JP2900115B2 - 配線・配管床構造物及びこれに使用される床支持材 - Google Patents

配線・配管床構造物及びこれに使用される床支持材

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JP2900115B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータルーム等
の床下に通信ケーブルや電力ケーブルを配線する場合
や、オフィスビル、マンション、一般家庭等の床下に給
排水湯管やガス管を配管する場合等において、床下にこ
れら配線・配管材の収納空間を形成する配線・配管床構
造物及びこれに使用される床支持材に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータールーム等のケーブルが多
数配線される場所においては、端末機等の機器に対する
電源を確保するためにケーブルを床下に収納配線するこ
とが行われている。そのようなケーブルを床下に収納す
る床構造物として従来は、下地床面に多数の支柱を立
て、その支柱に支持されるように床パネルを載置して床
下空間を形成し、該空間内にケーブルを収納する構造の
ものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の床構造物にあっては、ケーブルを床下に収納
配線する場合に一旦載置された床パネルをケーブルを配
線する全域にわたって取り除き、ケーブルを収納して、
床パネルを再載置する方法が採られており、その作業が
大変面倒であった。これは、床構造物の施工は内装業者
が行い、ケーブルの配線は電気業者が行い、各々別の施
工業者によって作業が行われるからであり、床構造物の
施工時に同時に配線作業が行われることはなく、配線の
際には、折角組み立てられた床パネルをケーブルを配線
する全域にわたってもう一度取り除くことになるからで
ある。
【0004】また、従来の床構造物では、端末機や電話
等の機器を増設する必要が生じたときに、そのためのケ
ーブルを床下に配線するときに、既に設置されている機
器等を動かして床パネルを取り除かなければならない場
合も生じ、作業が面倒で手間を要するという問題があっ
た。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みなされた
ものであり、その目的とするところは、配線・配管床構
造物の収納空間内に配線・配管材を配線・配管するため
全域にわたって床パネルを取り除く作業に要する手間を
省くことができ、又、新たに配線・配管材を配線・配管
するに際し、機器を移動させることなく床下に配線・配
管材を配線・配管することができ、配線・配管作業の高
能率化を図ることができる配線・配管床構造物及びこれ
に使用される床支持材を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、まず請求項1記載の発明は、「床パネル
と、床下に配線・配管材の収納空間を形成すべく所定の
高さに前記床パネルを支持する床支持材とからなる配線
・配管床構造物であって、 前記床支持材は、前記収納空
間内に配線・配管材を布設するための布設具を案内する
案内路が前記収納空間に連続して臨むよう形成されたこ
とを特徴とする配線・配管床構造物」を、その内容とし
ている。また、請求項2記載の発明は、「床下に配線・
配管材の収納空間を形成すべく所定の高さに床パネルを
支持する床支持材であって、前記収納空間内に配線・配
管材を布設するための布設具を案内する案内路が前記収
納空間に連続して臨むよう形成されたことを特徴とする
床支持材。」を、その内容としている。
【0007】
【作用】かかる本願発明によれば、案内路に布設具を通
し、布設具に配線・配管材を連結して移動させることに
より、床パネルを取り除くことなく、ケーブル等の配線
・配管材をこれらを収納する床下に形成された収納空間
内に収納することができるようになっている。
【0008】
【実施例】以下、本発明についての実施例を図面に基づ
いて説明する。図1には第1実施例の床支持材10と床
パネル20とからなる配線・配管床構造物が示されてい
る。この配線・配管床構造物の床支持材10は、長尺に
形成された断面逆T字形状の支持脚101と、その上部
に形成された通路102と、通路102の両側に形成さ
れた床パネル20を支持する受け部103と、受け部1
03下方に形成された中空筒状の案内路104とを有し
ており、支持脚101、通路102、受け部103及び
案内路104は一体に形成されている。
