JP2897330B2 - マーク検出装置及び露光装置 - Google Patents

マーク検出装置及び露光装置

Info

Publication number
JP2897330B2
JP2897330B2 JP2091696A JP9169690A JP2897330B2 JP 2897330 B2 JP2897330 B2 JP 2897330B2 JP 2091696 A JP2091696 A JP 2091696A JP 9169690 A JP9169690 A JP 9169690A JP 2897330 B2 JP2897330 B2 JP 2897330B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mark
wafer
alignment
reticle
illumination system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2091696A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03290916A (ja
Inventor
範行 見留
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2091696A priority Critical patent/JP2897330B2/ja
Priority to US07/680,354 priority patent/US5172189A/en
Publication of JPH03290916A publication Critical patent/JPH03290916A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2897330B2 publication Critical patent/JP2897330B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F9/00Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically
    • G03F9/70Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically for microlithography
    • G03F9/7088Alignment mark detection, e.g. TTR, TTL, off-axis detection, array detector, video detection

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はマーク検出装置と露光装置に関し、特に電子
回路パターンが形成されているレチクルと該レチクル面
上のパターンを投影レンズにより投影するウエハとの位
置決めを高精度に行い、高い投影解像力で投影焼付けを
可能とした半導体素子製造に好適なマーク検出装置と露
光装置に関するものである。
(従来の技術) 従来より半導体素子製造用の露光装置において、レチ
クル面上のパターンをウエハ面上に投影する際、高い投
影分解能を得る為にはレチクルとウエハとの位置合わせ
(アライメント)を高精度に行う必要がある。従来より
レチクルとウエハとの位置合わせを行うアライメント装
置を有した露光装置は種々と提案されている。
このうち例えば照明系で照明されたウエハ面上の位置
合わせ用のパターン(アライメントパターン又はアライ
メントマーク)を撮像素子面上に形成し、該撮像素子で
得られたアライメントマーク像を表示装置で観察したり
又は画像処理してアライメントを行っている。
このような露光装置ではウエハ面上のアライメントマ
ークを撮像素子面上に結像させる為の対物レンズのN・
A及びウエハ面上のアライメントマークを照明する為の
照明系のコヒーレンス度σは予め設定され固定されてい
た。
(発明が解決しようとする問題点) 従来のアライメント装置では、ウエハ面上のアライメ
ントマークの段差の高さに応じて、その像のコントラス
トが変化し、低段差構造の実素子プロセスになるとアラ
イメントマークの段差の高さが低くなり、観察系で観察
されるアライメントマーク像のコントラストが低くな
り、アライメントを高精度に行うのが大変難しという問
題点があった。
本発明はアライメントマークなどのマークを照明する
為の照明系のマーク側(光射出側)のNA(開口数)とこ
のマークを観察する為の観察系のマーク側(光入射側)
のNAのうち少なくとも一方をマークの段差の高さに合わ
せて適切に設定することにより、コントラストの高いマ
ーク像が得られ、例えば低段差構造の実素子プロセスを
経たウエハのアライメントマークであっても良好なるア
ライメント精度が得られ、高い投影分解能が得られるマ
ーク検出装置と露光装置の提供を目的とする。
即ち本発明で照明系のコヒーレント度σ(=照明系
(照明光束)のNA/観察系のNA)を調整可能なマーク検
出装置と露光装置の提供を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明の露光装置は、レチクル面上のパターンを投影
レンズにより該ウエハ面上に投影する露光装置におい
