JP2910271B2 - 通信制御方式 - Google Patents

通信制御方式

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JP2910271B2
JP2910271B2 JP3210091A JP3210091A JP2910271B2 JP 2910271 B2 JP2910271 B2 JP 2910271B2 JP 3210091 A JP3210091 A JP 3210091A JP 3210091 A JP3210091 A JP 3210091A JP 2910271 B2 JP2910271 B2 JP 2910271B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は制御局と複数の従属局と
が共通の信号線により接続されたシステムに於ける通信
制御方式に関し、特に、制御局に対して割り込みを通知
した従属局を短時間で捜し出すことができる通信制御方
式に関する。
【0002】
【従来の技術】図4に示すような、制御局41と複数個
の従属局42−1〜42−Nが1つの送信線43と1つ
の受信線44で結ばれた系に於いて、従属局42−1〜
42−Nに割り込み要因が生じた場合、従来は、各従属
局42−1〜42−Nは割り込み許可状態であればブレ
ーク信号を受信線44を介して制御局41へ送信し、そ
れを受信した制御局41は従属局42−1〜42−Nか
らのブレーク信号による割り込みを一時禁止し、続いて
予め定められた優先順位に従って各従属局にその状態を
報告させる命令を、ブレーク信号を送出したことを示す
報告を受信するまで順次発行するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
は、従属局からブレーク信号が加えられた場合、制御局
は各従属局へその状態を報告させる命令を優先順位に従
って順次発行することによりブレーク信号を送出した割
り込み要因の発生した従属局を捜し出すようにしていた
ため、優先順位の低い従属局からブレーク信号が送出さ
れた場合、この従属局を見つけ出すまでに無駄な動作を
繰り返し行なわなければならず、割り込み処理の効率が
落ちるという問題があった。
【0004】本発明の目的はブレーク信号を送出した従
属局を短時間で捜し出せるようにすることにより、割り
込み処理の効率を向上させることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、 (A)制御局に複数の従属局が共通の信号線を介して接
続され、前記各従属局はブレーク信号により前記制御局
に割り込みを通知する通信制御方式に於いて、前記制御
局に、前記各従属局に割り当てられているブレーク信号
の信号長が格納されたブレーク信号長テーブルと、前記
信号線を介して加えられるブレーク信号の信号長を計測
するブレーク信号長計測部と、前記ブレーク信号長テー
ブルを参照して前記ブレーク信号長計測部が計測した信
号長以下のブレーク信号が割り当てられている従属局を
捜し出し、捜し出した各従属局に対してブレーク信号を
送出したか否かを問い合わせる命令を、ブレーク信号を
送出したことを示す応答を受信するまで、順次出力する
制御局制御部とを設け、前記各従属局に、自従属局に割
り当てられているブレーク信号の信号長が格納されたブ
レーク信号長記憶部と、割り込み要因が発生することに
より前記ブレーク信号長記憶部に格納されている信号長
のブレーク信号を前記信号線に送出し、前記制御局から
の前記命令を受信することにより前記信号線に自従属局
がブレーク信号を送出したか否かを示す応答を送出する
従属局制御部とを設けたものである。
【0006】また、本発明は、更に短時間でブレーク信
号を送出した従属局を捜し出せるようにするため、 (B)制御局に複数の従属局が共通の信号線を介して接
続され、前記各従属局はブレーク信号により前記制御局
に割り込みを通知する通信制御方式に於いて、前記制御
局に、前記各従属局に割り当てられているブレーク信号
の信号長が格納されたブレーク信号長テーブルと、前記
信号線を介して加えられるブレーク信号の信号長を計測
するブレーク信号長計測部と、前記ブレーク信号長テー
ブルを参照して前記ブレーク信号長計測部が計測した信
号長と同じ信号長のブレーク信号が割り当てられている
従属局を捜し出し、該捜し出した各従属局に対してブレ
