JP2915414B2 - 圧延ラインにおける幅圧下プレスの座屈防止方法及び装置 - Google Patents

圧延ラインにおける幅圧下プレスの座屈防止方法及び装置

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JP2915414B2 JP63200478A JP20047888A JP2915414B2 JP 2915414 B2 JP2915414 B2 JP 2915414B2 JP 63200478 A JP63200478 A JP 63200478A JP 20047888 A JP20047888 A JP 20047888A JP 2915414 B2 JP2915414 B2 JP 2915414B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は圧延ラインにおける幅圧下プレスの座屈防止
方法及び装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、圧延ラインにおける幅圧下プレスの座屈防止手
段は、第4図及び第5図に示すように、スラブ等の材料
aの両側面を押圧することにより、材料aの幅圧下を行
うようにした金型bを、材料aの搬送ラインを挟むよう
に対向配置した幅圧下プレスにおいて、上記幅圧下プレ
ス用の金型b間の上下面に各1本の押えロールcを配置
して該押えロールcで材料aを上下から押えながら幅圧
下を行い、幅圧下時の材料aの座屈を防止している。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上述した幅圧下プレスの座屈防止手段では、
材料aの上下面に各1本の押えロールcを設けているだ
けであるので、材料aの座屈を防止できる幅圧下には限
界があり、通常1回の幅圧下で可能な幅圧下成形量は35
0mm程度である。
従って、材料aを350mm以上幅圧下する場合には、材
料aを複数回繰返して幅圧下しなければならず、作業効
率向上の障害となっている。
本発明は上述の問題を解決するもので、幅圧下を増大
した場合の材料の座屈を防止することを目的としてい
る。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、幅圧下前の材料が狭幅材で
あるときに狭幅押えロールを選択し且つ幅圧下前の材料
が広幅材であるときに広幅押えロールを選択して、材料
の座屈を防止する圧延ラインにおける幅圧下プレスの座
屈防止方法であって、幅圧下プレスによる材料の幅圧下
時に、幅圧下前の材料の幅及び該材料に対する幅圧下量
が所定値以内であり且つ幅圧下前の材料が狭幅材である
場合には、幅圧下成形後の材料の幅よりも長さが短い1
組の狭幅押えロールを、幅圧下力の作用重心位置近傍の
材料上下面に対峙させるとともに、1組の狭幅押えロー
ルによって材料を押圧し、また、幅圧下前の材料の幅及
び該材料に対する幅圧下量が措定値以内であり且つ幅圧
下前の材料が広幅材である場合には、幅圧下成形後の材
料の幅よりも長さが短い1組の広幅押えロールを、幅圧
下力の作用重心位置近傍の材料上下面に対峙させるとと
もに、1組の広幅押えロールによって材料を押圧し、更
に、幅圧下前の材料の幅及び該材料に対する幅圧下量が
所定値を超過している場合には、幅圧下成形後の材料の
幅よりも長さが短い2組の広幅押えロールを、幅圧下力
の作用重心位置近傍の材料上下面に対峙させるととも
に、2組の広幅押えロールによって材料を押圧する。
また本発明の圧延ラインにおける幅圧下プレスの座屈
防止装置では、圧延ラインの両側に配置された幅圧下プ
レスの金型間の上方及び下方に、圧延ラインに沿って移
動し得るように且つ圧延ラインに対して互いに近接離反
し得るように狭幅押えロールを対向配置し、前記金型間
の上方及び下方における狭幅押えロールの圧延ライン下
流側に、圧延ラインに沿って移動し得るように且つ圧延
ラインに対して近接離反し得るように第1の広幅押えロ