て、該ウエハ面上の位置合わせ用のマークが形成されて
いるマーク領域を観察用に照明する為の照明系の一部に
開口径可変の虹彩絞りを又は/及び該ウエハのマーク領
域を観察する為の観察系の一部に開口径可変の虹彩絞り
を配置し、これらの虹彩絞りの少なくとも一方の開口径
を該マークの段差の高さに応じて変化させることによ
り、該ウエハのマーク領域の観察状態を制御したことを
特徴としている。
又本発明は、マークが形成されているマーク領域を照
明する照明系と、該マーク領域を観察する為の観察系と
を有し、該照明系と該観察系の少なくとも一方の、該マ
ーク領域側のNA(開口数)を該マークの段差の高さに応
じて可変となるようにしたことを特徴としている。
更に本発明は、段差の高さhが0<h≦0.05μmのマ
ークの像を形成する装置であって、マークを照明する照
明系のコヒーレンス度σを0<σ≦0.4としたことを特
徴としている。
(実施例) 第1図は本発明の第1実施例の要部概略図である。
本実施例では所謂ステップアンドリピートタイプの縮
小投影露光装置の位置合わせ光学系に本発明を適用した
場合を示している。
図中101,101′は照明系の一部分、102,102′は観察系
の一部分である。同図では照明系の一部101,101′と観
察系102,102′の一部は左右対称に設けられているので
以下の説明では一方のみについて説明する。
1は光ファイバーであり、その光射出端からはアライ
メント用の光束が射出している。このアライメント用の
光束は、レチクル8面上のパターンをウエハ12面上に投
影露光する露光波長と同等の波長を有し、本実施例では
露光用の照明部の光源から導いている。2は開口径可変
の虹彩絞りであり、照明系101の瞳の大きさを制御して
照明系101の光射出側のNAを変化させてコヒーレンス度
σを変化させている。103は集光レンズ、3は視野絞り
であり、ウエハ12面及びレチクル8面と光学的に共役な
位置に設けられる。そして絞り3でレジストが塗布され
たウエハ12面上のアライメントマークとその近傍以外の
パターン領域を照明しないように制限している。
4は調光の為の調光部材であり、例えば照明系101の
光軸を回転軸として回転可能な偏光板や回転可能な各部
分の光透過率を変えた可変NDフィルター等から成ってい
る。5は偏光ビームスプリッターであり、照明系101に
よる照明光をウエハ12へ効率良く導くと共に観察系102
の撮像素子16面上にウエハ12からの反射光であるウエハ
信号を効率良く導いている。17はリレーレンズ、6は開
口径可変の虹彩絞りであり、対物レンズの瞳面に配置さ
れている。また、この絞り6は虹彩絞り2と光学的に共
役な位置に設けられている。
8はレチクル、9はレチクル8のパターンを1/5に縮
小してウエハ12上へ投影する縮小投影レンズ系、12はウ
エハである。ここでは対物レンズ7のレチクル8側のNA
(開口数)と投影レンズ系9のレチクル8側のNA(開口
数)とを一致させており、また投影レンズ系7のウエハ
12側のNA(開口数)は投影レンズ系7のレチクル8側の
NA(開口数)の5倍の大きさである。
10はλ/4板、11は虹彩絞りであり、投影レンズ系9の
瞳位置に配置されており、絞り11は虹彩絞り6と光学的
に共役な位置にある。13は投影レンズ系9の光軸方向及
び光軸と直交する平面で移動できるXYステージ105面上
に設けた基準マークである。14はダハプリズムであり、
アライメントマーク像を観察する際の左右の視野を一体
化している。15はエレクターであり、ダハプリズム14の
近傍に形成されるウエハ12面上のアライメントマーク像
をリレーレンズ104と共に拡大して撮像素子(CCD)16に
再結像している。
本実施例における照明系101はファイバー1から射出
した光束を虹彩絞り2を介して、集光レンズ103で集光
して視野絞り3で光束径を絞り、以下順に調光部材4、
偏光ビームスプリッター5、リレーレンズ17、ミラー1
8、虹彩絞り6、対物レンズ7、そしてミラー19を介し
てレチクル8面上のアライメントマークに入射させてい
る。そしてレチクル8を通過した光束で投影レンズ系9
を介してウエハ12面上のアライメントマークを照明して
いる。
次に本実施例における観察系102としてはウエハ2面
上のアライメントマーク及びその近傍からの反射光束
を、投影レンズ系9で集光し、レチクル8面近傍にウエ
ハアライメントマークを結像した後にレチクル8面上の
アライメントマークからの光束をと共に順にミラー19、
対物レンズ7、虹彩絞り6、ミラー18、そしてリレーレ
ンズ17を介し、偏光ビームスプリッター5で反射して、
アライメントマークの像をダハプリズム14の近傍に形成
する一方、この反射光束をダハプリズム14で反射した後
にリレーレンズ104、エレクター15により撮像素子16面
上に導光し、その面上にレチクル8及びウエハ12面上の
双方のアライメントマークを結像している。そして撮像
素子16面上に形成された双方のアライメントマーク像を
表示装置106で観察する。
又、撮像素子16からの双方のアライメントマーク像に
対応するビテオ信号は、不図示の制御装置に信号線を介
して入力される。この制御装置は、このビデオ信号を処
理することによりレチクル8とウエハ12の位置ずれ量を
決定し、このずれ量に対応した補正信号を生成する。レ
チクル8は不図示のレチクルステージに、ウエハ10は図
