JP2912844B2 - 発呼モード切換え可能な通信システム及びそのシステムに用いられる端末装置 - Google Patents

発呼モード切換え可能な通信システム及びそのシステムに用いられる端末装置

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JP2912844B2
JP2912844B2 JP7081451A JP8145195A JP2912844B2 JP 2912844 B2 JP2912844 B2 JP 2912844B2 JP 7081451 A JP7081451 A JP 7081451A JP 8145195 A JP8145195 A JP 8145195A JP 2912844 B2 JP2912844 B2 JP 2912844B2
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/04Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing
    • H04Q11/0428Integrated services digital network, i.e. systems for transmission of different types of digitised signals, e.g. speech, data, telecentral, television signals
    • H04Q11/0435Details
    • H04Q11/0457Connection protocols

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発呼モード切換え可能
な通信システム及びそのシステムに用いられる端末装置
に係り、詳しくは、複数のモードで接続できるISDN
等のネットワーク内に構成され、端末装置間でモードの
切換え調整が可能となる通信システム及び当該端末装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】ISDN内に構成された通信システムで
は、各端末装置は音声モードや64kbpsデータ通信モード
といった複数のモードの何れでも他の端末装置との通信
が可能である。このような複数のモードで接続できるネ
ットワーク内に構成される通信システムにおいて、ある
端末装置が特定のモードで発呼し、着信側の端末装置に
そのモードが設定されていないと、従来、その呼は発呼
側の端末装置において通常はビジーとして処理される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように相手端末装
置がビジーであると認識した発呼側の端末装置のユーザ
は、相手端末装置に設定されたモードと同じモードにな
るまで、順次モードを切り換えて再発呼の操作を繰り返
しを行わなければならない。そのため、端末装置のネッ
トワークへの接続に手間がかかるものであった。
【0004】そこで、本発明の第一の目的は、複数のモ
ードで接続できるネットワーク内に構成された通信シス
テムであって、端末装置からの発呼モードが着呼側の端
末装置に設定されたモードと異なっていても、自動的に
モードを切り換えてユーザの手をわずらわせることなく
両端末装置間の通信が可能となる通信システムを提供す
ることである。
【0005】また、本発明の第二の目的は、上記のよう
な通信システムに用いられる端末装置を提供することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記第一の目的を達成す
るため、本発明は、請求項1に記載されるように、複数
のモードでの通信が可能なネットワークに接続された少
なくとも第一の通信端末装置と第二の通信端末にて構成
される通信システムにおいて、上記第一の通信端末装置
は、第二のモードが設定された第二の通信端末装置宛の
第一のモードでの発呼が受け付けられなかったことを検
出する検出手段と、検出手段が第二の通信端末装置宛の
第一のモードでの発呼が受け付けられなかったことを検
出したときに、第二の通信端末装置に設定された第二の
モードを探して該第二のモードにて第二の通信端末装置
宛の発呼を行う自動発呼手段と、自動発呼手段による発
呼が第二の通信端末装置にて受け付けられたときに、第
二の通信端末装置に対して該第二のモードにてモードを
第一のモードに切り換える旨を通知するモード切換え通
知手段と、モード切換え通知手段からの通知に対してモ
ード切換えの応答が第二の通信端末装置からなされたと
きに、該第一の通信モードにて第二の通信端末装置に再
発呼する再発呼手段とを有し、上記第二の通信端末装置
は、第一の通信端末装置のモード切換え通知手段からの
第一のモードに切り換える旨の通知がなされたときに、
その応答を第二のモードにて第一の通信端末装置に返送
するモード切換え応答手段と、モード切換え応答手段が
応答を返送した後に、モードを第二のモードから第一の
モードに切り換える自動モード切換え手段とを有するよ
うにした。
【0007】上記第二のモードが音声モードであるシス
テムにおいて、モード切換え通知手段が容易に実現でき
るという観点から、請求項2に記載されるように、第一
の通信端末装置のモード切換え通知手段は、DTMF
(Dual Tone Multi-Frequency)) 信号によりモードを切
り換える旨の通知を作成する第一のDTMF生成手段を
有するようにした。
【0008】また、請求項2記載の通信システムにおい
て、第二の通信端末装置のモード切換え応答手段を第一
の通信端末装置のモード切換え通知手段と対に構成でき
るという観点から、請求項3に記載されるように、第二
の通信端末装置のモード切換え応答手段は、第一の通信
端末装置からのモードをモードを切り換える旨を表すD
TMF信号に応答した所定のDTMF信号を生成する第
二のDTMF生成手段を有するようにした。
【0009】上記第二の目的を達成するため、本発明
は、請求項4に記載されるように、複数のモードでの通
信が可能なネットワークに接続された通信端末装置にお
