JP2909871B2 - 改質プロピレン系ランダム共重合体の製造方法 - Google Patents

改質プロピレン系ランダム共重合体の製造方法

Info

Publication number
JP2909871B2
JP2909871B2 JP7816794A JP7816794A JP2909871B2 JP 2909871 B2 JP2909871 B2 JP 2909871B2 JP 7816794 A JP7816794 A JP 7816794A JP 7816794 A JP7816794 A JP 7816794A JP 2909871 B2 JP2909871 B2 JP 2909871B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
propylene
random copolymer
based random
weight
organic peroxide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP7816794A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07258334A (ja
Inventor
純 齋藤
俊次 川添
伸午 菊川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JNC Corp
Original Assignee
Chisso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chisso Corp filed Critical Chisso Corp
Priority to JP7816794A priority Critical patent/JP2909871B2/ja
Publication of JPH07258334A publication Critical patent/JPH07258334A/ja
Priority to JP27675098A priority patent/JP3570244B2/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2909871B2 publication Critical patent/JP2909871B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、改質プロピレン系ラン
ダム共重合体の製造方法と成形品に関する。さらに詳し
くは、高溶融張力を有し成形性に優れ、しかも成形品と
して使用した後、再溶融してリサイクル使用することも
可能である改質プロピレン系ランダム共重合体の製造方
法と該方法によって得られた改質ポリプロピレン系ラン
ダム共重合体を用いてなる成形品に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリプロピレンは、機械的性質、耐薬品
性等に優れ、また経済性とのバランスにおいて極めて有
用なため各成形分野に広く用いられている。しかしなが
ら、溶融張力が小さいため、中空成形、発泡成形、押し
出し成形等の成形性に劣っている。
【0003】ポリプロピレンの溶融張力や結晶化温度を
高くする方法として、溶融状態下において、ポリプロピ
レンに有機過酸化物と架橋助剤を反応させる方法(特開
昭59−93711号公報、特開昭61−152754
号公報)があるが、架橋助剤を使用するため得られる改
質ポリプロピレンに臭気が残留する問題があった。また
溶融張力の向上も不十分であり、溶融張力を上げるため
有機過酸化物と架橋助剤の添加量を増やすとゲルが発生
してしまうので成形性が悪化するほか、再溶融してリサ
イクル使用することも不可能であった。
【0004】特開平5−194659号公報には、プロ
ピレンと1,9−デカジエンのランダム共重合体が高い
溶融張力を示すことが開示され、更に特開平5−222
121号公報、特開平5−222122号公報には、プ
ロピレンまたはエチレンと1,9−デカジエンとのラン
ダム共重合による予備重合処理を行った触媒を用いてプ
ロピレンを重合して高い溶融張力を有するポリプロピレ
ンを得る技術が開示されている。しかしながら、本発明
者等が1,9−デカジエンを用いたこれらの開示技術に
基づき追試したところでは、得られるポリプロピレンが
パウダーの段階では一定程度の溶融張力の向上はあるも
のの、造粒したペレットの状態では溶融張力の向上が不
十分なものであった。
【0005】また、特公昭44−29742号公報には
溶融張力についての言及はないが、プロピレンとエチレ
ンおよび1,7−オクタジエン3元ランダム共重合体あ
るいは該3元ランダム共重合体をブロックセグメントの
一つとするブロック共重合体と有機過酸化物とを溶融混
練し、低温下での耐衝撃性の向上を目的としたプロピレ
ン共重合体の改質方法が開示されている。本発明者等の
検討結果では、該公報の実施例中に示された共重合体中
のジエン含有量と有機過酸化物の量では溶融張力の向上
は極めて不十分なものであった。
【0006】一方、特開昭57−98534号公報およ
び特開平4−28706号公報には、1,4−ジエン類
や7−メチル−1,6−オクタジエンとプロピレンのラ
