JP2898324B2 - 条材を有する壁 - Google Patents

条材を有する壁

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    • E04H1/12Small buildings or other erections for limited occupation, erected in the open air or arranged in buildings, e.g. kiosks, waiting shelters for bus stops or for filling stations, roofs for railway platforms, watchmen's huts or dressing cubicles
    • E04H1/1272Exhibition stands
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  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、節点片によつて相互に連結された複数本の
条材を有する壁であつて、各条材が管状区分と少なくと
も1つのエンドピースとを有し、しかも該エンドピース
の部分が前記管状区分内に位置している形式のものに関
する。
前記形式の壁はすでに公知である。該壁の節点片は、
事実上正方形の輪郭を有している。該節点片のベース体
の周域には各辺に夫夫2つの軸部分が構成されており、
しかも該軸部分の夫夫にロツド状の部材が固定されてい
る。この公知の壁の各条材に設けられたエンドピースは
2つの半割部を有し、この場合該条材の縦軸線はエンド
ピース半割部のパーテイング平面内に位置している。管
状区分内に位置しているエンドピース接続部分はヒンジ
を備え、該ヒンジによつて2つのエンドピース半割部は
互に連結されている。このエンドピース区分では、エン
ドピースの両半割部を互に押離すばねが前記両半割部間
に設けられており、該ばねは突起を支持している。該突
起は一方のエンドピース半割部を貫通しかつ不作動状態
では条材の管状区分の開口をも貫通している。該管状区
分の外側に位置するエンドピース半割部の端部は夫夫1
つの半割皿を有している。この両半割皿間に節点片のロ
ツド状部材が挾持される。
組付けた状態でエンドピースの接続部分は管状区分内
に在りかつ該管状区分はエンドピースの両半割部を押し
合わせる。従つて、両半割皿間に位置する節点片のロツ
ド状部材は両半割皿間で締付けられた状態にある。節点
片と条材との間の連結を解除しようとする場合には、前
記突起が管状区分の開口から離脱するまで該突起は押下
げられる。次いでエンドピースは管状区分から引出され
る。前記ばねは、半割皿を互に離間させ、これによつて
節点片のロツド状部材は解放される。
前記の公知の壁における欠点は例えば、節点片と対応
条材との連結を解除しうるようにするためには管状区分
からエンドピースを引出さねばならないことである。逆
にこのような連結を行うためには管状区分内にエンドピ
ースを差込む必要があり、この場合突起が指で押下げら
れねばならない。これによつて壁構築作業員は場合によ
つては手を負傷することがある。また、エンドピースを
プラスチツクから製作した場合、エンドピースを金属製
の管状区分内へ何回も差込まねばならない場合には摩耗
現象が生じる。大型壁の場合、従つて連結部位が多数あ
る場合には、該壁の組立・分解が煩雑である。
本発明の課題は、公知の壁の前記欠点を避けることで
ある。
冒頭で述べた形式の壁における前記課題は、請求の範
囲第1項の特徴部分において特定した構成手段によつて
解決される。
次に添付図面に基づいて本発明の実施例を詳説する。
但し図面中、第1図は本発明の壁の斜視図、第2図は
本発明の壁の1つの節点部分の側面図、第3図は第1図
に示した壁の構成部分である1つの細長条材の一方の端
末部分の側面図、第4図は第3図の端末部分の平面図、
第5図は第1図に示した壁の節点片の背面図、第6図は
第1図に示した壁の節点部分の斜視図、第7図は第6図
に示した壁のヒンジの斜視図、第8図は第7図に示した
ヒンジの平面図、第9図は前記ヒンジの第2実施態様の
斜視図、第10図は前記ヒンジの第3実施態様の斜視図で
ある。
第1図に示した壁は剛性の条材1を有している。条材
1は対8を形成し、しかも各対8の条材1は部位18にお
いて、有利には条材中点で交差している。壁はこのよう
な条材対8を多数含んでいる。各条材対8では、交差す
る条材1の夫夫2つの端末部分は交差部位18の片側に位
置している。換言すれば、交差部位18の片側に位置して
いる、1つの対8の条材1の端末部分は、該対8の条材
1が少なくともほぼ位置している平面に対して垂直な平
面内に位置している。1つの対8の条材1が位置してい
る平面は以下、該対8の主平面と呼ばれる。また1つの
対8の条材1の対向端部は、互に平行に延びて相互間隔
をおいて位置する2つの平面5と6内にあり、かつ交差
部位18は前記両平面5と6との間の距離のほぼ中点に位
置している。各対の条材1はその交差部位18の範囲にお
いて互に枢着結合されていてもよい。この枢着はピン
(図示せず)によつて行われるのが有利であり、該ピン
は、条材1の交差して互に相接する部分を貫通してい
る。
各条材対8は、第1図に示したように、条材対の主平
面が水平平面内又は鉛直平面内に位置するように壁内部
に配置されている。更に第1図から判るように条材対8
