JP2914190B2 - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

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JP2914190B2
JP2914190B2 JP6207061A JP20706194A JP2914190B2 JP 2914190 B2 JP2914190 B2 JP 2914190B2 JP 6207061 A JP6207061 A JP 6207061A JP 20706194 A JP20706194 A JP 20706194A JP 2914190 B2 JP2914190 B2 JP 2914190B2
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誠実 小林
雄次 阪
典 井上
孝浩 鬼塚
義人 岡
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用の電気接続箱
に関し、詳しくは、多数のヒューズ、リレー等を含む電
気回路を集中的に配置して、ワイヤハーネスの分岐接続
を合理的に行う電気接続箱において、内部回路を電線と
圧接端子により構成するもので、特に、同一形状の圧接
端子を用いることが出来るようにして、部品点数の削減
を図るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気接続箱において、内
部回路の設計変更に容易に対応することができるものと
して、導電性金属板を打抜加工して形成するバスバーに
代えて、電線を配線し、該電線と外部出入力端子との接
続、電線同士の接続を圧接端子により行うものが提供さ
れている。
【0003】上記電気接続箱において、高密度に内部回
路を設けて小型化を図る場合、電線を多層構造にする必
要がある。即ち、アッパーケースとロアケースの内部に
絶縁板を介在させて、上下多層に電線を配線し、これら
電線に圧接した圧接端子の出入力端子部をケース外面に
設けたコネクタ、リレー、ヒューズ等の収容部まで伸長
させ、嵌合面に形成した端子孔から突出させる必要があ
る。
【0004】上記コネクタ等の収容部を外面に形成する
アッパーケースの上壁およびロアケースの下壁は平面状
に形成されており、よって、上記圧接端子の端子孔を形
成している外部回路との嵌合面も同一水平面上に位置し
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】よって、上記のように
電線を多層に配置すると、層の異なる電線とコネクタ等
の収容部までの距離が相違する。即ち、図3に示すよう
に、絶縁板1の上面側に配線した第一電線W1とアッパ
ーケース2に形成したコネクタ収容部3の嵌合面3aと
の距離L1と、絶縁板1の下面側に配線した第二電線W
2とコネクタ収容部3’の嵌合面3a’との距離L2と
は相違し、L2>L1となっている。
【0006】その結果、第一電線W1に圧接する圧接端
子4より第二電線W2に圧接する圧接端子4’は、その
一端の電線圧接部4aより他端の出入力端子部4bまで
の寸法が長いものを用いる必要がある。このように、電
線を多層構造として高密度化を図ろうとすると、必要と
する圧接端子の種類が増加し、コスト高になると共に、
部品管理に手数がかかる欠点がある。
【0007】本発明は、上記した問題に鑑みてなされた
もので、電線を多層構造とした場合でも、同一形状の圧
接端子を用いることが出来るようにすることを目的とし
ている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、請求項1で、電気接続箱の内部回路に、
電線と、該電線に圧接した圧接端子とを用い、上記圧接
端子の出入力端子部を外部回路と接続する電気接続箱に
おいて、電気接続箱の内部に絶縁板を配置し、該絶縁板
の上下両面に第一電線と第二電線とを配線し、これら第
一電線と第二電線とに同一形状の圧接端子を圧接接続す
ると共に、同一方向に上記両圧接端子のタブを突出する
一方、ケース側の外部回路の嵌合面の高さを変えて、上
記嵌合面に形成した端子孔から、上記第一電線に圧接し
た圧接端子のタブと、第二電線に圧接した圧接端子のタ
ブとを同一寸法だけ外部へ突出させていることを特徴と
する電気接続箱を提供するものである。
【0009】上記電線は、絶縁板に凹設した配線溝また
は絶縁板の表面に突設した配線用突起に沿って配線し、
この絶縁板に配線された電線に対して、上記圧接端子の
