JP2904074B2 - フィルム巻替装置 - Google Patents

フィルム巻替装置

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JP2904074B2
JP2904074B2 JP7275602A JP27560295A JP2904074B2 JP 2904074 B2 JP2904074 B2 JP 2904074B2 JP 7275602 A JP7275602 A JP 7275602A JP 27560295 A JP27560295 A JP 27560295A JP 2904074 B2 JP2904074 B2 JP 2904074B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、新形式のフィル
ムカートリッジからフィルムを中間カートリッジに巻替
える、効率的で自動化され小型化を図ったフィルム巻替
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】フィルムを収納するカートリッジとして
従来フィルムの端末を少し出した状態で使用する蝸牛形
のいわゆるパトローネと呼ばれるものが一般的である。
しかし、かかる従来のものは使用時に種々問題があり、
近年これに代わる新形式のカートリッジが、米国特許第
5,347,334号明細書あるいは第5,031,8
52号明細書などで提案されている。
【0003】この新形式のフィルムカートリッジは、外
観形状はやはり蝸牛形であるが、カートリッジケースは
小型化され、2つ割り形式が採用され、必要に応じてス
プールに巻かれたフィルムをケースを開放して取出自在
とされている。そして未露光の生フィルムの収納は勿
論、写真撮影後に現像、焼付処理をした後もネガフィル
ムをこのカートリッジに保管できるように考慮されてい
る。
【0004】フィルムは写真撮影に使用する前にはフィ
ルム全体がカートリッジ内に収納され、フィルム繰出し
用の出口は完全に開閉自在の蓋で閉じられ、写真撮影時
に蓋を開放してスプールを回転させスプールによる繰出
力(スラスト)でフィルム先端がカートリッジ出口から
繰り出される。
【0005】フィルム後端はスプールの巻芯に設けられ
たスリット内に突出する係止爪にフィルム後端の穴を係
止させ確実にフィルムをスプールに固定している。又、
スプールのフランジにはフィルム繰出しのための縁材が
設けられ、フランジとケース内壁との間にフィルムが未
露光、露光済、現像済などの表示や二重露光の防止のた
めのバーコード表示などのための円弧状のディスク板な
どが設けられている。
【0006】上述した新形式のフィルムカートリッジM
について図15、図16を参照して簡単に説明する。こ
のフィルムカートリッジMは、先に述べた米国特許第
5,347,334号明細書などにより公知のものであ
り詳細な構成は原文を参照されたい。
【0007】フィルムカートリッジMは、図15に示す
ように、蝸牛形のカートリッジケース100内にフィル
ム巻取用のスプール101を内蔵したものから成り、ケ
ース100は図示のように2つ割りの半部分を閉じ、フ
ィルム出口には開閉扉102が設けられている点が従来
のパトローネと異なっている。スプール101と開閉扉
102の片側端には回転軸が設けられ、それぞれの回転
軸を回転させるための動力を伝達する動力軸端を連結す
るための溝穴103、104が設けられている。 さら
に、上記と同じ片側端にはスプール101のフランジの
外側に扇形のインジケータ板105が設けられ、このイ
ンジケータ板105の扇形部分がどこに位置しているか
によってフィルムの状態を示すa〜dの表示孔がケース
端板106に穿設されている。表示孔aは未露光(未撮
影)、bはフィルムを部分的に使用した未露光、cは露
光済(未現像)、dは現像済の状態を表す。インジケー
タ板105の白色の扇形部分で上記いずれかの状態を確
認できる。
【0008】図15の(b)に示すように、スプール1
01のスプール軸101bに巻かれたフィルムFは、全
長を巻込んだ状態でフィルムケースのフィルム出口を開
閉扉102で閉じて遮光され、露光時(撮影時)は開閉
扉102を開きスプール101を回転させるとフィルム
Fはその回転だけで外部へ繰り出される。
【0009】フィルムFをスプール101に巻取る際に
は、図16の(b)に示すように、フィルムFの終端を
スプール軸101bのスリット107内に挿入し終端付
近の穴hを係合爪108に引掛けた状態で巻く。フィル
