JP2911375B2 - 問題作成装置 - Google Patents

問題作成装置

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JP2911375B2
JP2911375B2 JP30801394A JP30801394A JP2911375B2 JP 2911375 B2 JP2911375 B2 JP 2911375B2 JP 30801394 A JP30801394 A JP 30801394A JP 30801394 A JP30801394 A JP 30801394A JP 2911375 B2 JP2911375 B2 JP 2911375B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小学校〜高等学校は勿
論、塾、予備校等の教育機関等で使用するための問題作
成装置に関し、特に弱点補強対策のための問題作成装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】小学校〜高等学校、塾、予備校等の教育
機関では、これまで各教科の教師が担当するグループ
(クラス、学校等)の生徒を対象にして、難問、易問取
り混ぜて主にそのグループの標準的な水準の問題を作成
するか、或いは市販の問題集から選んで出題し、生徒の
学習の理解度を調べていた。
【0003】この様に教師に任された問題作成、或いは
市販の問題集を利用した出題の仕方では、担当の教師が
代った場合、過去の出題の履歴が必ずしも明らかでは無
く、又、問題のレベルや種類も教師が担当するグループ
やグループ内の学力にばらつきのある各生徒に対して適
切なものとは言い難く、そのため各生徒の弱点を木目細
かに摘出して補強するのは難しかった。
【0004】そこで最近では、入力手段から入力した指
示に基づき記憶手段に記憶された問題を表示手段に表示
し、CPUで処理して印刷手段から所望の問題を印刷す
る問題作成装置が実用化されている。例えば特開平5−
11679号公報に記載された技術では、各問題に問題
コードとそれに対応する複数の弱点要素が付され、個
人、又は集団の問題用紙と、その答案用紙及び解答用紙
を自動的に印刷する手段と、答案用紙の解答欄には問題
コードの読取手段で個人、又は集団の弱点解析をする成
績処理手段とを備えた構成になっている。又、問題コー
ドの読取手段はバーコードとなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら特開平5
−11679号公報に記載された技術では、予めマスタ
ファイルのデータベースに入力されている問題は、文章
題、図形問題、計算問題とも問題差替えの単位が大問に
成っている。そのため大問が計算問題の様に本来なら独
立した単位として扱うことが出来る複数の小問から成っ
ていて、生徒が例えばその大問の中の1つの小問だけ間
違えた場合、次の様な不都合が生じる。
【0006】即ちその小問1問に付いての弱点対策とし
て、本来ならその間違えた小問を重ねて出題したり、そ
の小問の類題を出題するか、或いはその間違えた小問の
基礎となる項目の問題に戻って出題するのが最適である
のに、上記従来技術では、当該小問を含む大問(要素)
を重ねて出題するので、生徒は正解している小問迄再度
やることとなって、折角成績処理手段を備えているのに
弱点対策としてポイントが絞れず、効率が悪いだけでな
く、多数の生徒の多様な弱点(具体的には各生徒が間違
えた様々な小問)に応じて、個別に木目細かに出題する
ことが出来ない。
【0007】そこで本発明は、小問単位の体系的なデー
タと個人、又はグループの成績データとを関連付けるこ
とで、個人、又はグループが誤答した小問に対する弱点
対策を、具体的な問題に則して、必要なら関連する項目
の基礎的な問題まで戻って、木目細かに行える問題作成
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明による問題作成装置は、入力手段、記憶手
、CPU、表示手段又は印刷手段を備え、入力
手段から入力した指示をCPUで処理し、この指示に従
って記憶手段に記憶された問題を選択的に表示手段に表
示し、又は印刷手段によって所望の問題群を印刷する問
題作成装置において、前記記憶手段に、少なくとも学
習単元に対応した複数の小問が、単独の小問としても、