はその長手方向で互に接続することができるので、壁
は、水平方向及び鉛直方向に延びる交差条材対8の列を
有し、その場合これらの水平方向列と鉛直方向列は相互
に交差することもできる。
各条材1の端末部分は、壁の1つの構成部分を成す節
点片2の1つの部位に接続されている。壁はこのような
節点片2を或る所定数有している。該節点片2の役目
は、壁部位で互に相会する対8の条材1の端末部分を相
互に結合するためのものである。すでに述べたように1
つの対8の条材1の端末部分は、相互間隔をおいた2つ
の平面5,6のうちの1平面内に位置している。両平面内
には節点片2も位置している。各節点片2は、複数本の
条材1の端末部分を該節点片に接続できるように構成さ
れている。1つのこのような節点片2には、同一平面内
すなわち水平平面内又は鉛直平面内で相互に続く2つの
条材対8の端末部分を接続しておくことも可能である。
しかし又、互に直角に位置する条材対8もしくは条材対
8の交差列に所属する条材1の端末部分を1つの節点片
2に接続しておくことも可能である。
条材1と節点片2は両両相俟つてフレームすなわち骨
組を形成し、該骨組は前面と後面とを有し、その場合節
点片2はこれらの面内に位置している。この前面と後面
は、すでに述べた平面5と6に相当し、かつ本発明の壁
を前後で制限している。これらの面は前位の部分壁5及
び後位の部分壁6とも呼ばれる。これらの部分壁5と6
の間で各対8の交差条材1が延びている。
対8における条材1の長さは等しいので、これらの条
材1の端末部分は、前記の2つの部分壁5,6の互に対向
した部位にある。これらの部分壁5と6との間隔を調整
又は変化することができるようにするために部分壁5と
6との間にスペーサ部材9が延在している。該スペーサ
部材9の長さは条材1の長さよりも小である。スペーサ
部材9は事実上、部分壁5,6の平面に垂直に延びかつ糸
片又はワイヤ片などから成ることができる。このような
スペーサ部材9の両端は公知のように、部分壁5,6の適
当な対向部位に設けられている節点片2に例えばフツク
を用いて接続されている。しかし壁に引張負荷及び圧縮
負荷がかかる場合、該スペーサ部材9は剛性構造として
構成されていてもよい。
また各節点片2は、該節点片に本発明の壁の構成部分
を成する前板3と側板4も固定できるように構成されて
いる。前板3は前記部分壁5,6の構成部分を形成してい
る。これに対して側板4は前板3もしくは部分壁5,6に
対して垂直に位置している。この場合側板4は水平方向
にか又は鉛直方向に位置することができる。側板4を水
平に配置した場合には該側板は棚板として使用すること
ができる。側板4を鉛直に配置した場合には該側板は壁
の側閉鎖板として使用することができる。
各条片1(第2図〜第4図)は管状区分7を有し、し
かも該管状区分7の少なくとも一端にはエンドピース10
が配設されている。該エンドピースは大体においてやは
り細長く棒状であり、かつ殊に、事実上ピン状の第1の
部分11を有している。エンドピース10の該第1部分11
は、条材1の管状区分7にエンドピースを接続するため
のものである。エンドピース10のピン条部分11つまり接
続部分11の直径は管状区分7の内径に対して、該接続部
分が管状区分7内に固着するように、すなわち遊びなく
配置されるように設計されている。この接続強度は、特
別の固定手段を使用することによつて高めることができ
る。例えば接続部分11の外壁と管状区分7の内壁との間
に適当な接着剤層を設けることが可能である。壁の骨組
をできるだけ軽量にするために、管状区分7は、例えば
アルミニウムやカーボンフアイバなどのような、できる
だけ軽い材料から成つている。このような材料を接合す
るためには接着剤として例えばアラルダイトを使用する
ことが可能である。固定手段としては管状区分7と接続
部分11とを直角方向に貫通して延びるねじ又はリベツト
も考えられる。
肉厚もしくは重量が決まつている場合に条材1が最大
限の剛さを有するようにするために、管状区分7は、そ
の長手方向に延びる条溝(図示せず)を有している。該
長手方向条溝は管状区分7の外壁又は/及び内壁に形成
される。
管状区分7の外部に位置する、エンドピース10の第2
部分12は条材1を本発明の壁の節点片2の1つと連結す
るために使用される。このためにエンドピース10のこの
連結部分12は条材1と節点片2の1つとを連結したり連
結を解除する手段を有している。この手段は、該手段を
操作するための工具を必要とせずかつ該手段の操作工の
手を該手段自体によつて傷つけることがありえないよう
に構成されている。
エンドピース10の連結部分12は、接続部分11への移行
範囲にカラー13を有し、該カラーには、エンドピース10
のほぼ角柱状区分20が続いている。カラー13の外壁面は
事実上円筒形である。カラー13の直径は勿論ピン状の接
続部分11の直径よりも大であるので、カラー13は、ピン
状接続部分11寄りに、事実上環状の端面14を有してい
る。エンドピース10が管状区分7内に嵌込まれた場合、
前記端面14には、管状区分7の対応端部における開口の
端面15が当接する。
連結部分12の、前記カラー13に続く角柱状区分20は実
質的に真直な角柱の形状を有し、その場合該角柱の辺は
事実上エンドピース10の縦軸線に平行に延びている。該
角柱状区分20の横断面は実質的に四辺形である。第3図
は四辺形の長辺に相当する角柱状区分20の側壁27を示
し、従つて該側壁は、前記四辺形の短辺に相当する角柱
状区分20の側壁28よりも大きな面積を有している。エン
