JP2910031B2 - 感熱記録体 - Google Patents

感熱記録体

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JP2910031B2
JP2910031B2 JP7261388A JP26138895A JP2910031B2 JP 2910031 B2 JP2910031 B2 JP 2910031B2 JP 7261388 A JP7261388 A JP 7261388A JP 26138895 A JP26138895 A JP 26138895A JP 2910031 B2 JP2910031 B2 JP 2910031B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は発色感度に優れた感
熱記録体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、感熱記録体は通常無色ないし淡
色の塩基性無色染料とフェノ−ル性化合物等の有機顕色
剤とを、それぞれ微細な粒子に磨砕分散した後、両者を
混合し、バインダ−、充填剤、感度向上剤、滑剤及びそ
の他の助剤を添加して得られた塗料を、紙、合成紙、フ
ィルム、プラスチック等の支持体に塗工したものであ
り、サ−マルヘッド、ホットスタンプ、熱ペン、レ−ザ
−光等の加熱による瞬時の化学反応により発色し、記録
画像が得られる。感熱記録体は、ファクシミリ、コンピ
ュ−タ−の端末プリンタ−、自動券売機、計測用レコ−
ダ−等に広範囲に使用されている。近年、記録装置の多
様化や高性能化の進展に伴って高速印字及び高速の画像
形成も可能となってきており、感熱記録体の記録感度に
対してより優れた品質が求められている。
【0003】この要求を満たす方法として、染料と顕色
剤にさらに増感剤を併用することが提案されている。例
えば顕色剤がビスフェノ−ルAに代表されるフェノ−ル
系化合物からなる場合、p−ベンジルビフェニル(特開
昭60−82382号)、p−ベンジルオキシ安息香酸
ベンジル(特開昭57−201691号)、ベンジルナ
フチルエ−テル(特開昭58−87094号)等が好適
な増感剤として使用されている。増感剤を用いた場合、
加熱されるとまず増感剤が溶融し、それが染料及び顕色
剤を溶かし込むことによって両者が分子レベルで混じり
合い発色反応が誘発されるので、用いる増感剤と染料や
顕色剤についての検討が重要となる。
【0004】一方、本発明者らは、特願平6−1000
82号明細書、特願平6−168516号明細書、特願
平6−195568号明細書等において、アミノスルホ
ニル基(−SO2 NH2 )を有するアミノベンゼンスル
ホンアミド誘導体を顕色剤として用いた感熱記録体を提
案しているが、この化合物は印加エネルギーが高い場合
は発色感度は良好であったが、印加エネルギーが低かっ
たり高速で印字した場合には十分な発色濃度が得られ
ず、これらを必要とする機器への実用には不十分であっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、アミノベン
ゼンスルホンアミド誘導体を顕色剤として用いた感熱記
録体において、発色感度を大幅に向上させた感熱記録体
を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記性能
を有する感熱記録体を開発するために鋭意検討を重ねた
結果、アミノベンゼンスルホンアミド誘導体を顕色剤と
して用い、これにスルホニル基(−SO2 −)またはア
ミノスルホニル基(−SO2 NH−)を有する芳香族化
合物を増感剤として用いることにより、記録感度を大幅
に向上させることに成功し本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、支持体上に、無色ないし淡色の塩
基性無色染料と有機顕色剤とを主成分として含有する感
熱発色層を設けた感熱記録体において、該感熱発色層が
有機顕色剤として下記一般式(I)で表されるアミノベ
ンゼンスルホンアミド誘導体を含有し、かつ増感剤とし
て下記一般式(II)または(III) で表される化合物を下
記一般式(I)で表される顕色剤1部に対して0.01
〜2部の割合で少なくとも1種類含有することを特徴と
する感熱記録体に関する。
【0007】
【化4】 (式中、Xは酸素原子或いは硫黄原子を、Yは炭素数1
〜6の低級アルキル基または電子吸引性基を表し、lは
0〜4の整数を表す。Rは無置換或いは置換されたフェ
ニル基、アラルキル基、炭素数1〜6の低級アルキル
