JP2897851B2 - フレキシブル配線板を用いたレセプタクルコネクタ - Google Patents

フレキシブル配線板を用いたレセプタクルコネクタ

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JP2897851B2
JP2897851B2 JP3171684A JP17168491A JP2897851B2 JP 2897851 B2 JP2897851 B2 JP 2897851B2 JP 3171684 A JP3171684 A JP 3171684A JP 17168491 A JP17168491 A JP 17168491A JP 2897851 B2 JP2897851 B2 JP 2897851B2
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  • Combinations Of Printed Boards (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コネクタハウジング内
に金属製の板バネ部材を覆うようにしてフレキシブル配
線板を配設して構成されたレセプタクルコネクタに関
し、さらに詳しくは、プリント基板等に取り付けられる
レセプタクルコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】このようなフレキシブル配線板を用いた
コネクタとしては、例えば、特公昭40−2588号公
報に開示のものが知られている。このコネクタは、レセ
プタクルコネクタとプラグコネクタとからなるツーピー
スコネクタであり、両コネクタともコネクタハウジング
内にプリント配線板を保持して構成されている。これら
両コネクタを接続すると、外側面上にフレキシブル配線
板を有したプラグコネクタのプラグ突起が、レセプタク
ルコネクタ内に突入してこの中に配設されたフレキシブ
ル配線板に挟まれる。これにより、プラグコネクタのフ
レキシブル配線板上の導電パターン層とレセプタクルコ
ネクタのフレキシブル配線板上の導電パターン層とが当
接接触して両コネクタの対応する配線同士が電気接続さ
れる。なお、この当接接触に際して所定の接触力を付与
するためにレセプタクルコネクタ内に板バネ部材が配設
されている。上記フレキシブル配線板は、フレキシブル
絶縁フィルム上に、FPC技術、TAB(Tape Automat
ed Bonding)技術等により導電性の配線パターン(導電
パターン層)を形成して作られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のレセプタクルコ
ネクタの場合には、レセプタクルハウジング内に形成さ
れた空間内に断面略U字状の板バネ部材が配設され、こ
の板バネ部材を覆うようにフレキシブル配線板が取り付
けられている。具体的には、フレキシブル配線板の中間
部が板バネ部材の略U字状空間内に入り込み、左右両側
部は板バネ部材の左右両側壁を覆うとともにその端部が
それぞれハウジングの基端部側面から左右側方外方に突
出されている。しかしながら、このようにした場合、フ
レキシブル配線板は外方に突出する部分の近傍において
ほぼ直角に曲げられており、このようにフレキシブル配
線板の曲げ角が大きくなると、フレキシブル絶縁フィル
ム上に形成された導電パターン層がこの折り曲げ部にお
いて、折れたり、剥がれたりするおそれがあるという問
題がある。
【0004】なお、このような構成のレセプタクルコネ
クタを直接プリント基板にサーフェスマウント等により
接合させることも多く、この場合には、ハウジングの基
端側から突出するフレキシブル配線板の導電パターン層
がプリント基板の導電パターン層とサーフェスマウント
接合される。上記のようにフレキシブル配線板の左右両
端部がハウジングの基端部から左右側方に突出する場合
には、フレキシブル配線板の導電パターン層とプリント
基板の導電パターン層とのサーフェスマウント接合はハ
ウジングの側部において行われる。このため、プリント
基板表面には、レセプタクルハウジングを載置するスペ
ースのみならずその周囲に上記導電パターン層のサーフ
ェスマウントを行うためのスペースが必要となり、プリ
ント基板への電子部品の装着スペースがその分制限され
るという問題がある。
【0005】本発明は以上のような問題に鑑みたもの
で、フレキシブル配線板の端部をハウジング内から外部
に導く部分における曲げ角を小さくすることができ、ま
た、プリント基板上にサーフェスマウント等により取り
付けられるときに、取付スペースを最小限に抑えること
ができるような構成のレセプタクルコネクタを提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的達成のた
め、本発明のレセプタクルコネクタは、先端側にプラグ
挿入開口を有する受容空間が形成されたハウジングと、
金属製弾性板材を断面略U字状に折り曲げ成形して作ら