ドピースの角柱状区分20には、該角柱状区分の大きい方
の側壁27に対して垂直な切込み部21が形成されている。
該切込み部21の各側には、エンドピース10の角柱状区分
20の残留部分を成す夫夫1つの脚片部23,24が位置して
いる。切込み部21の始端部は、角柱状区分20の湾曲した
自由端面22に続いている。
エンドピースの角柱状区分20の大きい方の側壁27に平
行にかつ該角柱状区分のほぼ真中にスロツト状の開口26
が形成されており、該開口は角柱状区分20の小さい方の
側壁28間で延びかつグリツプホイール30を収容するため
に定められている。該グリツプホイール30は、スロツト
状の開口26を直角方向に貫通する軸31上に装着されてお
りかつ該軸の両端部は、スロツト状開口26を両側で制限
する対向した両側壁27内に軸支されている。湾曲した自
由端面22を起点として真直に延びる切込み部21は、該切
込み部の底部25が鉛直に延びるスロツト状開口26の範囲
にあるような長さに構成されている。従つて水平方向
の、前方の開いた切込み部21はスロツト状開口26に部分
的にオーバーラツプしている。
グリツプホイール30は円弧状スロツト32を有し、該円
弧状スロツトはグリツプホイール30の周方向又は外周輪
郭に平行もしくはほぼ平行に延びている。この円弧状ス
ロツト32の一方の終端部には、グリツプホイール30内の
切欠部33が続いており、該切欠部はグリツプホイール30
の外周輪郭から円弧状スロツト32にまで延びて該スロツ
トに接続している。切欠部33は円弧状スロツト32と相俟
つてほぼL字形の軌道を形成し、該軌道は、節点片2の
構成部分の1つを成す軸45を掴むために役立つ。
前記の開いた円弧状スロツト32の位置しているグリツ
プホイール範囲に対してほぼ直径方向で対向した、グリ
ツプホイール30の範囲には第2のスロツト36が形成され
ている。該スロツト36はやはり円弧状ではあるが閉じら
れている。事実上円弧状スロツト32に等しい曲率のこの
第2の円弧状スロツト36内にはピン37が位置し、該ピン
はスロツト状開口26の内壁に固定されている。第2の円
弧状スロツト36の長さは軸31を中心とするグリツプホイ
ール30の旋回範囲の長さを規定している。ピン37の位
置、グリツプホイール30の内部における第2の円弧状ス
ロツト36の位置及び該円弧状スロツト36の長さは、前記
第2の円弧状スロツト36の一端に前記ピン37が当接した
位置にある場合にグリツプホイール30の切欠部33が、角
柱状区分20内の直線状に延びる切込み部21の終端部に相
対して位置するように設計されている。閉じた円弧状ス
ロツト36内におけるピン37の他方の当接位置では、開い
た円弧状スロツト32の他端が直線状の切込み部21の内端
部範囲内にある。
殊に技術上の理由に基づいてエンドピース10は、事実
上等しく構成された2つの半割部から成つており、この
場合両半割部を分割するパーテイング・ライン34は第4
図から明らかである。このような場合グリツプホイール
30は両側に、軸31に代わるサイド突起を有し、該サイド
突起はエンドピースの両半割部に設けた対応凹所に支承
されている。
節点片2はベースプレート40を有し、該ベースプレー
トは条材1のエンドピース10を取付けるための装着部41
を備えている。該装着部41はベースプレート40の背面側
に位置しているのが有利である。しかし該装着部はベー
スプレートの前面側に位置していてもよい。第5図には
各装着部41がどのように構成されかつどのようにベース
プレート40の背面側に配置されているかが示されてい
る。
装着部41は側板42,43(第5図)を有し、両側板は、
ベースプレート40の表面に対して事実上直角なプレート
として構成されている。該側板42,43の、ベースプレー
ト40から離隔した方の終端部は円弧状44に面取りされて
いる。両側板42,43の互に対向した面は事実上互に平行
に延びているので、装着部41の側板42と43との間には定
幅のギャツプが存在している。側板42と43との間には軸
45が延在し、該軸の両端は側板42,43に固定されてい
る。該軸45の固定部位は、両側板42,43の円弧状面取り
部44の曲率中心が位置するような側板範囲にある。
節点片2の装着部41の1つに1本の条材1のエンドピ
ース10を差込む場合、グリツプホイール30内の切欠部33
を切込み部21の終端部分に位置させるように調整するこ
とが先ず保証されねばならない。次いでエンドピース10
の角柱状区分20が装着部41に導入される。その際、軸45
は該エンドピース10の切込み部21内に達しかつエンドピ
ース10は、軸45が、直線状に延在した切込み部21の底25
に当接するまで装着部41内に押込まれる。軸45のこの位
置は第2図の下部分に示されている。この押込み動作の
最終段階で軸45はグリツプホイール30の切欠部33に入り
込み、遂には、開いた円弧状スロツト32の始端部に位置
することになる。いまや、角柱状区分20から張出してい
る、グリツプホイール30の2つのセグメントの1つに例
えば拇指を作用させることによつてグリツプホイール30
を作動して、該グリツプホイール30内の開いた円弧状ス
ロツト32を軸45に沿つて移動させ、グリツプホイール30
のノーズ部34を軸45に係合させることが可能である。
開いた円弧状スロツト32がグリツプホイール30の周縁
に平行に延びている場合には、グリツプホイール30の前
記掴み運動は、閉じた円弧状スロツト36の反対の端部に
ピン37が当接することによつてか、又は、開いた円弧状