、互いに関連し複数のが大問をなすときには
としても、それぞれ記憶され、各小問及び大問に付し
た属性値と、過去に出力された問題に付した成績データ
が、各小問、及び大問毎に履歴として記憶され、大問
の場合にはその下の小問を属性値従って検索すると共
、成績データに従って特定の問題を検索し、その問題
の属性値に基づく類題から弱点補強問題を検索し、又
は、その問題の属性値に基づいて学年を遡った基礎の問
題からフィードバック演習問題を検索して、大問及び小
問から成る問題群を出力ることを特徴とする。
【0009】この属性値は、各問題が単独の小問か又は
大問かを示す検索キーと、出力条件に従って各問題が選
択されるためのデータから成る。
【0010】又、成績データを個人成績と全体成績とか
ら構成し、弱点補強問題は、各個人が誤答した小問の類
題から成り、又、フィードバック演習問題は、各個人が
誤答した小問の基礎となる問題から成
【0011】そして、各問題の項目を系統付けて問題ど
うしのネットワークに構成し、フィードバック演習問題
が、このネットワークに基づく関連項目の問題から成
【0012】
【作用】上記記憶手段によって、それぞれの問題を小問
としても大問としても記憶し、併せて、生徒が間違えた
小問は成績データに入力し、この成績データに基づい
て、小問群から成る弱点補強問題やフィードバック演習
問題が検索出力される。
【0013】又、検索キーによって、大問から小問を検
索すると共に、属性値のデータによって、出力条件に従
った各問題を選択できる
【0014】更に、成績データによって、誤答した小問
に対する弱点補強問題、又はフィードバック演習問題を
個人、又はグループ毎に検索できる
【0015】そして、問題どうしのネットワークによっ
、関連項目の小問群から成るフィードバック演習問題
を検索できる
【0016】
【実施例】次に本発明の問題作成装置に付いて添付した
図面に基づいて説明する。図1は本発明の問題作成装置
のハードウエアの構成を示すブロック図であり、問題作
成装置1は、入力手段2、記憶手段3、表示手段4、C
PU5及び印刷手段6を備える。
【0017】入力手段2は、例えばキーボードである
が、キーボードに代えてマウスを使用すれば、キーボー
ドからのキー入力が苦手な人でも素早く正確に入力出来
る。記憶手段3は、大量の記憶容量を備えた外部記憶手
段であるCD−ROMと、同様に大量の記憶容量を備え
た内部記憶手段であるハードディスクとから成る。
【0018】CD−ROM内には、少なくとも教科書の
学習単元の章、及び項目に対応した易問から難問迄の、
分離可能な小問(例えば数学であれば計算問題として複
数の小問が集められた問題等)、及び分離不可能な複数
の設問から成る大問(例えば数学において互いに関連す
る複数の設問から成る文章題等)を含む問題が、通し番
号を付して記憶されている。そしてCD−ROM 1枚
について数学、英語、国語、物理、化学、算数、理科、
社会等の各教科の問題が、夫々学年毎に記憶されてい
る。又、ハードディスク内には、各問題の通し番号に対
応し、その問題の様々な属性を表す問題キー番号が記憶
されている。
【0019】表示手段4には後述するメニューが表示さ
れ、メニューは前記問題キー番号で示される様々な属性
に対応する項目が示される。この項目を入力手段2によ
って次々に選択することで、ハードディスク内に記憶さ
れた問題キー番号を指定し、CD−ROM内の問題を選
択的に表示手段(ディスプレイ)4上に呼び出して、小
問及び大問が適宜組合わされた問題が表示される。
【0020】そして更に入力手段2で出力条件等の指示
を与え、CPU5による処理を経て印刷手段6から所望
の問題を印刷する様になっている。又、作成される問題
はハードディスクに記憶された後述する個人、又はグル
ープの成績データに基づいて管理する様に成っている。
尚、CD−ROM内に記憶された問題と、ハードディス
ク内に記憶されたその問題の問題キー番号とで構成され
るデーターベースについては後に詳述する。
【0021】図2は同じく弱点補強対策の問題作成の概
略を示すフローチャートであり、記憶手段(CD−RO
M)3を問題作成装置1にセットしてスタートさせる
と、ステップS1で図3に示す表示手段4の画面7上に
総合メニュー8が表示される。ステップS2でこの総合
メニュー8から後述する「章・項目別コース」の中の
「弱点補強対策」を選択する。