ム全長がスプール101に巻取られると、フィルム始端
の切欠き部109がスプールのフランジ101cのスカ
ートに掛かって止められる。
【0010】上述したフィルムカートリッジを前提とし
て、このようなカートリッジに収納されているフィルム
を現像、焼付処理する場合、このフィルムカートリッジ
から繰り出されるフィルムを現像装置や焼付処理装置に
直接送り込むとそのままではフィルム後端をスプールか
ら切離しができないためフィルムの最後で送りが停止さ
れ現像処理を効率的に自動処理できない。従って、現像
処理を停止させることなく効率的に行なう1つの方法と
して予め中間カートリッジを作りこれにフィルムを一旦
巻替えるということが行なわれる。
【0011】このような中間カートリッジ又はこれに相
当する巻取部へフィルムを巻取るためのフィルム巻出し
装置が特開平5−232633号公報により公知であ
る。この巻出し装置は、フィルムカートリッジ収納部と
フィルム巻取部とを所定距離置いて設け、それらの間に
フィルム送りローラとフィルムガイドが設置され、フィ
ルムカートリッジと送りローラにそれぞれ別々の駆動モ
ータが取り付けられている。
【0012】フィルム先端の送りはフィルムカートリッ
ジ用モータによりカートリッジ内のスプールを回転駆動
して送り出し、フィルム先端が送りローラに達すると送
りローラ用のモータによりフィルムを巻取部へ送る。フ
ィルム後端まで送ると各モータは停止するが、モータ停
止後もスプールとフィルムカートリッジ用モータとの間
に設けたフライホイールの慣性力によりスプールが少し
だけフィルム繰出し方向に回転を続ける。
【0013】このため、フィルム後端がスプールに対し
て位置がずれ、これによってフィルム後端の穴がスプー
ルの係止爪から外れる。その後再び送りローラのモータ
を駆動してフィルムが送りローラから外れるまで送ると
巻取部に巻取られたフィルムを巻取装置から外すことが
できる。
【0014】同様な装置は、特開平6−130633号
公報にも開示されているが、この公報の「写真フィルム
の係止装置及び分離装置」の分離装置ではリリース板を
カートリッジケースのフィルム出口から挿入してスプー
ル軸のスリット内の係止爪に係合しているフィルム後端
部を係止爪から外すようにしている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した新
形式のフィルムカートリッジは、フィルムを自動給送で
きる形式として開発されており、従来のようにフィルム
先端がわずかにパトローネからはみ出した状態で使用す
ることを前提とするものではなく、前述したように使用
開始時に露光済であれ未露光であれフィルムの全長がカ
ートリッジ内に収められている。従って、フィルム先端
の繰出しはスプールを回転させることによって行なうの
が前提である。
【0016】このようなフィルムの繰出し方式を前提と
する新形式のフィルムカートリッジのフィルムを中間カ
ートリッジに巻替える場合、フィルムカートリッジのス
プールを回転駆動して繰り出されたフィルムは中間カー
トリッジのスプールを他の独立のモータで駆動してその
スプールに巻替えられるが、フィルムが終り近くになる
とスプールの突起に係止されているフィルム端を切離す
ためのツールをフィルムカートリッジ内に挿入して端末
をスプールから切離す方式がフィルムの自動巻替えをす
る場合一般的である。
【0017】しかし、このようなフィルムの巻替えと切
離しをする方式には次のような問題が生じる。まず、フ
ィルムカートリッジからフィルムを切離すためツールを
駆動する駆動部としてフィルムカートリッジや中間カー
トリッジの駆動部と独立の駆動部とする方式と、例えば
フィルムカートリッジの駆動部を兼用する方式とが考え
られる。
【0018】しかし、フィルム切離し用ツールはフィル
ムカートリッジのフィルム繰出しの終り近くで駆動され
るものであるからフィルムカートリッジのスプールの回
転に連動して駆動するのが好ましい。
【0019】ところが、上記ツールは配置構成を小型、
コンパクト化する際には円弧運動する形式を採用するの
が有利であるが、この場合フィルムカートリッジのフィ
ルムの送り方向とツールの挿入方向が逆となるため、ツ
ールの円弧運動の回転方向が問題となる。
【0020】又、上述したようにツールの回転運動をフ
ィルムカートリッジのスプールの回転に連動して共通の
駆動部で駆動しようとすると、フィルム繰り出しの終り
近くでツールが円弧運動を始めると、その運動がフィル