れ、先端開放部がプラグ挿入開口に対向するように受容
空間内に配設された板バネ部材と、中間部がこの板バネ
部材の略U字状空間内に入り込み、左右両側部が板バネ
部材の左右両側壁を覆うようにして受容空間内に延びる
とともに左右両側端がハウジングの基端側に露出して配
設されたフレキシブル配線板とから構成されている。さ
らに、上記ハウジングにおける受容空間内の基端側左右
内側面に、内方に突出する凸状部が設けられており、こ
の凸状部によりフレキシブル配線板の前記左右両側端の
近傍が内方に寄せられて配設されている。
【0007】
【作用】以上のような構成のレセプタクルコネクタを用
いた場合には、フレキシブル配線板においてハウジング
の基端側に露出して配設される部分は、ハウジングの受
容空間内の基端側左右内側面に内方に突出して設けられ
た凸状部に沿って緩やかに曲げられて外方に導かれるた
め、フレキシブル絶縁フィルム上に形成された導電パタ
ーン層がこの折り曲げ部において、折れたり、剥がれた
りすることが少ない。また、凸状部によりフレキシブル
配線板の左右両側端が内方に寄せられているので、ハウ
ジングの基端側から突出するフレキシブル配線板の導電
パターン層を基端側面の中央側(内方側)に位置させ
て、プリント基板の導電パターン層とのサーフェスマウ
ント接合をハウジングの基端面側内方において行わせる
ことができる。これにより、プリント基板表面における
上記サーフェスマウント接合に必要な面積が小さくな
り、その分、プリント基板への電子部品等の実装密度を
高めることが可能となる。
【0008】なお、フレキシブル配線板の左右両側部に
おける板バネ部材の左右両側壁を覆う部分の前後両端部
に、前後に突出する舌片部を形成し、この舌片部をハウ
ジングに固定してフレキシブル配線板のハウジングに対
する取付位置決めを行うようにするのが望ましく、この
ようにすれば、フレキシブル配線板を相手プラグ部材と
の接合側において正確に位置決めすることができる。ま
た、ハウジングにおける受容空間内の前後両端内側面
に、内方に突出するとともに上下に延びた柱状のプリロ
ード用突起を設け、板バネ部材の左右両側壁の前後両端
部には、このプリロード用突起に対向して切り起こし部
を設け、板バネ部材が受容空間内に配設されたときに、
切り起こし部がプリロード用突起により押し広げられ、
左右両側壁は外方に広がるように弾性変形して取り付け
られるようにするのが望ましい。このようにすれば、相
手プラグ部材と結合するときに、相手プラグ部材の挿入
力がこのプリロード分だけ小さくなる。また、左右両側
壁の上端部をこの突起により左右に所定距離だけ離して
この部分に挿入用開口を形成せしめるので、相手プラグ
部材の挿入が容易で、挿入時の片当り等が生ずることが
ない。
【0009】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の好ましい実施
例について説明する。本発明に係るレセプタクルコネク
タ1は図1に示すような構成をしており、このレセプタ
クルコネクタ1は、図11に示す構成のプラグコネクタ
5と嵌合接続されるようになっている。なお、以下にお
いては、コネクタ1,5の長手方向を前後方向と称し、
幅方向を左右方向と称する。
【0010】まず、レセプタクルコネクタ1の構造につ
いて、図1から図10を参照して説明する。このコネク
タ1は、外形がほぼ直方体状で、樹脂等の絶縁材料から
成形されたレセプタクルハウジングを有する。このレセ
プタクルハウジングは、ハウジング下部を構成するホル
ダ10と、ホルダ10の内側に組み込まれて内方に突出
する凸状部を形成する一対のサポータ23,23と、ハ
ウジングの上部を構成するカバー25とから構成され
る。ホルダ10は、図4に示すように、前後左右に側壁
11a〜11dを有し上下に開口したほぼ直方体状の部
材であり、絶縁材料から形成される。このホルダ10の
下面には前後に延びるリブ12が一体に形成されてお
り、上下に貫通する開口はこのリブ12により左右に分
割され2つの基部開口10a,10bが形成されてい
る。このリブ12の前後両端には上方に延びる柱状のプ
リロード用突起13がそれぞれ前後側壁11c,11d
に接合して形成されている。リブ12の上面は円筒状の
凹面12aを有しており(図4(E)参照)、さらに、
リブ12を上下に貫通する貫通孔12bが5箇所に形成
されている。
【0011】前後側壁11c,11dの上面にはそれぞ
れ一対のガイド突起14が設けられており、さらに、こ
れら側壁11c,11dの外側に上下に貫通する挿入保
持孔15が形成されている。この挿入保持孔15は図4
(F)に示すように、上部に内方に狭くなるテーパ部1
5aを有している。また、前後端部下面側にはそれぞれ
一対のサポータ取付溝18が設けられている。さらに、
前後側壁11c,11dは下部において前後に張り出し
た平板状のフランジ部16を一体に有しており、このフ
ランジ部16にそれぞれ上下に貫通する細いスリット状
