填板により画
成され、底壁は下部充填板により画成されている。内壁
は２枚の板の間で延在している。しかし、固定外壁は、
天井壁および底壁に向かうスロットを画成し、そこを通
って、画成されたルームに吹き込まれた無菌エアが流出
する。無菌エアは、天井板から充填バルブの回りで超ク
リーンルームに導入される。ビンは、超クリーンルーム
内の底板上に垂直に立てられ、保持要素によって横から
保持されるが、ビンの垂直移動が許容されるわけではな
い。充填部材は天井壁を通って延び、導管を介して充填
機上方に配置されたストレージレセプタクルに連通する
こと、更に、実際の充填バルブは超クリーンルームの外
側に配置されていることから、充填処理中に細菌が、連
結導管と、充填バルブや流量計等のその連結要素全体の
上方にある超クリーンルームを貫通する危険性が存在す
る。
は、ヨーロッパ特許出願４０５４０２に説明されてい
る。この充填機は、回転式充填機として使われている。
その充填機は、充填バルブが備えられ、それらは周囲に
分布されている。ビンは、超クリーンルームで画成され
た限定領域内で、充填バルブの下方にて充填機を循環す
る保持要素によって保持されている。超クリーンルーム
は、適切な壁、すなわち、内壁、外壁、天井壁および底
壁により区切られている。天井壁は上部充填板により画
成され、底壁は下部充填板により画成されている。内壁
は２枚の板の間で延在している。しかし、固定外壁は、
天井壁および底壁に向かうスロットを画成し、そこを通
って、画成されたルームに吹き込まれた無菌エアが流出
する。無菌エアは、天井板から充填バルブの回りで超ク
リーンルームに導入される。ビンは、超クリーンルーム
内の底板上に垂直に立てられ、保持要素によって横から
保持されるが、ビンの垂直移動が許容されるわけではな
い。充填部材は天井壁を通って延び、導管を介して充填
機上方に配置されたストレージレセプタクルに連通する
こと、更に、実際の充填バルブは超クリーンルームの外
側に配置されていることから、充填処理中に細菌が、連
結導管と、充填バルブや流量計等のその連結要素全体の
上方にある超クリーンルームを貫通する危険性が存在す
る。
【０００４】この従来技術から始めて、本発明の目的
は、高純度ビン詰め条件が維持でき、同時に、できるだ
け簡単な構造設計を有する、回転式充填機を提供するこ
とを目的とする。
は、高純度ビン詰め条件が維持でき、同時に、できるだ
け簡単な構造設計を有する、回転式充填機を提供するこ
とを目的とする。
【０００５】最初に言及したタイプの回転式充填機にお
いて、この目的は、超クリーンルームを頂部で区切る天
井壁が、少なくとも部分的に、ビン詰めされる液体を貯
蔵する環状容器の下面と前記環状容器の直下に配置され
る充填バルブの下面とによって画成される、という特徴
によって達成される。
いて、この目的は、超クリーンルームを頂部で区切る天
井壁が、少なくとも部分的に、ビン詰めされる液体を貯
蔵する環状容器の下面と前記環状容器の直下に配置され
る充填バルブの下面とによって画成される、という特徴
によって達成される。
【０００６】超クリーンルームを頂部で区切る天井壁
が、少なくとも部分的に、ビン詰めされる液体を貯蔵す
る環状容器の下面と前記環状容器の直下に配置される充
填バルブの下面とによって画成されるという事実のた
め、充填バルブ自身は超クリーンルーム内に配置され、
液体は環状容器から充填バルブへと直接流れることが可
能になり、液体ビン詰め通路は可能な限り短く、ビン詰
めされる液体は細菌による汚染の危険性を有することな
くビン詰めできる。上部天井壁の部分は、環状容器自体
の下面により画成されるという事実から、一層、構造設
計が簡単になる。従って、これらを全部考慮すると、こ
れらの特徴の組合せは、簡単な構造設計を基礎とした高
純度ビン詰め操作を保証する可能性を提供するものであ
る。
が、少なくとも部分的に、ビン詰めされる液体を貯蔵す
る環状容器の下面と前記環状容器の直下に配置される充
