JP2901876B2 - アイアンクラブヘッド - Google Patents
アイアンクラブヘッドInfo
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- JP2901876B2 JP2901876B2 JP6159175A JP15917594A JP2901876B2 JP 2901876 B2 JP2901876 B2 JP 2901876B2 JP 6159175 A JP6159175 A JP 6159175A JP 15917594 A JP15917594 A JP 15917594A JP 2901876 B2 JP2901876 B2 JP 2901876B2
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- Japan
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- hole
- head
- frame
- iron club
- club head
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアイアンクラブヘッドに
関する。
関する。
【0002】
【従来の技術】ゴルフ用クラブに関しては、ゴルフ規則
に形状や構造や材質が定められており、その性能におい
ても本質的に伝統及び習慣に反するものは使用できない
ように決められており、ウッドクラブでは、打球の飛距
離が優れしかも打球方向の良好なものが求められてお
り、アイアンクラブにおいては、多様な打球位置にある
ボールを打球してプレーヤーの意図するところに如何に
近接してボールをとどめることができるクラブであるか
が要求され、プレーヤーが所定のスイングで打球した場
合に、予め設定した弾道(飛球の球跡)と飛距離が得ら
れるように、複数本のクラブを備え、クラブの長さや重
量やスイングバランス等を意図的に揃えセットとしたも
のが主に提供されている。
に形状や構造や材質が定められており、その性能におい
ても本質的に伝統及び習慣に反するものは使用できない
ように決められており、ウッドクラブでは、打球の飛距
離が優れしかも打球方向の良好なものが求められてお
り、アイアンクラブにおいては、多様な打球位置にある
ボールを打球してプレーヤーの意図するところに如何に
近接してボールをとどめることができるクラブであるか
が要求され、プレーヤーが所定のスイングで打球した場
合に、予め設定した弾道(飛球の球跡)と飛距離が得ら
れるように、複数本のクラブを備え、クラブの長さや重
量やスイングバランス等を意図的に揃えセットとしたも
のが主に提供されている。
【0003】アイアンクラブの重量やスイングバランス
等を調整させる手段としては、ヘッドのバック部を凹欠
せしめた通常バックキャビテーと称するもので、凹欠部
内の肉厚等を変化させて、重心位置やヘッドの重量バラ
ンスを調節したものや、鍛造等の手段によりヘッドのト
ウ部やヒール部の肉厚を変化させることにより重量バラ
ンスを調整可能にしたものなど多様の手段が講じるじら
れている。又、プレーヤー自身が、ヘッドのバック部に
鉛板を張りつけたり、ヘッドに孔を開けることによりヘ
ッドの重量バランスを調整していたものもある。
等を調整させる手段としては、ヘッドのバック部を凹欠
せしめた通常バックキャビテーと称するもので、凹欠部
内の肉厚等を変化させて、重心位置やヘッドの重量バラ
ンスを調節したものや、鍛造等の手段によりヘッドのト
ウ部やヒール部の肉厚を変化させることにより重量バラ
ンスを調整可能にしたものなど多様の手段が講じるじら
れている。又、プレーヤー自身が、ヘッドのバック部に
鉛板を張りつけたり、ヘッドに孔を開けることによりヘ
ッドの重量バランスを調整していたものもある。
【0004】この、ヘッドに孔を開けることによりヘッ
ドの重量バランスを調整しようとする手段については多
数の提案がなされており、その一例を挙げると、例え
ば、実開昭61−133070号考案や、実公昭52−
10998号考案や、特開昭52−72641号発明等
が提案されている。これらの発明考案は、何れもヘッド
のソール部面から背面部に向かって開口された貫通孔を
設けたものである。
ドの重量バランスを調整しようとする手段については多
数の提案がなされており、その一例を挙げると、例え
ば、実開昭61−133070号考案や、実公昭52−
10998号考案や、特開昭52−72641号発明等