ールを対向配置し、前記金型間の上方及び下方における
第1の広幅押えロールの圧延ライン下流側に、圧延ライ
ンに沿って移動し得るように且つ圧延ラインに対して互
いに近接離反し得るように第2の広幅押えロールを対向
配置している。
[作用] 本発明の圧延ラインにおける幅圧下プレスの座屈防止
方法では、幅圧下前の材料の幅及び該材料に対する幅圧
下量に応じて、1組の狭幅押えロール、1組の広幅押え
ロール、2組の広幅押えロールを選択し、選択した押え
ロールによって幅圧下力の作用重心位置近傍の材料上下
面に押圧し、材料の座屈を防止する。
本発明の圧延ラインにおける幅圧下プレスの座屈防止
装置では、上下1組の狭幅押えロール、及び上下2組の
広幅押えロールを、選択、あるいは組み合せ、これらの
ロールにより金型間に位置する材料を上下から押えて、
幅圧下プレスの金型によって幅圧下される種々の幅の材
料の座屈を防止する。
[実 施 例] 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図及び第2図は本発明の一実施例であり、圧延ラ
インSの両側に幅圧下用の金型35を近接離反可能に配置
した幅圧下プレスにおいて、金型35間の圧延ラインSの
上方に、圧延ラインSと平行に延びる第1のレール1を
設け、該第1のレール1の上部に車輪2を枢着した所要
の形状の第1のフレーム3を走行可能に載置し、前記第
1のレール1の一端に前進後退可能なピストンロッド4
を有する第1のシリンダ5を所要の部材を介して固着
し、該第1のシリンダ5のピストンロッド4を前記第1
のフレーム3に連結する。
第1のシリンダ5は、前記第1のレール1の下方に位
置し且つピストンロッド4が第1のレール1と平行にな
るように配置されている。
第1のレール1の下方に向って延びる第1のフレーム
3の脚部6に、前記第1のレール1と平行に延びる第2
のレール7を固着し、該第2のレール7にそれぞれ所要
の位置に車輪8,9を枢支した第2のフレーム10及び第3
のフレーム11を走行可能に載置する。
第2のフレーム10は、圧延ラインSの入側寄りに、ま
た、第3のフレーム11は、圧延ラインSの出側寄りに配
置されている。
第2のレール7の一端に、前進後退可能なピストンロ
ッド12を有する第2のシリンダ13を、また、第2のレー
ル7の他端に、前進後退可能なピストンロッド14を有す
る第3シリンダの15を、各ピストンロッド12,14が対向
するように所要の形状の部材を介して固着し、第2のシ
リンダ13のピストンロッド12を第2のフレーム10に連結
し、また、第3のシリンダ15のピストンロッド14を第3
のフレーム11に連結する。
第2、第3のシリンダ13,15は、前記第2のレール7
の下方に位置し且つピストンロッド12,14が第2のレー
ル7と平行になるように配設されている。
第2のレール7の下方に延びる第2のフレーム10の案
内部16に、狭幅押えロール17を回転自在に支持した軸箱
18を、垂直方向に摺動し得るように嵌合し、前記第2の
フレーム10の上面に、前進後退可能なピストンロッド19
を有する第4シリンダ20を、ピストンロッド19が垂直に
且つ下方を向うように固着し、ピストンロッド19を前記
軸箱に連結する。
狭幅押えロール17は、その軸心が圧延ラインSの幅方
向と平行になるように配設されている。
第2のレール7の下方に延びる第3のフレーム11の案
内部21に、第4フレーム22を垂直方向に摺動し得るよう
に嵌合し、前記第3のフレーム11の上面に、前進後退可
能なピストンロッド23を有する第5のシリンダ24を、ピ
ストンロッド23が垂直に且つ下方を向くように固着し、
ピストンロッド23を前記第4のフレーム22に連結する。
下方に延びる第4のフレーム22の案内部25,26に、広
幅押えロール27,28を回転自在に支持した軸箱29,30を、
垂直方向に摺動し得るように嵌合し、前記第4のフレー
ム22の上面に、前進後退可能なピストンロッド31,32を
有する第6のシリンダ33と第7のシリンダ34とを、ピス
