JP2898127B2 - フィルムによる包装装置 - Google Patents

フィルムによる包装装置

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JP2898127B2 JP18550391A JP18550391A JP2898127B2 JP 2898127 B2 JP2898127 B2 JP 2898127B2 JP 18550391 A JP18550391 A JP 18550391A JP 18550391 A JP18550391 A JP 18550391A JP 2898127 B2 JP2898127 B2 JP 2898127B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えばサランラップ(商
標名)などのように或る程度の粘着性および伸延性があ
る薄い樹脂製のフィルムを被包装物にらせん状に巻き付
けるための包装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば建築用材料などの長尺物は
適当本数が集められ且つその集合体に比較的幅広の上記
フィルムをらせん状に巻き付けることによって束ねるよ
うに包装することが行なわれ、これにより搬送などの取
扱いを容易にすると共に、その搬送中に傷が付くのを防
いでいる。従来、樹脂製のフィルムを巻き付ける包装方
法もしくは装置として例えば特公昭57−13442号
公報、特公昭59−46845号公報などに見られる各
種のものが開発されており、自動的に包装することが行
なわれているが、以下に記載の問題点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のフィルムによる
包装装置によって巻かれた包装体は該フィルムによって
周囲(側面)の全面が披われ、その取扱を便利にすると
共に取扱い中に傷が付くのを好適に防ぐようになってい
るが、巻き付けられたフィルムを取外すのが困難であ
り、従ってその取外しに時間がかかる欠点があった。ま
た、その取外しに刃物を用いれば被包装物を傷付ける懸
念がある。
【0004】本発明の目的は上記従来技術の問題点を解
決することであって、それ故、被包装物を傷付ける懸念
がなくおよび容易且つ迅速にフィルムの取外しが可能な
ように包装する、フィルムによる包装装置を提供するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるフィルムに
よる包装装置は機枠に設けられた環状の通路11に沿っ
て循環するフィルム繰出しユニット12を有するフィル
ム巻付装置10と、該環状の通路を貫通する被包装物を
送るコンベヤ5を含むと共に、さらに機枠に設置される
紐束6および該紐束から繰出される紐を被包装物の上側
の面に対し案内するガイドロ−ラ7と、該フィルム繰出
しユニットより進行方向側に設置された受け部材17
と、紐端を押えるため受け部材に対向して進退する紐押
え9および受け部材と共働して紐を切断する紐カッタ−
8を含むことを特徴としている。
【0006】
【作用】この包装装置では紐束6から繰り出される紐3
の先端を紐押え9と受け部材17の間に挾持した状態で
該紐に当てて繰り出すように被包装物を送り、従ってフ
ィルムによって包装されようとする被包装物はその上面
に紐3を添えられて送られ、被包装物はその長さに沿っ
て添えられた一本の紐と共にフィルムでらせん状に巻か
れる。そのため、この被包装物のフィルムを取外す際は
紐の突出した端部を把持して被包装物の側面から引き離
すように該紐を持ち上げればよく、そのような紐の操作
によってフィルムは該紐で切断されまたはずらされ、容
易に取外される。
【0007】
【実施例】次に図面を参照のもとに本発明の実施例に関
し説明する。本発明による包装装置は被包装物1の長手
方向に沿って紐3を添えてフィルム2を巻き付けること
を特徴とするものであって、この包装装置は図1ないし
図5に示すように、フィルム巻付装置10を取付ける機
枠4と、被包装物1を送るコンベヤ5を含み、該コンベ