基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6の
低級アルケニル基、或いはナフチル基を表す。)
【化5】 (式中、R1 及びR2 はハロゲン原子或いは炭素数1〜
6のアルキル基を表し、m及びnは0〜2の整数を表
す。)
【化6】 (式中、R3 及びR4 は水素原子、炭素数1〜6のアル
コキシ基或いはアリルオキシ基を表す。)
【0008】本発明では、一般式(I)によって表され
る少なくとも1種類のアミノベンゼンスルホンアミド誘
導体を有機顕色剤として用いる。一般式(I)におい
て、Xは酸素原子或いは硫黄原子であり、Yは発色能力
を低下させない置換基であればよく、このような置換基
としてはメチル基、エチル基等の炭素数1〜6の低級ア
ルキル基或いは塩素原子、ニトロ基、メトキシ基等の電
子吸引性基等が挙げられる。また、Rは炭化水素基を表
しており、具体的にはフェニル基、アラルキル基、炭素
数1〜6の低級アルキル基、炭素数3〜6のシクロアル
キル基、炭素数2〜6の低級アルケニル基、或いはナフ
チル基等が挙げられる。また、Rには発色を阻害しない
ような置換基を入れることができ、置換基としてはメチ
ル基、エチル基等の炭素数1〜6の低級アルキル基或い
は塩素原子、ニトロ基、メトキシ基等の電子吸引性基等
が挙げられる。一般式(I)で表される化合物を具体的
に例示すると以下に示す(I−1)〜(I−72)が挙
げられ、本発明はこれらに限定されるものではないが、
原料の入手性や合成の容易さという点から(I−10)
が好ましく用いられる。また、本発明では感度向上の目
的で従来公知の顕色剤を一般式(I)の化合物1部に対
して0.01〜0.9部程度併用することも可能であ
る。
【0009】
【化7】
【化8】
【0010】
【化9】
【化10】
【0011】
【化11】
【化12】
【0012】
【化13】
【化14】
【0013】本発明では、増感剤として一般式(II)ま
たは(III) によって表される少なくとも一種類の化合物
を用いる。一般式(II)において、R1 及びR2 は増感
効果を阻害しないような置換基であればよく、このよう
な置換基としてはハロゲン原子或いは炭素数1〜6のア
ルキル基等が挙げられる。一般式(II)で表される化合
物を具体的に例示すると以下に示す(II−1)〜(II−
14)が挙げられるが、これらに限定されるものではな
い。中でも前記した顕色剤(I−10)と使用した時の
効果が良好なことから(II−1)または(II−2)が好
ましく用いられる。
【0014】
【化15】
【化16】
【0015】また、一般式(III) においてR3 及びR4
は水素原子或いは増感効果を阻害しないような置換基で
あればよく、このような置換基としては炭素数1〜6の
アルコキシ基或いはアリルオキシ基等が挙げられる。一
般式(III) で表される化合物を具体的に例示すると以下
に示す(III−1) 〜(III−9) が挙げられるが、これら
に限定されるものではない。中でも前記した顕色剤(I
−10)と使用した時の効果が良好なことから(III−
1) が好ましく用いられる。
【0016】
【化17】
【0017】本発明において、一般式(II)及び(III)
で表される増感剤の含有量は、一般式(I)で表される
顕色剤1部に対して0.01部未満の場合は増感効果が
十分でなく、顕色剤1部に対して2部より多く含有させ
た場合は十分な発色濃度が得られない。従って、一般式
(II)及び(III) で表される増感剤は、一般式(I)で
表される顕色剤1部に対して0.01〜2部の割合で使
用することが望ましい。
【0018】一般に感熱記録体は、通常染料と顕色剤と
をバインダーと共に各々分散し、必要に応じて増感剤や
填料、紫外線吸収剤、耐水化剤及び消泡剤等の助剤を添
加して塗料を調製し、これを支持体上に塗布、乾燥する
ことによって製造される。本発明の感熱記録体に使用す
る染料としては、従来の感圧あるいは感熱記録紙の分野
で公知のものは全て使用可能であり、特に制限されるも
のではないが、トリフェニルメタン系化合物、フルオラ
ン系化合物、フルオレン系化合物、ジビニル系化合物等
が好ましい。以下に代表的な塩基性無色染料の具体例を
示す。また、これらの塩基性無色染料は単独または2種
以上混合して使用してもよい。
【0019】<トリフェニルメタン系ロイコ染料> 3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ジ
メチルアミノフタリド[別名クリスタルバイオレットラ
クトン] 3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)フタリド