いて、第二のモードが設定された他の通信端末装置宛の
第一のモードでの発呼が受け付けられなかったことを検
出する検出手段と、検出手段が他の通信端末装置宛の第
一のモードでの発呼が受け付けられなかったことを検出
したときに、他の通信端末装置に設定された第二のモー
ドを探して該第二のモードにて他の通信端末装置宛の発
呼を行う自動発呼手段と、自動発呼手段による発呼が他
の通信端末装置にて受け付けられたときに、該他の通信
端末装置に対して該第二のモードにてモードを第一のモ
ードに切り換える旨を通知するモード切換え通知手段
と、モード切換え通知手段からの通知に対してモード切
換えの応答が該他の通信端末装置からなされたときに、
該第一の通信モードにて該他の通信端末装置に再発呼す
る再発呼手段とを有するようにした。
【0010】また、上記第二の目的を達成するため、本
発明は、請求項6に記載されるように、複数のモードで
の通信が可能なネットワークに接続され、所定のモード
に設定された通信端末装置において、他の通信端末装置
から当該所定のモードにて他のモードに切り換える旨の
通知がなされたときに、その応答を当該所定のモードに
て当該他の通信端末に返送するモード切換え応答手段
と、モード切換え応答手段が応答を当該他の通信端末装
置に返送した後に、モードを当該所定のモードから当該
他のモードに切り換える自動モード切換え手段とを有す
るようにした。
【0011】また、更に、音声モード設定が可能な通信
端末装置にて構成される通信システムにおいて、音声モ
ード以外のモードにてある通信端末装置から音声モード
の設定された通信端末装置に発呼がなされたときに、で
きるだけ容易に、両通信端末装置間で該音声モード以外
のモードにて通信が可能となるという観点から、本発明
は、請求項8に記載されるように、複数のモードでの通
信が可能なネットワークに接続された少なくとも第一の
通信端末装置と第二通信端末にて構成される通信シス
テムにおいて、上記第一の通信端末装置及び第二の通信
端末装置は音声での通信が可能な音声モードの設定が可
能となり、上記第一の通信端末装置は、音声モードが設
定された第二の通信端末装置宛の他のモードでの発呼が
受け付けられなかったことを検出する検出手段と、検出
手段が第二の通信端末装置宛の陶画他のモードでの発呼
が受け付けられなかったことを検出したときに、第二の
通信端末装置に設定された音声モードにて第二の通信端
末装置宛の発呼を行う自動発呼手段と、自動発呼手段に
よる発呼が第二の通信端末装置にて受け付けられたとき
に、第二の通信端末装置に対してユーザが通話を行うた
めの通話手段と、該通話手段を用いたユーザの通話によ
り第二の通信端末装置のモードが音声モードから当該他
のモードに切換えられたことが確認された後に、ユーザ
からの通信開始の指示に従って当該他のモードにて第二
の通信端末装置に発呼する発呼手段とを有するように
成される
【0012】上記請求項8記載の通信システムにおい
て、音声モードと他の通信モードとの切換えを特にユー
ザが意識することなくできるという観点から、上記他の
モードは、音声と音声以外のメディアの通信が同一のチ
ャネルで行いうるマルチメディアモードとした。
【0013】また、請求項8記載の通信システムに用い
られる通信端末装置を提供できるという観点から、本発
明は、請求項10に記載されるように、複数のモードで
の通信が可能なネットワークに接続された通信端末装置
において、音声での通信が可能な音声モードの設定が可
能となり、音声モードが設定された他の通信端末装置宛
の他のモードでの発呼が受け付けられなかったことを検
出する検出手段と、検出手段が他の通信端末装置宛の当
該他のモードでの発行が受け付けられなかったことを検
出したときに、他の通信端末装置に設定された音声モー
ドにて当該他の通信端末装置宛の発呼を行う自動発呼手
段と、自動発呼手段による発呼が当該他の通信端末装置
にて受け付けられたときに、当該他の通信端末装置に対
してユーザが通話を行うための通話手段と、該通話手段
を用いたユーザの通話により当該他の通信端末装置のモ
ードが音声モードから当該他のモードに切換えられた
とが確認された後に、ユーザからの通信開始の指示に従
って当該他のモードにて当該他の通信端末装置に発呼す
る発呼手段とを有するように構成される
【0014】
【作用】請求項1に記載される通信システムにおいて
は、第一の通信端末装置が自らの第一のモードでの第二
の通信端末装置宛の発呼が受け付けられなかったことを
検出すると、第一の通信端末装置は、第二の通信端末装
置に設定された第二のモードを探し、その第二のモード
にて第二の通信端末装置宛の再発呼を行う。この第二の
モードでの発呼が第二の通信端末装置に受け付けられる
と、第一の通信端末装置は第二のモードでの通信で第二
の通信端末装置に対して通信モードを第一のモードに切
り換える旨を通知する。そして、第二の通信端末装置
は、その通知に対する応答を行った後に、通信モードを
第一のモードに切り換える。第一の通信端末装置は、第
二の通信端末装置からの応答を受け取った後に、第一の
モードでの再発呼を行う。その後、第一の通信端末装置
と第二の通信端末装置との間でネットワークを介した第
一のモードでの通信が開始される。
【0015】請求項4及び6に記載される通信端末装置
は、それぞれ、上記第一及び第二の通信端末装置として
機能する。請求項8記載の通信システムにおいては、第
一の通信端末装置が自らの音声モード以外のモードでの
第二の通信端末装置宛の発呼が受け付けられなかったこ
とを検出すると、自動的に音声モードにて第二の通信端
末宛の発呼を行う。そして、この音声モードでの発呼が
第二の通信端末装置に受付られると、第一の通信端末装
置のユーザは、通話手段を用いて、第二の通信端末装置
のユーザに対して、音声にて通信モードを音声モードか
ら当該他のモードに切りえることを依頼する。この通話
により、第二の通信端末装置が音声モードから当該他の
モードに切換えられることを第一の通信端末装置のユー
ザが確認すると、該ユーザからの指示により、第一の通
