JP2909924B2 - 粉体入り油性化粧料 - Google Patents

粉体入り油性化粧料

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は特定のワックス組成物を含有する感触、化粧
効果に優れ、かつ安定性の良好な粉体入り油性化粧料に
関する。
〔従来の技術〕
従来から、油性ファンデーション、油性アイシャド
ウ、油性頬紅、日焼け止めスティック等の粉体入り油性
化粧料は化粧料用粉体と油分を主要構成成分とし、固型
ないしペースト状に調製されている。
しかして、従来、油分としては固体油又は油性ゲル化
剤を含む油が使用されているが、上記粉体入り油性化粧
料は、構成上これらの油分を多量に含んでいるため、油
っぽい、感触的に重い、油光りする等の欠点があった。
従って、この感触を改良するために、油分としてシリコ
ーン油を配合することが試みられているが、シリコーン
油は一般に他の油剤との相溶性が悪いと共に、軽い感触
が付与できたとしても、密着感(フィット感)が得がた
く、化粧効果及び安定性が悪いという問題点があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
そこで、本発明者は、先に見出された特定のワックス
組成物(特願平1-324730号)を油分として配合すること
を検討したところ、軽い感触の安定性の良好な粉体入り
油性化粧料を得ることに成功したが、これは依然とし
て、上記シリコーン油と同様に、密着感が得られないと
共に、粉体が皮膚のきめに入り込んでしまい均一な化粧
膜が得られないという欠点を免れなかった。
〔課題を解決するための手段〕
斯かる実情において、本発明者は上記欠点を克服せん
と鋭意研究を行った結果、化粧料用粉体として特定の表
面処理された粉体を使用し、これを上記の特定のワック
ス組成物と組合せれば、感触、化粧効果に優れ、かつ安
定性の良好な粉体入り油性化粧料が得られることを見出
し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、化粧料用粉体及び油分を主要構
成成分とする化粧料であって、 (1)化粧料用粉体の30重量%以上が次の(a)〜
(c) (a)ロジン及び/又はロジン酸エステル (b)融点80℃以上の固型油 (c)金属石鹸 の一種又は二種以上で表面処理されたものであり、か
つ、 (2)油分の60重量%以上が、1分子中に1個の(メ
タ)アクリル基と3個以上のメチルシロキシ基とを有す
るメチルポリシロキサン(メタ)アクリレートマクロモ
ノマーからなる群より選ばれる少なくとも1種のマクロ
モノマー及びこれらと共重合可能な1種又は2種以上の
ビニル重合性モノマーの混合物を、ジメチルポリシロキ
サン及び/又はメチルフェニルポリシロキサンと有機ワ
ックスの存在下にラジカル発生剤を用いて重合させるこ
とにより得られ、かつ低粘度シリコーン油に均一に分散
するワックス組成物、 であることを特徴とする粉体入り油性化粧料を提供する
ものである。
本発明において、化粧料用粉体としては一般に使用さ
れているものは何れも使用でき、例えば酸化チタン、酸
化亜鉛等の白色顔料;タルク、マイカ、カオリン、シリ
カ、アルミナ等の体質顔料;ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸
化鉄、群青等の着色顔料;ナイロン、テフロン、アクリ
ル、シルク、セルロース等の有機粉体;タール色素:魚
鱗箔、雲母チタン、酸化鉄雲母チタン、オキシ塩化ビス
マス等のパール剤等が挙げられる。
これらの化粧料用粉体の表面を処理する処理剤として
は次のものが挙げられる。
(a)のロジンはマツ属植物の分泌物から精油を除い
て得られる固形の樹脂である。ロジン酸エステルはロジ
ン又はその還元物や重合体とグリセリン、エチレングリ
コール、ペンタエリトリット等の多価アルコールとのエ
ステルで、例えばロジン酸ペンタエリトリット等が挙げ
られる。(b)の固型油としては、例えばカルナウバロ
ウ、セレシン、マイクロクリスタリンワックス、ポリエ
チレンワックス、モンタンワックス等が挙げられる。ま
た(c)の金属石鹸は亜鉛、カルシウム、マグネシウム
から選ばれる金属と炭素数12〜18の脂肪酸からなる金属
石鹸で、例えばミリスチン酸亜鉛、ミリスチン酸マグネ
シウム、ラウリン酸亜鉛、ステアリン酸亜鉛、ステアリ
ン酸マグネシウム等が挙げられる。
これらの処理剤による化粧料用粉体の表面処理は自体
