JP2906059B2 - 航海情報表示装置 - Google Patents
航海情報表示装置Info
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- JP2906059B2 JP2906059B2 JP1041455A JP4145589A JP2906059B2 JP 2906059 B2 JP2906059 B2 JP 2906059B2 JP 1041455 A JP1041455 A JP 1041455A JP 4145589 A JP4145589 A JP 4145589A JP 2906059 B2 JP2906059 B2 JP 2906059B2
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Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、海図情報、航路情報等の航海情報をグラ
フィック画面として表示する航海情報表示装置に関す
る。
フィック画面として表示する航海情報表示装置に関す
る。
（従来の技術） 第２図は従来の航海情報表示装置の構成を示すブロッ
ク図で、航海情報記憶装置１、画面中央の緯度、経度及
び縮尺を指定する画面指定入力装置２、グラフィックカ
ーソル位置入力装置３、画面情報演算装置４、表示装置
５から構成される。利用者は、希望の航海情報の画面を
得るために希望の航海情報、画面中心の緯度、画面中心
の経度、及び縮尺を画面指定入力装置２で指定する。画
面情報演算装置４では、上記指定項目が変更される毎
に、航海情報記憶装置１に緯度、経度の形で、記憶され
ている航海情報を画面情報に変換する演算を行い、表示
装置５に出力しているが、航海情報が数千点以上となる
と、その演算及び表示にかなりの時間がかかる。
ク図で、航海情報記憶装置１、画面中央の緯度、経度及
び縮尺を指定する画面指定入力装置２、グラフィックカ
ーソル位置入力装置３、画面情報演算装置４、表示装置
５から構成される。利用者は、希望の航海情報の画面を
得るために希望の航海情報、画面中心の緯度、画面中心
の経度、及び縮尺を画面指定入力装置２で指定する。画
面情報演算装置４では、上記指定項目が変更される毎
に、航海情報記憶装置１に緯度、経度の形で、記憶され
ている航海情報を画面情報に変換する演算を行い、表示
装置５に出力しているが、航海情報が数千点以上となる
と、その演算及び表示にかなりの時間がかかる。
（発明が解決しようとする課題） 従来のこの種の装置では、記憶装置から航海情報を読
み出す場合、前回指定した縮尺、画面中心で表示される
ため、再度適切な縮尺、画面中心に設定し直さなければ
ならない欠点があった。
み出す場合、前回指定した縮尺、画面中心で表示される
ため、再度適切な縮尺、画面中心に設定し直さなければ
ならない欠点があった。
また、上記構成では緯度、経度を一度に変更する手段
がないため、画面中心を変更する場合には、緯度、経度
を別々に入力しなければならず、希望する画面を表示す
るまでにかなり時間がかかるという欠点があった。
がないため、画面中心を変更する場合には、緯度、経度
を別々に入力しなければならず、希望する画面を表示す
るまでにかなり時間がかかるという欠点があった。
（課題を解決するための手段） 本発明はこれらの課題を解決するため、航海情報を記
憶する航海情報記憶手段と、航海情報を表示する初期に
おいて前記航海情報記憶手段から所望の全航海情報を入
力しその範囲と画面中心位置と縮尺とを演算し画面情報
演算手段へ出力する航海情報範囲演算手段と、緯度、経
度等の入力並びに縮尺の指定を行い前記画面情報演算手
段へ出力する画面指定入力手段と、グラフィックカーソ
ル位置を入力し前記画面情報演算手段と表示手段とへ出
力するグラフィックカーソル位置入力手段と、前記航海
情報記憶手段からの航海情報と前記航海情報範囲演算手
段からの出力とによる初期表示画面の演算、及び前記航
海情報記憶手段からの航海情報と前記画面指定入力手段
からの縮尺とグラフィックカーソル位置入力手段で指定
された画面中心位置とにより次の表示画面の演算を行う
前記画面情報演算手段と、前記画面情報演算手段の出力
を表示する前記表示手段とを備えたものである。
憶する航海情報記憶手段と、航海情報を表示する初期に
おいて前記航海情報記憶手段から所望の全航海情報を入
力しその範囲と画面中心位置と縮尺とを演算し画面情報
演算手段へ出力する航海情報範囲演算手段と、緯度、経
度等の入力並びに縮尺の指定を行い前記画面情報演算手
段へ出力する画面指定入力手段と、グラフィックカーソ
ル位置を入力し前記画面情報演算手段と表示手段とへ出
力するグラフィックカーソル位置入力手段と、前記航海