ヤによってフィルム2で包装すべき被包装物1が機枠4
を通過するようになっている。コンベヤ5で搬送される
被包装物1の上面に沿って紐3を添えるため機枠4に紐
を貯える紐束6およびガイドロ−ラ7が取付けられ、ガ
イドロ−ラ7は被包装物の寸法に対応して調整できるよ
うにエアシリンダ7aなどにより、上下に可動に支持さ
れる。
【0008】また、紐束6から図1中に矢印Aで示すコ
ンベヤの搬送方向に或る程度の距離を離れた位置におい
て機枠4に紐カッタ−8およびそれに隣接して紐押え9
が設置される。フィルム巻付装置10はガイドロ−ラ7
と紐押え9の間に配置され、その位置ではコンベヤ5は
図1および図2に示すように分離し、フィルム2が物体
1の下側面にも巻かれるように構成されている。
【0009】コンベヤ5の両側には適当な間隔で直立の
ロッド5aが設置され、それによりコンベヤ上の被包装
物を案内するように構成されている。なお、ガイドロ−
ラ7は繰り出される紐3を案内すると共に、該紐と共に
被包装物の上面を押える役割を果し、そのため図3に示
すように、被包装物の幅寸法の全体を押え得る長さを有
することが好ましい。
【0010】フィルム巻付装置10は図1、図3および
図5に示すように鉛直面内に設けられた環状の通路11
と、ロ−ル状に巻かれたフィルムを支持し且つ通路11
に沿って循環するフィルム繰出しユニット12およびフ
ィルム2のカッタ−13によって構成され、フィルム繰
出しユニット12はモ−タ14により、またカッタ−1
3はモ−ター15によって作動される。
【0011】コンベヤ5は環状の通路11を貫通するよ
うに設置される。このコンベヤとしては通常、ロ−ラコ
ンベヤが用いられ、モ−タ16によって駆動される。な
お、環状の通路11に沿ってフィルム繰出しユニット1
2が循環して物体にフィルム2をらせん状に巻付ける装
置については周知であるためその部分についての記載は
省略する。
【0012】また、この装置には紐押え9に関連してそ
の真下におけるコンベヤ5の搬送面より若干下の位置に
受け部材17が設置され、紐押え9が下降すると受け部
材17との間に紐3を挾むように構成される。紐押え9
および受け部材17は図5に示すようにコンベヤの中心
線上の位置に設けられるのが好ましい。また、好ましく
は図4に示すように紐押え9の下面に突状9aが設けら
れ且つ受け部材17の上面には該突条に嵌合する凹溝1
7aが形成され、紐の保持を好適に行なうようになって
いる。なお、これらの突条と凹溝は逆に設けられてもよ
い。
【0013】さらに図1および図4に示すように、紐カ
ッタ−8の取付板18aの支持部材18に被包装物を押
圧するためのガイドロ−ラ19が設置され、このガイド
ロ−ラ19は支持部材18と共にエアシリンダ20など
の作動装置によって上下に可動に構成されている。な
お、支持部材18には紐カッタ−8の作動用エアシリン
ダ21が設置され、紐押え9によって紐を押えた状態で
該エアシリンダ21によって紐カッタ−8を下降して受
け部材17との共働で紐3を切断し得るようになってい
る。取付板18aに設けられたシリンダ22は紐押え9
のクッションの役割を果すエアシリンダであり、これに
より紐押え9に対する紐カッタ−8の相対的な下降を可
能にしている。
【0014】作動時、紐ケ−ス6から延びる紐端はガイ
ドロ−ラ7を通り、紐押え9と受け部材17の間に挾持
された状態でコンベヤ5により矢印A方向に被包装物体
1が送られ、被包装物1の先端が紐に当って紐を繰出
し、フィルム巻付装置10に達すると、フィルム繰出し
ユニット12が作動し、被包装物1の上面に紐3を添え
た状態で被包装物1にフィルム2を巻き始める。フィル
ムにより被包装物を巻き始めると、エアシリンダ20に
より支持部材18と共に紐カッタ−8、紐押え9および
ガイドロ−ラ19は図5および図7に示すように上昇
し、紐端を解放すると共に、被包装物1の通過を妨げな
い。被包装物1はコンベヤ5によって送られると同時に
紐を上面に添えながらフィルム繰出しユニット12の循
環によってフィルム2が巻かれ、従ってフィルムは図1
に示すようにらせん状に巻かれる。フィルムで被包装物
を巻き終わると、モ−タ15によりカッタ−13を作動
してフィルムを切断する。
【0015】図2に示すように被包装物1がフィルム巻
付装置10の位置を通過すると、エアシリンダ20によ
り受け部材17に対し紐押え9を前進し、即ち支持部材
18を下降し、図8に示すように紐押え9と受け部材1
7の間に紐3を挾み、保持する。次いでエアシリンダ2
1の作動によりカッタ−8を下降し、図9に示すように
紐を切断する。そして、次の被包装物1にフィルム2を
巻き始めると、紐カッタ−等の支持部材18は上昇し、
次の包装サイクルに入る。
【0016】なお、上記の装置では紐押え9に対する紐
カッタ−8の相対下降移動を可能にするためエアシリン
ダ22が用いられているが、所望により該エアシリンダ
の代りに図10に示すように、紐押え9と取付板18a
との間にばね23を設けてもよい。また、上記の実施例
では受け部材17に対し紐押え9および紐カッタ−8は
上下に移動されるが、場合によっては横方向に進退して
紐の押えおよび解放、および紐の切断を行なってもよ
い。
【0017】図6はこの包装装置により直方体状の細長
い被包装物1にフィルム2がらせん状に隙間なく巻き付
けられたものを例示し、図示のように任意の側面にその
長さに沿って一本の紐3が添えられた状態でフィルム2
が巻き付けられている。なお、被包装物としては直方体
状のものに限られるものではなく、他の形状のものであ
ってもよいことは云うまでもない。被包装物に添えられ
た紐3の少なくも一端3aまたは3bは端部のフィルム
2から突出し、通常、その突出長さは該紐の端部を把持
し得るのに充分な寸法がある。
【0018】
【発明の効果】上記のように、本発明による包装装置に
よれば被包装物に1本の紐をその長手方向に沿って添え
てフィルムにより好適に包装することができる。そのよ
うに紐を添えてフィルムにより包装された包装物はその
紐端を引き上げるように持ち上げることにより、巻き付
けられたフィルムを切断しまたはずらして容易に取外し
得る状態にする。従ってフィルムの取外しを迅速且つ極
めて容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による包装装置の一例を示す側面図であ
る。
【図2】同装置の一作動段階の状態を示す側面図であ
る。
【図3】図1において右側から見た端面図である。
【図4】同装置の要部の斜視図である。
【図5】図1の線B−B矢視図である。
【図6】本発明の包装装置で包装された物の一例を示す
斜視図である。
【図7】同装置の要部の側面図である。
【図8】同装置の要部の一行程を示す側面図である。
【図9】同装置の要部の他の行程を示す側面図である。
【図10】同装置の他の実施例を示す要部の側面図であ
る。
【符号の説明】
5 コンベヤ 6 紐束 7 ガイドロ−ラ 8 紐カッタ− 9 紐押え 10 フィルム巻付装置 11 環状の通路 12 フィルム繰出しユニット 17 受け部材
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65B 61/18 B65B 11/06 B65B 27/00 B65B 27/10 B65D 75/32 B65D 75/66

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機枠に設置された環状の通路に沿って循
    環するフィルム繰出しユニットを有するフィルム巻付装
    置と、前記環状の通路を貫通するように被包装物を送る
    コンベヤと、前記機枠に設置される紐束および前記紐束
    から繰出される紐を被包装物の上側の面に対し案内する
    ガイドロ−ラと、フィルム繰出しユニットより進行方向
    側に設置された受け部材と、紐端を押えるため前記受け
    部材に対向して進退する紐押えと、前記受け部材と共働
    して紐を切断する紐カッタ−を含むことを特徴とするフ
    ィルムによる包装装置。
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