【0022】ステップS3〜S12で同じく「弱点補強
対策」の中から「成績入力」、「補強問題演習」、「フ
ィードバック演習」の何れかを選択し、画面7上の指示
に従い前回テストの成績の入力、或いは補強問題、又は
フィードバック演習問題を印刷する。印刷した問題は生
徒に配ってテストを実施し、実施後採点を行う。採点後
はステップS1の総合画面表示に戻り、ステップS2、
S3を経て、ステップS4で成績を入力するか否か選択
する。入力する場合は各生徒毎に行い、ステップ41で
その処理を行なう。成績を入力しない場合は後述するス
テップS5に飛ぶ。以下このステップS1〜ステップS
12に付いて、詳細に説明する。
【0023】図3はステップS1の総合メニュー8の一
例を示す画面表示であり、画面の左側に上部から問題の
コースとして、「章・項目別コース」9、「入試対策コ
ース」10、「入試問題コース」11の各コースが表示
される。これらの問題のコースの下には「成績処理」1
2、「問題ファイル処理」13、「生徒管理」14のメ
ニューが表示される。この画面7の左側の9〜14の項
目が上位のメニューを構成する。
【0024】「章・項目別コース」9は、更に問題の種
別が「実力確認・習熟問題」15、「実力診断テスト」
16、「定期試験対策模試」17、及び「弱点補強対
策」18に分れる。「実力確認・習熟問題」15及び
「実力診断テスト」16の問題は、その教科(本実施例
では例えば中学校の数学)に付いて本発明の問題作成装
置1独自の項目19、教科書に準拠した「教科書項目」
20、及びその他の学習媒体に準拠した項目21とから
成る。
【0025】「定期試験対策模試」17の問題は、勿論
教科書に準拠する「教科書項目」20である。「弱点補
強対策」18は、上記の何れかのテスト問題をやって間
違えた場合の弱点補強に関するもので、これ迄のテスト
問題における成績を入力する「成績入力」22、「補強
問題演習」23、間違えた問題よりも前に遡り関連する
基礎の問題に戻って問題を出す「フィードバック演習」
24、「その他の学習媒体の補強問題」25に分れる。
【0026】入試対策コース10は、学習効率を考慮し
た領域問題であり、中学での主な学習単元である「数と
式」26、「関数」27、「図形」28、及び「確率・
統計」29に分れる。又、「入試問題コース」11は、
「章別」30、「形式・傾向別」31、「県・学校別」
32に分れる。
【0027】「成績処理」12は、実施したテスト問題
の成績を入力する「成績入力」33、グループ(クラ
ス、学校等)全体の成績を出す「全体成績表」34、グ
ループ内の各生徒の成績を夫々個別に出す「個人成績
表」35に分れる。又、「問題ファイル処理」13は、
ファイルの「呼び出し」36、及び「削除」37に分れ
る。そして「生徒管理」14は、生徒1人1人の名簿を
納めた「名簿作成」38、及び「名簿更新・削除」39
に分れる。
【0028】上記の様に画面7に総合メニュー8が表示
されるので、上記ステップS2で、入力手段(キーボー
ド、又はマウス)2で画面7上の図示せぬ指示バー、又
はマウスカーソル40を移動させて、最初に総合メニュ
ー8の左側の上位の9〜14の項目の中から当面の選択
項目、本発明では「弱点補強対策」18を選択する。こ
の時画面7上で(カラー表示画面であれば)、選択した
項目、即ち「弱点補強対策」18の色が変る。この次に
「弱点補強対策」18の下位の項目である、その右側に
表示された項目22〜25の中から1つを選択する。
【0029】「弱点補強対策」18は、過去にやった上
記総合メニュー8の中の全ての問題、即ち「実力確認習
熟問題」15、「実力診断テスト」16、「定期試験対
策模試」17、「入試対策コース」10、「入試問題コ
ース」11等を対象にして行う。ステップS3の「問題
ファイル選択」で、各個人がやったこれらの問題のファ
イルを選択する。本実施例ではこの内特に、「実力診断
テスト」16、又は「定期試験対策模試」17の何れか
の問題ファイルを選択する場合に付いて説明する。
【0030】図4は成績入力の場合の問題ファイル選択
の画面表示の図であり、画面7に過去に行ったテストの
「問題ファイル名」41、「実施日」42、及び「内
容」(「実力診断テスト/○○○項目」、「実力診断テ
スト/教科書項目」、「定期試験対策模試/…」等)4
3が各ファイル名毎に横に表示される。マウスカーソル
40を移動させて指定すると、画面7上で色が変る。こ