填バルブの下面とによって画成されるという事実のた
め、充填バルブ自身は超クリーンルーム内に配置され、
液体は環状容器から充填バルブへと直接流れることが可
能になり、液体ビン詰め通路は可能な限り短く、ビン詰
めされる液体は細菌による汚染の危険性を有することな
くビン詰めできる。上部天井壁の部分は、環状容器自体
の下面により画成されるという事実から、一層、構造設
計が簡単になる。従って、これらを全部考慮すると、こ
れらの特徴の組合せは、簡単な構造設計を基礎とした高
純度ビン詰め操作を保証する可能性を提供するものであ
る。
【０００７】本発明の有利な実施例は、天井壁の一部が
環状容器を支える板により画成されているという特徴を
提供する。保持要素用駆動要素の一部を画成する駆動ロ
ッドは、天井壁の当該部分を通って延びているのが好ま
しい。この点について、これら駆動ロッドがスリーブを
通って伸び、そのスリーブの長さが少なくとも保持要素
の変位の高さに対応する場合にも有利である。駆動ロッ
ドを囲むスリーブは、そこに、無菌エア環境が優勢する
空間を供給する。スリーブの長さが少なくとも変位の高
さに対応する場合、これは、高温条件下でスリーブの外
側に置かれた駆動ロッドの一部が下降したとき、それ
は、まだスリーブ領域内に残り、たとえ、保持要素が下
降されても、外部環境からの細菌は超クリーンルームの
内部には導入されないことを意味する。
環状容器を支える板により画成されているという特徴を
提供する。保持要素用駆動要素の一部を画成する駆動ロ
ッドは、天井壁の当該部分を通って延びているのが好ま
しい。この点について、これら駆動ロッドがスリーブを
通って伸び、そのスリーブの長さが少なくとも保持要素
の変位の高さに対応する場合にも有利である。駆動ロッ
ドを囲むスリーブは、そこに、無菌エア環境が優勢する
空間を供給する。スリーブの長さが少なくとも変位の高
さに対応する場合、これは、高温条件下でスリーブの外
側に置かれた駆動ロッドの一部が下降したとき、それ
は、まだスリーブ領域内に残り、たとえ、保持要素が下
降されても、外部環境からの細菌は超クリーンルームの
内部には導入されないことを意味する。
【０００８】本発明の更なる開発により、外壁と、好ま
しくは底壁も含めて支持フレーム上に配置され、必要に
応じて、それらが超クリーンルームにアクセスできる、
という特徴が提供される。外壁及び／又は底壁が、ヒン
ジにより支持フレーム上に配置された個々のセグメント
に分割され、そのため、超クリーンルーム内部へのアク
セスが必要であるとき外壁が該当場所で開かれるという
場合、そのようなアクセスは、構造設計を基準として、
例えば可能である。もちろん、これはまた、全外壁が支
持フレームから取り除けるように外壁を配置することに
よっても達成可能である。当然の結果として、底壁及び
外壁は、充填機と一緒には回転しないが、支持フレーム
によって保持され、必要に応じてアクセスを許容する。
しかし、一部が環状容器の下面で画成される天井壁と内
壁は、回転式充填機のロータと共に回転する。
しくは底壁も含めて支持フレーム上に配置され、必要に
応じて、それらが超クリーンルームにアクセスできる、
という特徴が提供される。外壁及び／又は底壁が、ヒン
ジにより支持フレーム上に配置された個々のセグメント
に分割され、そのため、超クリーンルーム内部へのアク
セスが必要であるとき外壁が該当場所で開かれるという
場合、そのようなアクセスは、構造設計を基準として、
例えば可能である。もちろん、これはまた、全外壁が支
持フレームから取り除けるように外壁を配置することに
よっても達成可能である。当然の結果として、底壁及び
外壁は、充填機と一緒には回転しないが、支持フレーム
によって保持され、必要に応じてアクセスを許容する。
しかし、一部が環状容器の下面で画成される天井壁と内
壁は、回転式充填機のロータと共に回転する。
【０００９】超クリーンルーム内に導入された無菌エア
