JP2915809B2 - 建物の遮音床構造 - Google Patents

建物の遮音床構造

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JP2915809B2 JP6275466A JP27546694A JP2915809B2 JP 2915809 B2 JP2915809 B2 JP 2915809B2 JP 6275466 A JP6275466 A JP 6275466A JP 27546694 A JP27546694 A JP 27546694A JP 2915809 B2 JP2915809 B2 JP 2915809B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願の発明は、一般木造住宅
や軽量型鋼等によるプレハブ建築に於ける建物の遮音床
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、木造住宅や軽量型鋼等を用いたプ
レハブ建築に於ける根太床構造の場合には、一階は水平
部材(横架部材)である大引上に根太材を配置し、上階
の床部は水平部材(横架部材)である床梁に根太材を配
置し、当該根太材の間に断熱素材や吸音素材を配置し、
その上層には根太材上に防湿層を介装して床板材を張設
し、畳等の仕上床材を配置することが広く知られている
が、上階床部の振動または階段の昇降時の振動、或い
は、建物等の沿道走行車両による振動並びに音響に対す
る防備設備は必ずしも充分ではなかった。
【0003】そこで、(a)「外周部が枠組材で形成さ
れ、表裏面が上記枠組材に接合する面材で形成されたパ
ネルの空間部に砂質骨材を充填した木質遮音床。」(実
開昭59−100021号公報)の提案及び、 (b)「床部本体上面に、緩衝性を有する吸音断熱材を
配し、該吸音断熱材上に、片面パネルをその面材を該吸
音断熱材上面に当接させて配し、該片面パネル内に、砂
を充填し、該片面パネルの上面を表面板で被覆してなる
家屋の床構造。」(実開昭60−170439号公報)
の提案及び、 (c)「複数の独立空間を有する基材の該独立空間に粉
体または粒体を充填してなる防音材」(特開昭61−4
0941号公報)の提案がなされている。
【0004】しかし、上記(a)、(b)、(c)の各
提案に係る片面パネルに充填した砂は比重が重く、建物
躯体部に不要の荷重がかかり、地震等の災害時に際して
危険の恐れがあり、また、充填される砂は、粒度0.5
〜2.0%のものを、パネル空間部に隙間無く密に充填
され遮音効果は必ずしも良好といえず、また、該砂の充
填作業も細粉状で重量があるので運搬や設置する際の作
業性に乏しい欠点は免れない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本願の発明の目的は、
上記のような従来の技術に内在した問題点を克服除去す
ることのできる建物の遮音床構造を提供することであ
り、特に根太床構造の根太材間に、遮音性に優れた遮音
層を安価で且つ容易に構成することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、根太床構造
を構成する根太材間に遮音素材としてALCパネル等の
破砕粒を充填配置して遮音層を形成することにより、当
ALCパネル等の破砕粒が多孔性のために軽量で床組
を含む躯体構造部に余分な荷重負担を与えることが無
く、遮音性は勿論断熱性や耐火性にも優れた遮音層とし
て機能し、而も入手が容易でかつ安価なALCパネルの
廃材を有効利用できる。
【0007】また、上記ALCパネル等の破砕粒を通気
性を具える袋体に詰めた状態で配置することによって、
当該ALCパネル等の破砕粒の飛散や散逸が防止され
る。
【0008】また、グラスウールなどの無機繊維素材で
区画した吸音層に、通気性を具える袋体に充填したAL
Cパネル等の破砕粒を配置したり、ALCパネル等の破
砕粒による遮音層の上下にグラスウールなどの無機繊維
素材による吸音層を積層すると、両者が協働して遮音効
果を一層向上させることができる。
【0009】更に、上記ALCパネル等の破砕粒による
遮音層上に吸音性の合板フロアーを載置し、その上には
上記根太材を配置した対応した位置に上段根太材を重畳
して配置し、当該上段根太材間に空間部を形成してその
上に仕上げ床材その他の床材を張設すると、当該空間部
ALCパネル等の破砕粒による遮音層と協働して遮音
効果を一層向上させることができるが、その際に空間部
上に張設する床材として、吸音性の合板フロアーと不燃
性ボード及び軽量気泡コンクリート(ALC)パネルを
積層した複合床部を形成した上に仕上げ床材を張設する
ことがより望ましい。
【0010】なお、軽角鋼等の中空根太材はI型鋼等の