の様に問題ファイルの一覧を表示して選択する他、直接
キーボードからファイル名を入力しても良い。尚、問題
ファイル名は、ファイル保存時に自動的に付けられる。
次いで、問題ファイル名で選択した「実力診断テスト」
16、又は「定期試験対策模試」17の何れかのテスト
の採点結果を、個人毎に成績として入力する。
【0031】図5は成績入力の画面表示の図であり、画
面7に生徒個人個人の「生徒番号」44、「氏名」4
5、及び「正誤」46等を入力する。「正誤」46で
は、過去にやった問題で間違えた問題番号毎に「×」4
7の記号を入力する。
【0032】ステップS5で補強問題を選択した場合の
「問題ファイル選択」の画面イメージは、成績入力の場
合と同じである。上記同様にして問題ファイルを選択す
る。次にステップS6で問題出力対象として、個人を特
定するか、又は特定しないかを入力する。ステップS7
で出力条件として画面7に、「印刷枚数の上限」、「解
答・解説の有無」、「ヒントの有無」等が表示されるの
で、画面7の表示に従って入力する。出力条件入力後ス
テップ8でこの問題を印刷する。この弱点補強問題は、
各個人が誤答した小問の類題から成っている。
【0033】ステップS9でフィードバック演習を選択
した場合の「問題ファイル選択」の画面イメージは、成
績入力の場合と同じである。上記同様にして問題ファイ
ルを選択する。次にステップS10で問題出力対象とし
て、個人を特定するか、又は特定しないかを入力する。
【0034】図6はステップS10の中のフィードバッ
ク演習の場合の問題の項目表示の画面の図であり、画面
7の上部には図2のステップS3で選択したファイル名
48が表示されている。このファイル名48の問題の、
1、2、3、…の大問49、又は大問49内の小問
(1)、(2)、…50毎に項目名が表示されている。
ここで対象になっている生徒が間違えた問題には、予め
色表示51がされている。
【0035】図7はフィードバック演習の関連項目の系
統図であり、画面7に表示された1つ1つのブロック5
2…が、例えば中学1年の数学に付いて、間違えた上記
項目「正の数・負の数」、及びこれと関連する項目を表
している。これらの各項目は、相互の繋がりが小学校4
年迄遡って線53で結ばれたネットワークになってお
り、系統付けられている。従って間違えた問題の基礎と
なる項目を容易に遡って検索することが出来る。そして
間違えた項目54と関連する項目55が色で表示され
る。尚、学年の並びは上から小学校、中1、中2、中3
の順になっている。又、最初に表示されるのは、問題項
目に該当する学年の部分である。
【0036】図8はステップS11の出力条件入力を示
す画面の図であり、個人を特定した場合には、画面7の
上部に問題ファイル名41、及び生徒番号44が自動的
に表示される。次いで「解答・解説」56、及び「ヒン
ト」57が夫々必要か、否かを入力する。更に中学1年
の場合、「数の計算」、「式の計算」、「関数」、「図
形」、及び「確率・統計」の各章の項目58に付いて、
「系統別の印刷枚数の上限」59を設定する様になって
いる。
【0037】出力条件の入力が終ったら、図2のステッ
プS12でその問題を印刷する。問題は、基本問題と、
応用問題がミックスされている。又、問題には個人名を
入れて印刷する様にする。印刷した問題は該当する生徒
に配り、テストを実施する。実施後は解答を配り、生徒
自身、又は担当の教師が採点をする。採点の結果は、ス
テップS1の総合メニュー表示に戻り、ステップS4で
上記の手順によって成績を入力しておく。
【0038】以上画面7上の表示、選択を中心に説明し
てきたが、次に本発明の問題作成装置の本体を成すデー
タベースを数学の問題を例にして説明する。
【0039】図9は段落18、19で概略説明した問題
とその問題の問題キー番号との対応関係を示すデータベ
ースの説明図であり、縦軸に問題の通し番号100を取
り、横軸に後述する種別、絶対細目、小細目、
レベル、重要度、領域別分類、観点別分類、…等
のその問題の属性を示す項目101が示されている。そ
して縦軸の問題の通し番号100と横軸の項目101と
の交点に、問題キー番号102…が後述する基準で付さ
れている。
【0040】通し番号100を付した問題は、本実施例
では上記独立した小問50単位で30000題余りが、
CD−ROMに記憶されている。勿論、数学の文章題の
様に互いに関連し分離することが出来ない複数の設問で