ーク信号を送出したか否かを問い合わせる命令を、ブレ
ーク信号を送出したことを示す応答を受信するまで、順
次出力する制御局制御部とを設け、前記各従属局に、自
従属局に割り当てられているブレーク信号の信号長が格
納されたブレーク信号長記憶部と、割り込み要因が発生
することにより前記信号線にブレーク信号が送出されて
いるか否かを判定し、送出されていないと判定すること
により前記ブレーク信号長記憶部に格納されている信号
長のブレーク信号を前記信号線に送出し、前記制御局か
らの前記命令を受信することにより前記信号線に自従属
局がブレーク信号を送出したか否かを示す応答を送出す
る従属局制御部とを設けたものである。
【0007】また、更に、本発明は、優先順位の異なる
従属局から同時にブレーク信号が出力された場合、優先
順位の高い従属局に対する割り込み処理を先に実行でき
るようにするため、 (C)制御局と複数の従属局が共通の信号線を介して接
続され、前記各従属局はブレーク信号により前記制御局
に割り込みを通知する通信制御方式に於いて、前記制御
局に、前記各従属局に割り当てられているブレーク信号
の信号長が格納されたブレーク信号長テーブルと、前記
信号線を介して加えられるブレーク信号の信号長を計測
する第1のブレーク信号長計測部と、前記ブレーク信号
長テーブルを参照して前記第1のブレーク信号長計測部
が計測した信号長と同一の信号長のブレーク信号が割り
当てられている従属局を捜し出し、該捜し出した各従属
局に対してブレーク信号を送出したか否かを問い合わせ
る命令を、ブレーク信号を送出したことを示す応答を受
信するまで、順次出力する制御局制御部とを設け、前記
各従属局に、自従属局に割り当てられているブレーク信
号の信号長が格納されたブレーク信号長記憶部と、前記
信号線に送出されているブレーク信号の信号長を計測す
る第2のブレーク信号長計測部と、割り込み要因が発生
することにより前記信号線にブレーク信号が送出されて
いるか否かを判定し、送出されていないと判定した場合
は前記ブレーク信号長記憶部に格納されている信号長の
ブレーク信号を前記信号線に送出し、送出されていると
判定した場合は前記第2のブレーク信号長計測部が計測
した信号長が前記ブレーク信号長記憶部に格納されてい
る信号長よりも短いことを条件にして信号長が前記ブレ
ーク信号長記憶部に格納されている信号長と前記第2の
ブレーク信号長計測部が計測した信号長との差となるブ
レーク信号を前記信号線に送出し、前記制御局からの前
記命令を受信することにより前記信号線に自従属局がブ
レーク信号を送出したか否かを示す応答を送出する従属
局制御部とを設けたものである。
【0008】
【作用】(A)の構成に於いては、各従属局は自従属局
に割り込み要因が発生すると、従属局制御部を用いてブ
レーク信号長記憶部に格納されている信号長のブレーク
信号を制御局,各従属局が接続されている信号線に送出
する。制御局は信号線を介して割り込み要因が発生した
ことを示すブレーク信号が加えられると、ブレーク信号
長計測部を用いてブレーク信号の信号長を計測し、更
に、制御局制御部によりブレーク信号長テーブルを参照
し、ブレーク信号長計測部が計測したブレーク信号の信
号長以下のブレーク信号が割り当てられている従属局を
捜し出す。これは、計測されたブレーク信号長と同一の
ブレーク信号長が割り当てられている従属局のみがブレ
ーク信号を出力したか、或いは計測されたブレーク信号
長より短いブレーク信号長が割り当てられている複数の
従属局が同時にブレーク信号を出力したと考えられるか
らである。次に制御局は捜し出した各制御局に対してブ
レーク信号を送出したか否かを問い合わせる命令を、ブ
レーク信号を送出したことを示す応答を受信するまで、
順次送出する。制御局からの上記命令を受信した従属局
は従属局制御部を用いて自従属局がブレーク信号を送出
したか否かを示す応答を信号線に送出する。
【0009】(B)の構成に於いては、各従属局は自従
属局に割り込み要因が発生すると、従属局制御部を用い
て信号線にブレーク信号が送出されているか否かを判定
し、ブレーク信号が送出されていないと判定することに
よりブレーク信号長記憶部に格納されている信号長のブ
レーク信号を信号線に送出する。従って、複数の従属局
から同時にブレーク信号が出力されることはない。制御
局は信号線を介してブレーク信号が加えられると、ブレ