が提案されている。これらの発明考案は、何れもヘッド
のソール部面から背面部に向かって開口された貫通孔を
設けたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のソー
ル部面から背面部に向かって孔を開け背面部に開口した
だけでは微妙な重量調整が困難な場合があった。ヘッド
の重量調整はソール部面に孔を開けただけでは万全では
なく、トウ部や、トップ部や、ヒール部に加工を施すこ
とにより全体的な微妙な重量調整を必要とする場合があ
る。そのため、例えば、実公昭53−288号考案も提
案されているが、この考案は、ヘッドの背面部を切削し
て肉薄にしたりヘッド本体と異質の金属を付加する等に
よりヘッドの重量調整をするものであるが、打球時にヘ
ッドの背面部が著しく凹凸状になり、異質材が背面部に
混在することになるために、背面部の光沢等が異なりア
ドレスがしにくいといった問題点があった。
ル部面から背面部に向かって孔を開け背面部に開口した
だけでは微妙な重量調整が困難な場合があった。ヘッド
の重量調整はソール部面に孔を開けただけでは万全では
なく、トウ部や、トップ部や、ヒール部に加工を施すこ
とにより全体的な微妙な重量調整を必要とする場合があ
る。そのため、例えば、実公昭53−288号考案も提
案されているが、この考案は、ヘッドの背面部を切削し
て肉薄にしたりヘッド本体と異質の金属を付加する等に
よりヘッドの重量調整をするものであるが、打球時にヘ
ッドの背面部が著しく凹凸状になり、異質材が背面部に
混在することになるために、背面部の光沢等が異なりア
ドレスがしにくいといった問題点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、アイ
アンクラブヘッドの背面に、背面の外縁に添って枠部を
形成し、該枠部で形成された内部領域を凹欠せしめて空
間部を形成し、該枠部で形成された空間部内に開口する
貫通孔を前記枠部に形成することにより、アイアンクラ
ブヘッドの背面の表面には凹凸形状や異質物が存在しな
いようにして、従来のアイアンクラブヘッドのように、
背面部の光沢等が異なりアドレスがしにくいといった問
題点を解決するものである。
アンクラブヘッドの背面に、背面の外縁に添って枠部を
形成し、該枠部で形成された内部領域を凹欠せしめて空
間部を形成し、該枠部で形成された空間部内に開口する
貫通孔を前記枠部に形成することにより、アイアンクラ
ブヘッドの背面の表面には凹凸形状や異質物が存在しな
いようにして、従来のアイアンクラブヘッドのように、
背面部の光沢等が異なりアドレスがしにくいといった問
題点を解決するものである。
【0007】前記枠部を貫通する貫通孔は、背面の枠部
のトップ部、トゥ部、ソール部、ヒール部等の何れの箇
所でも形成可能であり、貫通孔を枠部のトップ部とトゥ
部に設けるとか、ソール部とヒールに設けるとか、必要
に応じて任意に組み合わせて形成するものであり、その
形状も長短自在に形成したり、広狭自在に形成したり、
打球面部と平行に形成したり、複数本平行に並べて形成
したり、打球面部と枠部表面の開口部との距離に対して
打球面部と枠部内面の開口部の距離が大きくなるように
傾斜して開口したり、打球面部と枠部表面の開口部との
距離に対して打球面部と枠部内面の開口部との距離が小
であるように傾斜して開口したり、枠部表面の開口面積
が枠部内面の開口面積に比較して小となるように傾斜し
て開口したり、枠部表面の開口面積が枠部内面の開口面
積に比較して大となるように傾斜して開口したり、貫通
孔内にカーボン繊維,ガラス繊維その他これらと同効質
の部材を強化材とした合成樹脂材を充填したり、貫通孔
内にセラミックその他これらと同効質の部材を充填した
構成により前記課題を解決すすものである。
のトップ部、トゥ部、ソール部、ヒール部等の何れの箇
所でも形成可能であり、貫通孔を枠部のトップ部とトゥ
部に設けるとか、ソール部とヒールに設けるとか、必要
に応じて任意に組み合わせて形成するものであり、その
形状も長短自在に形成したり、広狭自在に形成したり、
打球面部と平行に形成したり、複数本平行に並べて形成
したり、打球面部と枠部表面の開口部との距離に対して
打球面部と枠部内面の開口部の距離が大きくなるように
傾斜して開口したり、打球面部と枠部表面の開口部との
距離に対して打球面部と枠部内面の開口部との距離が小
であるように傾斜して開口したり、枠部表面の開口面積
が枠部内面の開口面積に比較して小となるように傾斜し
て開口したり、枠部表面の開口面積が枠部内面の開口面