ンダム共重合体を有機過酸化物や電子線を用いてゲル分
率の高い架橋物を得る技術が開示されているが、該開示
技術によって得られたポリプロピレンは、溶融張力の向
上は見られるもののゲル分率が高いために成形品として
使用した後、再溶融してリサイクル使用することが不可
能であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
技術の方法で得られたポリプロピレンは溶融張力との向
上において不十分である外、臭気を有していたり、ゲル
を含んでいるため成形品として使用した後、再溶融して
リサイクル使用することが不可能であるとの課題を有し
ていた。
【0008】本発明者等は、上記従来技術の有する課題
を解決し、中空成形、発泡成形、押し出し成形等に適し
たポリプロピレンの製造方法について発明すべく鋭意研
究した。その結果、プロピレンとポリエン、必要に応じ
てプロピレン以外のオレフィンとのランダム共重合体と
有機過酸化物とを特定条件下において熱処理することに
よって、改質プロピレン系ランダム共重合体を得、該改
質プロピレン系ランダム共重合体を成形品として使用す
れば上記従来技術の有する課題を解決することを見い出
し、本発明に至った。
【0009】上記の説明から明らかなように本発明の目
的は、溶融張力が極めて高く、成形性に優れ、しかも成
形品として使用した後、再溶融してリサイクル使用する
ことも可能である改質プロピレン系ランダム共重合体の
製造方法を提供するにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は以下の(1)の
構成を有する。 (1)プロピレン含有量が99.9から70モル%、ポ
リエン含有量が0.1から10モル%、およびプロピレ
ン以外の炭素数2から12のオレフィン含有量が0から
20モル%であるプロピレン系ランダム共重合体100
重量部に対して、有機過酸化物0.001から1重量部
を添加混合し、得られた混合物を80から350℃にお
いて熱処理して、(A)230℃における溶融張力(M
S)とテトラリン中で135℃で測定した固有粘度
〔η〕とが、log(MS)>4.24×log〔η〕
−0.915で示される関係にあって、かつ(B)沸騰
キシレン抽出残率が1重量%以下とすることを特徴とす
る改質プロピレン系ランダム共重合体の製造方法。
【0011】本発明の構成と効果について以下に詳述す
る。本発明の方法で得られる改質プロピレン系ランダム
共重合体は、以下に示す2項目の必須要件がある。即
ち、(A)230℃における溶融張力(MS)とテトラ
リン中で135℃で測定した固有粘度〔η〕とが、lo
g(MS)>4.24log〔η〕−0.915で示さ
れる関係にあって、更に(B)沸騰キシレン抽出残率が
1重量%以下、を満たしていることである。
【0012】本発明の目的を達成するために必要な改質
プロピレン系ランダム共重合体の溶融張力は、上記した
ように、230℃における溶融張力(MS)とテトラリ
ン中で135℃で測定した固有粘度〔η〕とが、log
(MS)>4.24log〔η〕−0.915で示され
る関係、より好ましくはlog(MS)>4.24lo
g〔η〕−0.740で示される関係、最も好ましくは
log(MS)>4.24log〔η〕−0.615で
示される関係にあることが必要である。
【0013】ここで、230℃における溶融張力(M
S)は、(株)東洋精機製作所製メルトテンションテス
ター2型を用いて、装置内にて重合体を230℃に加熱
し、溶融した重合体を直径2.095mmのノズルから
20mm/分の速度で23℃の大気中に押し出してスト
ランドとし、このストランドを3.14m/分の速度で
引き取る際の糸状重合体の張力を測定し、溶融張力(M
S)とした。
【0014】本発明の方法で得られる改質プロピレン系
ランダム共重合体はまた上記したようにゲル含有量の尺
度としての沸騰キシレン抽出残率が1重量%以下、より
好ましくは0.7重量%以下、最も好ましくは0.5重
量%以下であることが必要である。該抽出残率が多いと
得られる改質プロピレン系ランダム共重合体を用いて成
形品を成形する際の成形性が悪化する他、該改質プロピ
レン系ランダム共重合体を成形品として使用した後、再
溶融してリサイクル使用することが極めて困難となる。
【0015】沸騰キシレン抽出残率は、ソックスレー抽
出器を用いて重合体1gを200メッシュの金網にい
れ、p−キシレン200mlを用い沸騰キシレンで6時
間抽出し、ついで抽出残分を乾燥秤量して、(抽出残分
重量/抽出前重量)×100%として算出した。
【0016】次に、上述した特性要件を有する本発明の
改質プロピレン系ランダム共重合体を製造する方法につ
いて説明する。本発明の改質プロピレン系ランダム共重
合体の製造方法に用いるプロピレン系ランダム共重合体
は、プロピレンとポリエンとのランダム共重合体、また
はプロピレン、ポリジエン、およびプロピレン以外の炭
素数2から12のオレフィンを含むオレフィンとのラン
ダム共重合体であり、テトラリン中で135℃において
測定した固有粘度〔η〕が、0.5から6dl/gのも
のが好ましく用いられ、特に好ましくは0.7から5d
l/gのものが成形性の面から好ましい。
【0017】本発明に係るプロピレン系ランダム共重合
体の製造に使用されるポリエンとしては、分子内に2個