一端側の電線圧接部を接続し、他端側のタブを上記ケー
スの端子孔から突出させている(請求項2)。また、上
記絶縁板の上面側の電線に圧接する圧接端子と、絶縁板
の下面側の電線に圧接する圧接端子とを、それぞれ1カ
所にまとめて、対応するケースの外面を段状に形成して
いる(請求項3)。
【0010】
【作用】請求項1の構成とすると、電線と嵌合面までの
距離が同一となるため、同一形状の圧接端子を用いるこ
とができる。また、請求項2に記載の如く、絶縁板に電
線を配線し、該電線に対して圧接端子を圧接接続する
と、電線と圧接端子との接続状態をケースに組みつける
前に検査することができる。さらに、請求項3に記載の
如く、電線の層数を異ならせる部分を1カ所に集め、そ
れに対応してケース外面を段状に形成すると、ケースの
外面形状が複雑にならない。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例により詳細
に説明する。図1に示す実施例は、電線を2層構造とし
たものであり、絶縁板10の上下両面に第一電線W1と
第二電線W2とを配線している。上記絶縁板10はアッ
パーケース11とロアケース12の内部に組つけられる
ものであり、配線パターンに対応して、圧接端子打ち込
み部分に電線の配線ガイドを兼ねた配線用突起13、1
4、15を突設している。これら配線用突起13〜15
は電線の直径と略同一寸法をあけて両側に一対突設し、
この一対の配線用突起13〜15の間に電線を挿入して
配線している。上記各配線用突起13、14、15の対
向する内面には、圧接端子打込溝13a、14a、15
aを形成すると共に、これら圧接端子打込溝13a〜1
5aに連続させて絶縁板10にも圧接端子圧入溝10a
を形成している。上記配線用突起13、14の先端面は
アッパーケース11の上壁内面に、配線用突起15の先
端面はロアケース12の下壁内面に当接する高さとして
いる。
【0012】図1中、左側部分では、絶縁板10の上面
に第一電線W1を、下面には第二電線W2とを配線し、
電線を2層構造としているが、図中、右側部分では、絶
縁板10の上面に第一電線W1は配線しておらず、下面
側にのみ第二電線W2を配線して1層構造としている。
即ち、電線の層数を部分的に異ならせている。
【0013】上記第一電線W1の圧接端子打ち込み部分
に設けた配線用突起13の先端面と接するアッパーケー
ス11の外壁11aと、第二電線W2の圧接端子打ち込
み部分に設けた配線用突起14の先端面に接するアッパ
ーケース11の外壁11bとは、高さH1だけ差をつけ
て段状に形成している。
【0014】上記アッパーケース11の上位置にある外
壁11aには、配線用突起13と対応する位置にコネク
タ収容部16を設けると共に、低位置にある外壁11b
に、配線用突起14と対応する位置にコネクタ収容部1
7を設けている。上記コネクタ収容部16と17との底
壁は外部端子との嵌合面16a、17aとなり、よっ
て、嵌合面16aと17aと高さは、上記段差の高さH
1だけ異なっている。
【0015】上記寸法H1は、第一電線W1と第二電線
W2の配置位置の間隔H2と同一に設定しており、よっ
て、第一電線W1から嵌合面16aまでの寸法H3と、
第二電線W2と嵌合面17aまでの寸法H4とは同一に
なっている。
【0016】上記ロアケース12にも配線用突起15と
対応する位置に、第二電線W2と接続するコネクタ(図
示せず)を収容するコネクタ収容部18を設けている。
該コネクタ収容部18の嵌合面18aと第二電線W2と
の間隔H5は上記寸法H3、H4と同一に設定してい
る。上記各コネクタ収容部16、17、18の嵌合面1
6a、17a、18aに開口する端子孔16b、17
b、18bをアッパーケースおよびロアケースの外壁に
穿設している。
【0017】上記第一電線W1、第二電線W2と圧接し
て、上記端子孔16b、17b、18bを通してコネク
タ収容部16、17、18に突出させる圧接端子20は
全で同一形状としている。これら圧接端子20は周知の
形状であり、図2に示すように、一端にスロット20a
を有する電線圧接部20bを、他端にタブ形状の出入力
端子部20cを備え、スロット20aの周縁刃部で電線
の絶縁被覆を切断して芯線と接触させている。
【0018】上記各圧接端子20の出入力端子部20c
は端子孔16b、17b、18bを貫通してコネクタ部
16、17、18内に突出しており、その突出寸法H6
は全て一定となっている。これらコネクタ収容部16、
17、18には電線に接続した端子を収容したコネクタ
