JP2907821B1 - 養生資材の押え部材 - Google Patents

養生資材の押え部材

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Abstract

【要約】 【課題】 養生シート等の養生資材の周囲上等にただ載
せ置くだけで養生資材を押えることができ、かつ何回で
も繰り返し使用できる養生資材の押え部材を提供するこ
と。 【解決手段】 軟質合成樹脂材をもって押出し成形によ
りその一方の全面に適宜高さの突起部が多数突設されて
なる板状主体10が矩形状に二つに折り重ねられて、該
折り重ね端縁部が重合固着されて互いの突起部により扁
平状空間部が形成され、かつ表面には表示15が施され
た部材主体14が構成されるとともに、該部材主体14
の一方の開口部には粘着テープ部材17が付設されて開
口部が閉塞され、扁平状空間部内には他方の開口部を介
して全体重量を増大させるために砂等の充填部材が充填
されて、他方の開口部はこれに付設の粘着テープ部材1
7により閉塞されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家屋等の建築工事
中、或いは工事完成から入居するまでの間において、床
面や階段の踏み面等の被養生面を一時的に養生保護する
ためにこれら被養生面を覆った養生シートやベニヤ板等
の養生資材が捲り上がったり、また飛ばないようにする
ために養生資材の周囲等に載せ置いて、養生資材を一時
固定的に押えるための部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より床面や階段踏み面等の被養生面
の養生保護は、作業現場において、作業員が被養生面を
養生シートやベニヤ板等の養生資材で覆い、かつ養生シ
ートにあっては、周囲全体を、または周囲を部分的に粘
着テープで粘着して固定し、ベニヤ板にあっては、その
ままの状態で養生しているのが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、養生シー
トにあっては、その都度粘着テープを取り付け、また養
生シートを取り外す場合には、粘着テープを剥がさなけ
ればならないために、多くの時間と労力を要し、かつ面
倒であって作業性が悪いばかりか、粘着テープを剥がす
場合に、被養生面にのりが残ってしまったりする等の問
題点があり、また、剥がした粘着テープがゴミとなって
出るという問題点もあった。また、ベニヤ板にあって
は、マンション等のベランダを養生すべく屋外において
使用した場合には、風によりずれたり、或いは飛んだり
するために大変に危険であり、場合によっては凶器にも
なりかねないという問題点があった。
【0004】本発明は、このような問題点に鑑みなされ
たもので、その目的とするところは、粘着テープを用い
ることなく、養生資材上の周囲等にただ載せ置くだけで
よくて養生作業を簡単にして、かつ短時間で行なうこと
ができて、作業性に優れるとともに、何回でも再使用が
できて経済性にも優れた養生資材の押え部材を提供する
ことにある。
【0005】また、本発明のもう一つの目的は、安全等
の表示を施すことによって、作業員に対し、作業現場で
の安全意識を高揚させ得る養生資材の押え部材を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的のため、請求項
1に係るは発明は、床面等の被養生面を覆った養生シー
トやベニヤ板等の養生資材が捲り上がったり、また飛ば
ないようにするために養生資材を一時的に押えて置く部
材であって、ポリプロピレン、ポリエチレン等の軟質合
成樹脂材をもって押出し成形によりその一方の全面に適
宜高さの突起部が規則的または不規則的に多数突設され
てなる板状主体が適宜の長さと幅を有する四角形状に二
つに折り重ねられ、かつ該折り重ね端縁部が重合固着さ
れて前記突起部により扁平状空間部が形成された部材主
体が構成されるとともに、該部材主体における一方の開
口部には、粘着テープ部材が付設されて開口部が閉塞さ
れ、前記扁平状空間部内には、他方の開口部を介して全
体重量を増大させるために砂等の粒状物や水等の液状物
の充填部材が充填され、かつ他方の開口部は粘着テープ
部材により閉塞されてなる構成を特徴とするものであ
る。
【0007】請求項2に係る発明は、前記部材主体の表
面に、安全第一、整理整頓等の表示が施されている構成
を特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照し、その作用と共に説明する。図1は本発明に係
る養生資材の押え部材の一例での平面図、図2は図1の
2−2線に沿った拡大断面図、図3は図1の3−3線に
沿った一部省略の拡大断面図、図4は板状主体の一例を
示す一部省略の背面図、図5は使用状態の一例を示す概