以上の炭素−炭素2重結合を有する化合物であり、具体
的に以下のようなポリエンが挙げられる。1,4−ヘキ
サジエン、1,5−ヘキサジエン、1,6−ヘプタジエ
ン、1,6−オクタジエン、1,7−オクタジエン、
1,8−ノナジエン、1,9−デカジエン、1,5,9
−デカトリエンなどの直鎖脂肪族ポリエン、4−メチル
−1,4−ヘキサジエン、5−メチル−1,4−ヘキサ
ジエン、5−メチル−1,4−ヘプタジエン、5−メチ
ル−1,5−ヘプタジエン、6−メチル−1,5−ヘプ
タジエン、6−メチル−1,5−オクタジエン、6−メ
チル−1,6−オクタジエン、5,6−ジメチル−1,
6−オクタジエン、7−メチル−1,6−オクタジエ
ン、7−メチル−1,6−デカジエン、7−エチル−
1,6−デカジエンなどの分岐脂肪族ポリエン、ビニル
シクロヘキセン、ビニルノルボルネン、エチリデンノル
ボルネン、ジシクロペンタジエン、シクロオクタジエ
ン、2,5−ノルボルナジエン、1,3−ジビニルシク
ロペンタン、1,3−ジビニルシクロヘキサン、1,4
−ジビニルシクロヘキサン、1,5−ジビニルシクロオ
クタン、1−アリル−4−ジビニルシクロヘキサン、
1,4−ジアリルシクロヘキサン、1,5−ジアリルシ
クロオクタン、1,3,4−トリビニルシクロヘキサ
ン、1−イソプロペニル−4−ビニルシクロヘキサンな
どの脂環族ポリエン、ジビニルベンゼン、ビニルイソプ
ロペニルベンゼンなどの芳香族ポリエンなどである。
【0018】これらのポリエンは単独で、若しくは2種
以上を組み合わせて使用することが可能である。またこ
れらのポリエンのうち、炭素数7以上のポリエンがより
好ましく用いられる。
【0019】具体的には、1,6−ヘプタジエン、1,
6−オクタジエン、1,7−オクタジエン、1,9−デ
カジエン、1,5,9−デカトリエン、4−メチル−
1,4−ヘキサジエン、5−メチル−1,4−ヘキサジ
エン、6−メチル−1,5−ヘプタジエン、6−メチル
−1,5−オクタジエン、6−メチル−1,6−オクタ
ジエン、7−メチル−1,6−オクタジエン、1,3−
ジビニルシクロペンタン、1,4−ジビニルシクロヘキ
サン、1,5−ジビニルシクロオクタン、1−アリル−
4−ジビニルシクロヘキサン、1,4−ジアリルシクロ
ヘキサン、1,3,4−トリビニルシクロヘキサン、ジ
ビニルベンゼンである。
【0020】これらのうちで更に好ましいのは炭素数8
以上のポリエンであり、特に炭素数9以上のポリエンが
好ましく、具体的には1,9−デカジエンおよび7−メ
チル−1,6−オクタジエンが挙げられる。
【0021】本発明に係るプロピレン系ランダム共重合
体の製造に使用されるプロピレン以外の炭素数2から1
2のオレフィンとしては、以下のオレフィンが挙げられ
る。エチレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセ
ン、1−オクテン、1−デセン、1−ドデセン、3−メ
チル−1−ブテン、3−メチル−1−ペンテン、3−エ
チル−1−ペンテン、4−メチル−1−ペンテン、4,
4−ジメチル−1−ペンテン、4−メチル−1−ヘキセ
ン、4,4−ジメチル−1−ヘキセン、3−エチル−1
−ヘキセン、4−エチル−1−ヘキセン、スチレンなど
である。これらのオレフィンは単独で、若しくは2種以
上を組み合わせて使用することが可能である。
【0022】本発明に使用するプロピレン系ランダム共
重合体中の各成分の含有量としては、プロピレン含有量
は99.9から70モル%、ポリエン含有量が0.1か
ら10モル%、およびプロピレン以外の炭素数2から1
2のオレフィン含有量が0から20モル%の範囲が適し
ている。好適には、プロピレン含有量99.5から85
モル%、ポリエン含有量が0.5から5モル%、および
プロピレン以外の炭素数2から12のオレフィン含有量
が0から10モル%である。最も好ましくは、プロピレ
ン含有量が99.5から95モル%、ポリエン含有量が
0.5から5モル%の範囲である。
【0023】ポリエン含有量が0.1モル%未満では得
られる改質プロピレン系ランダム共重合体の溶融張力の
向上が不十分であり、本発明の目的を達しない。また、
ポリエン含有量が10モル%を超えると、プロピレン系
ランダム共重合体そのものの生産性が悪いほか、プロピ
レン系ランダム共重合体および改質プロピレン系ランダ
ム共重合体に粘着性が生じたり、耐熱性や剛性が低下す
ること、更に改質プロピレン系ランダム共重合体中にゲ
ルが発生しやすくなるので好ましくない。
【0024】また、必要に応じて使用されるプロピレン
以外の炭素数2から12のオレフィンの含有量は0から
10モル%が好ましい。好適には0から5モル%が好ま
しい。更に、得られる改質プロピレン系ランダム共重合
体の剛性や耐熱性の観点からはプロピレン以外の該オレ
フィンは含まないことが好ましい。プロピレン以外の該
オレフィンの含有量が10モル%を超えると、プロピレ
ン系ランダム共重合体および改質プロピレン系ランダム
共重合体の耐熱性や剛性が低下し、ポリプロピレン本来
の特性を失うので好ましくない。
【0025】上記した本発明に用いるプロピレン系ラン
ダム共重合体は、遷移金属化合物触媒成分と周期律
表第1族〜第3族から選択される金属を含む有機金属化
合物触媒成分、および必要に応じて電子供与体を組み
合わせてなる触媒を用いてプロピレンとポリエン、また