【0009】支持脚101は床パネル20を所定の高さ
に支持し、床下に配線・配管材の収納空間30を形成す
るように適宜の高さに形成されている。
【0010】通路102は上方に開口し、その上面は蓋
体105によって被覆されるようになっており、床下の
収納空間30とは別に配線・配管材あるいは暖房用の温
水管等を内部に収納できるようになっている。この通路
102は本発明にあっては無くてもよいが、このような
通路102が形成されていれば、例えば、収納空間30
には強電ケーブルを、通路102には弱電ケーブルをと
言うように、各種配線・配管材を収納空間30と通路1
02と区分けして収納することができ便利である。
【0011】受け部103は上方へ突出した突起106
を有し、この突起106が板状の床パネル20の裏面に
形成された嵌合溝201に嵌まり、床パネル20の位置
ずれを防止して床支持材10に床パネル20が確実に組
み付けられるようになっている。
【0012】案内路104はこの例の場合中空筒状に形
成されており、その一側面である下面には長手方向に連
続するスリット107が形成されている。この案内路1
04には図1に示すような布設具40が挿通され、布設
具40の先端部401に設けられた連結孔403を有す
る板状部402を前記スリット107より外部に突出さ
せ案内路104を往復動できるようになっている。布設
具40の連結孔403には配線・配管材との連結ロープ
が締結されるようになっており、この実施例では、案内
路104を利用して布設具40を案内路104に挿通
し、往復動させることにより、配線・配管材を収納空間
30内に引き込むことができるようになっている。
【0013】中空筒状の案内路104に挿通される布設
具40は、連結孔403を有する板状部402が設けら
れた比較的硬質の先端部401と、この先端部401に
接続されたロープ404とから成っている。ロープ40
4は、それ自身で押し込むことのできる剛性を有し、
又、配線・配管材を引き込むときにかかるテンションに
耐え得る強度を備えている。このようなロープ404と
しては、例えば鋼線又は複数本の鋼線を編んだもの、あ
るいは合成樹脂を押出成型した棒状のもの、合成樹脂繊
維を堅く撚ったもの、FRPでロープ状に形成したもの
等を適用することができる。
【0014】上記実施例の案内路104は、その一側面
である上面が受け部103の一部を構成しており、上面
には所定間隔に長孔108が形成されている。この長孔
108には上記布設具40が通り、布設具40を案内路
104に挿通させることができるようになっている。床
支持材10は全体が1〜2mの長さに形成され、直線状
に配置されて床パネル20が載置されるようになってい
る。したがって、案内路104に布設具40を挿通させ
るには床パネル20を取り除いた後、床支持材10をず
らしたり取り外したりして案内路40の端部開口を外部
に臨ませる必要がある。しかしながら、上記のように長
孔108が形成されていれば、床支持材10をずらした
り取り外したりすることなく布設具40を案内路104
に挿通させることができ、又、床支持材10の両側に支
持された床パネル20を両方とも取り除かなくても片側
の床パネル20のみ取り除くことで布設具40を案内路
104に挿通させることができる。このため配線・配管
作業を効率よくすすめることができる。
【0015】図2には第2実施例の床支持材10と床パ
ネル20とからなる配線・配管床構造物が示されてい
る。この配線・配管床構造物の床支持材10は、長尺に
形成された支持脚111と、その上部に形成された通路
112とを有しており、第1実施例と同様の中空筒状の
案内路114を通路112の両側に備えたものである
が、案内路114は着脱自在に形成されている。又、案
内路114は長さ方向に分割され、一つの床支持材10
に対して複数の案内路114が直線状に組み合わされて
床支持部材10全体が形成されるようになっている。そ
して、案内路114が通路112の両側に取り付けられ
た状態で、案内路114の上面が床パネル20を載置す
る受け部113を構成するようになっている。
【0016】案内路114は、その一側面にかぎ状の引
掛部115を有し、通路112の側面に形成された掛止
溝116に引掛部115を掛止させることにより、通路
112の両側に取り付けられるようになっている。案内
路114には図1に示す布設具40と同様の形態の布設
具40が挿通されるようになっている。
【0017】上記実施例では、床パネル20を取り除い
た後、案内路114を一つ取り外せば布設具40を案内