積に比較して大となるように傾斜して開口したり、貫通
孔内にカーボン繊維,ガラス繊維その他これらと同効質
の部材を強化材とした合成樹脂材を充填したり、貫通孔
内にセラミックその他これらと同効質の部材を充填した
構成により前記課題を解決すすものである。
【0008】
【作用】ヘッドの重量調整を所望する時には、打球部背
面の外縁に添って形成した枠部の内部領域を凹欠せしめ
て空間部を形成した枠部の任意部位に、枠部の外表面か
ら枠部を貫通して枠部の内面に開口する貫通孔を形成す
るものであるから、貫通孔の大きさに相当する枠部の素
材が除去されて該貫通孔部は軽量となるから、除去され
た部材に相当する重量がヘッドの全体的なバランスに影
響してヘッドの微妙な重量調整が可能となる。そして、
背面部の輪郭即ち枠部はヘッド本体と連続した材質から
成る枠部であるからアドレス時に違和感を感じる等の恐
れがなくなりミスショットを予防する作用を有する。
面の外縁に添って形成した枠部の内部領域を凹欠せしめ
て空間部を形成した枠部の任意部位に、枠部の外表面か
ら枠部を貫通して枠部の内面に開口する貫通孔を形成す
るものであるから、貫通孔の大きさに相当する枠部の素
材が除去されて該貫通孔部は軽量となるから、除去され
た部材に相当する重量がヘッドの全体的なバランスに影
響してヘッドの微妙な重量調整が可能となる。そして、
背面部の輪郭即ち枠部はヘッド本体と連続した材質から
成る枠部であるからアドレス時に違和感を感じる等の恐
れがなくなりミスショットを予防する作用を有する。
【0009】
【実施例】本発明を、実施例に基づき説明する。本発明
に用いるアイアンクラブヘッドは、一般にウッドクラブ
に対してアイアンクラブと称呼されるクラブであり、通
常ロングアイアン,ミドルアイアン,ショートアイアン
やウエッジ(サンドウエッジ,ピッチングウエッジ)等
からなるクラブに用いる。
に用いるアイアンクラブヘッドは、一般にウッドクラブ
に対してアイアンクラブと称呼されるクラブであり、通
常ロングアイアン,ミドルアイアン,ショートアイアン
やウエッジ(サンドウエッジ,ピッチングウエッジ)等
からなるクラブに用いる。
【0010】アイアンクラブヘッドのヘッド1の背面
に、背面の外縁Aに添って任意幅を有する枠部2を形成
し、該枠部2の内部領域3を凹欠4せしめて空間部5を
形成し、該枠部2の任意部位に、前記空間部5内に開口
する任意貫通孔7Aを設けたものである。このヘッド1
に使用される素材は、金属や、金属と合成樹脂との複合
材や金属以外の素材であってもよい。金属も、ステンレ
スや鉄やその他これらと同効質の素材等任意に採用可能
である。ヘッドの構造も、ヘッド本体と打球面部を同一
素材で形成したものや、ヘッド本体と打球面部を異質の
素材を用いて形成したもの、打球面部にチタン合金や、
ステンレスメッシュと合成樹脂を複合させた素材で形成
したものや、カーボン繊維や金属繊維を強化材として用
いた合成樹脂材やその他任意の素材が使用可能である。
これを実施例図面について説明する。
に、背面の外縁Aに添って任意幅を有する枠部2を形成
し、該枠部2の内部領域3を凹欠4せしめて空間部5を
形成し、該枠部2の任意部位に、前記空間部5内に開口
する任意貫通孔7Aを設けたものである。このヘッド1
に使用される素材は、金属や、金属と合成樹脂との複合
材や金属以外の素材であってもよい。金属も、ステンレ
スや鉄やその他これらと同効質の素材等任意に採用可能
である。ヘッドの構造も、ヘッド本体と打球面部を同一
素材で形成したものや、ヘッド本体と打球面部を異質の
素材を用いて形成したもの、打球面部にチタン合金や、
ステンレスメッシュと合成樹脂を複合させた素材で形成
したものや、カーボン繊維や金属繊維を強化材として用
いた合成樹脂材やその他任意の素材が使用可能である。
これを実施例図面について説明する。
【0011】図1に示す実施例は、ヘッド1の背面に、
背面の外縁に添って枠部2を形成し、該枠部2で形成さ
れた内部領域3を凹欠4せしめて空間部5を形成し、ヘ
ッド1のソール部6に、ソール部6の長さ方向に略平行
にソール部6方向から空間部5方向に枠部2を貫通する
貫通孔7を形成したものである。この貫通孔7の長さや
幅は任意であり、その設ける位置についても所望により
任意に開口可能であり、図2は図1のX−X部位拡大端
面図である。
背面の外縁に添って枠部2を形成し、該枠部2で形成さ
れた内部領域3を凹欠4せしめて空間部5を形成し、ヘ
ッド1のソール部6に、ソール部6の長さ方向に略平行