の連続した流れを維持するため、エア出口スロットが、
外壁及び天井壁間と同様、好ましくは底壁と内壁との間
に備え付けられている。当然の結果、無菌エア（これに
は、所望の純度要件を満たすガスの全てが当てはまる）
は過圧下で超クリーンルームに連続して供給され、この
無菌エアは、その後、スロットを通って流出し、そのた
め、クリーンルームは絶え間なくガスで一杯になってお
り、これが高純度ビン詰め条件の維持を更に改善する。
の連続した流れを維持するため、エア出口スロットが、
外壁及び天井壁間と同様、好ましくは底壁と内壁との間
に備え付けられている。当然の結果、無菌エア（これに
は、所望の純度要件を満たすガスの全てが当てはまる）
は過圧下で超クリーンルームに連続して供給され、この
無菌エアは、その後、スロットを通って流出し、そのた
め、クリーンルームは絶え間なくガスで一杯になってお
り、これが高純度ビン詰め条件の維持を更に改善する。
【００１０】本発明の更なる実施例によると、無菌ガス
は、外壁領域に設けられた側方ガス入口開口部を通って
超クリーンルームに入る。これらのガス入口開口部は、
側壁全体に分布された数カ所で設けることが可能であ
り、均一なガスの導入が可能である。
は、外壁領域に設けられた側方ガス入口開口部を通って
超クリーンルームに入る。これらのガス入口開口部は、
側壁全体に分布された数カ所で設けることが可能であ
り、均一なガスの導入が可能である。
【００１１】底壁がエア出口スロットに向かって下方に
傾斜しているとき、液体のはねかかりや、検知されなか
った漏出ビンから流れる液体の発生、更に底壁上への落
下は、自動的にエア出口スロット方向に流れるか、それ
よりは、エア出口スロットに向けられたガス流に混入さ
れるので、底壁領域内では、どんな不変的な液体の蓄積
をも考慮に入れる必要はない。
傾斜しているとき、液体のはねかかりや、検知されなか
った漏出ビンから流れる液体の発生、更に底壁上への落
下は、自動的にエア出口スロット方向に流れるか、それ
よりは、エア出口スロットに向けられたガス流に混入さ
れるので、底壁領域内では、どんな不変的な液体の蓄積
をも考慮に入れる必要はない。
【００１２】上述において、本発明は、以下の図面で示
された実施例に基づき、更に説明される。
された実施例に基づき、更に説明される。
【００１３】図１は、本発明による回転式充填機１の基
本的構造設計を概略的平面図で示す。回転式充填機１
は、ロータ２を備え、その周辺には均一に分布された複
数の充填バルブ３が配列されている。ロータ２が軸１１
を中心として駆動されると、充填バルブは循環経路４を
循環する。前記充填バルブが循環すると、充填バルブ３
（図２参照）の下方で保持されるビン１８が充填され
る。
本的構造設計を概略的平面図で示す。回転式充填機１
は、ロータ２を備え、その周辺には均一に分布された複
数の充填バルブ３が配列されている。ロータ２が軸１１
を中心として駆動されると、充填バルブは循環経路４を
循環する。前記充填バルブが循環すると、充填バルブ３
（図２参照）の下方で保持されるビン１８が充填され
る。
【００１４】ビン１８は、公知の方法で、送りベルト５
及び供給用星形部材（feed star）６を介して供給ロー
タ２に移送される。循環後、ビン１８は移送用星形部材
（transfer star）７により閉鎖機８に移送される。ビ
ン１８が閉鎖されると、それらは放出用星形部材（disc
harge star）９に捕捉され、放出ベルト１０に移送さ
れ、前記放出ベルト１０から、それらは、更なる処理の
ため、次のステーションに移送される。
及び供給用星形部材（feed star）６を介して供給ロー
タ２に移送される。循環後、ビン１８は移送用星形部材
（transfer star）７により閉鎖機８に移送される。ビ
ン１８が閉鎖されると、それらは放出用星形部材（disc
harge star）９に捕捉され、放出ベルト１０に移送さ
れ、前記放出ベルト１０から、それらは、更なる処理の