水平部材上に遮音マットを介して弾持されるようにして
おくと、伝播される振動及び音波を緩衝して減衰させる
ことができる。
【0011】特にALCパネル等の破砕粒は、石灰、セ
メントの石灰質原料と、けい石、けい砂、高炉スラグな
どのけい酸質原料に、適宜の気泡剤その他の混和材料に
よる発泡体(ALCパネル)・・・(JIS−A541
6)を、破砕粒としたものであり、本発明ではこのAL
Cパネル等の破砕粒を根太材間に配置して遮音層を形成
するものである。
【0012】上記ALCパネル等の破砕粒を根太材間に
形成する遮音層の遮音素材として使用することにより、
建築物の沿道を重量物積載車両の通過時等に生ずる振動
あるいは騒音による周波数の異なる音波等は、該ALC
パネル等の破砕粒の複雑な多孔性孔路に入射され、該孔
路を通過中に、周波数の異なる音波をそれぞれ吸収しこ
れを減衰させ遮音効果を発揮することが実験の結果判っ
た。
【0013】更に、上記ALCパネル等の破砕粒の遮音
効果に於て、該ALCパネル等の破砕粒の粒度の異なる
ものを適宜の重量比に混合して使用することによって、
粒度の一定のものに比し、遮音効果が優れていることが
判った。このことは、まだ学問的に充分解明されていな
いが、音波がALCパネル等の破砕粒の多孔性孔路に入
射した際、大粒度のALCパネル等の破砕粒の多孔性孔
路と、小粒度のALCパネル等の破砕粒の多孔性孔路と
が、音波の波長によってそれぞれ消波作用に差異があ
り、そのために、大粒度の多孔性孔路で消波減衰し難い
音波は、小粒度の多孔性孔路で消波減衰され、逆に、小
粒度で消波困難な音波は、大粒度のALCパネル等の破
砕粒の多孔性孔路によって、消波減衰されるものと認め
られる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明による建物の遮音
床構造の好ましい実施の形態について、添付した図1〜
8の図面を参照して説明する。図1で示す遮音装置1
は、床部に配置する木材またはI型鋼或いは大引等の水
平部材2上に、軽量気泡コンクリートパネル3(以下A
LCパネルという。)を張設し、該ALCパネル3上に
所定の間隔毎に、両面に接着シート4,4を付装した加
硫ゴムからなる遮音マット5(図6で示す)を介して、
軽量型鋼等の中空根太材6,6を配置位置決めすると共
に、該中空根太材6,6間の空間部にALCパネル等の
破砕粒7を配置して遮音層を形成した上、上記中空根太
材6,6上には吸音性の合板フロアー8、不燃性ボード
9及びALCパネル3aを積層した複合床部10を形成
し、これに化粧床板または畳等の仕上げ床材11を張設
して構成する。
【0015】上記遮音層を形成するALCパネル等の破
砕粒7は、古い建物に使用されていたALCパネル等の
廃材を廃棄処理するために破砕したもの使用することが
できるので、容易且つ安価に入手できること、気泡性を
備え且つ不定形で各種粒度が混在しているので遮音効果
に優れていること、軽量のために床組を含む建物躯体部
に不要な荷重を負担させることが少ないこと、が期待で
きる。
【0016】上記床部の構成に当たっては、図7〜8で
示すように床部の外側に隣接する建物の壁体部12は、
適宜の木造柱材の他、軽量型鋼等からなる柱部材13、
軽みぞ形鋼またはH型鋼等からなる桁部材14を結合し
た建物躯体部15の所定の枠内に、スタイロフォーム等
の断熱層16を配置し、その外側に、空気層17を設
け、その外側に、シージングボード18等の構造用外壁
面材を張設すると共に、上記スタイロフォーム等の断熱
層16の内側に空気層17aを設け、その内側に石こう
ボード19等の吸音ボードを張設して、建物の外側方よ
りの振動及び音響を防除する構成とすることが望まし
い。
【0017】次に、上記中空根太材6,6の構成に於け
る別の実施形態として、図2〜3に示すように、中空根
太材6,6の中空部にグラスウール20等の無機質繊維
素材からなる吸音層を充填し、該中空部根太材6,6の
壁体部に於て反響する振動音を吸収消波させる構成とす
ることができる。
【0018】別の実施形態として、図4〜5に示すよう
に、中空根太材6,6の適宜の面の根太材の壁体部また
は全ての根太材の壁体部21に、多数の小孔22,22
を穿設した上、その中空部にグラスウール20等の吸音
層を充填すると、該中空根太材6,6の壁体部21に伝
播される振動または音波を、該壁体部21の小孔22,
22に分散させて充填したグラスウール20等の吸音層
に吸収させることができるので、振動または音波を減衰
消波させて遮音効率を改善することができる。
【0019】上記中空根太材6,6間に配置するALC
パネル等の破砕粒7は、ALCパネル等の破砕粒7の中
でも大粒度(5〜15m/mぐらい)の破砕粒を母材と
し、これに小粒度(2〜5m/mぐらい)の破砕粒7
を、重量比10〜30%の分散材を混合したものを根太
