JP2917166B2 - 感光感熱転写記録装置及び感光感熱転写記録方法 - Google Patents
感光感熱転写記録装置及び感光感熱転写記録方法Info
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- JP2917166B2 JP2917166B2 JP11297690A JP11297690A JP2917166B2 JP 2917166 B2 JP2917166 B2 JP 2917166B2 JP 11297690 A JP11297690 A JP 11297690A JP 11297690 A JP11297690 A JP 11297690A JP 2917166 B2 JP2917166 B2 JP 2917166B2
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- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B2227/00—Photographic printing apparatus
- G03B2227/32—Projection printing apparatus, e.g. enlarging apparatus, copying camera
- G03B2227/325—Microcapsule copiers
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- Photographic Developing Apparatuses (AREA)
- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、感光感熱転写記録装置に関し、特に簡単な
現像方法で高品位なカラー画像を普通紙上に記録するこ
とが可能な感光感熱転写記録装置に関するものである。
現像方法で高品位なカラー画像を普通紙上に記録するこ
とが可能な感光感熱転写記録装置に関するものである。
近年、画像記録に関して、簡単な方法で情報機器の端
末からカラー画像を得ることは、情報産業の発展にとも
ない、多くの要求をされている。
末からカラー画像を得ることは、情報産業の発展にとも
ない、多くの要求をされている。
本発明は、支持体上に重合性モノマーおよび前記重合
性モノマーの重合を可視光の光エネルギーによって、開
始させる光重合開始剤および染料を主成分として内包
し、光の照射された部分が硬化し、未露光部は、熱の印
加によって内包物が放出できるような多孔質マイクロカ
プセルを含有するマイクロカプセル層を設けた感光感熱
記録材料を用いて、可視光を用いて潜像を形成し、サー
マルヘッド、ヒートローラーなどを用いて染料を多孔質
マイクロカプセルの皮膜をとうして放出し、普通紙上に
高品位なカラー画像を得る事ができる感光感熱転写記録
装置を提供するものである。
性モノマーの重合を可視光の光エネルギーによって、開
始させる光重合開始剤および染料を主成分として内包
し、光の照射された部分が硬化し、未露光部は、熱の印
加によって内包物が放出できるような多孔質マイクロカ
プセルを含有するマイクロカプセル層を設けた感光感熱
記録材料を用いて、可視光を用いて潜像を形成し、サー
マルヘッド、ヒートローラーなどを用いて染料を多孔質
マイクロカプセルの皮膜をとうして放出し、普通紙上に
高品位なカラー画像を得る事ができる感光感熱転写記録
装置を提供するものである。
従来の感熱転写シートとしては、一般にポリエチレン
テレフタレート（PET）など樹脂フィルム上の支持体の
上に熱溶融性のバインダー中に着色剤を分散させた熱溶
融性インクを塗工した感熱転写シートが使用されている
が、このような感熱転写記録シートでは、加熱された部
分の熱溶融性インクが溶融して支持体から剥離するため
に、二値記録しかできず、階調表現を行う場合には、デ
ィザ法や濃度パターン法などの面積階調法を用いてい
た。
テレフタレート（PET）など樹脂フィルム上の支持体の
上に熱溶融性のバインダー中に着色剤を分散させた熱溶
融性インクを塗工した感熱転写シートが使用されている
が、このような感熱転写記録シートでは、加熱された部
分の熱溶融性インクが溶融して支持体から剥離するため
に、二値記録しかできず、階調表現を行う場合には、デ
ィザ法や濃度パターン法などの面積階調法を用いてい
た。
また、電子写真方式によるカラー記録方法は、感光
体，帯電装置，感光装置，各色のトナーなど複雑な要素
を一つの装置内に組み込まれなければならなく、さら
に、複数のプロセスを繰り返し行われなければならな
い。
体，帯電装置，感光装置，各色のトナーなど複雑な要素
を一つの装置内に組み込まれなければならなく、さら
に、複数のプロセスを繰り返し行われなければならな
い。
また、マイクロカプセルを用いた記録装置では、マイ
クロカプセルを光で硬化させ、このマイクロカプセルを
圧力を用い、破壊し内包物である染料前躯体を放出する
方法を用いた装置がある。
クロカプセルを光で硬化させ、このマイクロカプセルを
圧力を用い、破壊し内包物である染料前躯体を放出する
方法を用いた装置がある。
以上のように、感熱転写シートを用いた熱転写記録装
置では、階調表現を行う場合、面積階調法によって行う
ため、複雑な信号処理を必要とするだけでなく、解像度
が低下してしまうために、高品位な画像を記録する事が
できなかった。
置では、階調表現を行う場合、面積階調法によって行う
ため、複雑な信号処理を必要とするだけでなく、解像度
が低下してしまうために、高品位な画像を記録する事が
できなかった。
また、電子写真装置では、装置が複雑になり大型化
し、消費する記録エネルギーも大きくなってしまい、簡
便にカラー画像を記録する事ができなかった。
し、消費する記録エネルギーも大きくなってしまい、簡
便にカラー画像を記録する事ができなかった。
また、マイクロカプセルを用いた記録装置では、現像
過程でマイクロカプセルを破壊するためには、非常に大
きな圧力を必要とし、装置が複雑になり、小型化が難し
かった。さらに、大きな圧力を用いるために、装置のみ
ではなく、画像の形成される受容紙などの記録材料も制
限されることになり、簡単にカラー画像を記録する事が
できなかった。また、染料前駆体を用いているために、
カラー画像を形成する受容紙は、染料前駆体と反応して
発色させる顕色剤を塗工されている特殊紙を用いる必要
があり、紙送り機構などに特殊な工夫を施す必要があっ
た。
過程でマイクロカプセルを破壊するためには、非常に大
きな圧力を必要とし、装置が複雑になり、小型化が難し
かった。さらに、大きな圧力を用いるために、装置のみ
ではなく、画像の形成される受容紙などの記録材料も制
限されることになり、簡単にカラー画像を記録する事が
できなかった。また、染料前駆体を用いているために、
カラー画像を形成する受容紙は、染料前駆体と反応して
発色させる顕色剤を塗工されている特殊紙を用いる必要
があり、紙送り機構などに特殊な工夫を施す必要があっ
た。
そこで、本発明は従来のこのような欠点を解決するた
めに、連続階調の高品位なカラー画像を普通紙上に簡単
な方法で得られる感光感熱転写記録装置を提供する事を
目的としている。
めに、連続階調の高品位なカラー画像を普通紙上に簡単
な方法で得られる感光感熱転写記録装置を提供する事を
目的としている。
本発明は、上記問題点を解決するために、ポリエチレ
ンテレフタレート（PET）の10μｍ程度の耐熱性フィル
ムの支持体上に、重合性モノマーおよび前記重合性モノ
マーの重合を580〜780nmの可視光の光エネルギーによっ
て、開始させる青色光重合開始剤および青色染料を主成
分として内包した青色多孔質マイクロカプセル、重合性
モノマーおよび前記重合性モノマーの重合を460〜620nm
の可視光の光エネルギーによって、開始させる光重合開
始剤および赤色染料を主成分として内包した赤色多孔質
マイクロカプセル、重合性モノマーおよび前記重合性モ
ノマーの重合を380〜520nmの可視光の光エネルギーによ
って、開始させる光重合開始剤および黄色染料を主成分
として内包した黄色多孔質マイクロカプセルを少なくと
も２種類以上含有するマイクロカプセル層を設けた感光
感熱記録材料を用いて、カラー画像に応じた信号を可視
光を用いて潜像を形成し熱によって現像し、転写する方
法でカラー画像を普通紙上に記録する感光感熱転写記録
装置を用いた。
ンテレフタレート（PET）の10μｍ程度の耐熱性フィル
ムの支持体上に、重合性モノマーおよび前記重合性モノ
マーの重合を580〜780nmの可視光の光エネルギーによっ
て、開始させる青色光重合開始剤および青色染料を主成
分として内包した青色多孔質マイクロカプセル、重合性
モノマーおよび前記重合性モノマーの重合を460〜620nm
の可視光の光エネルギーによって、開始させる光重合開
始剤および赤色染料を主成分として内包した赤色多孔質
マイクロカプセル、重合性モノマーおよび前記重合性モ
ノマーの重合を380〜520nmの可視光の光エネルギーによ
って、開始させる光重合開始剤および黄色染料を主成分
として内包した黄色多孔質マイクロカプセルを少なくと
も２種類以上含有するマイクロカプセル層を設けた感光
感熱記録材料を用いて、カラー画像に応じた信号を可視
光を用いて潜像を形成し熱によって現像し、転写する方
法でカラー画像を普通紙上に記録する感光感熱転写記録
装置を用いた。
以上のような感光感熱記録材料の各色の多孔質マイク
ロカプセルの各感光波長（青色多孔質マイクロカプセル
の場合は580〜780nm、赤色多孔質マイクロカプセルの場
合は460〜620nm、黄色多孔質マイクロカプセルの場合は
380〜520nm）の光を画像信号に応じて照射し、各感光波