必要に応じて更にプロピレン以外のオレフィンを共重合
して得られるプロピレン系ランダム共重合体である。
【0026】上記の遷移金属化合物触媒成分として
は、周期律表第3族〜第8族から選択される遷移金属を
含む化合物を挙げることができ、具体的にはTi、Z
r、Hf、Nb、Ta、CrおよびVから選択される1
種以上の遷移金属を含む化合物が挙げられる。
【0027】このような遷移金属化合物触媒成分とし
ては、公知のオレフィン重合用触媒成分を挙げることが
できるが、具体的にはチタン化合物、マグネシウム化合
物、および必要に応じて、分子内に酸素、窒素、燐、硫
黄のいずれか1種以上を含む電子供与体を接触して得ら
れる、チタン、マグネシウム、ハロゲンおよび必要に応
じて電子供与体からなる担持型触媒成分や、四塩化チタ
ンを還元して得られた三塩化チタン組成物と四価のチタ
ン化合物および/または電子供与体を接触して得られる
三塩化チタン系触媒成分が挙げられる。また、シクロペ
ンタジエニル化合物と遷移金属化合物を接触して得られ
るメタロセン化合物も使用可能である。該メタロセン化
合物は更にSiO、Al等の無機化合物あるい
はポリエチレン、ポリプロピレン等の高分子化合物に担
持したものも使用可能である。
【0028】上記の周期律表第1族〜第3族から選択
される金属を含む有機金属化合物触媒成分としては、具
体的にはトリアルキルアルミニウム、ジアルキルアルミ
ニウムハライド、アルキルアルミニウムセスキハライ
ド、アルミノキサン等の有機アルミニウム化合物が好ま
しく用いられる。
【0029】更に必要に応じて用いられる電子供与体
としては、分子内に酸素、窒素、燐、硫黄のいずれか1
種以上を含む化合物が挙げられ、具体的にはSi−O結
合を有する有機ケイ素化合物、エステル、エーテル等が
好ましく用いられる。
【0030】以上の遷移金属化合物触媒成分と周期
律表第1族〜第3族から選択される金属を含む有機金属
化合物触媒成分、および必要に応じて電子供与体を組
み合わせてなる触媒を用いて、重合を不活性溶媒中で実
施するスラリー重合、単量体自身を溶媒とするバルク重
合、単量体ガスを主体とする気相重合やこれらを組み合
わせた公知の重合方法によってプロピレンとポリエン、
また必要に応じて更にプロピレン以外のオレフィンを重
合して得られるプロピレン系ランダム共重合体が本発明
に使用される。
【0031】また、該プロピレン系ランダム共重合体の
形態としては、有機過酸化物と混合する必要があるの
で、前述した各種の方法によって得られた重合工程終了
直後でペレット化される前の状態のパウダーが好ましい
形態である。
【0032】本発明において使用する有機過酸化物は、
通常公知の有機過酸化物を使用することが可能である。
具体的には半減期が1分間の時での分解温度が80〜2
70℃程度を示す有機過酸化物であり、i−ブチルパー
オキサイド(1分間半減期温度:89℃、以下同じ)、
2,4−ジクロロベンゾイルパーオキサイド(111
℃)、o−クロロベンゾイルパーオキサイド(111
℃)、o−メチルベンゾイイルパーオキサイド(113
℃)、ビス−3,5,5−トリメチルヘキサノイルパー
オキサイド(114℃)、ラウロイルパーオキサイド
(116℃)、ベンゾイルパーオキサイド(130
℃)、p−クロロベンゾイルパーオキサイド(132
℃)等のジアシルパーオキサイド、2,4,4−トリメ
チルペンチル−2−ハイドロパーオキサイド(190
℃)、ジ−i−プロピルベンゼンハオドロパーオキサイ
ド(252℃)、t−ブチルハイドロパーオキサイド
(255℃)、クメンハイドロパーオキサイド(264
℃)等のハイドロパーオキサイド、トリス−(t−ブチ
ルパーオキシ)トリアジン(174℃)、ジクミルパー
オキサイド(179℃)、2,5−ジメチル−2,5−
ジー(t−ブチルパーオキシ)−ヘキサン(181
℃)、1,3−ビス−(t−ブチルパーオキシ−i−プ
ロピル)−ベンゼン(183℃)、t−ブチルクミルパ
ーオキサイド(183℃)、ジ−t−ブチルパーオキサ
イド(192℃)、2,5−ジメチル−2,5−ジ−
(t−ブチルパーオキシ)−ヘキシン−3(193℃)
等のジアルキルパーオキサイド、1,1−ジ−t−ブチ
ルパーオキシ−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン
(152℃)、1,1−ジ−t−ブチルパーオキシシク
ロヘキサン(156℃)、2,2−ジ−(t−ブチルパ
ーオキシ)−ブタン(161℃)、2,2−ビス−
(4,4−ジ−t−ブチルパーオキシシクロヘキシル)
−プロパン(181℃)等のパーオキシケタール、α−
クミルパーオキシネオデカノエート(86℃)、2,
4,4−トリメチルペンチルパーオキシネオデカノエー
ト(91℃)、2,4,4−トリメチルペンチルパーオ
キシフェノキシアセテート(96℃)、t−ブチルパー
オキシネオデカノエート(99℃)、t−ブチルパーオ
キシネオヘキピバレート(112℃)、2,4,4−ト
リメチルペンチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエー
ト(124℃)、t−アミルパーオキシ−2−エチルヘ
キサノエート(127℃)、t−ブチルパーオキシ−2
−エチルヘキサノエート(133℃)、t−ブチルパー
オキシ−i−ブチレート(133℃)、ジ−t−ブチル