トンロッド31,32が垂直に且つ下方を向くように固着
し、ピストンロッド31に前記軸箱29に連結し、また、ピ
ストンロッド32を前記軸箱30に連結する。
広幅押えロール27,28は、その軸心が圧延ラインSの
幅方向と平行になるように配設されている。
更に、金型35間の圧延ラインSの下方に上述した装置
の天地を逆にした装置を、狭幅押えロール17及び広幅押
えロールがそれぞれ対峙するように、圧延ラインSに対
して対称に配置する。
なお、本実施例では、狭幅押えロール17の寸法を750
φ×400mmとし、広幅押えロール27,28の寸法を750φ×7
50mmとしている。
次に、本実施例の作動を説明する。
第3図に示す如く、スラブ厚t=250mm、スラブ幅W
=1200mm、1600mmの材料を、該材料の出幅が900mm、130
0mmとなるように幅圧下量ΔW=300mmで幅圧下成形する
場合、スラブ厚t=250mm、スラブ幅W=1200mmの材料
を、該材料の出幅が750mmとなるように幅圧下量ΔW=4
50mmで幅圧下成形する場合には、狭幅押えロール17によ
って材料の座屈を防止する。
材料の幅圧下に際し、狭幅押えロール17のみで材料の
座屈防止を行うときには、第2のシリンダ13のピストン
ロッド12を前進させるとともに、第3のシリンダ15のピ
ストンロッド14を後退させて、第2のフレーム10を第1
のフレーム3の略中央部まで移動させ、第3のフレーム
11を第1のフレーム3の圧延ラインSの出側寄りに待避
させる。
第3のフレーム11を圧延ラインSの出側寄りまで待避
させたならば、第5のシリンダ24のピストンロッド23を
後退させて、第4のフレーム22を介して軸箱29,30に支
持された広幅押えロール27,28を圧延ラインSから垂直
に離反させる。
更に、第1のシリンダ5のピストンロッド4を前進も
しくは後退させて、第1のフレーム3を圧延ラインSの
入側方向あるいは出側方向に所定量移動させ、狭幅押え
ロール17の幅圧下力に対する作用重心位置を調整した
後、第4のシリンダ20のピストンロッド19を前進させ
て、軸箱18に支持された狭幅押えロール17を圧延ライン
Sに垂直に近接させ、狭幅押えロール17により材料を上
下から押えて、幅圧下時の材料の座屈防止を行う。
なお、先に述べたように、材料の出幅は、900mm、130
0mm、750mmであるので、長さ400mmの狭幅押えロール17
と金型35とが干渉することはない。
第3図に示す如く、スラブ厚t=250mm、スラブ幅W
=2200mmの材料を、該材料の出幅が1900mmとなるように
幅圧下量ΔW=300mmで幅圧下成形する場合、スラブ厚
t=250mm、スラブ幅W=1600mmの材料を、該材料の出
幅が1150mmとなるように幅圧下量ΔW=450mmで幅圧下
成形する場合、スラブ厚t=250mm、スラブ幅W=1600m
mの材料を該材料の出幅が1000mmとなるように幅圧下量
ΔW=600mmで幅圧下する場合には、広幅押えロール27
によって材料の座屈を防止する。
材料の幅圧下に際し、広幅押えロール27のみで材料の
座屈防止を行うときには、第2のシリンダ13のピストン
ロッド12を後退させるとともに、第3のシリンダ15のピ
ストンロッド14を前進させて、第2のフレーム10を第1
のフレーム3の圧延ラインSの入側寄りに待避させ、第
3のフレーム11を第1のフレーム3の圧延ラインSの略
中央部まで移動させる。
第2のフレーム10を圧延ラインSの入側寄りまで待避
させたならば、第4のシリンダ20のピストンロッド23を
後退させて、軸箱18に支持された狭幅押えロール17を圧
延ラインSから垂直に離反させる。
更に、前述した狭幅押えロール17の使用時と同様に、
第1のシリンダ5のピストンロッド4を前進もしくは後
退させて、広幅押えロール27の幅圧下力に対する作用重
心位置を調整する。
広幅押えロール27の位置が定まったならば、第5のシ
リンダ24のピストンロッド23を前進させて、第4のフレ
ーム22を圧延ラインSに略垂直に近接させるとともに、