長の照射された部分の各色の多孔質マイクロカプセル
は、各感光波長に対応し硬化する。
ロカプセルの各感光波長（青色多孔質マイクロカプセル
の場合は580〜780nm、赤色多孔質マイクロカプセルの場
合は460〜620nm、黄色多孔質マイクロカプセルの場合は
380〜520nm）の光を画像信号に応じて照射し、各感光波
長の照射された部分の各色の多孔質マイクロカプセル
は、各感光波長に対応し硬化する。
また未露光部の各色の多孔質マイクロカプセルは、熱
の印加によって内包物が多孔質マイクロカプセルの皮膜
の細孔を透過して放出することができる。さらに、各感
光波長の照射強度を強制することによって重合性モノマ
ーの重合度を制御し、多孔質マイクロカプセルの内包物
の放出量を制御することができる。このようにして放出
された各色の多孔質マイクロカプセルの内包物中の各色
の染料は、普通紙上にサーマルヘッド，ヒートローラー
などを用いる事によって転写され、高品位なカラー画像
を普通紙上に転写記録することを行うことができる感光
感熱転写装置である。
の印加によって内包物が多孔質マイクロカプセルの皮膜
の細孔を透過して放出することができる。さらに、各感
光波長の照射強度を強制することによって重合性モノマ
ーの重合度を制御し、多孔質マイクロカプセルの内包物
の放出量を制御することができる。このようにして放出
された各色の多孔質マイクロカプセルの内包物中の各色
の染料は、普通紙上にサーマルヘッド，ヒートローラー
などを用いる事によって転写され、高品位なカラー画像
を普通紙上に転写記録することを行うことができる感光
感熱転写装置である。
以下、本発明の実施例について図面に基づいて説明す
る。
る。
第１図（ａ），（ｂ）は、本発明の感光感熱転写記録
装置を用いたカラー画像記録の概略図を示したものであ
る。第１図（ａ）において信号処理部１からのカラー画
像に応じた画像信号を露光部２でカラー画像信号に応じ
た光へ変換し、この光を感光感熱記録材料３に照射し潜
像を形成させる。次に第１図（ｂ）において潜像の形成
された感光感熱記録材料５は、感光感熱記録材料上の多
孔質マイクロカプセル層６を受容紙７と対面するように
設置し、潜像の形成された感光感熱記録材料の背面よ
り、サーマルヘッド８を用いて熱を印加する。これによ
って普通紙上にカラー画像信号に応じたカラー画像を転
写記録する事ができる。
装置を用いたカラー画像記録の概略図を示したものであ
る。第１図（ａ）において信号処理部１からのカラー画
像に応じた画像信号を露光部２でカラー画像信号に応じ
た光へ変換し、この光を感光感熱記録材料３に照射し潜
像を形成させる。次に第１図（ｂ）において潜像の形成
された感光感熱記録材料５は、感光感熱記録材料上の多
孔質マイクロカプセル層６を受容紙７と対面するように
設置し、潜像の形成された感光感熱記録材料の背面よ
り、サーマルヘッド８を用いて熱を印加する。これによ
って普通紙上にカラー画像信号に応じたカラー画像を転
写記録する事ができる。
第２図（ａ），（ｂ）は、本発明の感光感熱転写記録
装置を用いたカラー画像コピー記録の概略図を示してい
る。第２図（ａ）において、カラー原稿10に光源11より
各多孔質マイクロカプセルの感光波長を透過する光学フ
ィルター12を透過した光を照射し、この反射光を集光レ
ンズ13を用いて集光し、感光感熱記録材料14に照射す
る。これによって感光感熱転写記録材料上に潜像が形成
される。次に第２図（ｂ）においてこの潜像の形成され
た感光感熱記録材料16の潜像の形成された多孔質マイク
ロカプセル層17と受容紙18を対面して設置し、潜像の形
成された感光感熱記録材料の背面より、ヒートローラー
19を用いて熱を印加し、現像を行う事によってカラー画
像を簡単に普通紙上にコピーする事ができる。
装置を用いたカラー画像コピー記録の概略図を示してい
る。第２図（ａ）において、カラー原稿10に光源11より
各多孔質マイクロカプセルの感光波長を透過する光学フ
ィルター12を透過した光を照射し、この反射光を集光レ
ンズ13を用いて集光し、感光感熱記録材料14に照射す
る。これによって感光感熱転写記録材料上に潜像が形成
される。次に第２図（ｂ）においてこの潜像の形成され
た感光感熱記録材料16の潜像の形成された多孔質マイク
ロカプセル層17と受容紙18を対面して設置し、潜像の形
成された感光感熱記録材料の背面より、ヒートローラー
19を用いて熱を印加し、現像を行う事によってカラー画
像を簡単に普通紙上にコピーする事ができる。
さらに、本発明の感光感熱転写記録装置を用いること
によって感光波長による色分離と光照射強度による連続
階調表現の制御が可能であり、高品位なカラー画像を普
通紙上に簡単に得ることができる感光感熱転写記録装置
を提供することができた。
によって感光波長による色分離と光照射強度による連続