ため、次のステーションに移送される。
【００１５】高純度下でビン１８に充填するため、外壁
１２で区切られた超クリーンルームは、ロータ２の循環
経路領域内に作られ、前記超クリーンルームは、充填バ
ルブ３ばかりか、前記閉鎖機の放出用星形部材９と同様
に供給用星形部材６、移送用星形部材７、閉鎖機８を収
容する。
１２で区切られた超クリーンルームは、ロータ２の循環
経路領域内に作られ、前記超クリーンルームは、充填バ
ルブ３ばかりか、前記閉鎖機の放出用星形部材９と同様
に供給用星形部材６、移送用星形部材７、閉鎖機８を収
容する。
【００１６】外壁１２の領域内周辺に備えられた側方ガ
ス入口開口部３４を通じて、無菌エアは供給され（無菌
エアの供給）、そのため、充填操作中は、高純度環境が
外壁１２で区切られたルーム内で維持される。
ス入口開口部３４を通じて、無菌エアは供給され（無菌
エアの供給）、そのため、充填操作中は、高純度環境が
外壁１２で区切られたルーム内で維持される。
【００１７】図１のII-II線の領域内における図２の断
面図は、構造設計をより詳細に示す。ビン詰めされる液
体３６が液体供給導管３５を介して導入される環状容器
１６は、ロータ２の一部を画成し、かつ、それと共に循
環するロータプレート１７上に配置される。
面図は、構造設計をより詳細に示す。ビン詰めされる液
体３６が液体供給導管３５を介して導入される環状容器
１６は、ロータ２の一部を画成し、かつ、それと共に循
環するロータプレート１７上に配置される。
【００１８】充填バルブ３は、環状容器１６の下部出口
に直接配置されている。環状容器１６の下面１５、プレ
ート１７の下面と同様に充填バルブ３の下面は、前記部
品の下方に配置された超クリーンルーム１９の上部天井
壁を画成し、前記超クリーンルーム１９は、円筒状の内
壁１３によって側部で区切られ、それ（内壁１３）は、
ロータ軸１１の方向ではプレート１７に、放射方向外側
では、動かず部分的円筒の外壁１２によって、固定され
ている。底部では、このルームは、傾いた、動かない底
壁１４によって閉鎖されている。壁１２，１４は、ロー
タ２の周囲全体にわたって十分に延在しているが、適し
た供給及び放出開口は、ビンが供給され、放出される領
域に設けられている（図１参照）。
に直接配置されている。環状容器１６の下面１５、プレ
ート１７の下面と同様に充填バルブ３の下面は、前記部
品の下方に配置された超クリーンルーム１９の上部天井
壁を画成し、前記超クリーンルーム１９は、円筒状の内
壁１３によって側部で区切られ、それ（内壁１３）は、
ロータ軸１１の方向ではプレート１７に、放射方向外側
では、動かず部分的円筒の外壁１２によって、固定され
ている。底部では、このルームは、傾いた、動かない底
壁１４によって閉鎖されている。壁１２，１４は、ロー
タ２の周囲全体にわたって十分に延在しているが、適し
た供給及び放出開口は、ビンが供給され、放出される領
域に設けられている（図１参照）。
【００１９】外壁１２及び底壁１４は、支持フレーム２
８を介して、円周上に分配されたピラー３０と前記ピラ
ーから分岐されたアーム２９と共に支持されており、前
記アーム２９は、ロータ軸に向かって内側に延び、回転
自在の方式でボールベアリングリムを介してロータ２の
下部サポートプレートを支持し、上部プレート１７を支
える内壁１３は、前記下部サポートプレート３１に固定
されている。外壁１２は、その周囲に沿って、個々のセ
グメントに小分けされており、前記セグメントの各々
は、例えばヒンジの助力で個々に開けられるようになっ
ており、超クリーンルームにアクセスができる。底壁１
４も同様に取り除けるか、適した方式で旋回離脱するよ
うになっているのが好ましい。
８を介して、円周上に分配されたピラー３０と前記ピラ
ーから分岐されたアーム２９と共に支持されており、前
記アーム２９は、ロータ軸に向かって内側に延び、回転
自在の方式でボールベアリングリムを介してロータ２の