パーオキシヘキサヒドロテレフタレート(142℃)、
ジ−t−ブチルパーオキシアゼレート(157℃)、t
−ブチルパーオキシ−3,5,5−トリメチルヘキソエ
ート(159℃)、t−ブチルパーオキシアセテート
(163℃)、t−ブチルパーオキシトリメチルアジペ
ート(169℃)等のアルキルパーエステル、ジ−3−
メトキシブチルパーオキシジカーボネート(85℃)、
ビス(4−ジ−t−ブチルシクロヘキシル)パーオキシ
ジカーボネート(92℃)、ジ−i−プロピルパーオキ
シジカーボネート(93℃)、t−ブチルパーオキシ−
i−プロピルカーボネート(156℃)等のパーカーボ
ネートが挙げられる。
【0033】これらの有機過酸化物のうちで、後述する
熱処理がプロピレン系ランダム共重合体が粒子形状を維
持している温度、即ち該共重合体の融点より低い温度で
実施される場合は、1分間の半減期温度が80〜150
℃の有機過酸化物が好ましく、特に80〜120℃の有
機過酸化物が好ましい。また、同様な熱処理が該共重合
体が溶融状態にある温度下で実施されることも本発明の
態様の一つであるが、この場合には1分間の半減期温度
が150〜270℃の有機過酸化物が好ましく、特に1
50〜250℃の有機過酸化物が好ましい。
【0034】本発明の方法においては、まず既述したプ
ロピレン系ランダム共重合体に有機過酸化物を添加混合
する。添加混合割合はプロピレン系ランダム共重合体1
00重量部に対し有機過酸化物0.001〜1重量部で
あり、より好ましくはプロピレン系ランダム共重合体1
00重量部に対し有機過酸化物0.005〜0.5重量
部、最も好ましくはプロピレン系ランダム共重合体10
0重量部に対し有機過酸化物0.005〜0.25重量
部である。また、プロピレン系ランダム共重合体が、ポ
リエンとして直鎖脂肪族ポリエンを使用した場合は得ら
れる改質プロピレン系ランダム共重合体にゲルが発生し
やすいので、有機過酸化物のより好ましい添加混合割合
はプロピレン系ランダム共重合体100重量部に対し有
機過酸化物0.003〜0.2重量部、最も好ましくは
プロピレン系ランダム共重合体100重量部に対し有機
過酸化物0.003〜0.08重量部である。有機過酸
化物の添加割合が少ないと得られる改質プロピレン系ラ
ンダム共重合体の溶融張力の向上が不十分であり、有機
過酸化物の添加割合が多すぎると得られる改質プロピレ
ン系ランダム共重合体はゲルを含むようになり、いずれ
も本発明の範囲外となる。
【0035】改質プロピレン系ランダム共重合体に有機
過酸化物を添加混合する際には、取扱上、また混合を均
一に行う為に、トルエン、キシレン、イソパラフィン、
オクタン、デカン等の炭化水素溶媒や炭酸カルシウム等
の無機物質に代表される不活性媒体に希釈したものを用
いることも可能である。媒体中の有機過酸化物濃度は1
0重量%程度以上のものが用いられる。
【0036】プロピレン系ランダム共重合体への有機過
酸化物の添加混合は、通常公知の方法により実施され
る。例えばヘンセルミキサー(商品名)、スーパーミキ
サーなどの攪拌混合装置を用いて実施することができ
る。該添加混合時の温度は40℃以下0℃以上が望まし
い。
【0037】本発明においては、引き続いてプロピレン
系ランダム共重合体と有機過酸化物の混合物を80〜3
50℃にて熱処理する。本発明における熱処理としては
種々の態様が可能であり、特に限定されないが、下記の
態様がより好ましい。第1は、プロピレン系ランダム共
重合体が粒子形状を保つ温度条件下での熱処理であり、
第2はプロピレン系ランダム共重合体が溶融状態となる
温度条件下での熱処理である。また第1の態様後に引き
続いて第2の態様を組み合わせることも本発明の好まし
い態様の一つである。特に好ましいのは第2の態様であ
る。
【0038】上記の第1の態様である、プロピレン系ラ
ンダム共重合体が粒子形状を保つ温度条件下で行われる
熱処理は、80℃以上であって、かつプロピレン系ラン
ダム共重合体の融点以下、より好ましくは80から15
0℃、特に好ましくは80から140℃にて実施する。
熱処理時間は5分間から5時間、好ましくは10分間か
ら3時間反応させる。また、該熱処理は不活性ガス雰囲
気下で実施するのが好ましい。
【0039】上記の第2の態様である、本発明に係るプ
ロピレン系ランダム共重合体が溶融状態となる温度条件
下で行われる熱処理は、プロピレン系ランダム共重合体
の融点以上、かつ350℃以下の温度、より好ましくは
190から300℃、特に好ましくは200から280
℃にて実施する。該熱処理は溶融混練機を用いる方法が
簡便であり、溶融混練機としては公知の通常の溶融混練
機が用いられる。たとえば、一軸押出機、二軸押出機、
これらとギヤポンプを組み合わせた押出機、ブラベンダ
ー、バンバリーミキサー等である。該溶融混練時間は溶
融混練機により異なり、特定されないが通常20秒から
30分間程度で充分である。通常、溶融混練後は引き続
いて粒状に切断し、ペレット化される。
【0040】また溶融混練の際には、必要に応じて加熱
溶融前に酸化防止剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、造核
剤、滑剤、難燃剤、アンチブロッキング剤、着色剤、無
機質または有機質の充填剤等の各種添加剤を配合するこ
とができる。