スロツト32の閉端部に軸45が当接することによつて終了
する。開いた円弧状スロツト32とグリツプホイール30の
周縁との距離が該円弧状スロツト32の閉端部の方に向つ
て増大している場合には、グリツプホイール30の掴み運
動は、軸45と該円弧状スロツト32の外壁材料との摩擦が
グリツプホイール30のそれ以上の回動を不可能にするほ
ど大きくなつた場合に終了する。
エンドピースと節点片との連結を解除する場合にはグ
リツプホイール30が、開いた円弧状スロツト32内にある
軸45を切欠部33に向い合わせるまで手で戻し回動され
る。次いで条材1のエンドピース10は節点片2の装着部
41から容易に引出される。
第5図から判るようにベースプレート40は、実質的に
正方形の輪郭を有している。ベースプレート40の各辺に
は夫夫1つの装着部41が配設されており、しかも各装着
部41の両側板42,43は当該辺に対して事実上直角に位置
し、かつ両側板42と43との間に延在する軸45はベースプ
レートの辺に事実上平行である。後述の理由から、第5
図に示した節点片2における各装着部41は各ベースプレ
ート辺の長さの中央域から外れて位置している。
壁の安定性を改善するためにエンドピース10は装着部
41において多重にガイドされている。
第1のガイド手段は、エンドピース10に設けた凸部46
(第2図〜第4図)と、節点片2のベースプレート40に
設けた溝50(第5図)とから成つている。凸部46は、第
4図から判るように、互に平行に延びる扁平な側壁48を
有し、かつ該両側壁48の前方には、すでに述べた湾曲し
た自由端面22(第2図及び第3図)が続いている。凸部
46の幅はエンドピース10の角柱状区分20の幅より小さ
い。従つて角柱状区分20の側壁27と凸部46の側壁48との
間には移行面49があり、該移行面の形状は、殊に第3図
から判るように事実上自由端面22の形状に等しい。連結
部分12の前部が切込み部21を有し、該切込み部がグリツ
プホイール30の軸31の平面内に位置しているので、凸部
46、自由端面22及び移行面49は前記切込み部21によつ
て、事実上等しい形状の2つの構造部に分割されてい
る。
節点片2における各溝50は、事実上方形横断面である
ので、底51並びに側壁52を有している。第2図から判る
ように溝50はその長手方向では勿論湾曲経過部を有し、
しかも底51は、中心角約90°の円弧の円周に沿つて延び
ている。溝の底51の湾曲部の端部には直線状の出口部分
が続いている。節点片2のエンドピース10が装嵌された
場合(第2図下)、連結部分12の凸部46は溝50内に位置
している。凸部46の幅と溝50の幅は、凸部46の側壁48と
溝50の側壁52ができるだけ遊びなく互に接し合うように
設計されている。凸部46の半部における自由端面22は、
その形状が溝の底51の経過にできるだけ近似するように
成形されている。つまり軸31上に支承された条材1は軸
45を中心としてできるだけ旋回自在でなければならな
い。
本発明による壁の安定性を高めるための第2の手段
は、角柱状区分20の大きい方の側壁27とカラー13との間
に夫夫1つ設けられている肩部55から成つている。すで
に述べたようにカラーの外壁面は円筒形である。これに
対して肩部55は角張つている。肩部55の範囲における連
結部分12の幅は、第4図から判るようにカラー13の直径
に等しい。同等のことは肩部55の高さについても当て嵌
まる(第3図)。第3図には肩部55の後縁56が、また第
4図には肩部55の上縁58が示されており、該上縁58は肩
部55の両側面59間で延びている。
角柱状区分20の幅はカラー13の直径よりも小である。
従つて肩部55の各側面59と角柱状区分20の対応側壁27と
の間には夫夫1つの接続面60が存在しており、しかも該
接続面60は前記側壁27と前記側面に対して垂直に延びて
いる。各接続面60は中央に湾曲支持面61を有し、該湾曲
支持面の曲率半径は側板42,43の上面の円弧状面取り部4
4における曲率半径に等しい。側板42,43及び肩部55の寸
法並びに相互位置は、側板42,43の前記円弧状面取り部4
4が、対応肩部55の湾曲支持面61に当接するように選ば
れている。側板42,43の上面は円弧区分を形成している
ので、装着部41に装嵌された条材1がいかなる角度位置
にあつても肩部55と、該肩部に対応した側板42,43は接
触した状態にある。
節点片2はまた、部分壁5,6に対して垂直な方向で他
の部分と結合することのできるエレメントのための固定
機構65を有している。該固定機構65は、条材1を取付け
るための装着部41の位置している方の、節点片2のベー
スプレート40の側に一端が固定されている胴部66を有し
ている。該胴部66は事実上ベースプレート40の背面に垂
直に位置しかつ実質的に円形横断面のポート67を有して
いる。該ポート67は胴部66の長手方向に延在しかつ該ポ
ートの他端はベースプレート40の前面39に開口してい
る。
長手方向に貫通するポート67の第1の端部は雌ねじ山
68を有している。該雌ねじ山68にはフツク(図示せず)
のねじボルトが螺入され、前記フツクにはスペーサ部材
9が接続されている。該スペーサ部材9は、対置されて
いる部分壁5,6の節点片2に同等の形式で固定されてい
る別のフツクに達することができる。スペーサ部材9を
剛性にしようとする場合には該スペーサ部材はロツドと
して構成され、該ロツドの両端は逆向きの雄ねじ山を有
している。該スペーサ部材9の両雄ねじ山部は、互に向
い合つて位置する節点片2の胴部66に1回の作業操作で
螺入される。
ベースプレート40の前面39に接続する長手方向のポー
ト67のポート部分内には拡幅部70が形成されており、か
つ該拡幅部70は連結部材71の一端部を受容するために役
立つ。第2図にはこのような連結部材71の該端部もしく
は先端部が示されているにすぎない。連結部材71は扁平
に構成されておりかつ金属製であるのが有利である。該
連結部材の先端部の前方角隅部は、ポート67の拡幅部70
内へ連結部材71を導入し易くするために面取りされてい
る。連結部材71の、前記先端部の前頭部分に続く区域で
は、該連結部材の両狭幅辺に夫夫1つの凹み72が設けら
れている。胴部66における拡幅部70の横断面は、連結部
材の前記端部を拡幅部70内に位置を占めうるようにする
ために方形である。
該連結部材71の他端部は、いま述べた端部と同様に構
成することができる。このような連結部材71を用いて、
並立する第2の壁の節点片2の1つを第1の壁に接続す
ることが可能である。この場合両方の節点片2のベース
プレート40の前面39は互に対面して位置する。しかしな
がら連結部材71の他端部は雌ねじ山を有するスリーブと
して構成されていてもよい(図示せず)。該スリーブ内
へ導入可能なねじによつて諸種の物体を壁に固定するこ
とも可能である。
節点片2のポート67内に連結部材71を選択的に保持す
るために特定された係止機構75が設けられている。この
係止機構75には開口76が所属し、該開口は、胴部66を横
方向に貫通し、しかも該胴部66の軸線から偏心した胴部
域を貫通している。正確に伝えば、この横方向の開口76
は、ポート67の拡幅部70の範囲内にあり、連結部材71が
節点片2内に導入された場合に該連結部材71の凹み72も
しくは切込み部の1つが前記胴部域に位置することにな
る。前記横方向開口76を、係止ばね78の捕捉部分77が貫
通し、該係止ばねは胴部66の自由端部に固定されてい
る。図示例では係止ばね78は実質的にL字形であり、こ
の場合係止ばね78の一方の脚片は、その末端部が連結部
材71のための捕捉部分77を形成している。すなわち該捕
捉部分77は、連結部材71が節点片2内に保持される場合
に前記凹み72内に位置することになる。係止ばね78の中
間部分は胴部66の外面に設けた突起79を囲繞し、かつ該
係止ばね78の他方の脚片80は、胴部66の周溝81内に位置
し、これによつて係止ばね78は支持される。
すでに述べたように各条材1のための装着部41は、節
点片のベースプレート辺の長さの中央域から外れて位置
している。節点片のベースプレート40の中点から、やは
りすでに述べた胴部66が張出している。装着部41を前記
のように配置することによつて該装着部41の個個の構成
部分には、一層多くのスペースが提供される。これによ
つてベースプレート40の面積はできるだけ小さくするこ
とができる。また、胴部66の横断面を実質的に四辺形と
し(第5図)、かつこのような胴部66の辺69を事実上ベ
ースプレート40の対角線に直交させることによつて装着
部41のためのスペースが更に得られる。装着部41は、真
中に配置された胴部66に対してやはり側方にずらされて
位置しており、その場合各装着部41の軸45が節点片のベ
ースプレートの最寄りの辺に対して平行に延びているの
は勿論である。各装着部41の溝50は胴部66の最寄りの辺
69にまで延びている。
節点片2のベースプレート40の各角隅部は、貫通した
開口83を有している(第5図)。該開口83は前板3、側
板4、ヒンジ90並びにその他の部材を節点片2に固定す
るために使用される。前板3は任意の材料から成りかつ
任意の厚さを有することができる。前板3の角隅部は開
口87を有している。第5図には節点片2の1つが背面図
で示されている。該節点片2の右上角隅部にある開口83
には前板3の左下角隅部の開口87が配設されている。こ
のように並置前板3の角隅部の1つを節点片2の角隅部
の1つに配設することによつて、4つの前板3の角隅部
を節点片2に固定することが可能である。
側板4は概して板金から成り、かつ、該側板の主面に
対して直角に屈曲された縁部を有している。側板4の両
側縁部は、該側板4の主面に対して直角な夫夫1つのサ
イドストラツプ85を有している。側板4の主面に対して
やはり直角なフロントストラツプ84に接続する範囲で
は、サイドストラツプ85は切除されている。この切除部
分86の長さは節点片2のベースプレート40の厚さよりも
幾分大である。屈曲されたフロントストラツプ84の両端
部には夫夫1つの開口87が形成されている。第6図では
図示を省いた別のフロントストラツプ84の端部には短縮
部が形成されており、該短縮部の長さはヒンジ90のウエ
ブ95の長さに少なくとも等しく、これによつてウエブ95
を通すことが可能になる。
第6図では側板4の上位角隅部は節点片2の下位角隅
部に配設されている。側板4の上位開口87は、節点片2
の下位開口83と前記開口87が合致するように開口83に配
設される。その場合フロントストラツプ84はベースプレ
ート40の前側に位置せしめられ、かつベースプレート40
の側方部分は側板4の前記切除部分86内に位置する。前
板3と側板4を本発明の壁に固定するために開口83,87
内に嵌合するボルト88が設けられている。
いま述べた側板4の上位にある側板(図示せず)は、
フロントストラツプ84の前記短縮部を有する下位角隅部
を以て同様にベースプレート40の上位角隅部の開口83に
配設される。このようにして壁の1つの側面全体に側板
4を設けることが可能である。サイドストラツプ85の方
向での側板4の寸法は2つの部分壁5と6の間隔に等し
い。
本発明の壁は、第6図〜第10図に示したヒンジ90を有
し、該ヒンジは、別の節点片2のベースプレート40を部
分壁5もしくは6に接続するために使用される。該ヒン
ジ90によつて、別の節点片2のベースプレート40を、各
部分壁5もしくは6に設けた節点片2のベースプレート
40に対して角度をとつて位置させることが可能になる。
前記の別の節点片2には、すでに述べた構成部材を接続
することが可能であり、従つて本発明の壁は、相互に鈍
角乃至鋭角を成す複数の壁区分を有することができる。
ヒンジ90はヒンジプレート91及び92を有し、両ヒンジ
プレートは連結ピン93によつて互に連結されている。各
ヒンジプレート91,92は面状のベース体94を有し、該ベ
ース体94の長辺の1つには、ウエブ95が該ベース本材料
の張出し部の形で接続している。ウエブ95の自由端には
スリーブ96が形成されている。ヒンジプレート91,92の
スリーブ96は互に整合しかつ前記連結ピン93は両スリー
ブを貫通している。ベース体94の両端部は、節点片2の
ベースプレート40にヒンジプレート91,92を接続できる
ように構成されている。
第7図及び第8図によれば細長いベース体94の各端部
はラグ97,98を有し、該ラグはベース体84の主平面に対
してほぼ直角を成している。これらのラグ97,98には穴9
9が形成されており、該穴の直径は、該穴99をボルト88
が貫通できるように選ばれている。第6図には、節点片
2のベースプレート40における前記ヒンジ90の配設形式
が示されている。ヒンジ90のヒンジプレート91もしくは
92のベース体94は節点片2のベースプレート40の側面も
しくは側縁に配設されている。夫夫1つの開口83を含む
ベースプレート40の角隅部はヒンジのラグ97と98との間
に介在する。結合はボルト88によつて行われ、該ボルト
は第6図では、開口83と穴99にボルトを挿入する前に占
めるボルト位置で示されている。ウエブ95によつてベー
ス体94とスリーブ96との間にギャツプ89が介在してい
る。側板4が節点片2に固定された場合、該側板のフロ
ントストラツプ84(第6図)は前記ギヤツプ89内に位置
することになる。
第9図及び第10図に示したヒンジ90は原理的には第7
図に示したヒンジ90と同じように構成されている。第9
図に示したヒンジでは、ベース体94に直角な中間部分10
0がベース体94の両端部に続いている。該中間部分100の
端部にラグ97が続いている。該ラグ97と、該ラグに対向
したベース体94の部分は、すでに述べた穴99を有してい
る。
第10図に示したヒンジが第7図に示したヒンジと異な
つている点は先ず第1に、穴99をもつた1つのラグ97が
設けられているにすぎないことである。第7図に示した
ヒンジの第2ラグはL形部材101に代えられており、該
L形部材の第1脚片102はベース体94に面接触してい
る。該第1脚片102はウエブ95の範囲内でベース体94に
固定されているのが有利である。L形部材の第2脚片10
3はベース体94から、しかもラグ97を有する縁部に対向
したベース体縁部から直角に突出している。このヒンジ
ではベースプレート40の縁部はラグ97と、ストツパとし
て作用する第2脚片103との間に位置している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04B 2/56 E04B 1/19 E04H 1/12

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】節点片(2)によって相互に連結された複
    数本の条材(1)を有する壁であって、各条材(1)が
    管状区分(7)と少なくとも1つのエンドピース(10)
    とを有し、しかも該エンドピース(10)の第1の部分
    (11)が前記管状区分(7)内に遊びなく配置されてお
    り、節点片(2)が、前記管状区分(7)の外側に位置
    する前記エンドピース(10)の第2の部分(12)のため
    の装着部(41)を備えている形式のものにおいて、節点
    片(2)がベースプレート(40)を有し、該ベースプレ
    ート(40)に、立体的に配置された条材(1)のエンド
    ピース(10)のための前記装着部(41)が設けられてお
    り、各装着部(41)が2つの側板(42,43)を有し、該
    両側板が、ベースプレート(40)の表面に対してほぼ直
    角に位置するプレートとして構成されており、両側板
    (42,43)の間には軸(45)が延在し、各エンドピース
    (10)の第2の部分(12)が前記軸(45)と連結可能で
    あることを特徴とする、条材を有する壁。
  2. 【請求項2】装着部(41)がベースプレート(40)の少
    なくとも1つの大きな面に配置されており、両側板(4
    2,43)の互いに対向した面が、互いにほぼ平行に延びて
    おり、両側板(42,43)の、ベースプレート(40)から
    離隔した方の終端部(44)が半円形に面取りされてお
    り、両側板(42,43)における前記軸(45)の固定部位
    が、ベースプレート(40)から間隔をおいて配置されて
    おり、しかも前記固定部位が、両側板(42,43)の半円
    形の終端部(44)の曲率中心が位置する範囲にある、請