路114に挿通させることができ、配線・配管作業を効
率よくすすめることができる。
【0018】なお、上記実施例では、案内路114の上
面が床パネル20を載置する受け部113を構成するよ
うになっているが、通路112の両側に板状の受け部を
別途設けて、これに床パネル20を載置する形態として
も良い。
【0019】図3には第3実施例の床支持材10と床パ
ネル20とからなる配線・配管床構造物が示されてい
る。この配線・配管床構造物の床支持材10は、長尺に
形成された支持脚121と、その上部に形成された通路
122と、通路122の両側に形成された床パネル20
を支持する受け部123と、受け部123下方に形成さ
れたレール状の案内路124とを有している。
【0020】支持脚121、通路122及び受け部12
3の形態は、図1に示す実施例と同様のものであるので
その説明は省略する。
【0021】この実施例においては、案内路124は断
面T字形のレール状に形成されており、これに対応する
ように先端部411に断面T字形の係合溝412を備え
た布設具40が係合案内されるようになっている。
【0022】布設具40は、先端部411に連結孔41
4を有する板状部413が設けらており、連結孔414
には配線・配管材との連結ロープが締結されるようにな
っている。先端部411には剛性を備えたロープ415
が接続されている。かかる布設具40は、先端部411
の係合溝412を案内路124に係合し、往復動させる
ことにより、配線・配管材を収納空間30内に引き込む
ことができるようになっている。なお、布設具40の形
態としては、図4に示すように、係合溝412が連続し
て形成された可撓性のある棒状体により構成されたもの
であっても良い。
【0023】上記実施例において、案内路124に布設
具40を保持させるためには床パネル20を取り除いた
後、床支持材10をずらして案内路40の端部を外部に
臨ませる必要があるが、このような床支持材10の移動
作業を回避するため、図3に示す布設具40にあって
は、例えば、図5に示すようにヒンジ416によって係
合溝412が開閉する構造とし、案内路124の途中か
ら嵌め込み可能な形態としたり、あるいは先端部411
を分割体によって構成し、案内路124に装着後一体に
組み付けるようにしたりしても良い。又、図4に示す布
設具40にあっては、レール状の案内路124の途中に
切欠部を設け、この切欠部より布設具40を挿入し案内
路124に係合溝412を係合させることができるよう
にすることにより、床支持材10の移動作業を回避する
ことができる。
【0024】なお、レール状の案内路124の先端は、
図3に示すように板状に形成されたものに限られず、丸
棒状に形成されたものであってもよい。その場合、布設
具40の係合溝412の形態も円形状に形成される。
【0025】図6には第4実施例の床支持材10が示さ
れている。この床支持材10は、長尺に形成された支持
脚131と、その上部に形成された通路132と、通路
132の両側に形成された床パネルを支持する受け部1
33とを有しており、受け部133下方に別体のレール
状の案内路134が取り付けられている。
【0026】この実施例における床支持材10は、図2
に示す床支持材10の形態と同様に、案内路134が着
脱自在に形成されたものであり、案内路134はビス1
35によって取り付けられるようになっている。又、案
内路134は長さ方向に分割され、一つの床支持材10
に対して複数の案内路134が直線状に組み合わされて
床支持部材10全体が形成されるようになっている。し
たがって、案内路134を一つ取り外すことにより図3
又は図4に示すものと同様の布設具40を案内路134
に案内させることができるようになっている。
【0027】なお、図1、図2、図3及び図6に示す床
支持材10の各実施例について、支持脚101、11
1、121、131は長尺に形成された断面逆T字形状
のものとなっているが、このような支持脚は床パネル2
0を所定の高さに支持し、床下に配線・配管材の収納空
間30を形成するように構成されるものであればよく、
例えば、所定間隔に設けられた多数の支柱によって構成
されるものであってもよい。このような支柱による構造
を採れば、支柱と支柱の間に配線・配管材を通し、収納
空間において自由な配線・配管材の収納が可能となる。
又、支持脚が支柱によって構成される場合、図7に示す
ようにボルト形状の支柱141にナット142を螺合さ
せたりする等して、高さ調節できる構造としてもよい。
【0028】又、床支持材10によって支持される床パ
ネル20は、床支持材10の長さに対応した幅を有する