下部サポートプレートを支持し、上部プレート１７を支
える内壁１３は、前記下部サポートプレート３１に固定
されている。外壁１２は、その周囲に沿って、個々のセ
グメントに小分けされており、前記セグメントの各々
は、例えばヒンジの助力で個々に開けられるようになっ
ており、超クリーンルームにアクセスができる。底壁１
４も同様に取り除けるか、適した方式で旋回離脱するよ
うになっているのが好ましい。
【００２０】示された実施例ではＰＥＴプラスチックボ
トルになっているビン１８は、保持要素２７により、充
填バルブ３の放出開口部に押圧されている。各保持要素
２７は、駆動要素２１を介して上下に移動、すなわち、
ビン供給場所で下部位置を占めるビン１８を掴み、それ
を図２に示された位置すなわち直接的に充填バルブ３の
放出端部に移送する。充填操作の後、ビン１８は、駆動
要素２１を介して下降する。駆動要素２１は、駆動ロッ
ド２０、連結ロッド２４、空気スプリング２５，検知ロ
ーラー２３及び制御カム２２を備える。制御カム２２
は、固定方式でロータ２の回転部内に、検知ローラー２
３を介し上方に付勢された空気スプリングと共同して配
置されており、それにより、連結ロッド２４は昇降し、
この方法で、駆動ロッド２０や保持要素２７も、壁１３
の内側及びロータ２の内側のそれぞれから制御される。
ロータプレート１７の領域では、スリーブ２６という形
で通路手段が設けられ、駆動ロッド２０は前記スリーブ
２６を通って伸びている。これらのスリーブ２６の長さ
は、少なくとも連結ロッド２４の変位高さに対応する寸
法になっており、そのため、下降したときには、図示の
位置でスリーブ２６の外側に配置される駆動ロッド２０
の上部はスリーブ２６内に残り、これにより、連結ロッ
ドが下げられるとき、超クリーンルーム１９内に置かれ
ていない駆動ロッド２０の上部に付着したかもしれない
細菌は前記超クリーンルーム１９の内部に導入されるこ
とが防止される。
トルになっているビン１８は、保持要素２７により、充
填バルブ３の放出開口部に押圧されている。各保持要素
２７は、駆動要素２１を介して上下に移動、すなわち、
ビン供給場所で下部位置を占めるビン１８を掴み、それ
を図２に示された位置すなわち直接的に充填バルブ３の
放出端部に移送する。充填操作の後、ビン１８は、駆動
要素２１を介して下降する。駆動要素２１は、駆動ロッ
ド２０、連結ロッド２４、空気スプリング２５，検知ロ
ーラー２３及び制御カム２２を備える。制御カム２２
は、固定方式でロータ２の回転部内に、検知ローラー２
３を介し上方に付勢された空気スプリングと共同して配
置されており、それにより、連結ロッド２４は昇降し、
この方法で、駆動ロッド２０や保持要素２７も、壁１３
の内側及びロータ２の内側のそれぞれから制御される。
ロータプレート１７の領域では、スリーブ２６という形
で通路手段が設けられ、駆動ロッド２０は前記スリーブ
２６を通って伸びている。これらのスリーブ２６の長さ
は、少なくとも連結ロッド２４の変位高さに対応する寸
法になっており、そのため、下降したときには、図示の
位置でスリーブ２６の外側に配置される駆動ロッド２０
の上部はスリーブ２６内に残り、これにより、連結ロッ
ドが下げられるとき、超クリーンルーム１９内に置かれ
ていない駆動ロッド２０の上部に付着したかもしれない
細菌は前記超クリーンルーム１９の内部に導入されるこ
とが防止される。
【００２１】実際の充填プロセスは、それ自体、公知の
方法で行われる。そのため、個々の充填バルブ３及び追
加の制御バルブ３７は、洗浄ガスを導入し、逆流ガスの
放出を制御し、液体バルブ等を開くため、適した方法で
運転されている。
方法で行われる。そのため、個々の充填バルブ３及び追
加の制御バルブ３７は、洗浄ガスを導入し、逆流ガスの
放出を制御し、液体バルブ等を開くため、適した方法で
運転されている。
【００２２】前述したように、無菌エアは連続的に、外
壁１２に配置された側方無菌エア供給開口部３４を通っ