[別名マラカイトグリーンラクトン] <フルオラン系ロイコ染料> 3−ジエチルアミノ−6−メチルフルオラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオ
ラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(o,p−ジメ
チルアニリノ)フルオラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−クロロフルオラ
ン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(m−トリフル
オロメチルアニリノ)フルオラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(o−クロロア
ニリノ)フルオラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(p−クロロア
ニリノ)フルオラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(o−フルオロ
アニリノ)フルオラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−n−オクチルア
ニリノフルオラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−n−オクチルア
ミノフルオラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−ベンジルアニリ
ノフルオラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−ジベンジルアニ
リノフルオラン 3−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−メチルフルオラ
ン 3−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−アニリノフルオ
ラン 3−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−p−メチルアニ
リノフルオラン 3−ジエチルアミノ−6−エトキシエチル−7−アニリ
ノフルオラン 3−ジエチルアミノ−7−メチルフルオラン 3−ジエチルアミノ−7−クロロフルオラン 3−ジエチルアミノ−7−(m−トリフルオロメチルア
ニリノ)フルオラン 3−ジエチルアミノ−7−(o−クロロアニリノ)フル
オラン 3−ジエチルアミノ−7−(p−クロロアニリノ)フル
オラン 3−ジエチルアミノ−7−(o−フルオロアニリノ)フ
ルオラン 3−ジエチルアミノ−ベンゾ[a]フルオラン 3−ジエチルアミノ−ベンゾ[c]フルオラン 3−ジブチルアミノ−6−メチル−フルオラン 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオ
ラン 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−(o,p−ジメ
チルアニリノ)フルオラン 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−(o−クロロア
ニリノ)フルオラン 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−(p−クロロア
ニリノ)フルオラン 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−(o−フルオロ
アニリノ)フルオラン 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−(m−トリフル
オロメチルアニリノ)フルオラン 3−ジブチルアミノ−6−メチル−クロロフルオラン 3−ジブチルアミノ−6−エトキシエチル−7−アニリ
ノフルオラン 3−ジブチルアミノ−6−クロロ−7−アニリノフルオ
ラン 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−p−メチルアニ
リノフルオラン 3−ジブチルアミノ−7−(o−クロロアニリノ)フル
オラン 3−ジブチルアミノ−7−(o−フルオロアニリノ)フ
ルオラン 3−n−ジペンチルアミノ−6−メチル−7−アニリノ
フルオラン 3−n−ジペンチルアミノ−6−メチル−7−(p−ク
ロロアニリノ)フルオラン 3−n−ジペンチルアミノ−7−(m−トリフルオロメ