大きさに形成したものであっても、床支持材10の長さ
の半分あるいは1/3の幅を有する大きさ等に形成した
ものであってもよい。又、床パネル20は床支持材10
に支持されるものであれば、その形態は問わない。
【0029】又、上記実施例においては、案内路10
4、114、124、134が通路102、112、1
22、132をはさんで両側に設けられているが、片側
のみに設けられたものであってもよい。又、案内路10
4、114、124、134が複数並設したものであっ
てもよい。さらに通路102、112、122、132
内にも中空筒状又はレール状の案内路を設けてもよい。
【0030】次に、第1実施例の床支持材10を例に、
配線・配管材の具体的な配線・配管方法を説明する。ま
ず、図8に示すように、床パネル20を取り除いて収納
空間30を開口させ、案内路104に布設具40を先端
部401より挿入し、ロープ404を押し込みながら、
配線・配管材との連結地点まで送り込む。次に、図9に
示すように、配線・配管材Xの一端と布設具40の連結
孔403とに連結ロープ405を締結することにより布
設具40に配線・配管材Xを連結する。次に、図10に
示すように、ロープ404を引っ張って先端部401を
引き戻すことにより、途中の床パネル20は取り除くこ
となく、収納空間30内に配線・配管材Xを配線・配管
することができる。これにより、図11に示すように、
床下に配線・配管材Xを収納することができる。
【0031】なお、別の布設方法として、案内路104
を往復動させた布設具40によって予備ロープ(図示せ
ず)を収納空間10内に通し、この予備ロープに配線・
配管材Xを連結し、予備ロープを引っ張って収納空間1
0内に配線・配管材Xを布設するようにしてもよい。予
備ロープは配線・配管材Xを引き込むのに十分な強度を
備えたものであればよく、材質は問わない。
【0032】また、配線・配管材Xが通信ケーブル等比
較的軽量な場合には、最初から布設具40に配線・配管
材Xを連結した状態で、布設具40を案内路104に送
り込み、収納空間30内に配線・配管材Xを配線・配管
するようにしてもよい。
【0033】図12は、床支持材10の通路102内に
温水管X1を配管した暖房床について床下に配線・配管
材X2を収納した例を示している。本発明では、このよ
うな配線・配管床構造物の床支持材10として適用する
ことができる。なお、この配線・配管床構造物では、床
パネル20の中間に開口部211が形成され、温水管X
1から床下に逃げた暖房熱を前記開口部211より床上
に導き、室内を暖めて室内の熱循環をさせるようになっ
ている。
【0034】図13及び図14には第5実施例の床支持
材10が示されている。この床支持材10は、通路部材
310と脚部材320とで構成されており、長尺状に形
成された通路部材310は、上方に開口する通路315
を有した本体311と、本体311の通路315の開口
を覆う蓋体312とからなっている。この例では、一つ
の本体311に対して複数の蓋体312によって通路3
15の開口を覆うようになっている。本体311及び蓋
体312の両側には案内路154を形成するための突出
片313、314が設けられており、図14に示すよう
に、通路315の開口を蓋体312で覆ったときに、側
方にスリット155を備えた中空状の案内路154が形
成されるようになっている。突出片314は案内路15
4の蓋部を構成し、蓋体312を取り外したときに案内
路154上部が開口して、布設具40(図15参照)の
挿入可能な挿入口を形成するようになっている。そし
て、蓋体312の突出片(蓋部)314には合成樹脂又
は金属からなる床パネル20が載置されるようになって
いる。
【0035】蓋体312はアルミニウム又は合成樹脂に
より弾性復元する構造体により作製されており、同様に
アルミニウム又は合成樹脂にて作製された本体311の
通路315の両側に形成された係合突起316に係合し
て抜け止め状態に取り付けられるようになっている。こ
の係合は不用意に蓋体312が外れるのを防止するため
のものであり、蓋体312の突出片(蓋部)314を外
方にわずかに広げるか、あるいは蓋体312を上に少し
強く引き上げれば、蓋体312は容易に外すことができ
るようになっている。なお、蓋体312は単に載置され
るものであっても良く、突出片(蓋部)314が床パネ
ル20の載置面となっている上記実施例に示す床支持材
10にあっては、床パネル20が載置された状態で、蓋
体312が不用意に外れることはない。
【0036】本体311の底壁には適宜箇所に透孔31