示されているXYステージ105に載置されており、両ステ
ージは各々対応する不図示のステージ駆動装置で移動せ
しめることができる。ここで、制御装置はこれらのステ
ージ駆動装置の各々と信号線により電気的に接続されて
おり、制御装置からの信号に応答して各ステージ駆動装
置が対応するステージを所定量、所定方向に変位せしめ
る。本実施例では制御装置からの補正信号がXYステージ
105駆動用のステージ駆動装置に入力され、この駆動装
置がレチクル8に対するウエハ10の位置ずれを補正する
ようにXYステージ105を移動せしめて、ウエハ10の位置
決めを行う。
本実施例ではレチクル8とウエハ12のアライメントマ
ークをTTL−ONAXIS方式で検出し、明視野画像を処理す
ることでアライメントを行っている。
第2図は撮像素子16面上に形成されるアライメントマ
ーク像の説明図である。同図において斜線で示すマーク
像21,23,24,26及び21′,23′,24′,26′はレチクル8面
上の左右のアライメントマークの像(レチクル信号)、
マーク像22,25及び22′,25′はウエハ12面上の左右のア
ライメントマークの像(ウエハ信号)である。suffixの
有無が第1図の左右の観察系に対応している。27は撮像
素子16の撮像範囲、28はダハプリズム14の稜線である。
第3図は第2図に示すアライメントマーク像21,22,23
を検出方向に走査したときの出力信号である。レチクル
アライメントマーク像21,23は投影レンズ系9内のλ/4
板による周知の作用によってウエハ12からの反射光で照
らされた影絵となる為に暗い。一方ウエハ信号22は工程
によって変化する。
本実施例では特に低段差のウエハのときにウエハ信号
のコントラストが低く十分なアライメント精度が得られ
ない場合、照明系101の虹彩絞り2と観察系102の対物レ
ンズ7の虹彩絞り6の少なくとも一方の虹彩絞りの開口
径を変えている。即ち照明系のコヒーレンス度σを小さ
くし、アライメントマーク像のコントラスト(又はアラ
イメント精度と関係づけられている評価値)が最大とな
る絞り径を選択している。
即ち、本出願人は対物レンズのNAと照明系のコヒーレ
ンス度σが、実工程のウエハ上のアライメントマークを
観察する時には、その工程毎に最適のNA及びコヒーレン
ス度σがあることを見出した。
そこで観察系102の一要素である対物レンズ7の瞳に
開口部の大きさが可変である虹彩絞り6を配置し、対物
レンズのNAを可変とするか又は照明系101の集光レンズ1
03の瞳面に開口部の大きさが可変の虹彩絞り2を配置し
て、照明系のコヒーレンス度σを可変とするか、少なく
とも一方の開口部の大きさを変化させている。
このときの開口径は実工程のオフセット確認用のパイ
ロットウエハを用いて、各工程毎にある評価値が最良と
なるべく決定される。ある評価値としては例えば像のコ
ントラスト、ウエハがディフォーカスしたときの像のシ
フト量、あるいはアライメント精度と関係づけられた諸
量というものになる。
そして、各工程毎に必要とあらば絞り2の開口径を変
えて、レチクル8とウエハ12の各アライメントマークを
撮像して互いの位置関係を検出し、その検出結果に応じ
たレチクル8とウエハ12の位置合せ露光を行なう。
本実施例では開口径の決定作業を各工程毎に行なって
いるが、各ロット毎、各ウエハ毎に行なってもいい。各
ウエハ毎に行う場合には、パイロットウエハを使用する
ことなく、実際に半導体デバイスを生成する為の実素子
ウエハを使用する。
ただし、このような開口径の変更を行う場合には、比
較的段差が高いアライメントマークが形成されたウエハ
に対して設定してある基準条件(例えば対物レンズのNA
は投影レンズ系のレチクル側のNA、照明系のコヒーレン
ス度σは0.7)から、レチクル8とウエハ12の位置ずれ
検出時の条件が変わることになるので、基準条件時に定
めていた位置ずれ検出位置合せの為のオフセット量が変
動するかもしれない。従って、このようなオフセット量
の変動に対処する為に開口径を変更した場合には変更
後、前述のパイロットウエハに対する位置合せ露光を行
ない、互いに重ね合された回路パターン同志(一方は予
めウエハに形成されてあるパターン、他方は露光により
転写されたパターン)のずれを検出し、この検出結果か
らオフセット量の再設定を行なう。そして開口径を変更
して、位置ずれ検出露光を行う工程のウエハに対しては
位置ずれ検出時のオフセット量として、この再設定した
ものを使用する。
表−1は本実施例において高さ0.02μm程度といった
段差の小さい、窒化膜を施したアライメントマークを有
する実工程ウエハを用いたときの、このアライメントマ
ーク像のコントラストの、照明系のコヒーレンス度σに
よる変化の実測値である。コヒーレンス度σの値を0.7
→0.3にするとコントラストが約2倍向上することがわ
かる。
ここで対物レンズのNAは投影レンズ系9のウエハ側に
換算して0.43で一定である。虹彩絞り2の大きさの変化
に応じて撮像素子16で受ける光量は変化するが、撮像素
子16から出力される信号のレベルに基づいて調光部材4
を回転させてウエハアライメントマークを照明する照明
光の光量がほぼ一定になるように調光する。又は予め虹
彩絞り2の開口面積の変化に伴う光量変化を求めてお
き、虹彩絞り2と連動させて調光部材4を回転させて照
明光の光量を一定に保つようにしている。
2つの虹彩絞り径の最適化はその工程のパイロットウ
エハ等で行い、その工程内での照明系のコヒーレンス度
σを決定する。
このようにアライメントマークの段差の小さいウエハ
に対して、アライメントマークの段差が大きなウエハよ
りもコヒーレンス度σが小さくなるようコヒーレンス度
σの値を変化させることによりアライメントマーク像の
コントラストを上げている。
本出願人の検討によれば、段差の高さhが0<h≦0.
05μm程度のウエハアライメントマークをもつウエハに
対して、コヒーレンス度σを0<σ≦0.4程度にするこ
とにより、アライメントマークの像のコントラストを良
好に向上させることがわかった。
第4図は本発明の第2実施例の要部概略図である。
本実施例ではウエハ面上のアライメントマークを観察
する観察系として、投影レンズ系を介さないで行う所謂
オフアクシス光学系を用い、観察系中に基準マークを設
けてアライメントを行う場合を示している。本実施例に
おいて第1図で示した要素と同一要素には同符番を付し
ている。
本実施例ではファイバー1から射出した光束を虹彩絞
り2を介し集光レンズ3で集光し、調光部材4で調光
し、偏光ビームスプリッター5で反射させている。そし
てリレーレンズ17、虹彩絞り6を介し、対物レンズ7に
よりウエハ12面上のアライメントマークを照明してい
る。これにより照明系を構成している。そしてウエハ12
面上のアライメントマークを対物レンズ7で集光し虹彩
絞り6、リレーレンズ17そして偏光ビームスプリッター
5を介し基準マーク91面上に結像している。
基準マーク91はレチクル8に対し予め位置関係を知っ
ておく。その方法としては例えばレチクル8を観察する
光学系は省略してあるがその光学系と観察系102によっ
てレチクル8と基準マーク91の相対位置関係を知ってお
いて、実際の焼付けオフセットと比較すれば良い。基準
マーク91は例えば第5図に示すようなマーク121,123,12
4,126より成っており、この基準マーク91面上に第2図
に示すのと同様にしてウエハ12面上のアライメントマー
クを形成し、双方のアライメントマークをエレクター15
により撮像素子16面上に結像している。これにより観察
系を構成している。そして基準マーク91に対してウエハ
12をアライメントし、間接的にレチクル8とウエハ12と
のアライメントを行っている。
本実施例におけるウエハアライメントマーク像のコン
トラスト向上の為の動作は前記実施例と同じであり、前
記実施例と同様の効果を得ることができる。
又、本実施例のマーク観察装置を使用し、投影レンズ
系9を介してウエハ12のアライメントマークを観察する
ように構成することもできる。
以上の各実施例においては照明系のコヒーレンス度σ
を、虹彩絞り2の開口の径を変えて調整していたが、虹
彩絞り6の径を変えてコヒーレンス度σの径を変えた
り、また絞り2,6の双方の開口の径を調整してコヒーレ
ンス度σを変えてもいい。
更に、このように虹彩絞りの開口径を変える代りに、
集光レンズを変倍光学系とし、虹彩絞り2の対物レンズ
7の瞳面への結像倍率(光源像)の大きさを変えて、コ
ヒーレンス度σを変えることもできる。こうすれば照明
光の光量の変化が小さくなる。
以上の各実施例においてウエハを照明する際、露光光
の波長と同一でなく異なる波長の光束を用いて照明して
も良い。例えばHe−Neレーザー、ハロゲンランプ、キセ
ノンランプ、LED等の光源からの単色又は多色の光束を
用いても、ウエハとレチクルとのアライメントが可能な
光束であればどのような光束を用いても良い。又ウエハ
面上のアライメントマークの観察を明視野の代わりに暗
視野で行うようにしても良い。
(発明の効果) 本発明によればウエハ面上のアライメントマークなど
の段差マークを照明する照明系のコヒーレンス度σをマ
ークの段差の高さに応じて変化させることにマークの段
差の高さに係わらず常に良好なコントラストのマーク像
を形成できる。従って例えば、低段差構造の実素子プロ
セスを経たウエハのアライメントマークを観察する場合
であっても、コントラストの高いアライメントマーク像
が観察出来、高精度なアライメントが出来、高い投影分
解能が容易に得られる半導体素子製造に好適な露光装置
を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の要部概略図、第2図は第
1図の一部分の説明図、第3図は第2図のアライメント
マーク像の検出方向の積分波形図、第4図は本発明の第
2実施例の要部概略図、第5図は第4図の一部分の説明
図である。 図中、101は照明系、102は観察系、1,1′はファイバ
ー、2,2′,6,6′は虹彩絞り、103,103′は集光レンズ、
3,3′は視野絞り、4,4′は調光部材、5,5′は偏光ビー
ムスプリッター、17,17′,104はリレーレンズ、18,1
8′,19,19′はミラー、7,7′は対物レンズ、8はレチク
ル、9は投影レンズ、12はウエハ、14はダハプリズム、
15はエレクター、16は撮像素子、91は基準マーク、21,2
3,24,26,21′,23′,24′,26′はレチクルアライメント
マーク、22,25,22′,25′はウエハアライメントマーク
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 21/027

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レチクル面上のパターンを投影レンズによ
    り該ウエハ面上に投影する露光装置において、該ウエハ
    面上の位置合わせ用のマークが形成されているマーク領
    域を観察用に照明する為の照明系の一部に開口径可変の
    虹彩絞りを又は/及び該ウエハのマーク領域を観察する
    為の観察系の一部に開口径可変の虹彩絞りを配置し、こ
    れらの虹彩絞りの少なくとも一方の開口径を該マークの
    段差の高さに応じて変化させることにより、該ウエハの
    マーク領域の観察状態を制御したことを特徴とする露光
    装置。
  2. 【請求項2】マークが形成されているマーク領域を照明
    する照明系と、該マーク領域を観察する為の観察系とを
    有し、該照明系と該観察系の少なくとも一方の、該マー
    ク領域側のNA(開口数)を該マークの段差の高さに応じ
    て可変となるようにしたことを特徴とするマーク検出装
    置。
  3. 【請求項3】前記照明系と前記観察系は互いに対物レン
    ズを共有しており、前記観察系は前記マーク領域からの
    反射光を該対物レンズを介して検出し、前記位置合せ用
    マークを観察することを特徴とする請求項2記載のマー
    ク検出装置。
  4. 【請求項4】段差の高さhが0<h≦0.05μmのマーク
    の像を形成する装置であって、マークを照明する照明系
    のコヒーレンス度σを0<σ≦0.4としたことを特徴と
    するマーク検出装置。
JP2091696A 1990-04-06 1990-04-06 マーク検出装置及び露光装置 Expired - Fee Related JP2897330B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2091696A JP2897330B2 (ja) 1990-04-06 1990-04-06 マーク検出装置及び露光装置
US07/680,354 US5172189A (en) 1990-04-06 1991-04-04 Exposure apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2091696A JP2897330B2 (ja) 1990-04-06 1990-04-06 マーク検出装置及び露光装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03290916A JPH03290916A (ja) 1991-12-20
JP2897330B2 true JP2897330B2 (ja) 1999-05-31

Family

ID=14033679

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2091696A Expired - Fee Related JP2897330B2 (ja) 1990-04-06 1990-04-06 マーク検出装置及び露光装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5172189A (ja)
JP (1) JP2897330B2 (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3168018B2 (ja) * 1991-03-22 2001-05-21 キヤノン株式会社 基板吸着保持方法
EP0568478A1 (en) * 1992-04-29 1993-11-03 International Business Machines Corporation Darkfield alignment system using a confocal spatial filter
US5729331A (en) 1993-06-30 1998-03-17 Nikon Corporation Exposure apparatus, optical projection apparatus and a method for adjusting the optical projection apparatus
JP3477838B2 (ja) 1993-11-11 2003-12-10 株式会社ニコン 走査型露光装置及び露光方法
JP3339149B2 (ja) * 1993-12-08 2002-10-28 株式会社ニコン 走査型露光装置ならびに露光方法
JPH0864500A (ja) * 1994-08-25 1996-03-08 Hitachi Ltd 信号処理方法および位置検出光学系の調整方法およびターゲットパターンならびに露光方法および露光装置
JPH08339952A (ja) * 1995-06-12 1996-12-24 Mitsubishi Electric Corp マーク位置識別装置およびマーク位置識別方法
JPH11233429A (ja) * 1998-02-13 1999-08-27 Canon Inc 露光方法及び露光装置
US6278856B1 (en) * 1998-09-03 2001-08-21 Canon Kabushiki Kaisha Developing apparatus featuring a brush roller having both low and high resistance filaments
JP2005004181A (ja) * 2003-05-21 2005-01-06 Fujinon Corp 可視光・赤外光撮影用レンズシステム
US7539870B2 (en) * 2004-02-10 2009-05-26 Microsoft Corporation Media watermarking by biasing randomized statistics
CN1794095A (zh) * 2006-01-06 2006-06-28 上海微电子装备有限公司 投影曝光装置中的同轴位置对准***和对准方法
JP5879285B2 (ja) * 2012-02-29 2016-03-08 富士フイルム株式会社 音響波検出用プローブおよび光音響計測装置
CN106356310B (zh) * 2015-07-14 2019-07-09 睿励科学仪器(上海)有限公司 一种对晶圆中的低对比度定标区域实施定标的方法
CN107290943B (zh) * 2016-03-31 2019-01-29 上海微电子装备(集团)股份有限公司 同轴掩模对准装置、光刻设备及对准方法
JP2020122930A (ja) * 2019-01-31 2020-08-13 キヤノン株式会社 計測装置、露光装置及び物品の製造方法
JP7366626B2 (ja) * 2019-07-31 2023-10-23 キヤノン株式会社 判断装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4939630A (en) * 1986-09-09 1990-07-03 Nikon Corporation Illumination optical apparatus
US4943733A (en) * 1987-05-15 1990-07-24 Nikon Corporation Projection optical apparatus capable of measurement and compensation of distortion affecting reticle/wafer alignment
JP2699433B2 (ja) * 1988-08-12 1998-01-19 株式会社ニコン 投影型露光装置及び投影露光方法

Also Published As

Publication number Publication date
US5172189A (en) 1992-12-15
JPH03290916A (ja) 1991-12-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2897330B2 (ja) マーク検出装置及び露光装置
US5268744A (en) Method of positioning a wafer with respect to a focal plane of an optical system
US5721605A (en) Alignment device and method with focus detection system
JPH0821531B2 (ja) 投影光学装置
US4617469A (en) Exposure apparatus with detecting means insertable into an exposure path
JPH02292813A (ja) 自動焦点合せ装置
JPH11251229A (ja) 露光装置およびデバイス製造方法
US6023321A (en) Projection exposure apparatus and method
JP2633028B2 (ja) 観察方法及び観察装置
JP2002025879A (ja) 光学的位置ずれ検出装置
US5790258A (en) Position detecting device
JPH11288867A (ja) 位置合わせ方法、アライメントマークの形成方法、露光装置及び露光方法
JP2000156337A (ja) 位置検出方法、位置検出装置、投影露光方法、投影露光装置、およびデバイスの製造方法
JPH10172900A (ja) 露光装置
JP2006078262A (ja) 位置検出装置、露光装置、計測システム及び位置検出方法
JP2771136B2 (ja) 投影露光装置
JPH113853A (ja) 位置検出方法及び位置検出装置
JP2771138B2 (ja) 投影露光装置
JPH1064808A (ja) マスクの位置合わせ方法及び投影露光方法
JP2821148B2 (ja) 投影露光装置
JPH07321030A (ja) アライメント装置
JP2771137B2 (ja) 投影露光装置
JPS63221616A (ja) マスク・ウエハの位置合わせ方法
JP3352161B2 (ja) 露光装置及びそれを用いた半導体チップの製造方法
JPH01209721A (ja) 投影露光装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080312

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090312

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100312

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees