JP2916998B2 - 金属製ピン止めバックル - Google Patents

金属製ピン止めバックル

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JP2916998B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウェストバンド、鞄、
カメラ、ビデオカメラ等の肩掛けバンド等に使用されて
いる金属製ピン止めバックルの改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】周知の金属製ピン止めバックルは、図5
に示すように、バックル形成枠1の一部を形成する横支
枠1aに、止めピン3の根本部分を回動自在に装着し、
該止めピン3の先端部分を前記横支枠1aに対向する横
受け枠1bで受け止めるようにした構成、或は図6に示
すように、バックル形成枠1の横支枠1aと横受け枠1
bの中間部において縦枠1cの中間部に横架固定された
横杆2に、止めピン3の根本部分を回動自在に装着し、
該止めピン3の先端部分を横受け枠1bで受け止めるよ
うにした構成であって、いずれも止めピン3の先端部を
受け止め部とならない横支枠1aに、連結すべきバンド
Cの一端部を固定し、長手方向に止め孔hが等間隔で穿
設された調節端部の形成された前記バンドC又は調節端
部を形成した別体のバンドCの調節端部をバックル形成
枠1内に通し、前記止めピン3の先端を止め孔hに係合
させて横受け枠1bで支持するように使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記周知の
金属製ピン止めバックルの止めピン3は、その多くが断
面略半円形状で、しかも幅2〜5mm、厚み1〜3mm程度
の比較的細いものであることから、先端を幅方向に略円
弧に形成して、取扱時或は自分又は他人の手指、腕、衣
服等との接触時の損傷付与を防止するようになっている
が、前記した通り比較的細い金属製であって接触対象物
の柔軟質に比べ非常に硬いことから、前記の程度の安全
防止対策では十分にその目的を達成することができない
点及び止めピン3の係合するバンドCの係合孔hが短期
間で破損され係止機能を低下させる点に解決すべき課題
があった。
【0004】本発明は、金属製ピン止めバックルの本来
の機能に影響を与えることなく、取扱時或は自分又は他
人の手指、腕、衣服等への止めピンの接触時の安全性を
高めるとともに、係合孔との係合が弾力をもって行われ
るようにして、係止機能の維持と耐久性を良好とするこ
とのできる金属製ピン止めバックルを提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の金属製ピン止め
バックルは、バックル形成枠1の一部を形成する横支枠
1a又は縦枠1cの中間部に横架固定された横杆2に、
止めピン3の根本部分を回動自在に装着し、該止めピン
3の先端部分を横受け枠1bで受け止めるようにした金
属製のピン止めバックルにおいて、前記止めピン3の少
なくとも先端部分に、弾性部材からなるカバー体4を、
抜け止め手段を利用して被覆固定したことを特徴として
おり、前記抜け止め手段として、止めピン3に凹凸、切
欠き又は細孔等から選択される抜止用孔3a又は抜止用
凹部3b或はその組合せを形成し、インサート手段、熱
収縮手段又は接着手段のいずれかによりカバー体4を止
めピン3に披着する手段を採用し又は止めピン3のみを
合成樹脂製として、カバー体4を省略した構成として前
記目的を達成したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】次に本発明の金属製ピン止めバッ
クルの実施の形態を説明すると、対向する横支枠1aと
横受け枠1b及び対向する一対の縦枠1cで形成される
バックル形成枠1を、金属棒の屈曲、金属板の打抜き或
は鋳型手段で製作する。一方止めピン3は、同様の手段
又は金属線部材の切断を所定の長さに切断する手段と、
先端部分に抜止用孔3aと抜止用凹部3bを形成する加
工手段とにより製作し、その後、成形手段により、抜止
用孔3aと抜止用凹部3bの形成された先端部分を塩化
ビニール樹脂で被覆してカバー体4を形成する。
【0007】そしてカバー体4で被覆されていない後端
部を、バックル形成枠1の横支枠1aに回動を許容する
ように捲着して完成させ、使用に際しては、従来と同
様、止めピン3の先端部を受けない横支枠1aに、連結
すべきバンドCの一端部を固定し、長手方向に止め孔h
が等間隔で穿設された調節端部が形成された前記バンド