【0041】以上の方法により本発明の製造方法による
改質プロピレン系ランダム共重合体が得られるが、本発
明の目的を達成するには、該改質プロピレン系ランダム
共重合体は前述した(MS)と〔η〕の関係、2つの特
性要件を有していなければならない。つまり、上記の製
造方法の範囲内であっても、得られた改質プロピレン系
ランダム共重合体は必ず2つの特性要件を備えている、
とは言えないので、使用するプロピレン系ランダム共重
合体と有機過酸化物の種類の組合せに応じた有機過酸化
物の量と熱処理条件の適正な組合せを既述の本発明の製
造条件の中から選択する必要がある。
【0042】かくして本発明の方法で得られた改質プロ
ピレン系ランダム共重合体は、溶融張力が極めて高く成
形性に優れ、しかも成形品として使用した後、再溶融し
てリサイクル使用することも可能であるため、特に中空
成形、発泡成形、押し出し成形に好適であるが、該成形
分野に限らず、射出成形、T−ダイ成形、熱成形等によ
り、中空容器等の各種容器、フィルム、シート、パイ
プ、繊維等の各種成形品の用に供することができる。
【0043】
【実施例】次に、本発明を実施例によって具体的に説明
する。実施例、比較例において用いられている用語の定
義および測定方法は以下の通りである。 (1)ポリエン含有量:13C−NMRを用いて測定し
た。(単位:モル%) (2)固有粘度:〔η〕、既述の方法により測定した。
(単位:dl/g) (3)溶融張力:(MS)、既述の方法により測定し
た。(単位:gf)
【0044】実施例1 特開昭62−104812号公報における実施例1記載
の方法で得られた塩化マグネシウム担持型チタン触媒成
分とトリエチルアルミニウムを該チタン触媒成分とトリ
エチルアルミニウムを該チタン触媒成分中のチタン1モ
ルに対し200モル、および第三成分としてジイソプロ
ピルジメトキシシランを該チタン触媒成分中のチタン1
モルに対し20モルを組み合わせた触媒を用いて、n−
ヘキサン中で分子量制御剤である水素の存在下、プロピ
レンおよび7−メチル−1,6−オクタジエンをスラリ
ー重合して得られた、固有粘度〔η〕が2.94dl/
g、7−メチル−1,6−オクタジエン含有量が3.1
モル%、平均粒径が450μmのプロピレン−7−メチ
ル−1,6−オクタジエンランダム共重合体パウダーを
本発明に用いるプロピレン系ランダム共重合体として1
0kg、また有機過酸化物として2,5−ジメチル−
2,5−ジ−(t−ブチルパーオキシ)−ヘキサン12
g,更に添加剤としてテトラキス[メチレン−3−
(3’−5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシフェ
ニル)プロピオネート]メタン10g、およびステアリ
ン酸カルシウム10gを内容積801のヘンセルミキサ
ー(商品名)中に投入した。続いて25℃にて2分間攪
拌混合した。更に該混合物をスクリュー径40mmの押
出造粒機を用いて230℃にて溶融混練後、本発明の改
質プロピレン系ランダム共重合体をペレットとして得
た。
【0045】実施例2、3および比較例1〜4 実施例1において、原料として用いたプロピレン系ラン
ダム共重合体の7−メチル−1,6−オクタジエン含有
量と固有粘度、更に有機過酸化物である2,5−ジメチ
ル−2,5−ジ−(t−ブチルパーオキシ)−ヘキサン
の添加量を表1に示したように変化させたこと以外は実
施例1と同様にしてペレットを得た。
【0046】以上の実施例1〜3、および比較例1〜4
の条件および結果を表1に示す。
【0047】
【表1】
【0048】実施例4 実施例1において、7−メチル−1,6−オクタジエン
に代えて、1,9−デカジエンを0.84モル%含有す
る固有粘度〔η〕が1.77dl/gのプロピレン系ラ
ンダム共重合体を使用すること、有機過酸化物として
2,5−ジメチル−2,5−ジ−(t−ブチルパーオキ
シ)−ヘキサンに代えてジクミルパーオキサイドを1g
使用すること、また溶融混練温度を220℃とすること
以外は実施例1と同様にしてペレットを得た。
【0049】比較例5、6 実施例4において、ジクミルパーオキサイドの添加量を
表2に示した量とすること以外は実施例4と同様にして
ペレットを得た。
【0050】比較例7 実施例4において、原料として用いたプロピレン系ラン
ダム共重合体に代えてプロピレン単独重合体を使用し、
他の条件を表2に示したように変化させたこと以外は実
施例4と同様にしてペレットを得た。
【0051】実施例5 実施例1において、原料として用いるプロピレン系ラン
ダム共重合体として、固有粘度〔η〕が2.73dl/
g、7−メチル−1,6−オクタジエン含有量が1.3
5モル%、1−ブテン含有量が0.5モル%のプロピレ
ン−7−メチル−1,6−オクタジエン−1−ブテンラ
ンダム共重合体パウダーを使用すること以外は実施例1
と同様にしてペレットを得た。
【0052】以上の実施例4、5および比較例5〜7の
条件および結果を表2に示す。
【0053】
【表2】
【0054】使用例1 実施例1と同様な方法で得たプロピレン系ランダム共重
合体と有機過酸化物および添加剤との混合物100重量
部に対し、更に発泡核剤としてタルク0.1重量部を混
合し、該混合物をスクリュー径65mmおよび押出機温
度230℃に設定された単軸押出機に供給した。そして