の嵌入孔16aが形成されている。この嵌入孔16a
は、図5に示す取付金具37を取り付けるためのもので
ある。
【0012】取付金具37は本体部から直角に下方に折
り曲げ成形された係合片39と左右に延びた一対の取付
アーム片38を有し、図4に示すように、係合片39が
嵌入孔16a内に嵌入されて取り付けられる。なお、フ
ランジ部16の下面における嵌入孔16aが形成される
部分には、下方に突出する取付突起17が形成してお
り、嵌入孔16aはこの取付突起17の中央を貫通して
形成されている。このため、嵌入孔16a内に嵌入され
た取付金具37の係合片39は取付突起17内まで入り
込む。このように取り付けられた状態で、取付金具37
の取付アーム片38の下面38aは、ホルダ10の下面
とほぼ同一もしくはこれより若干下方に突出した位置に
ある。
【0013】このようなホルダ10に、まず、基部開口
10a,10bを通して、フレキシブル配線板30およ
び板バネ部材40が図1および図2に示すように取り付
けられる。フレキシブル配線板30は、図10に示すよ
うに、フレキシブル絶縁フィルム31の上に、導電性薄
膜の回路パターン、すなわち導電パターン層32a,3
2bが、公知のFPC技術、TAB技術等により形成さ
れて作られる。なお、このフレキシブル配線板30はセ
ンターラインCLを中心に左右対象なので片側のみを図
示しており、図10(A)が表面を、図10(B)が裏
面を示している。本例のレセプタクルコネクタ1に用い
られるフレキシブル配線板30は、左右両端のカット部
34aにおいて絶縁フィルム31のみを切断除去して、
この部分の導電パターン層32a,32bを露出させて
いる。さらに、前後両端のカット部34bにおいて配線
板30を切断除去しており、これにより、前後両側にそ
れぞれ一対の舌片部33が形成される。舌片部33の中
央には円孔33aが形成されるとともに、表面の端部に
は導電層33bが形成されている。なお、このようなフ
レキシブル配線板30は実際に使用するときには、外周
部が切断されて所望の形状にしたものが用いられる。
【0014】板バネ部材40は、弾性を有する金属板材
を、図8に示すように、断面形状が略U字状となるよう
に折り曲げ成形して作られる。この板バネ部材40は、
略U字状断面を形成する左右側壁41,42と基底部4
3とを有し、これら左右側壁41,42及び基底部43
により囲まれて上方に開放した略U字状空間48が形成
されている。なお、左右両側壁41,42は単なる平面
状ではなく、上下方向中間部がそれぞれ内方に突出し、
横方向に延びた押圧凸部41a,42aが形成されてお
り、上端部が外方に円筒状に折り曲げられて上端円筒部
41b,42bが形成されている。また、左右両側壁4
1,42にはそれぞれ4箇所に開口47(図8(D)参
照)が形成されている。
【0015】上端円筒部41b,42bの前後両端に
は、プリロード付与のために用いられる切り起こし部4
4(図8(F)参照)が設けられている。板バネ部材4
0の前後両端には左右両側壁41,42から離れてラン
ス45(図8(G)参照)が形成されている。これらの
役割については後述する。さらに、左右両側壁41,4
2の下部が、それぞれ2箇所(合計4箇所)においてカ
ットされるとともに下方内方に折り曲げられ、サーフェ
スマウント用脚部46が形成されている。
【0016】上記構成のフレキシブル配線板30は板バ
ネ部材40とともに、図2に示すように、ホルダ10の
基部開口10a,10bから上方に突出して配設され
る。このため、フレキシブル配線板30の中間部は、板
バネ部材40の略U字状空間48内に入り込むとともに
ホルダ10のリブ12の下面に当接してリブ12により
下方に押し下げられる状態となる。フレキシブル配線板
30の左右両側部は中間部から上方に延びるとともに板
バネ部材40の左右両側壁41,42を覆うようにして
下方に延び、左右両端部はホルダ10の基部開口10
a,10bを通ってホルダ10の下面に突出する。フレ
キシブル配線板30の左右両端には導電パターン層32
a,32bが露出しており、この露出した導電パターン
層32a,32bがホルダ10の下面側に突出する。な
お、このとき、フレキシブル配線板30の前後端部に形
成された舌片部33は上部に位置し、その円孔33a内
にホルダ10のガイド突起14が突入するようにして舌
片部33がホルダ10に係止される。このように舌片部
33をガイド突起14に係止させることにより、ホルダ
10に対するフレキシブル配線板30の正確な取付位置
決めを行っている。
【0017】板バネ部材40は、上述のようにフレキシ
ブル配線板30を保持した状態で、左右両側壁41,4
2がそれぞれホルダ10の基部開口10a,10bを通
って取り付けられる。このとき、前後両端のランス45
が形成された部分は、ホルダ10の挿入保持孔15内に
入り込む。このため、ランス45を有する部分はホルダ
10のテーパ部15aに沿って内方に押圧されて弾性変
形し、ランス45が挿入保持孔15から上方に突出した