略説明図で、これら図において、板状主体10は、ポリ
プロピレン、ポリエチレン、塩化ビニール樹脂等の軟質
合成樹脂製であって、所定の長さと幅および厚みを有す
る一枚物、或いは長尺物に形成され、該板状主体10
は、押出し成形加工によりその一方の全面に適宜高さの
突起部11が多数突設されている。
【0009】突起部11は、図4に例示されているよう
に、規則的に形成されてもよく、また、図示しないが、
不規則的に形成されてもよい。また、突起部11の横断
面形状は四角形でもよく、円形でもよく、特に限定され
るものではない。
【0010】このような板状主体10は、好ましくは横
長四角形(矩形状)に二つに折り重ねられて、該折り重
ね端縁部12が接着または溶着等の手段によって一体的
に固着され、これにより突起部11は互いに対向して、
これら突起部11により扁平状空間部13が形成されて
扁平状の部材主体14が構成される。
【0011】部材主体14の表面には、例えば「安全第
一」、「整理整頓」、「火気厳禁」等の表示15が目立
つようにカラー印刷等の手段によって施されるととも
に、部材主体14の一方の開口部16には、粘着テープ
部材17が付設されて、該粘着テープ部材17により開
口部16は閉塞されている。
【0012】部材主体14における扁平状空間部13内
には、他方の開口部18を介して全体重量を増大させる
ために砂等の粒状物や水等の液状物の充填部材19が充
填されるとともに、他方の開口部18は、これに付設の
粘着テープ部材17によって閉塞され、以って本押え部
材100が構成されている。
【0013】なお、特に図示しないが、二つに折り重ね
られた板状主体10は、その折り重ね端縁部12におい
て固着される他、突起部11との部分的接合部において
固着さるのようにしてもよい。
【0014】このように構成された本押え部材100
は、図5に例示されているように、床面等の被養生面上
に覆われた養生シート等の養生資材200の周縁部上に
適当な間隔で載せ置かれて使用される。
【0015】
【発明の効果】しかして、本発明によれば、互いの突起
部の接合により、充填部材が充填されても丸みを帯びる
ことなく扁平体形状が保持されて、安定性が増大するの
で、これを養生シート等の養生資材上の周囲にただ載せ
置くだけで養生資材を押え置くことができ、従来のよう
に、現場での養生シート等の養生資材に対する粘着テー
プの取り付け、剥ぎ取り作業が不要となるので、養生作
業を迅速にして、かつ容易に行なうことができる。
【0016】また、本押え部材は、これを繰り返し何度
でも使用できるので、一度限りの粘着テープに比し、経
済性に優れるものである。
【0017】また、表面に目立つように表示された「安
全第一」等の表示により、作業員に対し、現場での安全
意識を高揚させ得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る養生資材の押え部材の一例での平
面図である。
【図2】図1の2−2線に沿った拡大断面図である。
【図3】図1の3−3線に沿った一部省略の拡大断面図
である。
【図4】板状主体の一例を示す一部省略の背面図であ
る。
【図5】使用状態の一例を示す概略説明図である。
【符号の説明】
10 板状主体 11 突起部 12 折り重ね端縁部 13 扁平状空間部 14 扁平状の部材主体 15 表示 16、18 開口部 17 粘着テープ部材 19 充填部材 200 養生資材

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面等の被養生面を覆った養生シートや
    ベニヤ板等の養生資材が捲り上がったり、また飛ばない
    ようにするために養生資材を一時的に押えて置く部材で
    あって、 ポリプロピレン、ポリエチレン等の軟質合成樹脂材をも
    って押出し成形によりその一方の全面に適宜高さの突起
    部が規則的または不規則的に多数突設されてなる板状主
    体が適宜の長さと幅を有する四角形状に二つに折り重ね
    られ、かつ該折り重ね端縁部が重合固着されて前記突起
    部により扁平状空間部が形成された部材主体が構成され
    るとともに、該部材主体における一方の開口部には、粘
    着テープ部材が付設されて開口部が閉塞され、前記扁平
    状空間部内には、他方の開口部を介して全体重量を増大
    させるために砂等の粒状物や水等の液状物の充填部材が
    充填され、かつ他方の開口部は粘着テープ部材により閉
    塞されてなる構成を特徴とする養生資材の押え部材。
  2. 【請求項2】 前記部材主体の表面に、安全第一、整理
    整頓等の表示が施されている構成を特徴とする請求項1
    の養生資材の押え部材。
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