押出機の途中から発泡剤として1,1,2,2−テトラ
フルオロジクロロエタンを22重量部圧入した。押出機
に装着された、径が5mmのノズル状の金型を用い、金
型温度155℃にて押出発泡成形を行った。得られた発
泡体の表面は平滑で、しかも異常気泡は認められず均一
な気泡を有していた。
【0055】比較使用例1 使用例1において、有機過酸化物を添加しないこと以外
は同様にして押出発泡成形を行ったところ、得られた発
泡体はガス抜けが発生して外観不良であり、しかも大き
な巣があり、使用に供することのできない不満足なもの
であった。
【0056】使用例2 実施例1と同様にして得た改質プロピレン系ランダム共
重合体ペレットについて、260℃にてT−ダイ付きの
スクリュー径が65mmである押出機を用いて、押出シ
ーティングを行い、厚さ0.5mmのシートを得た。次
にシートの加熱真空成形性をモデル的に評価するため、
該シートを40cm四方の枠に固定し、210℃の恒温
室に入れて、挙動を観察した。シートは加熱により、中
央部が垂下し始め、35mm垂下したところで、垂下が
停止し、逆に垂下部が上昇した。垂下停止後12秒間を
経過すると再びシートは垂下し始め、以後は垂下するの
みであった。垂下量が少なくまた再垂下開始までの時間
が12秒と長く、該シートは加熱真空成形性に極めて優
れていることが判明した。
【0057】比較使用例2 使用例2において、本発明の方法で得られた改質プロピ
レン系ランダム共重合体ペレットに代えて、比較例1と
同様にして得られたペレットを用いること以外は同様に
してシートを得た。該シートについて実施例9と同様に
加熱挙動を観察したところ、シートが垂下が停止したの
は40mmのところであり、また再垂下開始までの時間
は5秒間と短く、上記使用例2に比較して加熱真空成形
性に劣っていた。
【0058】使用例3 実施例1と同様にして得た改質プロピレン系ランダム共
重合体ペレットを スクリュー径が65mmのダイレク
トブロー成形機を使用し、成形温度230℃、金型温度
20℃にて内容積100lの灯油タンクを中空成形した
ところ、パリソンはドローダウンすることなく厚さのム
ラがない均質な中空成形品が得られた。引き続いて該中
空成形品を粉砕機にかけて粉砕物とした。このようにし
て得られた成形品の粉砕物が10重量%、および実施例
1と同様にして得られた改質プロピレン系ランダム共重
合体ペレット90重量%からなるプロピレン系ランダム
共合体組成物を、上記と同様な方法で内容積100lの
灯油タンクを中空成形したところ、パリソンはドローダ
ウンすることなく厚さのムラがない均質な中空成形品が
得られた。
【0059】
【発明の効果】前述した実施例からも明らかなように、
本発明の改質プロピレン系ランダム共重合体は溶融張力
が極めて高く、成形性に優れており、従来のポリプロピ
レンでは限定されていた用途分野を広げることが可能で
ある。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロピレン含有量が99.9から70モ
    ル%、ポリエン含有量が0.1から10モル%、および
    プロピレン以外の炭素数2から12のオレフィン含有量
    が0から20モル%であるプロピレン系ランダム共重合
    体100重量部に対して、有機過酸化物0.001から
    1重量部を添加混合し、得られた混合物を80から35
    0℃において熱処理して、 (A)230℃における溶融張力(MS)とテトラリン
    中で135℃で測定した固有粘度〔η〕とが、log
    (MS)>4.24×log〔η〕−0.915で示さ
    れる関係にあって、かつ(B)沸騰キシレン抽出残率が
    1重量%以下とすることを特徴とする改質プロピレン系
    ランダム共重合体の製造方法。
JP7816794A 1994-03-23 1994-03-23 改質プロピレン系ランダム共重合体の製造方法 Expired - Fee Related JP2909871B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7816794A JP2909871B2 (ja) 1994-03-23 1994-03-23 改質プロピレン系ランダム共重合体の製造方法
JP27675098A JP3570244B2 (ja) 1994-03-23 1998-09-30 改質プロピレン系ランダム共重合体の成形品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7816794A JP2909871B2 (ja) 1994-03-23 1994-03-23 改質プロピレン系ランダム共重合体の製造方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27675098A Division JP3570244B2 (ja) 1994-03-23 1998-09-30 改質プロピレン系ランダム共重合体の成形品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07258334A JPH07258334A (ja) 1995-10-09
JP2909871B2 true JP2909871B2 (ja) 1999-06-23