て超クリーンルーム１９に吹き込まれる。この無菌エア
は、一方では底壁１４及び内壁１３間のエア出口スロッ
ト３２を通り、他方では外壁１２及び環状容器１６の下
面１５間を通って脱出可能であり、超クリーンルーム１
９は絶えず流出状態である。少量の無菌ガスも同様に、
駆動ロッド２０及びスリーブ２６間の空間、すなわち、
スリーブ２６の内部を通って脱出できるので、スリーブ
２６も外側に絶えず流出状態である。
壁１２に配置された側方無菌エア供給開口部３４を通っ
て超クリーンルーム１９に吹き込まれる。この無菌エア
は、一方では底壁１４及び内壁１３間のエア出口スロッ
ト３２を通り、他方では外壁１２及び環状容器１６の下
面１５間を通って脱出可能であり、超クリーンルーム１
９は絶えず流出状態である。少量の無菌ガスも同様に、
駆動ロッド２０及びスリーブ２６間の空間、すなわち、
スリーブ２６の内部を通って脱出できるので、スリーブ
２６も外側に絶えず流出状態である。
【００２３】ビン１８は、環状容器１６に配置された充
填バルブ３に直接、保持要素２７で保持され、かつ、液
体がビン１８に流れ込む流路は非常に短いことから、細
菌を導入する危険性を有することなく、実際の充填操作
領域内で高純度環境が維持される。無菌エアは、充填バ
ルブ３の放出開口部の回りとビンの回りを絶えず流れる
ので、高純度条件（１００細菌／ｍ3位に低い数値）下
で充填操作が維持でき、実行される。保持要素２７に対
する駆動要素が、ロータ軸の方向で超クリーンルーム１
９の外側に配置され、例えば保持クリップでもよい保持
要素２７を昇降させる為に使用される駆動ロッド２０だ
けを備えて、超クリーンルーム１９の中へ伸びるという
事実のため、そのような超クリーンルーム１９は、かな
りの程度まで内蔵部品が無いままになる。駆動は内部か
らもたらされるという事実のため、壁１２が取り除かれ
るか開かれるとき、外部からのアクセスが無い可能性も
ある。
填バルブ３に直接、保持要素２７で保持され、かつ、液
体がビン１８に流れ込む流路は非常に短いことから、細
菌を導入する危険性を有することなく、実際の充填操作
領域内で高純度環境が維持される。無菌エアは、充填バ
ルブ３の放出開口部の回りとビンの回りを絶えず流れる
ので、高純度条件（１００細菌／ｍ3位に低い数値）下
で充填操作が維持でき、実行される。保持要素２７に対
する駆動要素が、ロータ軸の方向で超クリーンルーム１
９の外側に配置され、例えば保持クリップでもよい保持
要素２７を昇降させる為に使用される駆動ロッド２０だ
けを備えて、超クリーンルーム１９の中へ伸びるという
事実のため、そのような超クリーンルーム１９は、かな
りの程度まで内蔵部品が無いままになる。駆動は内部か
らもたらされるという事実のため、壁１２が取り除かれ
るか開かれるとき、外部からのアクセスが無い可能性も
ある。
【００２４】もし、液体が超クリーンルーム１９の領域
内でビン１８の外側に堆積する場合（例えば、ビンの割
れのため）、液体堆積は、出口スロット３２を通って底
壁１４に沿って流出するか、エア出口スロット３２の方
向に流れる放出無菌エアによって飛沫同伴され（entrai
ned）、もって、超クリーンルーム１９はクリーンな状
態に保たれる。
内でビン１８の外側に堆積する場合（例えば、ビンの割
れのため）、液体堆積は、出口スロット３２を通って底
壁１４に沿って流出するか、エア出口スロット３２の方
向に流れる放出無菌エアによって飛沫同伴され（entrai
ned）、もって、超クリーンルーム１９はクリーンな状
態に保たれる。
【図１】図１は、本発明による回転式充填機の概略的な
平面図である。
平面図である。
【図２】図２は、図１のII-II線に沿った断面図であ
る。
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B67C 3/00 - 9/00 B65B 3/00 - 3/32 B65B 31/04 B65B 55/04
Claims (10)
