JP2894919B2 - 粉砕ロール - Google Patents

粉砕ロール

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JP2894919B2
JP2894919B2 JP5094115A JP9411593A JP2894919B2 JP 2894919 B2 JP2894919 B2 JP 2894919B2 JP 5094115 A JP5094115 A JP 5094115A JP 9411593 A JP9411593 A JP 9411593A JP 2894919 B2 JP2894919 B2 JP 2894919B2
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Japan
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crushing
blade
pair
rolls
roll
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JP5094115A
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憲章 山口
理枝子 久保田
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HAUSU SHOKUHIN KK
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HAUSU SHOKUHIN KK
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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25CPRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
    • F25C5/00Working or handling ice
    • F25C5/02Apparatus for disintegrating, removing or harvesting ice
    • F25C5/04Apparatus for disintegrating, removing or harvesting ice without the use of saws
    • F25C5/046Ice-crusher machines

Landscapes

  • Crushing And Grinding (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に氷塊のような摩擦
抵抗の小さい物体を所定の大きさに粉砕する粉砕ロール
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の物体粉砕装置には、例えば、表面
の刃先部を山型に成形した一対のロールを互いに対向さ
れて配置したものが知られており、その装置はロールの
山と山の幅(ピッチ)、ロールの間隔(クリアランス)
を任意に調節することにより、シャープな粒度分布を得
ることができる。又、氷を粉砕する粉氷機としては、例
えば実公昭60─9655号に示すように、回転刃,固
定刃,粒度調節体により、氷片の粒度を調節して、容器
の大きさ等に見合う大きさの氷片を得ることができる装
置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者の装置
は,各種食品・化学品・医薬品等の粉砕には適するが、
氷塊のような摩擦抵抗の小さい物体を粉砕処理する場合
では、その物体が対向する一対のロール上で滑ってしま
い、そのロール間に入り込まず、粉砕処理を適切に行う
ことができない場合があるという問題点があった。又、
後者の粉氷機によれば、氷のような摩擦抵抗の小さい物
体を粉砕することができるが、微粉の発生の少ないシャ
ープな粒度分布を得ることはできないという問題点があ
った。本発明は、上記問題点に鑑み、氷のような摩擦抵
抗の小さい物体を、同一形状にかつ、シャープな粒度分
布が得られるように粉砕処理することができる粉砕ロー
ルを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、物体を所定の大きさに粉砕する一対の粉砕
ロールにおいて、各粉砕ロールの表面には、円周方向に
刃部と凹溝が交互に配列された一対の凸状部を有する粉
砕刃が,間隔を隔てて軸線方向に複数設けられている。
又、粉砕刃の刃部と凹溝は、軸に平行に配置されてお
り、一対の凸状部における刃先間の間隔と、互いに隣接
する粉砕刃間の間隔は同一であり、一対の粉砕ロール
を、前記刃先間の間隔分、互いに軸線方向にずらして配
置するのが好ましい。各粉砕ロールは、ステンレスで形
成され、粉砕刃の刃部の先端は、断面略三角形状である
のが好ましい。
【0005】
【作用】本発明によれば、各粉砕ロールの表面には、円
周方向に刃部と凹溝が交互に配列された一対の凸状部を
有する粉砕刃が,間隔を隔てて軸線方向に複数設けられ
ているので、氷塊のような摩擦抵抗の小さい物体であっ
ても、刃部間にある凹溝の中に物体を入りこませること
ができ、物体は粉砕ロール上で滑ることはない。従っ
て、物体を粉砕ロールの間にスムーズに噛み込ませて粉
砕することができる。 又、一対の凸状部における刃先
間の間隔と、互いに隣接する粉砕刃間の間隔は同一であ
り、前記一対の粉砕ロールを、前記刃先間の間隔分、互
いに軸線方向にずらして配置しているので、刃先部分で
できる空間が同一形状になり、粉砕後は、間隔と厚さの
等しい形状の物体を得ることができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。粉砕装置Aは、図1に示すように、氷塊のような
摩擦抵抗の小さい物体(図示せず)を投入する投入ホッ
パー1と,その投入ホッパー1から供給された物体を粉
砕する本発明に係る一対の粉砕ロール2,2′と,粉砕
ロール2,2′を回転自在に収容し、架台3上に設けら
れた粉砕室4と、粉砕ロール2,2′によって粉砕され
た物体を外部に排出する排出シュート5とを有する。架
台3上には駆動モータ6が設けられ、その駆動モータ6
の回転力は、駆動モータ6の軸に取り付けられた複数の
ギア7,粉砕ロール2の回転軸2aに取り付けられたギ
ア8,9,粉砕ロール2′の回転軸2′aに取り付けら
れたギア10を介して一対の粉砕ロール2,2′に伝達
する。なお、11は、移動用のキャスターである。
【0007】図2から図5は、本発明に係る一対の粉砕
ロール2,2′の構成を示す説明図である。各粉砕ロー
ル2,2′は共に同一構成であり,図5から明らかなよ
うに、各粉砕ロール2,2′の表面には、円周方向に刃
部20aと凹溝20bが交互に配列された一対の凸状部
20cを有する粉砕刃20が,間隔を隔てて軸線方向に
複数設けられている。粉砕刃20の刃部20aと凹溝2
0bは、軸に平行になっている。又、一対の凸状部20
cにおける刃部20aの刃先20d間の間隔(M)(図
3参照)と、互いに隣接する粉砕刃20間の間隔(N)
は同一の長さになるように形成されている。さらに、一
対の粉砕ロール2,2′は、刃部20aの刃先20d間
の間隔(MないしN)分、互いに軸線方向にずらして配
置されている。
【0008】各粉砕ロール2,2′の材質は、鉄,ステ
ンレス等が利用できるが、錆の発生のないステンレスが
好ましい。又、粉砕ロール2,2′の刃の長さ,凹溝の
長さ,粉砕ロールの刃の間隔等は、粉砕物の粒径の大き
さをどの程度にするかによって適宜決められる。例え
ば、厚さ5mmの氷を粉砕物の粒径を2830μm〜5
00μmの大きさに粉砕する場合には、粉砕ロールの刃
部20aの円周方向の長さ(K)は3〜5mm,凹溝の
円周方向の長さ(L)は2〜3mm,刃部20aの刃先
20d間の間隔(M)及び互いに隣接する粉砕刃20間
の間隔(N)は2.5〜3mm,粉砕ロールの間隔(ク
リアランス)は,0〜3mm,粉砕ロールの刃部20a
の高さは4〜5mmの範囲内に調節するのが好ましい
(図3参照)。
【0009】粉砕ロールの回転数は、25〜100rp
mの範囲内にあるのが好ましい。これより回転数が低い
場合には生産効率が低下し、回転数が高い場合には微粉
量が増加するからである。粉砕ロールの刃部20aの先
端部の形状は、断面略四角形状,断面略三角形状等が考
えられるが、氷等の物体と点で接し微粉の発生量を防止
できる三角形状が最も好ましい。投入ホッパー1に物体
を投入すると、物体は粉砕室4の中に落下し、一対の粉
砕ロール2,2′によって粉砕される。一対の粉砕ロー
ル2,2′の表面に、円周方向に刃部20aと凹溝20
bが交互に配列された一対の凸状部20cを有する粉砕
刃20が,間隔を隔てて軸線方向に複数設けられている
ので、氷塊のような摩擦抵抗の小さい物体であっても、
刃部20a間にある凹溝20bの中に物体を入りこませ
ることができるので、物体は粉砕ロール2,2′上で滑
ることはない。従って、物体を粉砕ロール2,2′の間
にスムーズに噛み込ませてシャープな粒度分布で粉砕す
ることができる。
【0010】一対の凸状部20cにおける刃先20d間
の間隔と、互いに隣接する粉砕刃20間の間隔は同一で
あり、一対の粉砕ロール2,2′を、刃先20d間の間
隔分、互いに軸線方向にずらして配置されているので、
刃部20aによって構成される各空間の形状(R)(図
3の斜線部)が同一となり、粉砕後、間隔と厚さの等し
い形状の物体を得ることができる。粉砕された物体は,
排出シュート5によって外部に排出される。以上、本発
明の好ましい実施例を説明したが、発明の範囲又は精神
に逸脱することなく、特許請求の範囲に記載された技術
的事項の範囲内において開示した実施例に種々の変更を
することができることは明らかである。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、一対の粉砕ロールの表
面に、円周方向に刃部と凹溝が交互に配列された一対の
凸状部を有する粉砕刃が,間隔を隔てて軸線方向に複数
設けられているので、氷塊のような摩擦抵抗の小さい物
体であっても、刃部間にある凹溝の中に物体を入りこま
せることができるので、一対の粉砕ロールの間に物体を
スムーズに噛み込ませて、微粉の発生の少ないシャープ
な粒度分布で粉砕することができる。又、一対の凸状部
における刃先間の間隔と、互いに隣接する粉砕刃間の間
隔は同一であり、一対の粉砕ロールを、刃先間の間隔
分、互いに軸線方向にずらして配置されているので、刃
部によって構成される空間の形状が等しくなり、粉砕
後、間隔と厚さの等しい形状の物体を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の粉砕ロールを用いた粉砕装置の全体構
成を示す斜視図である。
【図2】本発明の粉砕ロールの構成を示す平面図であ
る。
【図3】本発明の粉砕ロールの刃先部分を示す拡大平面
図である。
【図4】本発明の粉砕ロールを示す要部側断面図であ
る。
【図5】各粉砕ロールの粉砕刃の構成を示す要部斜視図
である。
【符号の説明】
A…粉砕装置 1…投入ホッパー1 2,2′…粉砕ロール 3…架台 4…粉砕室 5…排出シュート 6…駆動モータ 20…粉砕刃 20a…刃部 20b…凹溝 20c…凸状部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B02C 18/00 - 18/44 F25C 5/04 302 B02C 1/00 - 7/18

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物体を所定の大きさに粉砕する一対の粉砕
    ロールにおいて、 各粉砕ロールの表面には、円周方向に刃部と凹溝が交互
    に配列された一対の凸状部を有する粉砕刃が,間隔を隔
    てて軸線方向に複数設けられていることを特徴とする粉
    砕ロール。
  2. 【請求項2】前記粉砕刃の刃部と凹溝は、軸に平行に配
    置されており、一対の凸状部における刃先間の間隔と、
    互いに隣接する粉砕刃間の間隔は同一であり、 前記一対の粉砕ロールを、前記刃先間の間隔分、互いに
    軸線方向にずらして配置したことを特徴とする請求項1
    記載の粉砕ロール。
  3. 【請求項3】前記各粉砕ロールは、ステンレスで形成さ
    れることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の粉砕
    装置。
  4. 【請求項4】前記粉砕刃の刃部の先端は、断面略三角形
    状であることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれ
    か記載の粉砕装置。
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CN114737261B (zh) * 2022-04-15 2023-07-18 海南大学 椰壳纤维提取制块集成加工装置与方法

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