ーク信号長計測部を用いてブレーク信号の信号長を計測
し、更に制御局制御部によりブレーク信号長テーブルを
参照し、ブレーク信号長計測部が計測した信号長と同じ
信号長が割り当てられている従属局を捜し出し、捜し出
した各従属局に対してブレーク信号を送出したか否かを
問い合わせる命令を、ブレーク信号を送出したことを示
す応答を受信するまで、順次出力する。制御局からの上
記命令を受信した従属局は従属局制御部を用いて自従属
局がブレーク信号を送出したか否かを示す応答を信号線
に送出する。
【0010】(C)の構成に於いては、各従属局は自従
属局に割り込み要因が発生すると、従属局制御部を用い
て信号線にブレーク信号が送出されているか否かを判定
する。そして、送出されていないと判定した場合はブレ
ーク信号長記憶部に格納されている信号長のブレーク信
号を信号線に送出する。また、送出されていると判定し
た場合は第2のブレーク信号長計測部の計測結果がブレ
ーク信号長記憶部に格納されている信号長よりも短いこ
とを条件にして、信号長がブレーク信号長記憶部に格納
されている信号長と第2のブレーク信号長計測部が計測
した信号長との差となるブレーク信号を上記計測にかか
るブレーク信号の送出停止後にできるだけ速やかに信号
線に送出する。即ち、複数の従属局に同時に割り込み要
因が発生した場合は、制御局には上記割り込み要因の発
生した各従属局に割り当てられているブレーク信号の内
の最も信号長の長いブレーク信号が加えられることにな
る。制御局は信号線を介してブレーク信号が加えられる
と、第1のブレーク信号長計測部を用いてブレーク信号
の信号長を計測し、更に、制御局制御部によりブレーク
信号長テーブルを参照し、第1のブレーク信号長計測部
が計測した信号長と同じ信号長が割り当てられている従
属局を捜し出し、捜し出した各従属局に対してブレーク
信号を送出したか否かを問い合わせる命令を、ブレーク
信号を送出したことを示す応答を受信するまで、順次送
出する。制御局からの上記命令を受信した従属局は従属
局制御部を用いて自従属局がブレーク信号を送出したか
否かを示す応答を信号線に送出する。
【0011】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。図1は本発明の一実施例のブロック図
であり、制御局1と、複数の従属局2−1〜2−Nとが
1本の送信線3と1本の受信線4によって接続(ワイヤ
ードオア)されている。
【0012】制御局1は制御局制御部11と、送受信部
13と、ブレーク信号長テーブル14と、ブレーク信号
長計測部15と、ブレーク信号長監視タイマ16とから
構成されている。制御局制御部11は図2のフローチャ
ートに示す処理を行なう優先順位決定手段12を含んで
いる。送受信部13は従属局2−1〜2−Nとの間で信
号の送受信を行なう。ブレーク信号長テーブル14には
各従属局2−1〜2−Nが受信線4に送出するブレーク
信号の信号長が格納されている。ブレーク信号長計測部
15は受信線4を介して加えられたブレーク信号の信号
長を計測する。ブレーク信号長監視タイマ16はブレー
ク信号の信号長の計測が開始されてから最大ブレーク信
号長に相当する時間が経過することによりタイムアウト
する。
【0013】従属局2−j(1≦j≦N)は従属局制御
部21と、ブレーク信号長記憶部23と、送受信部24
とから構成されている。従属局制御部21は受信線4に
送出するブレーク信号の信号長を制御するブレーク信号
長制御手段22を含んでいる。ブレーク信号長記憶部2
3には従属局2−jに割り当てられているブレーク信号
の信号長が格納されている。送受信部24は制御局1と
の間で信号の送受信を行なう。尚、他の従属局も従属局
2−jと同様の構成を有している。また、各従属局2−
1〜2−Nに割り当てるブレーク信号の信号長は、全て
が同じ信号長でなければ、どのような信号長にしても良
い。
【0014】次に各図を参照して本実施例の動作を説明
する。従属局2−jの従属局制御部21は自従属局2−
jに割り込み要因が発生すると、ブレーク信号長制御手
段22を用いて受信線4へブレーク信号長記憶部23に
記憶されている信号長を有するブレーク信号を送出す
る。尚、ブレーク信号長記憶部23への信号長の書き込
みは制御局1から従属局2−jへブレーク信号長の書き
込みを指示するブレーク信号長書き込み命令を与えるこ