ムの送りに影響を与え、万一フィルムを傷付けることも
生じる虞れがある。
【0021】この発明は、上述した新形式のフィルムカ
ートリッジを用いてフィルムを中間カートリッジに巻替
える装置の問題点に留意して、フィルムカートリッジか
らフィルム端を切り離すためのツールを円弧状としこれ
をフィルムカートリッジのフィルム送り方向と逆方向に
回転させて駆動部を共用し、かかるツールへの回転伝達
機構を含んで両カートリッジ間の距離を最小に設定した
小型でコンパクト、かつ高効率な操作のできるフィルム
巻替装置を提供することを課題とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
解決する手段として、開閉自在な蓋板を有する本体ケー
ス内にフィルムカートリッジの収納部と中間カートリッ
ジの巻取部とを所定距離に対置して設け、収納部のフィ
ルムカートリッジから繰り出されるフィルムを巻取部ま
で案内するフィルムガイドと、両カートリッジのスプー
ルをそれぞれ独立に回転する駆動部と、フィルムを中間
カートリッジに巻取る際にフィルム端をフィルムカート
リッジのスプールから切り離すためのツールとを備え、
上記ツールは円弧状でフィルムカートリッジのスプール
と反対方向に回転するアームによりフィルムカートリッ
ジに挿入自在とし、かつフィルムカートリッジのスプー
ル回転用の駆動部を共用して上記アームを揺動自在に回
転させる回転伝達機構を有し、フィルムガイドは上記ツ
ールを案内する円弧状のツールガイドを有し、かつツー
ルガイドを含む最小長さに設定して上記収納部と巻取部
間の距離を最小となるように構成して成るフィルム巻替
装置としたのである。
【0023】上記構成としたこの発明のフィルム巻替装
置は、両カートリッジを挿入し、それぞれの駆動部を駆
動してフィルムを中間カートリッジに巻替えする。フィ
ルムカートリッジからフィルムを繰り出す最初はフィル
ムカートリッジのスプールを回転することにより先端が
送り出され、先端が中間カートリッジに達すると中間カ
ートリッジのスプールにこのスプールを駆動する駆動部
で巻き取られる。
【0024】中間カートリッジは、フィルムの巻始め端
を巻込み始めるとき巻始め端をフリーの状態で軽く押え
る部材で押えながら巻込む。これは、反対に現像機など
へ繰り出す際に端末がスプールから自由に切り離しでき
るようにするためである。
【0025】中間カートリッジにフィルムの大部分が巻
込まれフィルムカートリッジ側の端末が終りに近づくと
フィルムには端末から一定長さ位置にエンドマークが設
けられており、これを検出するとその信号によりフィル
ムカートリッジの駆動部は逆転を始める。この駆動部に
は逆転するとその逆回転をツールに伝達する回転伝達機
構が設けられており、これによりツールがフィルムカー
トリッジのフィルムの送り方向と反対方向に回転する。
【0026】ツールは上記回転によりツールガイド内を
案内されてフィルムガイドの開口から挿入されその先端
でスプールの係止部に係止されているフィルム端をスプ
ールから切り離す。これより後は中間カートリッジ側の
駆動部の動力でフィルムは中間カートリッジに巻取られ
る。
【0027】上記回転伝達機構は、駆動部の逆回転でツ
ールを揺動させるものであり、ツールがフィルムの切り
離しのためフィルムカートリッジ内に挿入されフィルム
を切り離した後はツールを元の位置へ戻すようにツール
を駆動する。従って、ツールが最初の待機位置へ戻ると
駆動部を停止させる。
【0028】このようなツールは円弧状に形成され、円
弧運動をして揺動するように構成するのが装置全体をコ
ンパクトに構成する上で最小スペースで済むという利点
がある。又、このような円弧状のツールを案内するツー
ルガイドをフィルムガイド内一体に形成するとさらにフ
ィルムガイドの長さをも最小長さとすることができ、そ
の途中に送りローラを設けなくてもよいこととなり、装
置の小型化、コンパクト化にとって有利である。
【0029】上述したように、フィルムカートリッジか
らフィルムを送り出すための駆動部をツール回転伝達機
構に共用する場合、前記フィルムカートリッジのスプー
ルを回転駆動する回転軸に一方向回転伝達手段を設け、
駆動部の正転方向の回転でフィルムを繰り出し、駆動部
の逆転時には上記回転軸を自由とし、その逆転駆動力を
ツール回転伝達機構へ伝達して駆動部を共用自在に構成
したものとするのが好ましい。
【0030】これにより、フィルムカートリッジのスプ
ールの回転軸は、ツールを駆動するため駆動部が逆回転