信端末装置は当該他のモードでの第二の通信端末装置宛
の再発呼を行う。この再発呼が第二の通信端末装置にて
受け付けられると、第一の通信端末装置と第二の通信端
末装置との間で、ネットワークを介した当該他のモード
での通信が開始される。
【0016】請求項10記載の通信端末装置は、上記第
一の通信端末装置として機能する。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本発明の実施例に係る通信システムの構
成を示すブロック図である。図1において、端末装置1
00(A)及び100(B)がネットワーク(ISD
N)200に接続され、該ネットワーク200を介して
相互に通信可能となっている。各端末装置100(A)
及び100(B)は、通信ユニット110、ユーザイン
タフェース120及びCPU(中央演算処理ユニット)
130を有している。ユーザインタフェース120は、
キーボード、マウス等の情報入力デバイスを含み、ユー
ザの操作に基づいた情報入力デバイスからの情報を通信
ユニット110及びCPU130に供給する。CPU1
30は、ユーザインタフェース120からの情報に基づ
いて通信ユニット110を制御する。
【0018】通信ユニット110は、データ通信ユニッ
ト111、DTMF(Dual Tone Multi-Frequency ボタ
ンダイアル信号) 通信ユニット112、DTMFレシー
バ/ジェネレータ113、通信制御ハードウエア114
及び発呼モード切換え制御ユニット115を有してい
る。データ通信ユニット111は64kbps(bit per secon
d)データ通信を行うためのモード1が設定されたときに
有効となり、64kbpsデータ通信のための、Dチャネルの
呼制御と、Bチャネルのデータ処理を所定の手順に従っ
て行う。DTMF通信ユニット112は音声通信を行う
モード2が設定されたときに有効となり、音声通信のた
めのDチャネルの呼制御と、Bチャネルでの音声データ
として扱われるプッシュホーンの番号トーンであるDT
MF等の音声信号を用いた音声通信に係る処理を行う。
DTMFレシーバ/ジェネレータ113は、DTMF通
信ユニット112からの指令に基づいて、プッシュホン
の番号トーンであるDTMFを符号化あるいは復号化す
る。発呼モード切換え制御ユニット115は、ユーザイ
ンターフェース120からの発呼要求に基づいた呼制御
に係る処理を実行する。なお、図には示されていない
が、ユーザが直接音声通話を行うための音声通話用のユ
ニットも実際の装置には設けてあり、このユニットに上
記DTMF通信ユニット112及びDTMFレシーバ/
ジェネレータ113が付随するような構成となってい
る。通信制御ハードウエア114は端末装置とネットワ
ーク(ISDN)200を接続するISDNインタフェ
ースを含み、データ通信ユニット111あるいはDTM
F通信ユニットからの情報をネットワーク(ISDN)
200に送出し、ネットワーク(ISDN)200から
の情報を受信してデータ通信ユニット111あるいはD
TMF通信ユニット112に提供する。
【0019】例えば、端末装置100(A)から端末装
置100(B)に対して発呼する場合、端末装置100
(A)のユーザインタフェース120、発呼モード切換
え制御ユニット115及び通信制御ハードウエア114
は図2の手順に従って動作し、端末装置100(B)の
発呼モード切換え制御ユニット115及び通信制御ハー
ドウエア114は図3に示す手順に従って動作する。こ
れら端末装置100(A)及び100(B)間の全体の
通信手順は、図4に示される。
【0020】図2、図3及び図4において、端末装置1
00(A)のユーザインタフェース120がユーザによ
って情報入力デバイスから入力されたモード1(64kbps
データ通信)での発呼要求を検出すると(図2S1
1)、その旨が発呼モード切換え制御ユニット115に
通知される。発呼モード切換え制御ユニット115は、
モード1に対応したデータ通信ユニット111に対して
該モード1での発呼を指示する(図2S21)。指示を
受けたデータ通信ユニット111は発呼処理を行い、そ
の処理に対応して通信制御ハードウエア114が端末装
置100(B)に対するモード1での発呼をネットワー
ク(ISDN)200に送出する(図2S31)。
【0021】端末装置100(B)は例えばモード2
(音声モード)が設定されており、DTMF通信ユニッ
ト112が有効となっている。この端末装置100
(B)にネットワーク(ISDN)200からモード1
にて着呼すると、端末装置100(B)はモード不一致
の信号をネットワーク(ISDN)に返す(図4(1)
参照)。その結果、端末装置100(A)の通信制御ハ
ードウエア114は、このモード不一致の信号に基づい
て、当該モード1での発呼に対して相手端末装置100
(B)のビジーを検出する(図2S32)。そして、そ
の旨がデータ通信ユニット111を介して発呼モード切
換え制御ユニット115に伝えられ、発呼モード切換え
制御ユニット115が相手端末装置100(B)のビジ
ーを認識する(図2S22、図4(2)参照)。
【0022】すると、端末装置100(A)の発呼モー
ド切換え制御ユニット115は相手の端末装置100
(B)と通信可能なモードを探す処理を行う。この例で
は、設定可能な通信モードは2つ(64kbpsデータ通信モ
ード及びDTMF通信モード(音声モード))なので、
発呼モード切換え制御ユニット115は、自動的にモー
ド2に対応したDTMF通信ユニット112に対して該
モード2での発呼を指示する(図2S23)。指示を受
けたDTMF通信ユニット112は発呼処理を行い、そ
の処理に対応して通信制御ハードウエア114が端末装
置100(B)に対するモード2での発呼をネットワー
ク(ISDN)200に送出する(図2S33)。
【0023】ネットワーク(ISDN)200から端末
装置100(B)の通信制御ハードウエア114がモー
ド2での呼出を受けると(図3S43)、通信制御ハー
ドウエア114からその旨がDTMF通信ユニット11
2を介して発呼モード切換え制御ユニット115に通知