7が設けられており、脚部材320に止め付けるビス3
50が挿通されるようになっている。又、本体311の
底壁にはドライバーを挿入するための挿入孔318が設
けられている。
【0037】脚部材320は、床下地面に固定される固
定用ベース321と、この固定用ベース321に両側か
らのビス328により締め付け固定される支持台322
とを備えている。支持台322は、アルミニウム又は合
成樹脂にて作製され、その両側上縁には内方に突出する
嵌合突起325を有しており、この嵌合突起325と通
路部材310の本体311の底部両側に形成された凸部
319とが係合して、支持台322に対して本体311
が抜け止め状態に嵌め込まれるようになっている。支持
台322と通路部材310との間には軟質合成樹脂から
なる緩衝材340が介装されている。この緩衝材340
は、蓋体312の踏みつけ又は床パネル20の踏みつけ
によって通路部材310と支持台322との間で衝突音
等を発生させない効果があり、又、本体311の通路3
15内に温水管が収納された場合の脚部材320への熱
損失を防止する効果がある。
【0038】支持台322の上面にはビス取付孔323
が設けられており、これに位置対応して通路部材310
の本体311の底壁に設けられた透孔317及び緩衝材
340に設けられた透孔341とにビス350が挿通さ
れて、通路部材310と脚部材320とが長手方向にず
れないように止め付けられるようになっている。
【0039】又、支持台322の中央にはナット330
が装着されており、このナット330には、外周面に雄
ねじを有した調整ボルト331が螺合している。調整ボ
ルト331の先端331bは、固定用ベース321の底
壁に設けられた切欠333を通って床下地面F(図1
4)に当接するようになっている。調整ボルト331の
頭部にはドライバーの先端を挿入させる挿入溝331a
が形成されており、一方、支持台322にはドライバー
を挿入するための挿入孔324が設けられている。した
がって、挿入孔324を通して挿入溝331aにドライ
バーの先端を挿入し、調整ボルト331を回動させてナ
ット330に対する螺合位置を変え、固定用ベース32
1に対する支持台322の高さを変更できるようになっ
ている。この例では、通路部材310の本体311及び
緩衝材340にも挿入孔324に対応した挿入孔31
8、342が設けられており、支持台322に本体31
1を嵌め込んだ状態でも高さ調整ができるようになって
いる。
【0040】又、支持台322の下部両側には、挿嵌溝
326が長手方向に沿って形成されており、図14に示
すように、ビス328が螺合するナット332が内部に
挿嵌されている。したがって、支持台322は、挿嵌溝
326内でのナット332の位置を変更することによ
り、固定用ベース321に対する支持台322の位置を
長手方向に位置調整できるようになっている。なお、固
定用ベース321の両側面には上下方向にビス328を
挿通させる挿通溝327が形成されており、支持台32
2が高さ調整されてナット332の位置が上下してもこ
れに対応できるようになっている。
【0041】固定用ベース321は合成樹脂にて作製さ
れ、コンクリートによる床下地面Fになじみ、又、床パ
ネル20上の歩行により衝突音等が発生しないように工
夫されている。なお、固定用ベース321は金属にて作
製しても良く、この場合は、合成樹脂シート等の緩衝材
を介在させるか、あるいは固定用ベース321を床下地
面Fに固定する際に下面に塗布される接着剤にゴム系あ
るいは柔軟性が付与された接着剤を用いることによって
衝突音等の発生を防止又は緩和することができる。固定
用ベース321は、そのまま床下地面Fに載置される
か、あるいは下面に塗布される接着剤又は床下地面に埋
め込まれるボルトによって固定されるようになってお
り、接着剤が塗布される場合には固定用ベース321の
底壁に設けられた多数の孔329により、余分な接着剤
を逃がすことができ、さらに固定用ベース321の底壁
上面にも接着剤を塗布してやれば、接着剤の硬化によっ
て固定用ベース321をズレないように完全に固定する
ことができる。なお、孔329には、床下地面に埋め込
まれるボルトを挿通させるのに使用しても良い。
【0042】かかる床支持材10は、図14に示すよう
に、通路部材310及び脚部材320を構成する各部材
が組み付けられ、床パネル20との組み合わせにより床
下に収納空間30を備えた配線・配管床構造物を形成す
るようになっている。そして、床支持材10の通路31
5には例えば熱交換用の温水管X1を収納し、床下の収