階調表現の制御が可能であり、高品位なカラー画像を普
通紙上に簡単に得ることができる感光感熱転写記録装置
を提供することができた。
本発明は、以上述べたように、ポリエチレンテレフタ
レート（PET）の10μｍ程度の耐熱性フィルムの支持体
上に、重合性モノマーおよび前記重合性モノマーの重合
を可視光の光エネルギーによって、開始させる光重合開
始剤および染料を主成分として内包した多孔質マイクロ
カプセルを少なくとも２種類以上含有したマイクロカプ
セル層を設けた感光感熱記録材料を用い、画像信号に応
じて各感光波長の可視光を照射することによって、各感
光波長の照射された部分の各色の多孔質マイクロカプセ
ルは、各感光波長に対応し硬化する。また未露光部の各
色の多孔質マイクロカプセルは、熱の印加によって内包
物が多孔質マイクロカプセルの皮膜の細孔を透過して放
出することができる。さらに、各感光波長の光の照射強
度を制御することよって重合性モノマーの重合度を制御
し、多孔質マイクロカプセルの内包物の放出量を制御す
ることができる。このようにして放出された各色の多孔
質マイクロカプセルの内包物中の各色の染料体は、受容
紙上にサーマルヘッド，ヒートローラーなどを用いて転
写させる。この様にして本発明によりカラー画像を普通
紙上に記録することができる感光感熱記録材料を用い、
可視光でカラー画像に応じた潜像を形成し、熱によって
現像するという簡単な方法で高品質なカラー画像を普通
紙上に得ることができるため、小型，低価格の感光感熱
転写記録装置を提供することができる。
レート（PET）の10μｍ程度の耐熱性フィルムの支持体
上に、重合性モノマーおよび前記重合性モノマーの重合
を可視光の光エネルギーによって、開始させる光重合開
始剤および染料を主成分として内包した多孔質マイクロ
カプセルを少なくとも２種類以上含有したマイクロカプ
セル層を設けた感光感熱記録材料を用い、画像信号に応
じて各感光波長の可視光を照射することによって、各感
光波長の照射された部分の各色の多孔質マイクロカプセ
ルは、各感光波長に対応し硬化する。また未露光部の各
色の多孔質マイクロカプセルは、熱の印加によって内包
物が多孔質マイクロカプセルの皮膜の細孔を透過して放
出することができる。さらに、各感光波長の光の照射強
度を制御することよって重合性モノマーの重合度を制御
し、多孔質マイクロカプセルの内包物の放出量を制御す
ることができる。このようにして放出された各色の多孔
質マイクロカプセルの内包物中の各色の染料体は、受容
紙上にサーマルヘッド，ヒートローラーなどを用いて転
写させる。この様にして本発明によりカラー画像を普通
紙上に記録することができる感光感熱記録材料を用い、
可視光でカラー画像に応じた潜像を形成し、熱によって
現像するという簡単な方法で高品質なカラー画像を普通
紙上に得ることができるため、小型，低価格の感光感熱
転写記録装置を提供することができる。
第１図は、本発明の感光感熱転写記録装置を用いたカラ
ー画像記録の概略図を示したものである。第２図は、本
発明の感光感熱転写記録装置を用いたカラー画像コピー
記録の概略図を示したものである。 １……信号処理部 ２……露光部 ３……感光感熱記録材料 4a……波長λ１感光の多孔質マイクロカプセル 4b……波長λ２感光の多孔質マイクロカプセル 4c……波長λ３感光の多孔質マイクロカプセル ５……潜像の形成された感光感熱記録材料 ６……潜像の形成された多孔質マイクロカプセル層 ７……受容紙 ８……サーマルヘッド ９……カラー画像転写部 10……カラー原稿 11……光源 12……光学フィルター 13……集光レンズ 14……感光感熱記録材料 15……多孔質マイクロカプセル層 16……潜像の形成された感光感熱記録材料 17……潜像の形成された多孔質マイクロカプセル層 18……受容紙 19……ヒートローラー 20……カラー画像転写部
ー画像記録の概略図を示したものである。第２図は、本
発明の感光感熱転写記録装置を用いたカラー画像コピー
記録の概略図を示したものである。 １……信号処理部 ２……露光部 ３……感光感熱記録材料 4a……波長λ１感光の多孔質マイクロカプセル 4b……波長λ２感光の多孔質マイクロカプセル 4c……波長λ３感光の多孔質マイクロカプセル ５……潜像の形成された感光感熱記録材料 ６……潜像の形成された多孔質マイクロカプセル層 ７……受容紙 ８……サーマルヘッド ９……カラー画像転写部 10……カラー原稿 11……光源 12……光学フィルター 13……集光レンズ 14……感光感熱記録材料 15……多孔質マイクロカプセル層 16……潜像の形成された感光感熱記録材料 17……潜像の形成された多孔質マイクロカプセル層 18……受容紙 19……ヒートローラー 20……カラー画像転写部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平２−81679（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−204256（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G03D 13/00 G03F 7/26