しても、正転を続けることによってフィルムを最後まで
送り続けることができるのである。
【0031】又、ツールが回転してフィルムをフィルム
カートリッジのスプールから切り離す運動を利用してフ
ィルムカートリッジの端板に設けられている爪を折るた
めに、ツールの回転運動に応じ爪折り自在とした構成と
するのが好ましい。
【0032】上述した爪折り機構は、対象のフィルムカ
ートリッジのフィルムが現像済であるのに拘らず爪が折
られていない場合、その後の処理工程での誤作動を防止
するために爪折りを確実に実行するために有利である。
【0033】さらに、ツールを装着するアームにはツー
ルを取替え容易とするため、前記ツールを回転させるア
ームの先端に弾性部材で位置調整自在とした係止部によ
りツールをアームに対して着脱自在に装着するようにし
たものとするとよい。
【0034】これは、ツールが長期間の使用によって破
損したり摩耗して取替えを必要とするときに有利であ
る。
【0035】その他の詳細な特徴は以下の実施の形態に
おいて説明する。
【0036】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1はフィルム巻替装置の
外観斜視図、図2は蓋板部分のみを外した断面を含む平
面図、図3は中間底板上に設けられた機械部分を示す断
面平面図である。図1に示すように、本体ケース1の前
半部分上面に蓋板2が設けられており、蓋板2を開くと
フィルムカートリッジの収納部3と中間カートリッジの
巻取部4とが所定距離隔てて設けられ、その間にフィル
ムガイド5が設けられている。
【0037】蓋板2は、図4に示すように表蓋板2aと
裏蓋板2bにより2重に形成されており、その間につま
み6aを有するつまみ板6が開口7の幅の分だけ移動自
在に挿置されている。つまみ板6の裏側には、つまみ6
aを図2の状態に引くと蓋板2が本体ケース1の開口8
に対して閉じたままロックするための係合片6bが取付
けられている。蓋板2は図2の支持点9を中心に開閉ア
ーム10により開閉自在である。
【0038】蓋板2の裏面には、後で説明するように、
中間カートリッジNの肩部を移動しないように保持する
係止片11、12が裏蓋板2bの開口2cを貫通して突
出するように設けられている。又、つまみ板6の裏面に
は中間カートリッジNのフィルム入口の蓋を開閉するた
めのピン13が同じく貫通、突出している。
【0039】つまみ板6は、図2に示すように、2つの
長孔6cにピン14を係合させ、長孔6cの距離の範囲
で実線と二点鎖線で示す前後位置間を移動できる。つま
み板6の右側端にはフィルムカートリッジM(図5参
照)の開閉扉を開閉するための歯車機構15が設けられ
ている。この歯車機構15はラック15a、ピニオン1
5b、小歯車15cから成る。
【0040】さらに、裏蓋板2には略三角形状の固定板
16が設けてあり、つまみ板6の右端の突片6dが複数
の三角溝のいずれかに係合してつまみ板6の移動を段階
的に抑制している。なお、図2中の1aは表示ランプで
ある。
【0041】図3に示すように、フィルムカートリッジ
Mと中間カートリッジNの軸間距離は後で説明する理由
から最小距離(約90mm)に設定されており、その間
に最小長さのフィルムガイド5が設けられている。この
フィルムガイド5には、図から分かるように送りローラ
は一切設けられていない。
【0042】フィルムガイド5は、固定ガイド部材5a
と回転自在なガイド部材5bから成り、蓋板2を閉じる
時の押圧力を図示省略の機構により回転ガイド部材5b
へ伝達し図示のように閉じた状態で両部材間の空隙スペ
ース5c内にフィルムを送りその上下端でフィルムFを
ガイドする。17aは赤外線センサ、17bはLED形
のフィルムセンサである。
【0043】18は中間カートリッジNの蓋板開閉用の
挟持ピラーであり、その詳細は図5に示している。挟持
ピラー18は、2つのフォーク部を有する板をL字状に
折り、一方のフォーク部の柱体1a上部の深溝19aが
前述したピン13を受入れるようにしている。
【0044】なお、中間カートリッジNの下端は上記挟
持ピラー18の折曲った底板18aで保持しているので
はなく、図示省略のカートリッジ収容部下端の部材で支
持している。挟持ピラー18と柱体19の間に中間カー
トリッジNのフィルム入口の蓋板n、n′が挟持され、
つまみ6aを押してピン13を移動させると、その押圧
力で蓋板n′が押し開かれフィルムFが受入れ可能の状
態となる。p、p′はカートリッジMの固定側ケース端