チルアニリノ)フルオラン 3−n−ジペンチルアミノ−6−クロロ−7−アニリノ
フルオラン 3−n−ジペンチルアミノ−7−(p−クロロアニリ
ノ)フルオラン 3−ピロリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン 3−ピペリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン 3−(N−メチル−N−プロピルアミノ)−6−メチル
−7−アニリノフルオラン 3−(N−メチル−N−シクロヘキシルアミノ)−6−
メチル−7−アニリノフルオラン 3−(N−エチル−N−シクロヘキシルアミノ)−6−
メチル−7−アニリノフルオラン 3−(N−エチル−N−キシルアミノ)−6−メチル−
7−(p−クロロアニリノ)フルオラン 3−(N−エチル−p−トルイディノ)−6−メチル−
7−アニリノフルオラン 3−(N−エチル−N−イソアミルアミノ)−6−メチ
ル−7−アニリノフルオラン 3−(N−エチル−N−イソアミルアミノ)−6−クロ
ロ−7−アニリノフルオラン 3−(N−エチル−N−テトラヒドロフルフリルアミ
ノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン 3−(N−エチル−N−イソブチルアミノ)−6−メチ
ル−7−アニリノフルオラン 3−(N−エチル−N−エトキシプロピルアミノ)−6
−メチル−7−アニリノフルオラン 3−シクロヘキシルアミノ−6−クロロフルオラン 2−(4−オキサヘキシル)−3−ジメチルアミノ−6
−メチル−7−アニリノフルオラン 2−(4−オキサヘキシル)−3−ジエチルアミノ−6
−メチル−7−アニリノフルオラン 2−(4−オキサヘキシル)−3−ジプロピルアミノ−
6−メチル−7−アニリノフルオラン 2−メチル−6−p−(p−ジメチルアミノフェニル)
アミノアニリノフルオラン 2−メトキシ−6−p−(p−ジメチルアミノフェニ
ル)アミノアニリノフルオラン 2−クロロ−3−メチル−6−p−(p−フェニルアミ
ノフェニル)アミノアニリノフルオラン 2−クロロ−6−p−(p−ジメチルアミノフェニル)
アミノアニリノフルオラン 2−ニトロ−6−p−(p−ジエチルアミノフェニル)
アミノアニリノフルオラン 0 2−アミノ−6−p−(p−ジエチルアミノフェニ
ル)アミノアニリノフルオラン 2−ジエチルアミノ−6−p−(p−ジエチルアミノフ
ェニル)アミノアニリノフルオラン 2−フェニル−6−メチル−6−p−(p−フェニルア
ミノフェニル)アミノアニリノフルオラン 2−ベンジル−6−p−(p−フェニルアミノフェニ
ル)アミノアニリノフルオラン 2−ヒドロキシ−6−p−(p−フェニルアミノフェニ
ル)アミノアニリノフルオラン 3−メチル−6−p−(p−ジメチルアミノフェニル)
アミノアニリノフルオラン 3−ジエチルアミノ−6−p−(p−ジエチルアミノフ
ェニル)アミノアニリノフルオラン 3−ジエチルアミノ−6−p−(p−ジブチルアミノフ
ェニル)アミノアニリノフルオラン 2,4−ジメチル−6−[(4−ジメチルアミノ)アニ
リノ]−フルオラン <フルオレン系ロイコ染料> 3、6、6´−トリス(ジメチルアミノ)スピロ[フル
オレン−9,3´−フタリド] 3、6、6´−トリス(ジエチルアミノ)スピロ[フル
オレン−9,3´−フタリド] <ジビニル系ロイコ染料> 3,3−ビス−[2−(p−ジメチルアミノフェニル)
−2−(p−メトキシフェニル)エテニル]−4,5,
6,7−テトラブロモフタリド 3,3−ビス−[2−(p−ジメチルアミノフェニル)
−2−(p−メトキシフェニル)エテニル]−4,5,
6,7−テトラクロロフタリド 3,3−ビス−[1,1−ビス(4−ピロリジノフェニ
ル)エチレン−2−イル]−4,5,6,7−テトラブ
ロモフタリド 3,3−ビス−[1−(4−メトキシフェニル)−1−
(4−ピロリジノフェニル)エチレン−2−イル]−
4,5,6,7−テトラクロロフタリド <その他> 3−(4−ジエチルアミノ−2−エトキシフェニル)−
3−(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)
−4−アザフタリド 3−(4−ジエチルアミノ−2−エトキシフェニル)−
3−(1−オクチル−2−メチルインドール−3−イ
ル)−4−アザフタリド 3−(4−シクロヘキシルエチルアミノ−2−メトキシ
フェニル)−3−(1−エチル−2−メチルインドール
−3−イル)−4−アザフタリド 3,3−ビス(1−エチル−2−メチルインドール−3
−イル)フタリド 3,6−ビス(ジエチルアミノ)フルオラン−γ−(3