時点で外方に広がってホルダ10に係止され、これによ
り板バネ部材40はホルダ10にロック保持される。ま
た、板バネ部材40の切り起こし部44は、ホルダ10
のプリロード用突起13と対向する位置にあり、板バネ
部材40が上記のようにホルダ10に取り付けられる
と、切り起こし部44はプリロード用突起13により押
し広げられる。このため、板バネ部材40がホルダ10
に取り付けられた状態では、図3に示すように、切り起
こし部44がプリロード用突起13を挟持して位置する
ことになり、このプリロード用突起13により外方に押
し広げられる。この結果、板バネ部材40の左右側壁4
1,42もある程度押し広げられて弾性変形した状態と
なる。すなわち、左右側壁41,42は外方に広がるよ
うに弾性変形してプリロードが作用した状態となる。
【0018】以上のように、フレキシブル配線板30お
よび板バネ部材40を配設した後、ホルダ10内に下面
側からサポータ23を挿入する。サポータ23は、図6
に示すように、断面L字状の部材(図6(E)参照)で
あり、圧入突起23aを有する左右端部が、ホルダ10
のサポータ取付溝18内に下側からに圧入されて取り付
けられる。これにより、サポータ23はそれぞれホルダ
10の前後側壁11a,11bの内面に当接するととも
に、下部突起24が前後側壁11a,11bの下面に当
接して取り付けられる。このように取り付けられた一対
のサポータ23の内側面23bにより、フレキシブル配
線板30の左右両側部は内方に押されて位置し、左右両
端部において露出する導電パターン層32a,32bも
内側に寄せられた状態となる。
【0019】次いで、ホルダ10の下面側から保持部材
20を圧入して取り付ける。この保持部材20は、図7
に示すような形状をしており、前後両端部21がホルダ
10の開口内に圧入されて取り付けられる。このように
取り付けられると、保持部材20の中央凸部20aが、
板バネ部材40の基底部43およびフレキシブル配線板
30の中間部を、ホルダ10のリブ12との間に挟持し
て固定保持する。同時に、保持部材の左右テーパ部20
bがフレキシブル配線板30の左右両端近傍をサポータ
23の下面23cとの間に挟持して固定保持する。
【0020】これにより、フレキシブル配線板30は、
中間部が板バネ部材40の略U字状空間48内に入り込
むとともにリブ12により押し下げられた状態で固定保
持され、左右両側部は板バネ部材40の左右両側壁4
1,42を覆うとともに上端円筒部41b,42bによ
り上方に押し上げられ、さらに両端部近傍において保持
部材20により挟持されて固定保持され、図示のように
しっかりと固定保持されて配設される。このとき、フレ
キシブル配線板30の両端部近傍はサポータ23により
内方に寄せられているため、サポータ23の内側面23
bから下面23cに至る緩やかな円筒面に沿って曲げら
れて配設される。これにより、この部分のフレキシブル
配線板30の曲げ角が小さく且つ緩やかとなり、導電パ
ターン層32a,32bが折れたり、剥がれたりするこ
とがない。
【0021】また、フレキシブル配線板30における板
バネ部材40の押圧凸部41a,42aに対向する部分
はこの押圧凸部41a,42bにより内方に押圧されて
略U字状空間48内に突出する。保持部材20には2箇
所に開口22が形成されており、上記のようにホルダ1
0に取り付けられたときに、板バネ部材40のサーフェ
スマウント用脚部46がこの開口22を通って保持部材
20の下面側に露出する。
【0022】以上のようにして、図2に示す状態まで組
立が完了し、次いで、ホルダ10の上にカバー25を取
り付ける。カバー25は、図9に示すように、前後左右
に側壁26a〜26dを有するとともに上面壁27を有
して絶縁材料から一体に成形された部材である。上面壁
27には左右に延びるスリット状のプラグ挿入開口27
aが形成されており、さらに前後端部にはそれぞれ一対
のガイド孔27bが貫通形成されている。このカバー2
5は側壁26a〜26dの下面がホルダ10の側壁11
a〜11dの上面と当接するようにしてホルダ10の上
に取り付けられる。このとき、ホルダ10のガイド突起
14がそれぞれ対応するガイド孔27b内に圧入され、
これによりカバー25はホルダ10上に固定される。な
お、前述のようにガイド突起14には図2に示すよう
に、フレキシブル配線板30の舌片部33が係止されて
いるので、この舌片部33はこの状態のままホルダ10
とカバー25とに挟持されて固定保持される。
【0023】このようにしてカバー25を取り付けると
レセプタクルコネクタ1の組立が完了する。このレセプ
タクルコネクタ1においては、図15にも示すように、
ホルダ10とリテーナ23とカバー25とからレセプタ
クルハウジングが構成され、このレセプタクルハウジン
グ内に受容空間1aが形成される。この受容空間1aは
先端(上端)側にプラグ挿入開口27aを有し、この受
容空間1a内に板バネ部材40に保持されてフレキシブ
ル配線板30が配設された状態となる。以上の構成のレ
セプタクルコネクタ1は、図15で鎖線で示すように、
プリント基板2にサーフェスマウント等により取り付け
られる。このとき、ホルダ10の取付突起17がプリン
ト基板2の挿入孔に嵌合して取付位置決めが行われると
ともにプリント基板への固定が行われる。そして、フレ
キシブル配線板30の左右両側端部において露出した導
電パターン層32a,32bが、プリント基板2の対応
する導電パターン層にリフローハンダによりサーフェス
マウント接合される。
【0024】ここで、フレキシブル配線板30の左右両
側端部近傍がサポート23により内方に寄せられている
ため、左右両側端部において露出する導電パターン層3
2a,32bも内方に寄せられ、サーフェスマウント接
合も内方側で行われる。このため、サーフェスマウント
接合をレセプタクルコネクタ1の下面側で行うことがで
き、プリント基板2上におけるレセプタクルコネクタ1
の取付スペースが小さくなり、その分だけ他の電子部品
等の取付スペースを広げてプリント基板2への電子部品
等の実装密度を高くすることができる。
【0025】このとき同時に、保持部材20の開口22
から下方に露出する板バネ部材のサーフェスマウント用
脚部46が、プリント基板2のグラウンド端子となる導
電パターン層にサーフェスマウント接合される。これに
より、板バネ部材40はグラウンド接合されることにな
り、金属製の板バネ部材40自体が電気信号のシールド
部材としての役割を果たし、フレキシブル配線板30の
導電パターン層32a,32b間での信号の混入による
ノイズの発生が防止される。なお、このサーフェスマウ
ント用脚部46の接合は、レセプタクルコネクタ1のプ
リント基板2への取付強度を高める。また、ホルダ10
の両端に取り付けられた取付金具37の取付アーム片3
8の下面38aもプリント基板2にサーフェスマウント
接合され、レセプタクルコネクタ1の取付強度をさらに
高めるようになっている。
【0026】次に、プラグコネクタ5の構造について、
図11から図14を参照して説明する。このコネクタ5
は、図12に示すように、外形がほぼ直方体状で、樹脂
等の絶縁材料から成形されたプラグハウジング50を有
する。このプラグハウジング50内には、上方(先端
側、但し図11では下方)に開口した嵌合空間55が形
成されている。プラグハウジング50は左右側壁51
a,51b、前後側壁51c,51dおよび底部壁52
を有し、これら側壁および底部壁が嵌合空間55を囲ん
でいる。底部壁52には前後に延びた挿入孔52aが貫
通形成されている。
【0027】さらに、前後側壁51c,51dの外面下
部には左右に延びる平板状のフランジ部53が一体に設
けられており、このフランジ部53にそれぞれ上下に貫
通するスリット状の嵌入孔53aが形成されている。こ
の嵌入孔53aは図5に示す取付金具37と類似する取
付金具137を取り付けるためのものである。この取付
金具137はその係合片139の長さが短い点が図5の
金具37と異なるだけで他は同一構成である。係合片1
39が嵌入孔53aに嵌入されて取付金具137は図示
のようにフランジ部53に取り付けられ、この状態で取
付アーム138の下面138aはハウジング50の下面
とほぼ同一もしくは若干下方に突出する。
【0028】このプラグハウジング50の嵌合空間55
内に、下側から挿入孔52aを通ってフレキシブル配線
板70およびベース部材60のプラグ突起61が挿入さ
れて図11および図15に示すように取り付けられる。
フレキシブル配線板70は、図14に示すように、フレ
キシブル絶縁フィルム71の上に、導電パターン層72
a,72bが形成されて作られている。このフレキシブ
ル配線板70はセンターラインCLを中心に左右対象な
ので片側のみを図示しており、図14(A)が表面を、
図14(B)が裏面を示している。本例のプラグコネク
タ5に用いられるフレキシブル配線板70は、左右両端
のカット部74aにおいて絶縁フィルム71のみを切断
除去して、この部分の導電パターン層72a,72bを
露出させている。さらに、前後両端のカット部74bに
おいて配線板70を切断除去している。また、センター
ラインCLに沿って5箇所にガイド孔73が形成されて
いる。なお、このようなフレキシブル配線板70は実際
に使用するときには、外周部が切断されて所望の形状に
したものが用いられる。
【0029】ベース部材60は、図13に示すように、
平板状に起立するプラグ突起61を有しており、このプ
ラグ突起61の断面係状は、プラグハウジング50の底
壁部52に形成された挿入孔52aの形状より小さく、
プラグ突起61を覆うようにフレキシブル配線板70を
取り付けた状態でこれをこの挿入孔52a内に嵌入させ
ることができるようになっている。プラグ突起61の先
端には5箇所に保持ガイドピン61bが設けられてい
る。これら保持ガイドピン61bはフレキシブル配線板
70のガイド孔73に対応しており、プラグ突起61を
覆うようにしてフレキシブル配線板70を取り付けると
きに、保持ガイドピン61bがガイド孔73内に嵌入さ
れ、これによりプラグ突起61に対するフレキシブル配
線板70の取付位置決めを行うようになっている。
【0030】プラグ突起61の両側面には前後に延びた
溝61aが形成されており、この溝内にゴム等から作ら
れた直方体状の弾性部材77が取り付けられる。また、
ベース部材60の前後端部63の左右側面には嵌合突起
63aが形成されており、この前後端部63がプラグハ
ウジング50の嵌合溝54内に圧入されてベース部材6
0がプラグハウジング50に固定される。なお、この前
後端部63の下面には、取付突起64がそれぞれ形成さ
れている。
【0031】以上の構成のベース部材60のプラグ突起
61を覆ってフレキシブル配線板70が取り付けられた
状態で、プラグ突起61がプラグハウジング50の挿入
孔52aを通って下側から嵌合空間55内に挿入されて
取り付けられる。このとき、図15に示すように、フレ
キシブル配線板70の左右端部近傍が、ベース部材60
の基部62の左右上面62aとプラグハウジング50の
底部壁52とに挟持されて固定される。なお、プラグ突
起61の溝61a内には弾性部材77が配設されてお
り、弾性部材77はフレキシブル配線板70により覆わ
れている。
【0032】以上の構成のプラグコネクタ5は、図15
で鎖線で示すように、プリント基板6にサーフェスマウ
ント等により取り付けられる。このとき、ベース部材6
0の裏面に形成された取付突起64がプリント基板6の
挿入孔に嵌合して取付位置決めが行われるとともにプリ
ント基板への固定が行われる。そして、フレキシブル配
線板70の左右両側端部において露出した導電パターン
層72a,72bが、プリント基板6の対応する導電パ
ターン層にリフローハンダによりサーフェスマウント接
合される。なお、プラグハウジング50の両端に取り付
けられた取付金具137の取付アーム片138の下面1
38aもプリント基板6にサーフェスマウント接合さ
れ、プラグコネクタの取付強度をさらに高めるようにな
っている。
【0033】以上の構成のレセプタクルコネクタ1とプ
ラグコネクタ5とを図16に示すように結合すれば、こ
のツーピースコネクタを介してプリント基板2と6の電
気接続が行える。この結合は、プラグハウジング50の
嵌合空間55内にレセプタクルハウジングを嵌入させ、
レセプタクルハウジングの受容空間1a内にプラグコネ
クタ5のプラグ突起61を突入させるようにして行われ
る。この結果、図16に示すように、プラグ突起61が
板バネ部材40の左右側壁41,42を押し広げて略U
字状空間内に入り込み、プラグ突起61が板バネ部材4
0の左右側壁41,42により挟持される。このため、
板バネ部材40の左右側壁41,42の間の略U字状空
間48内に入り込んで取り付けられたフレキシブル配線
板30とプラグ突起61を覆って取り付けられたフレキ
シブル配線板70とが、プラグ突起61の両側面と板バ
ネ部材40の左右側壁41,42との間に挟持され、両
配線板30,70の対応する導電パターン層32a,3
2bと72a,72bが当接接触する。これら導電パタ
ーン層32a,32b,72a,72bはそれぞれプリ
ント基板2,6の対応する導電パターン層にリフローハ
ンダ付け接合されているため、上記の当接接触により、
これら導電パターン層32a,32b,72a,72b
を介して両プリント基板2,5間での電気接続が行われ
る。
【0034】レセプタクルコネクタ1とプラグコネクタ
5とを図16に示すように結合する場合、レセプタクル
コネクタ1を構成するホルダ10のリブ12の上面に形
成された円筒状の凹部12a内にプラグ突起61の先端
部が入り込み、且つリブ12の貫通孔12b内にプラグ
突起61の先端の保持ガイドピン61bが緩挿される。
このため、プラグ突起61をより深く挿入することがで
きる。これにより、両コネクタ1,5の結合に際して、
レセプタクルコネクタ1のフレキシブル配線板30にお
いて板バネ部材40の押圧凸部41a,42aにより押
されて内方に突出した部分と、プラグコネクタ5のフレ
キシブル配線板70においてプラグ突起61を覆う部分
とが接触する摺動ストロークを長くすることができる。
このような摺動ストロークの長い接触を行わせると、両
コネクタ1,5を結合する際にフレキシブル配線板3
0,70の導電パターン層同士が当接して表面の汚れ、
酸化膜、ごみ等を除去するため、両コネクタ1,5の電
気接続性が向上する。すなわち、本例のようにこの摺動
ストロークを長くすることにより、良好な接続を行わせ
ることができる。
【0035】なお、この導電パターン層32a,32b
と72a,72bの当接接触は、板バネ部材40の押圧
凸部41a,42aに押圧されて行われ、この接触に際
しての接触力は板バネ部材40の左右側壁41,42の
弾性変形力により得ている。ところで、プラグ突起61
の溝61aに配設された弾性部材77は、図示のよう
に、押圧凸部41a,42aと対向しており、上記板バ