情報記憶手段からの航海情報と前記航海情報範囲演算手
段からの出力とによる初期表示画面の演算、及び前記航
海情報記憶手段からの航海情報と前記画面指定入力手段
からの縮尺とグラフィックカーソル位置入力手段で指定
された画面中心位置とにより次の表示画面の演算を行う
前記画面情報演算手段と、前記画面情報演算手段の出力
を表示する前記表示手段とを備えたものである。
（作用） 上記の手段により航海情報を読み出すと、その航海情
報全体が表示されるため、その航海情報が有効な範囲を
極めて容易に知ることができる。
報全体が表示されるため、その航海情報が有効な範囲を
極めて容易に知ることができる。
また、画面中心位置をグラフィックカーソルにより指
定できるため、極めて容易に画面中心を変更して希望の
画面を得ることができる。
定できるため、極めて容易に画面中心を変更して希望の
画面を得ることができる。
（実施例） 以下、この発明の実施例を図面により説明する。
第１図は、本発明による航海情報表示装置の構成図で
１は航海情報記憶装置、２は画面指定入力装置、３はグ
ラフィックカーソル位置入力装置、４は画面情報演算装
置、５は表示装置、６は航海情報範囲演算装置である。
１は航海情報記憶装置、２は画面指定入力装置、３はグ
ラフィックカーソル位置入力装置、４は画面情報演算装
置、５は表示装置、６は航海情報範囲演算装置である。
ある航海情報を始めて表示する場合には、その航海情
報を航海情報記憶装置１から航海情報範囲演算装置６に
入力し、その航海情報を１画面に表示するための画面中
心位置及び縮尺を後記の如くして計算する。画面情報演
算装置４では、その画面中心位置、縮尺を用いて画面情
報を演算し、表示装置５へ出力するのでその航海情報が
有効な範囲、及びその航海情報全体の特徴を容易に知る
ことができる。
報を航海情報記憶装置１から航海情報範囲演算装置６に
入力し、その航海情報を１画面に表示するための画面中
心位置及び縮尺を後記の如くして計算する。画面情報演
算装置４では、その画面中心位置、縮尺を用いて画面情
報を演算し、表示装置５へ出力するのでその航海情報が
有効な範囲、及びその航海情報全体の特徴を容易に知る
ことができる。
画面中心位置を変更する場合には、グラフィックカー
ソル位置入力装置３でトラックボール等を用いて目視に
よりグラフィックカーソルを希望の画面中心へ移動させ
る。これは、上記のようにその航海情報全体が一画面に
表示されているために可能である。
ソル位置入力装置３でトラックボール等を用いて目視に
よりグラフィックカーソルを希望の画面中心へ移動させ
る。これは、上記のようにその航海情報全体が一画面に
表示されているために可能である。
更に、画面指定入力装置２より希望の縮尺を入力する
と、画面情報演算装置４は、グラフィックカーソルの位
置を画面中心の緯度、経度に変換して画面情報を演算し
表示装置５に出力する。
と、画面情報演算装置４は、グラフィックカーソルの位
置を画面中心の緯度、経度に変換して画面情報を演算し
表示装置５に出力する。
したがって、従来は画面中心の緯度変更時、経度変更
時、縮尺変更時と３回演算と表示が必要であったが、縮
尺変更時の１回演算と表示で済むことになるので、最短
時間で希望の航海情報の画面を得ることができる。
時、縮尺変更時と３回演算と表示が必要であったが、縮
尺変更時の１回演算と表示で済むことになるので、最短
時間で希望の航海情報の画面を得ることができる。
なお前記の航海情報範囲演算装置６につき説明する
と、そこでは航海情報を形成している各点の緯度、経度
をすべて比較することにより、その航海情報の緯度の最
小値と最大値、及び経度の最小値と最大値を求める。次
に、その最小値と最大値の平均値より、航海情報の中心
の緯度、経度を求める。
と、そこでは航海情報を形成している各点の緯度、経度
をすべて比較することにより、その航海情報の緯度の最
小値と最大値、及び経度の最小値と最大値を求める。次
に、その最小値と最大値の平均値より、航海情報の中心
の緯度、経度を求める。
その中心緯度、経度を用いた場合に、画面全体の左下
の点に、最小緯度、最小経度の点を表示するための縮尺
Ａ、及び画面全体の右上の点に最大緯度、最大経度の点
を表示するための縮尺Ｂを求める。この航海情報全体を
画面上に表示するには、最小緯度、最小経度の点と、最
大緯度、最大経度の点が同時に画面上に表示できればよ
いので、縮尺A,Bのうち大きい方の縮尺を求め、その縮
尺と、航海情報の中心の緯度、経度を画面情報演算装置
４へ出力する。画面情報演算装置４では前記のようにこ
の画面中心位置、縮尺を用いて画面情報を演算し表示装
置５に表示させる。
の点に、最小緯度、最小経度の点を表示するための縮尺
Ａ、及び画面全体の右上の点に最大緯度、最大経度の点
を表示するための縮尺Ｂを求める。この航海情報全体を
画面上に表示するには、最小緯度、最小経度の点と、最
大緯度、最大経度の点が同時に画面上に表示できればよ
いので、縮尺A,Bのうち大きい方の縮尺を求め、その縮
尺と、航海情報の中心の緯度、経度を画面情報演算装置
４へ出力する。画面情報演算装置４では前記のようにこ
の画面中心位置、縮尺を用いて画面情報を演算し表示装
置５に表示させる。
（発明の効果） 以上説明したように、本発明は、記憶手段からの所望
の全航海情報に基づいてその範囲と画面中心位置及び縮
尺とを自動的に求めると共に、グラフィックカーソルを
用いてその中心位置を変更し直すことができるので、希
望の航海情報の画面を最短時間で表示できるという利点
がある。
の全航海情報に基づいてその範囲と画面中心位置及び縮
尺とを自動的に求めると共に、グラフィックカーソルを
用いてその中心位置を変更し直すことができるので、希
望の航海情報の画面を最短時間で表示できるという利点
がある。
第１図は本発明の一実施例の構成図、第２図は従来の航
海情報表示装置の構成図である。 １……航海情報記憶装置、２……画面指定入力装置、３
……グラフィックカーソル位置入力装置、４……画面情
報演算装置、５……表示装置、６……航海情報範囲演算
装置。
海情報表示装置の構成図である。 １……航海情報記憶装置、２……画面指定入力装置、３
……グラフィックカーソル位置入力装置、４……画面情
報演算装置、５……表示装置、６……航海情報範囲演算
装置。
Claims (1)
- 【請求項１】海図情報、航路情報等の航海情報をグラフ
ィック画面として表示する航海情報表示装置において、
航海情報を記憶する航海情報記憶手段と、航海情報を表
示する初期において前記航海情報記憶手段から所望の全
航海情報を入力しその範囲と画面中心位置と縮尺とを演
算し画面情報演算手段へ出力する航海情報範囲演算手段
と、緯度、経度等の入力並びに縮尺の指定を行い前記画
面情報演算手段へ出力する画面指定入力手段と、グラフ
ィックカーソル位置を入力し前記画面情報演算手段と表
示手段とへ出力するグラフィックカーソル位置入力手段
と、前記航海情報記憶手段からの航海情報と前記航海情
報範囲演算手段からの出力とによる初期表示画面の演
算、及び前記航海情報記憶手段からの航海情報と前記画
面指定入力手段からの縮尺とグラフィックカーソル位置
入力手段で指定された画面中心位置とにより次の表示画
面の演算を行う前記画面情報演算手段と、前記画面情報
演算手段の出力を表示する前記表示手段とを有すること
を特徴とする航海情報表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1041455A JP2906059B2 (ja) | 1989-02-21 | 1989-02-21 | 航海情報表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1041455A JP2906059B2 (ja) | 1989-02-21 | 1989-02-21 | 航海情報表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02221884A JPH02221884A (ja) | 1990-09-04 |
| JP2906059B2 true JP2906059B2 (ja) | 1999-06-14 |
Family
ID=12608850
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1041455A Expired - Fee Related JP2906059B2 (ja) | 1989-02-21 | 1989-02-21 | 航海情報表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2906059B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6069513A (ja) * | 1983-09-08 | 1985-04-20 | Furuno Electric Co Ltd | 航跡記録装置 |
| JPH052814Y2 (ja) * | 1986-05-28 | 1993-01-25 |
-
1989
- 1989-02-21 JP JP1041455A patent/JP2906059B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02221884A (ja) | 1990-09-04 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |