JP2898361B2 - 空気調和機の室内ユニット - Google Patents

空気調和機の室内ユニット

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健志 奥田
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
  • Duct Arrangements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は空気調和機の室内ユニットに係り、特に、空
気の吹出口付近を改良した空気調和機の室内ユニットに
関する。
(従来の技術) 従来の空気調和機の室内ユニットは第8図に示すよう
に、室内の壁面に据え付けられ、ケーシングa内に室内
の空気の熱交換を行う室内熱交換器bと、熱交換後の空
気を送風する横流ファンcが設けられている。
このケーシングaの前面には室内の空気を吸い込む吸
込口dと熱交換後の空気を吹出す吹出口eが形成してあ
り、吸込口dから吸い込んだ室内空気を熱交換器bで熱
交換した後、横流ファンcによって吹出口eより室内に
吹出している。
また、横流ファンcと吹出口eにはノーズfとケーシ
ングaによって吹出し通路gが区画形成されており、熱
交換後の空気を効率良く吹出口eに案内している。
この吹出し通路gは第9図及び第10図に示すように吹
出し空気を広角に吹出すように吹出口e側に向かって左
右上下方向へラッパ状に形成している。
(発明が解決しようとする課題) ところで、この吹出し通路gの表面は吹出口e方向へ
広がるように曲面状に形成されていると共にその表面が
滑らかに形成されている。このため、第9図及び第10図
に示すように吹出し通路gの表面から空気の剥離が容易
に起こり、吹出口e周辺で空気の渦流が発生していた。
そして、この空気の渦流の発生によって広角吹出し効果
が低下すると共に、冷房運転時には渦流が発生する吹出
口e周辺に結露が生じる不都合があった。
そこで、本発明は上述した問題点に鑑み、案出された
ものであり、広角吹出しを達成すると共に冷房運転時に
発生する吹出口e周辺の結露の防止を目的とした空気調
和機の室内ユニット提供するものである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために本発明は、熱交換後の空気
を室内側に吹出すための吹出し通路を区画形成する通路
表面を吹出口方向に広がるように曲面状に形成すると共
に、その通路表面に多数のくぼみをディンプル状に形成
したものである。
(作用) 本発明は以上の様に構成したので、熱交換後の吹出し
通路に沿って流れるようになるため、吹出口周辺で空気
の剥離を防止することが可能となる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を添付図面を参照しながら説
明する。
第1図は本発明に係る空気調和機の室内ユニット1の
破断斜視図である。
この室内ユニット1は室内壁面などに据え付けられ、
室内空気を熱交換して室内の空調を行っうものであり、
そのケーシング2内には室内空気を熱交換する室内熱交
換器3と、熱交換された空気を送風する横流ファン4が
主に収納されている。
このケーシング2の前面には室内の空気を吸い込む吸
込口5が形成してあり、また、吸込口5の下部には熱交
換後の空気を前方に吹出す吹出口6が形成してある。
横流ファン4から吹出口6には、第6図に示すように
横流ファン4から送風された熱交換後の空気を吹出口6
に案内する吹出し通路7が空気の流れを仕切るノーズ8
とケーシング2によって区画形成されている。
この吹出し通路7はケーシング2を第5図及び第6図
に示すように、吹出し空気を広角に吹出すように吹出口
6側に向かって全体的に***した曲面を有して吹出口6
左右上下方向へラッパ状に形成することによって構成さ
れている。また、第2図〜第4図に示すように、この吹
出し通路7の表面にはモールド成形等によって表面が球
状の凹部から成る複数のくぼみ9が形成されている。
次に本発明の作用を説明する。
第1図に示すように、室内の空気は吹込口5よりケー
シング2内に吸い込まれ、室内熱交換器3を通過するこ
とによって熱交換された後、横流ファン4によって吹出
し通路7を通過して吹出口6より再び室内に吹出される
ことになる。
この吹出し空気の主な流れは、吹出口6に設けられた
図示しないルーバによって調節されることになるが、吹
出口6付近では吹出し通路7の表面に形成された複数の
くぼみ9によって空気流の剥離が防止されるため、第5
図及び第6図に示すように吹出し通路7の表面に沿って
流れるようになる。
この吹出し通路7の表面に形成されたくぼみ9は、例
えば飛距離を伸ばすためにゴルフボールの表面に形成さ
れたディンプルと同様の効果を期待したものでる。すな
わち、曲面状をした吹出口通路の表面にディンプルを形
成することで、その曲面からの空気流の剥離を防止し、
曲面後部で発生するカルマン渦流を防止する働きがあ
る。従って、第5図及び第6図に示すように、従来の如
く、吹出口6付近で空気流の剥離が発生することなく、
吹出し通路7の曲率に沿って広角に空気が吹出されるよ
うになる。さらに、冷房運転時には空気の渦流による吹
出口6付近での結露を防止することができる。
尚、上述した実施例では吹出し通路7をモールド成形
等によってくぼみ9を形成していたが、第7図に示すよ
うに可撓性シート10に複数の孔を穿設したシール材11を
吹出し通路7に貼布してもくぼみ9と同様の効果が達成
できる。
また、上記実施例にあってはくぼみ9は吹出し通路7
の表面に沿って略全域に形成されているが、吹出口6付
近の***した曲面部のみにくぼみ9を形成しても良いこ
とは勿論である。特に、吹出口6付近において空気流の
剥離が顕著発生するので、この空気流の剥離を防止する
ことができることにより吹出口6付近での結露の発生を
未然に防止するいことができる。
[発明の効果] 以上、本発明によれば、吹出口通路表面において空気
流の剥離が発生しなくなって広角に吹出されるようにな
るため、空気の吹出し効率が向上すると共に、冷房運転
時の露付きを未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である空気調和機の室内ユニ
ットの一部破断斜視図、第2図は室内ユニットの吹出し
通路に形成されたくぼみを示す拡大斜視図、第3図及び
第4図は第2図の断面図、第5図は室内ユニットの吹出
口付近の空気の流れを示す正面図、第6図は第5図の断
面図、第7図は他の実施例を示す斜視図、第8図は従来
の室内ユニットの断面図、第9図は従来の室内ユニット
の吹出口付近の空気の流れを示す正面図、第10図は第9
図の断面図である。 図中、1は空気調和機の室内ユニット、7は吹出し通
路、9はくぼみである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱交換後の空気を室内側に吹出すための吹
    出し通路を区画形成する通路表面を吹出口方向に広がる
    ように曲面状に形成すると共に、その通路表面に多数の
    くぼみをディンプル状に形成したことを特徴とする空気
    調和機の室内ユニット。
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