とにより行なうことができる。また、他の従属局も自従
属局に割り込み要因が発生すると、従属局2−jと同様
に、自従属局に割り当てられている信号長を有するブレ
ーク信号を受信線4に送出する。
【0015】制御局1内の送受信部13は1キャラクタ
以上のローレベルを検出すると、ブレーク検出開始を制
御局制御部11に通知する。この通知を受けると、制御
局制御部11はブレーク信号長計測部15にブレーク信
号長の計測開始を指示すると共に、ブレーク信号長監視
タイマ16をスタートさせる。ブレーク信号長監視タイ
マ16は従属局2−1〜2−Nに割り当てられているブ
レーク信号の信号長の内の最大の信号長に相当する時間
が経過することにより、タイムアウトする。
【0016】制御局制御部11は送受信部13からブレ
ーク検出開始を通知された後、送受信部13からブレー
ク信号受信終了通知が加えられるか、或いはブレーク信
号長監視タイマ16からタイムアウト通知が加えられる
と、送信線3を介して各従属局2−1〜2−Nに割り込
み禁止(ブレーク信号の送出禁止)を指示し、その後、
優先順位決定手段12を用いて図2に示す処理を行な
う。ここで、ブレーク信号長監視タイマ16からタイム
アウト通知が加えられた場合、割り込み禁止を各従属局
2−1〜2−Nに指示する処理に移行するようにしたの
は、各従属局2−1〜2−Nは受信線4にワイヤードオ
ア接続されており、複数の従属局が同時にブレーク信号
を送出した場合、ローレベルの期間が各従属局に割り当
てられているブレーク信号の信号長の内の最も長い信号
長よりも長くなってしまう場合があるからである。即
ち、ブレーク信号長監視タイマ16を設けないとする
と、最大ブレーク信号長に相当する時間が経過しても次
の処理に移行することができず、時間の無駄となるから
である。また、ブレーク信号長監視タイマ16を設けず
に、ブレーク信号長計測部15に計測値が最大ブレーク
信号長を越えた場合、制御局制御部12にタイムアウト
を通知する機能を持たせるようにすることもできる。
【0017】優先順位決定手段12は、図2に示すよう
に、先ず、ブレーク信号長計測部15が計測したブレー
ク信号の信号長Lを読取り(S1)、次いでブレーク信
号長テーブル14を参照して信号長がL以下のブレーク
信号が割り当てられている従属局の集合G(L)を捜し
出し、それらを状態通知の命令を発行する従属局の集合
Gとする(S2)。その後、優先順位決定手段12は集
合Gが空集合か否かを判断し(S3)、空集合であると
判断した場合はその処理を終了し、そうでないと判断し
た場合はS4の処理を行なう。
【0018】S4では集合Gに含まれる従属局の内、割
り当てられているブレーク信号の信号長が最も長い従属
局2−Kに状態通知の命令を発行し、次のS5では集合
Gから従属局2−Kを削除する。
【0019】従属局2−Kは制御局1からの状態通知の
命令を受信すると、ブレーク信号を送出したか否かを示
す情報を含む応答を制御局1へ返す。
【0020】従属局2−Kからの応答を受信すると(S
6,S7)、優先順位判定手段12はそれを解析し(S
8)、従属局2−Kがブレーク信号を送出した従属局で
あると判断した場合(S9がYESの場合)は、その割
り込み要因に対する処理を行ない(S10)、再び割り
込み許可状態に系を復帰させる。また、S9で従属局2
−Kがブレーク信号を送出した従属局でないと判断した
場合はS3の処理に戻り、集合Gに対して同じ操作を繰
り返す。ここで、状態通知の命令を発行する優先順位を
信号長の長い従属局ほど高くした理由は、複数の従属局
が同時にブレーク信号を出力する可能性は少なく、最も
長い信号長が割り当てられている従属局がブレーク信号
を送出した可能性が高いからである。また、ブレーク信
号を送出した従属局はブレーク信号を送出してから一定
時間(例えば、優先順位決定手段12が全ての従属局に
対して状態通知の命令を発行するのに要する時間)が経
過しても、制御局1から状態通知の命令が加えられなか
った場合は、再度、ブレーク信号を送出する。
【0021】尚、上述した実施例に於いては、各従属局
2−1〜2−Nは割り込み要因が発生した場合、直ちに
受信線4にブレーク信号を送出するようにしたが、割り
込み要因発生時、受信線4の状態を調べてハイレベルな
ら即座にブレーク信号を送出し、ローレベルならブレー
ク信号の送出をとりやめ、次回の割り込み許可状態時に