第7のシリンダ34のピストンロッド32を後退させて、軸
箱30に支持された広幅押えロール28を圧延ラインSから
垂直に離反させ、第6のシリンダ33のピストンロッド31
を前進させて、軸箱29に支持された広幅押えロール27を
圧延ラインSに垂直に近接させ、広幅押えロール27によ
り材料を上下から押えて、幅圧下時の材料の座屈防止を
行う。
また、このとき、第6、第7図のシリンダ33,34を逆
に作動させ、広幅押えロール28により材料を上下から押
えて、幅圧下時の材料の座屈防止を行うようにしてもよ
い。
なお、先に述べたように、材料の出幅は、1900mm、11
50mm、1000mmであるので、長さ750mmの広幅押えロール2
7と金型35とが干渉することはない。
第3図に示す如く、スラブ厚t=250mm、スラブ幅W
=2200mmの材料を、該材料の出幅が1750mmとなるように
幅圧下量ΔW=450mmで幅圧下成形する場合、スラブ厚
t=250mm、スラブ幅W=2200mmの材料を、該材料の出
幅が1600mmとなるように幅圧下量ΔW=600mmで幅圧下
成形する場合には、2本の広幅押えロール27,28によっ
て材料の座屈を防止する。
広幅押えロール27,28の双方によって材料の座屈防止
を行うときには、前述した広幅押えロール27のみを使用
したと同様に、第2のフレーム10を圧延ラインSの入側
寄りに待避させ、また、狭幅押えロール17を圧延ライン
Sから垂直に離反させ、第1のシリンダ5のピストンロ
ッド4を前進もしくは後退させて、広幅押えロール27,2
8の幅圧下力に対する作用重心位置を調整する。
更に、第5のシリンダ24のピストンロッド23と、第
6、第7のシリンダ33,34のピストンロッド31,32とをそ
れぞれ前進させ、第4のフレーム22を圧延ラインSに垂
直に近接させて、軸箱29,30に支持された広幅押えロー
ル27,28を圧延ラインSに近接させ、双方の広幅押えロ
ール27,28により材料を上下から押えて、幅圧下時の材
料の座屈防止を行う。
このとき、広幅押えロール27,28は、第6、第7のシ
リンダ33,34によって別個に昇降することができるの
で、材料の高さ方向の形状が変化しても、それに対応し
て広い幅押えロール27,28で材料を上下から押えること
ができる。
なお、第3図に示す如く、スラブ厚t=250mm、スラ
ブ幅W=900mm、1200mm,1600mm、2200mmの材料を、幅圧
下量ΔW=150mmで幅圧下成形する場合、スラブ厚t=2
50mmもスラブ幅W=900mmの材料を、幅圧下量ΔW=300
mmで幅圧下成形する場合、スラブ厚t=250mm、スラブ
幅W=1200mmの材料をも幅圧下量ΔW=600mmで幅圧下
成形する場合には、狭幅押えロール17、広幅押えロール
27,28を使用しなくても、幅圧下成形に起因する座屈が
部材に生じない。
このように、第1図及び第2図に示す圧延ラインにお
ける幅圧下プレスの座屈防止装置では、金型で幅圧下成
形されるべき材料の幅に応じて、該材料の出幅よりもや
や長さが短い短狭幅押えロール17あるいは広幅押えロー
ル27,28により金型間の上方及び下方から幅圧下成形さ
れるべき材料を押えるので、材料の座屈を防止しつつ金
型35による種々の幅を有する材料の一回あたりの幅圧下
量を大きくすることができ、よって、材料の圧下成形を
効率よく行うことが可能になる。
なお、本発明の圧延ラインにおける幅圧下プレスの座
屈防止方法及び装置は、上述した実施例のみに限定され
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲におい
て種々の変更を加え得ることは勿論である。
[発明の効果] 以上述べたように、本発明の圧延ラインにおける幅圧
下プレスの座屈防止方法及び装置によれば、下記のよう
な種々の優れた効果を奏し得る。
(1) 本発明の圧延ラインにおける幅圧下プレスの座
屈防止方法では、幅圧下前の材料の幅及び該材料に対す
る幅圧下量に応じて、1組の狭幅押えロール、1組の広
幅押えロール、2組の広幅押えロールを選択し、選択し
た押えロールにより、金型で幅圧下成形されるべき材料
の作用重心位置近傍を上方及び下方から押えるので、両
押えロールと幅圧下プレスの金型とが干渉することな
く、金型によって幅圧下される種々の幅の材料の座屈を
効果的に防止することができる。
(2) 本発明の圧延ラインにおける幅圧下プレスの座
屈防止装置では、幅圧下後の材料幅、材料の幅圧下量に
応じて、上下1組の狭幅押えロール、上下2組の広幅押
えロールを、選択、あるいは組み合せて圧延ライン方向
に移動させ、このロールにより、金型で幅圧下成形され
るべき材料の作用重心位置近傍を上方及び下方から押え
るので、両押えロールと幅圧下プレスの金型とが干渉す
ることなく、金型によって幅圧下される種々の幅の材料
の座屈を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す側面図、第2図は第1
図に示す装置の狭幅及び広幅押えロールと金型との関係
を示す平面図、第3図は第1図に示す装置を用いた材料
幅圧下の実験結果を示す表、第4図は従来の幅圧下プレ
スの座屈防止装置を示す図、第5図は第4図のV−V矢
視図である。 図中、17は狭幅押えロール、27は広幅押えロール(第1
の広幅押えロール)、28は広幅押えロール(第2の広幅
押えロール)、35は金型、Sは圧延ラインを示す。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】幅圧下前の材料が狭幅材であるときに狭幅
    押えロールを選択し且つ幅圧下前の材料が広幅材である
    ときに広幅押えロールを選択して、材料の座屈を防止す
    る圧延ラインにおける幅圧下プレスの座屈防止方法であ
    って、幅圧下プレスによる材料の幅圧下時に、幅圧下前
    の材料の幅及び該材料に対する幅圧下量が所定値以内で
    あり且つ幅圧下前の材料が狭幅材である場合には、幅圧
    下形成後の材料の幅よりも長さが短い1組の狭幅押えロ
    ールを、幅圧下力の作用重心位置近傍の材料上下面に対
    峙させるとともに、1組の狭幅押えロールによって材料
    を押圧し、また、幅圧下前の材料の幅及び該材料に対す
    る幅圧下量が所定値以内であり且つ幅圧下前の材料が広
    幅材である場合には、幅圧下成形後の材料の幅よりも長
    さが短い1組の広幅押えロールを、幅圧下力の作用重心
    位置近傍の材料上下面に対峙させるとともに、1組の広
    幅押えロールによって材料を押圧し、更に、幅圧下前の
    材料の幅及び該材料に対する幅圧下量が所定値を超過し
    ている場合には、幅圧下成形後の材料の幅よりも長さが
    短い2組の広幅押えロールを、幅圧下力の作用重心位置
    近傍の材料上下面に対峙させるとともに、2組の広幅押
    えロールによって材料を押圧することを特徴とする圧延
    ラインにおける幅圧下プレスの座屈防止方法。
  2. 【請求項2】圧延ラインの両側に配置された幅圧下プレ
    スの金型間の上方及び下方に、圧延ラインに沿って移動
    し得るように且つ圧延ラインに対して互いに近接離反し
    得るように狭幅押えロールを対向配置し、前記金型間の
    上方及び下方における狭幅押えロールの圧延ライン下流
    側に、圧延ラインに反って移動し得るように且つ圧延ラ
    インに対して互いに近接離反し得るように第1の広幅押
    えロールを対向配置し、前記金型間の上方及び下方にお
    ける第1の広幅押えロールの圧延ライン下流側に、圧延
    ラインに沿って移動し得るように且つ圧延ラインに対し
    て互いに近接離反し得るように第2の広幅押えロールを
    対向配置したことを特徴とする圧延ラインにおける幅圧
    下プレスの座屈防止装置。
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