    求項1記載の壁。
  3. 【請求項3】ベースプレート(40)の各縁部に少なくと
    も1つの装着部(41)が配設されており、しかも当該装
    着部(41)の両側板(42,43)が、当該ベースプレート
    縁部に対してほぼ直角に位置し、さらに当該装着部(4
    1)がベースプレート(40)の縁範囲に配置されてお
    り、各装着部(41)が、対応する節点片縁部の長さの中
    央域から外れて位置している、請求項1記載の壁。
  4. 【請求項4】節点片(2)がさらに、該節点片のベース
    プレート(40)に配設されて壁のその他の部材(9,71)
    の接続を可能にする固定機構(65)を有している、請求
    項1記載の壁。
  5. 【請求項5】エンドピース(10)の、管状区分(7)の
    外側に位置する連結部分として働く第2の部分(12)
    が、該連結部分(12)の先端(46)から離れて第1の部
    分(11)に向かって直線状に延在する切込み部(21)を
    有し、前記連結部分(12)が、該連結部分の長手方向に
    対して直角な横方向に貫通するスロット状の開口(26)
    を有し、該開口(26)内にはグリップホイール(30)が
    回転可能に軸支されており、該グリップホイール(30)
    が、該グリップホイール(30)の周方向に対して平行ま
    たはほぼ平行に延びる円弧状のスロット(32)を有し、
    該スロット(32)の一方の終端部には切欠部(33)が続
    いており、装着部(41)の軸(45)が前記スロット(3
    2)内に位置を占めており、エンドピース(10)が、事
    実上等しく構成された2つの半割部(28)から成ってお
    り、前記グリップホイール(30)が、該グリップホイー
    ルの軸範囲にサイド突起(31)を有しており、該サイド
    突起(31)が、エンドピースの両半割部(28)に設けた
    対応凹所に支承されている、請求項1記載の壁。
  6. 【請求項6】節点片(2)の装着部(41)とエンドピー
    ス(10)の第2の部分もしくは連結部分(12)とが、互
    いに接し合いかつ前記装着部(41)におけるエンドピー
    ス(10)の支持を改善するための部分面(22,25,27,42,
    43,44,48,49,51,52,61)を有している、請求項5記載の
    壁。
  7. 【請求項7】前記固定機構(65)が、ベースプレート
    (40)に接続された胴部(66)を有し、該胴部が前記ベ
    ースプレートに対してほぼ垂直に配置されており、前記
    胴部(66)が係止ばね(78)を備えており、ベースプレ
    ート(40)と前記胴部(66)とが、貫通したポート(6
    7)を有し、該ポート内に前記係止ばね(78)の捕捉部
    分(77)が係合しており、ベースプレート(40)の前面
    側から前記胴部(66)内に挿入可能であって前記係止ば
    ね(78)と協働するように構成された連結部材(71)が
    設けられており、さらに前記胴部(66)の自由端部が雌
    ねじ山孔(68)を有している、請求項4記載の壁。
  8. 【請求項8】少なくとも1つのヒンジ(90)が設けられ
    ており、該ヒンジの各ヒンジプレートの面状のベース体
    (94)に1つのウェブ(95)が接続しており、該ウェブ
    の端部に1つのスリーブ(96)が構成されていて、前記
    ウェブ(95)によって前記ベース体(94)と前記スリー
    ブ(96)との間にギャップ(89)が存在し、前記ベース
    体(94)のスリーブを連結ピン(93)が貫通しかつ前記
    ベース体(94)の両端部が、節点片(2)のベースプレ
    ート(40)に接続できるように構成されている、請求項
    1記載の壁。
  9. 【請求項9】前記ベース体(94)の両端部が少なくとも
    1つのラグ(97;98)を有し、該ラグが前記ベース体(9
    4)から張出しており、ヒンジを節点片のベースプレー
    トに固定させる手段(99;101)が設けられている、請求
    項8記載の壁。
  10. 【請求項10】前記グリップホイール(30)の直径が、
    前記連結部分(12)の厚さもしくは高さよりも大であ
    り、前記連結部分(12)の両側で前記グリップホイール
    (30)が前記連結部分(12)から部分的に張出してお
    り、前記切欠部(33)が、前記グリップホイール(30)
    の外周輪郭から前記グリップホイール(30)内の前記ス
    ロット(32)にまで延びており、前記連結部分(12)に
    設けられた前記切込み部(21)の長さは、該切込み部
    (21)の底部(25)が前記スロット状の開口(26)に部
    分的にオーバラップし、もしくは該スロット状の開口
    (26)と交わるように構成されている、請求項5記載の
    壁。
  11. 【請求項11】エンドピース(10)の接続部分として働
    く第1の部分(11)の直径は管状区分(7)の内径に対
    して、接続部分(11)が管状区分(7)内に固着するよ
    うに設定されており、接続部分(11)の接続強度は、接
    続部分(11)の外壁と管状区分(7)の内壁との間に適
    当な接着剤層を設けることによって高められている、請
    求項1記載の壁。
  12. 【請求項12】エンドピース(10)の連結部分として働
    く第2の部分(12)が、接続部分として働く第1の部分
    (11)への移行範囲にカラー(13)を有し、該カラーに
    エンドピース(10)のほぼ角柱状区分(20)が続いてお
    り、前記カラー(13)の外壁が事実上円筒形であり、た
    だし前記カラー(13)の直径が、ピン状の接続部分(1
    1)の直径よりも大きく形成されており、連結部分(1
    2)の、前記カラー(13)に続く角柱状区分(20)が、
    ほぼ真っ直ぐな角柱の形状を有し、しかも該角柱の辺
    が、エンドピース(10)の縦軸線にほぼ平行に延びてお
    り、前記角柱状区分(20)の横断面がほぼ四辺形であ
    る、請求項1記載の壁。
  13. 【請求項13】前記角柱状区分(20)に、該角柱状区分
    の大きい方の側壁(27)に対して垂直な、軸(45)を収
    容するための切込み部(21)が形成されており、該切込
    み部(21)の各側に、エンドピース(10)の角柱状区分
    (20)の残留部分を成す夫々1つの脚片部(23;24)が
    設けられており、前記切込み部(21)の始端部が、角柱
    状区分(20)の自由端面(22)に続いており、該自由端
    面(22)が湾曲して延びている、請求項12記載の壁。
  14. 【請求項14】エンドピース(10)に設けた凸部(46)
    と、接点片(2)のベースプレート(40)に設けた溝
    (50)とから成る第1のガイド手段が設けられており、
    前記凸部(46)が、互いに平行に延びる扁平な側壁(4
    8)を有し、該側壁(48)の前方に、湾曲した自由端面
    (22)が続いており、前記凸部(46)の幅が、エンドピ
    ース(10)の角柱状区分(20)の幅よりも小さく形成さ
    れている、請求項6記載の壁。
  15. 【請求項15】節点片(2)における前記各溝(50)
    が、ほぼ方形の横断面を有していて、底(51)と側壁
    (52)とを有しており、前記溝(50)がその長手方向で
    は湾曲経過部を有し、底(51)が、中心角約90°の円弧
    の円周に沿って延びており、底(51)の湾曲部の端部
    に、直線状の出口部分が続いており、しかも前記凸部
    (46)の幅と前記溝(50)の幅は、凸部(46)の側壁
    (48)と溝(50)の側壁(52)とが遊びなく互いに接し
    合うように設定されており、凸部(46)の半部における
    自由端面(22)は、その形状が溝の底(51)の経過にで
    きるだけ近似するように成形されている、請求項14記載
    の壁。
  16. 【請求項16】壁の安定性を高めるための第2の手段が
    設けられており、該第2の手段が、角柱状区分(20)の
    大きい方の側壁(27)とカラー(13)との間に夫々1つ
    設けられている肩部(55)から成っている、請求項6記
    載の壁。
  17. 【請求項17】角柱状区分(20)の幅が、カラー(13)
    の直径よりも小さく形成されていて、前記肩部(55)の
    各側面(59)と角柱状区分(20)の対応側壁(27)との
    間に夫々1つの接続面(60)が存在しており、該接続面
    (60)が、前記側壁(27)及び前記側面(59)に対して
    垂直に延びており、前記各接続面(60)が、中央に湾曲
    支持面(61)を有し、該湾曲支持面の曲率半径が、前記
    両側板(42,43)の上面の円弧状面取り部(44)におけ
    る曲率半径に等しく形成されており、側板(42,43)及
    び前記肩部(55)の寸法並びに相互位置は、側板(42,4
    3)の前記円弧状面取り部(44)が、対応する肩部(5
    5)の湾曲支持面(61)に当接するように選ばれてい
    る、請求項16記載の壁。
  18. 【請求項18】ベースプレート(40)の前面(39)に接
    続する長手方向のポート(67)のポート部分に拡幅部
    (70)が形成されており、該拡幅部(70)が連結部材
    (71)の一端部を受容するために役立つ、請求項7記載
    の壁。
  19. 【請求項19】前記ベース体(94)の両端部に、前記ベ
    ース体(94)に対して直角に位置する中間部分(100)
    が続いており、該中間部分(100)の端部にラグ(97)
    が続いており、該ラグ(97)と、該ラグに対向した前記
    ベース体(94)の部分とが、穴(99)を有している、請
    求項8記載の壁。
  20. 【請求項20】前記ヒンジが、穴(99)をもった1つの
    ラグ(97)を有しており、さらに前記ヒンジがL形部材
    (101)を有しており、該L形部材の第1脚片(102)が
    前記ベース体(94)に面接触しており、前記第1脚片
    (102)がウェブ(95)の範囲内で前記ベース体(94)
    に固定されており、L形部材の第2脚片(103)が前記
    ベース体(94)から、しかもラグ(97)を備えた縁部に
    対向したベース体縁部から直角に突出しており、前記ベ
    ース体(40)の縁部が、ラグ(97)と、ストッパとして
    作用する第2脚片(103)との間に位置している、請求
    項9記載の壁。
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