の保持点である。
【0045】又、前述した歯車機構15の小歯車15c
の出力軸は、図示のようにフィルムカートリッジMの蓋
板cを開閉する回転軸bに係合させ、つまみ6aを移動
する力を回転力に変換して蓋板cを開閉するようにして
いる。
【0046】図3に示すように、さらにフィルムガイド
5にフィルムカートリッジM内のスプールからフィルム
繰出し時のフィルム終端を切離すためのツール20が挿
入できるようにリリースガイド21が設けられている。
リリースガイド21は円弧状に形成され、ツール20の
先端をフィルムガイド5の始端より若干手前位置からフ
ィルムガイド5のフィルム入口端に略平行にフィルムカ
ートリッジM内に挿入してフィルム端をスプールから切
離しできるようにするために設けられている。
【0047】リリースガイド21の円弧の半径は上記の
ツール20の先端がフィルムカートリッジM内に挿入さ
れる際にフィルム裏面と接触しかつフィルムカートリッ
ジMのフィルム出口から内側のスプールに巻かれたフィ
ルムの引出し部付近に対し接線方向に挿入されるように
する円弧のうち最小径になるようにリリースアーム22
の半径を設定する。22pはリリースアーム22の回転
中心である。
【0048】なお、ツール20はリリースアーム22と
の接続端がピン23と図示省略のばね機構でリリースア
ーム22に対して着脱自在に設けられている。保守点検
時にツール20を取替え容易とするためである。
【0049】リリースアーム22は回転中心22pを中
心に回転するが、その回転移動は所定角度の範囲内で揺
動する。リリースアームはその中央付近のピン24で偏
心アーム25に係合し、偏心アーム25はピン26で歯
車27に回転自在に取付けられている。
【0050】歯車27にはもう1つの歯車28が係合
し、歯車28と同軸状のプーリ29にベルト30が掛け
られており、このベルト30はモータ31の出力プーリ
32により回転駆動される。ベルト30は、フィルムカ
ートリッジMのスプールを回転駆動する回転軸34に同
軸状に設けたプーリ33にも係合しており、これにより
フィルムカートリッジMからフィルムFを繰出すことが
できる。
【0051】一方、繰り出されたフィルムを巻替える中
間カートリッジNの巻取部4側では、中間カートリッジ
Nに回転力を与える回転軸35が設けられており、この
回転軸35と同軸状のプーリ36にベルト37が掛け回
され、回転軸35の反対側位置に設けたモータ39の出
力プーリ38でベルト39を回転駆動する。
【0052】上述した回転駆動系の詳細は、図6の斜視
図に示されており、上記説明を参照すれば駆動系がより
一層明確に理解されるであろう。
【0053】又、以上が実施形態のフィルム巻替装置の
基本構成であり、以下ではその基本作用を説明する。
【0054】上記フィルム巻替装置の蓋板2を開いた状
態でまずフィルムカートリッジMと中間カートリッジN
を収納部3と巻取部4にそれぞれ挿入し、蓋板2を閉じ
ると共に前述したようにつまみ6aを引いてつまみ板6
の係合片6bにより蓋板2をロックする。
【0055】蓋板2を閉じる動作は同時にフィルムガイ
ド5に伝達され、その片側の開閉自在なガイド部材5b
を閉じて図4の通常状態とする。又、蓋板2を閉じるこ
とによってその裏面の係止片11、12により中間カー
トリッジNを安定保持する。さらに、上記つまみ板6の
移動は、図5に示す力伝達機構によりフィルムカートリ
ッジM、中間カートリッジNへ伝達され、それぞれの扉
c、nを開く。
【0056】以上がフィルム巻替装置の巻替動作開始ま
での準備作業であり、その後巻替動作が開始される。巻
替動作が始まると最初少しだけフィルムカートリッジM
からフィルムが繰り出される。繰り出されたフィルムに
対して赤外線センサ17aを照射してフィルムが未現像
か現像済であるかについてチェックが行なわれる。
【0057】このフィルム巻替装置で巻替対象としてい
るフィルムは、現像済のものを主として巻替えするが、
未現像のものも巻替え可能としている。但し、未現像の
ものは可視光線を照射すると露光されている画像コマが
損なわれるため、まず赤外線照射により未現像かどうか
をチェックするのである。
【0058】フィルムが現像済である場合は、モータ3
1が再起動してフィルムが再び繰り出され巻替え開始さ
れる。フィルムが繰り出されフィルムガイド5内を案内
されて中間カートリッジNに先端が達しそのスプールに
ある程度巻込まれると、もう一方のモータ39の駆動力
によりフィルムを引張るようにして中間カートリッジN