される。その結果、端末装置100(B)の発呼モード
切換え制御ユニット115は端末装置100(A)から
のモード2での呼出しを認識(図3S53)する。そし
て、発呼モードと端末装置100(B)に設定されたモ
ードが一致するので、発呼モード制御ユニット115は
モード2での応答をDTMF通信ユニット112に指示
する(図3S54、図4(3)参照))。DTMF通信
ユニット112は、その指示に従って、応答の処理を行
い、その処理に対応して通信制御ハードウエア114は
モード2での応答信号をネットワーク(ISDN)20
0に送出する(図3S44)。
【0024】端末装置100(A)の通信制御ハードウ
エア114が端末装置100(B)からのモード2での
応答信号を受信すると、モード2に対応したDTMF通
信ユニット112及びDTMFレシーバ/ジェネレータ
113が通信制御ハードウエア114を介してネットワ
ーク(ISDN)に接続される(図2S34)。そし
て、発呼モード切換え制御ユニット115は、当該通信
装置100(A)がモード2によりネットワーク(IS
DN)に接続されたことを検出する(図2S24)。こ
れにより、ネットワーク(ISDN)200に接続され
た端末装置100(A)及び100(B)はモード2
(音声モード)にて通信可能な状態となる。ただし、こ
のようにユーザの要求されたモード1がモード2に自動
的に切り換わったことはユーザには知らされない。
【0025】この状態で、発呼モード切換え制御ユニッ
ト115は端末装置100(B)に対してモード1への
モード切換えを依頼するようDTMF通信ユニット11
2(モード2での通信)に指示する(図2S25)。す
ると、以後、モード2での通信が開始される(図4
(4)参照)。即ち、DTMF通信ユニット112から
の制御情報に基づいてDTMFレシーバ/ジェネレータ
113がDTMF信号によりモード1へのモード切換え
依頼電文を作成し、その依頼電文が通信制御ハードウエ
ア114を介して端末装置100(B)宛にネットワー
ク(ISDN)200に送出される(図2S35)。
【0026】そして、端末装置100(B)の通信制御
ハードウエア114がこの依頼電文をネットワーク(I
SDN)200から受け、その電文がDTMFレシーバ
/ジェネレータ113に供給されると(図3S45)、
DTMFレシーバ/ジェネレータ113がその依頼電文
を復号化する。復号化された依頼電文がDTMF通信ユ
ニット112を介して発呼モード切換え制御ユニット1
15に供給され、端末装置100(B)の発呼モード切
換え制御ユニット115は端末装置100(A)からモ
ード1への切換え依頼を認識する(図3S55)。
【0027】端末装置100(A)からのモード切換え
依頼を認識した端末装置100(B)の発呼モード切換
え制御ユニット115は、端末装置100(A)に対し
てモード1への切換え完了報告をDTMF通信ユニット
112に指示する(図3S56)。すると、DTMF通
信ユニット112の制御情報に基づいてDTMFレシー
バ/ジェネレータ113がDTMF信号によりモード切
換え完了の電文を作成し、その電文が端末装置100
(A)宛に通信制御ユニット114を介してネットワー
ク(ISDN)200に送出される(図3S46)。
【0028】端末装置100(A)の通信制御ハードウ
エア114がネットワーク(ISDN)200からモー
ド切換え完了の電文を受け、その電文がDTMFレシー
バ/ジェネレータ113に供給されると、DTMFレシ
ーバ/ジェネレータ113がその電文を復号化する。復
号化された電文がDTMF通信ユニット112を介して
発呼モード切換え制御ユニット115に供給され、端末
装置100(A)の発呼モード切換え制御ユニット11
5は端末装置100(B)がモード1に切換えられたこ
とを認識する(図2S26)。
【0029】その後、端末装置100(A)からモード
2の切断の依頼が端末装置100(B)に伝えられ、端
末装置100(A)及び100(B)はモード2の通信
を切断する(図4(5)参照)。即ち、各端末装置10
0(A)及び100(B)の発呼モード切換え制御ユニ
ット115はDTMF通信ユニット112の通信制御ハ
ードウエア114を介したネットワークへの接続状態を
解除する。そして、発呼モード切換え制御ユニット11
5はDTMF通信ユニット112に代えてデータ通信ユ
ニット111を有効にし、このデータ通信ユニット11
1が通信制御ハードウエア114を介してネットワーク
(ISDN)200に接続された状態となる。
【0030】なお、複数のチャネルを同時に接続できる
ネットワーク(例えば、ISDNの2つのBチャネル)
であれば、使用していないチャネルを用いて発呼を並列
して行うことがきる。例えば、Bチャネルが1回線空い
ていれば、モード2の呼をそのままにしてモード1で発
呼してもかまわない。モード2の呼をそのままにしてモ
ード1を接続した後に、モード2が不要であれば、モー
ド2のみを切断することも可能である。
【0031】上記のような端末装置100(A)及び1
00(B)間におけるモード2でのモード切換えに関す
る通信(ネゴシエーション)は、DTMF信号を用いて
例えば、図5に示すように行われる。この場合、各端末
装置100(A)及び100(B)のDTMFジェネレ
ータ/レシーバ113は、図6に示すような、各DTM
F信号と電文(開始、了解、設定、完了)との関係を示
したテーブルを有している。そして、このテーブルを参
照して電文の符号化及び復号化が行われる。
【0032】図5において、端末装置100(A)及び
100(B)が音声モード(モード2)にてネットワー
ク(ISDN)に接続されると(4−0)、端末装置1
00(A)がネゴシエーションの開始コマンドを意味す
る開始トーン(DTMF「1」)を発生する(4−
1)。そして、開始トーンの待ち状態となる端末装置1
00(B)が開始トーンを検出すると、該端末装置10
0(B)はコマンドに対する了解を意味する了解トーン
(DTMF「2」)を発生する(4−2)。次に、開始
トーンを発生した後に了解トーンの待ち状態となった端
末装置100(A)が端末装置100(B)からの了解