ネ部材40の左右側壁41,42から加わる押圧力は弾
性部材77により受ける。このため、押圧凸部41a,
42aに凹凸があったり、これが斜めに傾いたりしてい
るような場合でも、これらが弾性部材77の弾性変形に
より吸収されるため、押圧凸部41a,42aから両フ
レキシブル配線板30,70の当接部に作用する接触力
のバラツキが緩和される。このため、両フレキシブル配
線板30,70における互いに当接する全ての導電パタ
ーン層32a,32b,72a,72bがほぼもれなく
接触力を受けて接触し、部分的な電気接続不良の発生が
生じることがない。
【0036】また、レセプタクルコネクタ1の組立に際
して、板バネ部材40の左右側壁41,42はプリロー
ド用突起13により外方にある程度押し広げられてプリ
ロードが作用した状態にされている。このため、両コネ
クタ1,5の結合のため、プラグ突起61を板バネ部材
40の略U字状空間48内に挿入させる際に必要な挿入
力として、上記プリロード分が不要であり、それだけ挿
入力が小さくなる。すなわち、このプリロードを予め付
与しておくことにより、両コネクタ1,5を嵌合させる
ための挿入力を低減することができる。さらに、このよ
うにプリロード用突起13により外方に押し広げること
により板バネ部材40の左右両側壁41,42の上端を
離して開口部を形成させ、且つこの開口部の間隔を揃え
ることができる。これにより、プラグ突起61の挿入が
行い易くなり、且つ挿入時にプラグ突起61が部分的に
片当りするようなことが少なくなる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
先端側にプラグ挿入開口を有する受容空間が形成された
ハウジングと、金属製弾性板材を断面略U字状に折り曲
げ成形して作られ、先端開放部がプラグ挿入開口に対向
するように受容空間内に配設された板バネ部材と、中間
部がこの板バネ部材の略U字状空間内に入り込み、左右
両側部が板バネ部材の左右両側壁を覆うようにして受容
空間内に延びるとともに左右両側端がハウジングの基端
側に露出して配設されたフレキシブル配線板とからレセ
プタクルコネクタが構成されている。そして、このコネ
クタにおいて、上記ハウジングにおける受容空間内の基
端側左右内側面に、内方に突出する凸状部が設けられて
おり、この凸状部によりフレキシブル配線板の前記左右
両側端の近傍が内方に寄せられて配設されているので、
フレキシブル配線板においてハウジングの基端側に露出
して配設される部分は、この凸状部に沿って緩やかに曲
げられて外方に導くことができ、フレキシブル絶縁フィ
ルム上の導電パターン層がこの折り曲げ部において、折
れたり、剥がれたりすることを防止できる。また、凸状
部によりフレキシブル配線板の左右両側端が内方に寄せ
られるので、ハウジングの基端側から突出するフレキシ
ブル配線板の導電パターン層を基端側面の中央側(内方
側)に位置させて、プリント基板の導電パターン層との
サーフェスマウント接合をハウジングの基端面側内方に
おいて行わせることができる。これにより、プリント基
板表面における上記サーフェスマウント接合に必要な面
積を小さくでき、その分、プリント基板への電子部品等
の実装密度を高めることが可能となる。
【0038】なお、フレキシブル配線板の左右両側部に
おける板バネ部材の左右両側壁を覆う部分の前後両端部
に、前後に突出する舌片部を形成し、この舌片部をハウ
ジングに固定してフレキシブル配線板のハウジングに対
する取付位置決めを行うようにするのが望ましく、この
ようにすれば、フレキシブル配線板を相手プラグ部材と
の接合側において正確に位置決めすることができる。ま
た、ハウジングにおける受容空間内の前後両端内側面
に、内方に突出するとともに上下に延びた柱状のプリロ
ード用突起を設け、板バネ部材の左右両側壁の前後両端
部には、このプリロード用突起に対向して切り起こし部
を設け、板バネ部材が受容空間内に配設されたときに、
切り起こし部がプリロード用突起により押し広げられ、
左右両側壁は外方に広がるように弾性変形して取り付け
られるようにするのが望ましい。このようにすれば、相
手プラグ部材と結合するときに、相手プラグ部材の挿入
力がこのプリロード分だけ小さくなる。また、左右両側
壁の上端部をこの突起により左右に所定距離だけ離して
この部分に挿入用開口を形成せしめることができ、相手
プラグ部材の挿入が容易で、挿入時の片当り等が生ずる
ことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレセプタクルコネクタを示す斜視
図である。
【図2】上記レセプタクルコネクタをカバーを取り外し
た状態で示す斜視図である。
【図3】上記レセプタクルコネクタの一部を示す斜視図
である。
【図4】上記レセプタクルコネクタのハウジングを構成
するホルダを示す四面図および断面図である。
【図5】上記レセプタクルコネクタに用いられる取付金
具を示す平面図および正面図である。