へ巻替えが行なわれる。
【0059】中間カートリッジN側のモータ39により
巻替え中フィルムカートリッジM側のモータ31も同一
方向に回転してフィルムを繰り出す側へ送っているが、
巻取側のモータ39によるフィルムの送り速度の方が少
し繰り出し側より早くして巻替えられる。この場合、フ
ィルムカートリッジ側の回転軸34には、図示省略して
いるが、一方クラッチが設けられており反対方向の回転
に対してフリーとなるような機構によって上記速度差に
よるフィルム送りのずれを吸収している。
【0060】フィルムが送られて端末が近くなると、端
末から一定距離の位置には図示省略しているが、エンド
マークの小孔が設けられており、このエンドマークを赤
外線センサ17a、フィルムセンサ17bにより確認す
ると、その検出信号によりフィルムカートリッジ側のモ
ータ31が逆転する。
【0061】このモータ31の逆転によりツール20が
起動し、円弧状のツールガイド21中を進んでその先端
がフィルムガイド5を通りフィルムカートリッジMの扉
から挿入され、その先端がスプールに達するのとフィル
ム後端がスプール端に現れるタイミングが同時となるよ
うにエンドマークの位置及びフィルムの送り速度、ツー
ルの移動速度が設定されており、これにより上記ツール
20によりフィルム後端がスプールから外される。上記
作動の変化を図7に示す。
【0062】フィルム後端がフィルムカートリッジMの
スプールから外れてもさらにフィルムは巻取られ、端末
が少しフィルムガイド5に掛かったまま程度の状態で巻
替えを停止する。
【0063】次に、図8〜図14に基づいてこの実施形
態のフィルム巻替装置の詳細な構成、作用について説明
する。
【0064】まず、フィルムカートリッジMのスプール
を回転する駆動部のモータ31の動力を共用して駆動さ
れるツール20への回転伝達機構について、以下図3と
図8〜図10を参照して説明する。
【0065】前述のように、フィルムカートリッジMの
スプールからモータ31を正転(図3中の矢印方向)さ
せてフィルムFを繰り出すが、このフィルムカートリッ
ジMのスプールへ回転を伝達する回転軸34には、図8
に示すように、ベルト30の回転力をプーリ33を介し
て回転軸34に伝達する軸系の間に一方向クラッチ34
aが設けられている。
【0066】又、回転軸34の中間付近にももう1つの
一方向クラッチ34bが設けられており、この一方向ク
ラッチ34bは外輪が収納部3の下端部3xに固定さ
れ、回転軸34が正転方向には自由に回転し逆回転は阻
止する方向の一方向クラッチである。これに対して、前
記一方向クラッチ34aはベルト30の正方向の回転は
回転軸34に伝達し、反対方向には自由に回転できるも
のである。
【0067】上記のような2つの一方向クラッチ34
a、34bによってモータ31の回転力をフィルムカー
トリッジMへ伝達し、正転方向にスプール101を回転
させてフィルムFを繰り出すが、前述のようにフィルム
Fの繰り出しの終り近くでエンドマークを検出するとそ
の瞬間から、モータ31は逆転を始める。
【0068】この逆方向の回転はベルト30を介して歯
車29に伝達され、一方クラッチ29aを介して回転軸
29bが回転し、従ってピニオン28、歯車27が回転
する。この歯車27の回転は図8の矢印(点線)方向で
あり、歯車27が回転すると偏心点のピン26が回転
し、これによりアーム25がリリースアーム22を押
し、リリースアーム22がピン22pを中心に反時計方
向に回転する。
【0069】リリースアーム22が回転すると、その先
端に設けられた円弧状のツール20がリリースガイド2
1内を円弧運動してツール20の先端がフィルムガイド
5aからフィルムカートリッジMの開口を通り内部へ挿
入される(図10参照)。
【0070】挿入されたツール20先端でフィルムカー
トリッジMのスプールからフィルムを切り離すことにつ
いては前述した通りである。
【0071】ツール20の先端がフィルムFをスプール
から切り離した後、歯車29がさらに同じ方向に回転す
るとアーム25は今度はリリースアーム22を回転方向
に引張り、ツール20を引き戻すように移動して図9に
示す元の位置に戻って停止する。結局、ツール20とリ
リースアーム22は歯車27の回転をアーム25により
揺動運動に変換して動力を伝達される。
【0072】なお、前述したフィルムカートリッジMの
スプールを回転駆動する回転軸34に2つの一方向クラ
ッチ34a、34bを組込んだのは、上述したモータ3
1の逆回転の瞬間に、それまでは正転方向に動力を伝達