トーンを検出すると、該端末装置100(A)モード1
着信の設定を依頼するコマンドを意味する設定トーン
(DTMF「3」)を発生する(4−3)。
【0033】上記了解トーンを発生した後設定トーンの
待ち状態となった端末装置100(B)が端末装置10
0(A)からの設定トーンを検出すると、該端末装置1
00(B)は了解トーン(DTMF「2」)を発生す
る。そして、端末装置100(B)は、モード2からモ
ード1への切換え準備を行う。上記設定トーンを発生し
た後に了解トーンの待ち状態となった端末装置100
(A)が了解トーンを検出すると、端末装置100
(A)は、更に、完了トーンの待ち状態となる。
【0034】この状態で、端末装置100(B)におい
てモード2からモード1への切換え準備が完了すると、
端末装置100(B)は完了トーン(DTMF「4」)
を発生する(4−4)。そして、上記完了トーンの待ち
状態となった端末装置100(A)が完了トーンを検出
すると、端末装置100(A)及び100(B)間で、
モード2での通信の切断処理が行われる(5)。
【0035】また、図2及び図4に戻り、上記のよう
に、端末装置100(A)及び100(B)間で、モー
ド2(音声モード)にてモード切換えに関するネゴシエ
ーションが行われ、通信モードがモード2からモード1
(64kbpsデータ通信モード) に切換えられると、端末装
置100(A)の発呼モード切換え制御ユニット115
はデータ通信ユニット111に対して発呼の指示を行う
(図2S27)。すると、データ通信ユニット111は
所定の発呼に係る処理を実行し、その処理に対応して通
信制御ハードウエア114が端末装置100(B)に対
するモード1での発呼をネットワーク(ISDN)20
0に送出する(図2S37、図4(6)参照))。
【0036】端末装置100(B)は、この時点で既に
通信モードがモード1(データ通信モード)に切換えら
れているので、端末装置100(A)からのモード1で
の呼出しを受けると、その応答信号を端末装置100
(A)に返送する。そして、端末装置100(A)の通
信制御ハードウエア114がその応答信号を受信する、
モード1に対応したデータ通信ユニット111が通信制
御ユニット114を介してネットワーク(ISDN)2
00に接続される(図2S38)。そして、発呼モード
切換え制御ユニット115がモード1(データ通信モー
ド)にて当該端末装置100(A)がネットワーク(I
SDN)200に接続されたことを認識する(図2S2
8)。
【0037】以後、端末装置100(A)及び100
(B)はユーザの操作入力に基づいてモード1(64kbps
データ通信モード)での通信を行う(図4(7)参
照)。上記実施例によれば、モード2が初期設定された
端末装置100(B)に対して、端末装置100(A)
がモード1にて発呼した場合、端末装置100(B)の
通信モードが自動的に発呼されたモード1に切換えら
れ、そのモード1での通信が行われる。従って、端末装
置100(A)のユーザが、特に、通信モードの切換え
を意識することなく、常に自分の希望したモードでの端
末装置100(A)及び100(B)間での通信が可能
となる。
【0038】なお、上記実施例では、各通信端末装置
は、モード1として64kbpsのデータ通信モード、モード
2として音声モードを採用しているが、これに限定され
ることはない。2以上のモードを備えてもよい。また、
G4−FAXモード、V.100通信モードを備えるも
のでもよい。2以上のモードを備える場合、相手端末装
置に設定されたモードを探すための処理としてモードの
切換えが複数行われる場合がある。
【0039】図7は、本発明の他の実施例に係る通信シ
ステムの構成を示すブロック図である。この実施例で
は、音声モードと音声とデータを同一チャネルで伝送す
るマルチメディアモード(例えば、56kbpsの音声、8kbp
s のデータ)での通信が可能な通信システムについて説
明する。
【0040】図7において、端末装置100(A)及び
100(B)が、図1に示した実施例と同様に、ネット
ワーク(ISDN)200に接続され、該ネットワーク
200を介して相互に通信可能となっている。各端末装
置100(A)及び100(B9は所謂パソコンをベー
スに構成された通信端末であり、パソコン部150、マ
ルチモードアプリケーション151及び通信制御ハード
ウエア114を有している。パソコン部150は、マル
チメディアモードアプリケーション151(マルチメデ
ィアモードの通信アプリケーション)を実行することが
できる。このマルチメディアモードアプリケーション1
51は、発呼モードの切換え制御のソフトウエア及びマ
ルチメディアモードでの呼制御のソフトウエアを含む。
また、パソコン部150はユーザインタフェースを含ん
でいる。
【0041】通信制御ハードウエア114はISDNイ
ンターフェースを含んでおり、パソコン部150からの
指令に基づいて通信制御ハードウエア114が音声モー
ドの呼制御を行うようになっている。通信制御ハードウ
エア114には、通話用のハンドセット160が接続さ
れており、各端末装置100(A)及び100(B)の
ユーザA及びBは、音声モードまたはマルチメディアモ
ードにてこのハンドセット160を用いて相手と会話す
ることができる。
【0042】各端末装置100(A)及び100(B)
とも、音声通信は、アプリケーションの実行と関わりな
く行え、また、マルチメディアモード通信は、マルチメ
ディアモードアプリケーションプログラムを走らせるこ
とで実行可能である。今、端末装置100(B)でマル
チメディアモードアプリケーション151が動作してい
ない状況において、端末装置100(A)のユーザAが
端末装置100(B)に対してマルチメディアモードで
の通信を行おうとしたときに、端末装置100(A)の
マルチメディアモードアプリケーション151を実行す
るパソコン部150、パソコン部150のユーザインタ
フェース及び通信制御ハードウエア114は、図8の手
順に従って処理を実行する。また、端末装置100
(A)及び100(B)間の通信全体の流れは、図9に