大問49が構成されている場合は、大問1つを1問と数
える。そして各小問50、及びこの様な大問49には、
上記の様々の属性を示す項目101に付いて夫々固有の
問題キー番号が付されており、これらの問題キー番号を
集積したものがインデックスを構成している。又、問題
キー番号は、入力の日付、入力順が判る様に成ってい
る。
【0041】問題キー番号102は、種別、絶対細
目、小細目、レベル、重要度、領域別分類、
観点別分類等の属性の項目101に付いて、夫々1桁〜
5桁の数字、又はアルファベット、或いはこの両方を組
合わせたもので、これらの問題キー番号102によっ
て、各小問50乃至前記の分離出来ない複数の設問を含
む大問49毎に評価付けを行う。
【0042】上記属性の各項目101は次の様に定義す
る。 種別…大問49か、小問50かを区別出来、更に小問
50の指示文も出す。例えば、0:大問、1:次の問に
答えなさい、2:次の計算をしなさい、…等。 絶対細目…細目を表す通しキーで、実施例の入力デー
タは、”学年・章・項目・細目”の形で行い、細目ファ
イル(別ファイル)を参照する。例えば、14302:
yがxに比例する式を選び出す等。 小細目…種別が大問49の場合、その下の小問50の
細目を表す絶対細目である。入力方法、使用するキーは
絶対細目と同じである。 レベル…問題のレベルを、A:基本、B:応用、C:
ハイレベルの3段階に分ける。 重要度…問題検索時の優先順位を、1:優先順位
(高)、2:優先順位(中)、3:優先順位(低)、の
3段階に分ける。 領域別分類…領域別コースに関連し、例えば、A1
1:計算、A12:立式、A13:公式、A14:文章
題、…。 観点別分類…小学校〜高等学校の指導要録にある4観
点(関心・意欲・態度、知識、技能、及び数学的考え
方)で問題を分類する。これはテストによる客観的な数
字では評価することが出来ない、生徒個人個人の勉強へ
の取り組み方を教師が評価するもの。
【0043】又、データベースには上記属性の項目10
1とは別に、問題を印刷する際の出力条件の設定に係わ
るデータが含まれている。配点・時間に関するデータ
は、次の基準で記憶させる。 時間…解答時間、配点の基準にも利用し、例えば1〜
15分等。 小問数…種別が大問49の場合、その下の設問の数。
「○点×△」の配点を出す時必要になるが、点数は原則
として均等割りとする。
【0044】入試問題のデータは、次の基準で記憶させ
る。 出題年度…西暦下2桁 県・学校コード…県及び学校をコード化しておく。 正答率値…データがあるものだけ。 大問、小問番号改題か否かの識別コード。
【0045】問題文データは次の基準で記憶させる。 問題見出し…細目とは別に、問題の内容が判る見出し
(解答・解説にも利用) 問題文…テキスト(解答欄も含む)
【0046】ヒントデータは次の基準で記憶させる。 ヒント文…テキスト
【0047】解答データは次の基準で記憶させる。 解答文…テキスト
【0048】解説データは次の基準で記憶させる。 解説文…テキスト
【0049】教科書準拠データに付いては次の基準で記
憶させる。 教科書情報(6桁のコード:指定された教科書に対す
る情報)…使用教科書によって出してはいけない(内容
が違う、扱ってはいけない等)等の情報。例えば、Y:
この教科書に準拠性の高い問題、N:この教科書では使
ってはいけない問題、その他:普通に使って良い問題
等。
【0050】又、段落27で触れた成績処理12によっ
て、クラス等のグループの全体成績表34、及び個人成
績表35の元に成る成績データを次の様に記憶させる。
【0051】成績データは、ハードディスクの記憶容量
に応じて1個人(又はグループ)に対して、過去数回
(例えば4回)迄、1回100問迄で最大400問迄、
夫々の回の正答した問題と、間違えた問題、及び成績を
記録する。又、1回の出題毎にその問題及び種別を記録
した出題履歴が分る様になっている。記録は、個人(又
はグループ)のコード番号とやった問題の通し番号10
0、及び問題キー番号102とが結びつくことでなされ
る。
【0052】又、成績データは、ハードディスク内の全
ての問題に付いて、出題されればその結果が記録され
る。従って上記「実力確認・習熟問題」15、「実力診
断テスト」16、「定期試験対策模試」17、及び「弱
点補強対策」18の「補強問題演習」23、及び「フィ
ードバック問題」24と、この他に入試対策コース10