するために作動していた一方向クラッチ34aが十分動
力伝達部材が切れずに逆方向の動力を回転軸34に伝達
すると、フィルムカートリッジMからフィルムを送り出
す方向に進んでいたフィルムに損傷を与える危険性が万
一発生することを考慮して挿入したのである。
【0073】次に、上述したフィルム切離用ツール20
の回転機構の動きを利用してフィルムカートリッジMの
フィルムが現像済であるに拘らず、これを表現するフィ
ルムカートリッジの爪e(図15(a)参照)が折られ
ていない場合に確実に爪eを折るための爪折機構につい
て説明する。
【0074】前述したようにフィルムカートリッジMの
ケース端板106には現像済の表示を示す表示孔dが設
けられている。しかし、これは目視によって確認できる
ようにしているのであり、この巻替装置では現像済であ
るかどうかは別途赤外線センサ17aによって検出する
ようにしている。
【0075】従って、フィルムカートリッジMをこの巻
替装置に挿入してフィルムを中間カートリッジNに巻替
える際に、フィルム自体は既に現像済であるに拘らずこ
れを表す爪eは折られていない場合がある。図11、図
12に示す爪折機構はこのような場合に爪を機械的に確
実に折ることにより、その後の種々の処理の際に誤動作
を防止するものである。
【0076】図3に破線で上記爪折機構の概略が表示さ
れ、図9、図10にその拡大平面図、図11、図12に
詳細図が示されている。
【0077】図示のように、爪折機構40は爪折レバー
41とその先端に設けた爪折突起44と基端側に設けた
ローラ45を押圧する板ばね46とから成る。爪折レバ
ー41はヒンジ42を中心に回転し、てこの作用で爪折
突起44をフィルムカートリッジMの爪eに当接させて
爪折りする。47は支持部材である。
【0078】爪折レバー41は常に弾性ばね43で水平
状態となるように付勢されており、爪eを有するフィル
ムカートリッジMが収納部3に挿入されると、その押込
力で図12の(a)のように傾いた状態となる。この状
態では爪折レバー41の端のローラ45が図9のリリー
スアーム22の停止状態での板ばね46の傾斜端部に当
接する。
【0079】従って、前述したようにリリースアーム2
2が回転を始めると上記板ばね46の傾斜端部がローラ
45を押し下げ、その結果爪折レバー41を水平状態に
回転させる。このため、爪折レバー41の先端の突起4
4が上昇してフィルムカートリッジMの爪eを押し上げ
て爪eが折り曲げられる。
【0080】フィルムカートリッジMの爪eが巻替装置
に挿入される前に既に何らかの手段で折られている場合
は、フィルムカートリッジMを巻替装置に挿入されても
爪折レバーは突起44が爪eの折られた凹所に挿入され
るため爪折レバー41が傾くことがなく、この場合弾性
ばね43が爪折レバー41を水平状態に保持する。
【0081】こうして、爪折レバー41はリリースアー
ム22の動きに連動して作動して爪折り動作を行なう
が、このとき爪折レバー41の動作はセンサー48によ
って検出される。
【0082】さらに、図13、図14にはツール20を
リリースアーム22に取付ける手段の詳細が示されてい
る。この取付手段はツール20が摩耗又は破損したとき
容易に取替え自在の構成としている。
【0083】リリースアーム22の先端側には長穴22
aが穿設されており、この長穴22a内にばね22fを
奥側にしてロッド22bが挿入されている。ロッド22
bには長孔22cから挿入されるドライバのような細い
棒Dを受入れる小孔23と、リリースアーム22に挿通
されているピン22eを受入れる小孔22dが設けられ
ている。又、ツール20には端部に穴20aが設けられ
ている。
【0084】ツール20をリリースアーム22に取付け
る際には、図13の(b)に示すように、棒Dを小孔2
3に挿入してロッド22bを(a)の矢印方向に押し込
み、ツール20を挿入する。
【0085】そして、ドライバーDを(a)の位置に戻
すとロッド22bがツール20の穴20aに挿通され、
ツール20がリリースアーム22に取付けられる。ツー
ル20を取外す際は上記と反対の操作をすることにより
図14のように取外される。
【0086】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、この発明の
フィルム巻替装置は本体ケース内にフィルムガイドを挾
んでフィルムカートリッジの収納部と中間カートリッジ
の巻取部を設け、両カートリッジをそれぞれ独立に駆動