示すようになる。
【0043】ユーザAが端末装置100(A)のマルチ
メディアモードアプリケーション151を立ち上げ、端
末装置100(B)に対して発呼要求の操作を行う。パ
ソコン部150のユーザインタフェースがマルチメディ
アモードでの発呼要求を検出すると(図8S11)、マ
ルチメディアモードアプリケーション151に対してマ
ルチメディアモードでの発呼の指示がなされる(図8S
21)。すると、そのパソコン部150は、マルチメデ
ィアモードでの処理を開始し、発呼処理を行う。そし
て、端末装置100(B)宛の発呼が通信制御ハードウ
エア114からネットワーク(ISDN)200に送出
される(図8S31)。端末装置100(B)では、マ
ルチメディアモードアプリケーション151が立ち上が
っていないので、端末装置100(A)からのこの呼を
受けることができない。従って、端末装置100(A)
では、ISDNの呼制御メッセージを監視している通信
制御ハードウエア114が発せられた呼がビジーである
ことを検出し(図8S32)、その検出結果に基づい
て、マルチメディアモードアプリケーション151は、
発せられた呼がビジーであることを認識する(図8S2
2)。
【0044】その後、端末装置100(A)のマルチメ
ディアモードアプリケーション151の発呼モード切換
え制御に係るソフトウエアは、自動的に音声モードでの
発呼を通信制御ハードウエア114に指令する(図8S
23)。その指示を受けた通信制御ハードウエア114
は、音声モードでの端末装置100(B)宛の発呼をネ
ットワーク(ISDN)200に送出する(図8S3
3)。端末装置100(B)はアプリケーションの実行
とは関係なく音声モードでの呼を受けることができるの
で、その呼を受けた端末装置100(B)は、音声モー
ドにてネットワーク(ISDN)200に接続される。
そして、端末装置100(A)の通信制御ハードウエア
114が端末装置100(B)からの応答を受けて音声
モードでの接続を検出(図8S34)すると、マルチメ
ディアモードアプリケーション151の発呼モード切換
え制御ソフトウエアは、端末装置100(B)が音声モ
ードにてネットワーク(ISDN)200に接続された
ことを認識する(図8S24)。
【0045】このとき、端末装置100(A)及び10
0(B)のユーザA及びユーザBはハンドセット160
を用いて会話することが可能な状態となっている(音声
モードでの通信が可能な状態)。そして、上記認識結果
に基づいて、パソコン部150のユーザインタフェース
はユーザAに対して端末装置100(B)のマルチメデ
ィアモードアプリケーション151が準備されていない
ことを示すメッセージを知らせる(表示画面に表示)
(図8S12)。ユーザAはこのメッセージを見て、ハ
ンドセット160を用いて、ユーザBに対して端末装置
100(B)のマルチメディアモードアプリケーション
151を立ち上げるように音声にて依頼する。
【0046】依頼を受けたユーザBが端末装置100
(B)のマルチメディアモードアプリケーション151
を立ち上げる。そして、ユーザBがアプリケーションの
実行を確認して、その旨をユーザAに音声にて知らせる
と、端末装置100(B)においてアプリケーションの
実行を確認したユーザAは端末装置100(A)のパソ
コン部150にマルチメディアモードでの通信要求の入
力操作を行う。パソコン部150のユーザインタフェー
スがこのマルチメディアモードでの通信要求を検出する
と(図8S13)、マルチメディアモードアプリケーシ
ョン151の発呼モード切換え制御に係るソフトウエア
が音声モードの切断を通信制御ハードウエア114に指
示する(図8S25)。そして、通信制御ハードウエア
14が音声モード切断の端末装置100(B)宛のメッ
セージをネットワーク(ISDN)200に送出する
(図8S35)。その結果、端末装置100(A)及び
100(B)間の音声モードでの通信が切断される。
【0047】上記のような音声モードの切断指示の後
に、端末装置100(A)のマルチメディアモードアプ
リケーション151はマルチメディアモードでの発呼を
通信制御ハードウエア114に指示する。この指示に基
づいて、通信制御ハードウエア114は、マルチメディ
アモードでの端末装置100(B)宛の発呼をネットワ
ーク(ISDN)に送出する(図8S36)。
【0048】マルチメディアモードでの呼を受けた端末
装置100(B)では、マルチメディアモードアプリケ
ーション151が立ち上がっているので、その呼を許容
することができる。その結果、端末装置100(B)は
マルチメディアモードにてネットワーク(ISDN)2
00に接続される。そして、その状態を端末装置100
(A)の通信制御ハードウエア114が検出し(図8S
37)、その検出結果に基づいて端末装置100(A)
のマルチメディアモードアプリケーション151が端末
装置100(B)がマルチメディアモードにてネットワ
ーク(ISDN)200に接続されたことを認識する
(図8S27)。このマルチメディアモードにて端末装
置100(A)及び100(B)間での通信が行われ
る。
【0049】上記の処理において、ユーザAは、通信モ
ードが音声モードがマルチメディアモードであるか意識
する必要はない。通信の開始を指示された端末装置10
0(A)は、現在の通信モードが音声モードであること
分かっているので、端末装置100(B)との接続でマ
ルチメディアモードでやり直すことになる。このとき、
ISDNのBチャネルが1つ空いていれば、それを利用
してマルチメディアモードにて発呼することもできる。
また。Bチャネルが空いていなければ、接続していた音
声モードの呼を切断して、Bチャネルをあけ、マルチメ
ディアモードで発呼することも可能である。
【0050】音声モードからマルチメディアモードへの
切換えは、ISDNでは、ユーザA及びユーザBに不自
然さを与えないようにするため、充分短い時間(例え
ば、1秒程度)で行うことが好ましい。このような通信
モードの切換えは概ね可能である。
【0051】上記実施例によれば、ユーザA及びユーザ