(図示せず)を嵌合し、これら端子と上記圧接端子20
の出入力端子部20cとを接続している。
【0019】なお、上記電線の層数を異ならせ、それに
対応してケースに段差を設ける部分、即ち、図1におい
てアッパーケース11の段差を設けた外壁11bは、ア
ッパーケース11の外周縁に沿った1カ所にまとめてい
る。
【0020】上記実施例は電線を2層とした場合である
が、2層以上とした場合も、1層部分の外側に2層部分
を配置し、さらに、2層部分の外側に3層部分を配置
し、それに対応して、ケース側を外周縁に向かって順次
段差をつけて形成することにより、本発明を適用するこ
とができる。また、上記実施例では、絶縁板10の表面
に電線をガイドして保持するために配線用突起を設けて
いるが、絶縁板10を厚肉として、配線用溝を凹設し、
該配線用溝内に電線を挿入保持することも好ましい。
【0021】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、電線を多層構造として電気接続箱の内部回路
を高密度化した場合においても、同一形状の圧接端子を
用いることができる。よって、多種類の圧接端子を用意
する必要がなく、その分、コストの低下が図れると共
に、部品管理に手数がかからない利点がある。また、ア
ッパーケースの上壁あるいは/およびロアケースの下壁
は平板形状とならないが、何ら問題はなく、また、ケー
スは樹脂成形されるため、容易に対応させることが出来
きる。逆に、これらケースに段差部を設けることによ
り、他部材との干渉を避けることが出来る場合もある等
の利点も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示す断面図である。
【図2】 圧接端子との接続部分の断面図である。
【図3】 従来の問題点を示すための断面図である。
【符号の説明】
W1、W2 電線 10 絶縁板 11 アッパーケース 12 ロアケース 13、14、15 配線用突出部 16、17、18 コネクタ収容部 16a、17a、18a 嵌合面 16b、17b、18b 端子孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鬼塚 孝浩 三重県四日市市西末広町1番14号 住友 電装株式会社内 (72)発明者 岡 義人 三重県四日市市西末広町1番14号 住友 電装株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−51480(JP,A) 特開 平2−207466(JP,A) 特開 平3−11574(JP,A) 特開 昭63−313475(JP,A) 特開 平8−23619(JP,A) 実開 平6−24324(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02G 3/16 H01R 4/24

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気接続箱の内部回路に、電線と、該電
    線に圧接した圧接端子とを用い、上記圧接端子の出入力
    端子部を外部回路と接続する電気接続箱において、 電気接続箱の内部に絶縁板を配置し、該絶縁板の上下両
    面に第一電線と第二電線とを配線し、これら第一電線と
    第二電線とに同一形状の圧接端子を圧接接続すると共
    に、同一方向に上記両圧接端子のタブを突出する一方、 ケース側の外部回路の嵌合面の高さを変えて、上記嵌合
    面に形成した端子孔から、上記第一電線に圧接した圧接
    端子のタブと、第二電線に圧接した圧接端子のタブとを
    同一寸法だけ外部へ突出させていることを特徴とする電
    気接続箱。
  2. 【請求項2】 上記電線は、絶縁板に凹設した配線溝ま
    たは絶縁板の表面に突設した配線用突起に沿って配線
    し、この絶縁板に配線された電線に対して、上記圧接端
    子の一端側の電線圧接部を接続し、他端側のタブを上記
    ケースの端子孔から突出させている請求項1に記載の電
    気接続箱。
  3. 【請求項3】 上記絶縁板の上面側の電線に圧接する圧
    接端子と、絶縁板の下面側の電線に圧接する圧接端子と
    を、夫々1カ所にまとめて、対応するケースの外面を段
    状に形成している請求項1または請求項2に記載の電気
    接続箱。
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