材6,6の中間空間部に配置した実施することもでき
る。これにより、大粒度のALCパネル等の破砕粒7の
多孔性孔路によって消波減衰し得なかった音波を、小粒
度のALCパネル等の破砕粒7の多孔性孔路を介して消
波減衰し、その逆の消波現象によって、大小粒度のAL
Cパネル等の破砕粒7,7が協同して、床部に伝播され
る周波数の異なる音波を、それぞれ減衰することができ
るものと認められる。 尚、粒度の異なる破砕粒を混合
して使用する際における別の実施形態として、小粒度の
ALCパネル等の破砕粒に代えて、粒度1.2〜5m/
m級のパーライト(JISA5007)の破砕粒を、上
記大粒度のALCパネル等の破砕粒7の母材に対して重
量比10〜30%の割合で分散混合することもできる。
【0020】更にまた、上記中空根太材6,6間に、
LCパネル等の破砕粒7を配置するに際して、図7で示
す実施形態のように、該根太材6,6間に、適宜の間隔
毎に、縦方向または横方向或いは格子状に、グラスウー
ル20a等の吸音層を帯状に配置し、該吸音層の各区画
内にALCパネル等の破砕粒7を充填して遮音層を形成
した構成とすることもできる。これによって、根太材
6,6間のALCパネル等の破砕粒7に伝播される音波
を、区画毎のグラスウール20aの遮音層を介して一旦
緩和させ、ALCパネル等の破砕粒7の多孔性孔路中に
入射させ減衰消波させ、ALCパネル等の破砕粒7単一
の遮音層よりも効率的な遮音効果を期することができ
る。
【0021】更に、図8で示す実施形態のように、水平
部材2上の根太材6,6間に、グラスウール20等の吸
音層をシート状に配置した上面にALCパネル等の破砕
7を配置し、更に、グラスウール20等の吸音層をシ
ート状に積層した上、上記根太材6,6上に吸音性合板
フロアー8を載置し、及び該吸音性フロアー8上に於
て、上記根太材6,6に対応する位置に、両面接着シー
ト4,4を付装した遮音マット5a,5aを介して、上
段目根太材6a,6aを積層配置して、該上段目根太材
6a,6a間に根太空気層25を設け、該上段目根太材
6a,6a上に、吸音性合板フロアー8、不燃性ボード
9及びALCパネル3を積層した複合床部10を形成し
て、仕上床材11を張設して床部を構成することができ
る。
【0022】図7〜8に於て、上記根太材6,6間に配
置するALCパネル等の破砕粒7を通気性を具える紙袋
或いは通気性を具える合成樹脂材料製の袋体24に充填
して配置することができ、配置作業を省力化し能率化す
ることができると共に、ALCパネル等の破砕粒7が徒
らに飛散したり散逸して周囲を汚損する等の面倒の生ず
る恐れはなく、而も袋体24は通気性を具えているの
で、ALCパネル等の破砕粒7の多孔性孔路を遮断する
ことなく本来の遮音効果を発揮することができる。な
お、上記袋体24に収納したALCパネル等の破砕粒
は、根太材間の所定の空間部に適合し易いように、容
量、形状、可撓性等に付いて、予め計測した上で製作し
て貯蔵しておくことが望ましい。
【0023】
【発明の効果】(イ)根太材間にALCパネル等の破砕
を遮音素材とした遮音層を形成すると、当該ALCパ
ネル等の破砕粒はALC材が本来具備している多孔性に
加え、破砕による不定形な各種粒径及び粒度の混在によ
って良好な遮音性能が得られると共に、断熱性及び耐火
性によって良好な居住性と安全性の確保も期待できる。
即ち、粒度の異なるALCパネル等の破砕粒を混合した
遮音層を形成することによって、大粒度のALCパネル
等の破砕粒では吸収減衰し難い音波を、小粒度ALCパ
ネル等の破砕粒で減衰させ、逆に小粒度のALCパネル
等の破砕粒では減衰不充分の音波を、大粒度のALCパ
ネル等の破砕粒で減衰消波させることとなり、総合的な
遮波効率を良くする。
【0024】(ロ)上記ALCパネル等の破砕粒は、A
LC材がALCパネル等に多く使用されているので入手
が容易であり、特に不要になったALCパネルの廃材を
破砕したものを使用すると容易且つ安価に実施できると
共に、従来は処理コストや処分場所などの点で苦慮して
いた廃棄処理を軽減して省資源や環境改善に寄与でき
る。
【0025】(ハ)根太材間に配置したALCパネル等
の破砕粒は、多孔質物質で軽量であり、床部の架重負担
を軽減できる。
【0026】(ニ)ALCパネル等の破砕粒を通気性を
具える袋体に充填して配置すると、ALCパネル等の破
砕粒の細粉の飛散等による環境汚染等の恐れをなくし、
取付作業も予め適量のALCパネル等の破砕粒を袋詰め
したものを並べて配置するだけで容易に実施できると共
に、形状やサイズの異なる各種の根太床構造に対しても
適合させることができ、保管や運搬に対する取り扱いも
容易である。
【0027】(ホ)通気性を具える袋体に充填したAL
Cパネル等の破砕粒を、グラスウール等の無機繊維素材
で区画された吸音層に配置したり、無機繊維素材による