Bは、端末装置100(A)及び100(B)の接続モ
ードが音声モードであるかマルチモードであるか意識す
る必要はなく、端末装置からのメッセージに従って、マ
ルチメディアモードの設定を行うことができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1記載
の通信システムによれば、第一の通信端末装置からの第
一のモードでの発呼が第二の通信端末装置で受け付けら
れなかったとき、第一の通信端末装置は、第二の通信端
末装置に設定された第二のモードで発呼し、その第二の
モードでの通信により、第二の端末装置の通信モードを
第一のモードに切り換えるようにし、その後、第一の通
信端末装置が第一のモードにて第二の通信端末装置宛の
再発呼を行っている。従って、第一の通信端末装置のユ
ーザがモードの切換えを意識することなく、両通信端末
装置の通信モードが同一のものになる。その結果、端末
端末装置からの発呼モードが着呼側の通信端末装置に設
定されたモードと異なっていても、ユーザの手をわずら
わせることなく両端末装置間の通信が可能となる。
【0053】また、請求項8記載の通信システムによれ
ば、第一の通信端末装置からの音声モード以外のモード
での発呼が第二の通信端末装置で受け付けられなかった
とき、第一の通信端末装置は、自動的に音声モードにて
第二の通信端末装置宛の発呼を行い、この音声モードに
て、第一の通信端末装置のユーザが通話手段を用いて第
二の通信端末装置のユーザに対して通信モードを当該他
のモード切り換えるように依頼している。そして、その
依頼により第二の通信端末装置のユーザが当該第二の通
信端末の通信モードを当該他のモードに切換えた後に、
第一の通信端末装置と第二の通信端末との間で当該他の
モードでの通信が行われる。従って、音声モード以外の
モードにてある通信端末装置から音声モードの設定され
た通信端末装置に発呼がなされたときに、両通信端末装
置間で該音声モード以外のモードにて通信が容易に可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る通信システムの基本構成
を示すブロック図である。
【図2】モード1での発呼の要求のなされた端末装置で
の処理手順を示すフローチャートである。
【図3】モード2が設定された状態でモード1での呼出
しを受けた端末装置の処理手順を示すフローチャートで
ある。
【図4】端末装置間の通信手順の一例を示す図である。
【図5】端末装置間でのモード調整のネゴシエーション
の手順の一例を示す図である。
【図6】DTMF信号と電文(開始、了解、設定、完
了)との関係を示すテーブルである。
【図7】本発明の他の実施例に係る通信システムの基本
構成を示すブロック図である。
【図8】図7に示すシステムにおいて、マルチメディア
モードでの発呼の要求がなされた端末装置での処理手順
を示すフローチャートである。
【図9】図7に示すシステムにおける端末装置間の通信
手順の一例を示す図である。
【符号の説明】
100(A),100(B) 端末装置 110 通信ユニット 111 データ通信ユニット 112 DTMF通信ユニット 113 DTMFレシーバ/ジェネレータ 114 通信制御ハードウエア 115 発呼モード切換え制御ユニット 120 ユーザインタフェース 130 CPU(中央演算処理ユニット) 150 パソコン部 151 マルチメディアモードアプリケーション 200 ネットワーク(ISDN)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−26170(JP,A) 特開 平3−255766(JP,A) 特開 平4−20050(JP,A) 特開 平4−29456(JP,A) 特開 平4−45656(JP,A) 特開 平4−269046(JP,A) 特開 平5−136974(JP,A) 特開 平5−284251(JP,A) 特開 平5−327939(JP,A) 特開 平6−244987(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 11/00 - 11/10 H04M 1/00

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のモードでの通信が可能なネットワ
    ークに接続された少なくとも第一の通信端末装置と第二
    の通信端末にて構成される通信システムにおいて、 上記第一の通信端末装置は、 第二のモードが設定された第二の通信端末装置宛の第一
    のモードでの発呼が受け付けられなかったことを検出す
    る検出手段と、 検出手段が第二の通信端末装置宛の第一のモードでの発
    呼が受け付けられなかったことを検出したときに、第二
    の通信端末装置に設定された第二のモードを探して該第
    二のモードにて第二の通信端末装置宛の発呼を行う自動
    発呼手段と、 自動発呼手段による発呼が第二の通信端末装置にて受け
    付けられたときに、第二の通信端末装置に対して該第二
    のモードにてモードを第一のモードに切り換える旨を通
    知するモード切換え通知手段と、 モード切換え通知手段からの通知に対してモード切換え
    の応答が第二の通信端末装置からなされたときに、該第
    一の通信モードにて第二の通信端末装置に再発呼する再
    発呼手段とを有し、 上記第二の通信端末装置は、 第一の通信端末装置のモード切換え通知手段からの第一
    のモードに切り換える旨の通知がなされたときに、その
    応答を第二のモードにて第一の通信端末装置に返送する
    モード切換え応答手段と、 モード切換え応答手段が応答を返送した後に、モードを
    第二のモードから第一のモードに切り換える自動モード
    切換え手段とを有する通信システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の通信システムにおいて、 上記第二のモードは、音声通信を行うための音声モード
    であり、第一の通信端末装置のモード切換え通知手段