Claims (7)
- 【請求項１】支持体上に重合性モノマーおよび前記重合
性モノマーの重合を可視光の光エネルギーによって、開
始させる光重合開始剤および染料を主成分として内包す
る多孔質マイクロカプセルを含有するマイクロカプセル
層を設けた感光感熱記録材料を用いてカラー画像を転写
する感光感熱転写記録装置において、 カラー画像信号に応じた前記可視光の照射により前記多
孔質マイクロカプセルを重合し潜像を形成する露光手段
と、 前記感光感熱記録材料を加熱して、前記多孔質マイクロ
カプセルの重合していない部分から、前記染料を放出し
紙に転写し現像する熱現像手段 を有する感光感熱転写記録装置。 - 【請求項２】カラー画像信号に対応する前記可視光に変
換した前記可視光を前記孔質マイクロカプセルを含有す
る前記マイクロカプセル層を設けた前記感光感熱記録材
料に照射し、 前記照射により前記多孔質マイクロカプセルが重合して
前記潜像を形成し、 前記感光感熱記録材料を加熱すると重合していない前記
多孔質マイクロカプセルが前記染料を放出し、 前記染料を前記紙に転写する感光感熱転写記録方法。 - 【請求項３】前記可視光の照射強度により、前記多孔質
マイクロカプセルの重合度を制御する特許請求の範囲第
２記載の感光感熱転写記録方法。 - 【請求項４】前記可視光の照射強度により、前記多孔質
マイクロカプセルの前記染料の放出量を制御する特許請
求の範囲第２記載の感光感熱転写記録方法。 - 【請求項５】前記多孔質マイクロカプセルのうち青色多
孔質マイクロカプセルの重合開始波長が580nm以上780nm
以下である特許請求の範囲第２記載の感光感熱転写記録
方法。 - 【請求項６】前記多孔質マイクロカプセルのうち赤色多
孔質マイクロカプセルの重合開始波長が460nm以上620nm
以下である特許請求の範囲第２記載の感光感熱転写記録
方法。 - 【請求項７】前記多孔質マイクロカプセルのうち黄色多
孔質マイクロカプセルの重合開始波長が380nm以上520nm
以下である特許請求の範囲第２記載の感光感熱転写記録
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11297690A JP2917166B2 (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | 感光感熱転写記録装置及び感光感熱転写記録方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11297690A JP2917166B2 (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | 感光感熱転写記録装置及び感光感熱転写記録方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH049947A JPH049947A (ja) | 1992-01-14 |
| JP2917166B2 true JP2917166B2 (ja) | 1999-07-12 |
Family
ID=14600278
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11297690A Expired - Fee Related JP2917166B2 (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | 感光感熱転写記録装置及び感光感熱転写記録方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2917166B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04323657A (ja) * | 1991-04-23 | 1992-11-12 | Fuji Photo Film Co Ltd | カラー印刷原稿の色校正方法 |
-
1990
- 1990-04-27 JP JP11297690A patent/JP2917166B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH049947A (ja) | 1992-01-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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