の「領域問題」、入試問題コース11の「入試問題」
(県・学校別及びこれ以外)等、本発明の問題作成装置
1で扱う全てのコースの出題した問題に付いて、個人
(又はグループ)のコード番号とやった問題の通し番号
100、及び問題キー番号102とが結び付いた成績デ
ータが記録される。
【0053】そして入力手段2からハードディスク内の
問題キー番号102を指定することで、CD−ROMか
ら各個人毎に「補強問題演習」23の中の間違えた問題
と同じ細目の問題(間違えた問題の類題)の候補を選択
して、画面7に表示する。そしてこの候補の問題を画面
7で見ながら取捨選択し、問題の順番等を編集して、最
終的に印刷手段6から印刷してテスト様の問題を作成す
る。
【0054】同様に間違えた問題に付いて基礎から補強
する場合には、その問題よりも前に遡り関連する基礎の
問題に戻って問題を出す「フィードバック演習」24を
入力手段2で選択する。この「フィードバック演習」2
4では、段落35で説明した様に関連項目の系統図を画
面7で見ながら、その間違えた問題と関連する基礎の問
題の候補を画面7で見ながら取捨選択し、問題の順番等
を編集して、最終的に印刷手段6から印刷してテスト様
の問題を作成する。
【0055】又、問題を抽出する際の重複チェックは、
同種別の問題の中で行う。又、1人の個人に対して一度
出力された問題は、次の回からはその個人(又はグルー
プ)に関しては、同じ細目内で一番出題順位の低い問題
と成る。
【0056】本発明の問題作成装置1のデーターベース
は、CD−ROM内に問題を記憶させ、ハードディスク
内にその問題の問題キー番号と属性を記憶させたので、
問題を検索する際、最初からCD−ROM内のメモリー
サイズの大きい問題そのものを検索するのではなく、ハ
ードディスク内のメモリーサイズが小さい属性によって
問題の通し番号100を検索するので、迅速な検索が可
能である。しかも画面7上で問題の種別等の項目を次々
に選択して、より小さな部分集合の中から問題の通し番
号を検索するので、より迅速な検索が可能である。こう
して選択された通し番号100の問題を、CD−ROM
からCPU5内の作業用のメモリーに引っ張って来る。
そして画面7を見ながら問題を取捨選択し、編集して印
刷手段6から印刷する。
【0057】以上説明した様に1つの問題(大問49の
下に複数問集められた分離可能な小問50、又は互いに
関連し分離出来ない複数の設問から成る大問49)が、
問題データ、配点・時間データ、入試問題データ、問題
文データ、ヒントデータ、解答データ、解説データ、出
典データ、及び教科書準拠データ等の属性を備え、更に
成績データとして1人の個人(又はグループ)に対して
出題された過去数回の問題に付いての成績が記録され、
個人(又はグループ)と出題された問題の番号100及
び問題キー番号102とを結合している。そしてこの成
績データに基づいて弱点補強問題、又はフィードバック
演習問題が出力される。
【0058】尚、上記データベースにおいて毎年の入試
問題は、当該年度の当該科目の入試問題を編集してデー
タベースをup−to−dateし、CD−ROMを再
発行することで対応する。
【0059】
【発明の効果】本発明による問題作成装置は、上述の様
に構成されているので、次の様な効果を奏する。問題が
大問であっても、その下の小問群が検索されると共に
成績データに基づいて、小問群から成る弱点補強問題や
フィードバック演習問題が出力されるので、生徒が間違
えた問題について、各小問の類題や基礎の問題を検索
、木目細かな問題群を作成できる
【0060】本発明の請求項2記載の装置によれば、
問から小問をキー検索すると共に、各小問の属性値のデ
ータから出力条件に従った問題群を選択できる
【0061】本発明の請求項3記載の装置によれば、誤
答した小問の弱点補強問題を個人又はグループ毎に検
索できるため、それぞれ個別の弱点を反復練習すること
で、その弱点を克服出来る。
【0062】本発明の請求項4記載の装置によれば、誤
答した小問のフィードバック演習問題を個人、又はグル
ープ毎に検索できるため、それぞれ個別の弱点につい
、基礎的な項目の復習を行なって根本的な補強が出来
る。
【0063】本発明の請求項5記載の装置によれば、間
違えた問題の基礎となる関連項目の小問群を検索するた
め、これら小問群から成るフィードバック演習問題とし