リトライするようにすることにより、更に、高速にブレ
ーク信号を送出した従属局を捜し出すことができると共
に、ブレーク信号長監視タイマ16を不要にすることが
できる。但し、この場合、優先順位決定手段12のS2
に於ける処理を「ブレーク信号長テーブル14を参照し
て信号長がブレーク信号長計測部15の計測値L以下の
ブレーク信号が割り当てられている従属局の集合G
(L)を捜し出し、それらを状態通知の命令を発行する
従属局の集合Gとする」から「ブレーク信号長テーブル
14を参照して信号長がブレーク信号長計測部15の計
測値Lと等しいブレーク信号が割り当てられている従属
局の集合G(L)を捜し出し、それらを状態通知の命令
を発行する従属局の集合Gとする」に変更することが望
ましい。
【0022】上述したように、他の従属局がブレーク信
号を送出している時は割り込み要因が発生してもブレー
ク信号を送出しないようにすることにより、制御局1の
ブレーク信号長計測ブレーク15の計測値はブレーク信
号を送出した従属局に割り当てられているブレーク信号
の信号長となるので、状態通知の命令の発行対象となる
従属局の数を減らすことができ、従って、上述した実施
例に比較して迅速にブレーク信号を送出した従属局を捜
し出すことができる。
【0023】図3は本発明の他の実施例のブロック図で
あり、従属局2−jの構成を示している。本実施例に於
ける従属局2−jは従属局制御部31と、ブレーク信号
長記憶部34と、ローレベル長計測部35と、送受信部
36とから構成されている。従属局制御部31は出力ロ
ーレベル長決定手段32と、ブレーク信号長制御手段3
3とを含み、出力ローレベル長決定手段32は受信線4
に送出するローレベルの信号長を決定し、ブレーク信号
長制御手段33は出力ローレベル長決定手段32が決定
した信号長のローレベルの信号を受信線4に出力する。
ブレーク信号長記憶部34には従属局2−jに割り当て
られているブレーク信号の信号長が格納されている。ロ
ーレベル長計測部35は受信線4が1キャラクタ以上ロ
ーレベルになる度に、それに続くローレベル長を計測す
る。送受信部36は制御局1との間の情報の送受信を制
御する。
【0024】次に本実施例の動作を説明する。従属局制
御部31内の出力ローレベル長決定手段32は自従属局
2−jに割り込み要因が発生すると、その時の受信線4
の状態がローレベルであるか否か、即ち他の従属局がブ
レーク信号を受信線4に送出しているか否かを判断す
る。そして、受信線4の状態がハイレベルであると判断
した場合、即ち、他の従属局がブレーク信号を送出して
いないと判断した場合はブレーク信号長記憶部34に格
納されている信号長L0を受信線4へ送出するローレベ
ル信号の信号長L1とする。また、受信線4の状態がロ
ーレベルであると判断した場合、即ち、他の従属局が受
信線4へブレーク信号を送出していると判断した場合は
ローレベル長計測部35の計測値L2を読み取り、ブレ
ーク信号長記憶部34に格納されている信号長L0と比
較する。そして、L2≧L0である場合は受信線4へ送
出するローレベル信号の信号長L1を「0」とし、L2
<L0の場合はL0−L2を受信線4へ出力するローレ
ベル信号の信号長L1とする。出力ローレベル長決定手
段32により受信線4へ送出するローレベル信号の信号
長L1が決定されると、ブレーク信号長制御部33は出
力ローレベル長決定手段32が決定した信号長のローレ
ベル信号を受信線4に出力する。
【0025】従って、従属局2−jに割り込み要因が発
生した時に、他の従属局がブレーク信号を送出していな
い場合は制御局1には従属局2−jに割り当てられてい
る信号長のブレーク信号が加えられ、他の従属局がブレ
ーク信号を送出しており、且つその信号長が従属局2−
jに割り当てられている信号長よりも短い場合は制御局
1には従属局2−jに割り当てられている信号長のブレ
ーク信号が加えられ、他の従属局がブレーク信号を送出
しており、且つその信号長が従属局2−jに割り当てら
れている信号長よりも長い場合は制御局1には上記他の
従属局に割り当てられている信号長のブレーク信号が加
えられることになる。即ち、複数の従属局に同時に割り
込み要因が発生した場合は、制御局1には上記割り込み
要因の発生した複数の従属局に割り当てられているブレ
ーク信号の内の最も信号長の長いブレーク信号が加えら
れることになるので、各従属局に対する割り込み処理の