    は、DTMF(Dual Tone Multi-Frequency ボタンダイ
    アル信号) 信号によりモードを切り換える旨の通知を作
    成する第一のDTMF生成手段を有する通信システム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の通信システムにおいて、
    第二の通信端末装置のモード切換え応答手段は、第一の
    通信端末装置からのモードをモードを切り換える旨を表
    すDTMF信号に応答した所定のDTMF信号を生成す
    る第二のDTMF生成手段を有する通信システム。
  4. 【請求項4】 複数のモードでの通信が可能なネットワ
    ークに接続された通信端末装置において、 第二のモードが設定された他の通信端末装置宛の第一の
    モードでの発呼が受け付けられなかったことを検出する
    検出手段と、 検出手段が他の通信端末装置宛の第一のモードでの発呼
    が受け付けられなかったことを検出したときに、他の通
    信端末装置に設定された第二のモードを探して該第二の
    モードにて他の通信端末装置宛の発呼を行う自動発呼手
    段と、 自動発呼手段による発呼が他の通信端末装置にて受け付
    けられたときに、該他の通信端末装置に対して該第二の
    モードにてモードを第一のモードに切り換える旨を通知
    するモード切換え通知手段と、 モード切換え通知手段からの通知に対してモード切換え
    の応答が該他の通信端末装置からなされたときに、該第
    一の通信モードにて該他の通信端末装置に再発呼する再
    発呼手段とを有する通信端末装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の通信端末装置において、 上記第二のモードは、音声通信を行うための音声モード
    であり、モード切換え通知手段は、DTMF(Dual Ton
    e Multi-Frequency)信号によりモードを切り換える旨の
    通知を作成するDTMF生成手段を有する通信端末装
    置。
  6. 【請求項6】 複数のモードでの通信が可能なネットワ
    ークに接続され、所定のモードに設定された通信端末装
    置において、 他の通信端末装置から当該所定のモードにて他のモード
    に切り換える旨の通知がなされたときに、その応答を当
    該所定のモードにて当該他の通信端末に返送するモード
    切換え応答手段と、 モード切換え応答手段が応答を当該他の通信端末装置に
    返送した後に、モードを当該所定のモードから当該他の
    モードに切り換える自動モード切換え手段とを有する通
    信端末装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の通信端末装置において、 上記第二のモードは、音声通信を行うための音声モード
    であり、モード切換え応答手段は、当該他の通信端末装
    置からのモードを切り換える旨を表すDTMF信号を受
    信したときに、所定のDTMF信号を応答信号として生
    成するDTMF生成手段を有する通信端末装置。
  8. 【請求項8】複数のモードでの通信が可能なネットワー
    クに接続された少なくとも第一の通信端末装置と第二
    通信端末にて構成される通信システムにおいて、 上記第一の通信端末装置及び第二の通信端末装置は音声
    での通信が可能な音声モードの設定が可能となり、 上記第一の通信端末装置は、 音声モードが設定された第二の通信端末装置宛の他のモ
    ードでの発呼が受け付けられなかったことを検出する検
    出手段と、 検出手段が第二の通信端末装置宛の陶画他のモードでの
    発呼が受け付けられなかったことを検出したときに、第
    二の通信端末装置に設定された音声モードにて第二の通
    信端末装置宛の発呼を行う自動発呼手段と、 自動発呼手段による発呼が第二の通信端末装置にて受け
    付けられたときに、第二の通信端末装置に対してユーザ
    が通話を行うための通話手段と、 該通話手段を用いたユーザの通話により第二の通信端末
    装置のモードが音声モードから当該他のモードに切換え
    れたことが確認された後に、ユーザからの通信開始の
    指示に従って当該他のモードにて第二の通信端末装置に
    発呼する発呼手段とを有した通信システム。
  9. 【請求項9】請求項8記載の通信システムにおいて、 当該他のモードは、音声と音声以外のメディアの通信が
    同一のチャネルで行いうるマルチメディアモードである
    通信システム。
  10. 【請求項10】複数のモードでの通信が可能なネットワ
    ークに接続された通信端末装置において、 音声での通信が可能な音声モードの設定が可能となり、 音声モードが設定された他の通信端末装置宛の他のモー
    ドでの発呼が受け付けられなかったことを検出する検出
    手段と、 検出手段が他の通信端末装置宛の当該他のモードでの発
    行が受け付けられなかったことを検出したときに、他の
    通信端末装置に設定された音声モードにて当該他の通信
    端末装置宛の発呼を行う自動発呼手段と、 自動発呼手段による発呼が当該他の通信端末装置にて受
    け付けられたときに、当該他の通信端末装置に対してユ
    ーザが通話を行うための通話手段と、 該通話手段を用いたユーザの通話により当該他の通信端
    末装置のモードが音声モードから当該他のモードに切換
    えられたことが確認された後に、ユーザからの通信開始
    指示に従って当該他のモードにて当該他の通信端末装
    置に発呼する発呼手段とを有した通信端末装置。
  11. 【請求項11】請求項10記載の通信端末装置におい
    て、 当該他のモードは、音声と音声以外のメディアの通信が
    同一のチャネルで行いうるマルチメディアモードである
    通信端末装置。
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