吸音層を袋詰めしたALCパネル等の破砕粒の上下に積
層すると、両者が協働して遮音効果を一層向上させるこ
とができる。
【0028】(ヘ)ALCパネル等の破砕粒による遮音
層の上に上段目根太材を積層配置し、当該上段目根太材
間に空気層を形成すると、両者が協働して遮音効果を一
層向上させることができ、この空気層を形成した上段目
根太材上に吸音性合板フロアーと不燃性ボード及びAL
Cパネルを積層した複合床部を形成すると、更に一層遮
音効果を向上させることができる。
【0029】(ト)根太材は、大引等の水平部材上にピ
ン結合によらずに消音マットを介して弾持され、省力的
に配置でき、消音マットに弾持された根太材は、建物の
壁体部、梁、桁等の躯体部からの振動を緩和して防振効
果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】床部要部の斜視図である。
【図2】中空根太材の拡大縦断面図である。
【図3】同拡大横断面図である。
【図4】中空根太材の別の実施形態に於ける拡大縦断面
図である。
【図5】同拡大横断面図である。
【図6】遮音マットの拡大断面図である。
【図7】根太材間に、袋体に充填したALCパネル等の
破砕粒を配置した床部要部の拡大断面図である。
【図8】別の実施形態に於ける袋体に充填したALCパ
ネル等の破砕粒とシート状のグラスウールとを交互に積
層し、上段目根太材を積層配置した床部要部の拡大断面
図である。
【符号の説明】
1 遮音装置 2 水平部材 3 ALCパネル 4 接着シート 5 遮音マット 6 中空根太材 6a 上段目根太材 7 ALCパネル等の破砕粒 8 合板フロアー 9 不燃性ボード 10 複合床部 11 仕上げ床材 12 建物壁体部 13 柱部材 14 桁部材 15 躯体部 16 断熱層 17 空気層 17a 空気層 18 シージングボード 19 石こうボード 20 グラスウール 20a グラスウール 21 根太の壁体部 22 小孔 24 袋体 25 根太空気層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G10K 11/16 G10K 11/16 C

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大引き又は床梁等の水平部材上に根太材
    を架設して床組し、その上に仕上げ床材その他の床材を
    張設する根太床構造において、上記根太材間の底面側に
    ALCパネルを設けると共に、上記根太材間には当該
    ALCパネルに載置される態様でALCパネル等の破砕
    を充填配置して遮音層を形成したことを特徴とする建
    物の遮音床構造。
  2. 【請求項2】 上記ALCパネル等の破砕粒は、通気性
    を具える多数の袋体に詰めて上記根太材の間に充填配置
    する請求項1に記載した建物の遮音床構造。
  3. 【請求項3】 上記根太材間には、適宜の間隔で縦方向
    または横方向或いは格子状に区画するグラスウールその
    他無機繊維素材からなる吸音層を配置し、この吸音層の
    間に上記袋詰めしたALCパネル等の破砕粒を充填配置
    する請求項2に記載した建物の遮音床構造。
  4. 【請求項4】 上記ALCパネル等の破砕粒による遮音
    層の上下には、グラスウール等の無機繊維素材からなる
    吸音層を積層する請求項1〜3の何れかに記載した建物
    の遮音床構造。
  5. 【請求項5】 上記ALCパネル等の破砕粒による遮音
    層上には吸音性合板フロアーを載置し、当該吸音性合板
    フロアー上には上記根太材に対応した位置に緩衝ゴムを
    介して上段目の根太材を積層配置し、当該上段目の根太
    材上に仕上げ床材その他の床材を張設し、当該上段目の
    根太材間に根太空気層を形成する請求項1〜4の何れか
    に記載した建物の遮音床構造。
  6. 【請求項6】 上記上段目の根太材上に張設する床材
    は、吸音性合板フロアーと不燃性ボート及びALCパネ
    ルを積層した複合床材と、当該複合床材上に張設する仕
    上げ床材で構成する請求項5に記載した建物の遮音床構
    造。
  7. 【請求項7】 上記水平部材はI型鋼等で、根太材は軽
    角鋼等の中空根太材で構成され、当該根太材は水平部材
    上に遮音マットを介して弾持されている請求項1〜6の
    何れかに記載した建物の遮音床構造。
  8. 【請求項8】 上記ALCパネル等の破砕粒には、AL
    Cパネルの廃材を破砕したものを使用する請求項1〜7
    の何れかに記載した建物の遮音床構造。
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