優先度を各従属局が送出するブレーク信号の長さにより
設定することができる。
【0026】尚、本実施例に於ける制御局1の動作は図
1に示した実施例と同一であっても構わないが、優先順
位決定手段12に於けるS2の処理を「ブレーク信号長
テーブル14を参照して信号長がブレーク信号長計測部
15の計測値L以下のブレーク信号が割り当てられてい
る従属局の集合G(L)を捜し出し、それらを状態通知
の命令を発行する従属局の集合Gとする」から「ブレー
ク信号長テーブル14を参照して信号長がブレーク信号
長計測部15の計測値Lと等しいブレーク信号が割り当
てられている従属局の集合G(L)を捜し出し、それら
を状態通知の命令を発行する従属局の集合Gとする」に
変更することが望ましい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明は、各従属局対応にブレーク信号の信号長を定めてお
き、制御局では受信したブレーク信号の信号長に基づい
てブレーク信号を送出した可能性のある従属局のグルー
プを求め、グループ内の従属局に対してのみ、ブレーク
信号を出力したか否かを問い合わせる命令を出力するよ
うにしたものであるので、ブレーク信号を送出した従属
局を迅速に捜し出すことができ、従来例に比較して割り
込み処理の効率を向上させることができる効果がある。
【0028】また、請求項2記載の発明は、各従属局で
割り込み要因が発生した際、他の従属局がブレーク信号
を送出しているか否かを判定し、送出していないと判定
した場合のみ、自従属局に割り当てられている信号長を
有するブレーク信号を送出するようにしたものであるの
で、複数の従属局が同時にブレーク信号を出力すること
がない。従って、ブレーク信号の重なりを考慮する必要
がないので、割り込み処理の効率を更に向上させること
ができる効果がある。
【0029】また、更に、請求項3記載の発明は、各従
属局で割り込み要因が発生した際、他の従属局がブレー
ク信号を送出しているか否かを判定し、送出されていな
いと判断した場合はブレーク信号長記憶部に格納されて
いる信号長のブレーク信号を信号線に送出し、送出され
ていると判定した場合は送出されているブレーク信号の
信号長が自従属局に割り当てられている信号長よりも短
いことを条件にして、信号線上のブレーク信号長が自従
属局に割り当てられている信号長と一致するようにブレ
ーク信号出力を補うものであり、複数の従属局に同時に
割り込み要因が発生した場合、制御局には上記割り込み
要因の発生した複数の従属局に割り当てられているブレ
ーク信号の内の最も信号長の長いブレーク信号が加えら
れることになるので、ブレーク信号長が長い従属局ほど
優先順位が高いものとしておくことにより、優先順位の
高い従属局に対する割り込み処理を先に行なうことが可
能になる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】優先順位決定手段12の処理例を示すフローチ
ャートである。
【図3】本発明の他の実施例のブロック図である。
【図4】本発明を適用するシステムのブロック図であ
る。
【符号の説明】
1,41…制御局 2−1〜2−N…従属局 3…送信線 4…受信線 11…制御局制御部 12…優先順位決定手段 13,24,36…送受信部 14…ブレーク信号長テーブル 15…ブレーク信号長計測部 16…ブレーク信号長監視タイマ 21,31…従属局制御部 22,33…ブレーク信号長制御手段 23,34…ブレーク信号長記憶部 32…出力ローレベル長決定手段 35…ローレベル長計測部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御局に複数の従属局が共通の信号線を
    介して接続され、前記各従属局はブレーク信号により前
    記制御局に割り込みを通知する通信制御方式に於いて、
    前記制御局は、前記各従属局に割り当てられているブレ
    ーク信号の信号長が格納されたブレーク信号長テーブル
    と、前記信号線を介して加えられるブレーク信号の信号
    長を計測するブレーク信号長計測部と、前記ブレーク信
    号長テーブルを参照して前記ブレーク信号長計測部が計
    測した信号長以下のブレーク信号が割り当てられている
    従属局を捜し出し、捜し出した各従属局に対してブレー
    ク信号を送出したか否かを問い合わせる命令を、ブレー