容易に遡って復習することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の問題作成装置のハードウエアの構成を
示すブロック図
【図2】同じく弱点補強対策の問題作成の概略を示すフ
ローチャート
【図3】総合メニューの一例を示す画面表示の図
【図4】成績入力の場合の問題ファイル選択の画面表示
の図
【図5】成績入力の画面表示の図
【図6】フィードバック演習の場合の問題の項目表示の
画面の図
【図7】フィードバック演習の関連項目の系統図
【図8】フィードバック演習の出力条件入力を示す画面
の図
【図9】問題とその問題の問題キー番号との対応関係を
示すデータベースの説明図
【符号の説明】
1…問題作成装置1,2…入力手段2,3…記憶手段,
4…表示手段,5…CPU5,6…印刷手段,8…総合
メニュー,9…章・項目別コース,14…生徒管理,1
5…実力確認・習熟問題,16…実力診断テスト,17
…定期試験対策模試,18…弱点補強対策,19…問題
作成装置独自の項目,20…教科書項目,21…その他
の学習項目に準拠した項目,22…成績入力,23…補
強問題演習,24…フィードバック演習,25…その他
の学習媒体に準拠した項目,26…数と式,27…関
数,28…図形,29…確率・統計,30…章別,31
…形式・傾向別,32…県・学校別,33…成績入力,
34…全体成績表,35…個人成績表,36…呼出し,
37…削除,38…名簿作成,39…名簿更新・削除,
41…問題ファイル名,49…大問,50…小問。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−189679(JP,A) 特開 平5−11679(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G09B 7/02 G06F 17/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力手段、記憶手段と、CPU、表
    示手段又は印刷手段を備え、入力手段から入力した指
    示をCPUで処理し、この指示に従って、記憶手段に記
    憶された問題を選択的に表示手段に表示し、又は印刷
    手段によって所望の問題群を印刷する問題作成装置にお
    いて、 前記記憶手段に、少なくとも学習単元に対応した複数
    小問が、単独の小問としても、又、互いに関連し
    数のが大問をなすときには大問としても、それぞれ
    記憶され、 各小問及び大問に付した属性値と、過去に出力された問
    題に付した成績データとが、各小問、及び大問毎に履歴
    として記憶され大問の場合にはその下の小問を属性値に従って検索する
    と共に、成績データに従って特定の問題を検索し、その
    問題の属性値に基づく類題から弱点補強問題を検索し、
    又は、その問題の属性値に基づいて学年を遡った基礎の
    問題からフィードバック演習問題を検索して、大問及び
    小問から成る問題群を 出力ることを特徴とする問題作
    成装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1において、属性値は、各問
    題が単独の小問か又は大問かを示す検索キーと、出力条
    件に従って各問題が選択されるためのデータから成る
    問題作成装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項1又は2において、成績デー
    タを個人成績と全体成績とから構成し、弱点補強問題
    は、各個人が誤答した小問の類題から成ることを特徴と
    する問題作成装置。
  4. 【請求項4】 前記請求項1又は2において、成績デー
    タを個人成績と全体成績とから構成し、フィードバック
    演習問題は、各個人が誤答した小問の基礎となる問題か
    ら成ることを特徴とする問題作成装置。
  5. 【請求項5】 前記請求項1、2又は4において、各問
    題の項目を系統付けて属性値どうしのネットワークに構
    成し、フィードバック演習問題が、このネットワークの
    属性値に基づく関連項目の問題から成ることを特徴とす
    る問題作成装置。
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