納空間30には通信ケーブルや電力ケーブル等の配線材
X2を収納するようにしたり、あるいは、床支持材10
の通路315には弱電ケーブルX1を収納し、床下の収
納空間30には強電ケーブルX2を収納するようにした
りして、各種配線・配管材Xを収納空間30と通路31
5とに区分けして収納することができるようになってい
る。
【0043】図15に示すように、案内路154に挿通
される布設具40は、アングル状に形成された先端部4
21と、これに接続されたロープ422とからなり、先
端部421には連結ロープ424をつなぐ連結孔423
が設けられている。又、ロープ422は、それ自身で押
し込むことのできる剛性を有し、又、配線・配管材Xを
引き込むときにかかるテンションに耐え得る強度を備え
ており、例えば鋼線又は複数本の鋼線を編んだもの、あ
るいは合成樹脂を押出成型した棒状のもの、合成樹脂繊
維を堅く撚ったもの、FRPでロープ状に形成したもの
等が使用されている。そして、この例では、布設具40
の先端部421を案内路154の側方に連続的に形成さ
れるスリット155より外部に突出させた状態で、案内
路154に挿通され、連結孔423を利用して配線・配
管材Xが連結ロープ424で連結されるようになってい
る。
【0044】図16には第6実施例の床支持材10が示
されている。この床支持材10は、断面逆T字形状の支
持脚部371と、上方に開口した通路372を有する通
路部373とを一体に形成し、通路372の開口を蓋体
374で覆った簡易な構造で構成されている。通路部3
73及び蓋体374の両側には案内路154を形成する
ための突出片375、376が設けられており、通路3
72の開口を蓋体374で覆ったときに、側方にスリッ
ト155を備えた中空状の案内路154が形成されるよ
うになっている。突出片376は案内路154の蓋部を
構成しており、蓋体374を取り外したときに案内路1
54上部が開口して、布設具40の挿入可能な挿入口を
形成するようになっている。そして、この例では、蓋体
374上に床パネル20が相互に隣接した状態で載置さ
れるようになっている。
【0045】上記図13及び図16に示す床支持材10
は、案内路154の一部が蓋部を形成して成るものであ
り、蓋部を取り除くことにより案内路の一部が開口状態
となって挿入口が形成され、この挿入口より案内路への
布設具の挿入を容易に行えるようになっている。なお、
蓋部は蓋体312、374の両側に設けられた突出片3
14、376によって一体に構成されているが、これに
限られず、蓋部は蓋体312、374とは別体で構成さ
れるものであっても良い。又、蓋部は案内路154上部
が開口するように形成されるものに限らず、案内路15
4側部が開口するように形成されるものであっても良
い。その場合、案内路154のスリット155は下方に
形成し、図13及び図16に示す蓋部と同様に、スリッ
ト155を分割線として分離するように蓋部を構成する
のが良い。これにより、蓋部の構成が簡単となり、蓋部
を有する案内路154を容易に製造することができる。
【0046】又、図13及び図16に示す床支持材10
にあっては、通路315、372を有しているが、この
ような通路315、372の無いものであっても良い。
案内路154は、通路315、372をはさんで両側に
設けられているが、片側のみに設けられたものであって
もよい。又、案内路154は複数並設したものであって
もよい。さらに、一つの本体311又は通路部373に
対して複数の蓋体312、374で覆う場合に限らず、
本体311又は通路部373の長さと同じ長さに蓋体3
12、374が構成されるものであっても良い。
【0047】さて、このような案内路154の一部が蓋
部よって構成される床支持材10についての具体的な配
線・配管方法について、第5実施例の床支持材10を例
に説明すると、まず、図17に示すように、配線・配管
材を布設したい地点間において端部の床パネル及び蓋体
312を取り除いて開口させて案内路154に挿入口を
形成し、布設具40を先端部421より挿入して、ロー
プ422を押し込みながら配線・配管材との連結地点ま
で送り込む。次に、図18に示すように、配線・配管材
Xの一端と布設具40の先端部421とを連結ロープ4
24により連結し、布設具40を引き戻す。これによ
り、図19に示すように、途中の床パネル20及び蓋体
312を取り除くことなく、床下に収納空間30内に配
線・配管材Xを引き込んで布設することができる。
【0048】なお、別の布設方法として、案内路154
に挿通させる布設具40に予備ロープ(図示せず)を連