    ク信号を送出したことを示す応答を受信するまで、順次
    出力する制御局制御部とを含み、前記各従属局は、自従
    属局に割り当てられているブレーク信号の信号長が格納
    されたブレーク信号長記憶部と、割り込み要因が発生す
    ることにより前記ブレーク信号長記憶部に格納されてい
    る信号長のブレーク信号を前記信号線に送出し、前記制
    御局からの前記命令を受信することにより前記信号線に
    自従属局がブレーク信号を送出したか否かを示す応答を
    送出する従属局制御部とを含むことを特徴とする通信制
    御方式。
  2. 【請求項2】 制御局に複数の従属局が共通の信号線を
    介して接続され、前記各従属局はブレーク信号により前
    記制御局に割り込みを通知する通信制御方式に於いて、
    前記制御局は、前記各従属局に割り当てられているブレ
    ーク信号の信号長が格納されたブレーク信号長テーブル
    と、前記信号線を介して加えられるブレーク信号の信号
    長を計測するブレーク信号長計測部と、前記ブレーク信
    号長テーブルを参照して前記ブレーク信号長計測部が計
    測した信号長と同じ信号長のブレーク信号が割り当てら
    れている従属局を捜し出し、該捜し出した各従属局に対
    してブレーク信号を送出したか否かを問い合わせる命令
    を、ブレーク信号を送出したことを示す応答を受信する
    まで、順次出力する制御局制御部とを含み、前記各従属
    局は、自従属局に割り当てられているブレーク信号の信
    号長が格納されたブレーク信号長記憶部と、割り込み要
    因が発生することにより前記信号線にブレーク信号が送
    出されているか否かを判定し、送出されていないと判定
    することにより前記ブレーク信号長記憶部に格納されて
    いる信号長のブレーク信号を前記信号線に送出し、前記
    制御局からの前記命令を受信することにより前記信号線
    に自従属局がブレーク信号を送出したか否かを示す応答
    を送出する従属局制御部とを含むことを特徴とする通信
    制御方式。
  3. 【請求項3】 制御局と複数の従属局が共通の信号線を
    介して接続され、前記各従属局はブレーク信号により前
    記制御局に割り込みを通知する通信制御方式に於いて、
    前記制御局は、前記各従属局に割り当てられているブレ
    ーク信号の信号長が格納されたブレーク信号長テーブル
    と、前記信号線を介して加えられるブレーク信号の信号
    長を計測する第1のブレーク信号長計測部と、前記ブレ
    ーク信号長テーブルを参照して前記第1のブレーク信号
    長計測部が計測した信号長と同一の信号長のブレーク信
    号が割り当てられている従属局を捜し出し、該捜し出し
    た各従属局に対してブレーク信号を送出したか否かを問
    い合わせる命令を、ブレーク信号を送出したことを示す
    応答を受信するまで、順次出力する制御局制御部とを含
    み、前記各従属局は、自従属局に割り当てられているブ
    レーク信号の信号長が格納されたブレーク信号長記憶部
    と、前記信号線に送出されているブレーク信号の信号長
    を計測する第2のブレーク信号長計測部と、割り込み要
    因が発生することにより前記信号線にブレーク信号が送
    出されているか否かを判定し、送出されていないと判定
    した場合は前記ブレーク信号長記憶部に格納されている
    信号長のブレーク信号を前記信号線に送出し、送出され
    ていると判定した場合は前記第2のブレーク信号長計測
    部が計測した信号長が前記ブレーク信号長記憶部に格納
    されている信号長よりも短いことを条件にして信号長が
    前記ブレーク信号長記憶部に格納されている信号長と前
    記第2のブレーク信号長計測部が計測した信号長との差
    となるブレーク信号を前記信号線に送出し、前記制御局
    からの前記命令を受信することにより前記信号線に自従
    属局がブレーク信号を送出したか否かを示す応答を送出
    する従属局制御部とを含むことを特徴とする通信制御方
    式。
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