にソール部6方向から空間部5方向に枠部2を貫通する
貫通孔7を形成したものである。この貫通孔7の長さや
幅は任意であり、その設ける位置についても所望により
任意に開口可能であり、図2は図1のX−X部位拡大端
面図である。
【0012】次に、図3に示す実施例は、ヘッド1の枠
部2のトップエッジ部11に貫通孔7gを設けたもので
あり、図4は図3のY−Y部位拡大端面図である。次
に、図5に示す実施例は、ヘッド1の枠部2のソール部
6とトップエッジ部11に貫通孔7,7gを設けたもの
であり、図6は図5のZ−Z部位拡大端面図である。次
に、図11に示すものは、ヘッド1の枠部2のソール部
6に貫通孔7,7aを略平行に二本設けたものであり、
図12は図11のW−W部位拡大端面図である。次に、
図13に示すものは、ヘッド1の枠部2のソール部6に
貫通孔7,トップエッジ部11に貫通孔7g,ヒール部
8に貫通孔7e,トウ部9に貫通孔7hを設けたもので
ある。
部2のトップエッジ部11に貫通孔7gを設けたもので
あり、図4は図3のY−Y部位拡大端面図である。次
に、図5に示す実施例は、ヘッド1の枠部2のソール部
6とトップエッジ部11に貫通孔7,7gを設けたもの
であり、図6は図5のZ−Z部位拡大端面図である。次
に、図11に示すものは、ヘッド1の枠部2のソール部
6に貫通孔7,7aを略平行に二本設けたものであり、
図12は図11のW−W部位拡大端面図である。次に、
図13に示すものは、ヘッド1の枠部2のソール部6に
貫通孔7,トップエッジ部11に貫通孔7g,ヒール部
8に貫通孔7e,トウ部9に貫通孔7hを設けたもので
ある。
【0013】このように貫通孔7Aの形状は所望により
任意に形成可能であり、貫通孔7Aの形成方法も図2に
示すように打球面10に対して略平行になるようにソー
ル部6方向から空間部5方向に開口した貫通孔7とした
り、図7に示すようにソール部6方向から空間部5方向
に開口した貫通孔7Aが、空間部5において打球面10
方向に近ずくように傾斜して開口した貫通孔7cとした
り、この逆に図8に示すようにソール部6方向から空間
部5方向に開口した貫通孔7Aが、打球面部10から遠
のく方向に傾斜して開口した貫通孔7dとしたり、図9
に示すようにソール部6の表面を幅広く大きく開口し、
空間部5にかけて幅狭く開口した貫通孔7eとしたり、
図10に示すようにソール部6表面を幅狭く開口し、空
間部5にかけて幅広く開口した貫通孔7fとしたりする
ことも任意に実施可能である。
任意に形成可能であり、貫通孔7Aの形成方法も図2に
示すように打球面10に対して略平行になるようにソー
ル部6方向から空間部5方向に開口した貫通孔7とした
り、図7に示すようにソール部6方向から空間部5方向
に開口した貫通孔7Aが、空間部5において打球面10
方向に近ずくように傾斜して開口した貫通孔7cとした
り、この逆に図8に示すようにソール部6方向から空間
部5方向に開口した貫通孔7Aが、打球面部10から遠
のく方向に傾斜して開口した貫通孔7dとしたり、図9
に示すようにソール部6の表面を幅広く大きく開口し、
空間部5にかけて幅狭く開口した貫通孔7eとしたり、
図10に示すようにソール部6表面を幅狭く開口し、空
間部5にかけて幅広く開口した貫通孔7fとしたりする
ことも任意に実施可能である。
【0014】又、貫通孔7Aには図18に示すように、
貫通孔7A内にセラミックその他これらと同効質の素材
やカーボン繊維,ガラス繊維その他これらと同効質の素
材を強化材とした合成樹脂材等を充填12することも可
能である。又、図19に示すように、貫通孔7A内に掘
り込み部13を形成し、該掘り込み部13内に前記セラ
ミックその他これらと同効質の素材やカーボン繊維,ガ
ラス繊維やその他これらと同効質の素材を強化材とした
合成樹脂材等を充填して、充填12aとすることにより
固着が完全となり、充填12a部材の脱落等を防止でき
る。充填12,12a部材の素材としては、前記の他ヘ
ッド1に比較して比重の大きい、タングステン鋼やコバ
ルト鋼などを用いることも可能である。
貫通孔7A内にセラミックその他これらと同効質の素材
やカーボン繊維,ガラス繊維その他これらと同効質の素
材を強化材とした合成樹脂材等を充填12することも可
能である。又、図19に示すように、貫通孔7A内に掘
り込み部13を形成し、該掘り込み部13内に前記セラ
ミックその他これらと同効質の素材やカーボン繊維,ガ
ラス繊維やその他これらと同効質の素材を強化材とした
合成樹脂材等を充填して、充填12aとすることにより