結して収納空間10内に予め通しておき、この予備ロー
プに配線・配管材Xを連結し、予備ロープを引っ張って
収納空間10内に配線・配管材Xを布設するようにして
もよい。この予備ロープは配線・配管材Xを引き込むの
に十分な強度を備えたものであればよく、材質は問わな
い。
【0049】また、配線・配管材Xが通信ケーブル等比
較的軽量な場合には、最初から布設具40に配線・配管
材Xを連結した状態で、布設具40を案内路154に送
り込み、収納空間30内に配線・配管材Xを配線・配管
するようにしてもよい。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、床支
持材の案内路に布設具を通し、布設具に配線・配管材を
連結して引き込むことにより、途中の床パネルを取り除
くことなく、ケーブル等の配線・配管材をこれらを収納
する床下に形成された収納空間内に収納することができ
るので、全域にわたって床パネルを取り除いていた従来
の作業に比べて、作業の高能率化を図ることができる。
又、端末機や電話等の機器を増設する必要が生じた場合
にも、必要な箇所の床パネルのみ取り除けば、ケーブル
等の配線・配管材を配線・配管することができ、既設の
機器等を動かす手間を省くこともでき作業を楽にすすめ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例に係る配線・配管床構造
を示す斜視図である。
【図2】 本発明の第2実施例に係る配線・配管床構造
を示す斜視図である。
【図3】 本発明の第3実施例に係る配線・配管床構造
を示す斜視図である。
【図4】 第3実施例に係る床支持材の案内路に案内さ
れる布設具の別例を示す斜視図である。
【図5】 図3に示す布設具の別例を示す断面図であ
る。
【図6】 本発明の第4実施例に係る床支持材を示す斜
視図である。
【図7】 床支持材の支持脚の別例を示す部分断面図で
ある。
【図8】 第1実施例に係る床支持材を使用した配線・
配管床構造物についてて配線・配管材を布設する場合の
一工程を示す断面図である。
【図9】 第1実施例に係る床支持材を使用した配線・
配管床構造物についてて配線・配管材を布設する場合の
一工程を示す断面図である。
【図10】 第1実施例に係る床支持材を使用した配線
・配管床構造物についてて配線・配管材を布設する場合
の一工程を示す断面図である。
【図11】 本発明の床支持材を使用した配線・配管床
構造物による配線・配管材の収納状態の一例を示す断面
図である。
【図12】 本発明の床支持材を使用した配線・配管床
構造物による配線・配管材の収納状態の別例を示す断面
図である。
【図13】 本発明に係る床支持材の一実施例を示す要
部分解斜視図である。
【図14】 図13に示す床支持材の使用状態における
正面図である。
【図15】 図13に示す床支持材に使用される布設具
を示す使用状態における部分斜視図である。
【図16】 本発明に係る床支持材の別の実施例を示す
使用状態における正面図である。
【図17】 図13に示す床支持材を用いた配線・配管
床構造物について配線・配管材を布設する方法の一工程
を示す概略側面図である。
【図18】 図13に示す床支持材を用いた配線・配管
床構造物について配線・配管材を布設する方法の一工程
を示す概略側面図である。
【図19】 図13に示す床支持材を用いた配線・配管
床構造物について配線・配管材を布設する方法の一工程
を示す概略側面図である。
【符号の説明】
10 床支持材 104、114、124、134、154 案内路 20 床パネル 30 収納空間 40 布設具 X 配線・配管材

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床パネルと、床下に配線・配管材の収納
    空間を形成すべく所定の高さに前記床パネルを支持する
    床支持材とからなる配線・配管床構造物であって、 前記床支持材は、 前記収納空間内に配線・配管材を布設
    するための布設具を案内する案内路が前記収納空間に連
    続して臨むよう形成されたことを特徴とする配線・配管
    床構造物
  2. 【請求項2】 床下に配線・配管材の収納空間を形成す
    べく所定の高さに床パネルを支持する床支持材であっ
    て、前記収納空間内に配線・配管材を布設するための布
    設具を案内する案内路が前記収納空間に連続して臨むよ
    う形成されたことを特徴とする床支持材。
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