公知の方法によって行われる。すなわち、(a)及び
(b)の処理剤の場合は、例えば前記粉体の一種又は二
種以上の混合物と、予め溶媒中に溶解または分散させた
上記処理剤の一種又は二種以上とを混合、攪拌して均一
となした後、溶媒を減圧下除去、また必要ならば加温し
て除去し、乾燥することにより行なわれる。溶媒として
は公知のものが利用でき、例えばイソプロピルアルコー
ル等のアルコール類、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエス
テル類、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭化
水素類、ケトン類、フロン等が挙げられる。また(c)
の処理剤の場合には、例えば前記粉体の一種又は二種以
上の混合物と、目的とする金属石鹸の脂肪酸のアルカリ
塩と、水とを混合した中に、目的の金属石鹸の金属の塩
化物を加えて反応させ、処理物を沈降させる方法によっ
て行われる。処理剤の量は、化粧料用粉体に対し、
(a)及び(b)は1〜15重量%、(c)は0.1〜10重
量%が好ましい。
本発明の粉体入り油性化粧料は、全組成中に化粧料用
粉体を約30〜70重量%含有するものであるが、本発明の
目的を達成するためには、当該粉体の30重量%以上が上
記処理剤で処理されていることが必要である。特に、前
記粉体中の酸化チタン、酸化亜鉛等の白色顔料、タル
ク、カオリン等の体質顔料、着色顔料、タール色素が表
面処理されている場合に優れた化粧効果が得られる。
本発明で使用されるワックス組成物は次のようにして
調製されたものである。
ワックス組成物を構成する第1成分であるジメチルポ
リシロキサン又はメチルフェニルポリシロキサンは、次
の一般式 (CH3)p・(C6H5)qSiO(4-p-q)/2 (式中、p及びqは1≦p≦3、O≦q≦1.7、1.5<p
+q≦3の関係を示す) で表わされ、直鎖状、環状又は分枝鎖状の何れであって
も良い。また、この成分は異なる分子構造及び/又は異
なる分子量をもつ2種以上の混合物であってもよく、1
センチストークス以下の低粘度のものから100センチス
トークス程度のものまで、目的に応じて適宜使用するこ
とができる。
第2成分の有機ワックスは、固体である天然又は合成
の有機物質であり、動物性のミツロウ、羊毛ロウ、植物
性のカルナウバワックス、木ロウをはじめ、石油系のモ
ンタンワックス、パラフィンワックス、ペトロラタム、
マイクロクリスタリンワックス(微晶ロウ)及び合成の
ポリエチレンワックス等が例示される。
ワックス組成物の第3成分は、分子中に1個の(メ
タ)アクリレート基と3個以上のメチルシロキシ基を有
するメチルポリシロキサン(メタ)アクリレートマクロ
モノマーから成る群より選ばれた少なくとも1種のマク
ロモノマー及びこれらと共重合可能な1種又は2種以上
のビニル重合性モノマーとの混合物を共重合させてなる
クシ型共重合物である。相溶化能力が低下せず安定性良
好な組成物を得るためには、前記メチルポリシロキサン
(メタ)アクリレートマクロモノマーの重量分率が5〜
90重量%であることが好ましい。ここにメチルポリシロ
キサン(メタ)アクリレートマクロモノマーは、1分子
中に1個の(メタ)アクリレート基と3個以上のメチル
シロキシ基を有するものであれば特に制限はないが、代
表的なものは次の一般式(III)で表わすことができ
る。
(式中、rは平均重合度を表わす0〜200の数、sは
0、1又は2を示し、R3は水素原子又はメチル基を示
し、R4は酸素原子で中断されていても良い炭素数1〜6
の2価の炭化水素基を示す) 一般式(III)で表わされる化合物は、例えば特開昭5
9-126478号に開示された環状シロキサンをアニオン重合
してなるリビングポリマーと(メタ)アクリレート含有
クロロシラン化合物との反応により合成することができ
る。上記一般式(III)で表わされる化合物の具体例と
しては下記のものが挙げられる。
これらメチルポリシロキサン(メタ)アクリレートマ
クロモノマーは、単独又は2種以上を組合わせて用いる
ことができる。
また、前記メチルポリシロキサン(メタ)アクリレー
トマクロモノマーと共重合可能なビニル重合性モノマー
としては、例えばメチルメタクリレート、エチルメタク
リレート、ブチルメタクリレート、ヘキシルメタクリレ
ート、2−エチルヘキシルメタクリレート、オクチルメ
タクリレート、デシルメタクリレート、ドデシルメタク