固着が完全となり、充填12a部材の脱落等を防止でき
る。充填12,12a部材の素材としては、前記の他ヘ
ッド1に比較して比重の大きい、タングステン鋼やコバ
ルト鋼などを用いることも可能である。
【0015】
【発明の効果】本発明は前記の構成にしたから、ヘッド
の重量調整を所望する時には打球部背面の外縁に添って
形成した枠部に所望の貫通孔を単独又は複数を組み合わ
せて形成することにより、貫通孔に相当する枠部の素材
が除去され、該貫通孔部位は軽量となるから、除去され
た部材に相当する重量がヘッドバランスに影響してヘッ
ドの微妙な重量調整やスーイトスポットの調整が極めて
容易となる。そして、背面部の輪郭即ちエッジ部はヘッ
ド本体と連続した材質から成る枠部であるからアドレス
時に違和感を感じる等の恐れがなくなりミスショットを
予防する効果を有する。
の重量調整を所望する時には打球部背面の外縁に添って
形成した枠部に所望の貫通孔を単独又は複数を組み合わ
せて形成することにより、貫通孔に相当する枠部の素材
が除去され、該貫通孔部位は軽量となるから、除去され
た部材に相当する重量がヘッドバランスに影響してヘッ
ドの微妙な重量調整やスーイトスポットの調整が極めて
容易となる。そして、背面部の輪郭即ちエッジ部はヘッ
ド本体と連続した材質から成る枠部であるからアドレス
時に違和感を感じる等の恐れがなくなりミスショットを
予防する効果を有する。
【0016】又、枠部の貫通孔にセラミックその他これ
らと同効質の部材やカーボン繊維,ガラス繊維その他こ
れらと同効質の部材を強化材とした合成樹脂材等を充填
12や充填12aしたものは、充填部材の重量を調節す
ることにより更に微妙なバランス調整が可能となる。
又、ソール部の貫通孔に充填部材を設けたものは、ショ
ット時にソールの滑りが良く貫通孔に土や芝などが挟ま
ることがなく、振り抜きやすいアイアンクラブヘッドと
して有効である。
らと同効質の部材やカーボン繊維,ガラス繊維その他こ
れらと同効質の部材を強化材とした合成樹脂材等を充填
12や充填12aしたものは、充填部材の重量を調節す
ることにより更に微妙なバランス調整が可能となる。
又、ソール部の貫通孔に充填部材を設けたものは、ショ
ット時にソールの滑りが良く貫通孔に土や芝などが挟ま
ることがなく、振り抜きやすいアイアンクラブヘッドと
して有効である。
【図1】本発明アイアンクラブヘッドの要部斜視図。
【図2】図1のX−X部位切断拡大端面図
【図3】本発明アイアンクラブヘッドの要部斜視図。
【図4】図3のY−Y線部位切断拡大端面図
【図5】本発明アイアンクラブヘッドの要部斜視図。
【図6】図3のZ−Z線部位切断拡大端面図
【図7】図1のX−X線部位拡大端面図。
【図8】図1のX−X線部位拡大端面図。
【図9】図1のX−X線部位拡大端面図。
【図10】図1のX−X線部位拡大端面図。
【図11】本発明アイアンクラブヘッドの要部斜視図。
【図12】図11のW−W線部位拡大端面図。
【図13】本発明アイアンクラブヘッドの要部斜視図。
【図14】本発明アイアンクラブヘッドの要部斜視図。
【図15】本発明アイアンクラブヘッドの要部斜視図。
【図16】本発明アイアンクラブヘッドの要部斜視図。
【図17】本発明アイアンクラブヘッドの要部斜視図。
【図18】貫通孔7Aに任意材を充填12せしめた状態
を示す図1のX−X部位切断拡大端面図
を示す図1のX−X部位切断拡大端面図
【図19】貫通孔7Aに掘り込み部を設け任意材を充填
12aせしめた状態を示す図1のX−X部位切断拡大端
面図
12aせしめた状態を示す図1のX−X部位切断拡大端
面図
1 ヘッド 2 枠部 3 内部領域 4 凹欠 5 空間部 6 ソール部 7 貫通孔 7A 貫通孔 7a 貫通孔 7b 貫通孔 7c 貫通孔 7d 貫通孔 7e 貫通孔 7f 貫通孔 7g 貫通孔 7h 貫通孔 8 ヒール部 9 トウ部 10 打球面部 11 トップエッジ部 12 充填 12a 充填 13 掘り込み部 A 外縁
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A63B 53/04 A63B 53/06
Claims (2)
- 【請求項1】 アイアンクラブヘッドの背面に、背面の
外縁に添って枠部を形成し、該枠部で形成された内部領
域を凹欠せしめて空間部を形成してなるアイアンクラブ
ヘッドにおいて、前記枠部の任意部位に、前記空間部内
に開口する任意貫通孔を設けたことを特徴とするアイア
ンクラブヘッド。 - 【請求項2】 前記貫通孔は、前記枠部のトップエッジ