- 【請求項１】 液体、特に飲料を、容器、特にビンに、
高純度ビン詰め条件下で、充填する回転式充填機におい
て、 ロータの周囲に配置された複数の充填バルブと、循環中
に上記充填バルブの下方で上記容器を保持する保持要素
と、上記ビンが循環する経路の領域内で、内壁、外壁、
天井壁、底壁により区切られた超クリーンルームとを備
え、かつ、高純度環境は、ビン詰め処理中、無菌エア等
の高純度ガスを導入することにより前記超クリーンルー
ム内で維持される、上記充填機であって、 頂部で上記超クリーンルーム（１９）を区切る上記天井
壁は、少なくとも部分的に、ビン詰めされる液体（３
６）を保存する環状容器（１６）の下面（１５）と前記
環状容器（１６）の直下で配置された充填バルブ（３）
の下面とにより画成されることを特徴とする、回転式充
填機。 - 【請求項２】 上記天井壁の一部は、ロータ（２）のプ
レート（１７）によって画成され、前記プレートは上記
環状容器（１６）を囲んでいることを特徴とする、請求
項１記載の回転式充填機。 - 【請求項３】 上記保持要素（２７）の駆動ロッド（２
０）は、上記天井壁を通って伸びていることを特徴とす
る、請求項１又は２記載の回転式充填機。 - 【請求項４】 上記駆動ロッド（２０）は、前記プレー
ト（１７）によって画成された上記天井壁の一部を通っ
て伸びていることを特徴とする、請求項３記載の回転式
充填機。 - 【請求項５】 上記駆動ロッド（２０）は、スリーブ
（２６）を通って伸び、そのスリーブ（２６）の長さは
少なくとも上記保持要素（２７）の変位の高さに対応し
ていることを特徴とする、請求項３又は４記載の回転式
充填機。 - 【請求項６】 固定外壁（１２）が、好ましくは固定底
壁と共に、必要に応じて超クリーンルーム（１９）に対
するアクセスを許容するように、支持フレーム（２８）
上に配置されていることを特徴とする、請求項１乃至５
のいずれか一項に記載の回転式充填機。 - 【請求項７】 エア出口スロット（３２）が、上記底壁
（１４）及び上記内壁（１３）間に備えられていること
を特徴とする、請求項１乃至６のいずれか一項に記載の
回転式充填機。 - 【請求項８】 エア出口スロット（３３）が、上記外壁
（１２）及び上記天井壁間に備えられていることを特徴
とする、請求項１乃至７のいずれか一項に記載の回転式
充填機。 - 【請求項９】 上記無菌ガスが、上記外壁（１２）の領
域内に備えられた側方ガス入口開口部（３４）を通って
超クリーンルーム（１９）に入ることを特徴とする、請
求項１乃至８のいずれか一項に記載の回転式充填機。 - 【請求項１０】 上記底壁（１４）が、上記空気出口ス
ロット（３２）に向かって下方に傾斜していることを特
徴とする、請求項７記載の回転式充填機。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE29713155U DE29713155U1 (de) | 1997-07-24 | 1997-07-24 | Rotationsfüller |
| DE29713155.9U | 1997-07-24 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1191876A JPH1191876A (ja) | 1999-04-06 |
| JP2918548B2 true JP2918548B2 (ja) | 1999-07-12 |
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| JP (1) | JP2918548B2 (ja) |
| AT (1) | ATE231473T1 (ja) |
| DE (2) | DE29713155U1 (ja) |
| ES (1) | ES2189041T3 (ja) |
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