´−ニトロ)アニリノラクタム 3,6−ビス(ジエチルアミノ)フルオラン−γ−(4
´−ニトロ)アニリノラクタム 1,1−ビス−[2´,2´,2'',2''−テトラキス
−(p−ジメチルアミノフェニル)−エテニル]−2,
2−ジニトリルエタン 1,1−ビス−[2´,2´,2'',2''−テトラキス
−(p−ジメチルアミノフェニル)−エテニル]−2−
β−ナフトイルエタン 1,1−ビス−[2´,2´,2'',2''−テトラキス
−(p−ジメチルアミノフェニル)−エテニル]−2,
2−ジアセチルエタン ビス−[2,2,2´,2´−テトラキス−(p−ジメ
チルアミノフェニル)−エテニル]−メチルマロン酸ジ
メチルエステル
【0020】本発明においては、上記課題に対する所望
の効果を阻害しない範囲で、従来公知の増感剤を使用す
ることができる。かかる増感剤としては、ステアリン酸
アミド、パルミチン酸アミド等の脂肪酸アマイド、エチ
レンビスアミド、モンタン酸ワックス、ポリエチレンワ
ックス、1,2−ジ−(3−メチルフェノキシ)エタ
ン、p−ベンジルビフェニル、β−ベンジルオキシナフ
タレン、4−ビフェニル−p−トリルエーテル、m−タ
ーフェニル、1,2−ジフェノキシエタン、シュウ酸ジ
ベンジル、シュウ酸ジ(p−クロロベンジル)、シュウ
酸ジ(p−メチルベンジル)、テレフタル酸ジベンジ
ル、p−ベンジルオキシ安息香酸ベンジル、ジ−p−ト
リルカーボネート、フェニル−α−ナフチルカーボネー
ト、1,4−ジエトキシナフタレン、1−ヒドロキシ−
2−ナフトエ酸フェニルエステル、o−キシレリン−ビ
ス−(フェニルエ−テル)、4−(m−メチルフェノキ
シメチル)ビフェニルを例示することができるが、特
に、これらに制限されるものではない。これらの増感剤
は単独または2種以上混合して使用してもよい。
【0021】本発明で使用するバインダーとしては、重
合度が200〜1900の完全ケン化ポリビニルアルコ
ール、部分ケン化ポリビニルアルコール、カルボキシ変
性ポリビニルアルコール、アマイド変性ポリビニルアル
コール、スルホン酸変性ポリビニルアルコール、ブチラ
ール変性ポリビニルアルコールなどの変性ポリビニルア
ルコール、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロ
ース、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロー
ス、アセチルセルロースなどのセルロース誘導体、スチ
レン−無水マレイン酸共重合体、スチレン−ブタジエン
共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリアク
リルアミド、ポリアクリル酸エステル、ポリビニルブチ
ラール、ポリスチロール及びそれらの共重合体、ポリア
ミド樹脂、シリコン樹脂、石油樹脂、テルペン樹脂、ケ
トン樹脂、クマロン樹脂を例示することができる。これ
らの高分子物質は水、アルコール、ケトン、エステル、
炭化水素等の溶剤に溶かして使用するほか、水または他
の媒体中乳化またはペースト状に分散した状態で使用
し、要求品質に応じて併用することもできる。
【0022】また、本発明においては、上記課題に対す
る所望の効果を阻害しない範囲で、記録画像の耐油性効
果などを示す公知の安定剤であるp−ニトロ安息香酸金
属塩(Ca,Zn)、または、フタル酸モノベンジルエ
ステル金属塩(Ca,Zn)を添加することも可能であ
る。
【0023】本発明で使用することができる填料として
は、シリカ、炭酸カルシウム、カオリン、焼成カオリ
ン、ケイソウ土、タルク、酸化チタン、酸化亜鉛、水酸
化アルミニウム、ポリスチレン樹脂、尿素−ホルマリン
樹脂、スチレン−メタクリル酸共重合体、スチレン−ブ
タジエン共重合体や、中空プラスチックピグメントなど
の無機または有機充填剤などが挙げられる。
【0024】このほかに脂肪酸金属塩などの離型剤、ワ
ックス類などの滑剤、ベンゾフェノン系やトリアゾール
系の紫外線吸収剤、グリオキザールなどの耐水化剤、分
散剤、消泡剤、酸化防止剤、蛍光染料などを使用するこ
とができる。
【0025】本発明の感熱記録体に使用する顕色剤及び
染料の量、その他の各種成分の種類及び量は要求される
性能及び記録適性に従って決定され、特に限定されるも
のではないが、通常、一般式(I)で表される顕色剤1
部に対して、塩基性無色染料0.1〜2部、一般式(I
I)または(III) で表される化合物0.01〜2部、填
料0.5〜4部を使用し、バインダーは全固形分中5〜
25%が適当である。
【0026】支持体としては、紙、合成紙、プラスチッ
クフィルム、不織布、金属箔等が使用可能であり、ま