部、トゥ部、ソール部、ヒール部その他所望部に単独又
は複数又は組み合わせて任意に形成したことを特徴とす
る請求項1記載のアイアンクラブヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6159175A JP2901876B2 (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | アイアンクラブヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6159175A JP2901876B2 (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | アイアンクラブヘッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08776A JPH08776A (ja) | 1996-01-09 |
JP2901876B2 true JP2901876B2 (ja) | 1999-06-07 |
Family
ID=15687941
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6159175A Expired - Fee Related JP2901876B2 (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | アイアンクラブヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2901876B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3127585A1 (en) * | 2015-08-03 | 2017-02-08 | Wilson Sporting Goods Co. | Iron-type golf club head with body wall apertures |
US10420993B2 (en) | 2015-08-03 | 2019-09-24 | Wilson Sporting Goods Co. | Iron-type golf club head with body wall apertures |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001259093A (ja) * | 2000-03-17 | 2001-09-25 | Bridgestone Sports Co Ltd | アイアンクラブヘッド |
US8277337B2 (en) * | 2009-07-22 | 2012-10-02 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Iron head |
US9079081B2 (en) | 2009-07-22 | 2015-07-14 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Iron head |
US20120196703A1 (en) * | 2011-01-27 | 2012-08-02 | Nike, Inc. | Iron-Type Golf Club Head Or Other Ball Striking Device |
US9044653B2 (en) * | 2012-06-08 | 2015-06-02 | Taylor Made Golf Company, Inc. | Iron type golf club head |
US9492722B2 (en) | 2013-11-12 | 2016-11-15 | Taylor Made Golf Company, Inc. | Golf club |
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JP6405710B2 (ja) | 2014-05-29 | 2018-10-17 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | アイアン型ゴルフクラブヘッド |
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1994
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