リレート、トリデシルメタクリレート、オクタデシルメ
タクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、
3−ヒドロキシプロピルメタクリレート、炭素数1〜8
のパーフロロアルキル基を有するメタクリレート、トリ
メトキシシリルプロピルメタクリレート、ジメトキシメ
チルシリルプロピルメタクリレート等のメタクリル酸エ
ステル;メチルアクリレート、エチルアクリレート、プ
ロピルアクリレート、ブチルアクリレート、ヘキシルア
クリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、オクチ
ルアクリレート、デシルアクリレート、ドデシルアクリ
レート、トリデシルアクリレート、2−ヒドロキシエチ
ルアクリレート、3−ヒドロキシプロピルアクリレー
ト、トリメトキシシリルプロピルアクリレート等のアク
リル酸エステル;スチレン、α−メチルスチレン等のス
チレン誘導体;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、カプ
ロン酸ビニル、カプリル酸ビニル、ラウリル酸ビニル、
バーサティック酸ビニル等のビニルエステル類;メタク
リル酸、アクリル酸、メタクリル酸アミド、アクリル酸
アミド、無水マレイン酸、アクリロニトリル及びブタジ
エン等が挙げられる。これらビニル重合性モノマーは、
単独又は2種以上を組合わせて用いることができる。
(a)のワックス組成物は、第1成分のジメチルポリ
シロキサン及び/又はメチルフェニルポリシロキサンと
第2成分の有機ワックス及びラジカル発生剤の存在下
で、第2成分の有機ワックスの融点以上の温度で強力に
攪拌しつつ第3成分の原料であるメチルポリシロキサン
(メタ)アクリレートマクロモノマー及びこれと共重合
可能なビニル重合性モノマーとを共重合させることによ
り得られる。
ラジカル発生剤としては、例えば過酸化ベンゾイル、
ブチルパーベンゾエート、メチルエチルケトンパーオキ
シド、ジクミルパーオキシド、t−ブチルハイドロパー
オキシド、2,2′−アゾビスイソブチロニトリル、2,2′
−アゾビスイソバレロニトリル、2,2′−アゾビス(2,4
−ジメチルバレロニトリル)等が挙げられ、これらはメ
チルポリシロキサン(メタ)アクリレートマクロモノマ
ー及びビニル重合性モノマー100重量部に対して、0.05
〜5.0重量部の範囲で使用される。
前記重合反応は、前記3成分とラジカル発生剤とを反
応器に仕込み、攪拌しながら所定の反応温度に保つ方法
又は、第1成分、第2成分及びラジカル発生剤とを反応
器に仕込み、攪拌下で所定の温度に保ちながら第3成分
の原料であるマクロモノマーとビニル重合性モノマーと
の混合物を滴下し、更に同一の条件を維持したまま熟成
する方法の何れの方法によっても良い。しかしながら、
何れの場合であっても攪拌を強力に行う必要があり、例
えば、通常の5l以下のフラスコスケールで攪拌モーター
に接続された攪拌羽根によって攪拌を行う場合には、少
なくとも200rpm以上、好ましくは300rpm以上の回転数が
必要である。攪拌を強力に行うためにホモジナイザーを
使用することも好ましい。反応温度は、前記した如く第
2成分の有機ワックスの融点以上の温度であって且つ使
用するラジカル発生剤が有効に作用する温度範囲とする
が、通常は50〜200℃、好ましくは70〜150℃の温度範囲
で反応させる。この場合反応は30分〜15時間で完結する
が、反応終了後も撹拌を継続したまま反応混合物を室温
迄冷却した後、反応組成物を取り出すことが必要であ
る。
このようにして得られるワックス組成物が低粘度シリ
コーン油に均一に分散するためには、各成分の種類によ
り異なるが、各成分比率が、 ジメチルポリシロキサン 45〜80重量部 及び/又はメチルフェニ ルポリシロキサン 有機ワックス 5〜35重量部 モノマー混合物 5〜50重量部 の範囲にあることが好ましい。
本発明の粉体入り油性化粧料は、全組成中に油分を約
30〜70重量%含有するものであるが、優れた感触及び化
粧効果を得るためには、その油分の60重量%以上が上記
ワックス組成物であることが必要である。また、当該ワ
ックス組成物以外の油分は特に制限されないが、ワセリ
ン、流動バラフィン等の炭化水素油を主体として、デキ
ストリン脂肪酸エステル、N−アシルアミノ酸アミド等
のゲル化剤を用いてゲル化した油分等が安定性の点で好
ましい。
本発明の粉体入り油性化粧料には、前記必須成分以外
に水、低級アルコール、多価アルコール、高分子、防腐
剤、酸化防止剤、香料、美容成分等を適宜配合すること
ができる。またその調製は常法によって行われるが、製
造工程における加熱温度は、処理剤の融点を考慮して、
それより低温で行うように配慮する。
〔実施例〕
次に実施例を挙げて更に詳細に説明する。
参考例1 ワックス組成物の合成: 撹拌羽根、温度計、還流冷却器、滴下ロート及び窒素
ガス導入管を付したガラス製反応器中に、25℃における
粘度が6センチストークスのジメチルポリシロキサン
(信越化学(株)製、商品名;KF-96,6cs)300g、マイク
ロクリスタリンワックス(ペトロライト社製、商品名;
ビースクウェア195)120g及びt−ブチルパーベンゾエ
ート(日本油脂(株)製、商品名;パーブチルZ)0.5g
を仕込み窒素ガスを通気させながら油浴にて内温を120
℃に保ち、600rpmで撹拌を行った。
一方、メチルメタクリレート50g、2−エチルヘキシ
ルアクリレート15g及び下式で示されるジメチルポリシ
ロキサンメタクリレートマクロモノマー35gを良く混合
し、滴下ロートを通じて30分間かけて滴下した。
滴下後、内温及び攪拌状態を保持したまま4時間熟成を
行った。次いで還流冷却器をクライゼンヘッドに代え、
内温及び攪拌状態を保持させたまま20mmHgの減圧下に2
時間ストリッピングを行った。ストリッピング終了後油
浴を外し、攪拌下に反応物を室温迄冷却し乳白色で均一
なクリーム状物504gを得た。得られたワックス組成物は
低粘度シリコーン油に均一に分散してゲル化するもので
あった。
参考例2 実施例1 クリームタイプファンデーション: 〈製法〉 A.1〜3を75℃にて混合溶解する。
B.4〜8を混合粉砕する。
C.AとBを充分混練する。
D.Cを75℃にて溶融充填し、冷却してクリームタイプフ
ァンデーションとした。
〈評価基準〉 ◎:非常に良い ○:良い △:普通 ×:悪い 第1表に示すように、本発明品1及び2はいずれも伸
びが軽く、油っぽさの感じられないものであり、またフ
ィット感に優れ、均一な化粧膜の得られるものであっ
た。
これに対し、比較品1(ワックス組成物の含量が少な
いもの)は総体的に評価が低いが、中でも油っぽい感触
が出、均一な化粧膜が得難くなった。また比較品2、3
(処理粉体を用いないか、含量が少ないもの)はフィッ
ト感がなく、均一な化粧膜が得難かった。
実施例2 アイシャドウ: 〈製法〉 A.1〜4を75℃にて混合溶解する。
B.5〜7を混合粉砕する。
C.AとBを充分混練する。
D.Cを75℃にて溶融充填し、冷却してアイシャドウとし
た。
〈評価基準〉 第1表と同じ 第2表に示すように、本発明品3及び4はいずれも伸
びが軽く、油っぽさの感じられないものであり、またフ
ィット感に優れ、発色の優れたものであった。これに対
し、比較品4〜7(処理粉体の異なるもの)は、伸び、
油っぽさのなさの点では良好であったが、フィット感が
なく、均一に伸びないことから発色度合も悪いものであ
った。
〔発明の効果〕
以上詳述した如く、本発明によれば、伸びが軽く油っ
ぽさが感じられない等、感触的に非常に優れ、密着感が
あって化粧効果が高く、しかも安定性の良好な粉体入り
油性化粧料が提供される。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】化粧料用粉体及び油分を主要構成成分とす
    る化粧料であって、 (1)化粧料用粉体の30重量%以上が次の(a)〜
    (c) (a)ロジン及び/又はロジン酸エステル (b)融点80℃以上の固型油 (c)金属石鹸 の一種又は二種以上で表面処理されたものであり、か
    つ、 (2)油分の60重量%以上が、1分子中に1個の(メ
    タ)アクリル基と3個以上のメチルシロキシ基とを有す
    るメチルポリシロキサン(メタ)アクリレートマクロモ
    ノマーからなる群より選ばれる少なくとも1種のマクロ
    モノマー及びこれらと共重合可能な1種又は2種以上の
    ビニル重合性モノマーの混合物を、ジメチルポリシロキ
    サン及び/又はメチルフェニルポリシロキサンと有機ワ
    ックスの存在下にラジカル発生剤を用いて重合させるこ
    とにより得られ、かつ低粘度シリコーン油に均一に分散
    するワックス組成物、 であることを特徴とする粉体入り油性化粧料。
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