た、これらを組み合わせた複合シートを使用してもよ
い。これら支持体のうち任意のものに、上記組成から成
る塗液を塗布することによって目的とする感熱記録体が
得られる。さらに保存性を高める目的で高分子物質等の
オーバーコート層を感熱発色層上に設けることもでき
る。また、保存性及び感度を高める目的で有機填料また
は無機填料を含有するアンダーコート層を発色層と支持
体の間に設けることもできる。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の感熱記録体は、塩基性無
色染料と、顕色剤として前記一般式(I)で表される少
なくとも一種類のアミノベンゼンスルホンアミド誘導体
と、増感剤として前記一般式(II)または(III) で表さ
れる少なくとも一種類の化合物とを、バインダーと共に
各々分散し、填料や必要に応じてその他の添加剤を加え
感熱発色層塗液を調製し、これを支持体上に塗布、乾燥
することによって得られる。一般式(II)または(III)
で表される化合物は、一般式(I)で表される顕色剤1
部に対して0.01〜2部の割合で使用する。
【0028】一般に、フェノール性水酸基或いはカルボ
キシル基などの酸性官能基を有する顕色剤は顕色能力が
高い。本発明において用いられる式(I)で表されるア
ミノベンゼンスルホンアミド誘導体はこれらの官能基を
有していないが、塩基性染料に対して強い顕色能力を示
す。この理由は明確には解明されていないが、次のよう
に推定される。本発明で用いるアミノベンゼンスルホン
アミド誘導体は、ある条件下で下記式のように中性型か
ら酸性型への構造変化(互変異性)が起こると考えら
れ、酸性型の構造となったとき顕色剤として機能する。
中性型から酸性型への互変異性を起こすためには高温が
必要であり、感熱記録体の場合、サーマルヘッドは瞬間
的に200〜300℃以上の高温になるので感熱記録体
の記録層中に含有される式(I)で表される化合物は互
変異性を起こして酸性型となり、顕色能力が発現する。
これにより染料のラクトン環が開裂し、発色するものと
考えられる。
【0029】
【化18】 (式中、Xは酸素原子或いは硫黄原子を表す)
【0030】また、本発明において用いられる式(II)
または(III) で表される増感剤は、式(I)で表される
顕色剤と共に溶融した際に、顕色剤の中性型から酸性型
への構造変化を誘発する作用があると考えられる。
【0031】
【実施例】
〈感熱記録体の製造〉以下に本発明の感熱記録体を実施
例によって説明する。尚、説明中の部及び%は、特に断
らない限り、それぞれ重量部及び重量%を表す。
【0032】[実施例1〜5]実施例1〜5は、本発明
の感熱記録体に、顕色剤として化合物(I−1)、(I
−10)、(I−13)、(I−19)又は(I−2
6)、塩基性無色染料として3−ジエチルアミノ−6−
メチル−7−アニリノフルオラン(ODB)、増感剤と
して化合物(II−1)を使用した例である。下記配合の
顕色剤の分散液(A液)と塩基性無色染料分散液(B
液)及び増感剤分散液(C液)を、それぞれ別々にサン
ドグラインダ−で平均粒子径1ミクロンになるまで湿式
磨砕を行った。 A液(顕色剤分散液) 顕色剤 6.0部 10%ポリビニルアルコ−ル水溶液 18.8部 水 11.2部 B液(塩基性無色染料分散液) 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン(ODB) 2.0部 10%ポリビニルアルコ−ル水溶液 4.6部 水 2.6部 C液(増感剤分散液) 化合物(II−1) 4.0部 10%ポリビニルアルコ−ル水溶液 18.8部 水 11.2部 次いで下記の割合で分散液を混合、攪拌し、塗布液を調整した。 A液(顕色剤分散液) 36.0部 B液(塩基性無色染料[ODB]分散液) 9.2部 C液(増感剤[化合物(II−1)]分散液) 34.0部 カオリンクレ−(50%分散液) 12.0部 上記各塗布液を50g/m2 の基紙の片面に塗布した
後、乾燥を行い、このシ−トをス−パ−カレンダ−で平
滑度が500〜600秒になるように処理し、塗布量を
6.0g/m2 感熱記録体を得た。
【0033】[実施例6〜8]実施例6〜8は、顕色剤
として化合物(I−10)、塩基性無色染料としてOD
B以外の下記に示す塩基性無色染料、増感剤として化合
物(II−1)を使用した例である。 (塩基性無色染料) ODB−2;3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−ア
ニリノフルオラン PSD−170;3−ピロリジノ−6−メチル−7−ア