部で駆動してフィルムをツールでフィルムカートリッジ
のスプールから切り離すようにし、このツール用の駆動
部はフィルムカートリッジ用のものを共用して揺動さ
せ、フィルムガイドにツールガイドを設けてフィルムガ
イドを最小長さとし、両カートリッジ間を最小限の設定
距離に構成したから、ツール駆動機構を合理化し、かつ
フィルムガイドを最小長さとしてフィルム巻替装置全体
を小型化、コンパクト化を図り、操作の容易な高効率の
巻替装置が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態のフィルム巻替装置の外観斜視図
【図2】蓋板を開いた状態の平面図
【図3】フィルム巻替装置の内部機構を示す平面図
【図4】図2の矢視IV−IVから見た断面図
【図5】つまみ板によるカートリッジ扉の開閉機構斜視
【図6】駆動装置の全体概略斜視図
【図7】フィルム端末をツールでスプールから切離す動
作の説明図
【図8】フィルムカートリッジ下部の回転伝達機構の断
面図
【図9】フィルムガイド、ツール、カートリッジを含む
部分拡大平面図
【図10】同上の作用の説明図
【図11】フィルムカートリッジの収納部位置で爪折機
構を含んで断面した部分断面図
【図12】同上の作用の説明図
【図13】ツールとリリースアームの詳細断面図
【図14】同上の分離した状態の外観斜視図
【図15】フィルムカートリッジの(a)外観斜視図、
(b)断面図
【図16】同上の(a)縦断面図、(b)内部機構の説
明図
【符号の説明】
1 本体ケース 2 蓋板 3 収納部 4 巻取部 5 フィルムガイド 6 つまみ板 7 開口 8 開口 9 支持点 10 開閉アーム 11 係止片 12 係止片 13 ピン 14 ピン 15 歯車機構 16 固定板 17a 赤外線センサ 17b フィルムセンサ 18 挟持ピラー 19 柱体 20 ツール 21 リリースガイド 22 リリースアーム 23 ピン 24 ピン 25 偏心アーム 26 ピン 27 歯車 28 歯車 29 プーリ 30 ベルト 31 モータ 32 出力プーリ 33 プーリ 34 回転軸 35 回転軸 36 プーリ 37 ベルト 38 出力プーリ 39 モータ 40 爪折機構 41 爪折レバー 42 ヒンジ 43 弾性ばね 44 爪折突起 45 ローラ 46 板ばね 47 支持部材 48 センサー

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉自在な蓋板を有する本体ケース内に
    フィルムカートリッジの収納部と中間カートリッジの巻
    取部とを所定距離に対置して設け、収納部のフィルムカ
    ートリッジから繰り出されるフィルムを巻取部まで案内
    するフィルムガイドと、両カートリッジのスプールをそ
    れぞれ独立に回転する駆動部と、フィルムを中間カート
    リッジに巻取る際にフィルム端をフィルムカートリッジ
    のスプールから切り離すためのツールとを備え、上記ツ
    ールは円弧状でフィルムカートリッジのスプールと反対
    方向に回転するアームによりフィルムカートリッジに挿
    入自在とし、かつフィルムカートリッジのスプール回転
    用の駆動部を共用して上記アームを揺動自在に回転させ
    る回転伝達機構を有し、フィルムガイドは上記ツールを
    案内する円弧状のツールガイドを有し、かつツールガイ
    ドを含む最小長さに設定して上記収納部と巻取部間の距
    離を最小となるように構成して成るフィルム巻替装置。
  2. 【請求項2】 前記フィルムカートリッジのスプールを
    回転駆動する回転軸に一方向回転伝達手段を設け、駆動
    部の正転方向の回転でフィルムを繰り出し、駆動部の逆
    転時には上記回転軸を自由とし、その逆転駆動力をツー
    ル回転伝達機構へ伝達して駆動部を共用自在に構成した
    ことを特徴とする請求項1に記載のフィルム巻替装置。
  3. 【請求項3】 ツールの回転運動に応じ爪折り自在とし
    たことを特徴とする請求項1又は2に記載のフィルム巻
    替装置。
  4. 【請求項4】 前記ツールを回転させるアームの先端に
    弾性部材で位置調整自在とした係止部によりツールをア
    ームに対して着脱自在に装着するようにしたことを特徴
    とする請求項1乃至3のいずれかに記載のフィルム巻替
    装置。
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