【図6】上記レセプタクルコネクタのハウジングを構成
するサポータを示す四面図および断面図である。
【図7】上記レセプタクルコネクタを構成する保持部材
を示す三面図および断面図である。
【図8】上記レセプタクルコネクタを構成する板バネ部
材を示す正面図、側面図および断面図である。
【図9】上記レセプタクルコネクタのハウジングを構成
するカバーを示す三面図および断面図である。
【図10】上記レセプタクルコネクタに用いられるフレ
キシブル配線板を示す平面図および底面図である。
【図11】上記レセプタクルコネクタと嵌合接続される
プラグコネクタを示す斜視図である。
【図12】上記プラグコネクタを構成するハウジングを
示す三面図および断面図である。
【図13】上記プラグコネクタを構成するベース部材を
示す四面図および断面図である。
【図14】上記プラグコネクタに用いられるフレキシブ
ル配線板を示す平面図および底面図である。
【図15】上記レセプタクルコネクタとプラグコネクタ
とを結合させる前の状態を示す断面図である。
【図16】上記レセプタクルコネクタとプラグコネクタ
とを結合した状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 レセプタクルコネクタ 5 プラグコネクタ 10 ホルダ 20 保持部材 23 サポータ 25 カバー 30 フレキシブル配線板 40 板バネ部材 46 サーフェスマウント用脚部 50 プラグハウジング 55 嵌合空間 60 ベース部材 61 プラグ突起 70 フレキシブル配線板

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端側にプラグ挿入開口を有する受容空
    間が形成されたハウジングと、金属製弾性板材を断面略
    U字状に折り曲げ成形して作られ、先端開放部が前記プ
    ラグ挿入開口に対向するように前記受容空間内に配設さ
    れた板バネ部材と、中間部がこの板バネ部材の略U字状
    空間内に入り込み、左右両側部が前記板バネ部材の左右
    両側壁を覆うようにして前記受容空間内に延びるととも
    に左右両側端が前記ハウジングの基端側に露出して配設
    されたフレキシブル配線板とから構成されたレセプタク
    ルコネクタにおいて、前記ハウジングにおける前記受容
    空間内の基端側左右内側面に、内方に突出する凸状部が
    設けられており、この凸状部により前記フレキシブル配
    線板の前記左右両側端の近傍が内方に寄せられているこ
    とを特徴とするフレキシブル配線板を用いたレセプタク
    ルコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記フレキシブル配線板の前記左右両側
    部における前記板バネ部材の左右両側壁を覆う部分の前
    後両端部に、前後に突出する舌片部が形成されており、
    この舌片部が前記ハウジングに固定されて前記フレキシ
    ブル配線板の前記ハウジングに対する取付位置決めを行
    うようになっていることを特徴とする請求項1に記載の
    フレキシブル配線板を用いたレセプタクルコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記ハウジングにおける前記受容空間
    内の前後両端内側面に、内方に突出するとともに上下に
    延びた柱状のプリロード用突起が設けられており、前記
    板バネ部材の前記左右両側壁の前後両端部には、前記プ
    リロード用突起に対向して切り起こし部が設けられてお
    り、前記板バネ部材が前記受容空間内に配設されたとき
    に、前記切り起こし部が前記プリロード用突起により押
    し広げられ、前記左右両側壁は外方に広がるように弾性
    変形して取り付けられるようになっていることを特徴と
    する請求項1に記載のフレキシブル配線板を用いたレセ
    プタクルコネクタ。
JP3171684A 1990-05-29 1991-06-17 フレキシブル配線板を用いたレセプタクルコネクタ Expired - Lifetime JP2897851B2 (ja)

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US07/899,688 US5316486A (en) 1990-05-29 1992-06-16 Connector assembly for film circuitry
US08/283,656 US5507651A (en) 1991-04-22 1994-08-01 Connector assembly for film circuitry

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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