C又は別体のバンドCの調節端部をバックル形成枠1内
に通して、前記止めピン3の先端を止め孔hに係合させ
て横受け枠1bで支持するように使用する。
【0008】
【実施例】図1は本発明の実施例1に係る金属製ピン止
めバックルの一部を破断して示した平面図、図2は図1
のA−A線に沿う断面図であり、図3は実施例2に係る
金属製ピン止めバックルの平面図、図4は図3のB−B
線に沿う部分拡大断面図である。
【0009】(実施例1) 実施例1に係る金属製ピン
止めバックルは、図1及び図2に示すように、真鍮部材
で形成されたバックル形成枠1を、対向する横支枠1a
と横受け枠1b及び同じく対向する二本の縦枠1cで矩
形に形成し、その横支枠1aに、抜止用孔3aと抜止用
凹部3bを形成した先端を含む先端部分を塩化ビニール
樹脂からなるカバー体4で被覆した止めピン3の後端部
を、回動を確保して捲着結合し、止めピン3の先端部を
横受け枠1bで受け止める構成としたものである。
【0010】(実施例2) 実施例2に係る金属製ピン
止めバックルは、図3及び図4に示すように、ステンレ
ス部材で形成されたバックル形成枠1を、横支枠1aと
横受け枠1bとの間にこれと平行する横杆2を縦枠1c
相互に横架固定した構成とし、該横杆2に、抜止用凹部
3bを形成した先端を含む先端部分及び軸部に、熱収縮
により披着される樹脂性筒体を被冠し加熱してカバー体
4を形成した構成となっている。
【0011】上記実施例においては、弾性部材からなる
カバー体4を成形手段(インサート手段)或は熱収縮手
段で形成した場合であるが、接着手段、コーティング手
段によって形成することもでき、またカバー体4は少な
くとも先端部分で足りるが、捲着部分を除く全域とする
場合もある。
【0012】
【発明の効果】以上説明した本発明の金属製ピン止めバ
ックルは、止めピンの少なくとも先端部分に、弾性部材
からなるカバー体を、抜け止め手段を利用して被覆固定
したから、カバー体の不用意な脱落を確実に防止し、取
扱時或は自分又は他人の手指、腕、衣服等に止めピンの
先端部が接触しても、弾性部材からなるカバー体を介し
ての接触となって、直に接触したり突き刺さったりする
ことが回避されるようになり、優れた安全性が確保でき
て製造者責任を果たせるとともに、止めピンとバンドの
係合孔との係合も弾力的となって係合孔を保護する結
果、長期にわたって係合孔が破損されることがなく、金
属製ピン止めバックルとしての係止機能を維持し耐久性
を向上させることができる。
【0013】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係る金属製ピン止めバック
ルを一部を破断して示した平面図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】本発明の実施例2に係る金属製ピン止めバック
ルの平面図である。
【図4】図3のB−B線に沿う部分拡大断面図である。
【図5】従来品の一例を示す金属製ピン止めバックルの
平面図である。
【図6】従来品の別の例を示す金属製ピン止めバックル
の平面図である。
【符号の説明】
1 バックル形成枠 1a 横支枠 1b 横受け枠 1c 縦枠 2 横杆 3 止めピン 3a 抜止用孔 3b 抜止用凹部 4 カバー体 C バンド h 係合孔

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バックル形成枠(1) の一部を形成する横
    支枠(1a)又は縦枠(1c)の中間部に横架固定された横杆
    (2) に、止めピン(3) の根本部分を回動自在に装着し、
    該止めピン(3) の先端部分を横受け枠(1b)で受け止める
    ようにした金属製のピン止めバックルにおいて、前記止
    めピン(3) の少なくとも先端部分に、弾性部材からなる
    カバー体(4) を、抜け止め手段を利用して被覆固定した
    ことを特徴とする金属製ピン止めバックル。
  2. 【請求項2】 抜け止め手段は、止めピン(3) に凹凸、
    切欠き又は細孔のいずれか又はその組合せを形成し、イ
    ンサート手段、熱収縮手段又は接着手段のいずれかによ
    りカバー体(4) を止めピン(3) に披着する手段である請
    求項1記載の金属製ピン止めバックル。
JP22216195A 1995-08-30 1995-08-30 金属製ピン止めバックル Expired - Lifetime JP2916998B2 (ja)

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