ニリノフルオラン CVL;3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)
−6−ジメチルアミノフタリド 実施例1〜5と同様にして化合物(I−10)の顕色剤
分散液及び化合物(II−1)の増感剤分散液を処理し
た。ODB以外の塩基性無色染料分散液(D液)は、そ
れぞれ別々にサンドグラインダ−で平均粒径1ミクロン
になるまで湿式磨砕を行った。 D液(ODB以外の塩基性無色染料分散液) 前記の塩基性無色染料 2.0部 10%ポリビニルアルコ−ル水溶液 4.6部 水 2.6部 次いで下記の割合で分散液を混合、攪拌し、塗布液を調整した。 A液(顕色剤[化合物(I−10)]分散液) 36.0部 D液(ODB以外の塩基性無色染料分散液) 9.2部 C液(増感剤[化合物(II−1)]分散液) 34.0部 カオリンクレ−(50%分散液) 12.0部 上記各塗布液を50g/m2 の基紙の片面に塗布した
後、乾燥を行い、このシ−トをス−パ−カレンダ−で平
滑度が500〜600秒になるように処理し、塗布量を
6.0g/m2 感熱記録体を得た。
【0034】[実施例9〜15]実施例9〜15は、顕
色剤として化合物(I−10)、塩基性無色染料として
ODB、増感剤として化合物(II−2)、(II−6)、
(II−8)、(II−10)、(III −1)、(III −
8)及び(III −9)を使用した例である。実施例1〜
5と同様にして化合物(I−10)の顕色剤分散液及び
ODB分散液を処理し、化合物(II−2)〜(III −
9)は化合物(II−1)と同様にして処理して分散液E
液を得た。次いで下記の割合で分散液を混合、攪拌し、
塗布液を調整した。 A液(顕色剤[化合物(I−10)]分散液) 36.0部 D液(塩基性無色染料[ODB]分散液) 9.2部 E液(増感剤分散液) 34.0部 カオリンクレ−(50%分散液) 12.0部 上記各塗布液を50g/m2 の基紙の片面に塗布した
後、乾燥を行い、このシ−トをス−パ−カレンダ−で平
滑度が500〜600秒になるように処理し、塗布量を
6.0g/m2 感熱記録体を得た。
【0035】[実施例16]実施例16は、顕色剤とし
て化合物(I−1)及び(I−10)、塩基性無色染料
としてODB、増感剤として化合物(II−1)を使用し
た例である。実施例1〜5と同様にして化合物(I−
1)及び(I−10)の顕色剤分散液、ODB分散液、
及び化合物(II−1)の増感剤分散液を処理した。次い
で下記の割合で分散液を混合、攪拌し、塗布液を調整し
た。 A液(顕色剤[化合物(I−1)]分散液) 18.0部 A液(顕色剤[化合物(I−10)]分散液) 18.0部 B液(塩基性無色染料[ODB]分散液) 9.2部 C液(増感剤[化合物(II−1)]分散液) 34.0部 カオリンクレ−(50%分散液) 12.0部 上記各塗布液を50g/m2 の基紙の片面に塗布した
後、乾燥を行い、このシ−トをス−パ−カレンダ−で平
滑度が500〜600秒になるように処理し、塗布量を
6.0g/m2 感熱記録体を得た。
【0036】[実施例17]実施例17は、顕色剤とし
て化合物(I−10)、塩基性無色染料としてODB及
びPSD−170、増感剤として化合物(II−1)を使
用した例である。実施例1〜8と同様にして化合物(I
−10)の顕色剤分散液、ODB分散液及びPSD−1
70分散液、及び化合物(II−1)の増感剤分散液を処
理した。次いで下記の割合で分散液を混合、攪拌し、塗
布液を調整した。 A液(顕色剤[化合物(I−10)]分散液) 36.0部 B液(塩基性無色染料[ODB]分散液) 4.6部 D液(塩基性無色染料[PSD−170]分散液) 4.6部 C液(増感剤[化合物(II−1)]分散液) 34.0部 カオリンクレ−(50%分散液) 12.0部 上記各塗布液を50g/m2 の基紙の片面に塗布した
後、乾燥を行い、このシ−トをス−パ−カレンダ−で平
滑度が500〜600秒になるように処理し、塗布量を
6.0g/m2 感熱記録体を得た。
【0037】[実施例18]実施例18は、顕色剤とし
て化合物(I−10)、塩基性無色染料としてODB、
増感剤として化合物(II−1)及び(III −1)を使用
した例である。実施例1〜15と同様にして化合物(I
−10)の顕色剤分散液、ODB分散液、化合物(II−
1)及び化合物(III −1)の増感剤分散液を処理し
た。次いで下記の割合で分散液を混合、攪拌し、塗布液
を調整した。 A液(顕色剤[化合物(I−10)]分散液) 36.0部 D液(塩基性無色染料[ODB]分散液) 9.2部 C液(増感剤[化合物(II−1)]分散液) 17.0部 E液(増感剤[化合物(III −1)]分散液) 17.0部 カオリンクレ−(50%分散液) 12.0部 上記各塗布液を50g/m2 の基紙の片面に塗布した
後、乾燥を行い、このシ−トをス−パ−カレンダ−で平
滑度が500〜600秒になるように処理し、塗布量を
6.0g/m2 感熱記録体を得た。
【0038】[比較例1]実施例2と同様の操作を行な
った。但し、発色層の形成において分散液Eを混合しな
かった。
【0039】[比較例2]実施例2と同様の操作を行な
った。但し、分散液Eの調製に当たり、化合物(II−
1)のかわりにp−ベンジルビフェニル(PBB)を用
いた。
【0040】〈感熱記録体の評価〉作成した感熱記録体
について、大倉電気社製のTH−PMD(感熱記録紙印
字試験機、京セラ社製、サ−マルヘッドを装着)を用
い、印加エネルギ−0.30及び0.38mj/dot
で印字した。記録部の記録濃度は、マクベス濃度計(R
D−914、アンバ−フィルタ−使用)で測定した(表
1参照)。
【0041】
【表1】
【0042】前記の表1から明らかなように、一般式
(I)で表される化合物を顕色剤とする場合、一般式
(II)または(III) で表される化合物を併用すると高い
記録感度が示される。一方、他の増感剤を用いた比較例
2では十分な発色能力が得られておらず、一般式(II)
または(III) で表される化合物が顕著な増感効果を有す
ることがわかる。
【0043】
【発明の効果】本発明の感熱記録体は、顕色剤として前
記一般式(I)で表されるアミノベンゼンスルホンアミ
ド誘導体を用いた場合に、前記一般式(II)または(II
I) で表される化合物を増感剤として含有することによ
って、発色感度が高く記録画像が良好なものとなってい
る。従って、微小な熱エネルギーでも高濃度で鮮明な画
像が得られるので、高速印刷や印加エネルギーの小さい
機器にも適し実用性が高い。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永井 共章 東京都新宿区上落合1丁目30番6号 日 本製紙株式会社 商品開発研究所内 (72)発明者 関根 昭夫 東京都北区王子5丁目21番1号 日本製 紙株式会社 中央研究所内 (72)発明者 金子 利雄 東京都新宿区上落合1丁目30番6号 日 本製紙株式会社 商品開発研究所内 (56)参考文献 特開 昭59−190893(JP,A) 特開 昭63−3990(JP,A) 特開 昭58−211493(JP,A) 特開 昭59−179395(JP,A) 特開 昭59−165678(JP,A) 特開 昭60−72788(JP,A) 特開 平6−320862(JP,A) 特開 平2−223475(JP,A) 特開 平7−304727(JP,A) 特開 平8−53407(JP,A) 特開 平8−282123(JP,A) 特開 平8−310134(JP,A) 特開 平9−86049(JP,A) 特開 平8−290671(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41M 5/28 - 5/34

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上に、無色ないし淡色の塩基性無
    色染料と有機顕色剤とを主成分として含有する感熱発色
    層を設けた感熱記録体において、該感熱発色層が有機顕
    色剤として下記一般式(I)で表されるアミノベンゼン
    スルホンアミド誘導体を含有し、かつ増感剤として下記
    一般式(II)または(III) で表される化合物を顕色剤1
    部に対して0.01〜2部の割合で少なくとも1種類含
    有することを特徴とする感熱記録体。 【化1】 (式中、Xは酸素原子或いは硫黄原子を、Yは炭素数1
    〜6の低級アルキル基または電子吸引性基を表し、lは
    0〜4の整数を表す。Rは無置換或いは置換されたフェ
    ニル基、アラルキル基、炭素数1〜6の低級アルキル
    基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6の
    低級アルケニル基、或いはナフチル基を表す。) 【化2】 (式中、R1 及びR2 はハロゲン原子或いは炭素数1〜
    6のアルキル基を表し、m及びnは0〜2の整数を表
    す。) 【化3】 (式中、R3 及びR4 は水素原子、炭素数1〜6のアル
    コキシ基或いはアリルオキシ基を表す。)
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