Family

ID=13654385

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7816794A Expired - Fee Related JP2909871B2 (ja) 1994-03-23 1994-03-23 改質プロピレン系ランダム共重合体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2909871B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005154732A (ja) * 2003-10-31 2005-06-16 Nhk Spring Co Ltd 発泡成形用樹脂組成物、発泡体、および発泡体の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07258334A (ja) 1995-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2885326B1 (en) Highly branched compositions and processes for the production thereof
US5416169A (en) Polypropylene having a high melt-tensile strength, a process for producing the same and a molded product from the same
US5910539A (en) Polyolefin composition and molded article thereof
JP2869606B2 (ja) 高溶融張力ポリプロピレンおよびその製造方法と成形品
EP1669403A1 (en) Novel propylene polymer blends
JP2007092049A (ja) ポリプロピレン系樹脂組成物およびその成形体
JP2008163157A (ja) 中空成形用ポリオレフィン組成物
TW514647B (en) Polypropylene/propylene-ethylene copolymer composition and process for producing the same
JP7308011B2 (ja) プロピレン系樹脂組成物およびその製造方法、ならびに該プロピレン系樹脂組成物を用いた成形体
JP3752759B2 (ja) エチレン系重合体及びその製造方法
JP2009275123A (ja) 改質されたポリプロピレン系樹脂組成物及びその製造方法
JP2909871B2 (ja) 改質プロピレン系ランダム共重合体の製造方法
KR100625729B1 (ko) 에틸렌계 삼원 공중합체 및 프로필렌계 수지 조성물
JP3570244B2 (ja) 改質プロピレン系ランダム共重合体の成形品
JP3544252B2 (ja) 自動車内装部材用ポリプロピレン系樹脂組成物および自動車用内装部材
JP2014167056A (ja) 射出成形体及びその製造方法
KR20170067036A (ko) 폴리프로필렌계 복합재
JP7028669B2 (ja) オレフィン系樹脂、その製造方法およびプロピレン系樹脂組成物
JP2844290B2 (ja) ポリプロピレンの製造方法および成形品
JP2814337B2 (ja) 高溶融張力を有するポリプロピレン、その製造方法および成形品
JP2000290333A (ja) ポリプロピレンブロック共重合体樹脂および製造方法
JP2844299B2 (ja) ポリプロピレン組成物
JP3694902B2 (ja) 改質ポリプロピレンおよび成形品
JP3355816B2 (ja) 改質ポリプロピレンの製造法および成形品
JP7466742B1 (ja) プロピレン系樹脂組成物

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090409

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090409

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100409

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110409

Year of fee payment: 12

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 12

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110409

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 13

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120409

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees